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chabe氏よりいただきました。
本の感想(ライトノベル中心)+競馬予想のサイト
未読0まであと多分2桁冊
ウィングス文庫読破率 127/127冊 COMPLETE!
| 7月5日(日) |
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【今日読んだ本】 ◆ 紅の勾玉 〜姫君の幼馴染は陰陽師〜 (大槻 はぢめ/ティアラ文庫) 【amazon】 《あらすじ》 二人の天才陰陽師が世を去って数年。都では《闇》の魔物が蠢きはじめているけど、帝の姫君・桜子は大丈夫! だって幼馴染には天才の血をひく若き陰陽師――ぶっきらぼうな光彰と、優しくて美形の泰雅兄さまがいるんだから。むしろ悩みは16歳になっても、殿方から恋文がまったく来ないこと。そんなある日、素敵な文が桜子の元に。送り主は誰? もしかして――!? 平安風恋絵巻。 Hあり乙女系のティアラ文庫創刊第2弾、まずは帝の姫君が主人公の平安物。 また晴明の孫か! タイトルろくに見ずに全買いしたので、読み始める段になってはじめて陰陽師の文字を見つけて「ぎゃー」となりました(陰陽師物苦手)。いや事前情報いれてないのが悪いんですが、でも晴明の孫なんてヒット作ある設定持ってこなくても……。 と設定的には好みでなかったもののそれなりに楽しめました。優しいお兄さんタイプと素直になれない少年タイプ、2人の幼馴染兼陰陽師に囲まれた三角関係な話なんですが、2人に囲まれた主人公が、まるで8〜90年代の少女小説のようなテンション高い一人称使い。このおかげで、現代物と同じノリで読むことができたのが大きかったです。 でも、この話の主役は素直になれない方の幼馴染の光彰。お兄さんな泰雅に恋心を抱いたつもりになっている鈍感主人公に対して、諦めずにアタックをかける彼の努力には涙を禁じえません。夜這いをかけたのに、暗闇の中で主人公がお兄さん幼馴染の方の名前を連呼したときはもうどうしようかと。この主人公の鈍感さは思わず殴りたくなるくらい罪です。光彰よく心折れずに頑張った。ちなみに、H度は夜這いを除けば普通。 ただ、ストーリーが序盤でバレバレな割にページ数が多くて少し間延び感がありました。その辺りがなければなおよかったです。 評価 ☆☆☆(6) ◆ 黒椿姫 〜雷鳥の暗殺者と公爵令息〜 (魚住 ユキコ/ティアラ文庫) 【amazon】 《あらすじ》 殺すのも愛すのも同じこと――。自分の命を狙ったことで処刑されるはずだった暗殺者レイフェンを、従者として雇った王女エルダ。暗殺者と暗殺対象の奇妙な生活が続くなか、腹黒で野心家の公爵令息ヒースコートがエルダに求婚! 強引にエルダを奪おうとする彼の前に、なんとレイフェンが現れて――!? ベストセラー作家・魚住ユキコ、初の完全オリジナル長編小説がついに登場! 続いてティアラ、QuinRose系のノベライズを書いている魚住さんのオリジナルデビュー作は、王宮ラブファンタジー。 今月の当たりはこれ、良い主従ラブでした。幼い頃から命を狙われ続けたために人間不信気味な王女と元暗殺者の従者が、王女の婚約者が現れるのを機に距離を近づけて――、というお話。孤独な姫様と無口な従者というメインカップルが結構ツボな上に、全体的に色っぽい雰囲気が漂っているのがとてもよかったです。元々2人だけの世界を築いていて微妙に退廃的で、さらに婚約者も色気出していて、そのおかげでエロスなシーンが挟まるのが自然だし、普通以上にエロさを感じました(キスだけでも他作品の本番なシーンより淫靡)。エロくて気持ちも通じ合って、こういうティアラ文庫ならではの作りは好感持てます。 また、婚約者がただ色気出しているだけでなく、腹黒爽やかでなかなかに嫌な奴で、「こっちじゃなくてレイフェンとくっついて!」という気持ちを沸き立たせてくれるいいキャラでした。これくらい腹黒貫いてくれると気持ちいいです。 意外な展開に驚かされたり、ラストも綺麗に締めてあったりとストーリーも期待以上で、続いてくれなかったのが残念なくらい。ティアラは続き物出さないんでしょうか、結ばれた以降の話があっても面白いと思うんですが。 評価 ☆☆☆★(7) ◆ ガーディアン・ガーデン 〜乙女の守護者〜 (時田 ゆか/ティアラ文庫) 【amazon】 《あらすじ》 凛の命を救ったアズラエル――人間を遙かに凌駕する戦闘能力と美しい容姿を持った種族『半綺』の青年。半綺は母親の仇、そのうえ彼は軽い性格のプレイボーイ。最初はアズラエルへの反発を抑えきれなかった凛も、秘められた優しさを知るうち徐々に惹かれていく。だがその想いは、彼と敵対する組織に気づかれ、凛は誘拐されてしまう――! 超人気少年マンガ家meets乙女系小説! もういっちょティアラ、ライターさんの小説デビュー作(?)。読んでから知ったんですが、乙女ゲー「Bloody Call」のスピンオフ作品らしいです。 うーん、これは合いませんでした……。設定や世界観が凄く適当で、始終置いてけぼり感が強かったです。「半綺」という戦闘能力をもった人間みたいな存在と人間の共存を目指した街が舞台なんですが、「半綺」がどれくらい人間と異なる存在なのかが場面場面で違っていて全然分からないし、多くの半綺が所属してるらしい「NEDE」がどういう組織なのかも全然説明されないし、そもそもこの街でどう共存を目指しているのかもさっぱりだし、いくらなんでもこれは雑すぎ。そのせいで、半綺に母親を殺された主人公の恨みなども伝わってきませんでした。スピンオフと知って、設定がやたら適当なのは借り物なせいかと凄く納得。 話の展開も「なんだかなあ」と思う箇所が多め。序盤の出会いのシーンで「え、そこでこっちくるの?」とあっけにとられたり、クライマックスの敵の行動があまりにお粗末だったり。Hシーンも1回だけで見所なし。主人公の気の強い性格は嫌いじゃないんですけど、いかんせんその他のマイナスが大きすぎました。 これだけ外れだと思ったのは久々、やっぱり全買いは怖いです。 評価 ☆★(3) |
