1/8 エリザベス・マーチ
「愛の若草物語」
 原作の「若草物語」は超有名なので説明は不要であろう。
 何度かアニメ化されているが、ハウス名作劇場の「愛の若草物語」はなかなか良くできていたと思う。タイトルに「愛の」と付け足されていたり、主題歌がアレだったりはするけど、キャラクターデザインが良かった。放送開始時、一目で「造る!コレ造る!」と決定したのだ。いつもは製作がおそろしく遅く、アイテムも古いものが多いワタシだが、なんとこのベスだけは本放送中に完成した。快挙だ!

 ベスは原作小説を読んだときから四姉妹の中でもっとも気に入っていた。おとなしく地味な存在だが、隣の老人と親しくなるくだりなど、優しいエピソードが多い。
 続編では若くして病死する。この続編もアニメ化してほしかった。「ナンとジョー先生」が後に作られたが、残念ながらあれはだいぶ後の話。小説の2作目はベスの死だけでなくジョーとベア先生のロマンスとかあっていいのだが、やはり子供が出ないとだめなのか。

 このフィギュアは私がそれまでの1/12スケールから初めて1/8スケールに挑戦した思い出の作品。当時それくらいベスに入れ込んでいた証でもある。
 今では「1/8」は小さい方で、1/6以上のスケールが主流となっているようだが、このころは1/8が最も一般的なスケールだった(と思う)。
 ポリパテだけでは1/12に比べて材料費が高くつくので、バルサ材で芯を造ってポリパテでそれをコートした。
 合板と角材でバキュームフォーマーを自作し、バキュームフォームでスカートとエプロンを造った。これも結構面白い作業だった。
 顔は優しい感じを出したくて目を伏せた状態を造ろうとしたのだが、「寝ている」とか言われてガッカリ。
 せっかくスケールを大きくしたんだから瞳塗装に力を入れれば良かった。

 実は落下事故で破損していて、修繕途中のまま何年も放置されているのだが、修復ついでに今度は目を開けようと思っている。 
 画像は昔撮った写真をスキャナで取り込んでいる。ちと見苦しい。