男日記(2000年)
■5月31日(水) 雨
財布を忘れて出かけた。
裸でいるようで不安で落ち着かなかったが、おかげで今日は一円も使わずに済んだ。
昨日は千円も無駄遣いしたのにねぇ。
■5月30日(火) 雨
夢の中にきんどーさんとトシちゃんが出てきた。
新作だった。
普通のバスのタイヤに水掻きを付けた「水上バス」で客を取っていた。
俺はそうじ君で、最初の客にならされてひどい目にあっていた。
楽しい夢だった。
得した気分。
■5月29日(月) 晴れ
気合いを入れて車を磨いた。
こんなにピカピカになったのは購入以来かもしれない。
すごいぞポリマックス。
かっこいいぞレビュー。
あと何年乗れるかな。
よく「何年乗るつもり?」と聞かれるが、そんな事はわからない。
走ってくれる限り乗り続けるのさ〜。
■5月28日(日) 晴れ
とある施設のロビーに子供たちの絵が張り出されていた。
テーマは『未来のまち』
子供らしい無邪気な絵が並ぶ中で、一枚の絵が俺の目を引いた
「体もうっています」って、ブラックジョークなのか、マジなのか。
どっちなんだ!たみえちゃん!!
■5月27日(土) 雨
文句を言いにわざわざ出て来るからには、まだ期待されているんだろうなぁ。
■5月26日(金) くもり
人に道を譲る時、「シッシッ」と犬を追い払うかのような仕種をするドライバーが多い。
今日もやられた。
あれって感じ悪いな。
「なにをグズグズしとんじゃ!こっちゃぁ止まってやっちょんじゃからはよう行けぇや!」
そんな無言のプレッシャーと恩着せがましさを感じてしまうのは俺だけだろうか。
どうせ譲るんだったら、もっと優雅な仕種で気持ちよく譲ればいいのに。
手のひらを返しつつ腕を広げて、「どうぞ」って感じでさ。
些細な事だが、人の『品』ってものは、そんな何気ない言動にこそ現れるものだと思うんこ。
■5月25日(木) 晴れ/真夏日
とある家の玄関で、その家の奥さんが書類を書き終わるのを待っていた。
二人ともしばらく黙っていたので人のいる気配がしなかったのだろう。2階から15才くらいの娘さんが、
「さ〜やえんどう♪さやえーんど〜♪」
と、おそらくはオリジナルであろう『さやえんどうの歌』を歌いながら階段を降りてきた。
途中の踊り場で俺に気付いた彼女は一瞬自嘲気味に笑った後、その場にうずくまり動かなくなってしまった。
無理も無い。
自分の一番恥ずかしいところをこんなにカッコイイ俺に見られてしまったのだ。
母親は大笑いしていたが、娘はシクシク泣きはじめてしまった。
ちょっと居たたまれなくなった。
女泣かせだね俺も。
なんて言ってあげればよかったのだろう。
やれやれ、年頃の娘さんは難しいや。
かわいいけどね。
■5月24日(水) 晴れ
久しぶりに感情を開放した。
声を荒げた。
すっげースッキリした。
風邪も治った。
■5月23日(火) 晴れ
100才まで生きる為に、イヤホンとマイクでケータイを使うようにしてから2週間ぐらいたった。
なかなか快適だ。
少しじゃまだが、「脳細胞が煮える心配がない」という安堵感には代え難い。
シートベルトと同じで、なれれば違和感はない。
両手がフリーなのもいい。
スキーからファンスキーに履き替えた感覚に似ている。
交通事故の確率もグンと減った事だろう。
もっと早くから使ってりゃよかったなぁ。
厚生省は、携帯電話等の電磁波やマイクロ波が人体に及ぼす影響について、
4年後の2004年に報告書をまとめるとしている。
のんきなことだ。
■5月22日(月) 晴れ
ある人からは頑固で意地っ張りと思われ、
ある人からは変節の多い日和見主義者と思われているようだ。
自分の考えに素直なだけなんだけどね。
わかってはもらえないみたいだな。
やれやれ。
■5月21日(日) 晴れ
新幹線の車内販売の値段の高さはどうにかならないのだろうか。
ビールのつまみに干し貝柱を買おうとしたら1000円と言われた。
目玉が飛び出た。
しょうがないのでちくわにしようとしたら350円と言われた。
我が耳を疑った。
申し訳ないのでスルメを買ったら220円だった。
