よもやま話:その56「因果応報」
物を贈るって難しいですよね。
相手の事を思って買った物でも、はたして喜んでくれるかどうか、
逆に迷惑になる場合だって無きにしもあらず。
かといってあのカタログギフトってのも何か味気ないし、つまなんいし。
落ち込んでたりした時、実にタイミング良く
ちょっとした贈り物が届いたりすると、本当に嬉しいし元気が出ます。
その人の住んでる方に向かって「ありがと」と思わずつぶやいてしまう。
手渡しで「ハイこれ」と渡す時や渡される時は、結構スリリング(^^;)。
まぁ普通の大人の場合はたとえ心の中で「趣味悪ぅ〜」と思っても、
表面では「嬉しい!欲しかったの」とか何とか言ってくれるので
時は静かに流れていきますが、問題は子供と 潔癖なまでに正直な人です。
私が10才の誕生日に、兄がシャーペンをくれたんです。
その頃シャーペンなんて豪華な筆記用具でした。
近所の文房具屋に行って、自分のお小遣いの中で選んでくれたのでしょう
綺麗にリボンまで結んでありました。
「前からシャーペン欲しいって言ってたじゃん」
兄は妹が当然喜ぶハズ、と得意気に私に渡しました。
しかし・・包みを開けた鬼のような妹の第一声は
「こんなのヤダ!いらない。違う柄のと交換して来て!」
な、なんて奴なんでしょう!(^"^;)
今思うと我ながらハリ倒してやりたいガキなのですが、
そのシャーペンの絵柄というのが「巨人の星」だったんですよ。
いかにも男の子仕様〜って感じの飛雄馬と伴宙太でした(^^;)
私としてはもっと女の子っぽいのが欲しかったんですよね。
でもあの時の兄の悲しそうな顔はいまだに忘れません。
母親に「お前は何て事言うの!」と こっぴどく叱られましたが
そんな事で負げるような鬼妹ではござんせん(`▼´)
「ヤダヤダ、私が行って好きなのと交換してくるぅぅ!」
と泣きわめき、本当に交換してしまったんですね〜。(クソガキ!)
あ、さすがに今のワタクシはこんな事しませんよ(^^;当たり前や)。
でもやっぱり神様はちゃんと見てるものですね。
今度は逆の立場で悲しい思いをしました。
5年生の時、仲良しの子の誕生会に呼ばれたんです。
そこのお母さんはとても教育熱心というか頭が固いというか(^^;)
非常にスクエアな人でした。『プレゼントはいりません』
みたいなおふれを 事前に招待した子の母親に言って来たんです。
子供がお金を使って・・というのが教育主旨に反したんでしょうね〜。
でも私は、そんなおふれが出る前から上げたいプレゼントがあったので
もう買ってあったんです。
当日、誰もプレゼントは持って来ませんでした。
どーしよう・・と迷ったけど、折角持って来たし
ノートだからおばさんも許してくれるかも(勉強に使う物だし^^;)と
「あのね、これずっと前に買ってあったやつだから」とオズオズ差し出すと
「こんな物はいらないって言ったでしょ!」
ピシャリと跳ね付けられてしまったのです。強い口調で。(クソババアめ)
この時のショックは今でも覚えてますね。凄く悲しかったです。
こんな物・・・ハッキリとそう言ったんですよ。
私はその場にいたたまれなくなって、
「お腹が痛い」と嘘をついて帰ってきてしまいました。
そしてうちでワンワン大泣きしたのを覚えてます。
身を持って兄の気持ちがわかったって感じ(^_^;)。
人にやった事は巡り巡って必ず自分に返って来るものですね。
物を贈る時も贈られる時も、やっぱ一番大事なのは気持ちです。
ほらよく言うじゃないですか、
「ほんの気持ちですから」って(^_^)。
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