※サイト移転についてのお知らせ
Web2.0(ってなんだ?)の波に乗り遅れまいとブログ化いたしました。それに伴いURLも変更となります。内容は変わりません。BBSも設置しました。
使い勝手も極力わかりやすくと気を使ってるつもりですが、見づらいところ使い勝手の悪いところございましたらお気軽に言ってください。
お手数おかけしますが、ブックマーク・リンクの変更をよろしくお願いいたします。
旧URL:http://homepage3.nifty.com/tachigui_review/
↓
新URL:http://tachiguireview.sakura.ne.jp/blogn/
ところで、大晦日にBSでやっていた『みんなのうた三昧』は本当に面白かった。朝、昼、晩の3部構成で昔のやつから最近のやつまでずいぶんいろいろと見せてくれた。うっかりしていて最初の1時間くらいを見落としてしまったが、その後元日から二日、三日と『懐かしのみんなのうた』という番組を朝の5時からやってくれたので古いやつはそっちのほうでカバーした(といいつつこっちも二日目はミスった)。昔のやつでは「コンピューターおばあちゃん」新しいやつでは「ぼくはくま」が良かったかな。
『コードギアス 反逆のルルーシュ』
第11話「ナリタ攻防戦」
脚本:大河内一楼 絵コンテ:須永司 演出:鳥羽聡 作画監督:千羽由利子
ナリタ連山を舞台にしてブリタニア軍と黒の騎士団は激しく争っていた。水蒸気爆発を使った作戦で優位に立ったルルーシュ達は孤立したコーネリア達を追い詰めるがそこに藤堂達が無頼改で乱入してきた。
前回、雪崩を起こす作戦でブリタニア軍に被害を与えたルルーシュ達。どうでもいいけど麓の市街地にまで被害を及ぼしてまっせ。わざと黒の騎士団のメンバー達を危機に追いやって戦士として鍛えようとしたりするやり方に一部の部下達の中にも「まさか俺たちをただの駒としか思っていないのでは?」という疑念が芽生えます。
それでも今はルルーシュについていくしかないのが若い組織の悲しいところ。そのうちこういう小さい疑念が積み重なってルルーシュの足元をすくうことになっちゃうんでしょうかね?
前半の見どころはカレンVSコーネリアの格闘戦。カレンの紅蓮弐式の力がややリードですが断固として投降拒否するコーネリア様が素敵!そして救出に向かおうとするスザクにひどいことを言ったロイドを思いっきりボコるセシルさんも怖い〜。
コーネリアを救いに颯爽と現れるランスロットがカッコイイ!ルルーシュは「白カブト」なんて呼んでるけどどう見てもこっちの方が主役メカみたいやね。カレンの紅蓮弐式との格闘シーンはアクロバット的なスピーディな動きで目が回りそうで凄いっ!
後半の見どころはいきなり現れたC.C.の活躍です。ランスロットに手を触れスザクにショックイメージを与えてましたが、そこへ来たルルーシュまでが彼女に触れてしまったため彼女自身の昔の記憶までが開かれてしまいました。あの精神世界は一体・・・そして本当の名前とは?
ギアスのマークがついた建物、民衆の暴動、朱雀神社、魔女狩り?のシーン・・・う〜ん興味深いものがいっぱい出てきましたな。いつになく弱弱しいC.C.にも胸キュン(死語)です。ああっ左の乳房の上に・・・!
今回やっと藤堂さんに活躍の場面が回ってきましたが、これからはもっと前に出てきてほしいもの。「日本解放戦線」のあのアナクロさとカッコ悪さも個人的には大好きなんですよ。
ナイトメアのアクション作画といい、柄にもなく素直に例を言うルルーシュといい、C.C.の悲しい秘密といいなかなか見ごたえのある回でした。
新番組『YES!プリキュア5』の予告見る。今度は5人になると聞いて舞、咲、満、薫の4人に新キャラ足して5人かーと思っていたら全然ハズレ、なんと5人とも新キャラとのこと。一見にぎやかになってよさそうだけど人数が多くなる場合はリーダーとなるキャラがきっちり目立っていないと逆に5人全員の印象が薄くなってしまう可能性もあるので要注意!まあ東映作品だからその辺抜かりはないだろうけどね。何にしても一報を聞いたときはひっくり返ったよ。
『009-1』
原作:石ノ森章太郎 監督、キャラクターデザイン、総作画監督:紺野直幸 シリーズ構成:大西信介 音楽:岩崎琢 アニメーション制作:石森エンタテイメント
第1話「潜入者たち」
脚本:大西信介 絵コンテ、演出・作画監督:紺野直幸
イーストブロックとウエストブロックに分断された“もうひとつの未来”。ウエストブロックの諜報機関“ゼロゼロ機関”の009−1ことミレーヌ・ホフマン(釈由美子)は科学者Dr・ソユーズを亡命させるという任務を帯びて仲間とともにイーストブロックに潜入する。
のっけから色っぽいシーンで始まってくれました。ベッドから出るミレーヌの背中が美しいです。1回見ただけではよく分かりませんでしたが相手のスパイを倒したのはやっぱ“おっぱいマシンガン(正式名称不明)”なんですよね?薬莢が中に舞う間にすべてを終わらせてしまうシーンの見せ方は定番ながら上手いもんです。
オープニングはいかにも60年代を意識したデザイン&色づかい。スパイものはこれくらい仰々しいくらいでいいと思います。キレのいい動きも気持ちいいし♪ダブルオーナインワン〜のコーラスも効果的!
