2000年秋 長野への旅(後編)
上田電鉄 7200系
上田 〜 別所温泉

温泉へ行こうと上田交通別所線
のホームへと向かう。やって来
た電車は銀色のステンレスカ
ー。2両編成のカワイイ電車
です。この車両も先ほど乗った
長野電鉄の車両と同じく、元は
東京で走っていた電車です。車
掌さんのいないワンマン運転な
ので運転士さんが運賃の収受
を行なっています。

上田交通

別所温泉駅
↑ 別所温泉駅

石湯
↑ 外湯 「石湯」
 終点の別所温泉駅に到着。駅から15分程歩いて温泉へ向かいます。別所温泉
には「大湯」「大師湯」「石湯」の3つの気軽に入れる代表的な外湯があります。
3つとも規模は小さいのですが、100円という値段の安さが人気の秘訣です。
今回は一番遠い「石湯」にする事にしました。温泉につかって極楽、極楽♪
.....と、その時にふと思いました。「今日の目的は何だったかしら?(笑)」
朝の東京駅で適当に長野新幹線を選んで、開催しているのかさえも分からない
イベントへ行って、どこまでも続く道をひたすら歩いて、気が付くと湯船につかって
います。これだから行き当たりばったりの旅は楽しいものです。

 入浴後は「石湯」の前の自動販売機で缶コーヒーを買って一休み。その時に
撮影したのが右上の写真です。そして再び上田交通で上田駅へ戻りました。
 
しなの電鉄 115系
上田16:02 〜 小諸16:49

 上田から東京までは新幹線で
すぐに帰れますが、それだとち
ょっと早いのでローカル線の旅
を続けたいと思います。ボック
スシートの電車で揺られる事、
20分。この電車の終点小諸に
到着。乗りかえる予定の軽井沢
行きまで30分あるのでホーム
の「そば店」で暖まります。

しなの鉄道 115系
しなの鉄道 115系
しなの鉄道 115系
小諸17:25 〜 軽井沢17:49

 やってきたのは先程と同じ
115系。ただし「しなの鉄道
カラー」に塗りかえられていま
す。10月中旬だけあって、軽
井沢に着く頃には真っ暗にな
ってしまいました。

← 軽井沢にて
右に留置してあるのは碓氷峠の
名物機関車EF63型。

もう動く事はありません...。

 長野新幹線が開業する前日まで、軽井沢〜横川間では急勾配である碓氷峠を
通過するためにEF63型という電気機関車を連結して峠を登り降りしていました。
しかし新幹線の開通によって軽井沢〜横川間は廃止。EF63もその使命を終えま
した。数多くの特急列車が電気機関車の連結や切離しをして活気のあった軽井沢
駅も今はひっそりとしています。自分が乗車した列車も20人位の乗客が新幹線
ホームへの階段へ向かってしまうと軽井沢駅は再び静かな空間に戻るのでした。

軽井沢駅にてE2系「あさま」の撮影

E2系 あさま

軽井沢駅にて
 
あさま568号 E2系 N10編成
軽井沢18:46 〜 大宮19:26

 さ〜て、久しぶりに新幹線が
出てきました。座れないと嫌な
ので東京までの指定券を購入。
発券された指定券を見ると「○
号車○○番C席」と書かれてい
ます。C席という事は通路側。
結構混んでいるのかな...。

 列車到着までホームでE2系
の撮影。標高が高いだけあって結構寒かったです。

あさま568号 N10編成 軽井沢駅にて
 あさま568号は定刻通り到着。意外にも席はガラ空き。検札の際、車掌さんに
お願いして窓際に座らせてもらいました。軽井沢を発車すると次の停車駅は大宮。
臨時列車の割にはずいぶんと飛ばします。行きの「あさま」はすべての駅に停車
しましたから早く感じますね〜。

 夜の関東平野を快走し、どんどん東京が近くなります。大宮、上野、終点東京と
停車して今回の長野旅行は無事に終わりを迎え.......ませんでした!(笑)

 終点の東京駅まで、あと20分弱の所、突然に大宮駅で下車?!
つばさ146号 400系L12編成
つばさ146号 400系L12編成
大宮19:30 〜 東京19:56

 最後の19分間は何と!!
山形新幹線つばさ号〜(爆)

だって今回の旅行では新幹線
に2回しか乗っていないので、
もうちょっと違う新幹線にも
乗りたかったんですよ〜。

ちょうど4分後に発車するので
時間的にもGOODでした。


「新幹線の改札口を出なければ2つ以上の新幹線列車を途中で乗り継いでも
特急料金は全区間を通しで計算する」...って規則があるのをフルに活用した
形になります。

本来、在来線の特急券は1列車に限り有効なのですが、新幹線では特急しか走
っていない事情からなのか、改札を出なければ何回でもOKなんですよ。
(ただし東京駅で乗り継ぐ場合、上りと下り列車を乗り継ぐ場合、山形・秋田新幹線の在来線区間
 は適用されません。また「のぞみ」と「ひかり・こだま」を乗り継ぐ場合は別の料金形態になります)

 長野への旅行で山形新幹線の車両
に乗っている自分が不思議で、思わず
笑ってしまいました。

 最後尾の17号車自由席に座ったの
で大きくカーブする時は先頭に連結さ
れている200系リニューアル車の「や
まびこ号」
の様子が眺められます。

 先頭の「やまびこ号」は仙台から、
ただ今乗車中の「つばさ号」は山形か
ら、4分前を走っている「あさま号」
長野から来ています。さまざまな場所
終点東京にて
 200系リニューアル車「やまびこ」
                 
 +400系「つばさ」
から東京へ向けて、1つの線路を走るというJR東日本の新幹線システムに
改めて感心です。まるで心臓に集まる人間の血液みたいですね。

.....そんなこんなで最後はオチまでついた、行き当たりばったり長野への旅。
今度こそ(笑)、無事に終了です。

 〜 終わり 〜