| 7月4日(土) |
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【今日読んだ本】 ◆ 鳥籠の王女と教育係 永遠の恋人 (響野 夏菜/コバルト文庫) 【amazon】 《あらすじ》 王女エルレインの呪いが半ば解けた矢先、父王が病に倒れた。教育係のゼルイークは、背後に魔物の気配を察知した。エルレインを呪った魔物の矛先が父王に向かったのだ! だが頼みのゼルイークには秘密が!? カエル化の呪いがかけられた少女とその教育係な魔法使いが主役の毒舌魔法ファンタジー「鳥籠の王女と教育係」第3巻。 これ絶対に打ち切りも想定したストーリー展開ですよね……! 前情報とあとがきがなければ「あー3巻打ち切りか」と間違いなく思い込んでました、並の打ち切り作品よりも綺麗にまとまってます。ダナークやらここ最近のシリーズが頭にあったからこういう構成にしたんだろうなあ、シビアで切ない、打ち切られなくてよかった。 で、内容の方は、そういう背景もあったためか見所満載で面白かったです。まさかのカエル増殖には爆笑しましたし、ゼルの過去告白からはじまる一連のシーンは胸キュンでした。信頼が前提にある舌戦はとてもよいものです。アレクセルもいいけど、続くならなんとか現世でレーンとくっついてほしいなあ。 2巻で出てこなくてどうしたんだろうと思っていたローリオは、登場したと思ったらあえなく撃沈。素直になれなかった彼も悪いとはいえ、1巻の時点ではもう少し対抗馬としての仕事すると思っていただけにちょっとかわいそうな役回りでした。あと全体的にイラストがいいです、眼鏡レーンにはやられましたし、カエルも卑怯。この絵師さんでよかったです。 エピローグがアレクセル×オルフェフラグに見えなくもないですが、おそらく気のせい。この先どういう展開を見せるんでしょうか。 評価 ☆☆☆☆(8) ◆ 妖精王の月 (O.R. メリング/講談社) 【amazon】 《あらすじ》 そなたの答えがノーでも、彼女の答えはイエスだ。わたしは〈人質の墳墓〉から花嫁を連れていく。フィンダファーを寝袋もろともさらいあげると、妖精王は塚山から去った。タラの丘の〈人質の墳墓〉でキャンプした夜、別の世界にあこがれるいとこ、フィンダファーが妖精王にさらわれる。翌朝からグウェンのいとこを連れもどす旅がはじまる。妖精たちとの絶妙な出会いに助けられながら。だがケルトのフェアリーランドは、グウェンにとっても魅力ある世界だった。カナダの青少年がその年、一番おもしろかった本を選ぶルース・シュワッツ賞の1994年度受賞作。 先日「ヘルメハイネ〜」を読んだときに、「井辻さんならこれもいいですよ」とお薦めいただいたケルトファンタジー。井辻さんが翻訳をされている作品です。 これはヘルメハイネ以上に好みな少女小説ファンタジーでした。妖精にさらわれた女の子と、彼女を助けるために冒険を繰り広げる女の子を描いた物語。メインとなるのは冒険部分なんですが、その過程で出てくる妖精の世界が、時に逃げ帰りたいくらい残酷で、時にずっと暮らしたいくらいに美しくて、その二面性にグウェンと共に魅了されました。また、アイルランド全域に妖精を信じている人やそ妖精ゆかりの場所が結構残っていて、現実にフェアリーランドが根付いているのがよく分かるのも面白いです。 そうしたファンタジー的な面だけでなく、冒険を通して成長したり恋をしたりといった少女小説的な面もよかったですね。フィンダファーを求めてアイルランド全土を駆け巡るグウェンの冒険は先読めなくてそれ自体がワクワクしたし、行動派ではない彼女が妖精の罠に何度もかかってへこたれつつも進む姿はかっこいい。さらわれた当初は夢見がちで軽率なところがあったフィンダファーも、恋をした後は女王としての自覚をもった素敵な女の子になってました。そもそも、最初の2人の語らいからして少女冒険小説の雰囲気が溢れているので、そういう話が好きな人にはとてもお勧め。 ただ惜しむらくはラスト、7人集まるところまではよかったんですが、そこからの幻想的な光景にはヘルメハイネの時と同様にあまりついていけず。さらにその先に待っていた予想外の展開がとてもご都合主義に見えてしまって、最後だけはしょんぼりでした。 でもそれまでの素晴らしさは損なわれないですし、読んでよかったです。続編みたいなものもあるらしいので、そのうち読んでみるかも。 評価 ☆☆☆★(7) |
| 7月3日(金) |
