半歌仙「ワライカワセミ」の巻  
                              
   
           初蝶の入りて出でゆく社務所かな          啓子
                       
                      芽柳そよぎ子らの呼ぶ声            霞
                                                                    
                  春の果ワライカワセミよく笑い           敏江
  
            外国製の籠のとりどり             霞
      
          復元の街並とぎれ月高し              実枝  
            
        
          丹精の銀の簪千代女の忌              節子

            ずっと待ってる彼の足音            敏
                        
                    身の内に滾る火のあり皿磨く            宏子

            南も北も雪の連山               霞

          それぞれの「原理」獣の角のごと          敏

            世襲の首領(ドン)らいよよ悪相          啓
                    
                    翌(あす)は秋大桟橋に月かかる            実
          
            バイカル伝説永劫の時             宏

          九十歳得意の技は七対子(チイトイツ)         実

            トライアスロン犬が伴走            節

          ゴジラ行け新大陸を花浴びて            啓

            朱塗りのお平(ひら)いかなごのぬた        節


                     (敏江 捌)           
                           
                 2003年3月4日 首尾               
        

            

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