このページ、私は少し荒れる。
きわめて個人的な意見だが、額束は好きではない。
蛇足に思えて仕方ない。

上のように額を付けるならまだしも、下の画像のように装飾としてではなく、
分けて作った笠木と島木を中央で支える部品としての役割を担わされているものが多い。

近年、鳥居は材質の変化の影響で、本来の形や意味がないがしろにされつつある。



笠木と島木が一体化しているのも嫌なのに、左右に分割されて作られている鳥居が多い。
「作りにくいから半分ずつ加工しちゃえ。後でくっつければいいや」
と安易な手段に逃げてはいないか。

その上、額を掲げるわけでもなく文字を刻むわけどもないとって付けたような額束。
「これじゃ真ん中で折れちゃうな。そうだ石をかまそう。額のようにも見えて一石二鳥!」
そんな理由で付けてはいないか。
発想と見た目が貧乏臭くて嫌いである。
こうした造りは鳥居の美観も損なうと思っている。

逆にこういう鳥居は「いい仕事してるなぁ〜」と思う。



笠木と島木が一体になってはいるものの、笠木もヌキも一本の石柱で形成されており、
ヌキも柱を貫いている。

設計者にはもっと鳥居を勉強して欲しい!
職人には手を抜かないで欲しい!
発注者には予算をケチらないで欲しい!
以上、私からのお願いです。


デザイン的にアレをよしとする方もいらっしゃるでしょう。
好みの問題なので否定はしません。
コストや強度等の制約があるのかもしれません
しかし、作り手に受け継がれてきた神道文化を尊重しようとする意思が有るのか?
わたしはそこまで考えてしまうのです。


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