よもやま話:その33「表と裏」
春、卒業シーズン真っ盛りである。
今からウン十年前の中学の卒業式の日、
大好きだった○○君が(もちろん片思い^^;)違う高校へ行ってしまい、
もう会えないんだな と思った私は、まるで滝のごとく大泣きした。
いわゆる「彼女」という立場だった子も大泣きしていた。
やっぱり彼氏との別れが辛いのだと言っていた。
同性の友達なら、たとえバラバラになって、高校で新しい友達ができても、
プラスされていくだけなので、それほど悲しい別れというのは無い。
でも「彼女」や「彼氏」の場合は、プラスされていく事はないし、
また されたらややこしい事になる(^^;)ので、別れ別れになる不安と悲しみは
片思いの私なんかの比ではなかったのかもしれない。
同性の友達同士での本当の別れといったら「死」しかないかもしれない。
あとは絶交でもしない限り、精神的に別れる事はない。
ほとんど音信不通状態の友人でも「別れた」という意識は無いし
たとえそのまま一生会えなくても、自分の中ではけっして「別れ」ではない。
でも何故か異性の(別に同性でもいいが^^;)恋人同士の場合は、
意識的に別れるのだ。だから辛い。ブチッと断ち切るので無理がある。
が、裏を返すと それがまた妙に甘美でもある。
その彼女も泣きながらも、何かちょっと綺麗だった。女優っぽかったのだ。
それに当時流行ってた郷ひろみの「愛への出発」っていう歌を歌っては
「ここのね、ここのね 歌詞がピッタリなのよぉ(;_;)うるうる〜」と
わざわざ何度も歌って泣いてくれた(^^;)。うちにもよくカセット持参してきた。
かなりドロドロした三角関係に陥った時の私も、ソレだった。
悲しいわ〜切ないのよ〜私って何て可哀想な女〜♪(-o-)・・といいつつ
でも何かそのシチュエーションをどこがで楽しんでる自分もいて
「あぁぁぁ〜キュンキュン!っとぉ」
ってな気持ちだった。。。。(何ともわかりにくい表現だ^^;)
わざと「もう会わない(/o\)スネスネ・・」などと心にも無い事を言い
悲劇のヒロイン気取って悲しさ倍増させてみたりもした(^^;)。
悲しくて切なくて、切羽詰まった出口の無い感情というのも事実なのだが
それを見ている別の自分も確かにいた。う〜む、二重人格か(^^;)>ワシ
でも中学の時の彼女と、私だけではなかったのだ。
やっぱり女というのはみんなその要素を持ってるのか、
友達の中にもかなりの確率でいた(^_^;)。
自己弁護する訳ではないが、けっして「わざと」ではないのだ。
ごく自然に なんとな〜く表と裏に感情が別れてしまうのだ。
う〜ん、でもよく考えてみると「ごく自然に」って方がコワイかも(^^;;)。
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