男日記(2000年)
■1月31日(月) 晴れ ときどき 雪
ファミレスに入った。
ウェイトレスのねーちゃんが言う、
「おタバコの方は吸われますか?」
の方って言うなぁ!!
■1月30日(日) 晴れ
コンビニで買い物をした。
レジのねーちゃんが言う、
「1000円からお預かりしまーす」
からって言うなぁ!!
■1月29日(土) 晴れ
演歌が低迷しているらしい。
昨年販売されたCDの内、演歌の占める割合は約3%だったそうだ。
「日本の心である演歌が、なぜこんなにすたれたのか?」
とラジオでやっていた。
それは演歌が日本の心ではなかったからだよ。
■1月28日(金) 晴れ
昨夜また雪がちらついた。
今日は早出だ。
昨日のことを考えて2時間早く家を出た。
そうしたら2時間早く職場に着いた。
いったいなんだというのだ!
腹が立つ!
■1月27日(木) 晴れ のち 雪
朝、ほんの少し雪が積もっていた。
屋根や田んぼがうっすらと白くなる程度。
にもかかわらず大渋滞!
路上に雪はほとんど無いというのに・・・
山陽の人間は何故こんなにも雪に弱いのか・・・
用心して1時間早く出たのに普段より1時間遅く着いた。
どこかのバカのせいでこっちまでバカみたいだ。
腹が立つ!
今夜も雪がチラついている。
明日は早出だ。
とすると2時間早めて5時に家を出なければならんのか!?
腹が立つ!
バカは車に乗るな!
■1月26日(水) 晴れ のち 雪
仕事で中学校に立ち寄った。
給食室へ続く渡り廊下の黒板に
「本日のメニュー ふぐ雑炊」
と書かれていた。
「本日のメニュー ふぐ雑炊」(キモ入り)
とラクガキしたくなるのをグッとこらえた。
この学校の生徒は欲が無いな。
こんなにおいしいネタがふられているのにな。
■1月25日(火) くもり
「どんな女がタイプなわけ?」
「俺に惚れない女」
「じゃあダメじゃん」
そうか。
■1月24日(月) 雨(in松江)
出張のついでに出雲地方の神社を訪ねて回った。
こっちの狛犬は独特のポーズをしている。
「おすわり」型ではなく、頭を下げてお尻を高く上げたポーズ。
「おねだり」型と勝手に呼んでいる。
しめ縄も変わった形をしていた。
土地の人にとってはこれが標準形なのだろうな。
松江市内の神社では下アゴが砕かれた狛犬が目に付いた。
「アゴが外れたみたいだ」と初めのうちは笑っていたが、行く先々で見るにつけ嫌な気分になった。
同一人物の仕業だろうか。
心無いことをするものだ。
益田駅で乗り換えに3時間待つことになった。
山陰線全般にいえることだが列車の連絡が悪い。
気を取り直して神社を探すことにした。
思わぬ収穫があったが今度は乗り遅れそうになり、かなり焦った。
山陰を電車で旅するのは大変。
■1月23日(日) 小雨(in米子)
やさしさが空回りしている人がいた。
親切でしているのだろうが、周りの人は迷惑そうだ。
自分では気付かないだろうし、周りの人も教えないだろう。
39才・独身だそうだ。
俺も気を付けなければ。
■1月22日(土) くもり(in米子)
最近の子供番組に悲劇のヒーローを見かけない。
絶対的な正義を掲げるヒーローばかりだ。
『人造人間 キカイダー』や『超人機 メタルダー』が好きだった俺には物足らない。
もっとこう子供たちが本気で応援するような、
「可哀相で見ていられない」と、テレビの前から逃げ出すような、
そんな話は作れないものかと考えてみたら、ものすごく可哀相な話ができてしまった。
名付けて『蒼き流星 マシンダー』
馬鹿なことだが自分で作っていながら涙が出た。
あまりに可哀相なのですごい必殺技を作ってあげた。
その名も『極限地獄極楽拳』
しかしこれがまた可哀相な技になってまた泣いた。
今、脚本化と投稿を真剣に考えている。
未来の俺よ、読んでいたら教えて欲しい。
この件どうなった?
■1月21日(金) くもり
今日はなぜか屁がよく出る。
しかもとてつもなく臭い。
どのくらい臭いかというと、自分で嗅いでて具合が悪くなるくらい臭い。
「俺は糞袋か」
自尊心が保てなくなるくらい臭い。
「臭くてごめんなさい。生きててごめんなさい」
存在理由すら危うくなるくらい臭い。
実際どの位の割合かはわからないけど、一つのベッドや布団で寝る夫婦っているよね。
あの状態での屁ってどうなんだろう。
夫婦ならば相手の屁さえ愛しく感じるものなのだろうか。
俺は嫌だな。
愛が薄いのかな。
屁は濃いけどね。
■1月20日(木) くもり ときどき 雪
人を疑うことの必要性を説かれた。
なるほど。
現実論としてそのような考え方もあるか。
しかしそれが人種差別や部落差別から出たものであるならば賛同はできん!
