2001年 11月3日(土)
コンサートツアー2001 ‘ライブ レボリューション 秋’
in 横浜アリーナ
[曲順]
1:Mr.Moonlight 〜愛のビッグバンド〜
2:LOVEマシーン
3:ヒットナンバーメドレー
・抱いて HOLD ON ME!
・サマーナイトタウン
・Memory 青春の光
・真夏の光線
4:This is 運命/メロン記念日
5:恋人は心の応援団/カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)
6:ミニモニ。テレフォン!リンリンリン/ミニモニ。
7:ミニモニ。ジャンケンぴょん!/ミニモニ。
8:溢れちゃう・・・BE IN LOVE/後藤真希
9:王子様と雪の夜/タンポポ
10:ぴったりしたいX’mas!/プッチモニ
11:プロポーズ/平家みちよ
12:恋愛レボリューション21
13:恋のダンスサイト
14:I WISH
15:ハッピーサマーウェディング
16:ザ☆ピ〜ス!
アンコール
17:Say Yeah! −もっとミラクルナイト−
18:でっかい宇宙に愛がある
[ 構 成 ]
11月3日 曇り。
平成13年、13人で迎える秋のコンサートツアー、『ライブ レボリューション 秋』の関東地区公演は横浜アリーナというもはやお馴染みになった大ホールで迎えようとしていた。残念ながら当日の天気予報は曇りのち雨と伝えていた通り、横浜周辺は曇り空に覆われていたが、それでも会場周辺を埋め尽くすファンの熱気は早くもヒートアップしていた。
ステージは背景に工事現場のようなやぐらが組まれ、その中央には横から見たダイヤを上下逆さまにしたような逆台形型変形五角形の形をしたスクリーンが設置されていた。もちろんお馴染みの巨大なパネルスクリーン2基もステージの左右に据え付けられ、地球とそれを回るように重なった『LIVE REVOLUTION AUTUMUN』の文字からなるロゴマークが開演の時を宣言するフラッグのように浮かび上がっていた。
やがて時計の針が14:40を示した頃、会場の灯りがゆっくりと暗くなっていった。湧き上がる歓声とホイッスルの音。穏やかなメロディーと共に点灯され会場とステージをを照らすライトの中、センタースクリーンにゆっくりと空に浮かぶ三日月が浮かび上がった。月の光を際立たせる演出だろうか、しばらく旋回したのちゆっくりと消えてゆくスポットライト。ステージが暗闇に包まれた。一瞬ののち、ステージを照らす白いスポットライトの中に浮かび上がる13人の影・・・モーニング娘。だ!「♪愛を下さい・・・」アカペラで出だしを歌う紺野あさ美ちゃんの姿が両サイドのパネルスクリーンに大写しになり、一気に歓声が沸き起こった。曲は新曲にして新生モーニング娘。のデビュー曲、『Mr.Moonlight 〜愛のビッグバンド〜』だ。60年代オールディーズ風の衣装に見を包んだ13人の壮大なレビューショーでの幕開けだった。
今回のライブツアーの直前にテレビ番組収録中の事故で足にケガを負ったあさ美ちゃんは残念ながらツアー初日の公演を他の新メンバー3人と一緒にステージで歌えず悔しい想いをしていたが、今日の横浜ライブでは完全に包帯も取れたようで13人でのステージが披露出来たようだ。満員のファンもそれを知っているはず、大きな声援を送っていた。
この曲においては新メンバー4人はもちろんだが男性役の3人、中でもメインを務めるよっすぃーこと吉澤ひとみについて書かないわけにはいかないだろう。その凛々しさはまさに見物だった。元々男性的なキャラの強い(?)よっすぃ−だけにこの曲においては一番の輝きを放っていた。相手役である新メンバー小川麻琴も精一杯の輝きを放っていた。それだけに私にはこの曲(というよりこのレビュー)はまさに壮大なショーとして楽しめたと思う。クライマックスにはバックのセンタースクリーンに映っていた三日月が花火の模様に変わり、主役2人の恋物語の成就を祝うようで13人という大人数のせいもあるが、見ごたえのある壮大な物語に仕上がっていた。
決めのポーズでレビューが終わった。盛大な拍手の中、続けて2曲目が始まった。お馴染みのイントロの中流れるフレーズ・・・『LOVEマシーン』だ。いつものロングコート風の衣装ではなく、『Mr.Moonlight〜』からの衣装のままだ。男性役の3人、なっち・ごっちん・よっすぃーの3人がセンターに、その後ろに6人の先輩メンバーたちが立ち、壇上に上った最後列に新メンバー4人がスタンバイという布陣だった。立ち位置が目まぐるしく変わる曲だが新メンバー4人は見事について行っていた。心配していたあさ美ちゃんも多少のぎこちなさを感じるような所もあったがそれでもついて行っていた。頑張れ、あさ美ちゃん!と声援を送らずにいられなかったのは私だけではないはずだと思う。頑張れ、あさ美ちゃん!
