四国遍路の道路事情
四国は狭いです。日本全土の5%しかありません。
真ん中に四国山脈が東西に走っていますのでほとんどが山です。
瀬戸内海側から太平洋側に行く時は山越えです。高知自動車道はほとんどトンネルです。
狭いところですから、人はギューギュー詰めで生活しているかというと、そうではありません。
がらがらです。のんびりしたものです。ローカル電車状態です。
四国最大の都市が松山市の人口が約50万人です。四国全体でも約412万人です。
名古屋市と札幌市を合わせたくらいです。日本の人口の3.3%くらいです。

狭いところでも、人が少ないせいか少しイナカへ行くとのんびりした風景が広がっています。
車で走っていると、歩いている人を見かけないくらいです。
人口密度も220人くらいです(日本の平均が335人、東京が5550人)優雅なもんです。
いかにゆったりしているかわかるでしょう。
四国では、あくせくせずに「ゆっくり、スローに」まいりましょう。
車で四国遍路
へんろ地図を参考に幹線道路を進み、標識のとおりに進めばいいと思います。
道路上でのお寺案内標識は完備しています。
それでも、お寺に近づくと道は狭くなるところが多く、迷うことも多々あると思います。
標識に注意して進むことが必要です。
道路マップやカーナビゲーションをみて、近道だと思って進んでいくと、行き止まりになったり、道が急に狭くなり田んぼの中や、畑の山道で脱輪するかもしれませんよ。
地方都市では街の中でも片側1車線のところが多いのも事実です。
広い道を快適に走っていて急に狭くなるところも多いです。注意!注意!
山に入るとほんとに狭くなります。
山の中腹のお寺に行く時は特に気を付けて下さい。
車1台がやっと通れるような所もたくさんあります。
対向車が来るとどちらかがバックして道を譲る必要があるところもたくさんあります。
このような道を走るときは、対向車が来ないことを祈るのみです。
幸い人も少ないので、そのぶん車も少ないので、何とかなる場合が多いです。(対向車とは、なぜかちょっと広いところで遭遇する場合が多い気がします)
ところどころに対向用に少し広くなったところがあります。
この辺りで対向車に出会うとラッキー!という感じがします。
お参りしての帰り道で対向車が来ない時、あるいはちょっと広いところで対向車にあうと「弘法大師のおかげです」と思うようにしています。
四国の交通マナー
よくないです。悪いです。
よく、四国以外から来られた人(引っ越しとか旅行で)が、四国の交通マナーは悪いと新聞の投書等でよく見かけます。
代表的なもので、『伊予の早曲がり』というのがあります。
どういうのかというと、交差点で右折する時、交差点の中心付近まで直進して対向の直進車を待ち、全部の車が通過してから右折するものですが、
「伊予の早曲がり」というのは、対向直進車が来る前に急発進してすぐに右折することをいいます。
愛媛県では、交差点事故の半数はこれだそうです。
交差点近くに「やめよう伊予の早まがり」と書かれた看板などもあります。
ふだんの生活は、ゆっくりスローモーに話したりするのに、車に乗ると人が変わるのでしょうか?
(これは多かれ少なかれ誰でもどこでもありがちですが)特に、愛媛県は多いようです。
『香川運転ルール』というのもあります。
・黄信号は急いで、赤信号は気を付けて(赤信号でも平気でつっこんでくる)
・ウインカーを出すのは右左折する直前
・踏切は一時停止せず滑らかに(真面目に止まろうものなら後続車がクラクション鳴らすらしい)
・車間距離は車に入られないように短めに
だってさ。
とんでもないですね。よい子のみんなはまねしないように−−−(CMふうに)
などなど、四国の交通マナーは最悪のようです。
私も今ここ四国で運転していますが、来た当初感じたことは、
・ウインカー出すのがおそい
・踏切で一時停止しない(もっとも、電車の本数も少ないが)
・トンネルの中でライトを点灯しない
この3点です。
私も今では、しっかりローカルルールを守って安全運転しています。
四国遍路においでの皆さん、これを頭の中にたたき込んで、事故に遭わないようにして下さいね。
安全に快適にお遍路を楽しみましょう。


