信徒の月例会2009年度


神学と教理
岩島忠彦神父

 神学は昔から「信仰の学」と定義されてきました。イエス・キリストとその御父への信仰を、きちんと反省し、理性的な言葉で表現し、整理する営みが神学です。その意味では、信仰者は誰でも自分の信仰理解を深めようと望んでおり、一人ひとりが神学者であると言えるでしょう。すると2千年の信仰の歴史は、そのまま神学の歴史であったとも言えます。
 教義学は信仰箇条を個々に科目として扱い、キリスト教信仰の全容を体系的に提示しようと試みてきました。今年度は伝統的な教義神学の配列に従って、神、創造、罪と恩恵、イエス・キリスト、教会と秘跡、終末といったテーマについて神学的に何が問題とされ、どのような教えが提示されているかをご一緒に考えてみたいと思います。神学は単なる学者の営みではなく、生きられた信仰を出発点とし、より深く信仰を生きることをその目的としています。ちょっと違った角度からの今年度のアプローチが、多くの方々の信仰を深めるお役に立つことを願っております。なお、4年間にわたって続けてきた「新要理書を学ぶ」は終了させていただきます。

 「信徒の月例会」は、申し込みや参加手続きや条件は一切ありません。話は一回完結ですので、どなたでも気軽に随時ご参加ください。
なお、講話に引き続き、16:00からザビエル聖堂で主日のミサを祝います。もちろんミサへの参加はご自由です。



<いつ?>

毎月第3土曜日、午後2時
       (8月は夏休み・、2月は第4土曜です

<どこで?>

聖イグナチオ教会 信徒会館3階、アルペ・ホール

何を?

    09年4月18日

信仰の規範――信仰・神学・教理との関係

5月16日

唯一神論――神はどのようにこの世に働くのか

6月20日

三位一体論――名前のない「神」を礼拝することはできない

7月18日

創造論――すべては神が始められたこと

<夏休み >
 
9月19日

神学的人間論――罪と恩恵、神によってだけ私たちは完成する

10月17日

キリスト論@――信仰の導き手イエス

11月21日

キリスト論A――マリアの子にして、神の子

12月19日

教会論――教会の外に救いあり、教会の使命は

     10年1月16日

秘跡論――私たちの生に寄り添う福音の恵み

2月27日

終末論――神が始められたことは、必ず神が完成してくださる