よもやま話:その78「花いちもんめ」


♪勝っ〜て嬉しい花いちもんめ、負け〜て悔しい花いちもんめ♪

子供の頃に遊んだこの楽しい童歌が、
実は哀しくも残酷な 子買いの歌だって事を最近知った。
童話や童歌の中にはそういう物が沢山あるとは聞いていたけど
でもまさか オバサンに鍋釜被ってちょっと来ておくれ〜
なんていうあの楽しい遊び歌にこんな真実が隠されていたとは・・ゾッ!

勝って嬉しい「買って嬉しい」
負けて悔しい「値引きされて悔しい」
花いちもんめ「花一匁(つまり値段の事、花は女郎さんの事らしい)」
あの子が欲しい「子は娘」
相談しよう「値段交渉」
これはかなり有名らしくて意味の解釈はどのサイト行ってもほぼ皆一緒だった。

ひぇ〜〜!! 何だかちょっとショック。
子供(しかも女の子)の人身売買の歌を
少女時代にデカイ声張り上げて嬉々として歌って遊んでいたとは!

しかし・・ウン10年も知らなかったワタシは相当のボケかも(^^;)。
で、色々調べてみたら、あるわあるわ!

「かごめかごめ」、この歌も相当コワイ。
流産の歌、女郎が足抜けできない絶望、などの説があったが
どれも哀しくて背筋が寒くなる感じ。
その他にも「ずいずいずっころばし」。
これも弾むようなメロにユニークでリズム感のある歌詞、
それにあの独特なジェスチャーからはちょっと想像できなかった。

この手の童歌って意味がわかってなくて歌ってたのが殆どだし
それで楽しく遊んでた子供時代・・考えてみると残酷だったのよね。
グリム童話も改訂版を読むと、かなーり残酷でエロチックだったし
マザーグースもそうらしい。
古今東西、こういうのが長年に渡って歌い語り継がれるってのは
やっぱり人間の本能だからでしょうかね〜。

それも大人という媒体じゃなくて
子供という媒体を通して受け継がれて行くって所が何とも。
隠された裏の意味を知らないで
楽しそうに歌って遊ぶ無邪気な子供の姿こそ真の残酷かもしれない。

無邪気・・何の悪意も無い事、あどけなく可愛い事。
しかし時として限りなく残酷な物にも姿を変えられる事。

あ〜〜、そおいや猫もそうだわな(^^;)。