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昨日書き忘れましたが、神の棘延期情報ありがとうございましたー。今月買うもの多いのでちょうどよかったです。 【今日読んだ本】 ◆ 芙蓉千里 (須賀 しのぶ/角川書店) 【amazon】 《あらすじ》 明治40年、売れっ子女郎目指して自ら人買いに「買われた」少女フミ。満州はハルビンの地で、新しい人生が始まる。コバルト文庫の看板作家が満を持してオトナ女子におくる、ハイパーガールズエンタメ!! 須賀さんの新刊は、ハルビンの女郎屋に自らすすんで買われた少女の人生を描いた物語。携帯で連載していたものの書籍化のようです。 まあ、須賀さんがこのあらすじでお話を書いて、面白くないわけがないですよね。「女郎になりたい」と宣言するフミの、溢れる可能性を感じさせる姿に非常にワクワクし、そこから一気に読んでしまいました。フミだけでなく女郎達1人1人にドラマがあり、女郎屋の光も闇も全部描いてあって面白かったです。ネタバレしないと感想書きづらいので以下反転。 まずインパクトあったのがお蘭姉さんの死ですね。フミ視点で読んでいて完璧に見えていた人で、死ぬとは全然思っていなかったのでびっくりしたし喪失感もたっぷり。理由も理由だっただけに女郎屋の闇をとても感じさせられて、グイっと惹きこまれました。 で、さらに驚かされたのがタエ。正直、タエは途中で狂って死ぬんだと思ってました。舐めてました甘かったですごめんなさい。フミの影響を隣で受けてきたにしろ、ここまで成長するとは完全に予想外、女将を前にして一歩も引かないタエはフミと同等かそれ以上にかっこよかったです。 恋愛方面は、最後の決断はフミならそうするだろうなという感じで予想通りではありました。でも、少女時代視点での山村さんの存在は絶対だったし、それ以来ずっと心の支えであったことが窺えるので、その彼を振り切れたフミはやっぱり素敵だなと思います。黒谷とは恋は生まれないかもしれないけどそのうち夫婦にはなるんでしょう、そう予想させてくれるいいラストでした。 須賀さんはさすがだなと再認識しました。今連載されている外伝もタエのかっこよく恐ろしい姿が見れてよいものです、読んでない人はこちらもお勧め。 評価 ☆☆☆☆(8) |
| 7月2日(木) |
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【今日読んだ本】 ◆ ドラグーン・デリバリー 〜竜の背はまごころを運ぶ〜 (佐々原 史緒/HJ文庫) 【amazon】 《あらすじ》 竜に憧れる女の子コゼット・パースンは、念願であった竜に乗って宅配便事業を行う「ドラグーン貨物」に就職することになった。希望に胸を膨らませて配属先にやってきたコゼットを出迎えたのは、問題ばかり起こす不良社員の部下2人、竜騎手のリズとアイリーンだった。竜に乗った宅配便屋さんが届けるハートフル・コメディ! 数少ない確定著者買い(あらすじ見ずに買う)作家である佐々原さんの新刊は、竜による運送会社が舞台のハートフルファンタジー。 飛びぬけたものこそないものの普通に面白かったです。竜に憧れるお嬢主人公が、始末書常連な不良社員たちと一緒に竜による運送を行いながら、危険と遭遇したり暖かさに触れたりするお話。主人公は典型的な振り回されタイプの女の子で、オニキスにトパァズに級長にと、癖がある女主人公が多い佐々原さん作品には珍しいタイプ。先に挙げた人たちの方が好みではありますが、お嬢な性格が佐々原さんの丁寧な地の文に合っているし、肝が座ってて好感持てる子でした。あと本筋には全然関係ないですが、相当な耳年増な気がしますこの子。 お話は、この手のジャンルのお約束をきっちり描いているなという印象で目新しさはなし。でも、ドンパチ好きなリズとがめついアイリーンの不良部下2人組がいい味だしてました。信頼関係を築きつつも無茶苦茶やらかして主人公を振り回す姿が活き活きとしていて、それに主人公がいい反応を返すのが楽しく、読んでいて飽きなかったです。 売り上げがよければ続き出るかもしれないらしいです、出るなら今回物足りなかったラブ寄せ期待で。 以下どうでもいい話。脇役の悪いクマさんを見て、鷹の爪(Flashアニメ)の博士の絵が思い浮かびました。あのシュールさ好きだったなあ。 評価 ☆☆☆(6) |
| 6月29日(月) |
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月末恒例の来月購入予定一覧。コバティアラWHで9冊とか月初めが鬼です、どう考えてもティアラ全買いとかはじめたせいです。全体的に今月も多めなのでいくらかは様子見する予定。 芙蓉千里 (須賀 しのぶ/角川書店) ドラグーン・デリバリー 〜竜の背はまごころを運ぶ〜 (佐々原 史緒/HJ文庫) 平安ロマンティック・ミステリー 嘘つきは姫君のはじまり 姫盗賊と黄金の七人 (松田 志乃ぶ/コバルト文庫) 鳥籠の王女と教育係 永遠の恋人 (響野 夏菜/コバルト文庫) 王の書は星を歌う ワンデルリアの女神 (彩本 和希/コバルト文庫) たった二人で世界を裏切る。 〜犬のような彼〜 (丸木 文華/ティアラ文庫) ガーディアン・ガーデン 〜乙女の守護者〜 (時田 ゆか/ティアラ文庫) 紅の勾玉 〜姫君の幼馴染は陰陽師〜 (大槻 はぢめ/ティアラ文庫) 黒椿姫 〜雷鳥の暗殺者と公爵令息〜 (魚住 ユキコ/ティアラ文庫) 眠れ、蒼く深き海の底 幻獣降臨譚 (本宮 ことは/講談社X文庫ホワイトハート) 罪と楽園の香り 白銀の民 (琉架/講談社X文庫ホワイトハート) デュラララ!!×6 (成田 良悟/電撃文庫) 紫色のクオリア (うえお 久光/電撃文庫) エフィ姫と婚約者 ―五十枚目の運命― (甲斐 透/ウィングス文庫) コカンセツ! (南々井 梢/徳間書店) 小弓姫 ―黒竜の珠玉― (文月 更/B's-LOG文庫) レジェンド・オブ・クリスタルノーツ 白銀の剣姫 (天流 桂子/B's-LOG文庫) RPG W(・∀・)RL 2 ―ろーぷれ・わーるど― (吉村 夜/富士見ファンタジア文庫) 聖鐘の乙女 谷間の百合と水の乙女 (本宮 ことは/一迅社文庫アイリス) きつねのはなし (森見 登美彦/新潮文庫) かぐや魔王式! 