2005年4月30日

 昨日あたりから急に暑くなってきたね。

 BS2つけてたら、大森望さんが出てた。若い女性の客に読んでもらいたい本をプレゼンするっていう地味な番組。結構喋りはこなれてたよ。本はジェイン・オースティン『高慢と偏見』。どうせなら、『撲殺天使ドクロちゃん』とかをプッシュしたら面白いのに(笑)。

・『ふしぎ星の☆ふたご姫』

第5話「今度は優勝☆プリンセスパーティ」
脚本:高橋ナツコ 絵コンテ・演出:井硲清高 作画監督:江上夏樹・西部師経


 メラメラ国で開かれる第2回プリンセスパーティはデーコール勝負。宝石の国の姫、アルテッサ(水橋かおり)は自分の宝石コレクションを自慢する。そんなとき、事件が…。

 今日のダンスは、びっくりダンス。

 タネタネの国のプリンセス…、11人いる! いや、一応お約束として、ね。

 アルテッサのネックレス盗難を見事推理で、ってなミステリ的展開になると思いきや、不味いコロッケでなぜか解決。やっぱり、プリンセスの天然パワーでいつの間にか解決しちゃうってのがパターンなのね。

 アルテッサも反省しないし、ふたご姫も信じることの尊さを学んだワケでもなさそう。あんまり成長とかそういうテーマはないのね。

 まあ、こういう脈絡のない強引なストーリー展開は結構好きだけどね(笑)。

★★★・・

【コロッケ五円之助】
・『エルフェンリート』

第13話「不還」
脚本:吉岡たかを 絵コンテ・演出:神戸守 作画監督:きしもとせいじ


 橋から落ちるナナを助けた蔵間。一方、ベクター能力を取り戻したマリコは、再びルーシーを倒すべく展望台へと向かう。

 まずメインのコウタとルーシーなんだけど、コウタがルーシーを簡単に許しすぎるのがやっぱり気になっちゃう。ここに至る前に、もうちょっと、憎しみと愛情が相まってその板挟みに苦しむコウタを描いて欲しかったし、それを見せた後でのあのラストの方がグッと説得力がアップすると思う。

 とはいえ、さすがにこういう情感たっぷりの演出は神戸監督ならではの出来映え。蔵間室長とマリコも良かった。マリコはラスト近くに急に出てきたんで、単なる敵のラスボス的キャラかと高をくくってたんで、いい意味で裏切られたね。この辺の描写は掛け値なしにスバラシイ。

 作画も最終回だけあって、ルーシーも美人に描けてたよ(萌え絵のにゅうより好み)。とくに涙のシーンはいい絵だった。あと、荒川さんのシーンもコミカルな動きが良かった(笑)。

 あと、マリコ役の川上とも子さんは、やっぱり上手いなぁと思ったね。タマランよ。もちろん、ルーシー役の小林沙苗さんも良かったよ。

 ホントはもっと見せてもらいたいところがいっぱいあるんだけど、一番中心のルーシーとコウタとの関係(と蔵間とマリコ)がキッチリ描けてたんで、一応満足できるラストではあった。そういう意味では、余韻のある良いラストだと思うよ。

 最後に一言。今まで、手や足や胴が飛んでもそれほどショックじゃなかったんだけど、ルーシーの角がバキッとなるシーンはこのアニメで一番のショックだった。

★★★★・

・総評

 最初の方は、あまりに突き放した感じの演出に、どの辺を中心に鑑賞すればいいのか戸惑ったけど、第6話以降はルーシーとコウタの話として結構ハマって観られるようになったよ。

 ディクロニウスと人類っていうSFテーマの方も先が観てみたかったんだけど、原作も連載途中だし1クール13話だし、しょうがないか。坂東もキャラ立ちしてたのにちょっと描き足りないのはもったいない。こっちの方は、原作を読んでみたくなったよ。裏のテーマとしては、女(もしくは生殖)に対する男の根元的な恐怖と神秘性みたいなところなのかなぁと思ってるんだけどね。

 1クール13話っていう制約のなかで、無理なくまとめた感じが良かったと思う。コンパクトにまとまってるけど、小ぢんまりした感じはしなかったよ。研究所での待遇とか過去話とか、バックグラウンドの情報の隠し方出し方が、情報量・タイミング含めて圧倒的に上手かったよね。この辺は、神戸監督の得意なところなんだろうなぁ。堪能させてもらいました。

 あと、抑えた感じの音楽が全体のトーンを落ち着いた感じにしてて良かったよ。主題曲の旋律は、『エルフェンリート』のアニメの雰囲気を決定づけたと言ってもいいんじゃないかな?

 結局、演出とかが自分の趣味に合ってるんで多少のことには目をつぶっちゃうってことかな?(笑)

総合評価
★★★★・

【コロッケ五円之助】
・『エルフェンリート』

特別編「通り雨 或いは、少女はいかにしてその心情に至ったか」
脚本:吉岡たかを 絵コンテ・演出:神戸守 作画監督:きしもとせいじ


 楓荘に置いてもらうために家事の手伝いをしようと頑張るナナ。しかし、そのことごとくが上手くいかない。

 本編10話と11話の間くらい? ナナを中心にした楓荘の日常シーンと、ルーシーの過去話。

 キャラの絵柄もちょっとコミカルタッチになってて楽しい感じのお話。にゅうがちゃんと掃除してるのが意外だったよ。ナナのドジッ子ぶりが単純に面白いね。義肢ギャグはもはやナナの定番ネタだね。貞子なナナも。

 後半のルーシーが蔵間に捕まる顛末を見せるところなんかも、サイドストーリーってよりバリバリ本筋のお話だよね。あの女の子(山本麻里安)がどういう経緯でルーシーと知り合ってあの倉庫に立てこもったのか知りたい。

 前にも言ったけど、ディクロニウスってすべての人間を敵として殺すように本能がプリセットされてるワケじゃないのね。この辺が良く判らんところではある。人類にとってまったくコミュニケート不可能な存在でもないし、個々人のレベルではちゃんと解り合えたりもするんだよな。

 番外編ってより、まんま本編の合間に収まるべき話だった気がする。まったく意外な話ってわけでもないし。とはいえ、お話としてはちゃんと面白かったよ。

★★★½・

【コロッケ五円之助】

2005年4月29日

 日日日『ちーちゃんは悠久の向こう』(新風舎文庫)、読了。

 日日日と書いて“あきら”と読むらしい。たぶん、晶の字をばらしたんだろうね。名前もヘンだけど、読み終わった読後感もちょっとヘンだった。

 アパートのお隣の幼なじみのちーちゃんは、怪談オカルトが大好きで「幽霊に会いたい」と思ってる、ちょっと変わってるけど明るい女の子。そのちーちゃんが、学校の七不思議のひとつ、“苔地蔵”を調べ始めてから、主人公とちーちゃんを取り巻く日常が変わりはじめる。

 最初は、ごくごく普通の学園を舞台にした、僕と君の話かと思ってたら、中盤辺りからどんどん日常からずれていく。このずれ感がなかなか面白い。こんな話になるとは思ってなかった。主人公のモンちゃんとちーちゃんの“日常と非日常”に対するスタンスの違いみたいなところからああなってこうなってあのラストに。ライトノベル的予定調和とは無縁だけど、癒されるラストだと思うな。こういうヘンな話は結構好き。

 カバーイラストもちーちゃんの三つ編みだけで、文中の挿絵もなくて、読者の想像力に委ねたのは正解。

 あとがきの久美沙織さんの語りがまた熱い!

