SIESTAは須田の趣味の雑記とラクガキの個人サイトです。
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■続・業務連絡(2012年5月1日)
サイン本のアンケート、ご協力ありがとうございました。
これを参考にしておよその部数を準備する予定ですが、
足りないかもしれないし余るかもしれないし
そのあたりはオイラにも判らないので
まぁ、そんなモノだとよろしくご了承ください。

なお、当日のイラスト・サインはお断りしてます、申し訳ない。
というか、オイラはトレス台とか無いと描けないでござるよ。
たまに「色紙にマジックとかでササッと描く」みたいな人がいるけども、
あれが出来るのって特別に上手な人だけです、誰にでも出来ると思ったら大間違い。
ウソだと思うなら色紙買ってきて、自分でやってみるといいぞ、マジ落ち込むぞ、あれは。

※コミティアに参加されない方からの希望も多かったので
若干数ですがメールでも受け付けることにしました。
以下の全項目について確認された上で申し込んでください。

・送料込みで2000円とします(宅配便での発送です)。
・希望者多数の場合には抽選となります。
・ビニール袋で防水+クッション封筒で送りますが、輸送で生じるある程度の痛みについてはご了承ください。
・書籍は初版〜最新版まで混在しています。汚れ等はありませんが経年劣化は多少有ると思います。
 またイラスト描きの作業の際に折り目等が付いてしまっている事もあります。神経質な人はご遠慮ください。
■申し込み方法
・申し込みは、件名を"サイン本"としてサイトの連絡先アドレス(siesta_info)宛へメールください。
 メール本文には郵便番号・住所・本名・電話番号を記入してください。受付は5/6〜5/10日です。
・当選した方へ5/12頃までにメールします(ハズレた方には特に連絡はしません)。
■当選後
・代金は(義援金として)直接日本赤十字社へ2000円を送金してください。→赤十字社
 ※送料分を当方へ送金する必要はありません。2000円全額を赤十字へ送金ください。
・送金後には、確認のため領収書等の写真を添付したメールを当方へ5/22までにお送りください。
 写真はあなたの名前と送金先、金額、受領印が明瞭に確認出来るものとしてください。

■業務連絡(2012年4月20日)
●コミティア出ます。

   コミティア100(5月5日) スペースは  あ82a 「SIESTA」

持って行くのは既刊2種。
新刊は無いのでございますが、
イラスト&サイン本プレゼントなどと言うものを実験的にやってみます。

 こんなの。

えー、無料プレゼントなのですが、義援金として1000円協力していただくという、
いわゆるチャリティー的なものでございます。

とは言え、ぶっちゃけ1000円という設定もよくわからんのさ、
一応は定価3000円くらいの本なので、単純にお買い得ではあるけども、
とはいえ同人誌即売会で技術書なんて需要自体が無さそうとか、
そもそもオイラのサインとイラストなんて意味あるの?とか
冷静に考えると相当に「?」な企画でございます。

そんなわけで、とりあえず需要が良く判らないまま今回は試験的に2部ほど持って行く予定だけど、
欲しい人はアンケートに回答してもらえると、こちらも手っ取り早く必要数が判って助かるのだ。
  ※↑アンケートは終了しました。ご協力ありがとうございました。

ちなみにこの本、サインしやすいページが無い。
サインもイラストも普通はマジックで書くわけだけど、
そうすると紙の裏にインクが染みて、いわゆる「裏写り」状態になる。
だから、なるべく「両面共に空白」なページを選らんで書く事になるわけだけども、
困ったことに、そんなページが全然無いのさ、この本。

で、今回の新兵器が「水性顔料マーカー」なるモノで、
まあ、名前の通り染料じゃないから染み込まないわけで、
結構見事に「おおっ!?」ってくらいに裏写りしないのだけど、
しかし書き味が苦手だった、なんつーか、滑らかじゃない感じ?

…などと線がヨレヨレな言い訳をしてみますが、もちろん言い訳に過ぎません。

余談。
↑の写真を見ると本にオビが付いて無いわけなんだけども、これね、もともとオビが無いんですよ、この本。
この手の書籍としては、結構珍しいんじゃないかとか思うのだけど、
これ別に出版社が手を抜いたとかじゃなくて、オイラが指定したのさ、オビ無し。
オビって破れやすいし、破れた状態で本屋に並んでるとやっぱりみんな「破れてる」より「破れてない」のを
取って行くし、そうすると残った本が切ないカンジになるので、
ちょっとそれは嫌だなぁ、と、そんなのが理由の半分。
もう半分ってのはアレだ、時間が無かったのだ。
本文とカット描きと表紙デザインと、忘れちゃいけない本業とで手一杯だったというか
大変だったなーという、そんな思い出でございます。

以上、業務連絡でした。

2年ほど前からsudaminとしてtwitterやってますが、
別にサークル活動とかを活発にブロードキャストしたりするわけでも無く
また、なにか高尚なあれこれを啓蒙すべく深いコメントを発するわけでも無く
「カップ麺おいしいなう」レベルのガッカリ生活を垂れ流してるだけでございます、ご注意ください。
なお、うっかりフォローしてしまって後悔してる人は、気軽にお外しください。

■AVR(Arduino)にLM35温度センサをつなげた場合に正しくA/D変換出来ないトラブル(2012年2月15日)

Arduinoの入門書か何かにLM35温度センサの使用方法(回路)として↓こんな例が載っていた。

 

見ての通り、LM35とArduino(AVR)を直結してるだけの、一見何の変哲も無い回路なのだけども
コレが正常に動作しないという、ある意味面白い(かもしれない)トラブルが持ち込まれた。
同じ現象で悩んでいる人がいるかもしれないので、ここにメモを置いておく

■業務連絡(2012年2月19日)
・「ヤカンと花束」(再版)を委託販売します。
通販など詳しくはインフォメを見てください。

 初版からの変更点等は(一部奥付等除き)ありません。

えーと、2006年の作品でございます。
…って、単純計算で6年前のものなので、今さら再版しても在庫抱えるだけという気もするけど、
いいよもう、こうなったらあと6年かけて売るよ畜生、みたいな
半ば開き直りモードでございます。
当然ながら、しばらくは在庫豊富。

・コミティアでした(2012年2月5日)
滅多にお目にかかれない出来事なので、さすがにこれは記念撮影する、年甲斐も無く。


  COMITIA99 ティアズマガジンより

とりあえず素直にありがとうございます。

なんたって描いている間はね、
「全然面白くなかったらどうしよう」などと
結構マジで不安だったりするわけですが、
しかしどうしようも無いわけですよ、黙って描き続けるしか無いわけですよ。
本のカタチにまで仕上げて読んでもらうまでの間は、ホントどうしようも無いわけですよ。
本が厚ければ完成までの時間も長くなるわけで、どうしようも無い時間というのも長くなる。
結構たいへんなのよ、作業量だけじゃないわけさ、厚い本ってのは。

なので、この結果を見た時は、ランキング云々と言うよりも
なんというか、面白いと思ってくれた人が居たという点で
「あー、助かったみたいだぞ俺」的な、嬉しいと言うよりも
ホッとしたような気持ちでござった。

■そういえば
カラープリンタを買い換えたのでした。去年だけど。
今まで使っていたのはPM700Cという、調べたら1996年の製品らしいので、もう15年前の機種ですな。ちょっとびっくり。
当時としては画期的な「写真が印刷できるプリンター」だったのだけども、
むう、2012年現在では「写真が印刷できなかった」時代を説明するのが面倒なレベルの昔話でござる。
というかウィキペディアみたら、なんかもう既に歴史の彼方、かつての歴史上の人物的扱いだな。
たしか98年頃に型落ち状態を購入したものだったはずなのだけど、それでも随分使ったもんだ。

もっとも最近は、カラーでのプリントアウトなんて機会自体があまり無くて、実際ここ2年くらいは使っていなかった。
偶然撮ったこの写真が、たぶん最後の勇姿。

咲オンリーにおまけで参加した時の出し物だから2010年かな。
よく「インクがつまってヘッド死亡」とかいう噂も聞いたものだけども、我が家のコイツは最後までノズルのトラブルも無く、
この通りキレイなプリントが出力出来ておりました。
ただ遅かったけどね、↑みたいな全力高画質のA4出力だと毎時4枚くらいだったけどね。