第4式 (月見 草平/MF文庫J) 遙かなる虹の大地 架橋技師伝 (葦原 青/C★NOVELSファンタジア) 赤の円環 (涼原 みなと/C★NOVELSファンタジア) 翼の帰る処 ―鏡の中の空― 上 (妹尾 ゆふ子/幻狼ファンタジアノベルス) 【今日読んだ本】 ◆ キスとDO-JIN! 〜オタク王子のあぶない誘惑!?〜 (小林 来夏/もえぎ文庫ピュアリー) 【amazon】 《あらすじ》 お小遣いでつつましく同人活動中のお嬢様腐女子・鈴木七海。ある日、七海が同人イベントにサークル参加していると、専業同人作家をめざしているという美少年・日暮克巳が声をかけてくる。彼は「こんな落ち目ジャンルに見切りをつけて、売れ線ジャンルで稼ごうよ!」と、七海を無邪気にナンパ? だが、そんな克巳の誘惑に、七海のマンガの師匠で、彼女に淡い想いを寄せるプロ漫画家・西南北一輝が待ったをかけた……! 同人活動のみで生活費を稼ぐ、「専業同人」の実態に鋭く迫る!! 大分延期してやきもきしたものの、無事発売された同人コメディ「キスとDO-JIN」第5巻は、専業同人の是非がテーマ。 ようやく恋愛方面に動きが! なかなか進まないのでどうなるかと思ってましたが、一番くっついてほしい人のルートに入りそうで、この展開は大歓迎。アプローチかけたりさりげなく口説いたりしてくる彼はいいですね。七海は鈍感だし、最強執事さんはいるし、他にも母やら兄やらの問題もありそうだしで前途多難すぎですが、頑張ってもらいたいです。 一方、テーマは今回はいまいち。「専業同人」がテーマのはずなのに、ビジョンがしっかりしてない中学生を対象にしたせいで、「是非」の非の方に明らかなバイアスがかかっているように映りました。是非を問うならそこは切り離して見せてほしかったなあと。それともリアルにこういう子結構いるんでしょうか、その辺の現代事情はさっぱり分かりません。 あと、今回みたいな話題に買う側の視点や問題が出てこないのが引っかかりました。個人的には、専業成り立つくらい買い手がいるなら、そういう売り手が出てくるのは自然だし仕方ないと思うのですが。素人考えなのかなあ。 そろそろテーマ的にはネタ切れなのかもしれませんが、恋愛面の波乱に期待。次巻あたりで七海倒れそうなので、それきっかけに何か起こりそうです。 評価 ☆☆☆(6) |
| 6月26日(金) |
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メルフォレスー。 >おや、阪急電車お読みになったんですね。今津線いいですよ今津線。馬の形をしたビルとか。 >しかし欲を言えば、南側の方も使って欲しかったなあと思うのですがねー。短いですが。 wikipedia見てみたら南北に分かれてるんですね、南側1.6kmで折り返しですか……これは短い。読んでてとても乗ってみたくなったので、関西行く機会があったら是非に。 【今日読んだ本】 ◆ SH@PPLE―しゃっぷる―6 (竹岡 葉月/富士見ファンタジア文庫) 【amazon】 《あらすじ》 「一生のお願いですわ!」舞ちゃんと入れ替わってる僕が胡蝶の宮に懇願されたのは、弟さん=僕自身の姿になりすまし、デートしてほしいということで!? 自分が誰だかわからくなりそう!! カオスなラブコメ第6弾! 双子入れ替わりラブコメ「SH@PPLE―しゃっぷる―」第6巻は胡蝶の宮のターン。 蜜かわいいよ蜜。 胡蝶の宮のターンでも感想はいつもと同じでした……。いや、確かに凛として決意を見せる胡蝶の宮はかっこいいんですよ。でも今までの好感度的に、彼女よりもその横で悩む蜜に目がいってしまうという。女雪国と男雪国の間で揺れる蜜はかわいすぎでした。ここから気持ちがどう変わっていくのかがとても気になります。 胡蝶の宮と並んで目立っていたSEC、こちらも華麗なぶち壊しでスカッとしてかっこよかったんですが、爺さんが狂言だったのかどうかがいまいち不明だったせいでモヤモヤも残りました。多分狂言の要素が強かったとは思うんですが、それにしては本当に弱ってたようでもあって、なんだかよく分からなかったんですよね。まあどちらにしても爺さんが元凶なのは確かですか。 最後に一波乱がきて、次巻で話が大きく動きそうです。なんとなく鳥子がキーパーソンになりそう。蜜のことを何にもわかってない清野は誰かがやりこめてほしいなあ。とにかく、どうバレることになるのかが楽しみ。 評価 ☆☆☆(6) ◆ 平安ぱいれーつ 〜因果関係〜 (如月 天音/ウィングス文庫) 【amazon】 《あらすじ》 山吹丸の大切なご主人・藤原純友様は貴族なのに、海賊の大頭。しかも海賊の小頭四天王は妙な術を使う者ばかり。国司や安倍晴明も到来し、伊予は今日も騒がしく……!? 奇想天外☆平安絵巻!! 今月のウィングスの新刊、史実ベースにした平安海賊コメディ。 なんか平安日本にいたらいけない人が出てきたー!? あまりに人の話をきかない晴明が出てきてイライラして読み進めていたら、いきなり某王伝説に出てくる有名うぃざーどが登場して面食らいました。某王伝説は「ラズ・メリディアン」と「Fate」でくらいしか知らないので、平安にこの人出すという発想にはほんと驚きましたよ。