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製材所から大工さんの作業場に届いた
木の使い方を決め、墨で印を付け、
木を組むのに必要な仕口・継手を刻みます。
1. 寸法通りに修正挽きした後、どの木をどこに使うか、木の性質を見定めながら、一本一本決めていきます。木を使うよろこびがもっとも感じられる作業です。
2. 「適材適所」で使い方が決まった木に、図面と照らし合わせながら「番付」という記号をつけていきます。
3. 中央の8寸角(24cm)を大黒柱に、その両脇の計4本の6寸角(18cm)を通し柱に使いますす。
4. 接合部の細工は、柱と横架材を組む場合を「仕口」、梁をつないでいく場合を「継手」と言います。大工さんがひとつひとつ手で細工していきます。
5. 大黒柱や通し柱の柱脚(足元)に刻まれる「落し蟻」という仕口。構造的に重要な柱を基礎パッキンの上に直に載せることで強度を確保するための仕口です。
6. 通し柱でない一般の柱(管柱)の柱脚部分。土台に差すための「長ほぞ」という仕口です。
7. 小屋裏部分に使うつなぎ梁の「渡りあご」という仕口。直交する木同士を、高さをずらして架け渡す形になります。
8. 柱に差す部分の仕口で「小胴付きほぞ差し」このほぞ部分を「長竿」という形にして「車知栓」という止め具を打ち込むのが伝統的なやりかたですが、この家では耐力的なことを考慮してボルトを使用するので、長竿ではなく、ほぞ形式としています。
9. 梁、桁、母屋、棟木等、横に長く使う材を継ぐための継手で「追掛け大栓継ぎ」。継手同士を組んだ後に、四角い穴に「込み栓」を打ちます。刻むのに手間はかかりますが、耐力的にはすぐれています。
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