まぁそれよりも時間の流れというか、
交換インクが大手量販店ですら取り寄せ状態になっちまったのはともかく
ドライバが最近のOSに対応していないというのが致命的。
あとカラーマネジメントが出来ないので、色合わせがタイヘンというか無理であった。
そんなわけで、去年の新刊を入稿する際の色見本出力用にプリンタを更新したわけだ。
一応PM700Cの功績に敬意を払う意味で、再びEPSON製品を選択させていただいたんだぜ。

あ、あとコイツは起動が遅かった。
つか、メカのイニシャライズがすごく賑やか(笑)。
記念に録音しておいたのがこれ。音質良くないけどもね。
今聞き返しても、途中で「…まだ終わらないのかよ!」とツッコミを入れてしまう。

■恒例の業務連絡(2012年1月22日)
●コミティア出ます。

   コミティア99(2月5日) スペースは  お02a 「SIESTA」

新刊は無いです。
というか出るわけ無いです、ついこの前にブ厚い本を出したばかりだよ。
次の新刊は、たぶん夏以降。
今回は、その厚い本と、あと「ヤカンと花束」持って行きます。
ヤカンの方は再版ですが、特に加筆修正とかは無いです。

なお、前回の秋コミティアでは
どちらの本も搬入量不足でスンマセンでした。
なので今回はかなり多めに搬入します。
相当売れ残るはずでございます。
売れ残りを宅配で送り返すためのダンボール箱も
既に印刷屋に手配済みという覚悟でございます。

なんというか、お詫びというよりも
罰ゲーム的な感じなのでございます。

●緑陽社さんのパンフで商品モデル(?)やりました。
だからどうしたというわけじゃないのだけども
なんつーか、「ウチの事務所の子が出てるんスよ」的な感覚かもしれない。
そんなスダPでございます。


※「こんな感じで同人グッズを作れますよ」的な、つまりサークル向けパンフに作例として載っているモノなので
実際にこの絵の入ったチケットホルダーが販売されていたりするわけではないです、念のため。

●電撃大王ジェネシス「ティアマガ出張版」にて、うちの同人誌(上書き少女)を紹介して頂きました。
 深くお礼申し上げます。by スダP

●そういえば今さらですが、明けましておめでとうございます。

■PC内蔵用のオーディオアンプを作ってみた。(2012年1月20日)
せっかくなので雑記のちょいネタにしようと思ったら
全然「ちょい」ではなくなってしまったので、
別コーナーにまとめました。 →別コーナーへ

そうなのだ。
「ちょい」と考えて、実験で確認してデータとるまでに1時間もかかっていないような小ネタなのに、
いざ説明しようとするとエライことになって、途中で後悔するのであった。
というか、なんか毎度そんなパターンな気がする…

■コミティアでした+告知(10月31日)+追記(11月10日)+さらに追記(11月25日)
今回のCOMITIA98の新刊ですが、
COMIC ZINにて通販など扱っていただけることになりました。→インフォメにて。

※11月25日追記
COMITIAさんのご厚意で通販を扱っていただけることになりました。→インフォメにて。
つーか、告知ばっかりで申し訳ないのだけども、
COMITIAさんの申し出はホント有り難すぎるし
ZINさんも商売になるんだかならないんだか判らんような得体の知れないウチの本を扱ってくれたりするわけなので、
もうオイラとしても告知でも何でもせざるを得ないわけですよ、ええ。

なお、通販の宿命として送料とか手数料とかが加算されるので
結構なお値段になってしまうのが心苦しいのだけど、
選択肢は有るに超したことは無い的な理解をしていただければ幸いなのだ。
時間をカネで買いたい状況な人向けか。

とはいえ、当面はコミティアに参加する予定だし、
しばらく在庫もあるはずでございます。
急いで入手する必要があるようなモノでも何でも無いので、
つーか、そもそも有っても無くてもいいような物なので、
ええ、そうですよ、
うっかり買って後悔されるのが
それが一番の心配だったりするのだ、実は。


…などと言っておいて、本日は早々に品切れを起こしてしまい
申し訳ありませんでした。
そんな失敗は繰り返したくは無いのだけども
売れ行き予測というのは大変に難しい分野でございまして、
「今後はこのようなことの無いよう云々」などと軽々しく言えないというのが正直なところでございます。
ちなみに前回と前々回では売り切れは起こしてなかったりするので
そんなに酷く「ハズしてる」わけでもないとおもってたのだけど、うーん。
とりあえず次回も参加する予定なので、よろしくお願いします。

※11月10日追記
・通販を利用される方が多いようなので、サンプルのページを増量しました。少しでも参考になれば。

・委託先(COMIC ZIN)の通販の取り扱いが度々「購入不可」となる状況が続いているようですが、
 今はちょっと初動でバタバタしてるだけですので、いずれは解消するはずです。
 基本的にモノ自体はオイラのところにまだまだ充分に有るし、なるべく速やかに納品してますし。
 そんなわけで、ちょっと不便かけて申し訳ない。

■コミティアに参加します
イベント参加、わりと久しぶりなのかもしれない。

コミティア98(10月30日) スペースは I-03a 「SIESTA」

調べてみたら前回参加したのが2007年でございます。
で、その後4年間ちまちま描き溜めた原稿が結構なページ数になっていたので、
今回はその半分を放出。

 表紙と裏表紙
インフォメーションはこちら
サンプルはこちら

…半分なのだけど、それでも同人誌としては
ちょっとアレな厚さとなってしまいました。
どうすんだよコレ、って感じです。
つーか、どんなカタチの本にするとか何も考えてなかったのでした。
申し訳ない。

まぁ、よかったら読んでやってくり。

■逆襲の電力計(6月25日)
さて、前回のネタは「簡易電力計」であったわけだけども
その「簡易」というありがたくないプリフィックスを返上するために
今回は電圧センサーを追加してみたという話。

 謎の電圧センサー。その正体はこの後すぐ!

…って、大抵の家庭には不要になって転がっていることが多いアレです。
廃材利用ですな。

あと、測定アプリも書き直してみたのだけども

…完全に男の子のオモチャと化してます。
そんな自己満足的記事はこちら。

●また回路の小ネタですが(5月28日)
夏に備えて、というわけでもないのだけども簡単電力計。

↑こんなのを作ってPCにつなげると、
Windows上で電力が見れるようになる予定。

カテゴリー的にアレなので
例によって別ページに別けました。→こちら

●そういえば(5月25日)
前回の雑記では「義援金は税が控除されるから、みなさん有効に云々」などと
税制の活用をオススメしてたわけですが、
オイラ自身はたぶん控除の申請とかしません。
所得が低すぎて、申請しても全く還ってこないのだ(笑)。
しかし高所得のみなさんは、オイラにかまわず控除するんだ、たのんだぞ…(ガクッ)

   *   *   *

年初あたりから、どうにもPCの調子が悪くて、週に1回とかでフリーズする。
青画面とかじゃなく、完全にカチンコチンに止まる。
PCとの付き合いはそこそこ長いほうだと思うけど、ここまで極端に不安定ってのは経験が無いぜ。
とりあえず外せる機器は全部外して、手持ちで交換できる部品は全部交換して原因を絞り込んで、
残ったのがマザーボードとCPUとメモリー。
さあ、どれだ。

マザーとCPUはIntel製、メモリーはUMAXで2GのDDR2×2本でデュアルチャネル使用。
とりあえずメモリーを1本抜いてシングルチャネル動作にするが、やはり不安定。
これが、2本のどちらを抜いてみても不安定だし、挿すチャネルをひっくり返しても不安定だしなので
どうもメモリーは関係ないみたい。

となるとマザーかCPUだ、どうすべぇ、カネ無ぇよ、と思ったのだけども
なんかSamsungの1Gメモリーが\1000とかだったので、半分博打のつもりで
こいつを1本だけ(←このへんが貧乏人)買ってきて挿してみたところ、ウソのように安定。

おもしろいのは、元のUMAX×2本構成のままの状態にSamsungを「追加するだけ」で安定するあたり。
まるでご利益のある「おふだ」か何かみたいだぞSamsung(笑)。