東の方では将門さんが暴れてるみたいなので、もういっそそっちに王様やランも出しちゃうといいです。 ただ、このインパクト以外はやや微妙。元々晴明が出てくるような平安物は苦手な上に、主人公の山吹丸があまり好きになれなかったのが痛いです。ちょっと考えが足りない行動が目立ったりして、いじられ愛されキャラのテンプレ以上の魅力を感じられませんでした。4人出てくる海賊たちは皆存在感あって活き活きしてるし、話のテンポもよかったので、主人公と舞台が気に入れば楽しめたと思うんですが。 そういや山吹丸、ウィングス男子主人公の例に漏れず鈍感気味でした。ウィングスは鈍感率が相当高い気がするんです、片想いの女の子を応援したくなることが多いので、印象によく残ります。ラムジー@ラノンは個人的に最強鈍感キャラ。 史実だと将門・純友の乱として討たれちゃうわけですが、この話ではどうなるんでしょう。続きに手を出すかは未定。 評価 ☆☆★(5) |
| 6月24日(水) | ||||||||||||||||||
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「CAXの日記」さんの少女向けファンタジー文庫 販売シェア&流通点数シェアが興味深いです。表向きには「冊数少ないのに売れてるビーンズすげえ!」なグラフなんですが、それよりも気になるのは「A〜D文庫って何?」。まあAは誰が見てもコバルトなわけですが、後3つは何だろう、3つもあったっけ? というわけで気合入れて考えてみました。かなり過程が長いので、結論だけ気になる人は下へスクロールどうぞ。 まず、B〜D文庫はB's-LOG並かそれ以上の販売シェアがないといけません。 条件:B's-LOGが刊行された2006終わり〜2007年にそれなりに販売シェアがある ↓ 候補:ホワイトハート、ルルル、ウィングス BLレーベル除くと3つしか浮かびません。ルルルの流通点数はどう見積もってもビズログと同等か以下なのでいきなり困ります。なんとかするために仮説導入。 仮説:ルルルとキャンバス(とパレット?)を小学館系列でまとめている ありそうな仮説です。これで3つの候補は解決。後は3つの流通点数を調べれば、となるんですが「流通点数」が何だか分かりません。絶版でない、あるいは品切れ・重版未定でない点数あたりだろうと予想されますが、グラフ作成当時のこれを調べるのは不可能です。ですがここで救世主。 多分事実:ウィングスは絶版・品切れになってない(公式サイトなどから推察) 凄いですウィングス。なので、ウィングスは刊行点数=流通点数、としてよさそう。あとはウィングスとB's-LOGの刊行点数を比べればいいだけです。えーと、ルルルの創刊が2007年6月で、 ウィングスの総刊行数(2007年6月時点):116冊 B's-LOGの総刊行数(2007年6月時点):33冊 B's-LOGの流通シェアが1.0%になる余地がどこにもありません……。B's-LOGを1.5%としてもウィングスは5%強にしかなりません。B〜Dは最低7%のシェア、これは困った。 そもそも、左のグラフは全部小数点ついてるのに右ではB's-LOGしかついてないのが「四捨五入とかしてないよ」アピールで胡散臭いんですが! BLのグラフは両方小数点ついてるのに! 閑話休題。提示された数字を疑ったら終わりなのでもう少し頑張ってみましょう。刊行数が足りないなら増やせばいいのです。 ウィングス+ウィングスノヴェルスの総刊行数(2007年6月時点):116+71=187冊 何とかなりました。「それ文庫じゃないじゃん」という声や、ノヴェルスには現在は品切れもちらほらと見える事実は、この際無視します。これで、187冊=7%、33冊=1%とすれば何とか辻褄があいそうです。「1.0%」の小数点? 誤記です誤記。つまりウィングスはC文庫ということに。 残りは売り上げ的にB=ホワイトハート、D=小学館だと考えられます。確かめるために、試しに1%=27冊として流通点数を計算してみましょう。なお、世の中には入手可能な書籍を調べられるBooksというサイトがあるので、2007年6月までに刊行されていて、現在入手可能な点数も参考までに並べて載せてみます。
キャンバスは総刊行点数が200強しかないため、パレットを加えました。 Books基準だと、コバルト、ホワイトハートなどはここ2年で相当数が絶版ということになります。うーん、ありえる範囲でしょうか? 一方でビーンズは不思議な逆転現象が。若いレーベルなので絶版は少ないとしても、Booksが上回るのはおかしいです。でも、調べてみると、Booksで検索に引っかかる作品が、角川公式では品切れだったりするので(例:高殿さん作品)、一応説明はつきます。何か自社基準があるのかもしれませんしね。 相当強引ですが、一応破綻はせずにすみました。というわけで、 結論流通点数の集計時期:2007年6月〜8月あたりA=コバルト文庫 B=ホワイトハート(+ティーンズハート?) C=ウィングス文庫+ウィングスノヴェルス D=ルルル+キャンバス+パレット 色々とありえない結論になってしまいました。 ウィングスの販売シェアが随分でかいことになりますが、これは売れ線の「三千世界の鴉を殺し」あたりがうまく販売数の集計期間に重なったんでしょう。そう考えでもしないと説明がつきません。 なお、可能性として「ウィングスとディアプラスを足している」恐れもありますが、さすがに考えないことにしました。それよりは数値間違いの可能性の方が高いですしね! 流通点数はやっぱり信じられないです……。 |
