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  コンクリート工事
 
 鉄筋が組まれ、型枠により基礎の形が決まるといよいよその中にコンクリートを流し込みます。基礎の強さは、コンクリートの品質、施工精度により大きく左右されます。いかにして良質のコンクリートを打設するのか。良質の家づくりに欠かすことのできない要素です。
それでは良質のコンクリートとはどのようなものを言うのでしょうか。
  • ひび割れが起きない。
  • 耐久性がある。
  • 所定の強度がある。
などの要素があります。どうすれば、良質のコンクリートが打設できるのか。
 
 
コンクリート打設前のチェックポイントとは、
生コンクリート工場の確認
  • JIS認定工場であるか、同等以上の能力を有する工場である事。
  • 公認されたコンクリート技術士が常駐している事。
  • 要求された種類・品質のコンクリートを所要量供給できる事。
使用するセメント、骨材、水、コンクリートなどの品質の確認
 事前に生コンクリート工場が発行する使用材料の品質報告書、コンクリート配合報告書などで品質が基準に合格しているかどうかを確認する。
 
運搬時間の確認
  生コンクリート工場が現場までの運搬時間が規定以内である事を確認する。通常は、運搬時間は、90分以内とされている。
  
 
現場におけるチェックポイントとは
型枠の清掃、散水状態の確認
 コンクリート打設前には、十分に散水してベース天端を十分に清掃する。ゴミがあるとコンクリートの接着が悪くなります。また、型枠に水をかけることにより、コンクリートと型枠を分離し解体しやすくします。
 
納品書により、運搬時間、コンクリートの品質、強度の確認
 ミキサー車にはそのコンクリート納品書があり、納品書により、コンクリートの運搬時間と設計強度が記載してあるので確認します。
 
スランプ値、塩化物、空気量、テストピース採取の確認
  打設前にミキサー車から降ろしたコンクリートの一部を採取して、スランプ値、塩化物、空気量を確認します。スランプ値の許容値は、±2.5cm、空気量の許容値は、±1.5%である。塩化物量は、カンタブ試験により後日解る。
 
施工状況の確認
 コンクリート打設において、バイブレーター等により振動させて、十分に密実なコンクリートが打設しているかどうか確認します。
 
養生方法の確認
 コンクリートにひび割れが発生しないよう打設後の養生は、非常に大事なことです。夏だとコンクリートが早急に乾燥しないよう十分な散水をします。冬は、水が凍らないようにシートなどを被せ保温します。
 
型枠を解体した後の確認
 十分に注意してコンクリート打設をしたにもかかわらず、万が一、ジャンカ、豆板、気泡、空隙、クラックなどがあった場合、放置していれば、耐久性に影響があるので、埋め戻しをする前に補修をする必要があります。
 
 
現場でのコンクリート打設
コンクリート打設前に散水しているところ。
ベース天端を十分に清掃する。型枠に水をかけることにより、コンクリートと型枠を分離し解体しやすくする。
ベースと立上りの打ち継部が清掃できているかどうかを確認する。鉄筋のかぶりが十分であるかどうかを確認する。
 
コンクリートのスランプ値、空気量を確認している。テストピースを採り、後日、破壊試験をして強度を確認する。 コンクリートを打設しているところ。バイブレーターで十分に振動させて密実なコンクリートを打設する。
 
コンクリート打設後、養生する。夏だとコンクリートが早急に乾燥しないよう十分な散水をする。冬は、水が凍らないように保温する。 型枠を解体したころ。ジャンカ、豆板、気泡、空隙、クラックがないか十分に確認する。万が一、不具合があれば補修する。
  
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