で。
UMAXもSamsungも、どちらもDDR2-800MHzとして販売されているモノだったのだけど、
SPDを見たところUMAXはCL=5、一方でSamsungは6となっていた。
つまりSamsungを挿すとマザー側で勝手にメモリアクセスをスローダウンしていたわけだね。

だから「おふだ」のSamsungを外しても、(BIOSで)手動でメモリーのクロックを落とせば
問題なく安定して動作する。やれやれ。

とは言え、原因は判らないんだよね。
素直に考えれば「UMAXの自称CL=5がサバをよんでる」という事になるのだけども
マザー側の問題では無いとも言い切れん。

そういえば不安定になりだしたのって、BIOSのアップデート後な気がする。
そうだそうだ、以前はどういうわけかメモリーのクロックが(Autoで勝手に)667MHzで動作してて、
妙だなぁ、800MHzのメモリーなんだけどなぁ、とか、そんな事もあったよ、そういえば。
普通に動いてたので深く考えずに放置してた。
あれってBIOSのバグだったのだろうけども、スローダウンしてたおかげで逆に助かってたわけか。
バグが直ったおかげで本来の800MHz動作になって、メモリーが不安定になったと(笑)。

   *   *   *

なんか省エネ需要で扇風機が売れているらしいけど、
普及価格帯の扇風機って意外に電力を食うというか、
あいつは風量が「弱」だろうが「強」だろうが消費電力がほとんど変わらんので
つまりいつでも「強」並の電力を食っている。
大抵は30Wくらいだろか。
例えるならば「エンジンは常に全開のままです。速度調整はブレーキでやってます」みたいなイメージか。
だから低速(弱)運転時の効率は強烈に悪い。

なので、結果的にエアコンの「送風」の方が省電力という事も多いと思う。
ウチの96年製エアコンの送風時消費電力は実測で5〜10W程度。
あくまで一例だけどね。

まあ、この程度の消費電力の違いならば気にするほどでも無いので
好きなほうを使えばいいんじゃね?ってレベルの話なのだけども
(個人的には扇風機の方が静かで涼しげではある気がする)
わざわざ省エネのために買うというのであれば、
扇風機とエアコンそれぞれの消費電力を一応は確認しておいたほうがよいかも。

● 被災地の方々には心よりお見舞い申し上げます。 (2011年3月26日)

こんなときはえりかを貼っておくと元気がでる気がする。




そんなわけで気が付けば1年ぶりの更新ですが
その間、何をしていたのかと言えば、ご覧のとおりで

1年間ほどハートキャッチされてましたァ!

…というのは半分冗談。
単に時間が作れなかっただけなんだけども
ちょっと今回は時間を割いて更新することに。

■震災募金

オイラが募金の話をすると、それはもう似合わないを通り越して偽善者っぽくなってしまうのはなぜか。
たぶん善意が足りてないからだし、その自覚があるからだな。
どのくらい足りてないかというと、あれですよ、
「一応やっぱ募金とかしといたほうがいいのかなぁ、これは」などとぶつぶつ言いながら
ノロノロと郵便局の振替窓口へ行くような、なんとも積極性に欠ける、志も何も無いような、
そんな募金スタイルなのですよ、申し訳ないことに。

そんな「志の低い募金」ではございますが、
オイラが振り込んだ日本銀行券は、オイラの人格とか志とは全く無関係に
その額面相応の能力を期待通りに発揮してくれるはず。
必ず役に立つはず。
当たり前だけど、役に立つなら、それは募金したほうが良い。


そんなオイラの募金のハナシは置いておいて。

某企業がン億円を寄付したのは単なるイメージアップのためかもしれないし、
その立場上仕方なく嫌々ながら寄付してる公人もいるかもしれんし、
コレを機に募金キャンペーンを始めるクーポンビジネスとかもあるわけだが、
どうも一部にはこれらを否定的に捉える風潮があるように思える。

確かにそれらは「志の低い募金」なのかもしれないが、
しかし「善意の募金しか認めません」とか「募金してよいのはいい人だけ」などという
聖人君子限定みたいな考えは合理的ではないと思う。
少なくても復興のためにプラスにはならない。

基本的には何らかのカタチで被災地へカネが流れれば良いわけだ、復興の助けになるわけだな。
だからカネを流す手段を、なるべく多くの手段を考えて、可能な限り実行されて良いはず。
逆に「募金的でない手段はダメ」とか、「100%善意であるべきだ」とか、そのような制限制約は何のメリットも無い。

…と、ここまで書いて今更気が付いたのだが、
「募金によってなんとなくいい人になった気がする効果」というのは
多少なりともあるのかもしれない。「いい人プレミアム」だな。
もし世間の人々に「いい人プレミアム」が作用しているとしたら、そしてその「いい人プレミアム」に
募金額を押し上げる効果が十分にあるのだとしたら、
むしろ「いい人プレミアム」はあったほうが良いのだから、
募金の持つキレイなイメージを守るべきだ。つまり

  「やっぱり募金ってのは、善意だよね! ボクも善意で募金したよ!」

と言い張るほうが、結果的には世の中のためになるのかもしれない。

ただ、どちらにしても、つまり善意がある人も、それがちょっと足りてないような人でも
募金はしたほうが良い。



   *  *  *

さて、そんな志の高低にかかわらず、募金するにはそのための資金を捻出せねばならない。
現在のオイラの朝昼晩の食費と酒代、これらの合計が1日あたり概ね1000円なのだけど
もしこれを2割削減すると1年間で7万くらい捻出できることになる。

あと、今使っているWACOMのタブレット、もう10年くらい昔の古いモデルなので
そろそろ買い換えようと思っていたのだけども、
というか、現モデルのIntuos4がなかなか良いというハナシなので、もうすっかり買い換えるつもりでいたのだけども
コレを諦めれば、値段は3万くらいかな、そのくらい捻出できる。
これで合計10万円を捻出・募金できる計算。
ここまでは何の問題も無い。

さて、こうして捻出した10万円を募金すると、
これは本来オイラが消費するカネを、オイラの代わりに被災者の誰かが消費する、
という事になる、大雑把には。

つまり、「消費する人」が入れ替わっただけなので消費額自体は概ね変わらないので、
要するに日本経済には寄与していないことになる。
例えばオイラは東京に住んでいるのだが、オイラが東北地方に10万寄付すれば
東北の経済は10万上乗せだが、逆に東京の経済は10万円分下方修正だ。
被災地の役には立つかもしれないが、日本のためにはなっていない。
  ※長期的には復興を優先したほうが国全体として効率的な成長を期待できるかもしれないという効果はある。
その意味では、「募金のために何かを削る」のは得策ではないと思うのだが。

だからたぶん、可能な限り削らないほうが良い。
オイラの例だと、食費は削らず、タブレットも予定通りに購入して、その上で募金も行うのがベストという事になる。
もちろん収入が追いつかないので、その分は貯金を取り崩す必要があるかもしれないけども、
それってつまり過去に蓄えた富を放出することなので、なんというか、
「今使わずしていつ使うと言うのだ byクシャナ殿下」
ということではないだろか。

    *   *   *

もし国民が貯金を取り崩して富を放出した場合、日本全体としては、いつもより多く消費するということになる。
まあ、一口に消費と言ってもその矛先は多岐にわたると思うが、
大雑把には、買い物して、出かけて、遊んで、飲んで、そんな行動とかなり近い。
実際オイラの例でも、貯金を崩して、いつも通りに食って飲んで、タブレットを買いに出かけるわけだ。

が、買い物して、出かけて、遊んで、飲んでというのは
どれも「いわゆる自粛と配慮」と相反する事が多い行動だ。
むしろ「いつもより派手に消費」するのだから、自粛の真逆とも言える。

自粛か消費かという問題は、これはもう個々の事例毎に地道に検討していくしかないのだろうけど、
いずれにしても「全ての事例で復興優先、経済優先」または逆に「なんでもかんでも自粛」みたいな
思考停止状態が最悪だと思う。とりあえず流行に乗っておけ、みたいな。
というか、現状なんとなく後者っぽい事例が多いみたいなので、ちょっと心配。

