合唱組曲「宇宙・そら」の作曲者,上柴先生から研究生にメッセージが届きました.
--- 2010年5月22日 ---
4月25日に行なわれた第36回定期演奏会で研究生は「少年少女のための合唱組曲 宇宙(そら)」を演奏しました.この曲は10年前にすみよし合唱団が,作曲家の上柴はじめ先生と作詞家の村田さち子先生にお願いして作って頂いた曲です.演奏会の会場にお越しいただいた上柴先生から,研究生にすてきなメッセージが届きました.
〜 大阪すみよし少年少女合唱団研究生の皆様方へ 〜
こんにちは、上柴はじめです。
先日のコンサートで、久しぶりに「宇宙…そら」を聞かせていただきました。
皆さんにとっては初めて歌う曲だと思いますが、
私にとっては11年ぶりで、とっても懐かしかったです。
そうなんですよ、11年前に「大阪すみよし少年少女合唱団」の松前幸子先生から頼まれて、
作詞家の村田さち子先生とご一緒に考えて、
楽しい合唱曲を作りましょう!ということで作曲しました。
11年前の初演の時もみんなとっても可愛く元気に歌って下さいましたが、
今年はそれ以上にもっと皆さんが楽しんで歌って下さっているというのが
いっぱい伝わって来ましたよ!
作曲家にとって、皆さんが楽しそうに気軽に歌って下さるほど嬉しいことはありません。
音楽はお勉強ではありません、感じることなのです。
歌って楽しく、歌って美しく、歌って悲しく、歌ってうれしく、
歌って元気に、歌ってさみしく、歌って夢見て、
歌って踊りたくなって、歌って叫びたくなって、歌って笑って、歌って怒って、
歌って格好良く、歌って気分良く、歌って希望を持って、
そして歌ってやりとげてスッキリ!すれば良いのです。
一番いけない事は、歌ってつまらない、緊張して間違いそう!などと思う事です。
いつもワクワクして、この先には何があるんだろう!
という好奇心と夢を持つことが大切です。
先生から言われなくてもそういう気持ちになれるような作品を作るのが私の仕事です。
それがうまくいったかどうかは、歌っている皆さんのお顔を見れば分かります。
ですから、コンサートを見せていただく時はいつもドキドキしています。
つまんなさそうな顔をされたらどうしよう!と心配なのです。
ですから、この間の演奏会での皆さんの楽しそうなお顔と
元気いっぱいの歌声とセリフとダンスを見せていただいてホッとして安心しました。
とっても自然で良かったですよ!
これからも頑張って、皆さんと一緒に楽しめるような作品を作っていこうと思っていますので、
待っていて下さいね!
今年の春のすみよし少年少女合唱団の演奏会、
まず感じた事は、すべてが自然体で、声がとっても素直によく出ている!ということです。
大人には絶対に真似の出来ない、子供たちだけに与えられた天使の歌声!
それは賞味期限を過ぎてしまうともう二度と生まれません。
せっかく持っている天使の歌声を使わないまま大人になってしまう子供たちに比べて、
何てあなたたちは幸せなんでしょうか!
その幸せを全身でかみしめて下さいね!
そして、その天使の歌声を、コンサートに来た皆様に聞かせてあげて下さいね!
(2010/05/11 上柴はじめ)
