矯正決断までの長い道のり
自分の歯並びにそんなに自信があった訳ではないけれど, さほど悪くは ないものとずっと思ってました。しかし、アメリカ留学中 欧米人のあまりにも 歯に対する気の使いようと歯並びの悪い人=育ちが悪い とみなす文化にびっくり&反省。 だって、あの中山美穂を見て誰もが ”ブス”と言い 一色紗英を見て”すっごい美人”と言うんです。理由は歯並び。 確かにミポリン歯並び悪いけどブスって〜といった感じでしょ。それを聞いて 以来ずっと笑うのが怖くって。ビバリーヒルズ青春白書みたいな白人に 話しかけられたらただでさえ、英語つまりそうなのに、”歯を見せてはいけません” と思う気持ちでつらかった〜。しかも街中、矯正のkidsが多い事。 深夜放送の 宣伝料金の安い時間帯になると矯正歯科のCMだらけ。いつかは私も!と思っても 日本ではまだまだ、矯正に理解してくれる人も少なく、アメフトのQBがつけてる マウスピースみたいなんて言う人もいたりして。 だからあまり日本に戻ってから は 忘れかけていたのです。

そんなある日、アメリカナイズされた上手い歯医者がいると噂をききつけ、親不知を抜きに経堂へ。 そこで歯並びの事を先生に相談したら ”一度矯正歯科に行ってみては?” とあっさり即答。 ちょっと行こうかな〜と 軽い気持ちで 紹介された 矯正歯科に行くと 同棲の街下北沢にしては なかなか 小奇麗な病院。しかし先生もだれもいない受付。?と思ってると北欧パンの 紙袋を持って先生登場。”え〜歯科医ってみんな、石田純一みたいな生活してんじゃな いの〜”と思っていたわりには先生質素。 相談だけのつもりがなんだか 事がどんどん 進んで、その日に検査。 数日後には結果報告。歯を4本も抜く! との驚きの結果で家に相談したところから回り道の始まり。 両親大反対、しかも父親なんて美容整形と 勘違いしているのか”絶対許さない!” なんて電話口で怒鳴ってる声聞こえるし。 周りに相談しても”そんなに気にするほど歯並び悪くないよ”、そう言ってくれるのは 嬉しいけど、言ってる本人受け口君。もう悩むのに疲れて私が出した結論は ”少し考えさせて下さい”と先生に電話。

嫌いになった訳じゃないんだ
ただ誰も 私と矯正君の二人を理解してくれないんだ。。。
あの日、君を離したくないと 言えなかった
臆病な私を どうか許して下さい。


あれから約2年の月日が流れ、街ゆく矯正人を見ると、 あの日の別れの決断は正しか ったのか、自分自身を責める毎日。見覚えのある矯正歯科の看板を下北沢の駅で 見るたび、胸が痛かったのです。

”もう矯正なんてしないなんて 言わないよ絶対”

そして、再び矯正へのドアを開ける99年夏。
がんばれ! 負けるな! 歯磨きだってがんばるもん!お天気おねえさんみたいな さわやかスマイルになるんだ!


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