小型犬の両前肢骨折A

種類

犬、ポメラニアン
性別
年齢 体重 1歳齢、1.5kg
症状
飼い主が抱っこしていたところ暴れて落としてしまったことでした。レントゲンの結果、左右前肢の橈骨と尺骨が遠位端で単純骨折していました。
処置 LC-DCPプレートを用いて内固定を実施。

経過

LC-DCPプレートを使った症例では通常外固定(ギブス)は行わないのですが、小型犬の場合はあまりにも骨が細いために念のため外固定処置してあります。
当院では外固定だけでは癒合不全や外反して癒合を起こしやすいため、内固定の手術を勧めております。
骨折端同士を圧迫して強固に固定するLC-DCPプレートでは、負重がかかったときに骨同士のずれが生じないために、痛みが少なく早期に足を使い出す特徴があります。
特に小型犬の骨は負重しないとCaがどんどん脱解して骨がくっつきません。

手術後はまったく前足を使わない状態でしたが、5日目ほどからギブスの上からも足を徐々に使うようになりました。3週間のケージレストのちギブスを除去。
ギブスを除去した後は違和感があるためか跛行を示していましたが、3日後にはまったく跛行はみられませんでした。


受傷直後 X線写真
両足首で骨折しています。


手術実施後 X線写真

 


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