皆さんお元気ですか。私は連休をどこに行くでなし、たまった“宿題”を少しずつこなしています。今は牡丹とミズキの季節。わが神学院の近くは比較的昔のままの家もあり、こうした花が近所を歩いているだけでも見ることができます。武蔵関公園・石神井公園・善福寺公園・井の頭公園とちょっと自転車に乗るとすぐのところに公園もいっぱいあります。
今年の復活祭には23名もの方々が洗礼をお受けになりました。三十年近く信仰入門講座を続けてきてよかったと思います。今年度の講座も始まったところですが、新しい老若男女の研究者の方々がおいでになっておられます。まだ始まったところですので、関心のある方はどうぞご参加下さい。月例会も4月から始まりました。これは信者対象で、今年は教会の本質と課題についてお話しをしています。上智大学神学部の講義も始まりました。今年はゼミより講義が多く、新しいものもあるので、色々本を読み直したり、勉強しながら教えています。
新しく教会にお見えになった方々には、FEBC(日本キリスト教放送局)での、私の放送を聞いて来られたという方も何人かおられ、あのような小さな放送でも多くの方が聞いておられるのだなと思いました。秋から「信仰と神学」といったことで、新たなシリーズを収録開始する予定です。説教集『み言葉を生きる』『福音の記憶』、イエスについての本『イエスとその福音』(すべて教友社)などもお勧めします。
最近読んで面白かったのは、エドワード・ノーマン『[図説]ローマ・カトリック教会の歴史』(創元社)でした。殉教、修道院、異端審問、教皇等々、みんな何となく知っていることが分かりやすく書かれているし、何より膨大な写真や図版が選び抜かれていて、それぞれの教会の“時”を膚で感じさせてくれます。ちょっと本の宣伝しすぎかな。
来年から上智大学神学部は「新神学部」となります。定員25名を40名に、他に編入定員も設置します。カリキュラムも、従来のキリスト教神学をしっかりやるコースの他に、キリスト教文化コースや倫理コースを設け、環境問題や平和問題など現代的問題にも取り組みます。専任教員の数も倍くらいになる予定です。秋の公募推薦や編入試験、2月入試などにもご注目願います。
またお便りします。夏が来るまでがんばりましょう。