    *   *   *

ところで募金する場合には領収書をもらっておくと
確定申告で寄付金控除を受けられる。

…控除などというとセコイ節税テクニックに聞こえるかもしれんが、
例えば10万円を寄付するつもりの人の場合、あとから確定申告で2万円還付されるのだから(還付額は所得に因る)
その分を上乗せすることで募金額をターボブーストできる
自腹は10万円なのに12万円の募金が出来ることになる。

さて、その2万円の増額分であるが、
その2万円のカネが何処から来たのかといえば、もちろん税金である。
もちろんこの税金は「募金しない人」も負担しているのだから、
結果的にこの人たちも「募金に付き合わされることになる」という点が、ちょっと興味深い。

なお、領収書をもらうには日本赤十字社に郵便振替口座で送金すると簡単らしい。
オイラもまだちゃんと調べてないのだが、
なんか振替用紙の通信欄に「事業資金・受領証希望」と書いておけば勝手に領収書が送られてくるみたい。
(…と、このへんに書かれている)

【追記】
受領書に関して正確には国税庁の「義援金に関する税務上の取扱いFAQ」を参照してください。
例えば日本赤十字社の「東北関東大震災義援金」口座への郵便振替ならば
支払った場合の半券(受領証)のみでOKみたいなんだけど、
詳しい条件は上記FAQの「Q14」を見てくれ。

■放射線が大変 (3/24)

例えば「みそ汁から塩分が検出された」とする。
これは一大事ということで、政府が会見を開くとする。

まずは総理の「談話」。
「えー、今回の(以下早送り)」
官房長官登場。
「みそ汁から塩分が検出された」
「みそ汁一杯あたり2gとの報告を受けている」
「厚生労働省の食事摂取基準は1日あたり10gであり、今回検出された塩分は、基準値より十分に低い値」
「直ちに健康に害を及ぼすものではない」
「塩分は自然界にも、例えば海水にも含まれている」
「政府としては今後もみそ汁に注視していく」
「以上です」
記者「朝昼晩とみそ汁を飲むと、それだけで6gにもなるが危険は無いのか?」
「直ちに危険というわけではないが、今後なんらか方針の見直しはありうる」
記者「WHOは1日6gを勧告している。やはりみそ汁は危険では?」
「摂取量は少ないに越したことは無い。WHOの値はそのような意味合いであると認識している」
記者「一部報道でラーメンのスープからも塩分が検出されたとあるが?」
「そのような報告は現時点で受けていない」

どうだろうか、「放射線」を「塩分」に置き換えただけで
何かギャグのようになっているように見えないだろうか?
というか、なぜ塩分だとギャグになるのか?

上記のウソ会見の数値はちゃんと調べて書いたものではないので多少は違ってるかもしれないけど、
それにしても我ながら結構ギリギリにヤバイ量の塩分を摂ってたのだと気が付く。
WHO流に「一日にみそ汁3杯でアウト」だとすれば、オイラだけじゃなく
これは結構な割合の人間が「健康に影響があるレベル」だったり、
下手をすれば「基準を大幅に超えるレベル」状態なのではないかと思う。
実際危険なのだろう、塩分の過剰摂取を遠因とした死亡例というのは、それこそ毎年ン万人とか、
そんな数字が現実にあるのだろう。

つまり統計上のリスクについて、塩分も放射線も考え方は同じだ。
つまり微量なら問題ないが、多量に浴びたり摂取すれば、ある確率で死亡する。
むしろ、多くの人々にとっては、塩分の方がよほど差し迫った問題のはずだ、
大多数の日本人にとって「健康に影響があるレベル」なのは放射線被爆ではなく塩分だ。

1年間の被爆上限が1ミリシーベルトだとすると、一日換算で約3マイクロシーベルトだ。
一方、塩分摂取の上限を1日6gとするならば、かなり強引な表現だけども
「みそ汁1杯は1マイクロシーベルトの被爆くらい危険」という事になる。

一応誤解の無いよう言っておくけど
「放射線の危険性は塩分以下である」などと言ってるわけではなく、
逆に塩分をヤリ玉に挙げたいわけでもない。

というか、そもそも「アレは危険でコレは安全」という問題ではない。
大抵どんなものでも、微量なら問題ないし、過剰なら死ぬ。
要するに程度の問題なのだが、コレを理解するのが結構難しいのだと思う。
  「ほうれん草から残留農薬がンppm検出されて、
  一方この農薬は体重1kgあたりンmgまでならば一日あたりの摂取量としては問題無いとして、
  さてこのほうれん草、一日にどのくらいまで食べても安全か?」
なんて話は、これはもうまじめに計算しないと直感だけではリスクを把握できないし、
まして「シーベルト」と「シーベルト/h」の関係等はNHKの解説員とかも普通に間違えてた。
 ※数字は忘れたけど、「1mSv/hの線量を「一瞬でも」浴びると、年間の上限である1mSvを被爆することになる」とか
 そんな誤った内容。生放送とかでバタバタしながらの解説だから、うっかりミスだとは思うが、
 要するにある程度の知識がある人でも咄嗟に聞かれると間違うとか、そのくらいにはややこしい、という意味。



そんなこんなで「程度」を評価するのは難しいわけなので、どうしても
「…で、結局危険なの?安全なの?どっちなの?」
という聞き方になるわけだ、だから
「放射線は危険」とか「農薬は危険」「砂糖は危険ではない」「シイタケは体によい」みたいに
「アレは危険でコレは安全」という判断に拠ってしまう。

繰り返すけど程度の問題なのである。
砂糖と放射線、どっちが危険かといえば、それはもう量が多い方が危険なわけだ。
具体的にオイラの場合も、もう砂糖がヤバイ。
豊島区の指導を受けなきゃいけないくらいヤバイ。
というか、いわゆるメタボですよ。
ええもう中年ですからね、おっさんですからね、腹回りがヤバイわけですよ、
もうすでに「健康に影響が出るレベル」という意味では
たぶん年間100ミリシーベルト相当くらいのヤバさなのじゃあないだろか。
なんか「3つの誓い」的な念書まで書かされて(酒のツマミのイカは我慢しますとかそんなの)、
まぁそんなザマですよ。

仮にそんなオイラが「放射性ヨウ素怖い、ほうれん草怖い、水道水怖い」などと騒いでいたら、
周りからは「黙れよデブ」と総ツッコミですよ。

…いや、デブというほど太ってはいないはずなのだけど、いや、確かにメタボだけど、うーん(汗)。

いや、オイラのメタボはどうでもよくて。

現在のところ各方面の努力により
原発事故によるリスクは多くの人にとって「直ちに健康には影響の無い」程度に抑えられている。
アレだけの災害を食らったのに、ありがたいことだ。
が、塩分とかカロリーとか、そんな下らないモノで、その努力は簡単に台無しになってしまう
被曝量とか塩分とか残留農薬とかカロリーとか、それらを管理する目的は同じ。
みんなが健康で長生きするためだ。
そしてこれらは全て「程度の問題」として考えないと正確な危険性を把握できない。

■1年≒1万時間(3/27)
…と覚えておくとイロイロ大雑把な計算に便利。
例えばLED電球の寿命が4万時間ならば、それはだいたい4年くらい(つけっぱなしで)。
「いや、ちゃんと計算すると4.57年だろう」等という心配は無用だと思う、
そもそも4万時間という寿命の値自体がものすごいバラつきを持っている。
元々がいい加減な値を、いくら精密に計算しても意味は無い。

最近だと「シーベルト/h」から年間被爆量に換算するときに便利。
1μSv/hを浴び続けると年間約10mSvくらいであると、オイラにも暗算が可能なくらい便利。
「いや、ちゃんと計算すると8.76mSvだろう」等という心配は無用だと思う、
放射線量なんて測定する度にガラガラ変わる。
明日は2倍に増えるかもしれんし明後日は1/10になるかもしれんので、
今日の値の小数点以下ン桁目なんて無意味だし、
そもそも人体への影響も相当に幅がある。

逆に、1割2割程度の放射線量が減ったからといって「減少傾向にある」などという表現をするのは
正直、違和感を覚える。
そんなの誤差だろう、たまたまだろう、風まかせだろうと思うが、
しかしオイラは専門家じゃないので、ホントのところは良くわからん。


