男日記(2000年)




■2月29日(火) くもり

書類に日付を書いて気付いた。
今日は2月の29日。
今年は閏年だったんだ。
4年に一度の事だから、思い残す事の無いよう気合いを入れて書こう。
29日29日29日29日29日29日29日29日29日29日29日29日。



■2月28日(月) みぞれ のち 晴れ のち 小雪

『人』に『良』いと書いて『食』というのだそうだ。
うまいこというねぇ。



■2月27日(日) 雪 のち 晴れ

スキーをしに広島へ発った。
前回と同じコースでは面白くないので、中国山地を縦断するコースを取った。
覚悟はしてたがけっこうな大雪、暗闇、アップダウン、急カーブ。

「いくぜ!レビュー!!スノーモードチェンジ!!!」

チェーンを付けてのスリリングなドライブを堪能。
途中、RV車に道を譲られる。
こっちはFFなんじゃ。やめてくれ。
でもちょっといい気分。

最初に目に付いた「女鹿平スキー場」に入った。
駐車場料金がタダなのでサービスいいなぁと思ったら、ゲレンデ使用料が400円だという。
乗りあわせで来る客や、ツアー客を考えればその方が儲かるか。
商売うまいよな。
でも俺は一人だからちょっと得した気分。
でも靴のレンタルが2500円でちょっと損した気分。

ジーパンにポンチョというなめきった格好で滑る。
ビデオでノウハウを学んだ俺に、もはや死角はない。
ほどなくゲレンデ最速の男(ファンスキー部門)となる。
白い闇を切り裂く赤い稲妻。
人は俺を「ジョニー・ライデン」と呼んだ。
というか呼んでくれ。
知らない人が3人話しかけてきた。
かなりいい気分。

帰り道、名も無い神社で珍しい鳥居発見!
得した気分。



■2月26日(土) くもり

とある中学校の掲示板に「中間テストまで、あと14年と3日」と書かれてあった。

「光陰矢のごとし」
「少年老いやすく、学なり難し」

そんな言葉を思い出した。



■2月25日(金) くもり

久々に高橋留美子の『るーみっくわーるど』を読んだ。
10年ぶりくらいだろうか。

★炎トリッパー
★闇をかけるまなざし
★笑う標的
★忘れて眠れ

皆、印象は残っていてもストーリーやオチをほとんど忘れていた。
おかげで新鮮な感じで読めて楽しめた。
脳の「忘れる」っていう機能もまんざら捨てたものではない。



■2月24日(木) くもり

K.Yとの間で、共通の友人H.Yの子供がどちらに似ているかという話になった。
「目が二つあるのはGinger家直系の証」と主張する。

K.Y 「じゃあ、俺もGinger家の者か?」
「?!」

思いがけず二人が兄弟である事が発覚。



■2月23日(水) 晴れ

スキー・スキー板・チョコエッグ・MDプレーヤー・古本・CD・バッグ・ビデオ等々で、
気がつきゃうっかりド貧乏!
今日からは1円単位で倹約しよう。
けちけちライフをエンジョイするゼ!



■2月22日(火) 晴れ

職場で咀嚼音をさせながら食事をする奴が二人になった。
今日はステレオでやられた。
嫌悪感を通り越して殺意を覚える。

きっとあんたらの奥さんも子供もクチャクチャ言わせながら食べるんだろうな。
いやな家族だゼ。

悪い癖を持ったまま大人になると、注意してくれる人がいないのが困りもの。
俺も何かをどこかでやらかしてたりするのだろうか。



■2月21日(月) 晴れ

『安物買いの銭失い』
いくら安くても、説明書もリモコンも無いMD・CDラジカセを買うものではない。

ちょっぴり反省。



■2月20日(日) 雪 のち 晴れ

この前買ったファンスキーを試したくて広島は「191」まで。
夜の間降っていた雪も朝には止んで絶好のコンディション。
ファンスキーいい!
とてもラクチンだ!
両手が空いてるのがいい!
下手でも新しいスポーツなので目立たないのがいい!
ストックが無いからコケ方によっては後頭部を痛打するがそんなのは些細な事だ。

シーズン中にもう一度行こう。



■2月19日(土) 雨

身の回りの時計がよく狂う。
携帯電話・カーステレオ・目覚まし・壁掛け。
時報に合わせたにもかかわらず、しばらくたつと狂っている。
しかも遅れるのならともかく、そろいもそろって進んでしまうのだから不思議だ。