思ったよりも差別や偏見は身近で根強い。
世間ってやつはなかなか手強いぞ。
■1月19日(水) 雨 のち 雪のはずが晴れ、と見せかけて雨。ちらっと初雪
会社の車で事故った。
相手は変な路駐してた車。
サイドミラーカバーちょい欠け。
こっち傷無し。
目撃者0。
さあ、困った!
俺の良心回路と悪魔回路が大葛藤を始める。
いっそのこと目撃者や被害者がその場にいたほうが気が楽。
選択の余地が無いから。
ばっくれれば100%ばれっこないこの状況では「逃げる」という魅力的な選択肢が与えられる。
俺の不完全な良心回路には凄まじい負荷がかかった。
かなり悩んだ末、連絡先を書いたメモをワイパーに挟んで帰ることにした。
被害者の気持ちを考えた。
もし俺が当て逃げすれば、その人はとても悲しい思いをするだろう。
そして自分が事故を起こした時、状況が許せば高確率で当て逃げするようになるだろう。
それでは世界に不幸が蔓延してしまう。
悲しみのドミノ倒しだ。
それは避けたい。
「因果応報」「そんな事をすれば俺が俺でなくなってしまう」等、あれやこれやで悪魔回路を説得する。
最終的に「痛むのは俺の懐ではない」ということで折れてくれた。
なかなか話せる奴だ。
当然のこととはいえ、俺にとってはかなりエネルギーの要る選択だった。
「こんな事になるなら、ばっくれときゃよかった」
そんな結末にならないことを願う。
※後日談
丸くおさまりました。
■1月18日(火) 晴れ
げっぷが出るまでカニ食った。
■1月17日(月) 晴れ
友人から第一子誕生のメールが届いた。
めでたい!
うれしい!
うらやましい!
俺も生き物として生まれたからには子孫を残したい。
何億年も連綿と続いてきた血を絶やすのは忍びない。
実際には俺の血が途絶えたからって、社会や宇宙には何の影響も無いからいいのだが、
倫理観や道徳観に欠けた連中がコロコロと子供を作っている現状には腹が立つ。
未来のことを考えてみる。
人類はもう少し進化し、もう少し栄えるだろう。
しかし必ず破局を迎える時が来る。
1000年先か100000000年先か。
子孫を残さなければ、俺の子孫が人類の衰退や絶滅の過程において辛い目にあうこともない。
もっと近い将来で言えば、戦争や災害や病気や生活に苦しむことはない。
それはそれでいいのではないかとも思う。
何かが俺の本能を狂わせているのだろうか?
■1月16日(日) 晴れ
いいものを見つけた。
椎名林檎の歌。
今、車の中で、部屋の中で、そして頭の中でかかりっぱなしになっている。
リズムを押さえ、旋律をなぞるだけの歌い手は多いが、彼女の表現力は群を抜いている。
奇麗事だけでなく、人間の内面のドロドロしたものまでエネルギッシュに歌い上げている。
そういう意味では戸川純や、さねよしいさ子も好きだが、椎名林檎は彼女たちよりもセクシーだ。
溢れんばかりの才能をフルに活用している。
自分の見せ方を知っているかっこいい女だ。
いや、いいものを見つけた。
刺激になるぜ。
■1月15日(土) 晴れ
パティーのさかりが終わった。
その豹変ぶりは見事だ。
あれだけ擦り寄ってきていたのに俺を見ると一目散に逃げる。
あれだけ愛撫を求めていたのに手を出すと噛む。
元通りのパティーだ。
「ゲ〜、お父ちゃんが帰って来たでし」
最愛の娘に嫌われる快感!
これだよこれ!
体調戻って良かったねパティー。
またいじめてあげるから喧嘩しようね。
■1月14日(金) 晴れ
よく物をなくす。
ボールペンなんて一週間に一本なくしてるような気がする。
なくさないように高いペンを買ってみたこともあるが無駄だった。
ところが、最近使っているシャープペンが小学生時代に買ったものであることに気がついた。
スポーツカー消しゴムを弾いて遊ぶ為にバネを強化したノック式の改造シャーペン。
いまでも凄いパワーだ!
その負荷はボディーに無数のひびをらせ、バネのメンテにじゃまだったクリップは取り外されている。
見た目はボロボロ。
これが不思議となくならない。
意識して大切にしているわけではない。
見えなくなって「ついになくしたか」と思っていると、ひょんな所から現れる。
このくり返し。
やっぱりこれは、シャーペンが改造した俺のことを愛しているのだろうか?
このことをK.Yに言うと、
「苦しくてバネを取り外して欲しくて付きまとってんじゃないの」
と言われた。
なるほど、一理ある。
一度バネを外すことを試みたが、なかなか取れない。
大手術になりそうなのでやめた。
そんなわけで、今もそのシャープペンは俺に付きまとっている。
■1月13日(木) 雨
パティーのさかりがまだ続いている。
火照る体を鎮めてもらおうと、だれかれと無く媚びを売っている。
彼女らしくないその媚態は俺の目には哀れに写る。
今日初めてパティーが俺の膝の上に乗った。
あんなに嫌いな俺の膝の上に・・・
2年間一度も乗ることがなかった俺の膝の上に・・・
う〜ん・・・嬉しくない!