値についてもうひとつ、「海水中のヨウ素、1850.5倍に上昇」という表現があった。
これは原子力安全・保安院の発表のようだけども、
ほんとに最後の「コンマ5」までが発表に耐え得る有効な数字なのか?
いかにも測定器の表示を鵜呑みにしたような素人的表現が不安になる。大丈夫か?
いや、すんません、門外漢が偉そうにすんません、
しかしそれでも不安になるのはオイラだけじゃ無いと思うがどうなんだろう。

例えば降水量を「1時間に80ミリ」などと表現するが、
これを例えば超高精度な降雨計で測定したら「1時間に80.005ミリ」だったとして、
たしかにナマの測定値は80.005かもしれんが、しかしおそらくその値に意味は無い。
だって0.005mmだよ、5μmよ?(笑)。
測定器に雨粒の1滴が、偶然入ったとか入らなかったとかみたいな、ショット雑音みたいなものだ。
誰にとっても、そして降雨という気象現象自体にとっても、意味があるのはおおむね最上位桁だけだろう。
だから5μmどころか、おそらく80mmの雨と81mmの雨でさえ、有意な差異は無いのではないかと思う。
もちろんノートに「80.005」と記録するのは悪くは無いが、例えば気象庁が
「多摩地区で1時間に80.005mmの雨記録しました」などと「発表」したら、これはアウトだ、
なぜならば「0.005mmという数値には意味があるのです!」と発表したのと同じだから。
そして、この0.005mmという数値に意味があるかどうかを判断できるのは測定器の側ではなく、
気象現象というものを理解している人間の側だ。
これは測定者の責任ある仕事だ。

繰り返すけど、ヨウ素の事は良く知らんです。
が、「1850.5倍」などという表現を聞くと、測定者の仕事っぷりが不安になるわけです。

●ネタ追加(2010年2月17日)
といっても、ほとんどの人にとって興味がないであろう、回路ネタでございます。
以前に実験していた簡易湿度計なんですがー、

 PCのCOMポートに繋げて遊んでみた

さすがにカテゴリー的にアレなので、別ページに分けました。→こちら
というか、結構ネタとしてまとめるのが大変で
のんびり書いていたら年をとっくに越してしまったぜ(笑)。

あ、あけましておめでとうございます(2月)

●空気が乾燥する季節です(12月14日)
…などと世間では言ってますがー。

もしこれが、例えば「湿気が多い場合」とかだと、
もう明らかにジメジメして、不快指数とか言うくらいイヤな感じで、
屋外に出た瞬間に「うあ、カンベンしてっ!」とか実感するじゃないですか。

でも、乾燥ってのは、別に何かが違ったり実感できたりするわけじゃないよなーとか
思ってたりするのだけども、それともアレか、
実はオレ以外の人には乾燥を感じる事の出来る特殊な器官か何かが
付いていたりするのか?
そっちの方が普通だったりするのか?

…そんな風に考えてしまいたくなるくらい
この時期になると家電屋に並びまくるのが加湿器。
ちなみに値札のヨコとかには

  「1ヶ月の電気代は、僅か○○円」

などと書いてあったりしますが、
大抵はどうでもいいくらいの電気代だったりします、
缶コーヒー並とか、そんなかんじ。

実際のところ、大抵の機種、特にヒーターを使用しない機種は、さほど電力を消費しないです。
というか、濡れタオル+ファンとか超音波霧吹きとか、そんな仕組みなので
もう原理上電力を消費したくてもできない。
おかげでメーカーとしても便乗エコ商売がしやすい。

いや、原理的にエネルギーを必要としないモノを省エネだというならば、
鉛筆とか茶碗とかも省エネと言い張れるんじゃないか?


…という話じゃなくて。




 ←毎度ながら本文とは無関係


加湿器の運転コストは実は大きいんじゃないか?

という話でございます。

まぁ、加湿器というのは、それが濡れタオル式でも霧吹き式でも、
水をばらまいて蒸発させる、というのが基本原理。

で。

水が水蒸気になる際には気化熱を奪うわけだから、
その分だけお部屋の温度が下がるわけだ。
そんで、下がった分は暖房で補うわけだから、結局その分だけエネルギー消費が増えるよね、という話である。
つまり加湿器の運転コストは、加湿器単体の見かけの消費電力だけじゃないわけだ。

じゃあ、その暖房にくるしわ寄せがどのくらいなのか、適当に計算してみるZE。
とりあえず某社製品のカタログから。

・インバーターとヒーターレスファン加湿方式で省エネです!
・能力700ml/h
・消費電力32W

この機種の構造というか動作原理は「濡れタオル+扇風機」という、ごく標準的なものなので、
試算には良さげである。
単体での消費電力は32Wなので、まぁ確かに小さい。ノートPC並。
おもわず「1ヶ月の電気代は、たった○円」とか謳いたくなるメーカーの気持ちもわからんではない。

で、コイツを運転すると毎時700mlが「放水」されるわけなので
その気化熱を計算してみる。
調べてみると、水の気化熱(蒸発熱)は 約40 kJ/molらしい。
が、molとか言われてもピンとはこないので重さに換算する。

水、つまりH2Oの分子量は1+1+16=18だから 水1molの重さは18g。
つまり700ml(=700g)は約40molと言う事になる。
なので、これを全て気化させるには
40kJ × 40mol ≒ 1600kJ
つまり毎時700mlを気化させるには
1時間にこれだけのエネルギーを(どこからか)奪う事になる。
結構大きな数値ですな、メガですよ、1.6メガジュール。

かように気化熱というのは意外に大きい。
700mlというとヤカンくらいだろうか、
そのヤカンの水をコンロで温めて沸騰させる「まで」は、わりとあっという間だが、
そこからヤカンの水全てを気化させるには、その何倍ものエネルギーを要する
それが気化熱。
甘く見てはいけないんだね。

さて、その毎時1.6メガジュールだが、
これは1秒あたりだと
1600kJ÷3600Sec≒ 0.44kW
つまり440W相当の熱を奪うわけだから、その分だけ部屋の温度が下がる。

温度が下がれば、暖房の温度センサーがそれに反応するので
結果として暖房が440Wだけ頑張る事になる。
電気ストーブならば単純に440Wの消費電力の増大だから結構シャレにならないレベルだ。
エアコン(ヒートポンプ)ならば条件次第ではもう少しマシだけども、
何れにしても先の加湿器本体の「たった32Wなので省エネでございます」に比べると
なんか桁違いに大変な電力消費になる。
当然ながら電気代もすごいことになるのだけども、その過程が判りづらい。

知らない間に熱が奪われ、
知らない間に温度センサーが検出し、
知らない間に暖房が部屋の温度を修正してしまうと
知らない間に電気代とか資源の消費が増大することになる。

あ、当たり前だけど、この440Wというのは加湿器がフルパワー動作の場合の値なので
必ずしも毎月の電気代が0.44kW×24時間×30日×22円≒7000円かかるわけではないです。

…って、自分でネタにしておいて言うのもナンだけども、7000円って凄いなぁ(汗)。

    *   *   *

さて、必ずしも7000円の電気代がかかるわけでは無い。
じゃあ何で決まるかと言えば、それはもちろん加湿器の放水量に因るのだけど
その放水量は加湿器のセンサーにより制御されるのだから、
結局は湿度次第、ということになる。
湿度が低ければ大量放水で電力バカ食い。
当然だね。

さて、お部屋の湿度が下がる理由は何か?
言い換えれば、水蒸気が失われる理由である。
部屋の水蒸気が、わけもなく消えるはずが無いということだ。
つーか、水蒸気が蒸発したら大変だ。

おそらく一番大きいのが換気とかドアの開閉とかスキマ風かと思われる。
これはちょっと悔しい。
水蒸気のヤローは、気化熱を奪ったまま屋外にトンズラです。
おい、返せよ、ふざけんじゃねーよ、って感じでございます。

一方、いわゆる「密閉性の良い最近の住宅」の場合に頭角を現すのが
本来ナンバー2であるところの「結露」でございます。たぶん。
つまり、貴重な水蒸気が(外気で冷やされている)窓ガラス表面で水へと戻るので、
そのぶん部屋の中の水蒸気が失われるという現象。
この場合、いくら加湿器がせっせと放水しても「ある上限」以上の水蒸気は全部
結露して水に戻ってしまうので、なんというか、虚しい行為です。

