たねまきの方法



たねのまきかたと、草花との相性


 たねをまくには、直まき、床まき・箱まき、ポリポットまきの
3つの方法があります。

たねや草花の性質、育てやすさなどを考えて、3つの方法を使い分けます。
まきかた 方法
適する草花
直まき 草花を育てる場所に直にたねをまくこと。おもに、直根性で移植を嫌う草花のたねまき法です。花壇への直まきだけでなく、プランターやコンテナへの直まきも含めます。また、大きいたねは発芽がスムーズな上に、移植に弱いので直まきがふつう。発芽率がよく、強健な草花の場合も、移植の手間をはぶくためにこの方法を使うことがあります。 ヒマワリ 西洋アサガオ コスモス 黄花コスモス ケイトウ、ユウガオなど。
床まき もっとも一般的なたねまきの方法。たねまき用の床を用意して発芽させ、苗が育ったところで移植や鉢上げします。移植しても植え傷みの少ない草花のたねまきに適しています。強い風や雨、寒さ、暑さを避けて適切な場所に移動できるので、発芽を確実にコントロールできます。 サルビア インパチェンス ルドベキア マリーゴールド ハボ タン プリムラ キンギョソウ パンジー ビオラ デージーなど。  
ポリポットまき 直根性で移植を嫌う草花のたねまき法。花壇へ直まきするよりしっかり管理できるので、発芽や育苗がより確実です。また、直まきしたいけれど、花壇が空いていなかったり、定植場所が決まっていない場合に、ポリポットにまいておいて、後で定植することもあります。 アスター スイトピー ルピナス アサガオ ユウガオ ルコウソウ フウセンカズラ ツンベルギア コンボルフルス ケイトウ ニチニチソウ ラークスパー ハツユキソウなど。




たねのまき方

たねをまきかたには、条まき、ばらまき、点まきの3つの方法があります。

まきかた 方法 適する草花
条まき まき床にいくつかまき溝をつけて、その中に等間隔でたねをまく方法。比較的大きく、細長いたねのまきかた。ばらまきより徒長しにくいといわれます。 マリーゴールド ジニア ハボタン、ビデンスなど。
ばらまき まき床に全体的に平均にたねをばらまく方法。比較的小さなたねのまきかた。まきかたがわからない場合は、この方法でOKです。 サルビア パンジー ビオラ デージー ナデシコ ニチニチソウ  ラークスパー ケイトウ アスター コンボルブルスなど多数の草花。
点まき 点状になるように、いくつかのたねをまく方法。とくに大きいたねのまきかた。 スイトピー ルピナス アサガオ ユウガオ ルコウソウ ヒマワ リ ハツユキソウ ツンベルギアなど。


まき溝…まき床や花壇にたねまき用のすじをつくること。板などを使ってすじをつけるとよいですね。


厚まきと薄まき  

たねをまくときは、たねとたねと間隔がなるべくあくように、薄くまくのがコツ。
そうすると、間引きの数も少なくなるので、たくさんの苗が育てられますし、
芽も丈夫に育ちます。
とくに、微細種子の場合、出てくる芽も極端に小さいので、
芽が密集していると間引きしにくくなります。
ただし、発芽率が悪い(50%以下)草花のたねをまくときは、厚まきしても大丈夫です。


微細たねの場合のたねのまきかた

1ミリリットルで1000粒以上もある微細たねをまくときは、注意が必要です。
たねを袋から出したら、少量の砂と混ぜるといいでしょう。
砂の混じったたねを指先でつまみ、親指とひとさし指をすり合わせるようにしながら、
ていねいに手を移動させて、うすく均一にまいていきます。
均一にまいているつもりでも、
意外に中心部にたねが少なくなりがちなので注意します。
このあと、板切れなどで表面をおさえて、たねを落ちつかせてから、底面吸水させます。
それから小さいたねを丁寧にまくのってとても大変ですよね。
微細たねを思い通りにまく方法を
私のたねまきガーデニング倶楽部の会員で、
苗の生産者のMさんから教わったのでご紹介します。
つまようじか焼き鳥の串1本と発泡スチロールのトレイを用意します。
まき方は、まずトレイに種をうつします
(トレイを丁寧にふき過ぎると静電気で種が離れなくなりますので注意してください)。
つまようじの先を水で湿らせて、たねにくっつけてみます。
うまくくっついたら、播き床の自分の狙っ た処に軽くすりつけるようにします。
これで思い通りの場所にたねを落すことができます。
「でも、この方法は数やると肩にくるので、注意 が必要です。」
とのコメントもいただいていますので、くれぐれも適度に。


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