・『トリニティ・ブラッド』公式サイト

原作:吉田直 監督:平田智浩 シリーズ構成:平田智浩・冨岡淳広・角川スニーカー文庫編集部 キャラクターデザイン・ビジュアルワークエンハンサー:中嶋敦子 メカ・プロップデザイン:鈴木信吾 プロダクションデザイン:小林誠 美術監督:徳田俊之 音楽:江口貴勅 アニメーション制作:GONZO

第1話「Flight Night」
脚本:富岡淳広 絵コンテ:平田智浩 演出:土屋浩幸 作画監督:中嶋敦子


 アルマゲドンにより文明が一度崩壊した後の世界。ローマに向かう飛行船で、冴えない文無しの神父(東地宏樹)が乗務員の好意に甘えていた頃、コックピットは血の海に染まっていた。「ヴァンパイア!?」「今なんて言った? 短生種(テラン)の分際で」。

 原作、一冊だけ読んでます。バチカンが聖界俗界において絶対的権力を持ってる世界(敵対してる国もある)。ロストテクノロジーってのが、某エンジェル隊のみなさんを思い出しますが(笑)。

 中嶋敦子さんがビジュアル面を仕切ってる(?)だけあって、『トリ・ブラ』の華麗な世界観が良く再現されてるよ。とくにカテリーナお姉様(本田貴子)の華麗さはなんかスゴイね。

 お話的にはいかにもイントロって感じだったけど、画面の感じとかオープニング曲にBUCK-TICKを起用したり、原作の“ノイエ・バロックオペラ”な雰囲気を丁寧に再現しようとしてるなぁって感じたよ。シリーズ構成に、角川の編集が入ってるところもそう。ナイトロード神父のとぼけっぷりもイイ感じ。まあ、予想の範囲内といえばそうなんだけどね。

 本編に入って、アクの強い敵役が出てきたらイイ感じに盛り上がりそうね。悪くないですよ。期待してます。

★★★½・

【コロッケ五円之助】
・『まほらば Heartful days』

第16話「千客万来」
脚本:山田靖智 絵コンテ:転房圭二 演出:上原秀明 作画監督:丸山隆


 銀(しろがね)先生(木下紗華)が隆士のアパートを家庭訪問するという。鳴滝荘でも、来客の予感にみんなもそわそわ。

 コレまたとくに何かが起きるわけじゃない、ただ、鳴滝荘にいっぱいお客さんが来てワイワイするっていうお話。でも、なぜかホンワカしちゃうのがこのアニメ。

 朝美ちゃんの友達のまひる(斉藤梨絵)、前に出てきたっけ? 憶えてない。

 それよりも何よりも、オカルト部の部長(伊藤静)が、この回のすべてを持って行ってしまったね。「私、昇天しそうですー。もっと、もっとなじって、もっともっと私を罵って〜」(by部長)。笑った笑った。伊藤静さんって、こんなに面白い人だったんだ(笑)。

 珠実と部長の不思議ちゃん対決を、銀先生だけが“見えてる”ってのがまた笑えた。

 とりあえずベタな反応でナンだけど、カレーが食いたくなった。

★★★★・

【コロッケ五円之助】

2005年4月28日

 古本屋で『キングゲイナー』のムック本(藤津亮太編)を見つけたんで買ったんだけど、なんかひさびさに『キングゲイナー』観てみたくなってきた。

・『極上生徒会』

第3話「極上寮でパヤパヤ」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:小川浩司 演出:大関雅幸 作画監督:ハットリマスミ 総作画監督:川田剛


 生徒会長とりののただならぬ関係が噂になる。実際、会長とりのはいつも一緒。新聞部に写真部、パパラッチ部が共闘してふたりの仲をすっぱ抜こうとする。

 プッチャンはお母さんの残り形見だったのね。お母さん、声が久川綾さんだ。お母さんと生徒会長の仲がキーになって来そう。

 ご存じ百合アニメを小馬鹿にしたようなパロディがステキ。「会長っていくつなの?」って、リリアン編みってもう絶滅危惧種なのか!? ちょっとショック(笑)。

 全体的に話自体はパヤパヤだったね。作画もまあまあパヤパヤ。まあ、バカバカしいんだけどパヤパヤしてていいんじゃないかな? 今気付いたけど、大家さんが子供だ。

★★★・・

【コロッケ五円之助】
・『魔法先生ネギま!』

第16話「XVI時間目」
脚本:大河内一楼 絵コンテ・演出:えんどうてつや 作画監督:山本佐和子


 旧校舎での肝試しを開催、というのは名目で、実はクラスメイトたちによるネギのキス争奪戦。隠しカメラによる中継も入れて盛り上がる。

 なぜか、枕投げじゃなく枕でファイト。肝試しでもないし、よく判らん。ファイトも含めて、作画がやっぱりショボイね。こっちの方が『ネギま!』らしい?

 夕映(桑谷夏子)がネギ(の魔法の分身)にキスを迫られて、いろいろ考えながら「ああ、ダメですぅ(泣)」ってところは良かった。「忘却の旋律が見てますぅ」とは言わないけど(笑)。

★★½・・

【コロッケ五円之助】
・『陰陽大戦記』

第30話「四鬼門に駆けた漢」
脚本:本田雅也 絵コンテ:信天翁経堂 演出:わたなべぢゅんいち 作画監督:榎本勝紀


 (田口トモロヲ口調で)四鬼門建設は困難を極めた。手がけたのは、闘神師歴30年のベテラン建造部長、ナンカイ(麻生智久)。身も心も会社に捧げた一途な男だった…。これは、四鬼門に駆けた漢たちの物語である(笑)。

 「来る日も来る日も土木工事に明け暮れ多大なる犠牲を払い、ようやく始まったのだ、日本の国土を生まれ変わらせる土地改造計画がな! 我々の築き上げてきたものはこの先百年、いや、千年に渡って世のためになるのじゃ〜!!」(byナンカイ部長)。

 いや〜、セリフからも判るように、高度成長期的『プロジェクトX』世代とその息子世代(リク)との、世代間闘争の様相だねコリャ(笑)。式神は、意外にもヒップホップな感じのヤツだけど。「YO!」(by秋水のナマズボウ@稲田徹)。

 作画も熱くて、バトルも迫力があった。いつも熱いんだけど、この回はいつにも増して熱かったYO! 原画に、塩山紀生さんが。

 老成した闘神師歴30年の式神使いってのも、なかなか新しくて良かったYO! リクもつられて熱かったし。

 ナマズボウとナンカイ部長の30年の友情が砕け散るところも泣ける。『舞-HiME』より泣ける! 「ウミちゃん、ボクはいつまでもキミのことを覚えているYO!」(byナマズボウ)。ラストの妻が迎えに来る辺りも、まさに『プロジェクトX』世代への鎮魂歌(レクイエム)になってるってところがスバラシイ(笑)。

 スタッフのただならぬ思い、しかと受け止めましたYO!

★★★★・

【コロッケ五円之助】

2005年4月27日

 レンタル屋で新作旧作100円フェアやってて、いろいろ借りてくるのはいいんだけど、観る時間がない…。

・『甲虫王者ムシキング』

第4話「命の輝き」
脚本:上代務 絵コンテ:大平直樹 演出:福田道生 作画監督:古谷田順久・阿部宗孝


 森の木から採れる樹液が少なくなったせいで、アリたちはポポの持っている樹液を狙って襲ってくる。でも、ポポは樹液のビンを決して手離そうとはしない。

 ベルナール・ウエルベル! アリがメインかと思ったら、アリジゴク(=ウスバカゲロウ)がメイン。

 さすがに作画が普通レベルに落ちてきた? いや、悪くはないですよ。

 ウスバカゲロウの求愛で、はかない命の大切さみたいなのを描く。命のつながりで、ポポの母の思い出を重ねる、と。まあ判りやすいんだけど、さすがにちょっとベタすぎるかも。ビジュアルは良いけど。別に、毎回毎回泣けるエエ話にせんでも。

 パサーがわざわざ「パサーです」と自己紹介するのが笑った。負けた去り際の捨てぜりふもイイ。

 あと、なぜかウスバカゲロウ役で能登麻美子さんが。

★★½・・

【コロッケ五円之助】

和馬「できたぞ河内! これが俺のジャぱん77号、名づけて唸るブーメランパンじゃー!」
河内「何やてーっ! パンが唸るんかー?」
和馬「剣崎、これが俺の命を賭けた最後のブローだ。うおおおおおーっ!」
河内「あ、東が燃えとる! ほんならこっちはギャラクティカマグナムや。うおおおおーっ!」
月乃「行けっ、和馬っ! うちがついてるっちゃよーっ!」
和馬「月乃ぉ、なに変な言葉使いしてんだ?」
河内「ホンマや、ぜんぜん似合わんわ。やめとき」
月乃「き、急にやめるなんてずるいですわーっ!」

・『リングにかけろ 1』公式サイト

原作:車田正美 シリーズディレクター:小村敏明 シリーズ構成:黒田洋介 キャラクターデザイン:荒木伸吾・姫野美智 総作画監督:荒木プロダクション 美術デザイン:飯島由樹子 音楽:上田益 アニメーション制作:東映アニメーション

第1話「輝ける青春」
脚本:黒田洋介 絵コンテ・演出:小村敏明 作画監督:井上栄作


 中学生ボクシング東京都大会決勝。ついに高嶺竜児(森田成一)と剣崎順(置鮎龍太郎)がぶつかった。ついに長年の戦いに決着をつけるときが来たのだ。

 『リンかけ』です。いきなり剣崎VS竜児の激突から始まります。では失礼して、ここからは車田調でお送りいたします。

 うおおおおおーっ! いきなり宿命のライバル同士の激突だぁーっ! やってくれるぜーっ! スーパーカーも走るぜー! 舞台はなんと後楽園球場だぜーっ!(知ってるかな?) 70年代後半の作品だからしょうがないぜーっ! 場内満員だー! ほんとに中学生同士の試合かーっ? 唸る剣崎の右フック、閃光が走るぜーっ! 後楽園からも光がほとばしるぞぉぉーっ!

