特別編-☆ シンデレラ☆〜前編〜(作:Mr.T)

昔々、あるところに母親と3人の姉妹が暮らしておりました。母親と2人の姉達は大変意地悪で、末娘の シンデレラをただ歯並びが悪いと言うだけの理由で まるで奴隷のようにこき使っておりました。
母親 「いいかいシンデレラ。私達はこれからお城の舞踏会に行ってくるからね。帰ってくるまでに いつも通り食器を洗って掃除も終わらせておくんだよ」
シンデレラ
(以下シン)
「私は一緒に行けないの?ママ」
母親 「お前みたいな矯正器具をつけた娘、連れて行ける訳ないだろ」
母親達はさっさと用意を済ませてお城へと出かけて行きました。 


一人残されたシンデレラは後片付けをしながら呟きました。
シン 「あ〜私も舞踏会に行きたいな。」

と、その時。ドスン!裏庭で大きな音がしました。驚いたシンデレラが庭に出てみると、そこには 筑紫哲也のようなおばあさんが倒れていました。
シン 「大丈夫?おばあさん」

おばあさんは気を失っているようでした。そこでシンデレラは自分のベッドへおばあさんを運びました。 暫くすると、おばあさんが目を覚ましました。
おばあさん
(以下おば)
「ここは何処だい?」
シン 「裏庭でおばあさんが倒れていたから、私の部屋に運んだのよ」
おば 「おーそうかい世話になったねー」
シン 「いえいえ。それより何であんなところに?」
おば 「夜勤明けでボーっとしちまって、魔法のホウキから落ちてしまったんじゃよ」
シン 「魔法のホウキ?それじゃーおばあさんは魔法使いなの?」
おば 「基本的にはそうじゃな。でも本職は看護婦じゃ、魔女病院の」
シン 「魔女病院!☆? そんな病院あるの?」
おば 「ああ戦前からあるさ、都立魔女病院じゃ」
シン 「都立なの!☆?」
おば 「ああそうじゃ。 設備は古いがイイ先生ばかりじゃ」
シン 「へー」
おば 「ところで」
シン 「なに?」
おば 「看病してくれたお礼に、お前の願いごとを叶えてやろうと思うんじゃが」
シン 「ほんと!」
おば 「何がいい?」
シン 「私、お城の舞踏会へ行きたい」
おば 「おやすい御用じゃ。-まずドレスが必要じゃな。-そこへ立ってみろ」

言われた通り、シンデレラは 鏡の前に立ちました。

おば 「じっとしてろ。それ、ラミパス、ラミパス、ルッ」
シン 「ちょっと待って。その呪文聞き覚えがあるけど」
おば 「こっちがオリジナルじゃ。もう一度いくぞ、ラミパス、ラミパス、ルルルルルー」

おばあさんが呪文を唱えると、シンデレラはあっという間にドレス姿になりました。

シン 「うわーすごーい」
おば 「どうじゃ気に入ったか?」
シン 「うん、でもスカートが短い気がするんだけど....」
おば 「でもそれ、瀬川瑛子が着てたやつじゃぞ」
シン 「そーゆー事じゃなくて、舞踏会にはやっぱりロングだと思う」
おば 「そうか、じゃあもう一度、ルルルルルー」

シンデレラは綺麗なロングドレス姿に変わりました


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