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●実家のテレビが(6月20日)
実家の松下のテレビが壊れたらしい。
まったく、最近の家電品はすぐに壊れる。
やっぱダメだな、松下は。
…と思ったら昭和59年製でした。
すんません、ホントすんません、お務めご苦労様でした>松下のテレビ
…と、ここで取って付けたような季節感など。
↑元ネタは「逢坂大河フィギュア 絶叫デザイン水着ver.」というヤツなのだけども、
例によって現物は持っていないのでテキトーです。ちなみに何が絶叫なのかわからんのだけど、かわいかったから描いてみた。
* * *
そんなわけで実家のテレビを買い換える事になったのだけど、
アレなわけだ、時代は地デジなのだよ。
…たぶん。
実際、家電量販店に行けば「時代は地デジでございます」とか言ってるわけだが、
しかしまぁ、ウチの親の世代にHDMIとかCS110°対応とかB-CASとか言っても
残念ながらおそらく何が何だかわからんわけだ。
いや、正直に言おう。
オイラにも全然わからん(笑)。
で、結局「なんだかよく分からないから、一番安いヤツにしちゃえ」ということになる。
スペックも画質も何も関係なくて、ただひたすら「安けりゃなんでもいい」わけだ。
しょうがないじゃないか、だって難解なんだもん。
そんなわけで適当に某社製品を実家に買って行ったのだが、
まぁ、当たり前と言えば当たり前かも知れないが、普通に映った。
つまり、いちいちメーカーとかスペックとか現物を丹念にチェックしなくても
適当に買ってくれば価格相応でまずまずな製品が手に入る。
オイラがチェックしなくても、他の熱心な消費者が「ダメ製品」を市場から追い出してくれている。
競争原理ですな。
今回はそんなお話し。(←ここまでがアバンタイトルだったらしい(笑))
* * *
で、エコポイントである。
今テレビとかエアコンを買うとエコポイントとやらで賢くウハウハお買い得とのことらしいのだが、
実際のトコロ、これってホントに「お得」だろうか? 「結局税負担が増えるだけ」的な話じゃなくて、単純にお買い物として。
※「ホントにエコだろうか?」というハナシは去年さんざん書いたからパス。
例えば、似たような2種類のテレビAとBが販売されてるとする。
似てると言う事は、お互いライバル製品ですな。
店頭価格はどちらも10万円とする。
テレビA……10万円
テレビB……10万円
というか「似たようなテレビ」なのだから「似たような価格」となる、定価とかメーカーの都合に関係なく。
そうしないと安い方しか売れないからね、つーか、オレなら高い方は買わないね、というのが毎度お馴染みの競争原理です。
さて、ここにエコポイント登場。
なんか良く解らない基準により、今回はテレビAにだけ政府から2万円の援助があるとする。すると
テレビA……10万円・でも今ならエコポイント2万円で実質8万円!
テレビB……10万円
これならば、もうテレビAで決まりである。
そりゃーお得だろう、どう考えても。
誰だってそう考えるはず。
その結果、何が起きるか?
このままではテレビBは全く売れなくなるので当然値下げする必要が出てくる。
どこまで値下げが必要かと言えば、それはAに対する競争力を回復出来る価格なので、
つまり8万円だ。
2万円も値引きするなんて出来るか?というと、それはもう出来る出来ないではなく、
そうしないと売れないよ、というかオイラは買わないし、あなたも買わないでしょ、マジ市場原理だよ、ということだ。
テレビA……10万円・でも今ならエコポイント2万円で実質8万円!
テレビB……大特価赤字価格の8万円
めでたし、めでたし。
結果、AもBも実質8万円で買える事になる。
…あれ?そんじゃあどっち買っても同じじゃん。エコポイント関係ないじゃん。
一方、テレビBは(仕方なく)2万円も値引きしたわけだけど、でもそのしわ寄せは何処に行くのか?
誰がその2万円を負担するのか?
小売店もメーカーも、そんなもの引き受けたくないし、そんな余裕もないだろう。
とすれば、方程式の解というか、無理矢理辻褄を合わせるための店頭価格設定はこんな感じだろう。
テレビA……11万円・しかも今ならエコポイント2万円で実質9万円!