俺の回りだけ時間の進み方が速いのだろうか?
いやだなぁ。



■2月18日(金) 晴れ

ラジオで高野なんてらの『ベステンダンク』が流れた。
久しぶりに聞いた。
いい曲だ。

「このマラは小さすーぎて〜♪君の子宮まで届かな〜い♪」

という替え歌を作って悦にいる俺かなり下劣。

気に入ったのでT.KにPメールを送るも、呆れ果てられたか返信来ずしょんぼり。



■2月17日(木) 晴れ

『桃ノ内 すもも』という名前を考え付いた。

どんなキャラクターだろう?
どんな家族がいるんだろう?
どんな暮らしをしているんだろう?



■2月16日(水) 晴れ ときどき 雪

むちゃくちゃ寒かった。
雪もチラついた。
日頃は寒いのが大嫌いな俺だが、マイ板を買ってからは話しは別。
もっと降れー!Go!Go!
週末のスキーが楽しみだ。

ものの感じ方なんて簡単に変わるものだな。



■2月15日(火) くもり のち 小雪

『パーフェクトグレードZガンダム』が発売されるという噂を耳にし、ホビージャパンをチェックした。

「発売日は3月」
ふんふん。で値段は?
「24,000円」
何ぃ────────────────────────────────────!?

や・・・安いじゃん(^▽^;)


※後日談

4月22日に購入。17,000円だった。セーフ。



■2月14日(月) 晴れ

ファンスキー買っちった。



■2月13日(日) 晴れ in 広島

広島は『ユートピアSAIOTO』スキー場へ。
アレ主催のスキーツアーだ。
貸し切りバスなので安心して酒が飲める。
しかもただ酒だ!
スキーウェアのポケットというポケットに缶ビールを詰め込んでゲレンデに出る。
「ガソリン満タンでい!」
酔った頭で滑る。
これがヒジョーに気持ちがいい。
恐怖感も薄らぐので30度の傾斜もなんのその。
十一時間ほぼぶっ通しで滑りまくった。
爽快だ!

雪山・青空・白い月・デッキ・焼きそば・缶ビール。
ユートピアではないが、金さえあれば資本主義社会も悪くない。
ストレスは全部吹っ飛んだ。

一年ぶり四回目のスキーだが、だいぶ上達してきた。
コケなくなった。
次はファンスキーかな?
購入を真剣に考える。

ボーダーよ!ゲレンデで寝るな!!



■2月12日(土) 晴れ

ケンタッキーがいい匂いをさせていた。
外勤の空きっ腹には効くなぁ。
近所の犬どももたまんねぇだろうなぁ。

一句  『寒の星 ケンタッキーはいい匂い』

そのまんまだな。



■2月11日(金) 晴れ

悪意を前提に善意を期待する人間が多い。
回りくどい言い方をしたり、気を回しすぎたり・・・
そしてたいがい損してんだよそういう人。
こちとらなんとも思わずやってんだからストレートに言えばいいのにな。



■2月10日(木) 晴れ

チャラララーラーチャッチャラー♪

Ginger はレベルが上がった。
漢字 「芋」 を覚えた!



■2月9日(水) 晴れ

案の定大渋滞。
あちらこちらに動けなくなった車がいた。
優越感を感じながら追い越していく。
あぁ、他人をあざけるのって気持ちいいなぁ。



■2月8日(火) くもり のち けっこうな大雪

遅くに事務所をでると一面雪。
チェーンを積んでなかったので、ナチュラルなFドリをかましつつ帰る。
久々の雪道のドライブは楽しかった。
でも明日の朝は渋滞必至だな。

四駆を過信したRV車が溝に片足突っ込んだり、
後輪にチェーンを巻いたFF車が坂道で横たわったり、
トンネル出口で減速を忘れたスポーツカーが壁に張りついたり、
橋の上でブレーキをかけた軽がガードレールにヒップアタックをかましたりするんだろうなぁ。
また早起きせねば・・・

めんどくさいが今夜中にチェーンを付けておこう。
明日彼らを嘲笑う為に。



■2月7日(月) 晴れ

「女装は男の特権である」 by ナンシー関

なるほど!目からウロコが落ちたでね。
だからといってなにをするわけでもないが。



■2月6日(日) 小雨

今日ちょっとした論争になった。
『労働とは何か』ということ。

俺は生活の為の手段であり、義務であり、せずにすめばこした事はないと言った。
Kは人間としての喜びであり、権利であり、生き甲斐であると言った。

俺にとっての生き甲斐、やりたいことは生活にある。
仕事の中にそれを見出す時も無くはないが、好きな事がそのまま仕事になるのは希有である。
仕事=生き甲斐とするのは低賃金で長時間過密労働を不平不満なくさせんとする資本側の罠、
もしくは働かなければ生きていけないこの世の不幸から目を背ける欺瞞だ。
と言った。

