『Zombie Birdhouse』 2006.5.18
明後日、土曜の夜。阿佐ヶ谷の小さなアートスペースに写真展の打ち合わせに行く。案内メールによると、その夜、出演するバンドの名前がイギー・ポップの'82年のアルバムと同じなので、ちょっと楽しみにしてる。
彼らが演奏するのはベリーダンスの音楽ではないんだけど、それを伴奏にして踊るのだと、前に写真を撮ったことのあるベリーダンサーから聞いた。彼女の名前も案内メールに載っていたんだ。
SATURDAY, MAY 20
ZOMBIE BIRDHOUSE IV. Experimental music and dance night.
With Satoru Maruiwa, Asaha , Blythe, Skinny Rider, Esso Teeth, & special guest: Shishido on shamisen & koto.
No cover charge!
GAMUSO CHROMA art & music bar asagaya
『イギー・ポップ IGGY POP』 2001.8.18
mkawaiくん、残暑見舞いを兼ねて、イギー・ポップの新作CDの話。
15年位前の来日公演のとき、貴君のコネでチケットを取ってもらったことがあった。アルバム『ブラー・ブラー・ブラー』を発表。日産自動車の坂本龍一のCMソングをイギーが歌っていた頃。
そのさらに数年前、僕がオートバイ事故で療養していたとき、見舞いに行くのに何が欲しいかと貴君が電話してきたので「イギーの新作が出たらしい」と答え、貴君が持ってきてくれたのは『ニュー・バリューズ』。あの時は事故の慰謝料でイギーを日本に呼べないかと考えたりしてた。
最初の衝撃的アルバムは1973年の『ロウ・パワー』、日本題「淫力魔人」。
僕は当時大学三鷹寮のロック研究会にいて他のメンバーがレッド・ゼッペリンなんかのコピーをしてる脇で、うるさがられながら大きなボリュームでイギーの嗄れ声を聞いていた。
貴君も泊まったことのある三鷹寮の、あの広大な運動場。寮生にも「30m道路反対」運動に参加する人たちがいたけれど、今では東八(東京−八王子)道路の「杏林大学北」と「航空研究所」の間辺りの部分になってる。先週末のサンバ付きFC東京vs.柏レイソル戦を家族四人で調布の東京スタジアムに観に行くとき、吉祥寺駅からのシャトル・バスで通った。
『ロウ・パワー』は僕にとって最初のアイデンティティー・グッズで、’73年の今頃の季節、女子美大の女の子と軽井沢でデートしたときもディスク・ユニオンの黒地に赤抜きの袋に入れて持ち歩いていた。彼女とは、貴君が大隈講堂(オフ・ブロードウェイというべきその裏でも)で演った芝居を何度か観に行ったよね。
彼女が彫金の授業で造った銀の指輪を細く二つに切って、婚約指輪にしていたのだけど、学園祭の「つのだひろ&スペースバンド」コンサートで踊り狂ってるうちに、どっかに吹っ飛んで失くなってしまった。
イギー・ポップの最新作は『ブチノメセ!』(Beat em up)。
音はストレートに『ロウ・パワー』を想い起こさせる。一番近いかも。
渋いスーツを着た僕はダイナースクラブ・カードで勘定を払い、休憩時間にオフィスのダイナブックのCD−ROMドライブに入れて、メールチェックをしながら、イヤフォンで聞いている。
最近、CDの小さな歌詞カードを読むのには、老眼鏡が要るようになった。
■醜いってことはこういうことさ(UGLINESS) の一節
中身が空っぽの歌
真実も愛も感じられない
最悪な音楽だ
だからガキどもはキレるのさ
感情を表現するのに
みんな拳銃を持ち歩いている
彼らの思いを表現するのは
本物のミュージシャンの役割なのにさ
Charlie
Charlie K.'s "Tea for One"
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