9月14日 13:30-16:00(1と3の内容は講習のみ、それ以外は講習と実技)
テーマ:授業・講習会運営のために理解しておきたい基本的内容
1.授業・講習会の準備と基本的指導法
「学習者(選手)のニーズと練習計画」
キーワード:卓球経験の大きく異なる学習者のクラス、学校教育現場に多い問題、対人型ボールゲームの特性、教育活動、文化活動
2.準備運動・整理運動
「なぜ必要か、どのように行なうか」
キーワード:ストレッチング、怪我、疲れ、事故、指導者の責任
3.卓球の全体像の理解
「卓球の全体像を理解すれば、やみくもな試行錯誤が減少する」
キーワード:打ち方・作戦の概要、大人の指導と子どもの指導、世界の一流プレー
4.ラケットの握り方
「初級者のつまずきの原因に多いグリップの問題」
キーワード:基本的なグリップ、グリップチェック法、グリップとプレーとの関係、ペンフォルダーとシェイクハンドの違い、手の平感覚
5.ラケットによるボール操作
「遊べば遊ぶだけ、卓球に必要な能力が身につく」
キーワード:眼と手の協応、ラケットコントロール、周辺視
6.連続ラリーを楽しもう!
「先ず伝えたいラリーの楽しさ」
キーワード:初級者に多いミスの原因、易しいラリー、難しいラリー
9月15日 9:30-12:00(4、5、6の内容は講習のみ、それ以外は講習と実技)
テーマ:上達のための指導法
1.各種技術の練習方法@(ロング、ブロック、ドライブ)
「速いボール、強い回転のボールを打ち出すための身体の上手な使い方」
キーワード:技術練習、回転運動、並進運動、スウィング、打球点、上達の遅い人に多い打ち方の問題
2.各種技術の練習方法A(いろいろな回転のサービス、およびそのレシーブ)
「ボールの回転操作の上手な方法」
キーワード:ボールの回転と跳ね返り方、いろいろな回転のボールの打ち出し方、いろいろな回転のボールへの対応、わかりにくい回転操作法、回転判別法
3.マシンを利用した練習方法
「配球マシンは優れたティーチングアシスタントになる」
キーワード:ピッチ、スピード、回転、コース、パターン
3-1)基本的な配球マシン利用法
(1)基本ラリー練習
(2)いろいろなボールへの対応の練習
4.ルールを工夫したいろいろなゲーム
「ゲームを楽しみながら上達する」
キーワード:ポイント制ゲーム、時間制ゲーム、ハンディーの功罪、雰囲気の盛り上がるゲーム、競技大会
5.上達のための考え方
「課題を発見し、上達に生かす」
キーワード:インテリジェンス、コーチング、ゲーム分析、記録、戦術要素
6.スポーツ科学からみた動き方のコツ・指導法のコツ
「卓球界の常識ウソ・ホント」
キーワード:フリーハンドの使い方、動き方を伝える際の言葉の問題、素振り練習の落とし穴
反省
計画当初は、競技・指導経験の少ない人で卓球指導を行なっている人、あるいは、これから指導に携わろうという人を対象に考えていました。しかし実際には、参加された人の中に指導経験の豊富な方もいらっしゃいました。そのため、講習内容に、競技・指導経験の少ない人を対象とした以外のものも付け加えました。このことにより、競技・指導経験の少ない人には難しい内容になった部分も出てきてしまったものと思われます。申し訳ありませんでした。
参加された方のアンケートでもご指摘がありましたが、今回の多球練習法についての時間を十分に取ることが出来ませんでした。多球練習は指導者として身に付けておきたいスキルの1つですので、次回は必ず取り扱いたいと思いました。
今回は初めての試みで、試行錯誤の連続でした。嬉しい誤算の1つは、反響が大きかったことでした。次回からは、対象者を絞ることによる少人数での開催や、参加された方を興味関心などによりいくつかのグループにわけて行なうことなどを試みたいと考えています。
セミナーに参加いただき、運営にご協力下さった皆さん、本当にありがとうございました。セミナー報告が随分と遅れてしまい、申し訳ありませんでした。なお、セミナーの時にいただいたご質問の中で、調査後に回答する予定のものは、現在調査を進めているところです。もう少しお待ち下さい。