2曲目『LOVEマシーン』が終わったところでスポットライトにステージが照らされ13人の姿が照らしだされた。「横浜のみんなー、帰ってきたよー!」リーダーかおりんの言葉に会場の歓声が一気に高まった。一人ずつの自己紹介が進み、新メンバー4人の番になった。今ツアーからの参加でこの横浜が3ヶ所目になるだけにさすがに挨拶もなれたようだった。笑顔の後ろに緊張が多少覗く初々しさがとても良かった。今日感じた事を忘れず、いつの日か先輩メンバー達に追いつき追い越す日がくれば、と、思わずにはいられなかった。
「続いては紅白(歌合戦)でも歌われた曲によるメドレーです。みんな聞いてください!」かおりんの声と共にステージを照らしていた照明が暗くなった。そして点灯する紫色の光の中、流れ出したメロディーは『抱いて HOLD ON ME!』だった。センターを務める圭ちゃんの歌声に観衆の歓声もまた一気に燃え上がった。残念ながらメドレーというせいもあるため、ショートバージョンで次の曲へと繋がっていった。次の曲『サマーナイト・タウン』、そして『Memory 青春の光』、『真夏の光線』と懐かしい曲が続いた。いずれも新メンバー4人は最後列での披露となったが練習の成果は如何なく発揮されていたようだった。いつの日かセンターを務める日が来る事を祈ってます。
4曲が終わったところで新メンバー4人とかおりん以外の8人は一旦ステージ袖へと去って行った。「さぁ、ここで他のハロプロメンバーの方たちの曲に行ってみましょう!」かおりんの紹介を新メンバー4人が引き継いだ。
小川:「まずはメロン記念日さん。」
高橋:「続いてカントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)さん。
新垣:「ミニモニ。さん。」
紺野:後藤真希さん。」
小川:「タンポポさん。」
高橋:「プッチモニさん。」
新垣:「平家みちよさん。」
かおりん:「以上、続けて行ってみましょう!」観衆の拍手に包まれ、4人がステージから袖へと消えて行った。消える照明。一瞬ののち、後方最上段に現る4人の姿・・・メロン記念日の4人だ。「♪チャチャチャっ、チャチャチャっ、チャチャチャチャーん」口ずさむメロディーに合わせて振る指先の4分音符のユニークな振りつけ、左右のパネルスクリーンに映し出される斜に構える4人がそれぞれ1人ずつのソロショットと共に歌う「♪お」「♪か」「♪え」「♪り」「♪なさい」の歌詞、4人の異なる衣装・・・大ヒット中の新曲、『This is 運命』だ。観衆は途中から変調する曲に大ノリだった。かつてないほどに大ノリのメロン記念日の4人も本当に楽しそうだった。中盤の斎藤瞳の「♪分かるよね?」のセリフと共にアップになる脅すような斎藤瞳の顔にゾクッとさせられたのは私だけではないはずだ(笑)。
メロン記念日の4人が手を振りながらステージを去ると暗転のステージに次の出演者がスタンバイに入った。点灯するライトに浮かび上がるシルエットはカントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)の3人だ。「こんにちは〜、カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)です!」梨華っちの言葉に観衆の歓声が大きくなった。曲はもちろん、恋する少女を応援する元気良さが売りの『恋人は心の応援団』だ。3人の魅力と振付けの元気良さに会場の観衆も大歓声と共に踊っていた。
カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)の3人が去ったステージに一時静けさが戻った。だが最後段に4人のシルエットが浮かぶと同時に観衆の歓声が前にも増して大きくなった。流れ出すイントロに合わせて叫ぶ「リン!リン!リン!」の声・・・もちろん言わずと知れた超問題児ユニット(?!)ミニモニ。の4人だ。曲は大ヒット中のセカンドシングル『ミニモニ。テレフォン!リンリンリン』だ。右に左に走りまわるミニモニ。の4人には広い横浜アリーナのステージも狭く感じられるほどだった。観衆の中の小・中学生くらいの子供達が元気良く引き込まれる姿が何と言っても印象的だった。
やがて曲が終わり、大歓声の中、センターにミニモニ。の4人が勢ぞろいした。「皆さーん、来年2002年のワールドサッカーの決勝戦がここ横浜で行われます!」いきなりの真里っぺの言葉に観衆は大いに沸いた。何の前触れか?と思う間もなく、真里っぺの意図している事が分かった。4人はそろって衣装のポケットやバックから何かを取り出していた。それは・・・紅白の手袋!察しの良いファンは早くも歓声を上げていた。「さぁ、皆さんも一緒にジャンケンをしましょう!」言うが早いかミニモニ。の名曲にして大ヒットのあの曲のイントロが流れ始めた。もちろん『ミニモニ。ジャンケンぴょん!』だ。この曲は説明の必要はないだろう、会場は老いも若きも関係なく叫ぶ「ジャンケンぴょん!」の歓声に包まれていた。
観衆を引き込みミニモニ。の4人が去ると同時に暗転したステージを紫のライトが照らした。浮かび上がるシルエットは2人のダンサーを従えたソロも好調の後藤真希だった。切なく響くギターのストリングスに合わせて歌い出す歌はもちろんヒット中のシングル『溢れちゃう・・・BE IN LOVE』だ。愛されているが何かどこかに不安を抱く複雑な心境を歌った歌に観衆も盛大な歓声を送るのだった。
ダンサーと共に後藤真希が去り、ステージにしばしの静寂が戻った。観衆のヒートアップは多少静まったがまだまだ覚めやらぬ状態だった。やがてステージに点るライトの中に現れたのはタンポポの4人だった。恐らく新曲の衣装だろう、黄色のバスガイド調の衣装、モダンな中世貴族風の黒い帽子をまとっての登場だった。「皆さーん、こんにちは、タンポポです。」かおりんの声に歓声が再び大きくなった。「今日は私達の新曲を歌います。聞いて下さい。『王子様と雪の夜』です。」歓声が一層大きくなる中、イントロに合わせて歌が始まった。タイトル通り雪の降る日(クリスマス?)の恋を歌った歌だった。照明もまるで雪の降る日をイメージするような白い光のステージで「♪わたしの王子様」乙女モード全開といった感じの梨華っちが印象に残る曲だった。発売は11月21日、今から楽しみだ。
