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March/2000


3月30日(木)

一昨日の昼から夜にかけての雨風は、かなりの黄砂を伴ってたようだ。昨日から車が泥水をひっくり返したみたいに汚れている。こんなに汚いまま公道を走るのは楽しくないけど、周りの車もほとんど同じような状況だし、まあいいか。こんどの週末は洗車だな・・・・。


3月29日(水)

昨日の夜、日本興業銀行が長崎ハウステンボスの債権を放棄することを決定し、ハウステンボスの社長が引責辞任することになった、とのニュースが流れた。週末、たくさんのお客で賑わっているハウステンボスでも決して楽ではない。これだけ不況が長引くと、テーマパークはどこでも大変だろう・・・・。個人的には、ハウステンボスはテーマパークというよりは環境調和型の都市を目指している、という点はすごく評価したい。園内で発生する生ゴミはたい肥化してそのまま園内の植物に利用したり、自前の下水処理施設を完備するなど、当初から環境に配慮した街を目指していた。ハウステンボスの開園は今から8年前、会社立ち上げは14年前・・・・。環境への社会の関心が今ほど大きくなかったと思われるその頃から、街造りのコンセプトに「環境」を挙げていたのには感心する。ところがそういった施設整備のための初期投資が経営を圧迫する一つの要因になっていたらしい(西日本新聞:3/29版)。理想だけではものごとは上手くは行かない。でもこれからも理想は諦めないで欲しい・・・・と、一連のニュースを見て密かに感じた。


3月28日(火)

「春の嵐」とでも呼べそうな天気だった。ふと窓の外を見ると、南西の方から真っ黒な雲がときおり稲妻を放ちながら近づいて来るのが分かった。数分後に訪れた、雷を伴う強い雨風は30分以上続いた。そして冷えてきた。後で聞いたところでは同じ町内で雹が降ったところもあるらしい。夜になった今も風が強くて割と寒い。春先ってこんな風に、暖かくなったかと思うと寒さが戻ったりするから暖房器具関係がなかなかしまえない。逆に秋口は少々寒くてもけっこうぎりぎりまで暖房器具を出さないで粘ったりするんですよね。


3月27日(月)

「ビューティフルライフ」最終回の視聴率が41%を超えたらしい。って、自分も録画とはいえ観た一人・・・・・。毎回欠かさず観ていたわけではないけど今回のドラマはストーリーに裏切られることがなかった。連続ドラマって最終回がしょうもなくてがっかりするケースがよくあるけど、昨日の最終回はきれいに終わってくれたし最後まで安心して見ることができた気がする。

荏原製作所の工場排水から、高濃度のダイオキシンが検出されたという先週のニュースの続報を今朝のNHKでやっていた。荏原製作所といえば水処理プラントの設計などで環境問題(特に水環境)には早くから取り組んでいた企業だった筈なだけに驚いた。荏原製作所の水処理装置はあちこちで成果を上げている。また8年前にすでに自社工場の焼却施設にダイオキシン除去装置を取り付けていたというのは、企業の中では取り組みの早い部類に入るのではないだろうか。ところがその除去装置から排出された、高濃度のダイオキシンを含む廃水が、配管ミスによってしかるべき水処理設備を通らずに直接排水されていたという・・・・。会社も大慌てだろうけど付近の住民もたまったもんじゃないだろうな

ダイオキシン除去装置といえば、個人的には酸化チタンの光触媒作用でダイオキシンそのものを分解するプラントに頑張って欲しいと思っている。ランニングコストは比較的安いし触媒機能は半永久的だし・・・・。近く大型の試験プラントの運転が始まるらしいと聞いているが、こういうのが早くメジャーにならないもんだろうか、と思う。荏原製作所のケースではダイオキシンを水に溶け込ませて一旦回収し、その水をさらに浄化する、という2段階での処理だったわけだけど、1段階で済めばその方が良いはず・・・・。(それにしてもダイオキシンって水には不溶で油溶性の物質だと思っていたのだけど・・・・ちがったのかな・・・・?)


