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録音&旅日記ジャンプ

Diary 物覚えの悪い自分のために、録音や撮影関係の仕事と旅行中のメモ代わり、さらにサイトの更新記録を兼ねて、不定期の日記を付けることにしました。特に秘密にするほどの内容でもないので、とりあえず公開します。なお、登場する方々のお名前の敬称は略させていただくこともあります。
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2005年2月5日(土)〜6日(日)
奄美島唄の録音

 今日と明日の2日間で、奄美島唄の録音を吉祥寺のラ・フォルテ・カフェの地下スタジオにて行う。唄者は、奄美から上京した喜界島出身の牧岡奈美さん。彼女がまだ高校生の時からCD録音をさせていただいている。CDもジャバラレコードだけでなく、奄美のセントラル楽器からもリリースされている。今春、名瀬市内の保育園に就職が決まったそうだ。プロデューサーはジャバラレコードの森田純一氏。今回の録音も、若手唄者のひとつの方向性となっている洋楽器や民族楽器とのコラボレーションなので、録音は8トラックのマルチ方式とした。といっても、全員参加の一発録りなので、緊張感はワンポイント録音と何ら変わらない。伴奏は、河西堅(ギター、ウクレレ、マンドリンほか)、森俊也(ギター、ブズーキほか)、あずまけいこ(バイオリン)、まや・バルー(フルート)の“レギュラー陣”に加え、今回新たに高田正則(ドラムス、パーカッション)、竹田裕美子(ピアノ、キーボード)両氏が参加。さらに当ラ・フォルテ・カフェのオーナーで、チューバ奏者の大沢健一氏も飛び入り演奏した(実はこれまでも、ここで収録した島唄CDには1〜2曲ずつ参加している裏レギュラーなのだ)。
 初日は11時に集合。機材搬入の後、さっそくセッティング。と言っても、1曲ずつ編成もアレンジも異なるので、基本的な準備を終えたら、あとは曲が仕上がるのを待つしかない。前もってアレンジができている曲はないのだ。その場で唄を聴き、プロデューサーの基本路線のもと、各自がイメージを膨らませて、楽器構成やアレンジを考えていく。アーティストたちのイマジネーションを大切にした、ジャバラレコードのいつもの録音スタイルだ。1日目の収録曲は、『よいすら節』『諸鈍長浜節』『黒だんど節』『磯加那節』『塩道長浜節』『雨ぐるみ』の6曲。2日目も11時に集合して、『行きゅんにゃ加那節』『長雲節』『かんつめ節』『むちゃ加那節』『一切あさばな節』『俊金節』『糸繰節』などを収録、21時すぎに終了した。皆さんお疲れさまでした。

2005年2月7日(月)〜8日(火)
熊本へ出張

 熊本市の浄化センターの安全衛生への取り組みに関する取材に同行、安全管理士による点検の様子を写真撮影する。8日の朝が早いので、熊本市内に前泊したが、夕食がてら出かけた繁華街の、広くきれいなアーケードに驚いた。ファッションから本、CDまで、ありとあらゆるトレンドがここで手に入るようだ。アーケードに直交する路地の向こうに、熊本城の天守閣が望まれるのも、由緒ある城下町の趣が感じられて楽しかった。

2005年2月9日(水)
CDプレス用マスターディスクを作成

 演奏者から最終OKの出たマスタリング済みの音源2タイトルを、プレス用のマスターCD-Rに焼く。ひとつは「オルガンCD」、もうひとつは「薩摩琵琶」のCDだ。前者は3月中旬にリリース予定、後者は4月ごろのリリース予定とのこと。

2005年2月14日(月)
「板橋&林デュオ」のCDマスタリング

 1月早々にライブ録音した板橋文夫&林栄一デュオの音源を、編集・マスタリングする。13時ごろ、板橋氏とマネージャーの鈴木さんが来宅。前作(ライブ・アット・ピットイン)の続編となるこのCDは、全編が横浜ドルフィーでライブ収録したもの。すでに全音源をCD-Rに焼いて聴いていただいているので、作業は順調に進む。音のほうも、仮編集の際に調整したものが板橋氏のお気に召していただけたようで、部分的なバランス調整を施しただけで、基本的にはすんなりとOKが出た。最終的な選曲でもう少し検討したいとのことだったので、確認用のCD-Rを焼いてこの日の作業は21時ごろに終了。夕食は、板橋氏お気に入りのトンカツ屋で。どうもお疲れさまでした。