いや、虚しさはそれだけでは済まない。

加湿器が放水する。→ 水は部屋から気化熱を奪って水蒸気になる。→ 水蒸気はガラス窓で冷やされて水に戻る
その時。
水蒸気は気化熱を今度は「放出」するのですが
その熱は窓ガラスを介して外気へと放出されます。

というか、アレですよ、ヒートパイプ
水蒸気の気化熱を利用した「高効率な放熱システム」ですな。
だから、部屋を効率よく冷やしたい場合には、加湿器でガンガン放水して、
窓を結露でびしょびしょにすればよいわけですな。
寒さが厳しい季節限定だけど。
全然うれしくないけど。

※実際には気化熱の幾分かは室内へ戻る事になるため、
全てがエネルギーロスとなるわけではないはず。

なお、世の中にはこのような「放水式」以外の、
例えばヒーターで温めて水蒸気を発生するタイプの加湿器も存在するけども、
基本的には気化に必要なエネルギーは同じなのだから、その意味ではどちらがよいわけでもない。
加湿機内のニクロム線でエネルギー消費が発生するか、
それともエアコン側か、の違いだけ。
つまり、ニクロム線(のジュール熱)による単純加熱と
エアコンのヒートポンプの、どっちの効率が良いかというだけの話であって、
もちろん結露の問題は同じ。

まぁ、加湿器ひとつにそこまでイロイロ考えたりしない人の方が多いかも知れないけども
そんな人間側の都合なんかはおかまいなしに、物理現象は確実に起きるわけだ。
少なくても加湿器を買ってくればハッピーになれる、というわけではないし、
その事はだれも教えてくれない


ざっくりまとめると、
・加湿は膨大なエネルギーを消費する
・窓で結露が発生したら、もう加湿限界。無理に放水しても湿度は上がらない
・寒い日に加湿すると、ヒートパイプ現象(?)でより一層効率よく部屋を冷却できる
・加湿限界は、窓の断熱性能と外気温度、室内温度によりまず決まる。

とりとめもなく終わるぜ。

●湿度の話ついでに
湿度センサーの回路ネタを考えたので実験中。

掟破りの定格外動作なのだけども、手軽に遊べるぜ、みたいな。
うまく動いたら面白いけども、
動かなくても、それはそれでネタとしては面白いかもしれん。
そういうものなのさ。

●コミケ最終日でございます(8月16日)

…いや、麻雀のルールとか全然わからないのだけども
いいなぁ、池田。

以上、特に意味はないのだけども、
なんとなく季節のご挨拶的な更新。

●梅雨明けである(7月17日)
先日、7年ぶりくらいにPCを更新したのでした。
と言っても、ごく平凡に
 E8400 + P43マザー + メモリー4G + RadeonHD4670 + HDD500G
計4万ちょい。安いなぁ。

そんな何のヒネリも無い構成ではありますが、何と言っても7年ぶり。
まさに盆と正月が一緒に来た状態、
USB2.0とSATAとPCI ExpressとDDR2とDualCoreが同時に来たわけなので
それなりに大騒ぎではある。

というか、そもそも同じPCを7年も使い続けた事自体が初めてなのだけども、
なんというか、PCの能力がある程度のレベルに達してしまって、
少なくてもオイラが使うような、PhotoShopで原稿描く程度の作業に関しては
かつてのような「圧倒的にメモリー足らねぇ、死ぬほど処理遅せぇ」な状況では無くなってしまったわけだ。
実際この7年間で本気でメモリー不足で困ったのは1度きり。


↓判りづらいけど、本のカバーの原稿なので、やたらと幅方向のサイズがでかい。

B5変形だから、なおさら幅があるんだよなぁ(汗)。
おまけにいくつかのイラストを組み合わせている関係でレイヤーも多かった。

逆に言えば、そこまでハードな使い方は普段はしないわけだから、
こうね、ダラダラと7年も使ってきたわけだ。

えへっ(はーと)

    *   *   *

で、このCPU本に「74181(4bitALU)は入手が難しいかも」みたいな事を書いたのですが、
ちょいと前に偶然アキバで発見。
何年ぶりだろ、(保守部品業者系ではなく)店頭で現物見るのは。
鈴商さんとこです。

まぁ、「74シリーズ」と書いてある引き出しにゴチャゴチャと入ってただけなので
単に古い在庫が残ってるだけかもしれないけども
おもわず記念に1つゲット。

…\150とかでした。
昔は1000円以上したよなぁ、中学生の頃に欲しかったのだけど諦めたんだよなぁ…

むう、「5F27」の「5」は、たぶん製造年の西暦の末尾(「F2」は6月第2週?)だと思う。
末尾が5というと、2005年…なわけない。つーか、もうルネサスの時代だ。
1995年って事もないとは思うけど…うーん、よほどの事情があれば、あるいは…って感じか。
まぁ、1985年製造というのが妥当な線じゃないかと思う。
1975年だと微妙にデビュー前な気がする。
1965年だと…完全にオーパーツである。

74181は現存する事実上唯一のALUと言って良いわけだけど
それがアキバの店先で売られているなんて状態は、コレを逃したらもう無いかも知れない。
そんな理由での記念ゲットである。

  *  *  *

で、件のCPU本に載せた4bitCPUの回路ではALU部を74283(Adder)で代用したのですが、
いや、やっぱり正当派ALUである74181を使うべきでしょう、とか、
正直最後まで悩んだトコロでございました。
もちろん先に書いたように入手性の問題もあったのだけど、それ以上に
74181って中途半端に複雑なんですよ、さすがALUだけあって。

Texas Instruments 74LS181 Datasheetより引用

…いきなりは読めないよな。
というか、いきなり入門者にコレの全動作を説明するのは、執筆者にとっても拷問でございます。
まぁ、現実的にはこの中に隠れているAdderくらいは解説出来るかも知れないとか、
そんな悩ましい選択肢もあったのだけど、それは何というか、ピントがぼけてしまう気がした。

あと74181を使った場合、デコーダーがちょっとだけ複雑になっちまうのが困った。
つーか、デコーダーの回路は見た目にもごちゃごちゃするし実際読みづらいので
複雑になると確実に理解の妨げになるわけなので
できれば一目で論理が追えるくらいに、全力全開で超絶単純にしたかったわけです。

そんなわけで、結果的には世界的にも珍しいであろう「ALUを使っていないCPU」が
出来上がったという、まぁ、あの本で一番バランスに苦しんだ箇所としても思い出深い
因縁のICなのです。

●実家のテレビが(6月20日)
実家の松下のテレビが壊れたらしい。
まったく、最近の家電品はすぐに壊れる。
やっぱダメだな、松下は。

…と思ったら昭和59年製でした。

すんません、ホントすんません、お務めご苦労様でした>松下のテレビ

…と、ここで取って付けたような季節感など。


↑元ネタは「逢坂大河フィギュア 絶叫デザイン水着ver.」というヤツなのだけども、
例によって現物は持っていないのでテキトーです。ちなみに何が絶叫なのかわからんのだけど、かわいかったから描いてみた。

   *  *  *

そんなわけで実家のテレビを買い換える事になったのだけど、
アレなわけだ、時代は地デジなのだよ。
…たぶん。

実際、家電量販店に行けば「時代は地デジでございます」とか言ってるわけだが、
しかしまぁ、ウチの親の世代にHDMIとかCS110°対応とかB-CASとか言っても
残念ながらおそらく何が何だかわからんわけだ。

いや、正直に言おう。
オイラにも全然わからん(笑)。

で、結局「なんだかよく分からないから、一番安いヤツにしちゃえ」ということになる。
スペックも画質も何も関係なくて、ただひたすら「安けりゃなんでもいい」わけだ。
しょうがないじゃないか、だって難解なんだもん。

そんなわけで適当に某社製品を実家に買って行ったのだが、
まぁ、当たり前と言えば当たり前かも知れないが、普通に映った。

つまり、いちいちメーカーとかスペックとか現物を丹念にチェックしなくても
適当に買ってくれば価格相応でまずまずな製品が手に入る。
オイラがチェックしなくても、他の熱心な消費者が「ダメ製品」を市場から追い出してくれている。
競争原理ですな。
今回はそんなお話し。(←ここまでがアバンタイトルだったらしい(笑))