3月26日(日)

有田町と西有田町にまたがる歴史と文化の森公園にある「炎博記念堂」で開催された「食空間フォーラム」に出かけてきた。フォーラムのメインはテーブルセッティングのコンテスト。「お茶をのむひととき」をテーマに、センスのあるセッティングが数多く並べられていた。テーブルセッティングといえばどうしても「お金持ちの趣味」的な色合いが強い部分もあり、いかにもお金のかかってそうな、豪華な飾り付けもあるけれど、最近では逆にシンプルで、身の回りにある素材を使った、どちらかというと実用的なセッティングが再評価されているらしい。「見てきれいなもの」と、「生活の中に取り入れたくなるもの」はやはり違う。個人的にはやっぱりシンプル系が好きだな・・・・と思ったりして。

陽射しの暖かな週末、日に日に春を感じるようになってくる。今はいたるところで菜の花がとてもきれい。もうすぐ訪れる桜の季節も楽しみだ。


3月24日(金)

仙台で開催された某学会に参加していた上司が今日帰ってきた。面白かった話題として、どこかの学生の一人が完全手書き(&手描き)のOHPを使って発表していたという話があった。いまどき手がきというのは本当に珍しい。文字はきれいで丁寧、レイアウトも良い、印象に残る、味のある発表だったらしい。最近ではパソコンを使えば誰だってきれいな発表資料を簡単に作れるけれども、手がきでこういうことができる才能って貴重だと思うし、すごく羨ましいと思う。もし、妹尾河童さんみたいな絵や文字がかけたら、自信を持って手がきの資料を作るんだけどなあ・・・・私にはとても無理みたいです。


3月23日(木)

雨が冷たく、肌寒い1日だった。3月も下旬だけどまだまだ肌寒い日が多い。今日のようなじめじめした寒さは一番苦手だ。雪が降ったりする真冬の方がまだいい。今の季節は「もうそろそろ暖かくなって欲しい」期待があるから、ちょっと寒いと余計に寒く感じてしまうのかも。

もうすぐ4月、このWebPageを立ち上げてから一年近くなる。何だか早いなぁ。今頃つけるのはあまりに遅いけれども、3日ほど前にアクセスカウンターをつけてみた。知らないうちにカウントが増えていくのってなんだか不思議な気分・・・・。いったいどういう人が見ているのだろう・・・・。

「歴史りんく」というサイトを見つけた。その中で世界史のクイズがあったのでローマ、ギリシャ、オリエントの3つに挑戦してみた。世界史は高校生の頃から好きで、特にローマやオリエントは今でも興味がある。とはいえ、ものすごくマニアックな問題とか出たらお手上げだろう、と思っていたところ、わりと教科書的な問題で、ローマとオリエントは20問中19問、ギリシャは18問正解。意外に忘れていないものだ。だから何なんだと言われたら何でもないんですが、なんとなく嬉しい。(ローマは深く考えすぎなければ満点取れるとこだった。ちょっと悔しい。)それぞれ16問以上正解で合格ということで、合格者名簿に足跡を残してきました。もちろん満点の方も多数いらっしゃいます。

そのうち歴史関係のページを作りたい・・・・と前々から思っているけど、まとまった時間がなくてなかなかできない。
向こう一年ほどは本業の方が忙しくなることもあり、このWebPageの更新自体も大幅にペースダウンしそう。・・・とかいいつつ、日記だけはなんとなく習慣になってしまってるのでペースダウンしつつも書くだろうと思うけど。


3月22日(水)

今朝のズームイン・朝は、私の住んでいる有田町からの中継だった。人間国宝の今右衛門さんが生出演したり、街並みや山に囲まれた風景が紹介されたりした。が、江戸時代、ヨーロッパへの輸出用に生産された「髭皿」の写真が出た時、それに被ったテロップが「色鍋島」だったのには思わず、それは違うだろう〜、と叫びそうになった。こんな派手派手のお皿を色鍋島だなんて・・・・。といったって、この放送を見てこれに気付いたり気にする人なんてほとんどいないんだろうな。


