2005年 200系F編成の旅
200系F編成

残り少なくなった緑色の200系に乗車する小旅行です 

 

やまびこ161号 200系F8編成
東京 15:44 〜 宇都宮 16:40

 2005年1月のお正月。私は東京駅にいまし
た。年末年始を故郷で過ごした人々のUターン
ラッシュで、到着する列車からはお土産を抱えた
人々がたくさん降りてきます。

 私、こういう混雑する時期はあまり東京駅とか
にはいかないのですが、今回は目的があります。
それは緑色の200系に乗車する事。東北上越
新幹線の顔だった200系も廃車やリニューアル
改造が進み、乗車するチャンスは減っています。


↑ 東京駅22番線ホームにて
 2005年1月の時点で緑色の200系は5本。
そのうち4本は繁忙期の臨時列車用ですので
乗車するのは至難の技。ですので、こうしてわざ
わざお正月の繁忙期に乗車しに来たという訳な
んです。

 今回は時間の都合から宇都宮までの乗車に
なります。緑の窓口で宇都宮までの乗車券と
指定券を購入。たった1時間だけの乗車ですが、
奮発してグリーン車にしました。それは最後の
国鉄チックな雰囲気を持つグリーン車だから・・・。

 木目調の壁、落ち着いた車内、これぞグリーン
車!と感じさせる貫禄
に小さい頃から憧れてい
ました。・・・・いつか乗ってみたい!
 実際に社会人になってお金に自由がきくようになりましたが、珍しくグリーン車に乗車できるチャン
スがあっても、どうせグリーン車に乗車するなら新しい車両にしよう・・。結果として200系のグリーン
車に乗車する事は今までありませんでした。しかし、0系、100系のグリーン車が姿を消し、200系
のリニューアルが進んだ現在、国鉄の雰囲気を残すグリーン車は緑色の200系しか残っていなく
なってしまいました。乗るチャンスは、もう少ないのです。

 東京駅に到着する列車が混雑のために、数分遅れて発車したやまびこ161号。Uターンラッシュ
と逆方向に向かって進んでいますので車内はガラガラでした。ちなみに、このやまびこ161号は
普段E2系+E3系で運転されているのですが、繁忙期という事でE2系+E3系を臨時のはやて+こま
ち号
に使い、代わりにこの列車を200系に変更したようです。

緑色の200系 グリーン車の様子 

デッキへのドアはガラス無し。濃い木目調の壁なので高級感溢れる車内に仕上がっています。
この雰囲気の車内に憧れていました(^_^)v

リクライニングはフリーストップではないので、リクライニングできる角度は決まっています。
国鉄時代の車両という雰囲気が伝わってきますね。

カーテンは贅沢にも2枚。薄い白色と遮光性のある薄茶色。

コレは何だと思いますか?正解は車内の蛍光灯のアップです。
普通車では白色の蛍光灯カバーですが、グリーン車では和紙模様でした。
こんな所にも気を使っていたのですね。
 
 列車は大宮を発車して高速区間に入りました。最高速度は240km/h。200系にとっては長年
通いなれた線路を穏やかに走行します。宇都宮も近づいてる事ですし、ちょっとビッフェまで遊びに
行ってみましょうか。11号車からビッフェのある9号車までテクテクと歩き出します。ビッフェの自動
ドアが開くと、そこには誰もいない空間がありました。

 

誰もいないビッフェ。もはやビッフェもという言葉は死語なのでしょうか。

ビッフェ設備を持つF編成の定期運用がなくなった時、ビッフェの営業も終了しました。
もう営業することはないでしょう・・・・

200系やまびこを追い抜いていくE2系
 小山を発車すると空が暗くなってきました。まも
なく宇都宮に到着です。名残惜しい気持ちを抑え
つつ、下車の支度を始めました。

 東京発車から、ほぼ1時間が経過した16時40
分、宇都宮のホームに入りました。車内放送に
よるとはやて+こまち号の通過待ちを行う模様。
反対側のホームに移動して撮影を行う事にしま
す。

 もの凄い勢いで通過していくはやて+こまち号
国鉄型新幹線の世代交代は着実に進んでいま
す。緑色の200系に、あと何回乗車する事が
できるのでしょうか。

宇都宮を出発していく「やまびこ161号」 この風景が過去になるのも遠い日ではない・・・
 
 通過待ちが終わり、発車ベルがなると200系は走り去っていきました。急いで帰らないといけない
ので気持ちを切り替え、改札を出て東京までの切符を購入します。再び新幹線ホームに上がると
構内アナウンスが・・・

「今度到着のMAXやまびこ号は、乗車率150%の混雑です。自由席車にはご乗車できない
 かもしれません」

 ・・・やはり、この時期は新幹線に乗るものではないようです(笑)

                                             - 終わり -