 むう、菊ねーちゃんの声は田中理恵か! 結構いけるじゃん。正直に言うと俺は菊ねーちゃん好きだったんじゃあああ! 「だっちゃ」言葉も『うる星』のラムちゃんより早かったんじゃああ! やっぱり男は熱いアニメを見なきゃだめだああ! 『極上生徒会』や『ネギま!』ばかり見ててすまなんだああーっ! 回想シーンも懐かしすぎて涙が出るぜー!

★★★★・

【アルデンテ有森】
・『リングにかけろ 1』

第2話「さらば黄金の右腕」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:演出:古賀豪 作画監督:内田順久


 カウンターを受けて倒れる竜児。しかし、剣崎の腕にも異変が!? ついに勝負の決着がつくのか?

 「グシャアアッ!」「カッ!」「な、なにい?あれは!」「ドオオオオン!」竜児のワンツーのパンチのリズムが読まれている。「バカッ立つな竜児!」「もうやめるんだ剣崎、これ以上やると腕の筋肉が切れてしまうぞ!」

 なにぃ、オーバーすぎるだあ?べらぼうめ! これが車田作品じゃあ! がたがた言うやつは、ギャラクティカファントムでマゼラン星雲までぶっ飛ばすぞ! ああ、それにしても何でこれを20年前にやってくれんかったんじゃあ〜! おお、立ち上がる剣崎を見て、超ミニスカの剣崎ガールが泣いている〜! 「剣崎さまが遠いところへ行ってしまう」。

 やっぱり熱いぜ『リンかけ』! 必殺ライトクロスカウンターでリングロープもゆれるぜ! かつて読者だった漫画少年よ、このアニメで忘れていた何かを思い出すんじゃあああ! 別れのシーンもいいっちゃよ。

★★★★・

【アルデンテ有森】

2005年4月26日

 アニメ版が観られなくてくやしいので、久美沙織さんのノベライズ版『小説エマ』1巻(ファミ通文庫)を読んでみる。

 マンガ版では、あまり説明せずに絵とかシチュエーションとかで魅せる手法が採られてるんだけど、小説版では文字による表現の長所を生かして、状況描写や人物描写をみっちりやってて、なかなか濃い密度の『エマ』が味わえるよ。

 ファンが読みたいと思うところをキッチリと十二分に描写してみせる辺りは、さすが久美沙織先生ってところか。ウィリアムお坊ちゃんがエマのどこに惹かれたのかとか、エマの眼鏡に対する思いとかさ。

 本来(?)なら、「眼鏡っ娘萌え〜」で済ますところを、ミルトンの詩まで引用しちゃうところなんて、『エマ』ファン卒倒ものでしょ?(笑) 眼鏡だけで1章割いてるんだから(約70ページ!)。高尚な眼鏡っ娘萌えもあるもんですね。“やさしき軛をよく負う者”萌え〜。

 あと、原作マンガ読んだときから気になってたんだけど、ジョーンズ家って実は貴族ではないってところもちゃんと説明してあったのはナイス。つまり、お金持ちで品位も教養もあるし社交界にも出入りしてるけど、爵位はないのね。だから、ウィリアム坊っちゃんは、貴族の娘と結婚することが必要なわけ。

 あと、ストウナー先生の老いの描写はグッと来るね。いやいや、面白いです。オススメ。アニメから入ったファンもマンガファンも必読。

・『エレメンタル・ジェレイド』

第4話「光と闇の核石(エレメンタルジェレイド)」
脚本:高山カツヒコ 絵コンテ:山川吉樹 演出:筑紫大介 作画監督:柳瀬雄之


 レンの裏切りはビーゾンを攪乱するウソだった。しかし、クウはレンに微妙な距離を感じてしまうようになる。

 なんだかんだで、予定調和的にお話が進んじゃってます。特別悪くはないんだけど。水樹奈々キャラが元気で楽しいのが救いかな? 作画も今回はチョット…。

 その水樹キャラがバトルの最中に帽子とマントを脱いだのがちょっと良かった(笑)。

★★½・・

【コロッケ五円之助】
・『BLEACH』

第29話「突破せよ! 死神包囲網」
脚本:横手美智子 絵コンテ・演出:畠山茂樹 作画監督:高木弘樹


 圧倒的な強さで慈楼坊(中多和宏)を倒した石田。岩鷲と一護は合流、そこで出会った死神らしくない死神、4番隊隊員の山田花太郎(宮田幸孝)。その花太郎は、ルキアの居場所を知っているという。

 全体的にコミカルな感じの回だった。ヤンキー顔に袴姿って、なんかヘンだよね、つくづく。

 中尾隆聖さんの隊長が引き続き気持ち悪くて良かった。釘宮理恵の副隊長は、しょっちゅう隊長にバラバラにされてるのか? なんかインモラルな(手塚的な)欲情を感じるね(笑)。

 しかし、死神ってホロウを狩るのが仕事の攻性の組織でしょ? それが、護廷十三隊として瀞霊廷に詰めてるんだよね? 一体こいつら、誰から何を護ってるんだ?

★★・・・

【コロッケ五円之助】
・『焼きたて!! ジャぱん』

第27話「レッツみんなでパン作り!! ジャぱん2号じゃ!」
脚本:隅沢克之 絵コンテ:岩崎太郎 演出:木宮茂 作画監督:平塚知哉


 3位入賞の河内は本店勤務を希望する。逆に冠は南東京支店勤務を希望、お互いの移籍は1週間後となった。

 しかしパンタジア、大手のくせに3位賞金の30万くらい2人分満額で出したれよ。

 つなぎのエピソード。お家でも出来る炊飯器で作るパン、ジャぱん2号の作り方を紹介。3回も炊飯(1時間×3回)ってのは、ちょっと時間かかるね。発酵とか含めたら半日仕事だぜ?

 次からは、雪乃の入れ知恵でサンピエールのオーナーが敵になるみたい。「さーて、いよいよ始まるのね、本格的なゴキブリ潰しが。そうでしょ、サンピエールのオーナーさん?」(by雪乃)。

★★・・・

【コロッケ五円之助】

2005年4月24日
・『創聖のアクエリオン』

第3話「エレメントスクール」
脚本:河森正治 絵コンテ:ところともかず 演出:鹿島典夫 作画監督:米本亨


 ディーバに新たに加わったつぐみ(日笠山亜美)にジュン(坂口大助)、そしてアポロ。シミュレーター訓練で散々だったアポロは、パートナーシップというモノがイマイチ理解できない。

 眼鏡少年と眼鏡っ娘投入。「あぁ、先輩って柔らかい…」(byつぐみ)。さっそく自分の役割を果たしてます! 敬礼!(笑)

 スピリットレベルが共鳴って、モニターの人型の股間が光ってるンスけど(笑)。その後、なぜかチュウって、ホントにバカだぁ。シルヴィアとアポロのコンビは、普通に笑えるなぁ。眼鏡っ娘にもなにか能力(?)みたいなのがありそう。

 麗花(小林沙苗)は、いっつも鬱フラッシュバックでやられちゃう役なのね。テレポートチェンジで、毎回素っ裸にされるし(笑)。

 いや〜、このアニメはセリフも笑えるね。天然なのか狙ってんのか判んないけど。このまま笑えるロボットアニメとして突っ走って欲しいです。

★★★½・

【コロッケ五円之助】
・『交響詩篇エウレカセブン』

第2話「ブルースカイ・フィッシュ」
脚本:佐藤大 絵コンテ:京田知己 演出:田村和也 作画監督:倉島亜由美 メカ作画監督:中田栄治


 崖から飛び降りたレントン。ヤバいと思ったその瞬間、姉のある言葉を思い出す。「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん!」。

 「求めよ、さすれば与えられん」(マタイによる福音書7章7節)。

 「I can fly !」(byレントン)。クボツカクンデスカ? カットバック・ドロップ・ターンだって出来ちゃう! 「君じゃなきゃダメなんだ、オレは君が大好きだ〜!」の場面に、レントンの顔にナハミズ垂らさせるスタッフのセンスに大いに共感(笑)。こういうの大好き。

 「アミタドライーヴ、セットオン!!」(byレントン)。セブンスウェル(?)現象発動。

 爺っちゃんの、夢を信じたい気持ちと、夢を追うことの報われなさを知ってるアンビバレントさがちゃんと説明されてて良かった。それと、押さえられても押さえきれない少年の夢を追う気持ちってのと対比がまたイイね。

 エウレカさんにギュッとしてもらって「信じて」なんて言われたら、奇跡だって起こせちゃうよね! 「ねえ、一緒に行こう。だって、君じゃないとダメみたいなの…」(byエウレカさん)。冒頭のレントンと同じセリフをエウレカさんに言わせるところは、なかなか洒落てるね。