3月18日(土)

今頃・・・・って感じだけど、菊田まりこさんの絵本、「いつでも会える」「君のためにできるコト」を買った。特に「いつでも会える」は、去年、ボローニャ児童賞の特別賞を受賞したということでTVで紹介されていたのをみて、すごく欲しくなった本。飼い主の女の子を亡くした犬のお話で、とりあえずストーリーは知っていたにも拘わらず、読みはじめて30秒もたたないうちに、年甲斐もなく涙が溢れてしまいました。すごくシンプルで、ストレートに心の中に入ってきて、・・・ほんと、心が洗われるようです。理屈抜きで子供から大人までたくさんの人に読んで欲しいなあ、と思える本に久しぶりに出会ったような気がします。こんな絵本がかけるなんてすごい。作者の菊田まりこさんって、とても純粋な心を持った人なんだろうな・・・・って思いました。


3月15日(水)

所用あって、久しぶりに福岡市にある母校のキャンパスを訪れた。ほぼ真上を間近に通過していく飛行機とその轟音はちっとも変わってない・・・。春休みで学生の数は通常よりは少なかったけど、大学の雰囲気って懐かしくて良いなあ〜。アポの時間まで少し間があったので生協の書籍部に寄ってみた。学内の書籍部ってすごく小さいけど、専門で欲しい本は大型書店よりもよほど揃っているかも・・・・と、今更ながら感心。思わず目に留まったのを購入しました。

購入したそれは化学同人が出している「科学英語のセンスを磨く〜オリジナルペーパーに見られる表現」。従来のこの手の本になかった特徴として、アメリカの2種の科学雑誌に実際に使用されている英語のさまざまな表現の出現頻度をコンピュータで解析しているのが面白かった。例えば、「〜についての研究」という英語、Study of〜、 Study on〜、 Study for〜 の中では、私は今までStudy onを好んで使ってた。ところが分析結果によれば of が202回使用されているのに対し、on はたったの25回。しかも注釈として「日本人はonを使いすぎる傾向にある」だって・・・・。うわー、参ったなあ、と苦笑してしまった。ちなみに for はわずか5例。 まだ隅々までは読んでないけど役に立ちそうな本です・・・・。


3月12日(日)

昨日からJRが新しいダイヤで運行している。また、特急電車の車体の衣更えも大幅に行われ、JR九州佐世保線の特急(みどり号&ハウステンボス号)はすべてハイパーサルーンになったらしい。こんどの水曜日、さっそく乗る機会があるので楽しみ。・・・・でも車体のデザインは一応みどり号&ハウステンボス号用にマイナーチェンジしてあるとはいえ、所詮は他の路線のお古なんだよね。ああ、すごくローカルな話題だ・・・・。

JRといえば、新幹線の新型車両、ひかりRailstarも昨日からの運行だったけど、いきなり故障で遅れてしまって散々だったようでなんだか気の毒です。


3月8日(水)

ここ2〜3日は暖かかったけど、今日は朝から冷え込み、寒さが戻ってきた。職場の周辺では、昼間、ほんのしばらくの間だったけど、雪がぱらついた。まさか3月になって雪を見るとは思わなかったなあ・・・。


3月5日(日)

福岡市博物館に、「大英博物館古代エジプト展」を観に行った(詳細はこちら)。日曜日だからきっと多いだろうと思ってたら案の定、ものすごく多かった。・・・なんて、自分もその中にいるんだけどね・・・・。購読している「週刊・世界の美術館」も今週は大英博物館のエジプト特集だったし、タイル博物館でもエジプトのタイルの出土品の展示を観たし、私にとってはエジプトWeekって感じでした。


3月4日(土)

