2000年秋 長野への旅(前編)
2000年秋 長野への旅 2000年秋の長野新幹線。

行き当たりばったり無計画

旅行の始まりです。


    写真・文 YUSUKE

 

あさま553号 E2系 N12編成
東京7:52発 〜 長野9:42着

朝7時半の東京駅。実はどこへ
行こうか、まだ考えていません。
駅の時刻表を見て、面白そうな
場所を探しています。その時
目に「長野」の文字が飛びこん
できました。そういえば、今日は
長野の新幹線基地で一般公開
が行なわれていたような...。

「よし、行ってみよう!!」
そんな軽い気持ちで長野までの
乗車券を購入し、ホームへ向か
います。

あさま553号 N12編成
 秋の行楽シーズン&日曜日なので、念の為に指定席を選びました。4号車の
窓側に座り、チキン弁当を食べながら長野への約2時間の旅を楽しみます。車掌
さんの案内放送を聞いていると、「停車駅は...上野、大宮、熊谷、高崎、安中
榛名、軽井沢、佐久平、上田、長野です..。」
と、案内していました。よくよく考え
ると、東京から長野まで全駅に停車するタイプの「あさま号」に乗車しているよう
です。まあ、急ぐ旅でもあるまいし、のんびりと行きましょう〜。

 そして9時42分。終点長野へ到着。車両基地一般公開のポスターか何か貼って
いないか探すが全然見当たりません。(あれっ、今日じゃなかったかな?!)
諦めて他の場所へ行こうかと考えているとバス乗り場に出ました。過去の例から
考えると、車両基地一般公開のようなイベントが開催されると、たいていの場合は
駅から無料バスが運転されます。期待してバス乗り場を見まわすと「一般公開
シャトルバス」の文字が見えました。「おおっ!ビンゴ〜!!」

 やはり新幹線の基地一般公開は今日でした。ラッキーとばかりにバスに乗車し
ます。途中、同じく一般公開の行なわれている在来線の車両基地で別のバスに
乗り換え、約30分後に長野新幹線運転所に到着しました。
E2系あさま
↑ E2系 あさま用のN編成
ドクターイエロー
↑ ドクターイエローS2編成
 「新幹線運転所まつり」と書かれたゲートをくぐり、念願の新幹線とご対面。
長野新幹線あさま号で活躍するE2系、レールや架線等を検査しながら高速走行
できるドクターイエローが停車していました。特にドクターイエローを目の前で見ら
れるのは、このようなイベントぐらいしかありません。撮影する方にも気合が入りま
す。

 ひととおり見終わった頃、時計を確認すると帰りのバスまで1時間あります。そう
いえば、さっきバスで来る途中に私鉄の長野電鉄の線路が見えたな〜。そこまで
歩いてみよう。
どうせ歩いても30分位だろう......その後、その考えが間違い
である事に気付くのに、長い時間はかかりませんでした。(笑)
りんご畑と新幹線  県道をてくてくと歩き始めます
。途中、リンゴ畑と新幹線を同
時に撮影できるポイントを発見
し、喜んで撮影しました。

← リンゴ畑とE2系新幹線

 しかし、予定の30分を過ぎて
も長野電鉄の線路には出ませ
ん。ず〜っと、道は続きます。

過ごしやすい季節の10月とは
言え、重たいカメラバックを持
って歩くのは辛いものです。
あのカーブを抜けたらきっと
線路が見えるだろう.....。

 しかし、その願いもむなしく、地平線に(ちょっと大げさ)道は続きます。
目的地まで.....あとどれくらい?

一体どこまで歩けば駅に着くのでしょうか...(涙!)
 
 そしてグッタリ1時間10分後。長野電鉄の線路が見える場所まできました。
幸いな事に駅がすぐそばにあり、長野までの切符を購入して電車を待ちます。
 
長野電鉄 3500系
柳原 〜 長野

銀色で2両編成の電車がやって
きました。この電車は昔、東京
の地下鉄日比谷線で走ってい
た車両です。過去に東京で乗っ
た事があるので懐かしい気持ち
になりました。車窓から見事に
咲いているコスモスの花を見な
がら長野へ向かいます。

長野電鉄
しなの鉄道115系
しなの鉄道 115系
長野 〜 上田

さらに無計画旅行は続きます。
ちょうどイイ時間にしなの鉄道
の普通列車がありました。こ
の列車に乗って上田へ向かい
ます。ちなみに、このしなの鉄
道は元JRの信越本線でした。
長野新幹線が開通した際に
民間の会社に引き継がれた
のですが、車両もJRのものを
そのまま使っているので私鉄
というより、JRのような気が
します。

さて、上田の駅に到着しました。せっかくだから、温泉で暖まっていこうかな...。

後編につづく