添乗員付き団体旅行
 
  長 所    
   ヨーロッパ周遊やシルクロード・アフリカなど各所観光地を複雑に訪れる旅に多
  く、旅慣れぬ方や道中の交通機関が不便な地方では団体貸切りバスで巡る旅は
  大変便利。また足元の弱い特に高齢の方には移動の荷物もホテルロービーに出
  すだけで殆ど持ち運ぶ必要なく、自動的な日程消化に伴い色んな街や観光地を
  訪れられるのも添乗員同行ツアーの良さと言えます。 更に「旅は道連れ」 全国
  からのツアー参加者と親しくなったり個人旅行では無理な安さも魅力です。     
 
    短 所
     1. 出発日や日数が事前設定されているため自由には行けない。
     2. (日本人にとり) 観光マイナー地域ほど企画も設定日も少ない。
     3.申込み人数不足でツアーキャンセルになる設定日も多い。    
 
   団体ツアーは参加者不足の赤字催行回避のため「限定出発日と○○名様以上
  の最少催行人数」を設定しています。そのため数ある設定日もそれは「人が集ま
  れば出す用意がある」 という他力本願部分があるため希望コースがあれば下記
  対応をお薦めします。                                                                 

  対策 1初回問い合わせ時に 「最少催行人数と現在の集客状況」の確認する
    
   余程の人気企画かピークシーズンでない限り、パンフレットや新聞広告での
  発表段階直後では各コースや設定日にもまだ申し込み少なく、そこから蟻塚式
  に増やしていく訳です。 この時、問い合わせ段階で希望するAコースが「最少催行
  人数20名に対し、現在集客が4名」であれば最終的にツアーキャンセルもあり  
ただ予約し待っているだけでは結果 行けない危険性もあります。             
  また、よほど人生ヒマな人でない限り、その未確定状態が仕事都合や日常の 
  予定計画にも支障きたすため、ここは参加者側も事前対策が必要です。        
 
  対策 2 第二希望も決めておく                                                   
   希望コースに似たBコースが催行確定ライン前後の集客状況であれば、まずは
    Bで自分の旅を確定させておき、平行し第一希望のAが催行人数に達すれば
   その時点でAコースへの変更(スライド手配)も可能です。勿論 参加者側に逐
    一分からぬため予約先にその旨伝えておけば随時連絡が入ります。          
 
  対策 3 「Bを押さえながらAの集客増加を待つ」状態をいつまで続けるか?
   それは実際に取れているBコースに取消料が発生する前日までです。       
   勿論 (現状で)催行確定のBコースに取消料がかってもAの集客をトコトン待つ  
   気 なら更に続行でもいいですが、各種手配都合ある企画会社も、その他同じA
   コースの集客を待つ人達にも限界があります。そのためこの「取消料が発生す
   る前日を最後に以降どうするかを決めるのが一般的です。                     
    つまり、Aを諦めBで行くか or Bを取消し (企画会社が元より設定する)Aコース
   の最終募集日まで待つか・・・この二者選択です。                              
     そのため後者の方は企画会社に 「募集は何日前まで続けるのか?」 も併せ   
   事前確認しておけばいいと思います。                                          
 
  対策 4  取消料がかかる2〜3日前が要注意!                               
    添乗員付き団体旅行においてはこの取消料がかかる直前こそ油断しては
   いけません。なぜなら、例えば既に催行確定人数を超えていたはずのBコー
   予約者の多くがやはり別コース希望からの仮押さえ的予約であったと判明すれ
  ばその状況は一変し、時には出るはずのツアーが人員不足で中止になった
   その逆ケースも発生します.このようにツアー催行するには各コースや出発日。
   ごとに一定人数以上の集客が必要という「添乗員付き団体旅行」が持つ難点
  があります。                                                                      
 
  対策5 希望コースが見つかれば早い段階で名前を入れておく                   
    発表直後はどのコースもまだ集客ゼロ状態・・・とお伝えしました。            
  ならばこの早い段階で例えば貴方のグループ4名(何人でもいいですけど)が数ある
  企画の中から一番行きたい「10月15日出発 イベリア半島の旅 8日間」に参加
  申込みをしたとすればどうなるでしょう。 当然 以降他から同方面への問い合
  わせあればコースも出発日も 「上記に4名様が既にいらっしゃいます」と対応者
  は案内します。 ここで何が起こるかと言えば企画側は「作った限りは一本でも
  多く確実に出したい」のは当然の気持ち、それが殆どの設定日が中途半端集客
  で出せないでは困るため、数名でも既に申し込みあるコースへ誘導し蟻塚式に
  増やそうとします。 一方 申込者側も「出来れば手間なく決められ早く安心した
  い」の気持ちが働き、確かに行く気は満々なのにいつまでも出るか出ないか分か
  らぬ状態は誰しも嫌ですからね。 この立場正反対の2つの気持ちが相まり、  
  加速的に最少催行人数を超えるケースも多いのです。                            
  となれば、最初に申し込んだ4人組は最終的には自分達グループの好きな出発
  日とコースで行ける結果となり、言わば他力本願ツアーの逆利用、何事も先手
  必勝です。                                                                        
 
  対策 6 ツアーによる最少催行人数の違い                                  
   全てがそうではないですが、一般的に高額添乗員付きツアーは余裕を持った
  経費計算から15名程度のミニサイズの最少催行人数で募集されています。
    これに対し安い団体旅行は大量&薄利多売が柱ですから例えば30名以上
  最少人数にしている企画もあります。 小サイズだから催行確率が高いのか、
    低価格だから集まりやすいのかは何とも言えませんが、いずれにしてもその団体
    企画ごとに最少催行人数も違いますので最初にご確認下さい。                   
 
  対策 7  添乗員同行ツアーはどの旅行会社に申し込むのがいいのか?
   これも一概には言えません。 日頃の送客実績から座席も取りやすく、コース
  や設定日も豊富な大手旅行会社の団体パックがお奨めの時もありますし、山岳
  ツアーやシルクロード・アフリカなど分野や地域を長年 専門特化してその方面に
  旅行会社もあります。 また不定期的に利用航空会社や訪問国の政府機関や
  観光局とタイアップして新聞広告などで大々的な募集キャンペーンを張る場合も
  ありますので 「行きたい!」 と思えばその時ごとに色んなパンフや情報を集め
  ることから始めて下さい。また旅はそんな計画段階での相談や知識知識アップ
  こそがより楽しいのではないでしょうか。                                        
 
  最後に  
   上記は通常時期における添乗員付き団体企画の現状につき紹介しましたが
  特殊時期(GW・お盆期間・年末年始)の大型連休はこの限りではありません。
  集客人数不足はおろか発売と同時に募集人員の満席完売が多数出ますので
  上記の時期に計画の方は発表前に旅行会社に希望を伝えておかれることを
  お奨めします。                                                                   


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