俺は勝ったのだろうか、負けたのだろうか。
■5月20日(土) 晴れ 一時 雨
日中、雨がぱらついた。
黄砂も降っていたようで、車がまたドロドロになった。
今年は黄砂が多いな。
この砂が中国の砂漠から飛んでくるなんて。
ちょっと舐めてみる。
中国大陸の砂漠の一粒の砂が、日本の片田舎の駐車場に停めてある車に舞い落ちる確率って何%だろう。
奇蹟に近い。
世の中しょうもない奇蹟は結構頻繁に起きているもんなんだなぁ。
■5月19日(金) 晴れ
イージーライダースタイルで走るバイクがいた。
両手両足を前に突き出したあの姿。
後ろから見るとまるっきり『さるぼぼ』だなぁ。
本人はカッコイイと思ってるんだろうけど。
■5月18日(木) 晴れ/薔薇がよく咲いている
ローソンの『ダブルとろろそば』がなかなか美味い。
他の惣菜はたいがい不味いのにね。
セブンイレブンの『小分けそば』はいただけない。
「コシの強さが増した」とさかんにコマーシャルをしているが、そばに「コシ」がいるのか?
うどんじゃあるまいし。
■5月17日(水) くもり
車から外を見ていた。
反対車線の歩道を自転車で走るおばちゃんがいた。
後ろの荷台に積んであったチラシが一枚飛んで歩道に落ちた。
「どうするかな」と思って見ているとすぐに自転車を止めた。
「当然とはいえ感心だな」と思って見ていると、荷台のチラシを前のカゴに移しただけで走り去りやがった。
■5月16日(火) くもり
NHKの朝の連ドラ『私の青空』で草刈正雄が美味しい役をもらっている。
はまっているし、好演だ。
世にカッコイイ男は多けれど、真にハンサムといえるのは草刈正雄しかおるまい。
いい男だ。
ほれぼれ。
俺もあんな風になりたい。
■5月15日(月) くもり
『アンドリューNDR114』を見た。
動き、ストーリーともに良い。
感動。
ジ〜ン。
フィギュアが出たら買う。
永遠の命を求める者は、今この世に愛する人がいない可哀相な人なのかもしれないと思った。
前の『アイアンジャイアント』といい、
感情を持たないはずの機械が人とのふれあいの中で自我に目覚める、ってシチュエーションにやっぱり弱いな俺。
『我はロボット』読んどかなくちゃな。
『火の鳥/未来編』も読み返そうかな。
■5月14日(日) くもり/母の日
母の日なので寿司屋に行った。くるくる寿司。
満席なので待ち合い席で「フライデー」や「フォーカス」を読みながら待った。
記事の内容が何か変だなと思ったら1月や2月の記事だった。
置いとくんじゃねぇよ。
ゴシップ雑誌は寿司と一緒でネタの新鮮さが命だろうに。
■5月13日(土) くもり 時々 雨/黄砂が降った
おれの作ったサラダ評判よし。
ガキ供がむさぼり食った。
きれいにハケた。
「もうないの?」と言われた。
気分がいいネ。
ぐりぐらぐりぐら。
■5月12日(金) 晴れ
トラブルと失敗のドミノ倒し。
へこんだ。
ぼこぼこ。
こんなに続くのもめずらしい。
もうあらためて思い出したくないけど大小10件くらい続いたかな。
こんな日は何にもしないのが一番なんだろうけど、仕事だとそうもいかず。
うまくないねぇ。
■5月11日(木) 雨 のち 晴れ/ジャスミン咲いていた
何かいい匂いがすると思ったらジャスミンだった。
本物のジャスミンの匂いをかいだのは初めて。
咲いている様子も初めて見た。
こういう花だったのか。
ジャスミンティーは好きだ。
今晩煎れてみるか。
「トイレの芳香剤の匂いがするからジャスミンティーは嫌い」と言う人がいた。
いい臭いだからトイレに使われているのにそんな事を言われたんじゃ、ジャスミンは釈然としないだろうなぁ。
■5月10日(水) くもり/チューリップ終わり/牡丹を見た
EONの広告にキャメロン・ディアスが起用されている。
キャッチコピーは「イーオンで始めなキャメロン」
こんな極東の島国の片田舎でダジャレを言わされている事を彼女は知っているのかな。
■5月9日(火) 晴れ/アイスクリームの日
ステキな名前の店を見つけた。
『お好み焼き 宇宙』
お好み焼きで宇宙だゼ?
