2002年 関西・福岡の旅


↑ 京都・鴨川にて 今回の旅は、多様な乗り物の旅です〜

 

 
ドリーム大阪1号 JRバス関東
東京 21:40 〜 大阪 05:55頃

 今回の企画は、新幹線だけにこだわらず
大阪の私鉄、飛行機、バスといった多様な
乗り物の旅をしてみようというものです。

 バス、飛行機、宿泊以外は何も決めていま
せん。計画たてるのも面白いのですが、いき
あたりばったりの旅というのも面白いモノ!
今回はどうなるでしょうか...。 

        東京駅でバスに乗り込みます→

東京駅にて...旅の始まり
 東京駅からは夜行バスでスタートです。20時30頃に東京駅に到着。八重洲の高速バス乗り場
へと向かう。ここで指定券が取れなければ予定は変更しなければならない...。結果はOK!
出だしは順調だ。長距離になるので売店でお菓子や飲み物、本屋さんで文庫本を購入します。バス
の発車は22時前、こんな時間なので乗ってからも、しばらくは寝る事はないだろう...。

 21時40分の定刻通りに発車。2階建てバスの2階窓側である。1−2列の合計3列シート。自分
は2列の椅子であったが隣は来なかった。車内は結構すいている感じです。何か食べようかと思っ
たが、いきなり車内は睡眠ムード!カーテンは閉めているし、東名高速に入った瞬間に消灯!!
読書灯はあるものの、そこまでして本を読もうという気にもならず自分も寝る事にします...。

 ところが困った事になりました!リクライニングの仕方がわからないのです。たいていは座席の横
にあるのですが、そこには何もありません。周りの乗客は何事も無くリクライニングしています。
隣に人がいれば聞くことも出来ますが、誰もいません。しかも車内は消灯で真っ暗...。必死に
携帯電話の画面の明かりで座席の周りを照らし、リクライニングのボタンを探します。

 しばらくすると、座席の下にレバーを発見!安堵のため息です。やっと寝る事が出来る...。
と、レバーを引いた瞬間に自分の足が上がりました(笑)...違う!コレじゃない!!このバスは
深いリクライニングでゆったり行けるドリーム号。なのに自分の座席だけ直角になっています(^^ゞ
名神高速 多賀SAにて
 その後、ボタンじゃないと思っていた場所にリク
ライニングのボタンがある事を発見するまで、座席
を携帯で照らし続ける私でした。

 目が覚めると滋賀県、多賀のサービスエリア。
さすが東京と大阪を結ぶ大動脈。トラックがたくさ
んとまっています。大阪まで、あとちょっと。

 ...そして5時55分に終点大阪駅に到着。
まだ太陽も出ていません。これからどうしましょう?

← 多賀SAでトラックと並ぶドリーム号

 

 早朝すぎて行くところがないので銭湯でも行
きましょう。公衆電話のタウンページで銭湯を探
します
。早朝からやってるトコあるでしょうか..。
おおっ!1件ありました。「地下鉄谷町線の田辺
駅から徒歩すぐ・朝6時から営業」

 地下鉄を乗り継いで田辺駅に到着。駅を降りる
とすぐに見つかりました。休館日じゃなくて良か
った〜。しかも銭湯ではなく温泉です!!

 混雑していましたが、お風呂はとても快適でし
た。しばらく夜行バスの疲れを癒します。
天然温泉田辺
 さて、どこへ行きましょうか。大阪の私鉄に乗る事も目的の一つです。地下鉄の路線図を見て
京阪電車の京橋駅を発見。地下鉄で京橋駅へ向かいます。温泉に入ったせいか、体がポカポカ♪
この時間は朝の通勤時間。混雑した電車でノボせてしまいそうです。
 

 

京阪特急 8000系
↑ 三条に到着 京阪特急
 
京阪電鉄 特急 8000系
淀屋橋(大阪)  〜 三条(京都)