続いての登場はプッチモニだった。3人もやはり新曲の衣装だろう、よっすぃ−はイヤーウォーマーを着け、ごっちんはマフラー、といった風にピンク色の異なる冬の装いでの登場だった。「私達の新曲、聞いてください。」圭ちゃんの言葉と共に流れ出したイントロはやはり冬をイメージする曲調の曲だった。「♪メリークリスマス、素敵な人に会えますように」出だしの歌詞が一足早いクリスマスが来たような心境にさせる切なくなる歌詞を歌っていた。「♪サンタさ〜ん!」よっすぃーの叫び声と共にバックのセンタースクリーンにトナカイの引くソリに乗ったサンタクロースのシルエットが浮かび上がる憎い演出付きの披露だった。「私達の新曲、『ぴったりしたいX’mas』でした。」曲が終わった後で圭ちゃんから紹介があった。「・・・ところで、このピンクの衣装ですがどうですかー?」圭ちゃんの問いかけに会場の答えは『サイコ−!』の大歓声だった。が、良く見るとその答えに満足している圭ちゃんを尻目にごっちんとよっすぃ−の2人がまるで「私達2人は、ね。」と言わんばかりに圭ちゃんと少し距離を置いていたのだった。それに気付いた圭ちゃんが一言、「何よ−、私だってまだまだイケてるでしょー?」と2人にからむ姿に会場は大爆笑だった。この新曲、発売は11月14日との事。こちらも大いに楽しみだ。
披露が終わり、仲良く?ステージを去ったプッチモニに続いてセンター後部最上段から現れたのはハロプロの長女、みっちーこと平家みちよだった。こちらも新曲『プロポーズ』を引っさげての登場だった。純白の裾を後ろに伸ばした衣装にかすみ草で編んだブーケのようなものを頭につけ、まるでウェディングドレスのような装いでの登場だった。「♪その言葉 聞きたくて 待ってたのに」・・・プロポーズという人生において大きな意味を持つイベントを迎えた女心を歌った胸を打つ歌だった。(・・・もっとも私は女性ではありませんし、そんな場面に出会った事もありませんので本当に分かっているとは言い難いですが。)いつものロック調のみっちゃんとは異なるみっちゃんを見せつけられた新曲だった。この新曲は11月7日発売との事。この曲も楽しみだ。
平家のみっちゃんがステージから去り、一時の静寂が戻った。だがステージにショーの開始を伝えるイントロが流れ始めた。使われた曲は今年5月に公演のあった娘。たちのミュージカル、『LOVEセンチュリー −夢はみなけりゃ始まらない−』で使用されたオープニング曲、『Welcome to the センチュリーランド』だった。私にとっては嫌が応にも興奮の高まる想いを与える名曲だったが他の観衆はどう感じたのだろうか?曲がカットオフで途切れたその瞬間、ステージの照明が一斉に点灯した。そこにいたのは言うまでもないだろう、モーニング娘。の13人だった。シルバーのメタリック調の衣装を身に纏っての登場だった。観衆の歓声が一気に爆発した。流れ出すイントロは『恋愛レボリューション21』、観衆が一斉に立ちあがり、流れるイントロに合わせて踊り始めた。ライブの後半戦の始まりだ。
新メンバー4人の1ヶ月にわたる特訓の成果は如何なく発揮されていた。そろいの衣装で目まぐるしく動きながら先輩達に見事について行っていた。心配していたあさ美ちゃんも遅れることなくついて行っていたようだった。お見事!
