「京都の鳥居」


京都へ行ったおり、鳥居の取材をしました。
さすがは歴史の町。神社や珍しい鳥居がいっぱいでした。
その内のいくつかをご紹介します。


※小さい画像をクリックすると大きなサイズで見ることができます。



○京都三鳥居

俗に言う京都三鳥居とは、下の三つの鳥居を指します。

三柱鳥居

京都太秦の「木嶋坐天照御魂神社(コノシマニイマスアマテラスミタマノカミノヤシロ)」通称「蚕ノ社」。

三角柱状に組み合わされた三本柱(八角柱)の珍しい鳥居です。
私が知る限り5基(現存するものは4基)しかありません。
水の上に建てられる傾向が見らます。

唐破風鳥居・破風形鳥居・三上鳥居・御上鳥居

京都御所内、厳島神社。
笠木と島木の曲線が破風に似ている事から破風形鳥居とも言います。
破風とは屋根の切妻(きりづま)についている合掌形の板。
現在ではあまり見る事ができない鳥居です。

伴氏鳥居(トモウジ、バンシ)

北野天満宮内、伴氏社。
中山鳥居と同じく、貫が柱を貫いていない。

中山鳥居と異なる点は額束。
額束が島木に食いこんでいます。




○京都の鳥居の特徴

京都の鳥居には、他の地域に見られない特徴がありました。
それは額の上の屋根。

額を持つほとんどの鳥居に飾り屋根が取り付けられていました。
もちろん他の地域にもこうした鳥居はあるのでしょうが、
ここまで集中しているのは珍しいのではないかと思います。
きっと京都の人にとってはこれが標準なのでしょうけれどね。

京都市東山区八坂神社内:厳島神社 京都市東山区八坂神社内:大田神社・白髪神社 京都市左京区第2熊野神社内:(摂社) 京都市上京区北野天満宮内:文子天満宮 京都市上京区:妙音辨財天




○有名神社の鳥居

もう一つの特徴はカラーリング。
稲荷信仰の有無に関わらず、鳥居を朱と黒に塗り分ける傾向があります。
信仰よりも視覚的効果に主眼を置いたものと思われます。
おかげで分類に困ってしまいます。

八坂神社 京都市東山区:八坂神社
平安神宮
下鴨神社 糺の森
北野天満宮
平野神社
蚕の社 京都市:木嶋坐天照御魂神社:情報員006:玄松子さん
伏見稲荷大社



○京都の珍鳥居


奴禰鳥居・稲荷奴禰鳥居
京都市中京区新京極:錦天神:日の出稲荷大明神:瑠璃坊さんより 同左 基本的な形は台輪鳥居。
額束の部分が合掌状の破風扠首束になっている点が特徴。


間あき鳥居(仮)
京都市伏見区:伏見稲荷大社裏参道 左右に分断された鳥居。
「運が開ける」といった縁起を担いでいるらしい。


UTO:002
京都市伏見区:伏見稲荷大社裏参道 なんなんでしょうか?よくわかりません。
「娘娘神」なるものが奥に祭られていました。


UTO(未確認鳥居物体):001
京都市東山区:知恩院山門前 なんなんでしょうか?よくわかりません。
聞けばよかった。






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