ATOKの知られざる能力
異なる表記を使い分けたいときは通常、「辞書セットを使い分ける」というパターンが一般的ですが、意外と知られていないのがATOK16以降で導入された「プロパティ関連付けツール」です。
「辞書セットの使い分け」で可能なのは辞書の組み合わせのみですが、「プロパティ関連付けツール」を利用すれば、辞書の組み合わせのほか入力や変換の基本設定、検索対象とする電子辞書など、いろいろな使い方が可能となります。
複数のエディターやワープロソフトなどを使用できる環境であれば、辞書の組み合わせなどソフトごとにプロパティを細部まで設定しておくことで、「個々のソフトごとに異なる変換環境を持つ」という環境が実現し、「辞書セットを切り替える」という作業の必要すらなくなります。
「プロパティ関連付けツール」というのは、ATOKユーザーにとって「知られざる宝」の一つです。「宝の持ち腐れ」にならないよう、Justsystemはもっと、こうしたATOKの「知られざる能力」をアピールすべきなんですが…。
プロパティ関連付けツール
さて、その「プロパティ関連付けツール」ですが、 設定の仕方は以下の要領で、いたって簡単です。
デフォルトでは「標準設定」「メールソフト用設定」「Excel用設定」「Word用設定」などの設定が用意されていますが、自分自身が使う個々のソフトごとに設定した方が分かりやすいかもしれません。
- スタート→プログラム→ATOK→ATOK17プロパティ関連付けツール(あるいはATOK2005→プロパティ関連付けツール)
- 追加(A)→「関連付けるアプリケーション」を一覧から選択→新規(N)
- 「入力・変換」や「辞書・学習」などを設定→OK→OK
プロパティ関連付けツールの利用法
最初に書いたように、「プロパティ関連付けツール」を利用すれば個々のアプリケーションごとに、ATOKのプロパティを設定することができます。
複数のエディターソフトやワープロソフトを使用している環境では、ソフトごとに辞書セットの内容などを設定できるわけです。
また複数のメーラーを使用している状況であれば、プライベート用のメーラーを「プロパティ→基本→変換→表現」で「話し言葉」や「話し言葉関西」などとすることで、業務用などに使用するメーラーと異なる変換環境を設定することも可能です。
また利用状況によっては、プロパティごとにユーザー辞書を設定する必要があります。たとえば、2chビュアーのユーザー辞書と業務環境のユーザー辞書を共有させたくない場合などです。すべての環境で共有したい登録語などがある場合は、個々のユーザー辞書とは別の辞書を作り、複数のプロパティで共有する方法が考えられます。
Tips 1(プロパティ関連付けツール)
Tips 2(辞書作り)
Tips 3(動詞のルール)
Tips 4(その他のノウハウ)
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