リー・メトフォードMk1
性能:

全長     1266mm
銃身長     767mm
重量      4.73kg
使用弾薬  7.7mm×56R
装弾数         8
初速         610m/s
左写真はアンディさんから
いただきました。
どうもありがとうございます
≦(_ _)≧
 日の沈まない国・・・といえば大半の人はイギリスを思い出すだろうと思う。しかし"日の沈まない国"とは本来はスペインを指す。スペインが落ちぶれて(今のスペインのGNPは日本の九州の総生産高の程度)イギリスが発展したのは植民地からただ略奪するだけだったスペインと違い、良い・悪いは別にして植民地を市場としてその管理が優れていた点にある。管理とは当然、軍事力による威圧を指し、戦力には銃が大きなウェイトを占めた。
 19世紀末、各国とも連発銃(自動ライフルと違って弾倉にともかく1発ではなくそれ以上入るようにする銃)の開発に熱心だった。しかし当時はその開発を難しくしていた。その理由は当時の火薬は黒色火薬で大きな爆発力を得られず、どうしても口径が大きくなる。その上、黒色火薬では煙が大量に発生して次弾の狙いが定められない欠点があった。しかし1886年にニトロセルロースを元にした無煙火薬が発明されると、連発銃の設計は簡単となった。イギリスは無煙火薬を使用した7.7mm弾(.303ブリディッシュ)を作り、銃はアメリカのジェームス・リーが開発した機関部とメトフォードライフリングを使った銃身をつかい、19世紀末に(1888年?)イギリス軍に制式採用された。
 銃単体としては普通のボルトアクションライフルなんだけども、特徴はライフリングが7条ということで、これは作るのが大変なんじゃないかなぁと思うわけですよ(笑)。だって円周360を1ケタの数字で割り切れないのは7だけだから。
 当時、イギリスは世界最強の国家であり、また海外には沢山の植民地を持っていた。その支配にこの銃は大きく貢献した。ただし"貢献"とはイギリスサイドでの話であり、その裏には沢山の支配された植民地民の恨みが積もっているのを忘れてはならない。多くの彼らは貧困に苦しみ、また反乱を起こしても鎮圧された。そして恨みは積もり、また最低限の生きる保証もされなく、また恨みは収穫の時を待ちつつ積もっていった。その収穫の時は第2時大戦後を言い、その恨みの集まりを、我々は"歴史"と言う。


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