よもやま話:その48「ダンスダンスダンス」
「フォークダンス同好会に入りませんか?」
一枚の紙が目に止まった。
郵便物と一緒にポストに入っていた 地区のお知らせやら会報やらに
交じっていたのだが、そこには楽しそうに踊る中年(老年?^^;)男女の、
粗い印刷の白黒写真が写っていた。
女性は皆 アルプスの少女ハイジ風の出で立ちだ(^_^;)。
最近フォークダンスは結構中高年にブームらしく、
あちこちでよくサークルの話題は聞くし、新聞にも載っている。
社交ダンスよりはとっつきも良いし、誰にでも踊れるって所が
受けているらしい。そう、フォークダンスというのは恐らくほとんどの人が、
一度は踊った経験があるからだ。
運動会が近くなると校庭から毎日のように
「オクラホマミキサー」が聞こえて来た小中学校時代σ(^^;)
特に小学校高学年の頃は、好きな男子に自分の気持ちがバレる事なく(ここが大事)
堂々とさわれる、もとい、手が繋げるというので楽しみだった。うひひ。
でもそれはあくまで心の中の本音で、その当時 友達同士では、
「フォークダンスゥ〜? やっだぁ、かったるいよねぇ」
などと精一杯ツッパッた会話をお互いかわしていたが、
きっとみんな本心は私と同じだったに違いない(^^;)。
しかし光あれば陰があるのが物事の常。
好きな男子とも手が繋げる代わりに、嫌いな奴とも手を繋がねばならぬ(^"^;)。
でも男子の中には、「空気と手を繋ぐ」或いは「指先ソフトタッチ」
というシャイな子も多かったので
嫌いな奴がそのタイプだったらラッキーなのだが、
得てして嫌いな奴というのは
「やぁこんにちは!さぁ踊ろうよ!ぅらったったぁ〜!!」
ってなタイプが多かった(^^;)。真面目に激しく踊るタイプ。
手は思いきりぐわしっ!と握ってくるは 息づかいは荒いは(`‥´)フゴッ!
数分は苦しい時間を過ごさねばならなかった。
でも、その何人か後に本命が見えたりすると、
「あと少し、あと少しで○○君だ」(はぁと)
と、踊りにも力が蘇って来るのだが、
段々と近づいて来てドキドキも最高潮に達した時!
・・・反対回りの曲に変わったりする(涙)。
そして再度「ぅらったったぁ〜!!」と踊るハメに。
これがよくあったのだ。よほど日頃の行いが悪かったらしい。
初めてディスコでチークなるもんを踊った時は(チーク・・懐かしい響き^^;)
ずぅえんずぅえん好きじゃない相手だったせいか
汗くさかった・・という思い出しかない。
でもその逆に、めっちゃ汗が吹き出していた相手でも
大好きだった人と踊った時はいい匂いだったりした(^^;)。
ペアで踊るダンスはやっぱり相手が「嫌い」じゃダメなのかも。
タンゴなんかは夫婦のペア多いし。
パートナーを好きになっちゃう事もあるだろうなぁ。
う〜ん、じゃやっぱフォークダンス同好会はやめておこう。
お爺さんばっかだったし(^^;;)。
|