 いや、面白いよ。青春だよ、ボーイミーツガールだよ。

★★★★½

【コロッケ五円之助】
・『ふたりはプリキュア Max Heart』

第12話「商売繁盛! 高原のカフェへいらっしゃい」
脚本:影山由美 絵コンテ・演出:岩井隆央 作画監督:川村敏江


 タコカフェが高原のナデシコ牧場へ出張。ひかりに加えて、ほのかなぎさも店を手伝うことに。

 川村敏江さん作監回。

 高原のたこ焼きセット。こういうところが、女の子に人気だったりするのかなぁ。

 新たな敵が牧場に現れる前の、じりじりと迫ってくる感じはなかなか雰囲気出てたよ。新たな敵キャラ、バルデス(小野健一)。七三分けのニクいヤツ。なんか、今回のシリーズも敵が4人いるけど、前みたいに4人いる“だけ”にならないようにいろいろ工夫してね。

 子ヤギの声が、新ドラえもんの人(水田わさび)だ。天下のドラえもん声優にこんな役やらせんじゃねーやい。

★★½・・

【コロッケ五円之助】
・『おねがいマイメロディ』

第4話「おうちがキレイになったらイイナ!」
脚本:山野辺一記 絵コンテ:金崎貴臣 演出:西村大樹 作画監督:飯田清貴


 歌たちのお父さん(清水宏)が出張の徹夜明けで帰って来るが、散らかった部屋にうんざり。「母さん、オレ、娘たちの育て方間違ったかな?」(byお父さん)。

 若き日のクロミちゃんは、マイメロの天然っぷりにムカついて家庭内暴力。そしてイフの監獄へ(笑)。

 今回のクロミちゃんのターゲットは、お隣の飛田さん(柳原哲也)。お隣の歌の家も散らかしたいってのが夢で、逆噴射ゴミ掃除機に。天井をぴたぴた歩くのは『ザ・フライ』か?

 カワイくないアライグマ(下崎紘史)でやっつけるんだけど、飛田さんのお隣をゴミ屋敷にしたいていう黒い願望をクロミちゃんが叶えたから、クロミちゃんに黒い音符が。

 やっぱりこのアニメ、なにげにブラックだな(笑)。

★★★½・

【コロッケ五円之助】

2005年4月23日

 福島聡『機動旅団八福神』1巻(エンターブレイン)、読了。

 アメリカと戦争してる近未来(?)の日本。8人の少年少女が乗り込むことになるのは、秘密の機動兵器“福神”。それぞれにクセのある8人の、それぞれの戦争が始まる。

 ふざけたデザインの“福神”(赤いぞ!)といい、せっぱ詰まってるんだか抜けてんだか判んないキャラといい、福島さんらさ爆発。オムニバス風に、キャラ毎のエピソードをつなげてく感じ。

 一見セカイ系っぽい設定けど、一筋縄じゃいかねーんだろーなぁ。楽しみ。

・『学園アリス』

第24話「鳴海先生の嘘つき☆」
脚本:横山雅志 絵コンテ:境橋渡 演出:津田義三 作画監督:増谷三郎・福島豊明


 連日の仕事がたたって倒れる棗。しかし、ペルソナは薬を飲ませて働かそうとする。玲央の洗脳を受けた流架は、棗を連れてクラスメイトと教室に立てこもる。鳴海の説得で一時は事なきを得たが…。

 オレの流架ぴょんを洗脳するなんて、玲央許すまじ!(笑) クラスメイトをオルグする流架ぴょんといぶかしく思う委員長、いつも真っ直ぐな蜜柑、超然主義の蛍。んで、鳴海先生は、裏切り者として孤立しちゃうのね。ラストに向けてのキャラの役割がハッキリしてきたね。いよいよクライマックス間近。

 「アンタ(蜜柑)は、誰も言わなかったけど、『王様は裸だ』って言っただけよ」(by蛍)。

 蜜柑や蛍までもが鳴海先生を裏切り者呼ばわりするのは、見てて悲しくなっちゃったね。玲央のいう“あの人”と蜜柑との関係がどこまで生かされるか注目。


 来週はいきなりこのクライマックス間近に総集編。「オトナの事情よ」(by蛍)ってことらしいけど、どゆこと? 「アニメージュ」の放映リスト見ても、んなことはまったく書いてないんでイレギュラーみたい。大丈夫かねぇ?

★★½・・

【コロッケ五円之助】
・『ふしぎ星の☆ふたご姫』

第4話「すてきなデコール☆がんばっちゃおう」
脚本:福嶋幸典 絵コンテ・演出:玉川達文 作画監督:西位輝実


 エルザ王妃(川澄綾子)からデコールメーカーを授かったファイン&レイン。でも、キャメロットからもらった材料は趣味渋すぎ。ふたりは街に材料を探しに出かける。

 全体的にテンポが良くて、面白く観られたよ。期待してたキャメロット(杉山佳寿子)の暴走がも見られたし、プンプンダンス(?)もカワイイし。

 今回はふしぎ星の危機みたいなのが上手くお話に織り込まれてたね。あとパーティーで、プリンセスにつられていやいやダンスを踊っちゃう観測員たちが、理由もなく面白かった。「いやいやいや〜ん、いやいや〜ん」。

 ラストも気持ち良く収まってたし、デコールメーカーの販促も出来たし(笑)、言うことなし。

★★★½・

【コロッケ五円之助】

ヒビキ「よっ!少年、どうした元気ないな?」
明日夢「あっヒビキさん、実は最初の中間テストの結果が滅茶苦茶で…」
ヒビキ「何だそんなことか。よしっ! 少年、いい物をあげよう」
明日夢「こ、これは、あきらさんの水着写真! ヒビキさん何でこんなものを?」
ヒビキ「去年海でイブキたちと魔化魍と戦ったときにちょっとな。どうだ、意外といい  プロポーションしてるだろう。くっくっく」
明日夢「ちょっとオヤジ入ってますよヒビキさん。せ、せっかくですがお返しします」
ヒビキ「何だ遠慮すんなよ。俺たちのころには裏ビデオとか…、ん、後ろ?」
あきら「心が汚れているようですねヒビキさん。清めの音を打ってさしあげます。音激棒、烈火!」
ヒビキ「ぐわっ! やめろあきら、それは人間をたたくもんじゃない! イテッ、悪かったよ」
明日夢「魔化魍より怖い…」

・『ウルトラマンネクサス』

第25話「予兆 プロフェシー」
監督・特技監督:北浦嗣巳 脚本:長谷川圭一


 孤門、凪、隊長和倉はTLTの査問会にかけられ、ウルトラマンのことを問い詰められる。そこで孤門は凪の意外な過去を聞くことになる。

 ああ〜、とうとう根来さん捕まって記憶を消されちゃった。凪の母親は18年前コロラドでビーストに殺されていたのか。3人を査問する上層部の連中の話によればどうやら姫矢の前にもう一人ウルトラマンに変身した人間がいたらしいです。そういや劇場版があったっけ。話がつながっているらしいからチェックしてみようっと。

 ウルトラマンとは結局なんだったのか?なぜ姫矢と同化したのか? 最初のウルトラマン(ネクスト)のデータは、なぜ消去されたのか? “忘却の海レーテ”とは? 日本支部の中にスパイが入り込んでいる?

 数々の謎と謀略が入り乱れ、さらに面白くなってきました。

★★★・・

【アルデンテ有森】
・『ウルトラマンネクサス』

第26話「憐 ザ・サード」
監督・特技監督:小中和哉 脚本:太田愛


 遊園地でアルバイトをする明るい青年、千樹憐(内山眞人)。彼こそが光を受け継いだ新しいウルトラマンなのだ。そのころ街では怪物バンニップの噂が流れていた。

 新しく登場したメモリーポリスの野々宮瑞生(宮下ともみ)がいい感じです。憐を見張ることになるみたいですが、さてどうなりますやら。ダラス出身(!)の憐は、姫矢とは打って変わって明るい性格でみんなから好かれるタイプみたいです。「そんじゃあいきましょうか!」。変身する人間が途中で交代するという新パターンは面白いですなあ。

 どうやらTLTの北米支部というものがあるようで、なにやら日本支部とは方針が違うみたいで今後なにかともめることになりそうです。

 ついに登場する新たなウルトラマン・ジュネスブルー! イラストレーター吉良沢のセリフがセカンドステージの幕開けを告げます。「ようこそ、“ザ・サード”。君が3番目だ!」。おおっ! なんとレストランのマスターは、きくち英一じゃないですか!(帰ってきたウルトラマンの中身の人)

★★★½・

【アルデンテ有森】

2005年4月22日

 「撃てや撃て 力の限り 街のため!」ってーわけで、相変わらず「大砲の街」は面白いなぁ。

 今だったらデジタルで簡単なんだろうけど、この「大砲の街」は、全部撮影台でこの複雑なカメラワークをやってるっていうからビックリ。撮影の設計(技術設計)をしたのが、『アリーテ姫』の監督、片渕須直さん。

 あと、やっぱり音楽も良いね。

・『まほらば Heartful days』

第15話「…かも」
脚本:山田靖智 絵コンテ:木村真一郎 演出:鈴木洋平 作画監督:野口孝行


 梢の5人目の人格が登場。珠実たちですらろくに口をきいてもらえないシャイな人格に、心を開いてもらおうと鳴滝荘の住人総出でガンバル。

 とくにトラウマの話とかにはならなかったね。あくまでそっち系には行かない気かな?