1話の見どころはやはりなんと言っても主役のミレーヌのクール&ビューティぶり。あの豊満な腰つきや、ちょっと手足の長い石ノ森キャラの特徴を再現している作画には泣けてきます。敵のスパイを容赦なく始末する非情さもステキ!これで釈由美子の色っぽい場面の声が聞こえれば言うことはなかったんですが(あのババアはなあ・・・)。
そういや他のゼロゼロナンバーも009−3(雪野五月)、009−4(渡辺明乃)、009−7(井上麻里奈)と、なかなか期待できそうな顔ぶれです。009−4(だったっけ?)が首の後ろにコードを接続するシーンには思わず苦笑い。こんなとこにも『功殻』の影響が・・・。でも少佐タイプのキャラの元祖は案外この009−1あたりかもしれませんねえ。
ウエストブロックとイーストブロックの設定は大げさな割にはそんなに奥の深い設定はされていないようで、あくまでミレーヌたちを活躍させる舞台に過ぎないようです。まあ確かにワタシなんぞはミレーヌの腰から足にかけてのラインを見ているうちに1話が終わっちゃいましたが(苦笑)・・・。
最初に聞いたときは「えっ今頃これを?」と思ったもんですが、見てみると「いやあ強い美女キャラでハードボイルドってのもいいもんだ」なんて言ってるんだから勝手なもんです。今の若いファンの人には鼻で笑われるかもしれませんが当時(1967年ごろ)石森章太郎がオトナ漫画を描くっていうのはそのころのマセガキにとっては結構ショッキングな出来事だったんですよ。しかも作品中に出てくる美女キャラのボディーラインが微妙に崩れているところがなんていうか隠微な感じで興奮したんですヨ(ここら辺が手塚の美女キャラとは違ってた)。まあ何にしても新しい『009−1』には思い切り華麗な肉体アクションを期待します。「萌え」はないけど「燃え」はあるかな?
NHKアーカイブスで1965年の音楽番組『若さとリズム』第1回を見る。弘田三枝子や布施明やジャニーズの珍しいカラー映像が見られて懐かし映像ファンにとっては感涙ものだったろう。ワタシにとってビックリだったのは番組終了後に流された2インチのビデオテープを機械にかける場面。映画の映写機にかけるような大きいロールからテープの幅がケータイの横幅くらいある2インチテープを引き出して、これまたでかい再生機にかけているのだ。オープンのレコーダーを人間が横たわることができるサイズに大きくしたもの、といえば想像できるだろうか?これじゃ録画テープの保存に手間がかかるわけだ。NHKの苦労がちょっとだけ分かったよ。しかも編集はテープをカミソリで切ってつないでいた、というのを聞いてまたビックリ!見えないのにいったいどうやって・・・?
『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』
ストーリーディレクター:金月龍之介 キャラクターデザイン:小笠原篤 レイアウトディレクター:高橋タクロヲ テクニカルディレクター:平尾隆之 アニメーション制作:ユーフォーテーブル
第1話「学美星人あらわる」
脚本:金月龍之介 絵コンテ:高橋タクロヲ 演出:平尾隆之、高橋タクロヲ 作画監督:高橋タクロヲ
西暦2035年、社会では少子化問題が深刻になり多くの学校からは活気が消え廃校の危機にあった。私立聖桜学園もそんな学校のひとつだったが、ある日転校生の少女・天宮学美(堀江由衣)がやってきたことから何かが変わり始めた。
ユーフォーテーブルの新作は学園ものです。冒頭いきなり光香(みかん・野中藍)の前に現れた学美(まなみ・通称まなび)がボードに乗って浮上しながらカッ飛んでいくのを見てナンダコレワと思ったら2035年という設定だったんですね〜。
第1話からいきなりスクール水着のオンパレードというのはうれしいサービスです。小笠原篤デザインのキャラもなかなか可愛い。頬のボカシがポイントですな。でも、出会ったばかりの学美にすぐに光香が自分の水着を貸しちゃうというシチュエーションも何気にヤラシイねえ。
これもやっぱり「萌え」ばかりがウリか・・・と思っていたら後半の生徒会長の立候補を募るシーンでは学美が校歌を歌いだすという意外な展開になり、ちょっと感心。主人公を目立たせつつ生徒たちもあらためて母校の校歌に聞き入る・・・う〜ん上手い見せ方ですね。どうやらただの萌えアニメじゃなさそうです。何気に学美がジェットボードで「ひぇ〜」と暴走するシーンの作画も良かったしね。
キャラも可愛いし、アクションははじけてるし、一応学園ものをちゃんとやろうとしてるみたいだし、この先も視聴続行することにしましょう。それにしても「学園もの」といえば昔はガリ勉(死語か?)の優等生ばかりいるところに野生児のような野郎の転校生がやってきて騒動を巻き起こすというのがひとつのパターンでしたが変われば変わるもんです。またあらためて考えてみると少子化の進んだ世界で無気力な女生徒ばかりいる学校というのも考えようによっては怖い設定です。コミカルな作品なんですけど見ていて背筋に冷たいものを感じました。