| 6月23日(火) |
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【今日読んだ本】 ◆ 阪急電車 (有川 浩/幻冬舎) 【amazon】 《あらすじ》 恋の始まり、別れの兆し、そして途中下車……関西のローカル線を舞台に繰り広げられる、片道わずか15分の胸キュン物語。大ベストセ ラー『図書館戦争』シリーズの著者による傑作の連作集。 自分には合わなそうな気がして何となく手を出すのを敬遠していた、有川さんの現代連作短編。 合わなそうって言ったのはどの口か! この口だ! というわけで意外にもかなり楽しめました。といっても最初は駄目かと思ったんですよ。一篇目はいつもの有川さんだなと思い通過し、二篇目に結構きつい結婚話が待っていて、その毒々しい苦さに「やっぱり合わないかもなあ」と感じてました。 が、その後読み進めると印象が大変貌。人と人の縁が繋がっていく暖かいお話で、読んでいて幸せな気分になりました。結婚話で傷ついた翔子さんも、電車内でのふとした縁をきっかけに前向きになって、その前向きさがまた誰かとの縁に繋がって、といった感じで、その全体の空気が心地よかったです。この翔子さんが町の暖かさに触れる往路の小林駅の話が一番好きです、彼女の潔さとかっこよさに惚れました。 翔子さんを除くとカップル率高め、2組どちらも、出会いの微笑ましい様子がウヒャーとなる甘酸っぱさでした。少し縁が繋がりすぎなところもありますが、まあそこはフィクションということで。有川さん作品の中でも当たりの部類でした。 評価 ☆☆☆☆(8) |
| 6月21日(日) |
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最近メルフォでのお勧めに全然レスポンスできてませんが、お勧めいただいたものは読むつもりなので今しばらくお待ちください。井辻さん翻訳物は借りてきたので2週間以内には。 【今日読んだ本】 ◆ 侯爵様の愛の園 よかったり悪かったりする魔女 (野梨原 花南/コバルト文庫) 【amazon】 《あらすじ》 蒐集癖のあるスノウ王女に、ときめき庭師のマダーが捕らえられてしまった! 学友の魔女・ポムグラニットは、マダーを救う方法を訊くため、師匠のチャコーレアのもとへ向かうが…? 野梨原さんらしさが全開の魔女ファンタジー「よか魔女」第4巻。 ああ、ポムグラとピーターはいいなあ。何がいいのかをうまく説明しづらいんですが、出会いについての誤解がとけて2人で照れ合う場面とか、ポムグラが恋仲を否定した後のちょっぴり泣きそうな2人の様子とか、友達以上な2人の距離感ややりとりが凄く好きです。もちろん、野梨原さんの文章が好きなことも大きいと思います、何気ない一文や一台詞が胸の奥に染みることが多いんですよね。文章引用する箇所を仮に選ぼうとしたら、目移りして相当迷いそう。 マダー&アザー方面は、アザーがどんどんかわいくなってます、素直になれない人ですこの人。なにせ、作者に「女だったら凄く私好み!」って書かれるヒーローです。それがいいんですが。マダーも愛を知って女らしいところが出てきたのは歓迎、幸せになってほしいというアザーへの思いなどは切なくて愛が伝わってきていいなと思いました。うん、2人には幸せになってほしい。 残り2冊、ストーリーがどういう結末を迎えるのかもそろそろ気になってきました。アストレアは存外にしぶといですし、フリンギーの謎も見えてきませんし。まろんさんから最終巻がやばい(甘さ的な意味で)ことも聞き及んでいるので、色々身構えつつ続きは1週間後あたりに。 評価 ☆☆☆★(7) |
| 6月19日(金) |
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【今日読んだ本】 ◆ 姫君返上! (和泉 統子/ウィングス文庫) 【amazon】 《あらすじ》 男なのに皇女として育てられたアレク。いつか公式には病死して、普通の庶民になるはずだった。けれど何故か未だに、国民に人気の〈麗しの薔薇姫〉のままで……!? 新鋭作家のデビュー文庫!! ウィングスの新人さん作品、男装姫君が主人公のファンタジー。連載されてた「魔法工房物語」が文庫化されるのかなと思っていたら、こっちの連載がはじまってあっという間に文庫化されたので少しびっくりしました。 でもこれは「魔法工房物語」よりも面白かったです。皇女として育てられてきた男の子が、爽やか毒舌お兄ちゃんをはじめとする変人揃いな皇族一家やクセがありそうな美少女祓魔師に振り回されたり事件に巻き込まれたりするお話。色気がさっぱりなかったり、全体的にとてもウィングスらしい雰囲気が漂ってます。ずっと皇女として生きてきた割にはボロがポロポロと出たりと引っかかる点もいくつかあったものの、主人公以外の濃いキャラが活き活きしていて楽しいコメディでした、兄はほんとひっどいなあ(褒め言葉)。あ、1話最後の方のあれは当然気づかなかったです、勘悪い自分が気づけるわけないです。 でも一番インパクトがあったのは書き下ろしでやや番外編の第3話。祓魔師のノエルさんのキャラがどんどん崩壊していく様が物凄かったです、1話では変なところはあっても根はまともな人だと思っていたのに、こんな乙女で自爆体質な人だったなんて! ちょっと崩壊させすぎなんじゃと思いつつ、勢いよく自分から坂道を転げ落ちていく様に大笑いでした、何ですかこの自らの恋の芽をつぶす天才は、アホの子にも程があります。 