 珍しく困った表情をさせられてる珠実ちゃんが良かったな。ジョニーとの、昼メロもどきDV人形劇も面白かったし。

 棗ちゃんのマジックが披露されるところ(みんなで拍手するシーン)の、ヘンなBGMがキャラに合ってて良かったよ。

 まあ話はいつもの通り、白鳥くんの巧まざる素直〜な行動によって心を開いてもらうっていう展開。しかし5番目の棗ちゃん、鬱キャラなんじゃなくて、ホントにシャイなだけだったのはちょっと拍子抜けかも。

★★½・・

【コロッケ五円之助】
・『ケロロ軍曹』

第55話「ギロロ 甦ったソルジャー であります」「冬樹 およげこいのぼり であります」
脚本:山口宏 絵コンテ・演出・阿宮正和 作画監督:しんぼたくろう・高橋真一


 ギロロが帰ってきて夏美と戦う話と、冬樹が子供になって天下統一しようとする話。

 おさらい編はギロロ。これで小隊全員が再結集つーことで。

 小さくなってやんちゃになった冬樹がカワイかった。どっちの話でも、なぜかラストがみんなを暖かく見守るドロロっていうのになってたのが、意味なくほのぼのしてて可笑しかったな。

★★・・・

【コロッケ五円之助】

2005年4月21日

 桜庭一樹さん『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』(富士見ミステリー文庫)、読了。

 ある日クラスにヘンな転校生の女の子が越してくる。名前は海野藻屑(うみの・もくず)。父親はかつての美形芸能人だという。「ぼくはですね、人魚なんです」(by藻屑)。

 表紙はフリフリの服着た萌え絵なんだけど、内容はハードな虐待話。萌えではないよな。こういう内容なんで、嫌いな人は嫌いだろうなぁ。

 藻屑につきまとわれることになる主人公の中学生の女の子が、だんだん変わっていくのがちゃんと描かれてるところがイイ。家が貧乏で、引きこもりの兄がいて、だから自分がすべてを背負って立つために役に立つこと(実弾)以外には興味を向けないように頑なにしてた自分の姿が次第に相対化されてくるっていう。

 そういう意味では、割とちゃんとテーマが立ってる作品。万人向けではないし、読後感も決して良いわけじゃないけどね。花名島正太くんが意外と美味しいキャラだった。

・『極上生徒会』

第2話「ほとばしる青春」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:岩崎良明 演出:友田政晴 作画監督:氏家嘉宏・北村友幸


 晴れて極上生徒会書記として地位(と無償の下宿)を得たりの。しかし、クラスメイトは明らかにりのの生徒会入りをいぶかしむ。

 まあ、そうだよなぁ。展開としては超定番。

 しかし、この学校の生徒会は、地元の実力者の娘であり学園理事長兼生徒会長の神宮司奏(生天目仁美)の私設親衛隊みたいなモンなんだな。とんだ御用生徒会だ! 書記や会計よりも前に、隠密だの遊撃だの物騒な実力部隊が紹介されてるのも穏やかじゃないね。太鼓持ちばっかりでいけ好かねーのは山百合会以上だ! 造反有理!(笑)

 りのを学校に招いて生徒会入りさせたのは会長だかだれかの差し金らしいね。ミスター・ポピットってのは一体誰なんだろう?

 ラストの青春砲もくだらなかった。プッチャンがいつの日かミスタースレイブにバージョンアップして、この御用生徒会を掃討して欲しいね。そういう意味でも(?)、プッチャンの今後に期待。

★★・・・

【コロッケ五円之助】
・『魔法先生ネギま!』

第15話「XV時間目」
脚本:大河内一楼 絵コンテ:えんどうてつや 演出:浦田保則 作画監督:足立慎吾


 夏休みで実家のお屋敷に帰っている雪広あやか(皆川純子)。その実家にネギ先生が訊ねてくる。ただし、明日菜とクラスメイトというオマケと一緒に…。

 まあ、お話はいつもの学校がお屋敷に変わっただけ。しかし、金持ちの家には虎の皮の敷物って標準装備なのか?(笑)

 作画はまあそこそこ。美術は引き続き良かった。

 明日菜といいんちょは幼なじみで、憎しみ合いながらも根っこでは友達っていう定番話。

 とはいえ、いいんちょがネギくんを愛するのが、生まれてすぐ死んだ弟を想ってのことってのは、意外とエエ話だった。こういう話をまったく期待してなくて不意をつかれたってのもあるけど、新鮮に感じたよ。

★★★・・

【コロッケ五円之助】
・『陰陽大戦記』

第29話「敵地への招待」
脚本:岡崎純子 絵コンテ:菱田正和 演出:西山明樹彦 作画監督:佐久間信一


 大鬼門による異常気象は続く。リクたちは、妖怪が原因と思われる事件の調査に出かける。そこで出会った式神はパンダだった!?

 ソーマくんが、株で儲けてパソコンを購入。その前に、どうやって株買ったんだ?

 大鬼門建造には、多大な人命の犠牲が伴ったらしい。「♪草原のペガサス〜、街角のビ〜ナス〜 大鬼門建造に命を賭けた男たちの物語である」(笑)。

 パンダの式神ホウシュン(千葉一伸)と闘神師スバル(石村知子)、イイキャラだと思ってたら、ソッコーで消されてた。容赦ないね。四鬼門の中は、戦隊モノのナントカ時空みたいなモンなのね。

★★★・・

【コロッケ五円之助】

2005年4月20日

 アニメにもなるらしい、木村航『ぺとぺとさん』(ファミ通文庫)読了。

 妖怪を“特定種族”として受け入れてる学校での、妖怪(普段は姿は人間に似せてる)と人間とのほのぼのライフを描いた作品。カワイイイラスト(YUGさん)の通り、基本はほのぼのなんだけど、異物を積極的に排除はしないものの決して歓迎はしてない田舎町の住人とか、職を賭けても彼らを受け入れることを選んだ女先生とか、その辺の種族間の微妙な緊張の描写がピリリと効いてるね。

 しかし、妖怪たちがこんな萌え萌えなキャラになっちゃうなんて(笑)。あかなめ(の子孫)ですらカワイく描いちゃう。ヒロインのぺと子も元ネタはベトベトさん。ついてく怪ってーヤツ。カッパが、ちゃんと九州出身ってのが判っててナイス。後半は意外とスペクタクル。

・『甲虫王者ムシキング』

第3話「魂の行方」
脚本:吉田玲子 絵コンテ・演出:山内重保 作画監督:岩佐裕子・伊本龍守・依田正彦


 サーカス団と砂漠をわたるポポ。父さんのこと、守護者の証、森の異変、ポポは何も知らない自分に気付く。

 引き続き作画がイイね。吉田脚本、山内コンテ演出回。

 ジガバチに刺されて動けないポポをまた長島雄一の悪モン、パサーが襲う話。プゥ(金丸淳一)とデー(西川幾雄)が戦うんだけど、結構コテンパンにややれて「うんうん、やられるときはこんくらいやられなきゃ」と思ったよ。でも、まさか死んじゃうとは思わなかった! このアニメって、人(じゃないけど)が死んじゃうアニメだったのね。ビックリ。

 子供向けのゲームのアニメ化作品でキャラの“死”を描くなんて、タブーっぽいけど大丈夫なんだろうか? 売れてる勝者の余裕か? 山内さんとしては、そこは描かなきゃ嘘だと思ったんだろうね。

 物語的には、自分を守って死んでいった仲間を見て、主人公が自らの“守るべきもの”を再確認するっていう話に。今までは、なんだか良く判らない守護者の証を「欲しけりゃ持ってけ」って感じに扱ってたからね。