Kにとって労働はヒトを人間足らしめるものだ。
社会に貢献する事、他人の役に立つことに喜びを感じる。
その点が動物と人間との違いであり、労働に喜びを感じられない人間は不幸である。
と言う。

一理あるが、それならずっと仕事しとけばいいのにね。
死なない程度の賃金で。
日曜も夜も。
家庭なんか持たずにさ。
俺の本当にやりたい事は友人との語らいや、金が掛かる割にゼニにならない事なんだよ。
価値観の違いならしかたないけどね。

一つ確かな事。
この世はユートピアではない。



■2月5日(土) 晴れ のち 小雨

朝のニュースのアナウンサー曰く
「え〜、昨日は二十一世紀の立春だったわけですが・・・」

ばかたれ。
それを言うなら二十四節気の立春だろ?
しかも西暦2000年はまだ二十一世紀じゃないぞ!

台本か何かに季節の挨拶として書いてあったのだろう。
無知はしかたない。
人間だれしも知らない事の方が多いしね。
だけど、おかしいなと思わないところ、わからない事を調べようとしないところがばかだよな。
俺も気を付けなければ。

それにしても、今年になってまだ2000年を二十一世紀最初の年だと思っている奴がいたとはね。
朝っぱらから笑わせてもらったよ。
ご愁傷様。



■2月4日(金) 晴れ/立春

仕事中、えらく腹が空いた。
腹が空くというのは不便なものだ。
なぜ人間は食べなければ生きていけないのだろうか。
食べるという行為は好きだけれど、食べなければ死ぬというのは困りものだ。
食べなくても生きていけるようになれば、飢餓や貧困から来る不幸はある程度解消されるのになぁ。

という事で思い付いたのが葉緑素を取り込むこと。
日光と水と二酸化炭素があれば少々の事では死なない『植物人間』。
髪の毛緑色。
肌も緑色。
昼の街中をトップレスのねぇちゃん達が闊歩するんだよ。
でも冬は辛そうだな。

原始生物がミトコンドリアを取り込んだように、葉緑体を遺伝子に組み込めないものかね。
遺伝子治療の要領でさ。


※追記

同じ疑問に答えているQ&Aを発見。
光合成できたとしてもどうやら人間の体表程度の面積では活動に十分なエネルギーを作れないらしい。



■2月3日(木) くもり/節分

今日は節分。
なので豆まきをする。
さすがに30代になるとちょっと恥ずかしい。
近所は誰もやっていない。
ええい!貴様等それでも日本人か!
俺はやるぞ!
たとえ最後の一人になっても豆をまき続けてみせる!それっ

「鬼は〜外〜 福は〜内〜」

ええい!援護射撃は無いのかー!!



■2月2日(水) 晴れ

水森亜土がNHKラジオに出ていた。
あぁ、まだ生きてたんだと思った。
見なくなった芸能人って時々勝手に故人にしてしまうよな。

今何歳だろう。
まだ元気だろうか。
そんな俺の心配を他所に開口一番、
「やほー!」
その後も

亜土 「うちの庭にはシジュウカラが遊びに来るのよ。ゴジュウカラは来ないけど」
アナ 「え?ゴジュウカラっていう鳥がいるんですか?」←(ギャグについて行けていない上に、いることさえ知らない)
亜土 「うちの犬は甲斐犬。誕生日には記者を呼ぶの。キシャカイケン」
アナ 「え?記者会見をするんですか?」

突っ込むことも笑うこともできない女性アナウンサーの困惑などおかまい無しに亜土のお喋りは続いた。
おばさんのくせにオヤジギャグを自在に操るとは、やるなアドタン!
テレビにも出てくれ。


■2月1日(火) 晴れ のち 小雨

コンビニで鬼の面と豆が売られていた。
それを見た女子高生曰く。

「そうか。明日(2月2日)は節分だもんね」

なるほど、正月は1月1日、ひな祭は3月3日、端午の節句は5月5日だね。
だけど節分は通常2月3日だよ。
伝統行事や社会常識も教えとけよ学校!






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