テレビB……9万円
これならば、「似たような製品は似たような価格でしか売れない」という原則と
「誰も値引き分の負担なんてしたくない」という条件を満たすことができる。
が。
すぐに気が付くと思うけども、Aを買ってエコポイント\20,000をゲットしても
元々の販売価格が水増しされているので、実質お得なのは\10,000にすぎない。半額ですな。
消えた半額は、勿論「エコポイント対象外製品」の損失補填に回っている。
この状態では
・エコポイント対象品と非対象品、どちらがお得と言う事はない。だから好きな機種を買えばよい。
・2万円相当のエコポイントが付いても、実際に「お得」なのは1万円だけ。
と言う事になる。
ま、これはあくまで妄想でしかないわけで
現実の価格は上記の通りにはならないのだろうけども、それは隠し方の違いであって、
結局のところ、何処かを無理に押せば、その分は何処かからはみ出てくる。
こんな風に客とか店になったつもりで、価格決定の原理原則を考えてみると面白いのではないかと思うわけです。
* * *
いや、妄想は楽しいよ?
「元店員が明かす家電量販店の云々」的な、いわゆる聞きかじり的「業界ウラ話自慢」がつまらない理由は、
大抵の場合は妄想成分が不足しているからだと思う。
だいたい聞きかじりの単なるリピート再生に対しては、会話が成立しないじゃないか。
* * *
さて、先の実家用のテレビの機種選定だけど、
適当に近所のビックカメラに行ったら、ちょうど安売りしていたヤツに決めた。
もう、その場で。
他店との販売価格の比較とかはしていない。
実はビックカメラのすぐ隣がヤマダ電気だったりするので、
ちょいと歩けば簡単に比較出来るはずなのだが、
と言う事は、既に誰もが比較しようとするはずなので、
既にそれを見越した妥当な価格設定となっており、むしろ比較するための時間が無駄である
先にも出てきた競争原理だ。
…というのが理屈なのだが、
コレが成り立つためには正常に競争原理が働いていることが前提となる。
ココで注目すべきは家電業界ではなくて、「競争原理が働いていない」業界の方である。
テレビに限らず、デジカメとかノートパソコンとかCPUとかを買うならば、大抵の人は
ドコで買うのが安いのか、価格comとかあちこちでじっくり調べるんじゃないだろか。
そりゃそうだ、どうせ買うなら、安い方がいいし、
出来れば同じ予算で大きなメモリ積みたいとか、DDR3も結構安くなってきたね、とか
そんな事を一生懸命悩むわけだ。
だって、悩むのが面白いからな!
コレ重要。
誰だってそうだ、面白いのだ。
面白いからみんなが一生懸命比較して、結果、競争原理が働き
すべての製品の価格は妥当なラインに落ち着く。
何をドコで買っても、気にするほどの差は無い。せいぜい10%とか20%の違いだ。
だから逆に一生懸命比較してる割には、効果は小さい。
たまには調べた甲斐があって「掘り出し物」を見つける事もあるかも知れないが、
生涯を通してみると、損得だけで見れば、大抵は割に合う作業ではない。
競争原理の働いている場所には、利益の種はほとんど落ちていない。
強引にまとめると「みんなと同じ事をしてるのだから、あなただけ得するはずがない」
みたいな感じか。
と言う事は。
もし労力を傾けるならば、それは「だれもあまり一生懸命に比較しないモノ」にするのが
効率がよい、たぶん桁違いに。
その「だれもあまり一生懸命に比較しないモノ」の代表選手が保険である。
…ほら、「うわ、つまらなそう」と思ったでしょ?
実際つまらないのだ。
今度はCPUどれにしようかな?みたいな、ときめく話じゃないのだ。
だから多くの人は、あまり一生懸命に考えないというか、
なんか日生のオバチャンに生命保険とか勧められると、
なんか入ってた方が安心っぽいし、
でもどのくらいのに入ればいいんだろう、良くわからないなぁ、
まぁ、同僚の××もコレにしたって言ってたし、
人並みにしとけばOK?…とか、そんな感じじゃないだろか?