『奏光のストレイン』
第10話「未来の記憶」
脚本:西園悟 絵コンテ:荒木英樹 演出:高田昌広 作画監督:さのえり、山本祐子、早川ナオミ
セーラ(川澄綾子)の手元にあるエミリィ人形に内蔵されたミミックは600年前に作られたものであることが判明した。ユニオン(連合)の兵器ストレインのプロトタイプには異星人の脳髄が使われていたのだ。一方ディーグ(帝国)の艦ではセーラの兄ラルフ(近藤隆)が恐ろしい行動を開始していた。
ラルフお兄ちゃんがキレた〜っ!いや、もともと計画してたのかな?いきなり殺戮を始められちゃあ部下でなくても「なんてことを・・・」「なぜなのラルフ?」って言いたくなるよなあ。
ラルフがユニオンを裏切った理由もまあおそらくは軍の暗部を知ってしまったからだろうなーと思ってはいましたが、それにしてもあまりにも突然の凶行。気持ちは分からんでもないけど。ちょっと極端すぎるぞラルフ!テロリストが誕生する時ってこういうもんなんでしょうかね?今時分こんなのやるのヤバイなあ・・・。
明らかにされたエミリィ人形そっくりの顔の異星人達の悲劇。実験動物として利用されたんやねえ。麻酔なしの解剖はひどすぎる!しかも他の仲間達も感覚を共有してるってのに・・・。まがりなりにも見た目は少女の外見なのによくやれるな。なんかうれしそうにやってる科学者もいたような(オイオイ)。
『ストレイン』って『小公女セーラ』が下敷きになってますけど偉くハードな設定になってます。セーラの友人バンバン死んじゃうし・・・。藤田まり子のキャラはいいんだけど今回は表情の作画が濃かったのが、また内容にマッチしていて一段と悲惨な雰囲気が出てました。謎もまだ残ってるし続きが気になりますが・・・えっ!また2週間あくの? 星2つ半
あけましておめでとうございます
今年も本サイトをよろしくお願いします
『パプリカ』
原作:筒井康隆 監督:今敏 脚本:水上清資・今敏 キャラクターデザイン・作画監督:安藤雅司 美術監督:池信孝 音楽:平沢進 アニメーション制作:マッドハウス
精神医療の先端研究者の千葉敦子(林原めぐみ)は、他人の夢と同期できる機器を使い治療を行う“夢探偵パプリカ”としての裏の顔を持つ。ある時、敦子の勤める研究所から、最先端のDCミニが盗難に遭う。
今敏監督最新作。筒井さんの原作は、読んだ読者が狂ったっていう曰く付きの作品(だったよね? ちと記憶あやふや)。原作既読。
「夢と現実」っていう今敏監督十八番(オハコ)のモチーフがハマりすぎてる感もあるけど、実際観た感想はさすがの一言。やっぱり見所は、家電製品やら人形やらが乱舞する妄想パレードのシーン。このシーン、全部手書きの作画でやっちゃってるところが今敏監督のエライところ。手描きアニメでしか出せない生命感や気持ち悪さ(気持ちよさ)って効果をだすためなんだけど、これって一流のアニメーターが書いてくれることが前提だから、その辺の信頼関係がないと怖くて出来ないよね。
もちろん、仕上がったシーンは、ポストや鳥居や仏像やらがちゃんと“自らの意志で踊ってる”ように見える。壊れちゃった人の妄想ならではの理解の及ばない恐ろしさを出しつつ、一緒にパレードに参加したくなるような、蠱惑的な魅力があふれる摩訶不思議なシーンになってます。あ〜、楽しい楽しい♪ こういうメタモルフォーゼの面白さとか、非生物が動くとかっていう快楽って、アニメーションが持ってる根元的な快楽だと改めて思い知らされましたよ。そういう意味では、この作品を映像化するに際して、アニメーションという手法を選んだのはまったくもって正しい選択。
あと、今回の隠れたもうひとつの見所として、ぼくは“デブ作画”ってものを挙げたいと、そう思うのであります。原作既読の人はご存じの通り、DCミニの開発者の時田浩作(古谷徹)はいわゆる百貫デブなんだけど、このデブキャラのデザインが秀逸! ちゃんと通常の人間の骨格・筋肉の上にタプタプの贅肉をくっつけたってのが、漫画的表現じゃなく解剖学的に正しくデザインできてる(解剖学とか知らんけど)。このデブが、ちまちましたゼスチャーでたどたどしく喋ったり、エレベーターのドアに詰まったり、タクシーの後部座席に埋まったり、もう観てるだけで面白い! キャラデの安藤雅司さん、エライ!(笑) これはね、あなた、ひとつの発明ですよ(笑)。その手の趣味の人も、そうでない人も要注目。
