2003年 東海道新幹線 100系乗車記


東京駅14番ホームに進入 こだま461号 名古屋までの旅がはじまります!
  

 


東京駅 発車を待つこだま

 東海道新幹線からの定期運用終了を目前に
控えたある日曜日、私としてはおそらく最後に
なるであろう東海道100系の旅に出ました。

 東京駅に11:30に到着。特急券売り場で
こだま461号の指定券を購入します。最後なの
で奮発してグリーン車にしましょう。100系とい
えば、有名なのは2階建てグリーン車ですが、
既に乗車済みという事で、あえて2階建てでは
ない通常のグリーン車を選んでみました。今回
乗車するG編成には3両のグリーン車が連結され
ていますが、2両の2階建て車両は禁煙車です。
そこで喫煙車のグリーン券を買えば自動的に2
階建てではない通常のグリーン車となる訳です。
 

2階建てグリーン車

乗車したのはG49編成 (平成2年製)
 やって来たのは100系G49編成。ラストナンバーがG50なので、100系の中でも新しい部類に
はいります。平成3年製造なので、まだ12年しかたっていません。車両的には、まだまだ走る事が
できますが、最高速度は220km/hと足が遅く、東海道新幹線のダイヤの足をひっぱっている事も
確かな事なんです。
 タバコを吸わない私にとって、喫煙車の指定を取るのは珍しいことです。しかし、車内には乗客が
数名しかいませんでしたので、ほとんど禁煙車のようなものでした。上記はグリーン車の座席。写真
で見ると、それほど角度があるように感じませんが、実際には結構リクライニングしているように感じ
ます。

 12:33に東京駅を定刻通り発車。おなじみのチャイムが鳴り、途中の停車駅を告げています。
新横浜、小田原、熱海、三島、新富士、静岡、掛川、浜松、豊橋、三河安城、名古屋...こだま号
なので当然時間はかかりますが、快適な車内が楽しめそうです。
 
 新横浜12:50発車。車内販売がまわってきましたので、お約束のホットコーヒーを購入。ようやく
最高速度220km/hで走行できる区間に入ってまいりました。2階建て車と違って重心が低いせいか
揺れは少なく快適です。小田原には13:08頃に到着。6分停車で後続のひかり103号博多行と、
ひかり155号岡山行の2本を通過待ちします。さて、この先何本の列車に抜かれるのでしょうね..。

コーヒーとグリーン車

熱海発車後に見える太平洋
 
 熱海13:24発車。左手に海が見えます。東海道新幹線で車窓から目の前に海が見える場所って
あまり無いのですよ。穏やかな海に反射する太陽。今日も天気は良好です!

 続いて三島に到着。ここでも通過列車を待ちます。のぞみ15号博多行の700系です。13:37に
発車。三島には新幹線の車庫がありますが、車庫内に100系が1本とめられていました。定期運
用で三島に入る100系はないハズなので廃車前提の留置ではないかと思います。その直後、車窓
右側に100系東京行とすれ違いました。もはや、たった2往復になってしまった100系こだま号の
もう1本です。
  

三島に留置されている100系G編成

三島発車後にすれ違う100系こだま
 
 新富士を13:48発車。さすがに今回は通過待ちはありませんでした。静岡の茶畑の中を走る
100系こだま号。早朝や条件がよければ富士山が見える事がありますが、残念ながら天気は
良いものの、ガスがでてしまって富士山を拝むことはできませんでした。

 静岡では、東京を30分遅く発車したひかり125号広島行の通過待ちをします。ひかり号と30分
の差が付いてしまいました。東京と名古屋の中間に位置する静岡を14:04に発車。あと半分です。
 

 静岡から約15分。掛川に到着。再びここで
通過待ち。もはや慣れっこになってしまいます。
のぞみ67号新大阪行700系は先を急ぐかの
ように通過していきました。

   掛川で追い抜いていった のぞみ67号 →

 掛川を14:25に発車。次は浜松です。すこし
車内を探検してみましょう。見に行ったのは8号
車1階のカフェテリア。いわゆる売店です。

 ひかり号で活躍していた頃はにぎわっていまし
たが、もはや営業すらしていません。何も入って
いないショーケースが寂しさを物語っています。

ショーケースには何も入っていない...

速度計は今も現役
 
 浜松を14:39に発車。浜名湖の景色が見えてきました。今までも何度と見てきた景色ですが、
最後の100系から見る景色かと思うと、心なしか名残惜しくなりますね...。豊橋を14:56に
発車。ここでも通過待ちはありません。窓の外には赤色の名鉄電車が見えます。もう中京圏です。

 三河安城15:13発。通過待ちなし。結局、東京〜名古屋間で5本の列車に抜かれました。思っ
ていたより少なかったです(5本抜かれれば十分か?!)

 さあ、いよいよ終点の名古屋です。東京から約3時間弱、陽も多少傾いてきました。東京駅を発車
した時のチャイムが再び流れ、乗客は荷物の整理を始めます...。この旅もまもなく終了です。
名古屋球場を左手に見ると、名古屋駅のホームにすべりこみました。

終点の名古屋駅に到着

車庫へ向けて発車するG49編成
 名古屋駅15:25分到着。方向幕を回送に変えて100系G49編成は車庫へと発車していきまし
た。こだま461号、100系G49編成は自分にとって忘れられない編成になりそうです...。
       
                                         お わ り