男日記(2000年)




■6月30日(金) 晴れ

巨根のダックスフンドは歩き辛いだろうな。



■6月29日(木) 晴れ/桔梗がきれいだ

仲間の臭いを感じ取ったのだろうか、
『仮面ライダークウガ DX変身ベルト』を腰に巻きつけた、8才くらいの女の子が話し掛けてきた。
「かっこいいなぁ」と言うと、変身ポーズまで見せてくれた。
かわいい。
彼女はタイタンモードがお気に入りのようだ。

世間の圧力に負けず、今のままの君を貫き通しておくれ。
きっと魅力的なレディーになれるよ。

10年後に逢いたいものだね。



■6月28日(水) 雨 のち くもり

あ〜、トゲピーの鳴き声は癇にさわるなぁ。

「トゲップリィ───!」

殺。



■6月27日(火) くもり のち 雨

コカコーラのロゴはエロティックだ。
CとLの絡み方は特にセクシャルだ。
狙ってるのかな。

溜まってるのかな。



■6月26日(月) くもり

吉野家で「牛丼の並み」と「玉子」と「けんちん汁」を注文した。
620円だった
食いながら、「けんちん汁定食」に「玉子」を付ければ540円ですんだことに気付く。

リベンジを誓う。



■6月25日(日) 晴れ/トマトの花が咲いていた

ピカチュウが死んだらサトシは泣き叫ぶのかな。
「ピカチュウ、デッドだぜー!」
なんてね。
ハハハ。



■6月24日(土) くもり 時々 雨

今日はT.IさんとN.Iさんの結婚披露宴。
人前結婚式というのもなかなかよろしい。
ギャランティーも出てはりきって撮影。

「料理食べるヒマがありましたか?」と親族の人。
「御心配なく。ひとの料理まで平らげました」と俺。

結婚しないのかときかれたが、自分が結婚している姿がまるで想像できない。
『人間、想像できない事はできない』と何かできいた事がある。
俺もそう思う。
困ったね。

でも本当に困った事は、それがあんまり困ってない事なんだよな。



■6月23日(金) くもり 時々 雨/ハナツルナスが咲いていた

不思議な花を見つけた。
一つの枝から紫と白の二種類の花が咲いていた
これは何かと尋ねたら「ハナツルナス」と教えられた。
確かに花の形やツタの色が茄子そっくりだ。
と黒とと白と色のバランスが絶妙でとてもきれいだ。
またの名を「ヤマホロシ」というのだそうだ。
なんでも山を滅ぼすくらい繁殖力が強いとか。

その人は「ハナツルナス」という名の方が好きだと言っていたが、
俺は「ヤマホロシ」の方が好きだな。
かっこいいゼ。
植えようかな。



■6月22日(木) 雨 のち 晴れ/百合がきれいだ

選挙を三日後にひかえ、選挙カーがかしましい。
「がんばっています!がんばっています!あなたの一票をよろしくお願いします!」
何をがんばってるんだ?
政治活動か?
選挙活動の事だったら許さんぞ。
がんばるのは当たり前じゃん。
がんばってるから一票くれってか?
破廉恥な!
図々しいにも程がある。
お前だけががんばってるわけじゃないんだよ。
政策を語れ!

今「自民党有利」と報道されているのが不思議でならない。
警察不祥事・少年犯罪・不況・財政問題・年金改悪・総理の度重なる問題発言・低い支持率。
かつて無いほどの逆風の中、「自民党有利」と報道する事で
自民党にとって都合のいい世論を作ろうとしているように思える。