あと、明度を抑えたちょっと暗めの画面も雰囲気出てたし、おなじみの平沢進さんの音楽もハマってました。敦子とパプリカの二役(?)こなした林原めぐみさんは、「ああ、声優さんって上手いなぁ」と観客に気づかせないくらい自然に演じ分けてたし、山寺宏一さんもやっぱり地力のある人だと実感できました。機器の理屈とかSF設定とか、小難しい要素はほとんど出てこないんで、予想以上にきちんとエンターテインメント作品してます。ぜひ、大きなスクリーンの劇場で映像スペクタクル(とデブ作画)を堪能してくださいな。
え〜、しばらくお目にかかっておりませんでした、当サイト管理人のコロッケ五円之助です。この春から忙しくなって、すっかり観るアニメ数も減っちゃって、とくに後半はレビューもしなくなってしまいました。いや〜、堕落ですなぁ(笑)。レビューは、アルデンテさんが頑張ってくれてますが。とりあえず、あしたレビューもちょっとしますんで(汗)。
あ〜、あと、楽しみにしてる人がいるかどうかは知りませんが、恒例の年間ベストも予定してます。
新聞記事によると声優の安西正弘さんが実は重度の糖尿病を患っていたとのこと。安西さんといえば『うる星やつら』で「海が好きーっ!」のオヤジ役などで有名な人だが最近はぜんぜん見なくなっていたのでどうしたのかと思っていたら、まさかこんなことになっていたとは・・・。右目失明の上左足のひざから下を切断だというから恐ろしい。10年ほど療養生活だったらしいが、なんと最近病気の恐ろしさを訴える糖尿病の歌を出したとか。無事であったことには一安心だが今年は岸田今日子さんの訃報をはじめショッキングなニュースが多かったので一時はどうなることかと・・・。
『舞-乙HiME』
第15話「アリカ、泣く」
脚本:吉野弘幸 絵コンテ:よこた和 演出:宅野誠起 作画監督:門智昭
大ピンチをセルゲイによって助けられたアリカ。ますます想いを寄せるが意外にもセルゲイからは冷たい言葉が投げつけられる。そんな折アリカはアオイから引きこもりのマシロに会ってほしいと頼まれるが・・・。
アリカとセルゲイ急接近!なんとラブラブで初キッス?と思いきや・・・という話でしたがキッスは未遂でひと安心(苦笑)。その後のアリカ、セルゲイそれぞれの生活態度が正反対なのが笑えました。やたら明るいアリカに比べ「馬鹿な、あの子はニナと同い年だぞ・・・」と落ち込むセルゲイはほとんど真澄さん状態ですな。
ナオが率いるシマシマ団がユニーク。ピンクの縞シャツ着てる上、なぜか全員秋葉原にいるようなやつばっか。「シマにうるさいシマシマ団でーす」とふざけちゃいるけど、どうやらあの不良どもは全員川に沈められたらしい・・・ゾォ〜。
ミーヤちゃんはアリカに関係した制服売買事件、踏破試験のアクシデント、今回のレイプ未遂事件の犯人ということで退学処分カワイソー。まあこの後学園に起こったことを思えば直前にここを離れたことはラッキーだった・・・かもね。
一方、引きこもりのマシロ様と会ったアリカは慰めるどころか自分のほうが泣き出す始末。二人とも好きな人がいてもどうしていいか分からないという同じ境遇に立ったことで、この後二人の関係がより親密になっていくんでしょう。
だんだんと人間関係が整理されてきて後は導火線にいつ火がつくか?という状態になってきました。ああ・・・平和な学園生活編はもう終わってしまうんですね・・・いろんなエピソードがあって楽しかったのになあ。やはりサンライズ作品は戦いになってしまうのね(そこがいいんじゃない!byみうらじゅん)。
『舞-乙HiME』
第16話「約束だよ!」
脚本:吉野弘幸 絵コンテ:須永司 演出:太田雅彦 作画監督:稲吉智重
卒業記念舞踏でアリカに負けたトモエは恨みに燃え、ついに劇薬を使う荒っぽい手段に出る。エルスの機転で危うく難は逃れたものの、その頃ガルデローベ学園にはアリカ達の想像を超える大事件が起きようとしていた。
おおっ!新オープニングきましたね。まるで『ガンダムSEED』みたいですが、やはりこれからは戦闘編になっていっちゃいそうです。ところで、ナツキ、シズル、ナオ達と一緒にいる二人の娘はいったい誰なんでしょう?一応、五柱のメンバーなんでしょうけど・・・。
アリカ、ニナ、エルスの3人が芝生に寝転んで夜空を見上げるシーンが印象的。3人にとってこれが最後の幸せな青春のひとコマになってしまうんでしょうねえ、トホホ。
アリカを襲った劇薬はミーヤのGEMを羊水で分解したものだそうですが、そんな物騒なモノならちゃんと管理してなきゃだめですよヨウコ先生!やっと五柱に選ばれたのに全然嬉しそうじゃないナオがおかしいです。「あたしにオールドミス軍団に入れっての?」いや、まあそれはそうなんですけどね。
ついにナギの陰謀が爆発!いつの間にか超兵器に作りかえられていたマシロの新しい城(気づけよ!)、来襲するスレイブ軍団、ああついに来るべきときが・・・。ナツキ初ローブ姿!・・・と思いきやあっという間に変身解除(笑)!そりゃないよ、スタッフのケチ!もっと見せろ〜!