そして3話の引き、えーそんな展開待ってるんですか! アレクのことを好きになる人が出てくると面白くなりそうだなー、とか思ってたんですが、その上を行かれました。これは続きが非常に楽しみ、夏号はとりあえず購入決定です。 評価 ☆☆☆★(7) ◆ アクセル・ワールド2 ─紅の暴風姫─ (川原 礫/電撃文庫) 【amazon】 《あらすじ》 黒雪姫との出会いにより、一回り成長したハルユキ。そんな彼のもとに、「お兄ちゃん」と呼ぶ見ず知らずの小学生・トモコが現れる。二人のいちゃいちゃする様子を見た黒雪姫の冷徹な視線がハルユキを貫く中、≪加速世界≫では、謎の事件が勃発していた。 乗っ取られると精神を汚染され、敵味方関係なくデュエルアバターを襲い続けるという呪いの強化外装≪災禍の鎧≫。殺戮を繰り返す狂気のアバターを捕らえることができるのは、唯一の≪飛行アビリティ≫をもつデュエルアバター、≪シルバー・クロウ≫のみ。≪鎧≫討伐ミッションを課されたハルユキの運命とは!? 次世代青春エンタテイメント登場!! ≪加速世界≫における戦闘を繰り広げる中学生たちを描いたオンラインゲーム風青春小説「アクセル・ワールド」第2巻。 チユリ分が足りない。いや、そりゃー出番減るのは覚悟してましたけどね、1シーンだけですか、たったそれだけですかそーですか……。しかも参戦フラグなんていらないんです、チユリにはあくまで日常側の人間でいてほしかったんです、あーうー。 まあチユリのことは忘れてストーリーに目を向けると、加速世界における親子関係を軸に二転三転としてよくできてるなとは思ったんですが、1巻に比べると好きじゃないです。というのも、黒雪姫の好感度がガクンと下がったせい。正直そこで躓いてほしくはなかったなーと。恋心で悩む分にはかわいらしくていいんですけど、志の方面でこれだけ弱さを見せるのは意外だし、ひどくアンバランスに感じられました。「中学生の女の子なんだから〜」とハルが言ってますが、おそらく魂の年齢は中学生超えてるでしょうし。 ニコ関連のストーリーには綺麗に騙されてニコの想いにじわりときましたし、黒雪姫さえ好きになれれば凄く面白いと思うんです。でも現状は「SAO」の方がずっと楽しみ。8月の2巻に期待です。 評価 ☆☆☆(6) |
| 6月17日(水) |
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【今日読んだ本】 ◆ 見習い女神と仮面の騎士 〜恋の鍵に揺らめいて〜 (菊地 悠美/B's-LOG文庫) 【amazon】 《あらすじ》 女神見習いとして悪戦苦闘するユーノ(裏では聖宝探しのトレジャー・ハンター!)は聖騎士のファルディオ(鬼教師!)と喧嘩ばかりの毎日。そんなある日、女神主催の晩餐会でダンスに誘われるユーノ。ベルナルド卿というその貴族は「リナリー」という女性を通じてファルディオと過去に深い関係があるようで、それ以来ファルディオの様子がどこかおかしい。不安な心を煽るようにラキアが現れ、聖宝の場所を示唆するような言葉にユーノの困惑はさらに募っていき……。「恋心」に気づいてしまった次期女神の行方はどうなる──!? 大注目!!キラめきのラブアドベンチャー第2弾!! 見習い女神な元気な女の子と俺様騎士のラブファンタジー「見習い女神と仮面の騎士」第2巻。 1巻に引き続いてベタベタでした。一言で表すと、恋をしちゃいけないのに好きになってしまって……、というベタを地でいくお話。恋が禁じられている女神になることが決まっているのにフォルディオに惹かれていることを自覚して、ジッタンバッタンしたり悩んだりするユーノに胸キュンでした。恋を自覚するときの想い溢れる描写や「バカ! 自分のバカ!」みたいな思い出し後悔の描写など、ツボをくすぐってくる描写が多いのがとてもよいです。嫉妬するときの姿なども相変わらずかわいいですし、恋を知ってからもトレジャーハンターとしての好奇心を失っていないのも素敵、前途多難ですが幸せになってほしいなあ。 一方で、ヒーローの俺様ファルディオは今巻はヘタレモード入っていたこともあってあまり見せ場なし、一番いいなと思ったのがミハエルに馬鹿にされて怒りに震えるところなのがなんとも。でも少し吹っ切れて続きではかっこいいところを見せてくれるはず。 ラスボスらしき人も登場、到底勝てる気しないんですがどうなるんでしょうか。ラキアは心変わりしそうにないし、死亡フラグがたっているような……。と、続きが色々と楽しみです。 評価 ☆☆☆★(7) |
| 6月15日(月) |
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【今日読んだ本】 ◆ ヤンキー巫女逢桜伝 (夕鷺 かのう/B's-LOG文庫) 【amazon】 《あらすじ》 地元じゃ筋金入りのヤンキーだったあたし=穂倉梓は、今はド田舎の村で巫女をやらされてる。今日も心は穏やかに、神事のイロハは丁寧に……ってマジウゼエ! しかもそこに"自称・神サマ"のクラスメイト・染井良信が現れて、「僕の父親を探してください!」ときたもんだ。退屈もウンザリだがな、面倒に巻き込まれるのは御免なんだよ!! ――はぐれ巫女&チェリーな神様コンビが、閉ざされた村の闇をぶっ潰す(釘バットで)! 審査員絶賛! 第11回えんため大賞ガールズ部門奨励賞に輝いた青春活劇が大・降・臨! ビズログの新人さん、独特のタイトルで発売前から話題になっていた、ヤンキー巫女が主人公の現代物語。 これは着想の勝利ですね、面白かったです。