しっかりしろ!パティー!あまえてくれるな!いじめがいがないじゃないか!!
■1月12日(水) 雨
今年流行るものをT.Kと二人で考えてみた。
1.女性向け美少年ポルノ
2.シリ出しルック
3.自爆ネタで横山ノック大ブレイク!
4.横山・青島のコンビ漫才「チジーズ」誕生
5.ホモプロレス
6.体感パソコンアダルトソフト
個人的には2に期待。
■1月11日(火) 晴れ
日記をつけだしてから一ヶ月がたった。
思いのほか続くものだ。
小学校の頃は日記って大嫌いだったのにな。
よし、著名人になったらこの日記を本にして出そう!
売れるぞきっと。
有名になる前から準備をするとは抜け目が無い。
やるな!俺。
■1月10日(月) 晴れ
『俺の屍を越えてゆけ』
こいつは面白い。久々のハマリゲーだ。
手塩にかけて育てたキャラクター達が2年足らずで死んで行く喪失感は一種爽快だ。
「当主様?お顔の色が・・・あ!あぁー!」
チャリラリン チャリラリン チャーラーラーラーラー♪
八樹丸、ご苦労様。
1才7ヶ月か、男の割に長生きしてくれたね。
お前の資質と技は子供たちが確かに受け継いだよ。
安心して眠りな。
結局ゲームで休みがつぶれてしまった。
やらなきゃいけないことが沢山あるのに・・・
面白すぎるこのゲームが悪い!
早く終わらせなければ。
■1月9日(日) 晴れ
我が娘、愛猫パティーにさかりがついた。
ほとんど鳴かないのでうるさくはないが、あられもない姿態でしつこく擦り寄ってくる。
日頃はエネミーとして決して寄り付くことの無い俺にさえ甘える始末。
「しっかりしろパティー!お前の嫌いなお父ちゃんだぞ!」
「ハニャ〜ン!もっとめちゃくちゃにして〜ン」
乱暴に扱っても噛み付くどころか抱き着いてくる。
普段はもっと甘えて欲しいと思っているのだが、こうなると案外おもしろくない。
腹いせに恥ずかしい写真を撮ってやった。
早く気の強いパティーに戻っておくれ。
いじめがいが無いぞ!
■1月8日(土) くもり
遅れ馳せながら新年の目標を書き記す。
一つ、「気付いたことはすぐにやる」
一つ、「やりかけたことは最後までやる」
一つ、「時間を守る」
一つ、「嘘をつかない」
一つ、「素直になる」
小学24年生の俺に相応しい目標といえよう。
■1月7日(金) くもり
夢に自殺した同級生が出てきた。
顔と名前を知ってるくらいで交友はなかったのにな。
どちらかといえば嫌な奴だったのに。
心のどこかに引っ掛ってたんだな。
■1月6日(木) くもり 時々 雨
役場にのぼりが掲げてある。曰く、
「勇気を持って差別を無くそう」
勇気が要るのか?
そういえば高校時代、体育館で見せられた人権映画も勇気を持って接することの大切さを謳っていた。
それはちがうだろう。
普通にしろ。
■1月5日(水) 晴れ
杖をつけば歩けるようになる。
気分はじじー。
な〜んにもできないので一日中ゲームをしてすごす。
『俺の屍を越えてゆけ』はおもしろいなぁ。
今日から仕事だったが休んだ。
休みが1日増えたぞ!イェー!
振り返ればいい正月休みだった。
■1月4日(火) 晴れ
昨日の無理がたたった。
具体的には一歩も歩けなくなった。
人間は腰がダメになったら動けなくなるんだね。
不思議なものだ。
「二足歩行って無理がないか?」
今さら言ってもはじまらない。
這いずってトイレに行く。
2メートル先のトイレになかなかたどり着けない恐怖!
糞尿に塗れ、孤独死する50年後の自分が脳裏に浮かんだ。
腰を鍛えよう。
■1月3日(月) 晴れ
今日は採石場でロケ。
絶好の撮影日より。
とても1月とは思えない暖かさだ。
っていうか正月からなにしてるんだか。
撮影開始早々、アクションシーンでぎっくり腰になる。
もう若くはないことを文字通り痛感。
それでも撮影を最後までこなす。
役者だぜ。
■1月2日(日) 晴れ
「巫女はいいね。日本が生んだ文化の極みだよ」
■1月1日(土) 晴れ
「麻羅観音がみたいぞ!」
J.Kのリクエストで久しぶりに行ってみた。
林の中に大小様々な男根が乱立する光景はシュールでよい。
山口県長門市 日本唯一 『麻羅観音』
とパンフに書いてあったが、そのわりに知名度は低い。
もっとみんなに知ってもらいたいものだ。
今回は写真もたくさん撮ったし、紹介コーナー作ろうかな。
後日談:紹介コーナーを作った