 「これ(守護者の証)はアイツには絶対渡さない。そして行くんだ、輝きの森へ…」(byポポ)。

 今回見ても、結構真っ正面から少年の冒険譚を描こうとしてるみたいね。情感もたっぷりだし、作画もイイし、満腹。

 そのおかげで(?)、本編とその後の「ムシキング教室」との雰囲気がマッチしてないけどね(笑)。

★★★★・

【コロッケ五円之助】
・『アイシールド21』

第3話「フィールドをねじふせろ」
脚本:羽原大介 絵コンテ:西田正義 演出:奥村吉昭 丸山泰英


 寄せ集めの選手でいきなりの試合をすることになったデビルバッツ。相手は弱小チームだが、いかんせんこちらも烏合の衆。試合は0対0のまま最終クォーターへ。

 「いきなり試合かよ!?」って思ったけど、アメフトの試合を視聴者に判りやすく紹介するって意味では良かったかも。ポジションやルールについても、判りやすく解説。

 しかし、サッカーにしろラグビーにしろアメフトにしろ、本来芝でやるべき競技を土のグラウンドでやらされるってのは悲劇だね。

 んで、メンバーの怪我で急遽瀬那(=アイシールド21)が試合に出るって展開。点差は3転ビハインド。逆に走って自陣エンドゾーンから100ヤードのキックオフ・リターン・タッチダウン! わっはっは! 無茶苦茶だぁ。

 主人公は、最初から才能もあって、実戦でもいきなり活躍しちゃうのね。まあ、爽快感はあったけど。

★★★・・

【コロッケ五円之助】

2005年4月19日

 「ピピルマピピルマプリリンパ〜、パパレホパパレホドリミンパ〜、アダルトタッチで女優になあれ〜」、ってなワケで『千年女優』は何度観ても見入っちゃうね。

 昨日の『銀河鉄道の夜』も、今観ても奇妙な作品だった。子供のとき観て、ミョーに不安にさせられた思い出がある。エンドロール見たら、シークエンスごとにコンテマンが違うのね(真下耕一さんもいるぞ)。あと、背景美術が不透明絵の具っぽい(アクリル絵の具っぽい)感じが、絵であることを主張してて良かったな。

・『エレメンタル・ジェレイド』

第3話「裏切りの七煌宝珠」
脚本:玉井☆豪 絵コンテ:湖山禎崇 演出:佐々木勝利 作画監督:岩崎光洋


 レンが街の領主ビーゾン(中多和宏)に攫われる。クーはレンを助けにビーゾンの城に潜入する。

 作り物のエディルレイドってのもいるのね。途中で、ナレーション(土師孝也)の説明が入るのがイイね。

 エディルレイドって、外見が武器になる以外、具体的にどう強いのかイマイチ説得力がない気がする。とくにレンの七煌宝珠って、権力者がこぞって欲しがるほどの何かがあるのかな。

 レンの“裏切り”ってのも、だいたい予想通りの展開なんだろなぁ。

★★・・・

【コロッケ五円之助】
・『BLEACH』

第28話「狙われた織姫」
脚本:中瀬理香 絵コンテ:有冨興二 演出:草川啓造 作画監督:Yang Kwang Seock・岸本誠司


 一護は岩鷲を探してまわる。当の岩鷲は弓親(福山潤)に、いよいよのところまで追いつめられていた。

 岩鷲が弓親を倒すのがメインの話なんだけど、サブタイは織姫。んで、実際観てみたら、石田が一番印象に残った回だったよ。石田と対決したデカいヤツ(中多和宏)、エライ饒舌なんで「コイツ絶対すぐやられるな」と思ってたら、ホントにソッコーだった(笑)。

 キャラ作画も、石田の格好良さだけが異様に際だってた。

 十一番隊の隊長(立木文彦)が、中ボスって感じになりそう。中尾隆聖さんの声の隊長、見た目も相まってフリーザ様を思い出すね(別に似てないんだけど)。コイツの副官は釘宮理恵かぁ。

★★½・・

【コロッケ五円之助】
・『焼きたて!! ジャぱん』

第26話「新人戦最終試合!! 歌って踊るフランスパン!」
脚本:下山建人 絵コンテ:増田敏彦 演出:小山田桂子 作画監督:馬場健


 ついにやって来た新人戦最後の決戦(だよね?)、諏訪原と河内の3位決定戦。「お前のフランスパンは踊るか知らんが、ワイのフランスパンは歌うんやッ!!」(by河内)。

 “踊るフランスパン”、アホくさ〜。わっはっは! 「リアクションまで計算に入れてパンを作ったちゅうんか!?」(by河内)。もう、この世界ではリアクション取るのはすでにデフォルトなんだな。

 “歌うフランスパン”の秘密は、ダブルクラスト。なぜか黒やんの元クラスメイトのキッド(まんまブラッド・ピット)の思い出話に(ダブるクラスメイト)。なんで、ブラピやねん!? 吹き替え(?)もちゃんと堀内賢雄さんなのがまた笑える。ホンマにアホやなぁ(笑)。

 諏訪原が河内を一流の職人と認めるラストなんて、なかなか良かったよ。アホくささも途中のウンチクも含めて、これぞ『ジャぱん』って感じの対決だったな。正直、決勝戦より良かったよ。

 やっぱり『ジャぱん』がないと一週間が寂しいね。

★★★★・

【コロッケ五円之助】

2005年4月17日

 ああ、なんかのどが痛い。風邪でも花粉症でもないんだけど。いびきでもかいたかな?

・『創聖のアクエリオン』

第2話「闇の獣」
脚本:河森正治 絵コンテ:赤根和樹 演出:菊池康仁 作画監督:結城信輝


 戦いに勝ったアポロは、そのままディーバに捕らえられる。不動によれば、アポロは1万2千年前に人類を救った“太陽の翼”の生まれ変わりだという。「馬が乗り手を選ぶように、アクエリオンがあの少年を選んだのだ」(by不動@石塚運昇)。

 結城さん作監回。原画にうつのみやさんが(冒頭のリンチのシーン?)。

 キャラ作画もイイ感じに濃いし、動きの作画も濃かった。今回改めて思ったけど、プロダクションデザインもなかなか良い趣味してるね。

 意外とポジティブな感想聞かなかったりするけど、今んとこ結構好きですよ。なにより作画がイイし、話もワケ判んないけどハッタリ効いてるし。作画とハッタリだけっていえばそうなんだけどさ(笑)。いや、ハッタリ好きなんだよね。

 今回も、過去生(前世?)が甦った辺りは盛り上がって良かった。主題歌(?)が被ってくるのも良いタイミング。「もう、効っく〜ぅ!!」(byシルヴィア@かかずゆみ)。敵がクルクル回って作り出した竜巻で、主人公のロボットが大気圏外まで放り上げられたり、バカバカしさ満点。相変わらず笑える。

 今のところ勢いで魅せてるけど、クオリティに頼れなくなってくる頃がこの作品の真価が問われるときだね。

 菅野よう子さんのエンディングテーマも不思議な感じで良いよ。

★★★★・

【コロッケ五円之助】
・『ふたりはプリキュア Max Heart』

第11話「大ピンチ! ハートをつないで一発逆転!!」
脚本:成田良美 演出:山田徹 作画監督:はっとりますみ


 なぎさのラクロス部のリーグ戦が始まる。でも、部ではメグミと後輩の仲が険悪に。その影響が試合にも出てしまう。

 繋いだ手から気持ちが伝わるっていう素朴な感情をキッチリ描いてて好感。うんうん。『Max Heart』になってから、こういうところが丁寧になってきた。っていうか、このくらいが最低ラインであって欲しいんだけどね。

 ひかりのアクションパート、キャラが崩れまくってるし線も荒いんだけど、動かしてやろうっていう気持ちは伝わってくる(上手いとは言わないけど)。

★★½・・

【コロッケ五円之助】
・『おねがいマイメロディ』

第3話「友達がたくさんできたらイイナ!」
脚本:江夏由結 絵コンテ・演出:芦田豊雄 作画監督:小泉初栄


 クラスの課題でホームページを作ることに。でも、班内で意見が分かれてまったく進まない。

 スタジオライブ回。芦田さんコンテ演出。ライブがローテで入ってるのか。

 クロミちゃんって、こんなオカマ喋りだっけ? っていうか、クロミちゃんって、もしかして女の子?