スケールでかいよな。
負けちゃいられない。
■5月8日(月) 晴れ/つつじさかり
『アイアンジャイアント』を見た。
動き、ストーリーともに良い。
感動。
ジ〜ン。
フィギュアが出たら買う。
感情を持たないはずの機械が人とのふれあいの中で自我に目覚める、ってシチュエーションに弱いんだよな、俺。
次は『アンドリューNDR114』かな。
■5月7日(日) 晴れ
踏切を通る時、非常ボタンが目に付いた。
「これが非情ボタンだったら笑えるな」などと残酷なシーンを思い浮かべながら一人でウケていた。
■5月6日(土) 晴れ
今日は特別に仕事は休み。
今朝までのテツマンがこたえて爆睡した。
ふと目が覚め、時計を見て慌てる。
「げぇ!クウガが始まっちゃうじゃん」
あわててテレビに駆け寄りチャンネルを変えた。
しかし、どこもやっていない。
「おかしい。見逃したか?一生の不覚!」
冷静になって考えると、土曜と日曜を間違えた上に、8時と3時を間違えていた。
そんな自分がなんだかかわいく思えた。
■5月5日(金) 晴れ/子供の日/端午の節句
ほぼ一年ぶりに徹夜で麻雀をした。
よく負けた。
勉強の必要性を痛感。
とりあえず親リーにツッパルのはもうやめよう。
■5月4日(木) 晴れ
オオイヌノフグリの花が少なくなってきた。そろそろ終わりのようだ。
以前から気になっていた実の形を観察した。
なるほど、犬のふぐりに似ている。
しかし、あの可憐な花ではなく、この奇妙な実の方から名前を付けるとは。
昔の人は何を考えていたのやら。
アホじゃん。
嫌いじゃないよ。
■5月3日(水) 晴れ/憲法記念日
今年最初のミニスカートを見た。
みごとなその足を、何の縁も無い俺にまで惜しげも無く見せてくれるとは、なんて優しい人だろう。
彼女の恋人は幸せ者だな。
一句 『ひらひらとミニスカートのやさしさ』
■5月2日(火) 晴れ
空に鯉を泳がせようと一番最初に考えた人は誰だろう。
アホなことを考えつく人がいたものだ。
おかげで日本の五月はちょっとシュール。
こういうアホは好きだな。
■5月1日(月) 晴れ
サーカスを見た。
小さなサーカス。
二十数年ぶりだとおもう。
テレビで見るような世界的なサーカスに比べてしょぼかったが、
それでも外と隔絶されたテントの中は別世界のようだった。
奇蹟のような技に驚き、夢のような光景に見惚れた。
サーカスには、つかのま浮世を忘れさせてくれる魅力がある事を知った。
それはテレビで見るサーカスには感じなかったものだ。
「大人になった今、果たして楽しめるか」という心配があったが、けっこう楽しめた。
よかった。
ピエロ達の芸は寒かった。
お前らはもっと研究しろ。