誰もが書く中国
第一話:ごあいさつ
かわいいあの娘の裸を覗きたい!という当然の欲求を満たす為に何故か一家殺害を起こしてしまうという世紀末日本にありながら、夜な夜なMKサイトをご覧になってくださるファンの皆様、お久しぶりで御座います。シンデレラの作者のTです。実は今仕事の関係で中国は天津にきております。仕事の出来ない私がなんでこんな佐藤浩一みたいなことをやっているのか?と自分でも理解に苦しむ中、MKから「天津の様子を皆さんに伝えて欲しい」という依頼がノーギャラできましたので書き始めている次第です。様子を伝えると言っても、兼高かおる女史ほどの経験もなく、かといって落合ノビーの『誰も書かなかった中国』のような国際感覚もない私・・・。そこで思案し、また開き直った結果、「いや〜、アメリカに出張行ってマクドナルド買ったらコーラがデカイのなんのって、とうとう残しちゃったよ〜」と帰国日にわざわざ出社して自慢する部長代理のような「見たまんまじゃねーかよ!」的な最新中国事情を私なりにアレンジを加えてお伝えする事に決定しました。その名も『誰もが書く中国!』。中国通の方におかれましては何卒温かい御支援宜しくお願い致します。内容に間違いがあっても掲示板等で指摘しないように!!

MK談;ほんとうに去年の暮れは無職だったくせに何を会社も冒険するのか天津マン。たいしてもったいなくない国中国。 エッセイ書いてるのは日本で多分ここだけなはず。超神経質AB型には不向きな国中国で何度下痢嘔吐を繰り返し立派な 天津エッセイストになれるものか、みなさんもお楽しみ下さいな。

第二話:ポケモンジェット
まずは日本からのアクセスについて。日本からここ天津に来るにはまず北京空港に飛んで、それからバス又は鉄道で天津を目指すのが一番効率的な方法らしい。Tもまず成田からANAの北京行きに乗り、空港からはANAが一日一本だけ出している天津凱悦酒店(←天津ハイアットホテルと読む)行きのバスに乗って来た。ところで、窓側席好きのTが成田で機内に乗り込むと隣の飛行機は部屋を明るくして見ないと命を取られることで有名なポケモンジェットだった。噂によるとこのジェット内ではANAオリジナル版ポケットモンスターを上映しているらしいが、機上でしか見せないポケモンとは一体どんなものだろう?まさか普段は目立たない青年だったポケモンが突然機内をハイジャックして、「俺に操縦させろ!レインボーブリッジの下をくぐってみたいんだ!」と叫び始めるなんて内容じゃあないですよねえ全日空さん・・・。

MK談;いるよね、国際線でみんな寝静まってる機内で窓あけてスチワアデスさんにしかられるぐらい窓際好きな人。 マンションが60万で買える国なのに天津凱悦酒店は一泊1万円。子供カードしか持って無いから 宿泊代払うとカードの上限を上回り泣く泣くいい年しておやじにカードを送ってもらったオバカはアイスの食べ過ぎで もうすでに食あたりの洗礼を受ける。

第三話:漢字の世界
いよいよ今回から天津の話。当然ながらここ天津の街はどこを見ても漢字だらけである。しかも日本人的な発想で考えるとヘンな当て字に見えるものが多い。「肯徳基」と書いてケンタッキー(フライドチキンも同じ)と読むのは何となくわかるが、「旧金山」をサンフランシスコ、「底特律」をデトロイトと読むセンスは理解しかねる。特にサンフランシスコに関しては、どう考えてもその昔ゴールドラッシュで栄えたという歴史的背景をふまえて決まったと思われる。こんないいかげんな当て字でいいのなら、「旧裸体女優」と書いて"花田憲子"と是非読んで欲しいものだ。

MK談;「日記の句読点がなくて読みづらいです、MKさんとは性があわない」だなんてネットリベンジするMKにむかって チャレンジャーなコメントをおよその掲示板で言ってきた輩がいたけどひねくれMKはそう言われるとますます嫌われたくなるのです。 どうだ漢字だらけにしてやる!
花田憲子的年下医師愛地獄不在1ヶ月也不倫天罰土俵際二子山親方苦悩日々告白。