 今回のクロミちゃんのターゲットは、友達がいないカメラ好きの山本くん(野口聖古)。「(カメラが)亀だ〜!」って、ダジャレかよ!?(笑)

 「男がぬいぐるみなんて気にしたらあか〜ん!」(by真奈@杉本ゆう)って前後の動き(作画)が面白かったよ。

★★・・・

【コロッケ五円之助】
・『交響詩篇エウレカセブン』公式サイト

監督:京田知己 シリーズ構成:佐藤大 キャラクターデザイン・メインアニメーター:吉田健一 メインメカニックデザイン:河森正治 メインアニメーター:中田栄治 美術監督:永井一男 設定考証:小倉信也 音楽:佐藤直紀 アニメーション制作:ボンズ

第1話「ブルー・マンデー」
脚本:佐藤大 絵コンテ:京田知己 演出:宮地昌幸 作画監督:吉田健一 メカ作画監督:中田栄治


 ベルフォレストに住む少年レントン(三瓶由布子)。彼の父はかつてこの地を救った英雄だが、頑固者の祖父(青野武)はレントンをメカニックに仕立てようとしている。レントン自身はホランド(藤原啓治)のようなリフライダーになりたいのだが、この地にはロクな波が来ない。そんな“最悪”な日常に、いきなりの転機が訪れる。

 個人的には、今季期待度ナンバーワンクラスの作品。

 町から出るにはまだまだ子供な主人公が退屈な日常にくすぶってるっていう、ちょっと『フリクリ』を彷彿させるような静かな出だし。空から降ってくるロボットと美少女ってーのが定番ね。

 「姉さんスゴイです。オレの言うことをヘンに思わない理想の女の子です」(byレントン)。わっはっは! この辺のちょっとすっとぼけたところが、佐藤大脚本らしいというかボンズ作品らしいというか。こういうの結構好み。

 リフとかメカの設定も凝ってそう。コンパクドライヴとか、アミタドライヴによる悟りとか、用語も仏教系(?)なのが面白いね。

 作画クオリティもさすがに高い。とくに冒頭の戦闘シーンと後半のレントンんちの爆発が良かった。キャラも、エウレカさん(名塚佳織)がカワイく描けてた。でも、吉田キャラは2枚目じゃない男キャラがイイ味だね。

 あと、鈴木典光さんの、超長回し(全編ワンカット)のカメラワークが凝りに凝ったエンディングも良かった。

 第1話は期待どおりの出来。結構王道っぽい出だしになったね。1年の長丁場らしいんで、ゆっくり付き合っていきたい。

★★★★・

【コロッケ五円之助】

2005年4月16日

 WEBアニメスタイルで、水島精二監督インタビュー(その2)掲載。

 原作とオリジナル作品の話はちょっと面白い。今は原作となるマンガ、小説、ゲームが多いけど、アニメにして面白い作品ってのは意外と少ない、と。

・『学園アリス』

第23話「サーカス☆がやって来た」
脚本:横山雅志 絵コンテ:ユキヒロマツシタ 演出:榎本守・岡崎幸男 作画監督:土橋昭人・水川弘理・服部憲知


 学園にやってきたサーカスを観た蜜柑。アリスを使わず己の肉体と技術を研磨するサーカスに蜜柑はいたく感動する。

 ムチで無理矢理芸をさせられるライオンと棗とが重なるってー話。サーカスといえばカワイそうな動物ってところが押さえられててナイス。

 ここに来てやっと学園によるアリス能力の搾取っていうテーマが再クローズアップされてる。棗の孤独も描写されて、そろそろクライマックスに向けて動き出した感じ。ただ、基本的なキャラのポジショニングが最初の時点とあんまり変わってないのがちょっと残念かな。

 団長のマスクドQ、思いっきり声が鈴村健一じゃんって思ってたら、やっぱり玲央さま。んで、その団長(=玲央)に流架ぴょんが「学園の本当の目的」とやらを吹き込まれる。

 クライマックスで学園の暗黒面みたいなところがどこまで描かれるか楽しみ。

★★½・・

【コロッケ五円之助】
・『ふしぎ星の☆ふたご姫』

第3話「ドラゴン退治☆そんなのむりむり?」
脚本:まさきひろ 絵コンテ:河本昇悟 演出:松本マサユキ 作画監督:塩川貴史


 再びメラメラの国にやってきたファインとレイン。リオーネ姫によると、火山の煙がおひさまの力を遮り、メラメラの国の炎の力を弱めているという。ふたりはさっそく火山へ赴く。

 ネコ耳姫のリオーネ(福圓美里)再登場。いやいやダンスはカワイイなぁ。

 いちいち毎回日帰りで自分んちに戻って普通に生活してるところが冒険っぽくない。っていうか、冒険モノじゃないんだろうけど。世界の存亡がかかってるわりにお気楽な感じ。まあ、このお気楽さが魅力かな。

 前回、エクリプスが「炎の龍の石を見ろ」って意味深なアドバイスしてたけど、結局ドラゴンが風邪を引いていたっていうカワイイ理由。どっちにしても、あんまり深刻な話にはならないみたいね。

 最初のキャメロットのギックリ腰がラストに繋がってたのは好感。こういうのは好き。

★★★・・

【コロッケ五円之助】
・『ツバサ・クロニクル』

第2話「戦うチカラ」
脚本:川崎ユキヒロ 絵コンテ:澤井幸次・真下耕一 演出:黒澤雅之 作画監督:門智昭


 “次元の魔女”侑子(大原さやか)は、異世界に行くための対価を要求する。小狼は、対価としてサクラとの“関係性”を差し出す。

 大原さやかの説明長いよ〜。侑子ののっぺりした顔と相まって、初っぱなからちょっと間延びした印象。要はバラバラになったサクラのハーティエル、じゃなくて記憶の断片を集めなきゃ死んじゃうと。真下作品の会話パートは、どうもこういう間延び感が目についちゃう。全体の構成も、ベタッと起伏がない感じ。

 最初に飛ばされた戎橋と通天閣の世界、あんまり大阪である必然性がないような。雑魚キャラのぞんざいなキャラデザインもちょっとやりすぎ。

★½・・・

【コロッケ五円之助】

 小狼とサクラは失われた記憶を求めてハンシン共和国へやってきた。

兵士「ちょっと待てや、そこの二人怪しいのん! この国の人間やないな」
小狼「い、いや僕らはこの国の人間です」
兵士「ほおお、ほんなら阪神の1番バッターは誰か言うてみい!」
小狼「(えっと、確か隣のおじさんが昔言ってたな) ま、真弓選手」
兵士「アホウ! 何年前の話してんねん。赤星や! ほんなら国家を歌うてみい」
小狼「(えっと、確か学校の先生が前に歌ってたな) ♪闘魂こーめーてー」
兵士「ドアホウ! それは敵性国歌やないか! 死にたいんかお前」
サクラ「お許しください。神様、仏様、バース様!」
兵士「久しぶりに聞いたのぉその言葉…。うっうっうっ、バースぅ〜、今でもお前がおれば…」
小狼「今だ、あいつが泣いてるうちに逃げよう! (しかし、何でコイツそんな古いこと知ってるんだ?)」

・『忘却の旋律』

第17話「天使でなくても持つ翼」
脚本:榎戸洋司 演出:浅見松雄 絵コンテ:福田道生 作画監督:赤尾良太郎・コヤタマサヒサ


 水門に爆弾を仕掛けたラッキーさらぶれっどは、小夜子の命を楯にボッカ、遠音、ココの3人を捕らえるが、逆に小夜子に爆弾のコントロール装置をスリ盗られ、3人に逃げられてしまう。怒って攻撃を仕掛けてくるラッキーさらぶれっどをボッカは倒すことができるか?

 幸運河編のラストです。救いようのないラッキーさらぶれっどのガキっぽさですが、意外と抜けているところが笑えます。こいつは自分が絶対有利の状況を作ってから出ないと戦えないんですなあ。しまいには仲間からも見捨てられてしまう情けなさ。死んじゃった、・・・のかな?

 ボッカ君、ついに小夜子と初キッス! 良かった良かった。やっと飛び立つことができました(でも遠音とココは、あきれてたような・・・)。翔んでる女と翔べない男・・・。そうか、これがこの作品のテーマだったんですねえ。りんごをかじる忘却の旋律が、なんか意味深やなあ。メロスの戦士3人揃い踏みの空中戦が楽しめました。


今回の名セリフ:「あたしは翔ぶ女よ!」(by小夜子)

★★★・・

【アルデンテ有森】
・『忘却の旋律』

第18話「東京駅」
脚本:榎戸洋司 演出:三芳宏之・錦織博 絵コンテ:橘秀樹 作画監督:本村晃一


 夜の東京駅中央停車場。ボッカは密輸業者(実はメロスの支援組織)から「まほろばを探せ」という指令を受ける。煮え切らないボッカの態度に業を煮やした小夜子は、「二人でホテルに泊まろう」と持ちかけるが…。

 「今ので73回目のキスよ」(by小夜子)
 「数えるなよそんなの」(byボッカ)

 これには笑いました。ボッカ君、女ってそういうこと覚えてるもんなんだよ(えっらそーに!)。飛び立った、と思ったらそこから先へはグズグズして進めない。小夜子が起こるのも無理ないかな? ボッカ君ホテルで大ピンチの巻です。

 「本当に好きならずっと一緒にいてくれって言えばいいじゃない! あたしの人生心配するフリしないでよ!」(by小夜子)。おお、胸にぐさりと突き刺さるこのセリフ。小夜子のメロスが鳴り響き、なすすべもないボッカ君。そこだ、行け行くんだ、チューして抱きしめて好きだといって一晩中…(お前は『イリヤ』の水前寺部長か!?)。謎の少年の予言どおりボッカ君は、ここでダメになってしまうのか? 翔びたい女を、しっかり翔ばせてやることができるのか? がんばれ少年!