…というか、社会人1年目のオイラがそうだったし(笑)。
でも真面目に検討しようとしても、保険はマジつまらない商品なのだ。
Core 2 Quad Q9550とDuo E8500、動画エンコード前提ならば価格差を考えても…という悩みならともかく、
日本生命と第一生命、死亡保障と入院費の特約つけると、この先30年ではどっちが…なんてのは
正直、全然むちゃくちゃつまらない話だ。
ここ、重要ね。
多くの人にとってつまらない話、と言う事は、
それだけ競争原理が働いていない世界といえる。
実際に自分の死亡確率(期待値)と保障額と想定利回りを計算して、
日生のオバチャンが吹っかけてくる毎月の掛け金の正当性を検討するような人は、
少なくてもオイラは見た事が無い。
これはもの凄いことである。
その商品を購入すると得なのか損なのか、ほとんどの人が気にしないという、
販売側にとって、当にヘヴン状態な商売だ。
例えば毎月の掛け金が1.5万円とする。というか過去のオイラの例だけどさ。
で、保険会社から見て仮に33%が「ヘヴン状態」だとする。つまり5000円だね。
これが×12ヶ月で年間6万円。
なんか毎年マザーとCPUが買えそうな勢いだけども、
そのぶん、オイラじゃない誰か(保険会社)が「ヘヴン状態」を満喫してる計算だ。
だから、オイラのPCはいまだにPentium4 1.6GHz
+ 850チップセットのままだ。
正直、ネットブックにすら負けてる。全く関係ない話だけども。
もしもこれが、「知らずに日清カップヌードルを250円で買わされていた!」みたいな話ならば、
即座に「うわ、もったいねぇ!」とか思うわけだけども、
でもそれってせいぜい100円の違いでしかない。
仮に、ボッタクリ額が年間6万円ならば、10年間だと60万となるのだが、
年齢と共に保険料もアップするから、生涯では数百万の差が付く計算。
でもあまり気にする人はいない。
それより10万円の地デジテレビの10%引き広告の方が、見ていて楽しいわけだ。
ちなみにオイラは生命保険の類には全く入ってない。
というか、ずいぶん前にキレイサッパリ解約した。
そりゃもうね、オバチャンの引き留めが凄かったですよ、電話で何時間も。
「万が一の為に保険は必要」「今解約すると損」「××病では入院治療に○○万もかかる」などなど。
ここで一応断っておくけども、これらの保険会社の脅し文句に不安になるようならば、
多少のコストを支払ってでも、たとえボッタクリ商品であっても、その保険は継続した方が良いと思う。
自分の人生に発生しうる不幸をある程度想定し(人生は皆違うので想定すべきリスクも人それぞれだ)、
現在加入している保険の内容(商品特性)を理解し、
その上でより優れたソリューションを見つけたのならば、自信を持って解約すればよいし、
自信があるならば、そもそもオバチャンの脅し文句に怯えたりはしない。
保険の中身を知るのは面倒だけども、一度真面目に、それもなるべく若い時点で考えたほうが
まぁ、俗っぽく言えば「数百万お得」なのだけども、
(いやしかし実際には額面通りに「お得」じゃないかも知れないけども)
そのような保険ビジネスというものについて一度考えてみる事は
なんらか人生においてその額面相当以上に得るモノがある、と考えて良いのじゃないだろか。
ちなみに現時点で「わりと合理的」とされているのがライフネット生命保険
らしいので、具体的な第一歩として良いかもしれないです。
※別に↑ここを勧めてるわけでは全然ないです、念のため。
というか、先に書いた通りオイラは保険には加入してないです(生命保険・医療保険とも)。
国民の義務である国民健康保険と国民年金と自分の貯金だけさ。
ああ、随分とおかしな話になっちゃったな、
なぜオイラが保険の話など(笑)。
まぁ、テレビに限らず、保険に限らず、CPUでも野菜でも家賃でも税金でも、みんな根っこは同じなわけだ。
* * *
それはともかく。
どうも最近、ウチのテレビ(何度か登場している昭和の時代のヤツ)が
すっかり白黒テレビ化してしまっている。
こんなかんじ
ビデオ入力も全部白黒状態なんだけども、
見ての通り音量表示はしっかりカラーになっているので、
どうも色復調回路の故障っぽい。
最近画面の右上に「アナログ」という文字が入るようになったが、
むしろ昔みたいに「カラー」とか出してくれるとオレに大ダメージなのだが。
●またテコの原理(1月25日)
重量6tのタラップを下図のように傾斜させて設置した場合の
ボルトにかかる負荷を考えてみる。(例の造船所の事故の話です)
まずは2本のボルトで支えた場合。
つまりこんな感じだ↓。
この程度の傾斜であれば、ほぼ単純計算でOKである。
つまり6tの重量は両側に3tづつかかる。
この片側3tを「2本の」ボルトで支えるのだから、
1本のボルトにかかる負荷は1.5tである。
少なくても静的にはそうなる。
ではボルトの数を4本に増やしたらどうなるか。
事故を起こしたタラップとフックは、概ね下図のような構造だと思う。
タラップにフックを追加延長したような構造。
ただし寸法等は目分量です、念のため。