第四話:我是从日本来的(私は日本から来ました)
Tは卒業式で「君が代」を大声で歌う純粋な日本人である。が!何故か新宿の韓国街なんかを一人ブラブラしていると、余裕でハングル語で話し掛けられたりする。そしてこのおかしな現象は天津でも変わらなかった。今日の夕飯は「中華はもう飽きた!」と部長からの"泣き"が入ったので、マクドナルド下にある焼肉屋に行った。この焼肉屋は味もいいし、値段もまあまあだし、何より日本語のメニューが置いてあるのでT一行の間でも評判である。韓国料理好きのTはノリノリでホテルを出発し、いちばん最初に店に入り「ニイハオ☆」なんて言いながら席に着く。そして次の瞬間!ウェイトレスのお姉ちゃんはフツーの顔してハングル語メニューを優しくTに手渡してくれた。ここで不快な表情を浮かべて日本語メニューに変えてもらえばいいのだが、小心者Tは「謝謝」と応える始末…。その後、東條英機似の上司からの「日本語のメニューないの?」という一言で全ては解決したが(さすが軍人)、何だか納得のいかない夜でした。

MK談;日本語べらべら喋っていてもハングルで話し掛けられるTチャンはその昔「She was He!」とガキに女だとまで 思われた。金正日に人さらいされるのもそのうちでしょう。見覚えのないミッキーマウスのぬいぐるみが部屋に残され行方不明 の暁にはイギリス人スチュワーデスと同じ部屋で奉仕活動に励む旅に出たと思い電球取り替え任務はあきらめます。

第五話:対不起(ごめんなさい)
日本にいる時は石田純一なみにファッションに気を遣っても、出張中は出来るだけ荷物を少なくしたい。そこで白いTシャツと ジーパンという今どき吉田栄作でもしないような恥ずかしい服装で生活している。これが結構この街の人と馴染んでしまうらしく、 よく声を掛けられる。今日も街を散策していると、前方にどう見ても田舎者の女の子 (畑仕事焼けした肌にタオル地の帽子、両手にはでっかい荷物を抱えている)が周りをキョロキョロしながら立っていた。 困ったことに、彼女とTの距離が近づくにつれ、向こうはTの顔ばかりを見ている。よーく見ると中山美穂似の可愛い感じ。 そして二人がすれ違う瞬間、やっぱり彼女はTに道を聞いてきた。もちろん中国語で…。 ここでミスタ−人権ジミー・カーターなら言葉が分からなくても優しく接するのだろうが、小心者Tはアッサリ無視してしまった。 振り返ると彼女は可哀想なぐらいの悲しい表情でこっちを見ている。ごめんなさい田舎者のミポリン。 本当の天津の人はこんなに冷たくはないんだよ。

MK談;え〜そろそろ注釈が必要になってきました。ミスター人権ジミーカーターとは元アメリカ大統領、 なんの取りえもなくそれでも外交の地位につきたい彼は単に「人がいい」を売りにして最近登場。Tはそれが言いたいのです。 女を見る目がないTの事ですので多分このミポリンはTをだまそうとミドリ目でアヘンでも売り付けようとしていたと MKは睨んでおります。

第6話:天津の風
このコーナーのタイトル画にも書かれている「天津の風」について…。最近はバッグパッカー系の旅行記なんか読んで甘い幻想を 抱き、親の心配も省みずにふらっとアジアに出て行ってしまう人が多いのではっきり断言しておくが、 ここ天津の空気は異常にキタナイ!!例えて言うなら、街中がゴールデンウィーク初日の用賀インターである。 単なる偏見で書いているのではなく、ちゃんと証拠もある。皆さんご存知だと思うが「汚い空気を吸うと鼻毛が伸びる」 というのは煙草を覚え始めた中学生の間では定説。Tの一行には専属の地元のタクシードライバーさんが付いているが、 この人の鼻毛は"ふっさふさ"である。いや、正確には"ふっさふさ"も通り越して、よく土産物屋に置いてある太い鉛筆の芯のように、 尖った毛のかたまりが下に向けて突き出ているのである。毎朝このドライバーさんの笑顔を見るたび 「こんな惨劇が起こる前に日本に帰れますように」と願うTであった。

MK談;注釈=用賀インターとは動かない環状線の中でほとんど道が駐車場化している渋滞のメッカの事です。 天津では雨だろうが嵐だろうが毎日がツールドフランスのごとく自転車がぶんぶんかっとびその中を車がすりぬけている。 武田鉄矢ぐらいにならないとそんな道を横断は出来ないらしい。


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