   *  *  *

で、エコポイントである。

今テレビとかエアコンを買うとエコポイントとやらで賢くウハウハお買い得とのことらしいのだが、
実際のトコロ、これってホントに「お得」だろうか? 「結局税負担が増えるだけ」的な話じゃなくて、単純にお買い物として。
  ※「ホントにエコだろうか?」というハナシは去年さんざん書いたからパス。

例えば、似たような2種類のテレビAとBが販売されてるとする。
似てると言う事は、お互いライバル製品ですな。
店頭価格はどちらも10万円とする。

 テレビA……10万円
 テレビB……10万円

というか「似たようなテレビ」なのだから「似たような価格」となる、定価とかメーカーの都合に関係なく。
そうしないと安い方しか売れないからね、つーか、オレなら高い方は買わないね、というのが毎度お馴染みの競争原理です。

さて、ここにエコポイント登場。
なんか良く解らない基準により、今回はテレビAにだけ政府から2万円の援助があるとする。すると

 テレビA……10万円・でも今ならエコポイント2万円で実質8万円!
 テレビB……10万円

これならば、もうテレビAで決まりである。
そりゃーお得だろう、どう考えても。
誰だってそう考えるはず。

その結果、何が起きるか?

このままではテレビBは全く売れなくなるので当然値下げする必要が出てくる。
どこまで値下げが必要かと言えば、それはAに対する競争力を回復出来る価格なので、
つまり8万円だ。
2万円も値引きするなんて出来るか?というと、それはもう出来る出来ないではなく、
そうしないと売れないよ、というかオイラは買わないし、あなたも買わないでしょ、マジ市場原理だよ、ということだ。

 テレビA……10万円・でも今ならエコポイント2万円で実質8万円!
 テレビB……大特価赤字価格の8万円

めでたし、めでたし。
結果、AもBも実質8万円で買える事になる。

…あれ?そんじゃあどっち買っても同じじゃん。エコポイント関係ないじゃん。



一方、テレビBは(仕方なく)2万円も値引きしたわけだけど、でもそのしわ寄せは何処に行くのか?
誰がその2万円を負担するのか?
小売店もメーカーも、そんなもの引き受けたくないし、そんな余裕もないだろう。
とすれば、方程式の解というか、無理矢理辻褄を合わせるための店頭価格設定はこんな感じだろう。

 テレビA……11万円・しかも今ならエコポイント2万円で実質9万円!
 テレビB……9万円

これならば、「似たような製品は似たような価格でしか売れない」という原則と
「誰も値引き分の負担なんてしたくない」という条件を満たすことができる。

が。
すぐに気が付くと思うけども、Aを買ってエコポイント\20,000をゲットしても
元々の販売価格が水増しされているので、実質お得なのは\10,000にすぎない。半額ですな。
消えた半額は、勿論「エコポイント対象外製品」の損失補填に回っている。

この状態では

 ・エコポイント対象品と非対象品、どちらがお得と言う事はない。だから好きな機種を買えばよい。
 ・2万円相当のエコポイントが付いても、実際に「お得」なのは1万円だけ。

と言う事になる。

ま、これはあくまで妄想でしかないわけで
現実の価格は上記の通りにはならないのだろうけども、それは隠し方の違いであって、
結局のところ、何処かを無理に押せば、その分は何処かからはみ出てくる。
こんな風に客とか店になったつもりで、価格決定の原理原則を考えてみると面白いのではないかと思うわけです。

   *  *  *

いや、妄想は楽しいよ?
「元店員が明かす家電量販店の云々」的な、いわゆる聞きかじり的「業界ウラ話自慢」がつまらない理由は、
大抵の場合は妄想成分が不足しているからだと思う。
だいたい聞きかじりの単なるリピート再生に対しては、会話が成立しないじゃないか。


   *  *  *

さて、先の実家用のテレビの機種選定だけど、
適当に近所のビックカメラに行ったら、ちょうど安売りしていたヤツに決めた。
もう、その場で。
他店との販売価格の比較とかはしていない。

実はビックカメラのすぐ隣がヤマダ電気だったりするので、
ちょいと歩けば簡単に比較出来るはずなのだが、
と言う事は、既に誰もが比較しようとするはずなので、
既にそれを見越した妥当な価格設定となっており、むしろ比較するための時間が無駄である

先にも出てきた競争原理だ。

…というのが理屈なのだが、
コレが成り立つためには正常に競争原理が働いていることが前提となる。

ココで注目すべきは家電業界ではなくて、「競争原理が働いていない」業界の方である。

テレビに限らず、デジカメとかノートパソコンとかCPUとかを買うならば、大抵の人は
ドコで買うのが安いのか、価格comとかあちこちでじっくり調べるんじゃないだろか。
そりゃそうだ、どうせ買うなら、安い方がいいし、
出来れば同じ予算で大きなメモリ積みたいとか、DDR3も結構安くなってきたね、とか
そんな事を一生懸命悩むわけだ。

だって、悩むのが面白いからな!

コレ重要。
誰だってそうだ、面白いのだ。
面白いからみんなが一生懸命比較して、結果、競争原理が働き
すべての製品の価格は妥当なラインに落ち着く。
何をドコで買っても、気にするほどの差は無い。せいぜい10%とか20%の違いだ。
だから逆に一生懸命比較してる割には、効果は小さい。
たまには調べた甲斐があって「掘り出し物」を見つける事もあるかも知れないが、
生涯を通してみると、損得だけで見れば、大抵は割に合う作業ではない。
競争原理の働いている場所には、利益の種はほとんど落ちていない。

強引にまとめると「みんなと同じ事をしてるのだから、あなただけ得するはずがない」
みたいな感じか。

と言う事は。

もし労力を傾けるならば、それは「だれもあまり一生懸命に比較しないモノ」にするのが
効率がよい、たぶん桁違いに。

その「だれもあまり一生懸命に比較しないモノ」の代表選手が保険である。

…ほら、「うわ、つまらなそう」と思ったでしょ?
実際つまらないのだ。
今度はCPUどれにしようかな?みたいな、ときめく話じゃないのだ。
だから多くの人は、あまり一生懸命に考えないというか、
なんか日生のオバチャンに生命保険とか勧められると、
なんか入ってた方が安心っぽいし、
でもどのくらいのに入ればいいんだろう、良くわからないなぁ、
まぁ、同僚の××もコレにしたって言ってたし、
人並みにしとけばOK?…とか、そんな感じじゃないだろか?

…というか、社会人1年目のオイラがそうだったし(笑)。

でも真面目に検討しようとしても、保険はマジつまらない商品なのだ。
Core 2 Quad Q9550とDuo E8500、動画エンコード前提ならば価格差を考えても…という悩みならともかく、
日本生命と第一生命、死亡保障と入院費の特約つけると、この先30年ではどっちが…なんてのは

正直、全然むちゃくちゃつまらない話だ。

ここ、重要ね。
多くの人にとってつまらない話、と言う事は、
それだけ競争原理が働いていない世界といえる。


実際に自分の死亡確率(期待値)と保障額と想定利回りを計算して、
日生のオバチャンが吹っかけてくる毎月の掛け金の正当性を検討するような人は、
少なくてもオイラは見た事が無い。


これはもの凄いことである。


その商品を購入すると得なのか損なのか、ほとんどの人が気にしないという、
販売側にとって、当にヘヴン状態な商売だ。

例えば毎月の掛け金が1.5万円とする。というか過去のオイラの例だけどさ。
で、保険会社から見て仮に33%が「ヘヴン状態」だとする。つまり5000円だね。
これが×12ヶ月で年間6万円。
なんか毎年マザーとCPUが買えそうな勢いだけども、
そのぶん、オイラじゃない誰か(保険会社)が「ヘヴン状態」を満喫してる計算だ。
だから、オイラのPCはいまだにPentium4 1.6GHz + 850チップセットのままだ。
正直、ネットブックにすら負けてる。全く関係ない話だけども。
もしもこれが、「知らずに日清カップヌードルを250円で買わされていた!」みたいな話ならば、
即座に「うわ、もったいねぇ!」とか思うわけだけども、
でもそれってせいぜい100円の違いでしかない。

