スナイドルM1866
性能:

全長     1375mm
銃身長     990mm
重量      4.05kg
使用弾薬      .577
装弾数         1
初速         380m/s
左写真はアンディさんからいただきました
ほんとありがとうございます
≦(_ _)≧
 スナイドル銃は前込め式のエンフィールド銃を後込め式に改良したタイプである。イギリスの後込め式第1号だった。後込め式の方が弾を早く装填できる上に、銃剣を付けたままでの装填が容易だったため瞬く間に広まった。7つの海を支配し、日の沈む事のない帝国を築き上げたイギリス帝国を支えた銃とも言える。あと、この銃は明治日本の制式採用ライフルともなった。明治13年に村田銃が採用されるまで使っていたんだろう。
 明治10年に起こった西南戦争の時はこのスナイドル銃が使われている。この西南戦争では政府軍は熊本鎮台兵には全てこの新式スナイドル銃を装備させた。しかし他では重要地域以外の兵は前込め式のエンフィールド銃を装備させ極力、弾の節約を図った。ケチな日本陸軍はここからが原点だと言える(笑)。この薩軍攻撃の政府軍に受領された(砲兵本支廠から福岡に受領された数)スナイドル銃は8430丁である。エンフィールド銃は24480丁であるから、やはりスナイドル銃は貴重品だったのだろうか。しかし数は少なくとも後込め式で弾込めが容易なため、消費弾薬数は圧倒的に多い。スナイドル銃はこの西南戦争で2614万5068発の弾薬を消費した。エンフィールド銃は351万3780発であり、後込め式の有利さを証明している。
 あと、"スナイドル"という読み方だが、多分誰かから言われると思うので先に書いておくが、英語読みは"スナイダー"である。しかし、ご存じ幕末頃は日本はオランダの影響が大きく、オランダ風に"スナイドル"と呼ぶようになった。この銃を"スナイダー"と記している資料は全くない。
 西南戦争では政府軍は10種類の銃を(拳銃含む)使っていたという記録がある。スナイドル銃・エンフィールド銃・アルミニー銃・ツンナール銃・マルチネー銃・スペンセル銃・スタール銃・シャフール銃・レカルツ銃・拳銃であるが前者2つ以外は全然知らん銃ばっかだ(笑)。このスナイドル銃は熊本城にも展示されている(と思う(^^;))ので、熊本城見学される時は見てくださいな。


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