Flakvierling38
写真ないっす(;_;)
種類:対空機関銃

性能:

全長     2250mm
銃身長     1300mm
重量      1509kg
使用弾薬       20mm
装弾数        20
発射速度    
  720〜1800発/分
初速    820m/s
(徹甲弾使用時)
 日本では"4連装2cm38型対空機関砲"と言われている。
 当初、ドイツの対空機関砲は単装の2cm機関砲が主流だったが発射速度が遅いという欠点があった。そのため軍がマウザー社に4連装の対空機関砲の開発を要請したと言われるが、実際には海軍用に設計されたのを陸軍と空軍で採用したようである。普通、こういった大口径機銃はラインメタル社が行うのが通常だが(ご存じのようにマウザー社はスモールアームスが主体である)、ラインメタル社に余力がなかったためにマウザー社に開発させたと言われている。この対空機関砲の配備先は広く、海軍艦艇やUボート(潜水艦)は言うに及ばず、基地(飛行場など)防衛用や装甲列車の防衛用に、また大戦末期には4号戦車の車体にこの対空機関砲を装備し連合軍のヤーボ(P-47サンダーボルトなどの戦闘爆撃機)撃退用に装備されるようになる。一般に飛行機には当てにくい銃弾だが4連装で発射速度を高くして多くの弾を撃ち込む事によってその命中率の悪さを改善している。実際、連合軍のパイロットには"魔の4連装"と恐れられたと言われている。そういえば、戦後ソヴィエトは23mm機関砲を4連装にしたのを搭載した"ZSU-23-4(シルカ)"を開発している。中東戦争でアラブ軍によって使用されイスラエル空軍機に大損害を与えている。
 余談だが、英語で対空砲は"FLAK"と呼ばれる。これはドイツ語で対空砲を意味する"Flugabwehrkanone"の略であり、ドイツの対空攻撃が熾烈だった事に由来されているという。

 当然の事ながらこの機関砲には多くの砲員を要する。撃つ人、目標を観測する人、上下に照準する人(左右照準は撃つ人が行っていたようである)、左右の弾込め係各1人、指揮官の計6人が必要なんだろう。ただし、当時の写真を見たら一部多い場合もあるが大抵の場合は3〜4人しか写っていない。当時のドイツ軍の多くと同様、定数を削られてたのかもしれない。


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