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昔々、あるところに母親と3人の姉妹が暮らしておりました。母親と2人の姉達は大変意地悪で、末娘の シンデレラをただ歯並びが悪いと言うだけの理由で まるで奴隷のようにこき使っておりました。 |
| 母親 | 「いいかいシンデレラ。私達はこれからお城の舞踏会に行ってくるからね。帰ってくるまでに いつも通り食器を洗って掃除も終わらせておくんだよ」 |
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シンデレラ (以下シン) |
「私は一緒に行けないの?ママ」 |
| 母親 |
「お前みたいな矯正器具をつけた娘、連れて行ける訳ないだろ」 母親達はさっさと用意を済ませてお城へと出かけて行きました。 |
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一人残されたシンデレラは後片付けをしながら呟きました。 |
| シン | 「あ〜私も舞踏会に行きたいな。」 |
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と、その時。ドスン!裏庭で大きな音がしました。驚いたシンデレラが庭に出てみると、そこには 筑紫哲也のようなおばあさんが倒れていました。 |
| シン | 「大丈夫?おばあさん」 |
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おばあさんは気を失っているようでした。そこでシンデレラは自分のベッドへおばあさんを運びました。 暫くすると、おばあさんが目を覚ましました。 |
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おばあさん (以下おば) |
「ここは何処だい?」 |
| シン | 「裏庭でおばあさんが倒れていたから、私の部屋に運んだのよ」 |
| おば | 「おーそうかい世話になったねー」 |
| シン | 「いえいえ。それより何であんなところに?」 |
| おば | 「夜勤明けでボーっとしちまって、魔法のホウキから落ちてしまったんじゃよ」 |
| シン | 「魔法のホウキ?それじゃーおばあさんは魔法使いなの?」 |
| おば | 「基本的にはそうじゃな。でも本職は看護婦じゃ、魔女病院の」 |
| シン | 「魔女病院!☆? そんな病院あるの?」 |
| おば | 「ああ戦前からあるさ、都立魔女病院じゃ」 |
| シン | 「都立なの!☆?」 |
| おば | 「ああそうじゃ。 設備は古いがイイ先生ばかりじゃ」 |
| シン | 「へー」 |
| おば | 「ところで」 |
| シン | 「なに?」 |
| おば | 「看病してくれたお礼に、お前の願いごとを叶えてやろうと思うんじゃが」 |
| シン | 「ほんと!」 |
| おば | 「何がいい?」 |
| シン | 「私、お城の舞踏会へ行きたい」 |
| おば |
「おやすい御用じゃ。-まずドレスが必要じゃな。-そこへ立ってみろ」 言われた通り、シンデレラは 鏡の前に立ちました。 |
| おば | 「じっとしてろ。それ、ラミパス、ラミパス、ルッ」 |
| シン | 「ちょっと待って。その呪文聞き覚えがあるけど」 |
| おば |
「こっちがオリジナルじゃ。もう一度いくぞ、ラミパス、ラミパス、ルルルルルー」 おばあさんが呪文を唱えると、シンデレラはあっという間にドレス姿になりました。 |
| シン | 「うわーすごーい」 |
| おば | 「どうじゃ気に入ったか?」 |
| シン | 「うん、でもスカートが短い気がするんだけど....」 |
| おば | 「でもそれ、瀬川瑛子が着てたやつじゃぞ」 |
| シン | 「そーゆー事じゃなくて、舞踏会にはやっぱりロングだと思う」 |
| おば |
「そうか、じゃあもう一度、ルルルルルー」 シンデレラは綺麗なロングドレス姿に変わりました |
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