かくしてオトメ達の運命は激流の中に放り込まれるのでありました。オープニングからするとトモエが黒幕になるのかな?むむむ・・・そして次回は更なる急展開が!来た来た来た〜ってムードが盛り上がってきましたな。
『サピオ』12月13日号「新ゴーマニズム宣言・暫(しばらく)」読む。今回扱っているのはブックオフ問題。“このまま行けばブックオフのために日本の漫画出版文化は崩壊してしまう、ブックオフのやっていることは文化破壊だ”と小林よしのり氏がいつもの調子でゴーマンかましてる。う〜んこれはどうなんだろう?確かに出版社や漫画家の立場からすると人のふんどしで相撲をとって業績を伸ばしているブックオフは腹立たしい存在なんだろうけど・・・。よしりんは「結論として結局今の再販制度は残したままブックオフのような商売にさらに規制をかける以外日本の出版文化を守る方法はない!」と言っているけど、果たしてそうなのか・・・。今頃は個人でやれるネット書店なんかもあるしなあ。この問題もう少し考えてみよう。
『天保異聞 妖奇士』
第10話「弥生花匂女神楽(やよいはなにおうむすめのかぐら)」
脚本:曾川昇 絵コンテ:石平信司 演出:池畠博史 作画監督:野口寛明、堀川耕一
面の妖夷に取りつかれた宰蔵は芝居小屋を破壊するために突き進んでいた。面を取れと迫る往あつになぜか激しく抵抗する宰蔵。思うように攻撃できない妖士達。このまま宰蔵を切ってしまうしかないのか?
宰蔵が主役のエピソードのラストです。黒い霧をまといつつ田んぼの上を浮遊していく宰蔵の姿がいかにも“あやかし”っぽくていい感じ。きっと丸いエネルギーフィールドに包まれているのでしょう。
面がボコボコ泡立ちながら形を変えていくシーンが生理的嫌悪感を生み出してます。周りを飛び回っていた面が往あつのジャラジャラ剣で捉えられ、次々と宰蔵の顔に吸い込まれていくシーンなんかもそうですが実にCGを効果的に使ってますねえ。
父親がなんと男色家だったという宰蔵の幼いころのつらい体験が語られますが、確かに少女にとってはこりゃショッキングですわな。土6でBLシーンなんてやっていいのかなあ・・・。
今回は印象的なセリフがいろいろありました。「私はずっと今の自分がほんとうでなないと思ってた」「これが全部私の顔だ。本当の顔など一つもない!」(by宰蔵)「人はさまざまな顔を持っている。お前が本当に選ばなきゃならなかったのはそんな大人の顔だ!」(by往あつ)人は矛盾を抱えて生きて いかなきゃいけないんですよねえ。
正体を現した面の妖夷はまるで巨大なアートのよう!この作品に出てくる化け物はどれも独特なデザインなので次にどんなのが出てくるか予想がつかないです。
あらら宰蔵ちゃん何もそんなところから漢神を取り出さなくても・・・。屋根の上で舞い踊る神楽はやっぱりフィギュアスケートでしたねえ(笑)。予告編のほっぺた膨らました顔もカワイイなあ。
ラストの往あつと小笠原のやり取りもしゃれてて粋な終わり方でした。「笑うという字は女が手を上げて踊っている様を示している。ならばそれに女という字を足せばなんになる?」次回からはなんとこの二人が任務を帯びて日光への二人旅。「行くぜ市やん」「あいよ佐武やん」てな感じです。え?分からない?『佐武と市』も見てくださいよ傑作なんですから。
松坂61億・・・もうどーでもいいや!『コミックマーケット71カタログ』買う。CD−ROM版も出てるが、こちらはマンガレポートが載っていないので面白さ半減なのだ。米澤代表の追悼特集にしみじみ。Dr.モロー氏の、代表が「ビッグサイトは俺たちの靖国だーっ!有明で会おうぜーっ!」と叫んでるカットは胸に来るなあ色んな意味で・・・。どうやらマンガの中にはキャラとして生き残っていくようだ(頭に輪っかが)。日本で一番マンガを読んでいたと思われる代表の死はいろんな方面にこれからじわじわと波紋を広げていくに違いない。
『ゴーストハント』
第10話「放課後の呪者♯4」
脚本:上代務 絵コンテ:二瓶勇一 演出:上田繁 作画監督:浦野達也、つるあかりみなみ
呪いでマンホールに落ちた麻依を救った一也だったが貧血で倒れて入院してしまう。自分のせいだと落ち込む麻依。ヒトガタの処分を頼んだ滝川に一也はこう告げる。「すでに犯人の見当はついている」
え〜っナルは陰陽師じゃなかったんですか?リンの方がそうなの?すっかりだまされてしまいました。でもナルはスプーン曲げやってたしなあ…やはりまだ謎が多そうです。
前回またも大ピンチに陥った麻依。だーかーらー何であんな怪しいマンホールに性懲りもなくわざわざ入っていくかなー。ま、入っていかなきゃ面白くなんないんですけどね。
