いし かわ もん まえ  どばし

石川門前土橋遺跡

石川県立埋蔵文化財センター 1992〜94年度調査,1997年度報告
所在地 金沢市丸の内
遺跡の性格 寺内町・城郭

 石川門は金沢城跡の搦手門である。この石川門から兼六園にかけては、盛土による土橋が連絡しており、百間堀と白鳥堀を区画していた。土橋は藩政期からあったことが絵図によって確認できるが、慶長年間(1596〜1615)とされる加州金沢之城図(東京大学附属図書館南葵文庫蔵)には、石川門前に「土橋坂」の文字と階段状の描画がみられ、

発掘調査

 発掘調査は、百間堀跡を縦断する道路の拡幅工事による土橋の解体工事に並行して行われました。

 16世紀〜近代にかけての土橋の形成過程が明らかにされました。さらに、土橋形成以前の鋳造遺構を伴う寺内町の遺構がみつかりました。

 17世紀前半代の盛土層、金箔土師皿(灯明皿に使用)、辰巳用水石管・木管。