2005年2月16日(水)
サイト内のCDライブラリーを手直し

 私が録音したCDの紹介コーナーを手直しする。これまでは適宜ピックアップして掲載していたのを、手元にディスクが届いているものを極力紹介することに改めたからだが、CDジャケ写を新たに撮影したり、データ入力するのに丸1日かかった。集めてみると、自分でも驚くくらいCD点数が増えていたので、音楽ジャンル別にページを分けて、見やすく工夫もしてみた。
CDライブラリー

2005年2月19日(土)〜20日(日)
紀伊田辺へ出張

 武蔵坊弁慶の生誕地とされる和歌山県田辺市に出張、弁慶ゆかりの史跡や遺物を撮影する。弁慶の腰掛け石、弁慶産湯の井戸、弁慶産湯の釜、義経愛用の笛ほか、いろいろあった中で印象に残ったのが、史跡・遺物の類ではないものの、写真左の弁慶マスコット。駅前や飲食街の入り口のポール上にちょこんと載っている、アルミ(それともステンレス?)のロボット風弁慶が何ともひょうきんで愛らしかった。どこか、キテレツ大百科のコロ助に似ている! 携帯ストラップはないのかな? そして、生身の弁慶も登場。写真右は、地元有志による弁慶一座。各地のイベントに参加して、紀伊田辺の観光PRに一役買ったり、踊りや演劇などのパフォーマンスを演じているそうだ。この日は、弁慶ゆかりの神社で催された朝市(弁慶市)に出陣して、多くの買い物客に囲まれていた。全員、ボランティアとは思えない、堂々たる役者ぶりだ。

2005年2月22日(火)
「尺八」のCDマスタリング

 2003年8月に収録した邦楽の音源をマスタリングする。演奏者はスウェーデン人の尺八奏者、リンデル儘盟さん。すでに彼のリーダーアルバムほか数タイトルを録音し、リリースされている。地元のホールにて収録したこの音源は、無指向性マイクによるワンポイントで24ビット収録したもので、今もなお音の鮮度は抜群に高い。この音源から、尺八の本曲集と、三味線や琵琶、小鼓などが参加したアンサンブルと、2枚のCDをリリースするそうだ。リンデルさん立ち会いのもと、10時からの作業では、まずは尺八本曲から編集を開始。これが終わったのち、アンサンブルの編集も行ったが、こちらは暫定的なCD-Rを焼くまでで電車の時間となった。リリースは今秋と来春に分けるそうなので、慌てる必要はない。じっくりと進めていくことになりそうだ。お疲れさまでした。

2005年2月23日(水)
「板橋&林デュオ」のマスターにテイクを追加

 先日、編集した「板橋&林デュオライブ」のマスターに、別テイク(昨年、新宿ピットインで収録したもの)を追加することになり、その作業を行う。時間と場所の異なる音源だが、今回録音した音に入れても違和感のないサウンドに仕上げられたと思う。確認用のCD-Rを焼いて、板橋氏に郵送した。その後、明日のジャバラレコードのマスタリングに備えて、音源をパソコン上に用意する。

2005年2月24日(木)
ジャバラレコードのマスタリング

 昨年11月に奄美で収録した、中村瑞希さんのCDマスタリングを行う。今回の音源は、フォステクスのメモリーレコーダーFR-2に24ビットで収録したものだが、改めてモニターしても、音の立ち上がりやキレが良好で、DATに比べてもよりクリアなサウンド。搭載されているマイクプリも、極端な味付けがなく、素直な印象だ。機材の総量が限られる出張録音にはもってこいの録音機と言えそう。10時30分ごろ、ジャバラレコードの森田氏が来宅。アルバムの曲順に音を仕上げていった。瑞希さんの唄と三味線の実力には定評があるが、以前にも増して安定感があり、大きな編集をすることもなく、サクサクと曲を仕上げることができた。さすが! 全17曲、70分超の聴き応え十分のアルバムになりそう。

2005年2月28日(月)
「プロフィル」に写真掲載!

 中村瑞希さんのCDマスタリングに関し、プロデューサーの森田氏から1曲カット、および若干の追加編集の依頼がきたので、その作業をする。全16曲、67分のアルバムとなった。
 雑誌掲載用にセルフポートレートを撮ったので、当サイト上でも公開することにした(評判が芳しくないようなら引っ込めます!)。実は、別の写真をプロフィル内の秘密のページに、以前から公開しているのだが、たぶんまだ誰にも発見されていないようだ。発見者には
記念品(!?)を出そうかな。

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