犯人はやはり産砂先生でしたか・・・って他に怪しい人いなかったしなあ。ナルに真実を突きつけられた後の伊藤美紀さんの迫力のある演技が見ものでした。生徒の笠井千秋をかばっていたんだと思いきやそうじゃなかったのね・・・。
実は昔、超能力少女だった産砂先生。そうそうあの頃はやたらとテレビや週刊誌に取り上げられた小学生がいましたわ。ナルの言う通り超能力に無知なマスコミにESPの判定をゆだねてしまったのがそもそもの間違いだったんですよねえ。あの頃は『トンデモ本の世界』も出てなかったしなあ。産砂先生の叫びが虚しく響きます。「私には“出来ないなら出来ないと言っていい”と言ってくれる人がいなか ったのよ!」
オカルト方面の知識についてだーれも詳しく説明してくれる人がいなかった、のにテレビではやたら取り上げて好奇心をあおる、そのことのひずみが出たのがあのオウム事件だったのでなないか?と、いつかとり・みき氏が書いてたなあ。
今回はゴーストが出ない回だったので少々残念でした。ナルの推理も少々強引だったかな(笑)。産砂先生が名前を聞いただけでヒトガタに漢字を正確に書いていたりね。そういやこの先生スプーン曲げをする能力はあったみたいだけど、学校の教師が陰陽師の能力なんてどこで修行したのやら?あの後どうなったかも気になりますねえ・・・。
『舞-乙HiME』
第14話「オトメのS・O・S」
脚本:吉野弘幸 絵コンテ:須永司 演出:みなみやすひろ 作画監督:椛島洋介
ルーテシア・ロムルスとレムスの国境近くでマイスターオトメ同士の戦闘が行われた。ガルデローベ学園の生徒たちに動揺が広がる。自分もいずれクラスメートと戦うという事態がありうる・・・?そんな中アリカはセルゲイへの想いにはっきり気づいてしまう。
マイスターオトメ同士の本気のぶつかり合いはまるで核爆発!危ないったらありゃしません。アリカの不用意な失言にマジでブチ切れのヤヨイ。思わず「ガルデローベに入ればオトメになれなくても安泰だと思ったのに」と本音を漏らしてしまいます。
なんだか今回はいきなり事態がキナ臭い方向に急展開、ナギの悪巧みもいよいよ本番です。メカスレイブの動きが無気味。国境の戦闘場面の映像はイラク戦争みたいっスね。う〜んアリカはやっぱりお姫様だったってことでいいんです・・・よね?
セルゲイへの恋愛感情にうろたえ泣き崩れるアリカをエルスティンが慰めるシーンが印象的。踏破試験のときのお返しやね。エルスちゃん今回は他にもニナを押し倒したりして大活躍でした。「久しぶりに甘えちゃおうかな」「こ、こらやめろ!」
ハルカの「あいつら〜おしりペンペンしてやる〜」のシーン、ほのぼのしていていいですね。「オトメはおしりペンペンしちゃいけないんだよ」のツッコミもナイス。人間兵器の彼女たちにはやはり優秀な参謀が必要なようです。
静かな場面が続き、過去のエピソードが語られ、いよいよ物語りは嵐の前の静けさという雰囲気になってきました。次の巻あたりで誰かが生け贄にされ(ヒェ〜)ドカンと話が動き出しそうな予感・・・むむむ心の準備をしておきましょう。
『ふしぎ星のふたご姫Gyu!』に最近出ているイジワル魔法少女のピピンがいい感じ。いっそのことこっちが主人公でもいいのにと思うこともしばしば。ふたご姫のドタバタぶりも悪くはないんだけど最近はさすがにマンネリ気味。やはりこの二人の魅力は周りのシバリがきつくなってこそ発揮されるのに最近それが緩んできてるからなあ。ピピンの登場はいい香辛料になったね。楽しそうなのが実にイイよ。正体不明のブラック学園長(爆笑)も期待できそう。
『ゴーストハント』
第8話「放課後の呪者#2」
脚本:上代務 絵コンテ:藤原良二 演出:廣川隼一 作画監督:中島美子
怪事件の続く湯浅高校から依頼を受けたSPRは早速学校へ調査に赴く。スプーン曲げをやったために全校生徒の前で教師につるし上げられた笠井千秋(井ノ上奈々)、事件の原因は彼女なのか?真砂子は「ここには霊はいない」と断言するが・・・。
なぜか気になるこの作品、今回は学校の心霊事件です。突っ込むところがいっぱいあってほんとに楽しいんですよ『ゴーストハント』は。またしても現場に集まる滝川、ジョージ、綾子、真砂子。ヒマなのか?それともナルが何をやるのかが気になるのか?
「ここに霊はいない!」と言い放つ真砂子。あれ?でも事件を起こしてたのは犯人が呼び寄せた悪霊だってナルが言ってなかったっけ?悪霊は事件が起きる時だけ現れるってことなの?
「この学校で“ずそ”が行われている可能性がある」と言うナル。“ずそ”って・・・ああ“呪詛”のことね。“じゅそ”って読むんじゃないの?それとも“ずそ”と言う呼び方もあるのかな(よう分からん)?