上下に激しく揺れ動く決めポーズに続いて流れるイントロは『恋のダンスサイト』だった。コミカルソングならではのユニークなダンスにもはや観衆もステージと一体化して踊っていた。これこそが娘。のライブの醍醐味だ。ラストのごっちんの名台詞「あ、なんだ」も「みんなありがとー!」と変えてのラストに歓声は高まる一方だった。
と、2曲終わったところで13人のうち半分の6人が袖へと引っ込んだ。ステージに残ったのはかおりん・真里っぺ・よっすぃー・ごっちん・亜依ぼん、そして新メンバーの愛ちゃんと里沙ちゃんだった。何が始まるかと思いきや、始まったのは何と『表現力講座』だった。新メンバー2人に亜依ぼんのやる感情表現を体得させようとする講座だった。初級:「めちゃめちゃ嬉し−」から始まり、中級:「みんな愛してるよー」をどうにか2人はこなしていたが、上級編に至ってはもはや亜依ぼんの暴走となり、2人ともメチャクチャになっていた。(ちなみに上級編は「その場で言う事を体ですぐ表現する」という課題だったが、もはや問題自体が一言二言で表現できるものではないので恐らく2人には笑うしか出来なかっただろうと推察されます。)
と、ここでやはりやりたそうにしていたよっすぃーにそのお鉢が回ってきたのだが、「それではどうぞ!」のかおりんの言葉に「みんなー、愛してるよ。ちゅっ!」とかましたのはご存知『三人祭』のあの「ちゅっ」だった。会場のよっすぃーファンの多くはこの時悩殺された事は言うまでもないだろう(笑)。
と、ここでセンター最上段から先に引っ込んだなっち・圭ちゃん・梨華っち・辻ちゃん、そして新メンバーの真琴ちゃんとあさ美ちゃんの6人が衣装を換えて現れた。シルバーの衣装に代わって身に着けてたのはクリスマスの聖歌隊が着るような修道僧風の赤の衣装だった。入れ替わりにステージにいた7人が着替えのためにステージから去っていった。
なっちの司会で始まったのは『秋の歌を歌う会』だった。「辻ちゃん、『赤とんぼ』って曲知ってるよね?歌ってみて。」なっちの言葉にののちゃんが歌い出したのは・・・「♪あかとんぼ、あかとんぼ、あかとんぼーの、羽を取ったら、アブラムシ、アブラムシ。」・・・予想通りとは言え、会場は大爆笑に包まれるのだった。「辻ちゃん、それは『あのねのね』さんの赤とんぼ、違うでしょ。じゃ、圭ちゃん歌ってみて。」なっちの言葉に前に進み出た圭ちゃんが披露したのは紛れもないあの名曲の『赤とんぼ』だった。あまりの見事さ、思わぬ展開に圭ちゃんファンの人は感動した事だろう、盛大な拍手が圭ちゃんに送られていた。「じゃ、これを新メンバーの2人、歌ってみて。」なっちの指名でまず真琴ちゃんが進み出て披露した。なかなかの出来に会場はやはり拍手を送った。「じゃ、次はあさ美ちゃん。」やや緊張の面持ちで前に出たあさ美ちゃんが披露した。これも素晴らしい出来だった・・・と言いたいところだが、実際は「どうやったらここまでハズせるんだ!」と言わんばかりの音程の外れまくりの赤とんぼだった。さすがの出来にメンバーも一同、ズッコけるしかなく、会場も大爆笑に包まれていた。「・・・あさ美ちゃん、今の出来は・・・?」なっちの言葉にあさ美ちゃんは「♪完璧でした!」・・・台本通りか否かは敢えて問わない(!)が会場の笑いを一身に受けるあさ美ちゃんの笑顔はとても良かった。
次に指名を受けたのは梨華っちだった。これも圭ちゃんに負けず劣らずのなかなかの出来だった。しかし周囲の反応は・・・「珍しいね、うまいじゃん」とか「顔は完璧だったね。」との言葉だった。・・・いじられキャラ『チャ−ミー』健在、と言った所だった。「じゃ、みんなで歌ってみよ。1回目は圭ちゃんが歌って、2回目はみんなで歌うよ。いい?」なっちの言葉にうなずくメンバー。ステージ左右のパネルスクリーンには圭ちゃんの姿とカラオケのように歌詞が映し出されていた。「♪夕焼け小焼けの赤とんぼ 追われてみたのはいつの日か」・・・圭ちゃんのソロ、そして他のメンバーの輪唱に思わず会場の観衆は聞き惚れていたことだろう、歌い終わったときにはまるでクラッシックのコンサートホールかと思われるような拍手・歓声にステージが包まれていた。