 京阪電車の大阪方の始発駅である淀屋橋へ
移動。9時発の出町柳行特急に乗車します。

 オレンジ色の特急車両の運転台の後の席に
座りました。缶コーヒーを飲みながら景色を楽し
みます。カーブが多くて加速と減速を繰り返し
見ていて飽きません。

 列車は大阪の町から京都の町に入りました。
次の列車は京津線です。

 

 
京阪 京津線 800系
三条京阪 〜 浜大津 〜 三条京阪

 「京津線」...何と読むかわかりますか?
「きょうずせん」ではありませんよ。正解は「けい
しんせん」
。滋賀県の浜大津まで往復します。

 この電車は地下鉄だったのに、途中で地上に
出て最後は路面を走行するという面白い電車です。4両編成が路面を走る姿は圧倒ですよ。

 再び三条に戻ってきました。次は阪急線です。

京津線 800系
↑ 浜大津付近 800系

 

梅田に到着 6300系
↑ 終点の大阪・梅田に到着
 
阪急京都線 特急 6300系
河原町(京都)  〜 梅田(大阪)

 三条駅から阪急線の河原町駅まで鴨川の脇を
散歩しながら歩くことにしました。ポカポカとした
日差しが鴨川に反射してホンワカムード。せっか
くの京都なのだから、もっとゆっくりしたいのです
が、先のことを考えて進みましょう。

 京都に別れを告げて大阪へと戻ります。乗車し
たのは阪急京都線の特急6300系。そろそろ
新車が出来るそうなので、この車両の特急に
乗れるのも今回が最後かな...

 この京都線も、先程乗った京阪線も、大阪と京都を結ぶライバル路線。それでも最近は同区間を
走るJRの新快速に乗客を奪われつつあるので、さまざまな策で乗客を増やそうと頑張っています。

共通カード、「スルットKANSAI」もその一つ。関西の私鉄電車、バスが1枚のカードで共通利用で
きるのです。今回の旅行でもコレを使っています。京阪で買ったカードが阪急でも阪神でも南海でも
地下鉄でも....その他たくさんの会社で使えるのです。もちろんその逆も可能。関東地方でも
「パスネット」という共通カードがありますが、その何年も前に登場した画期的なカードなんですよ。

 

 
阪神電鉄 特急 8000系
梅田(大阪) 〜 尼崎

 大阪〜神戸間も阪神、阪急神戸線、JRの3路
線でライバル関係。ここでもJRの新快速が乗客
を増やしつつあります。

 乗車したのは阪神の特急8000系。このまま
神戸まで行こうかと思っていましたが、阪神とい
えば甲子園!今はシーズンオフですが、ちょっと
行ってみたくなり途中下車することにします。

阪神8000系 須磨浦公園行き
↑ 阪神電鉄 8000系
甲子園球場
 普段の特急は甲子園駅に止まらないので、
尼崎で後続の急行に乗り換えて甲子園駅へ向
かいます。

 駅を降りて徒歩3〜5分。TVでおなじみの光景
が見えてきました。せっかくなので球場を1周。
反対側は住宅地でした。試合では23時以降の
鳴り物は禁止になりますが、その理由がわかっ
たような気がしました。

 軽くお腹がすいたので駅前のファーストフード
店に入ります。阪神の試合がある日は安くなる
ような事が書いてありました。さすが甲子園!

 

 
阪神電鉄 急行 9000系
甲子園 〜 西宮

 甲子園からは9000系に乗ります。この車両
は阪神電鉄で現在唯一のステンレス車両です。
その訳は阪神淡路大震災で多くの車両を失った
阪神電鉄が急いで車両を必要とした時、すぐに
製造できたのが、このステンレス車両だったとい
われています。もし、大震災が発生しないです
んだならば、この形式は誕生していなかったか
もしれません...。

 列車は西宮に到着。8000系の特急に乗り換
えて御影駅に向かいます。

阪神9000系
↑ 阪神電鉄 9000系
ジェットカー5000系
↑ 終点の大阪・梅田に到着
 
阪神電鉄 普通 5000系
御影  〜 春日野道

 阪神電鉄は普通列車は青色系、急行以上は
赤色系で塗り分けられていて分かりやすいです。

 御影から普通列車に乗ります。この車両はジェ
ットカーと愛称が付いています。それは車両の
加速度が4.5(起動して10秒で45km/h出る)と
日本で最高の加速をするからです。自動車では
10秒で45km/hは楽に出せますが、鉄道では
結構スゴイ事なんですよ。