みんなにイジメを受ける笠井さんをなぜかかばう産砂先生(伊藤美紀)が怪しさ満点。「ひどい目にあったわねユミ・・・」(それはマリア様!)原作を知らないワタシは彼女が無意識に幽体離脱をしているのでは?と予想しますが、さてどうでしょうか。
ESPとPKの説明(生き物に影響を及ぼす念力はPKLT)、厭身と言う陰陽道の呪詛のこと、麻衣が夢で見た鬼火、スプーン曲げと今回もいろいろな小道具が出てきて楽しめますが一番のビックリはナルのスプーン曲げ!う〜ん謎の多い陰陽師やなあ。黙ってろと言われて「これって二人だけの秘密?」と喜ぶ麻衣がカワイイです。
誰かが非常にビックリしたときにネガポジ反転した画面がよく出てきますが、そういやこのテクニックも最近あまり見なくなりましたねえ。『巨人の星』のころからやってるものですが、この作品ではおそらくわざと使ってるんでしょう。
今回笑ったセリフ「そういえば私が子供のころ超能力ブームがあったわ」(綾子)「えっ!お前ってそんな年なの?」(滝川)バキッ!はいっそうですワタシもそんな年です!水曜スペシャル(だったかな?)でのユリ・ゲラーの言うことを真に受けて壊れた腕時計が動き出すかどうか見てました。
なぜか今回のエピソードは4回続き、果たして事件の真相はいかに?またしても怪我をしてしまう真砂子ってもしかしてやられ役なんでしょうか?まだまだ二転三転ありそうです。
『ノエイン』やっと最後まで見る。ハルカとユウが未来世界へ連れて行かれてからの何回かは怒涛の展開で息をつく暇もなかった。親友3人組の暗すぎる未来を描いた回は凄かったなあ。しかし最終回はちょっと残念だった。アクションは凄かったんだけどアトリの戦いとノエインが恨み言を言うシーンとに力が入りすぎていてハルカとユウが脇へ追いやられてしまってなんだかバランスの悪い回となっていた。そのため一応事件は解決したもののなんだかスッキリしない印象になってしまった。あのヒドイ篠原が一発殴られただけで終わっちゃったのも納得いかん!でもまあ最後を除けば作画もストーリーもかなり見ごたえのあるジュブナイル作品だったのも確か。星3つ半は十分!
『コードギアス 反逆のルルーシュ』
第8話「黒の騎士団」
脚本:大河内一楼 絵コンテ:須永司 演出:馬場誠 作画監督:佐光幸恵、山根理宏
川口湖畔のホテルが“日本解放戦線”と名乗るグループに占領された。偶然そこを訪れていたアッシュフォード学園の生徒達は人質にとられてしまう。ニュースでそれを知ったルルーシュはレジスタンスの連中を引き連れ生徒達を救出するべく現場へ急行するが・・・。
優雅に旅行していて事件に巻き込まれたアッシュフォード学園の皆さん。イレブンを見て異常におびえるニーナは過去に何があったんでしょう?今回びっくりしたのはまず富士山。ひょええ〜山腹を削り取られてブリタニアに改造されてる〜!よくは分からんけど軍の発着場みたいな・・・。
“日本解放戦線”の皆さんはみんな血の気が多そうです。日の丸の鉢巻がわざとらしいなあ。それでも担ぎ出してきた超電磁式榴散弾重砲はなかなか魅力的なメカニック。打つときはいちいち“発射”と表示されます。アナクロのようですけど、なんかこういうほうが「武器」って感じがするんですよねえ。
テロリスト殲滅のために駆り出されるスザク君とランスロット。地下道の中、敵の打ち出す散弾を潜り抜けて突進する姿がカッコいい!まるでエイトマン並みの運動性能(たとえが古くてスマン!昭和生まれなもんで)。
子供のころのコーネリアは可愛いなあ。今は面影ないけど・・・。ルルーシュと相対するシーンは弱みがある分今回は主導権を取られちゃってましたねえ。
そして今回一番の見せ場、ルルーシュの演説。 「力あるものは我らを畏れよ!力無き者は我らを求めよ!世界は我ら黒の騎士団が裁く!」自分らは弱いものの見方、正義の味方であると高らかに宣言したわけですが、落ち着いて聞いてみれば具体的な組織も戦力も見せてはいないわけですから(数人見せただけ)、かなり薄っぺらい宣言です。しっかり人質も取ってるし・・・。それでもムード作りだけは怠らないルルーシュ君。なーに既成事実なんか後からいくらでも作ってやるさと思っているかもしれません。
カレン達が着せられたユニフォームといい、ゼロの服装といい『コードギアス』はユニークなセンスの服装が楽しめます。もっともカレン達はビミョーに嫌がってるみたいだけど(笑)。 星2つ半
漫画家の石川賢さんが亡くなった。享年58歳。少年サンデーで『ゲッターロボ』をリアルタイムで読んでいた世代としてはかなりの衝撃だった。当時見た『ゲッター』の予告編に「いきなり時間が逆に流れ始めた!」という凄いコピーが載っていていったいどんな作品が始まるんだ?と度肝を抜かれたことを思い出す(実際は恐竜や昔の生物が現れただけだったのだが)。他にもバイオレンスいっぱいの復讐劇『魔獣戦線』とかスケールのでかい神と悪魔の戦い『聖魔伝』とか1970年代に石川作品を読んで影響されたマンガファンは多い。永井豪作品との違いのひとつはキャラクターに汗の匂いがするところだろう。まだまだ完結していない作品は多く、描き続けてほしかった作家なのに残念!哀悼の意を込めて「ゲッタービーームッ!」
『リーンの翼』