各ボルトにかかる負荷は小学校の知識でもわかるはず(たぶん)なので、
ちょっと考えてみると良いかも知れない。
まぁ、直感でも想像がつくかもだけど、ボルトの数が2倍増えたにもかかわらず
ボルトへの負荷は逆に4倍に跳ね上がるのである。
蛇足ながら、片方のボルトを支点と考えれば、↓こんな風に考えられるわけだ。
つまりフックの端には(タラップの自重による)3tの力ががかかるのだけども
4:1のテコによって、ボルトには12tの負荷がかかることとなる。
もちろんフックは左右に2本あるから、1本あたりだとこれらの値は半分となるので
ボルト1本への負荷は6tとなり、先の数値の4倍となる。
なお、もう一方のボルトを支点と考えれば
それぞれのボルトにかかる負荷が判明することになるのだが、
何れにしてもタラップの自重よりはるかに大きなチカラがボルトにかかる設計ということになる。
もちろん、それは「設計通り」なのだろうけども(でなきゃ困るぜ)
結果として全部のボルトが一気にブチ切れたと言う事は
(ボルト自体の不良とかでない限りは)何か計算を間違えたか何かで
ここにかかるチカラがボルトの強度を微妙にオーバーした、と言う事になる。
大事なのは「微妙に」というところである。
このボルトの間隔(10cm)が、もし倍の20cmであったならば、ボルトの負荷は半分になるので
少なくても今回のように「即、事故」にはならなかっただろうし、
逆に半分の5cmだったならば、人間が載る以前に自重だけで余裕で崩壊していただろう。
タラップでもソフトウェアでも電気回路でも、最初から「全く使えない状態」であれば事故など起きない。
そういう意味で、この「10cm」という数値は、非常に運が悪かったと言えるのだけども
さらに言えばボルトの径(18mm?)もそうで、
コレよりも太くても細くても、死亡事故は起きなかったわけだけども、
しかし本当に運だけでこのような「大ハズレ」を引けるのだろうか?
今回のケースがどうであるかはもちろん判らないので一般論ということになると思うけども
多くの場合、このような事故は「解っているヒトが設計」したものを「解ってないヒトがアレンジ」
することで発生している。まぁ、アレンジじゃなくて見よう見まね、かも知れないけども、
そうでもなければここまでピンポイントで運の悪い設計は無理だ。
全くのシロートが全くのゼロから設計したらボルト径は1mmかも知れないし1mかもしれない。
しかし、自重には耐えて、かつ人が乗ったら崩壊するのは径が18mm前後の時だけで、これは
合理的な設計値の、ちょい下あたりのピンポイントだ。
何かを参考にすることはあるし、そして多くの場合それは「とりあえず動作」することが多いけど、
しかしその時に要求される技量が決して低くないと言う事を知らない人は結構いたりして、
そういう人ほど「参考」を繰り返すわけである、事故が起きるまで。
あくまで、良くあるハナシとしてだけども。
この例を持ち出したのは、
「一見簡単そうだけど、何も考えないで真似すると大変な事になる例」
としてであって、別に事故の原因がここであると言ってるわけじゃないよ、
念のため。
* * *
ちなみに世の中、事故と言うものが非常に少ないと思う、
えーと、人間(おいらも含めて、だよ)の仕事の品質の割には、って意味で。
実際にタラップとか飛行機とかATMが落ちることは滅多に無いわけで
それは、なんか人間というのはものすごく運がよい、とも思うのだけども、
実はそれが昔からものすごく不思議であるのだけども、
その「運がよい」理由の一つが、上記の、つまり大抵の設計ミスは
事故云々以前に「最初から全く使えない状態」で終わるから、
つまりヘタクソな設計の99%は事故発生までにすらたどり着けないからじゃあないかな、
とか思うのですが、どうだろか。
そして、そのような厳しい条件をクリア(?)して事故にたどり着く事の出来る(?)例の一つが
たとえば先の「良くわかんないまま参考にした場合」じゃないかと思うのだけど
どうだろか。
●描いてみた(1月18日)
いや、描いたのは去年なのだけども。
というか、オンリー用に描いたコピー本のおまけCD-R用に描いたのだけども
当日に体調を崩して不参加で(笑)、
そのままお蔵入りしてた絵ざんす。
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まぁ、絵自体はこうして公開すれば無駄にはならないんだけども
メディア、つまりCD-Rと、あと本ね、これの処分は大変である。
なんというか、資源とか労力とかいろいろ勿体ないなぁ的に。
とりあえずCD-Rは裁断完了。
ああ、なんかせっかくの生CD-Rを無駄に燃えないゴミにしてしまった。
資源にゴメンナサイだぜ、まったく(泣)。
ちなみにこんな本↓でした。庶民的リリアンな4コマ(笑)。
4期。
気のせいか、瞳子の声が釘宮にしか聞こえないゾ!(笑)。
いや、釘宮なのだけどもさ。
あと、話の展開があらすじっぽい感じになってしまっている、などと書くと
なんか偉そうだよな、何様だよオレ、みたいな。
あ、あけましておめでとうございます、今さらですが。