信楽老の謀略に違いない。



■6月21日(水) くもり 時々 雨/紫陽花が盛りだ

嗚呼。
雨に濡れる紫陽花のなんと美しいことか。
世の全ての紫陽花が俺のものだなんて夢のようだ。



■6月20日(火) 晴れ in 高知

せっかく高知に来たのにカンヅメで神社の取材できず。
残念。
早朝抜け出せばよかったな。
後悔。



■6月19日(月) 晴れ in 高知/菖蒲がきれいだった

RailStarに乗った。
700系のデザインは嫌いだったのだが、
間近で見ると顔はマヌケなのに目だけ真剣なのがおかしくてカワイイ。
気に入ってしまった。

勇者ロボには向かないけどね。



■6月18日(日) 晴れ

K.Yと電器店に行った。
エアコンコーナーを覗いた。
「こ、これは!」
「おお!?」
9800円のエアコンが目に飛び込んできた。
低価格競争もついにここまで来たかって感じだ。

K.Yも俺もエアコンを持っていない。
日頃
「エアコンなんて健康に悪い」
「夏は暑くて当たり前。自然の摂理に逆らっちゃいかんよ」
と強がっていた二人だが、金さえあれば、もしくは安ければ本当は欲しかったのだ。

9800円。
しかし、貧乏な二人はそれでも悩んだ。
特に俺は今月二つの結婚式に招かれている。
エアコンが無くても死にはしない。
結局、取付費用にもう1万円かかる事を理由に自分を諦めさせた。

それでも帰り際にもう一度チラッと覗いてみた。
K.Yが声を上げた。
「もう一度よく見ろ!」
「あっ!」
言われてよく見ると、値札には98000円と書かれていた。
二人して0を一つ見落していたのだ。
1万円台のエアコンなどどこにも無い。
二人の貧乏人はすべてを笑い飛ばしながら涼しい店を後にした。

今年も冷夏でありますように。



■6月17日(土) 雨 のち 晴れ

どうして「独断」って言葉の後に、いちいち「と偏見で」って付けるのかねぇ。

やだやだ。



■6月16日(金) 晴れ/ツリガネ草が咲いている

最近、車の中で谷山浩子を聴いている。
どの歌もいい。
かれこれ20年近く聴いている。
何が聴き始めたきっかけだったかなぞしばらく忘れていたが、
故みず谷なおき氏の漫画、『人類ネコ科』のあとがきだった事をふいに思い出した。
あれもいい漫画だった。
好きな漫画の作者のお気に入りの歌手、と言う事で興味を持ったのだった。

『人類ネコ科』は今もなんとなく本棚に残してある。
久しぶりに読んでみた。
おもしろい。
しかし、俺に一時の娯楽と谷山浩子の歌を知るきっかけを与えてくれた彼は、もはやこの世にいない。
感慨深い。
虎は死して皮を残し、漫画家は死して漫画を残すのか。
歌手は歌か。

「時よ、時よ、永劫の中のほんの微かな瞬きだけれど私たちはここに生きてる」

そんな谷山浩子の歌を思い出した。



■6月15日(木) 晴れ

乳でかし隣はなにをする人ぞ



■6月14日(水) 晴れ

車のブレーキランプが片方切れているのは知ってたんだよ。
だからタクシーのおっちゃんが、わざわざ車を止めて
「にいさん、後ろの」
と声をかけてくれた時、続く言葉を遮るように
「あぁ、ブレーキランプですね。ありがとうございます」
と言ってしまった。

感じ悪かったかな。
せっかく親切心で教えてくれようとしていたのにね。
「えっ、そうですか。気付きませんでした。どうもどうも」
ぐらい言ってあげればよかったかな。

ごめんな、おっちゃん。
苛々してたんだよ、俺。



■6月13日(火) 晴れ/あじさい色づきはじめる

おんなのこが、10cm角の黒くてビラビラしたものをしゃぶっていた。
それは何かとたずねたら、
「こんぶー♪」
と返事が返って来た。



■6月12日(月) 晴れ

最近、吐く息が紫がかってきた。
そろそろヤバイ。

今日は6回事故りかけた。
かなりヤバイ。



■6月11日(日) 晴れ/アヤメが見頃

今日はパンツの結婚式。
入籍後7年目の披露宴だ。
なるほど、奴は彼女を幸せにしたのか。
えらいな。
俺には真似できないや。



■6月10日(土) くもり のち 雨/時の記念日

今日は時の記念日なので「時」について少し考えてみる。

「時」ってあるのだろうか?
人間がいなくなったとして、生き物がいなくなったとして、
それを感じる者、数える者がいなくてもまだ「時」は存在するのだろうか。
「時」とは概念的なものだろうか、物理的なものだろうか。