第3話「地上人のオーラ力」
脚本:高山治郎、富野由悠季 絵コンテ:富野由悠季 演出:五十嵐達矢 作画監督:小木曽伸吾、寺尾洋之
サコミズ王に敗れたエイサップ・鈴木はそのまま城に連れて行かれる。ついてきた朗利と金本はサコミズ王の考えに同意し、オーラバトラーの操縦を習うことになった。一方、アマルガン率いる反乱軍の村で目覚めたリュクスはエイサップを救うべく動き出す。
エイサップ達に自分の経歴を話すサコミズ王。神奈川県出身でもと特攻隊員だったとのこと。いきなり特攻兵器の「桜花」が出てきたのにはびっくり!反米思想に燃えていた朗利がアメリカを撃とうというサコミズ王にやたらと賛同するシーンはちょっと危ないなあ(笑)。
今回は戦いの合間の穏やかなひと時といった感じでバイストンウエルで暮らす人々の様子が色々描かれます。それでも一人一人のキャラの描き方が丁寧なので人間関係や性格が分かってニヤリとするところもしばしば。二人の自衛隊員が意外と奥方様や側近を細かく観察してたりとかね。
サコミズ王が「私は第3の原爆が小倉に落とされるのを防いだ。そのために再びバイストンウエルに飛ばされてしまった」と話すシーンなど、アニメだけを見ているファンにとっては「え?いったい何があったの?」と思ってしまうシーンもあり(サコミズ王は、ここと地上界を何度も往復してるのか?)やや説明不足の部分もあります。
それに自衛隊のUS-1が地上界の無線を傍受できるという設定も、ちょっとどうかなーと。ここはまったくの異世界じゃないのかよー。地上の方では残されたオーラバトルシップ「レンザン」の乗員が米軍と手を結ぼうとしていたり、新規配備の原子力空母でワシントンに造反しようとしているやからが出てきたり二つの世界の接触が新たな戦いの火種を生み出した様でまだまだ面白くなりそうです。
作画的に見どころは、やはりオーラバトラー同士の空中でのチャンバラシーンでしょうか。メカというより生き物っぽさをもっと前面に出してほしいと思います。今回個人的にウケたのはサコミズ王の城の中の調度品。特に家紋入りの蓄音機はバカウケ!池田繁美美術監督いい仕事してます。
いまごろ『ノエイン』7巻見る。いよいよこの奇妙な話もクライマックス。この巻には映像特典としてアクションシーンの原撮、動撮シーンが収録してあった。1話冒頭の空中バトルに加え、カラスとフクロウの港での激戦、カラスとコサギのめまぐるしい攻防戦など、岸田隆史さんや松本憲生さんのパワフルな原画が堪能できて作画ファン必見だ。ところどころ背景に写真が下絵として貼り付けてあったりするところなども興味深い。こういう作画の設計図みたいなものはなかなか見られないのでうれしいんだけど、他の作品もこういうサービスはドンドン真似してほしいゾっと。
『幕末機関説いろはにほへと』
原作・監督:高橋良輔 キャラクターデザイン:コザキユースケ 美術監督:河野次郎 音楽:深澤秀行 企画・製作:サンライズ、バンダイビジュアル
第1話「狂星奔る」
脚本:宮下隼一 絵コンテ:大橋誉志光 演出:よこた和 作画監督:恩田尚之
時は幕末、坂本竜馬暗殺から3年後、横浜大租界にやってきた秋月耀次郎(浪川大輔)は遊山赫乃丈(佐藤利奈)率いる旅の一座と知り合う。耀次郎が追い求める「覇者の首」とはいったい何か?
『ガサラキ』や『レイズナー』『ボトムズ』でおなじみ高橋良輔監督の最新作はなんと時代劇でした。最初はなんだか地味だなーと思ってましたが、こはこ(松岡由貴)と紅丸(小桜エツ子)が外人に絡まれるあたりから面白くなってきました。
遊山一座が耀次郎の前でお礼の口上を述べるシーンがいいですねー。特に赫乃丈のゴスロリっぽい舞妓姿(というかなんというか)が目を引きます。すぐに男装に戻ってしまったのは残念でしたが。
一座の面々も個性的だし悪党針尾玄藩(杉野博臣)の極悪な般若ヅラもいい感じ。勝海舟やら西郷吉之助やら歴史上の有名人もたくさん出るみたいでにぎやかになりそうです。一番の見せ場といえば上海倶楽部で開催される闇のオークションのシーンでしょうか。
でっかいソロバンと出品されるガトリング砲が個人的には大ウケでしたが、耀次郎が蒼く眼を光らせて会場に殴りこんでくる一連のアクションシーンが流れるようなテンポで見ごたえありました。水彩画のようなタッチの背景美術もあまりでしゃばってはいませんが、なかなか大胆なデザインも見られて面白いものに仕上がっています。
EDを歌っていたのが白井貴子さんなのも印象的でした。ああそれにしてもこれネット配信だからこの続きはレンタル出るまで見られないんだよなー。秋の新作は時代物が並びましたが本作がどこまで健闘出来るか期待しましょう。
1話を見ただけでは主人公があまりしゃべらないので何を考えているのかまだよく分かりませんが、脇役連中はキャラ立ってるのがいっぱいいるので期待できそうです。そういや高橋監督作品の主人公は無口なやつが多いなあ。「覇者の首」は妖怪みたいだし、これまたバケモノ退治の作品になるんでしょうか?『ボトムズ』じゃありませんがこういう硬派な主人公にはミステリアスな美人がなぜか付きまとってきます。赫乃丈がそういうキャラになるのかどうかは分かりませんがどういう女が近寄ってくるかが今後の注目ポイントだと思います。