予報どおり、今日は朝から小雨が降っていた。天気予報では「あたたかい雨」とか言っていたような気がするけど、息が白くなるくらいすごく寒かった。この出張、コートを着てきて正解だったと思った。

朝から、春日井市のC大学で行われたあるセミナーに参加。春休みなので大学のキャンパスは比較的静かだった。こういうセミナーって、一応演題を見て参加を決めるけど、期待外れの時もあれば当たりの時もある。今日のは当たりでしたね。遠いけれど、来て良かった。夕方まで聴講した後、夜の飛行機で帰路につきました。


3月3日(金)

午前中は名古屋市内のN研、午後は常滑のI社を訪問したけど、移動の時間に余裕がなくてお昼を食べ損ねてしまった。I社ではお腹が鳴らないかと気が気じゃなかったです。

I社では工場訪問の後、会社が運営している「世界のタイル博物館」を見学させてもらった。こじんまりとしているけれど、内容はとても充実している。個人的には特に4600年前の、古代エジプトのジュセル王のピラミッド内部で発見されたという、青いタイルの美しさに心惹かれた。製作技術の面から見ても、歴史的な面から見ても、非常に興味をそそられる逸品です。
タイル博物館の隣りには、古い窯の内部を利用したホールと、染付け便器およびテラコッタの資料館が併設されている。大型の古い窯は、繰り返し焼成されたことにより内壁がガラス化し、キラキラしてなんとも言えない美しさ。ここでコンサートなども催されることもあるのだとか。そして染付け便器のコレクションは、よくこれだけ珍しいものを集めているなと感心するけど、実際に使用されていたものを集めたのかなと想像するとちょっと苦笑してしまいます。

それにしても今日は移動の多い1日だったから、天気に恵まれたのは有り難かった。名古屋にいるのは明日までだけど、予報では天気が崩れそうなのでちょっと憂鬱・・・。


3月2日(木)

今日は新幹線で名古屋へ。3月になってずいぶん暖かくなったけれど、また急に冷え込むこともあるかもしれない。季節の変わり目の出張は着るものを決めるのに悩んでしまう。あまり厚着も恥ずかしいけど、薄着にしすぎて風邪引くのもなんだか間抜けだし・・・。とりあえず、「寒くても困らないような」バージョンにした。新幹線で窓の外を眺めていたら、関ヶ原付近はけっこう雪が積もっている。青空に雪山が映えてきれいでした。

夜、ホテルの部屋でTVを観ていると、金属加工をやってる町工場の職人技が紹介されてた。ミクロン単位の精度が要求される加工の、最後の仕上げは機械に頼らず人間の手で行われている・・・・という、この手の内容の紹介番組は時々見るけれど、見るたびに凄い凄いと感心してしまう。現代のハイテク技術を支えているのは、最終的には人間なんだと思うと少しほっとする。「最終的な仕上げはどんなに優秀なコンピュータ制御の機械でもできません」と、職人さんは自信を持って言っていた。けど考えようによっては人間こそが、最高に精密にできた機械だと言えないこともない。五感からインプットされてくるあらゆる情報をもとに、微妙な手先の動きを脳がコントロールする人間の技・・・・。加工技術に限らなくても、例えば机の上からコーヒーカップを持ち上げる、それだけの動作をとってみても、カップを持った時の重量感を即座に脳に伝え、腕や手の筋肉に適切な力を加えてカップを空中に支える、あるいは移動させる、ということを私たちはほとんど無意識のうちに行っている。この情報処理が適切に行われないと、カップを急に高く持ち上げすぎたり、バランスの取れた持ち方ができなくてコーヒーをこぼしてしまうだろう。これと同じ能力を持ったコンピュータなどというものは今のところ存在しない。なんてすばらしいこの脳の処理能力! なんて、何を言いたいのかよく分からなくなったけれど、人間も含めて、生き物って本当に凄いな・・・・とつくづく思ってしまうのです。



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