と、そこに着替えの終わったかおりん達が現れ、かなりお得なミニミニショータイムは終わりを告げるのだった。「さぁ、次の曲です。」言うと同時に流れ出すイントロはスローなバラード・・・ゴスペル調の『I WISH』だった。曲のリズムに自然と体がついて行くのだった。途中で曲調が変わり、いつもの「I WISH」に戻り、それと共に会場の観衆も一斉に娘。たちと叫んでいた。歌詞の内容と相まって感動を呼ぶ1曲となったようだった。亜依ぼんとごっちんによって締められたあとに続くのは・・・「♪コングラ〜チュレ〜ション、はい!」聞き覚えのある歌詞に再び観衆のボルテージが上がった。『ハッピーサマーウェディング』だ。衣装はゴスペル調のままだがいささかも違和感を感じさせない動きで観衆が引き込まれていった。
曲が終わり、観衆の声援の中、真里っぺが叫んだ。叫んだ言葉は・・・「ザ☆ピ〜〜〜ス!」そう、あの大ヒットシングル『ザ☆ピース!』だった。言うまでもなく観衆が総立ちになる中、娘。達がゴスペル調の衣装を脱ぎ捨てた。中から現れたのは薄い黄色のマリンルック、赤いチーフ、と、お馴染みのコスチュームだった。力強いマーチと共に歌う娘。たちと観衆が一体化したように感じられたのは私だけではないだろう、最高潮の盛り上がりだった。「どうもありがとうー!」ラストのコメディー調のエンディングに合わせて、娘。たちは手を振り、ステージから消えて行った。
「アンコール!」「アンコール!」・・・たちまち巻き起こるアンコールのコール。まだ聞いてない曲、歌ってほしい曲いっぱいあるよー、と言った観衆のコールに応えて娘。たちが現れたのは約3分ほど経った頃だった。さわやかなスカイブルー、白いラインの入った揃いの衣装だった。「みんなー、今日はどうもありがとうねー!」かおりんの声に再び観衆の歓声が大きくなった。メンバー一人一人が挨拶をして、アンコールステージへの突入となった。「それでは、この曲で行きます。『Say Yeah!ーもっとミラクルナイトー』です!」あの名曲とも言うべきノリのいいあの曲の登場だ!観衆の声が高まった。と、なっちが声を上げた。「だめだめー!そんなんじゃ、アンコール行けないよ−!もっと元気良くー!」アオるなっちの声に観衆もパワー全開となった。「オー−−−!」観衆の声にイントロが流れ出した。突き上げる拳に規律正しい整列からの振りに観衆の声も嫌が応にも高まるのだった。「♪全員一緒にミラクルミラクル!」「ぜーいん いっしょに みらこー みらこー!」娘。たちと観客の相乗効果でまさに終盤に相応しい盛り上がりが展開されていた。個人的にはこの曲は最高に好きなので私も精一杯の声を張り上げた。やがて梨華っちの「♪アー」で止めを刺して曲が終わった。
次に流れ始めたイントロは今年の夏の24時間テレビで娘。たちが披露したあのテーマ曲、『でっかい宇宙に愛がある』だった。「必死に何かをやる」と言う事の大切さを歌ったこの歌に娘。たちは一体どんな想いを抱いて歌っていたのだろう?何か大いに考えさせられる感じのする歌だった。
繰り返されるフレーズがやがて終わりを告げ、この曲も終わりを告げた。それと同時にこのライブも終わりを告げたのだった。巻き起こる大歓声と盛大な拍手の中、娘。たちが一人、また一人とステージから消えて行った。
しかしそんな最中、やっぱりこの2人は一筋縄では行かなかった。そう、辻・加護の暴走コンビだ。ステージ袖、まさに消える一歩手前で踏みとどまった2人はあの「♪加護ちゃんです。」「♪辻ちゃんです。」を最後にカマして消えて行ったのだった。
観衆も最後のギャグの置き土産に苦笑しながら拍手を送っていた。
時間にして約1時間35分、夢のステージは終わりを告げた。
今回のライブで新メンバー4人を含めた13人としての新生モーニング娘。も完全に定着したと言えよう。小川麻琴、高橋愛、新垣里沙、紺野あさ美の4人の成長ぶりを次回のライブの楽しみにしましょう。
それでは今回のレポはこの辺で。
以上です。
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