仮に、ボッタクリ額が年間6万円ならば、10年間だと60万となるのだが、
年齢と共に保険料もアップするから、生涯では数百万の差が付く計算。
でもあまり気にする人はいない。
それより10万円の地デジテレビの10%引き広告の方が、見ていて楽しいわけだ。


ちなみにオイラは生命保険の類には全く入ってない。
というか、ずいぶん前にキレイサッパリ解約した。
そりゃもうね、オバチャンの引き留めが凄かったですよ、電話で何時間も。
「万が一の為に保険は必要」「今解約すると損」「××病では入院治療に○○万もかかる」などなど。
ここで一応断っておくけども、これらの保険会社の脅し文句に不安になるようならば、
多少のコストを支払ってでも、たとえボッタクリ商品であっても、その保険は継続した方が良いと思う。

自分の人生に発生しうる不幸をある程度想定し(人生は皆違うので想定すべきリスクも人それぞれだ)、
現在加入している保険の内容(商品特性)を理解し、
その上でより優れたソリューションを見つけたのならば、自信を持って解約すればよいし、
自信があるならば、そもそもオバチャンの脅し文句に怯えたりはしない。


保険の中身を知るのは面倒だけども、一度真面目に、それもなるべく若い時点で考えたほうが
まぁ、俗っぽく言えば「数百万お得」なのだけども、
(いやしかし実際には額面通りに「お得」じゃないかも知れないけども)
そのような保険ビジネスというものについて一度考えてみる事は
なんらか人生においてその額面相当以上に得るモノがある、と考えて良いのじゃないだろか。


ちなみに現時点で「わりと合理的」とされているのがライフネット生命保険
らしいので、具体的な第一歩として良いかもしれないです。

※別に↑ここを勧めてるわけでは全然ないです、念のため。
というか、先に書いた通りオイラは保険には加入してないです(生命保険・医療保険とも)。
国民の義務である国民健康保険と国民年金と自分の貯金だけさ。

ああ、随分とおかしな話になっちゃったな、
なぜオイラが保険の話など(笑)。
まぁ、テレビに限らず、保険に限らず、CPUでも野菜でも家賃でも税金でも、みんな根っこは同じなわけだ。


   *  *  *

それはともかく。
どうも最近、ウチのテレビ(何度か登場している昭和の時代のヤツ)が
すっかり白黒テレビ化してしまっている。

 こんなかんじ

ビデオ入力も全部白黒状態なんだけども、
見ての通り音量表示はしっかりカラーになっているので、
どうも色復調回路の故障っぽい。

最近画面の右上に「アナログ」という文字が入るようになったが、
むしろ昔みたいに「カラー」とか出してくれるとオレに大ダメージなのだが。

●またテコの原理(1月25日)
重量6tのタラップを下図のように傾斜させて設置した場合の
ボルトにかかる負荷を考えてみる。(例の造船所の事故の話です)

まずは2本のボルトで支えた場合。
つまりこんな感じだ↓。

この程度の傾斜であれば、ほぼ単純計算でOKである。
つまり6tの重量は両側に3tづつかかる。

この片側3tを「2本の」ボルトで支えるのだから、
1本のボルトにかかる負荷は1.5tである。
少なくても静的にはそうなる。

ではボルトの数を4本に増やしたらどうなるか。
事故を起こしたタラップとフックは、概ね下図のような構造だと思う。
タラップにフックを追加延長したような構造。
ただし寸法等は目分量です、念のため。

各ボルトにかかる負荷は小学校の知識でもわかるはず(たぶん)なので、
ちょっと考えてみると良いかも知れない。


まぁ、直感でも想像がつくかもだけど、ボルトの数が2倍増えたにもかかわらず
ボルトへの負荷は逆に4倍に跳ね上がるのである。
蛇足ながら、片方のボルトを支点と考えれば、↓こんな風に考えられるわけだ。

つまりフックの端には(タラップの自重による)3tの力ががかかるのだけども
4:1のテコによって、ボルトには12tの負荷がかかることとなる。
もちろんフックは左右に2本あるから、1本あたりだとこれらの値は半分となるので
ボルト1本への負荷は6tとなり、先の数値の4倍となる。


なお、もう一方のボルトを支点と考えれば

それぞれのボルトにかかる負荷が判明することになるのだが、
何れにしてもタラップの自重よりはるかに大きなチカラがボルトにかかる設計ということになる。


もちろん、それは「設計通り」なのだろうけども(でなきゃ困るぜ)
結果として全部のボルトが一気にブチ切れたと言う事は
(ボルト自体の不良とかでない限りは)何か計算を間違えたか何かで
ここにかかるチカラがボルトの強度を微妙にオーバーした、と言う事になる。
大事なのは「微妙に」というところである。

このボルトの間隔(10cm)が、もし倍の20cmであったならば、ボルトの負荷は半分になるので
少なくても今回のように「即、事故」にはならなかっただろうし、
逆に半分の5cmだったならば、人間が載る以前に自重だけで余裕で崩壊していただろう。
タラップでもソフトウェアでも電気回路でも、最初から「全く使えない状態」であれば事故など起きない。

そういう意味で、この「10cm」という数値は、非常に運が悪かったと言えるのだけども
さらに言えばボルトの径(18mm?)もそうで、
コレよりも太くても細くても、死亡事故は起きなかったわけだけども、
しかし本当に運だけでこのような「大ハズレ」を引けるのだろうか?

今回のケースがどうであるかはもちろん判らないので一般論ということになると思うけども
多くの場合、このような事故は「解っているヒトが設計」したものを「解ってないヒトがアレンジ」
することで発生している。まぁ、アレンジじゃなくて見よう見まね、かも知れないけども、
そうでもなければここまでピンポイントで運の悪い設計は無理だ。
全くのシロートが全くのゼロから設計したらボルト径は1mmかも知れないし1mかもしれない。
しかし、自重には耐えて、かつ人が乗ったら崩壊するのは径が18mm前後の時だけで、これは
合理的な設計値の、ちょい下あたりのピンポイントだ。

何かを参考にすることはあるし、そして多くの場合それは「とりあえず動作」することが多いけど、
しかしその時に要求される技量が決して低くないと言う事を知らない人は結構いたりして、
そういう人ほど「参考」を繰り返すわけである、事故が起きるまで。
あくまで、良くあるハナシとしてだけども。

この例を持ち出したのは、
「一見簡単そうだけど、何も考えないで真似すると大変な事になる例」
としてであって、別に事故の原因がここであると言ってるわけじゃないよ、
念のため。

  *  *  *

ちなみに世の中、事故と言うものが非常に少ないと思う、
えーと、人間(おいらも含めて、だよ)の仕事の品質の割には、って意味で。
実際にタラップとか飛行機とかATMが落ちることは滅多に無いわけで
それは、なんか人間というのはものすごく運がよい、とも思うのだけども、
実はそれが昔からものすごく不思議であるのだけども、
その「運がよい」理由の一つが、上記の、つまり大抵の設計ミスは
事故云々以前に「最初から全く使えない状態」で終わるから、
つまりヘタクソな設計の99%は事故発生までにすらたどり着けないからじゃあないかな、
とか思うのですが、どうだろか。

そして、そのような厳しい条件をクリア(?)して事故にたどり着く事の出来る(?)例の一つが
たとえば先の「良くわかんないまま参考にした場合」じゃないかと思うのだけど
どうだろか。

●描いてみた(1月18日)
いや、描いたのは去年なのだけども。
というか、オンリー用に描いたコピー本のおまけCD-R用に描いたのだけども
当日に体調を崩して不参加で(笑)、
そのままお蔵入りしてた絵ざんす。

ちなみにこんな本↓でした。庶民的リリアンな4コマ(笑)。


4期。
気のせいか、瞳子の声が釘宮にしか聞こえないゾ!(笑)。
いや、釘宮なのだけどもさ。
あと、話の展開があらすじっぽい感じになってしまっている、などと書くと
なんか偉そうだよな、何様だよオレ、みたいな。

あ、あけましておめでとうございます、今さらですが。