読んでみて驚いたんですが、根っこの部分はかなり地味なんですよこの作品。半分神様な男の子とともに村の神様の謎を調べていく民俗学なストーリーで、よく作りこまれていてこれだけでも十分面白いものの、これだけだと売れなそうだなあというお話です。 でも、この地味なストーリーにヤンキーな主人公を据えたのがうまくはまっていました。ヤンキーと聞いて想像するイメージよりは結構賢くて根もまともな子で、でも一人称の地の文や喋りはヤンキーらしいハイテンションで、読んでいて楽しく地味さを感じませんでした。出てくる神様たちが揃ってイイ性格しているのも大きいです、ギャグ部分のセンスがなかなか突き抜けていて、その割にシリアスな部分の邪魔になっていないんです、これが上手さなんでしょうか。P181の挿絵つきのアレには不覚にも笑いました。 恋愛要素は薄めでしたがこの主人公に普通の恋はあまり似合わないし、男女間の信頼関係というのが新鮮だしほんのり甘くて気に入りました。あと、印象に残ったのが最後の決め技、出てきた伏線をしっかり回収しつつ意外性もあって、上手いネタだなあと感心。少女小説でこれ出すんだ、という珍しさもありました。 続き出るかどうかは微妙そうですが、何書いても面白いもの出してくれそうなので続刊も新作も歓迎。ただしタイトル以外(あとがきのタイトル候補の壊れっぷりに噴きました)。 評価 ☆☆☆★(7) ◆ 東の剣士 北の魔女 (くりた かのこ/B's-LOG文庫) 【amazon】 《あらすじ》 東国からやってきた剣士・センリは、旅の途中で幼い少女・テアを助ける。ところがそこから事態は一変! 突然「最後の魔女」を探しているという凄腕の暗殺者たちに襲われ、一触即発の状況に。そこへ響き渡った少女の叫びは「あたしのダーリンだけは助けてください!」……いつのまにやら夫婦にされて、センリとテアは二人で旅を続けることになり――!? この出会いは偶然か、必然か。第11回えんため大賞ガールズ部門奨励賞受賞、運命の輪が巡りだす、魅力溢れる剣と魔法のファンタジーが登場!! もう1人のビズログ新人さん、「最後の魔女」な女の子が主人公のファンタジー。 うーん、何がメインなのかよく分かりませんでした。プロローグでやたら変態な魔術師が出てきて、こいつが引っ掻き回してくるのかと思いきや案外出番が少なく、じゃあ主人公と真面目剣士のラブになるのかなと思ったらそっちの要素も薄く。突然ギャグな方向に話が転んだり、脇役たちの描写にやけにページ割いていたりと、とりとめがないように感じられたんですよね。あとがきによると「女の子がお兄さんを振り回して騒ぎを起こす話」らしいです、確かにそういう側面もあるんですが、視点切り替えが多いせいでいまいち印象に残らず。せめて主役2人に視点絞ってくれればそういう話として楽しめたかもしれません。 個人的には、間抜けなキャラクターが多くて「おいおいそれはないだろ」と思わされる展開の不自然さや、忘れた頃に出てくる設定の唐突さ(しかも続編前提)など、色々引っかかってしまって駄目でした。あんな与太をあっさり信じる暗殺者は嫌です……。ビズログの新人さんは結構信頼してたんですが残念。 評価 ☆☆(4) |
| 6月12日(金) |
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【今日読んだ本】 ◆ ロウきゅーぶ!2 (蒼山 サグ/電撃文庫) 【amazon】 《あらすじ》 少女たち五人のさらなる成長を目指し、球技大会に向けて小学校内で合宿を行うことになった昴。解決しなくちゃいけない問題は山積みで、 「ふぁ……見てる。昴さんが、こっちっ」(湊智花) 「ひな、おにーちゃんに見て欲しいなー」(袴田ひなた) 「……まー、すばるんもヒトノコだしな」(三沢真帆) 「えへへ。紗季ちゃんはどうなのかな?」(香椎愛莉) 「ちょっと私まだそういうのは興味がっ」(永塚紗季) それ以上に色々な意味での問題も山積みでして──!? ロリロリ小説のふりをした熱いスポ根ストーリー「ロウきゅーぶ!」2巻。 スポ根かと思ったらショタっ子小説だった! いやもう、主要キャラの中で唯一の小学生男子である竹中がかわいすぎました。1巻でもいいひねくれ具合を見せていたんですが、スポ根の熱さの影に隠れてあまり目に入らなかったんですよ。でもこの2巻は彼が主役だと言い切っちゃいます。ひねくれた意地の張り具合とか、和解したときに見せる不器用な優しさとか、好きな子に対するカチコチ具合とか、これぞ小学生男子って要素がこれでもかというくらいに詰まっていて、微笑ましさにニヤニヤを抑えるのが大変でした。ひねくれる相手と好きな相手が別なおかげでおいしさが倍。主人公に対する対抗意識なんかも見せちゃったりして、何ですかこのかわいい生き物は。竹中のためだけに買う価値はあります。 でも、竹中以外の部分は総じて1巻より劣化しているように思えました。特に、ロリ要素がちょっと過剰すぎるのはマイナス要素だなあ、スポ根という柱があるのにここまであざとく狙わなくてもいいと思うんですが。特に最後のはいらないです、1巻は爽やかでいい終わり方だったのに、なんで2巻でこんなロリコメみたいになっちゃうのか。この先どういう方向に話続けていくんでしょう? 不安になってきましたが、まだ続きは追いかけます。智花とラブ方向に持ってくのだけは勘弁で! ベタベタ幼馴染はちゃんと昴を篭絡するように。 評価 ☆☆☆★(7) |
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