よもやま話:その67「ぶっちゃけた話」
というのをよく聞く。
お堅い場面では使われないが、友達同士やテレビのトーク番組、
ネット上でも(検索してみてその数の多さにビックリ)よく使われてる。
元々は「ぶちまける」とか「打ち明ける」が語源の関西弁らしい。
つまり「包み隠さず本音をさらけ出す」
という意味あいで使われているが、実際はそうじゃないのもたくさんある。
この前、お笑い系の人が対談してる番組を見てたら
やたら話の前に「ぶっちゃけた話」だの「ぶっちゃけさー」だの
連呼していたが、肝心の話の内容は全然ぶっちゃけて無かった(^"^;)。
それでも最初の一声は「おっ、何だ?暴露か?」とか期待して聞くが
何度もぶっちゃけ連呼+フツーの話だったりすると
たとえ話の中味がそこそこ面白くても、
トーク全体は何となくシラ〜〜っと虚しい雰囲気が漂う。
事務所に時々来るTさんも「ぶっちゃけた話」をよく付けるが
内容は・・・さにあらず、
んなもんフツーに喋れや、ってなもんばかりである。
別にストレートに本題だけ喋ってもいいのに、
何故わざわざ付けるんだろう?
多分、相手に対して親近感増幅みたいなのもあるだろうし
「ちょっとちょっと聞いてよ」的な注目度UPのような意味あいもあるかも。
そして言われる方もマンザラではない。
あらあらなぁに?アタシにぶっちゃけてくれるワケ〜(`▼´)
みたいな妙な選民意識のようなものも沸いてきて
話を聞く耳が自然とパラボラになるのだ。
しかしコレ、連呼されると結構引く言葉でもある事は確か。
などと言いつつ私も割と使ったりしてるが(^^;)。
本当の意味での「ぶっちゃけた話」などは数少ない存在であって
そのほとんどは冠言葉として機能してる感じである。
プラス「ここだけの話」などが付くと更に機能UPする。
「ねぇねぇぶっちゃけた話なんだけどさぁ」
「えっ?なになに〜?」
「ここだけの話だよ〜」
「うんうん、どしたの?」
「明日は雨なんだよ」
「エー!?うっそぉ!マジ?ホント〜?それってスゴくない?」
・・・・言葉は中味よりコミュニケーションだ(^_^;)。
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