遠い未来、エントロピーの増大が頂点に達したとして、
全ての物質とエネルギーが均等に拡散した世界に「時」は存在し得るのだろうか。
どこにも差の無い世界。あっちとこっちの無い世界。変化の無い世界。
物質とエネルギーは存在しても、「時」をそこに見出す事はできないだろう。

「時」とは概念的なもので、物理的に捕らえる事ができても本来は存在していないように思える。

もし物理的に存在するとしたらどうだろう。
エネルギー保存の法則からすれば、時間からエネルギーを取り出す事ができるかもしれない。
「時間力発電」
クリーン&ハイパワーな夢の半永久機関。
でも宇宙規模で因果律が破壊される「時間汚染」が発生するかもしれない。

う〜ん、SFだね。


追記:よくよく考えたら、距離やスピードからエネルギーを取り出そうとするのと同義かな。無理だな。



■6月9日(金) 雨 のち くもり/ロックの日

6(ロ)月9(ク)日でロックの日・・・
語呂合わせでその振興を図るとは、かっこいいなぁロックンロール。



■6月8日(木) 晴れ のち 雨

今日は週刊チャンピオンの発売日。
「バキ」を読む。
花山薫がスペックに圧勝。
いやぁ、よかったよかった。
どうなる事かと思ったが、さすがは日本一の喧嘩師。

色々と大変な週だったにもかかわらず、俺が最も気にしていたのは「バキ」の続きだった。
仲間に知られたら怒られるかもしれない。

※加筆(6月15日)

実はやられたふりだったことが判明。
おのれスペック。許すまじ。

※加筆(6月21日)

明日はチャンピオンの発売日。
頼む、花山。
勝っていてくれ。

※加筆(6月22日)

よっしゃー!いいぞ花山!やっちゃえやっちゃえー!
そうだよな、ユージローはこんなもんじゃなかったよな。
今週も色々と大変な週だったにもかかわらず、
俺が最も気にしていたのはまたもや「バキ」の続きだった。
仲間に知られたら怒られるかもしれない。

※加筆(6月29日)

花山、スペックに完勝。

※加筆(7月6日)

スペック、じーさんだったのね。



■6月7日(水) 晴れ

「小女子」ってどうしても「小公女」って読んでしまうな。
わかってるはずなのにね。



■6月6日(火) 晴れ

どうして美しい物は数が少ないのだろう。
路傍の石のほとんどがダイヤモンドであってもいいのに、
道行く女性のほとんどが美人であってもいいのに、何故かそうではない。
稀少だから美しいのかな。

いや、違うはずだ。



■6月5日(月) 晴れ

たった一つの事で人を決め付けてはいけないと言うが、
新車のビニールシートをいつまでもとらずにいるような奴とは決して理解しあえないと思う。



■6月4日(日) 晴れ

庭の時計草が咲いていた。
まったく奇妙な花だ。
宇宙からの侵略植物に違いない。
好きではない。

その横に、いつのまにか桜が育っていた。
誰も植えた覚えはないのにね。
時計草の蔓に絡まれていた。
負けるな桜。
俺は陰ながらお前の事を応援しているぞ。



■6月3日(土) くもり 時々 雨

また一つ退路を断ったぞ。
これでもう進むしかない。



■6月2日(金) 晴れ

昨夜、久しぶりに『キカイダー』を見たせいか、頭の中がハカイダーでいっぱい。
携帯の着信音をサブローのテーマにしてみた。
今日もどこかで、デスホイッスルが俺を呼ぶのさ。



■6月1日(木) 晴れ

今日から6月。
俺の好きな季節。
紫陽花の季節。

世界中の紫陽花が俺の物だということは、あまり知られてはいないようだ。






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