 

春日野道駅ホーム  車内の路線図を見ていたら、もうすぐ
春日野道駅に着くのがわかりました。
この駅はちょっと面白いので降りてみ
る事にします。

 ハイ!春日野道駅のホームです。
 とっても狭いです(笑)

 この駅は地下にあるのですが、とて
もホームが狭くて有名なんです。計画
では、地下化した時に春日野道駅は
廃止になる予定でした。ところが途中
で計画は変更、駅が出来る事になり、
強引にホームを作った所、このように
なったそうです。 

 改札には待合所があり、電車が近づくと放送で
ホームに出るように案内があります。そしてホー
ムの柵につかまって電車の到着を待ちます。

 通過列車もありますし、上下同時に列車がや
ってきた時なんて、結構スリルがあります〜。
もし、このHPを見て、この駅に行かれる方は安
全だけには必ず気をつけて下さいね。地下なの
で風圧もあります。電車が来るときは線の内側
で柵につかまって待ちましょう〜。

春日野道駅ホーム

 

 
神戸電鉄 1300系
新開地 〜 菊水山 〜 新開地

 電車を乗り継いで新開地駅までやって着まし
た。ここからは神戸電鉄の菊水山駅まで往復
する事にします。

 菊水山駅は普通列車でも止まらない列車が
あるくらい、山の中の何もない駅と聞いています
。実際に行ってみて、本当に何も無い駅でした。
付近に民家などありません。駅から降りてゆく
道がありますが、いったいどこにつながるの
でしょうか...???

神戸電鉄
菊水山
 ここで失敗をしてしまいました。この何もない駅
にカードで来てしまった
のです。自動改札どころ
か、当然駅員もいません。カードを見せると切符
を受け取る役の運転士の顔色が青ざめました。
車掌も4両後ろからダッシュしてきます!

「甲子園からだって...」「え〜と、証明書..」

 結局、証明書をもらって、次回係員のいる駅で
カードを処理してもらう事になりました。電車が
出て行くと山の駅は静かな空間に戻りました。
証明書を片手に、呆然と立つ自分を残して...
(^^ゞ
 新開地まで戻る電車まで20分位あったのでホームのベンチに座っていると、一人のご老人が
現れました。話を聞くと、この付近の紅葉を見に来た帰りだそうです。今はカエデが見頃とか..

 ご老人と話をしていると、新開地行が入ってきました。電車の運転士を見ると...ゲゲっ!
さっきの運転士さんだ!(汗) 当然、車掌さんも同じです(泣)

 自分とご老人が乗ると、スーツ姿のサラリーマンが降りてきました。車内の女子高生が「菊水山で
下りるなんて怪しいよ。あれはなにか事情あるね!」
と話しているのが聞こえてきました。
(すみません。自分もさっき降りました...(^_^;)...目的は紅葉です ← ウソ )

 その後、列車を乗り継ぎ、JR三宮駅へ...
 

 

 
JR 東海道本線 新快速 223系
三宮 〜 大阪

 ここからは、阪急、京阪、阪神の大ライバル!
JRの新快速に乗って大阪へと戻ります。新快速
はとにかく速い!!最高速度130km/hは運転
台の後ろで見ていてジャットコースターのよう。

 新快速が乗客を増やしている理由がわかりま
す。カーブも少なく、常に100km/h以上はキー
プして走っている感じです。線路が良いJRに
勝つためには私鉄はどうしたら良いだろう...

223系 新快速
 ...そんな事を考えていたら大阪に到着!この後は関西国際空港へ行って、飛行機に乗る予定
です。...えっ?新幹線が出てこない?...それは、もうちょっとお待ちくださいね(^_^;)
● 後編へつづく