 ストーリーは、またもや急展開。チェンタウロの総理誘拐、奪われたエンジンII、サイレント作戦の正体…。おーい、そんないっぺんに言わんでくれ〜。さて、どうなりますやら。

 時子さんに頼まれた女性探偵(園田恵子)のセリフが胸に残りました。「若いときは前しか見えないけど、どんな大人が幸せになるか、どんな大人が不幸になるか周りを良く見ることね」(by探偵)。

★★★½・

【アルデンテ有森】

2005年4月15日

 『ドラえもん』の新しいのを観ました。

 ドラえもん、思ってたより甲高い声で、正直ちょっと馴染めなかった。のび太は意外と自然でいい感じ。笑ったのが、のび太のママの三石琴乃さん。影で「母親失格ね…」とか言いそうな(笑)。かかずゆみさんのしずかちゃんは良かった。「エッチィ〜!」。作画もエッチだった。

 内容の方は、米たにさんのコンテがはじけてた。1話目も、のび太がやたらお尻出したりパンツ一丁になったり素っ裸になったりしてたし。新たなファン獲得にただならぬ熱意を感じたね(笑)。3話目も、大げさに驚くキャラを繰り返し見せるのが単純に面白かった。話も意外と沁みたよ。

・『まほらば Heartful days』

第14話「夏の終わりに」
脚本:新宅純一 絵コンテ・演出:西村博昭 作画監督:劉伸亮


 課題の絵本制作が進まない隆士。梢は、隆士の邪魔にならないように陰から応援する。

 ああ、梨がなんか美味そうだなぁ。そうめんとか水ようかんとか紀州梅とか、なにげに食べ物の話ばっかりだったような(笑)。

 梢ちゃんの5人目(だっけ?)の人格登場。素早い動きが気持ち悪い。梢ちゃんのトラウマ話みたいな所に入っていくんだろうか?

★★½・・

【コロッケ五円之助】
・『ケロロ軍曹』

第54話「冬樹 名探偵は僕? であります」「ドロロ 復活の戦士 であります」
脚本:横谷昌宏 絵コンテ:赤坂三十郎 演出:佐藤昌文 作画監督:草刈大介


 密室殺人の事件をケロロが推理する話と、おばあちゃんちの近くの山でドロロが鬼になる話。

 新シーズンおさらい編、ドロロとギロロ(とコゴロー)。

 カラーボックスで豆腐を作るってのに思わず笑った。食いたくねー。ところで、そもそもプリンは冷蔵庫で冷やす前にオーブンで蒸さなきゃダメだから、そっちのが無理でしょ?

 お祖母ちゃんにケロロたちの正体ばらしてたのはいいのか? 前回は、必死で隠してなかったか? ケロロの背負ってるのぼりは、『七人の侍』。

 もう、ちょっと温めのおさらい編はいいんで、とっとと通常営業に戻って欲しいな。

★★・・・

【コロッケ五円之助】

2005年4月14日
・『極上生徒会』公式サイト

監督:岩崎良明 シリーズ構成・脚本:黒田洋介 キャラクターデザイン:川田剛 美術監督:廣瀬義憲 音楽:下村陽子 アニメーション制作:J.C.STAFF

第1話「拝啓、ミスター・ポピット」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:岩崎良明 演出:高島大輔 作画監督:清水博幸


 母を亡くしてひとりになった蘭堂リナ(田村ゆかり)は、文通相手の“ミスター・ポピット”の計らいにより宮神学園に編入することに。しかし、入居するはずのアパートは火事で焼失。さっそく路頭に迷う。

 腹話術人形が…。ギャリソン先生(@『サウスパーク』)かよ。どっちにしてもヤバそう。腹話術人形のプッチャンを無言でハタキ落としたくなる気持ちは大いにわかる(笑)。

 女子校で生徒会でと、黒田・岩崎アニメらしくベタでユルい感じ全開。キャラデザインは、意外とあっさりめだけど。しかし、極上生徒会って、名前からしていかにもバカそうだなぁ。役職(?)も、遊撃だの隠密だのと、アホ臭さ爆発。

 声優も、人気どころを集めた感じで、実際観てもそつない感じ。とくに悪くはないけど。田村ゆかりの腹話術演技が浮いてるというか異様というか。ここだけ(笑)、要注目。男が、放火犯人しか出てこないのも異様。

★★½・・

【コロッケ五円之助】
・『魔法先生ネギま!』

第14話「XIV時間目」
脚本:大河内一楼 絵コンテ・演出:中津環 作画監督:古田誠・本橋秀之


 明日から夏休み。街で目撃されたネギと木乃香(野中藍)からは、ただならぬラブラブな雰囲気が。

 監督が宮崎なぎささんから羽原信義さんに交替。今回が、その交替初回。

 なんかもう、わかりやすいくらい画面が良くなってる! キャラも、髪の毛とかにちゃんと影が入ってるし、色もノーマル部分とのメリハリが出た。街のモブシーンとかやたら描き込みがされてるし(さすがに動いてはないんだけど)、喫茶店でのサンバの衣装(?)もムダにテクスチャーが凝ってるし(『巌窟王』?)。美術もビックリするくらい良くなってたよ。

 今回、舞台が学園内じゃなくて街に移ったってのもあるのかも知れないけど、一気に生活感というかリアリティが出たね(もちろんコレ系のアニメに要求される程度に、ではあるけど)。こういうアニメって、ある程度生活感が出ないとエロっぽさも出ないってもんだよね。

 くやしいけど(?)、ちゃんと良くなってるね。作画のおかげか、話も面白く思えた。我ながら単純だなぁ、と(笑)。

 木乃香のヘンな関西弁は変わってないけど。エンディングが新曲。曲調に合わせてカモくんの歩くタイミングも速くなってた。

★★★½・

【コロッケ五円之助】
・『陰陽大戦記』

第28話「封印の胎動」
脚本:岡崎純子 絵コンテ:菱田正和 演出:藤田陽一 作画監督:佐久間陽一


 雪が降ったまま、学校は2学期が始まる。リクは、天流に伝わる話と地流に伝わる話の齟齬に着目する。やはり、鍵は神流が握っているのか?

 ひさびさのユミ先生(立野香奈子)が懐かしい。この先生は相変わらずね。癒される〜。

 地流の大鬼門と、ミカヅチグループの実社会での勢力伸長のもくろみとが繋がってる辺りがちゃんと面白いね。しかし、ソーマくんはなんでこんなに経済活動に詳しいんだ? 日経よく読んでるからなのか?(笑)

 天流が、宗家リクを中心にまとまってきたね。お祖父ちゃんがひさびさに登場。『愛してるぜベイベ★★』の都おばさん状態(帽子も同じだし)。

★★★・・

【コロッケ五円之助】

2005年4月13日

 BS2で、アニメ映画劇場やるみたいなんでチェック。月曜から金曜までびっしり。『銀河鉄道の夜』は、ずいぶん観てないんでひさびさに観てみようっと。

  • 4月18日(月)午後8:00〜『銀河鉄道の夜』
  • 4月19日(火)午後8:00〜『千年女優』
  • 4日20日(水)午後8:00〜『劇場版ユンカース・カム・ヒア』
  • 4月21日(木)午後8:00〜『老人Z』
  • 4月22日(金)午後7:45〜『MEMORIES』
・『甲虫王者ムシキング』

第2話「サーカス団の少女」
脚本:吉田玲子 絵コンテ:小枝マリ 演出:川口敬一郎 作画監督:西尾公伯


 父さんを探しに旅に出たポポと小さなカブトムシ。ポポは、森で不思議な少女と出会う。

 前回に引き続き作画が良好。川を飛び跳ねるところの背景動画も躍動感あった。

 んで、宍戸留美をつれてるシベリア柳生みたいな連中は、森のサーカス団。サーカス団はいいけど、誰に見せるんだ? 町みたいなのもあるのか?

 パム(宍戸留美)が、ちゃんと歌を唄いながら登場したのは良かった!(キャラが唄ってるんじゃないってのが残念) こういう登場シーン、結構好きなんです。ポポの涙をペロッとなめるのがヤラシイ。

 その後の長島雄一の、「お前の森の母の花は身震いするほど美しかったな」ってセリフも、いかにも悪役でナイス。

 TARAKOさんの小さなカブトムシはムシキング? 旅の仲間も出てきて、本格的に冒険モノらしくなってきた。

★★★½・

【コロッケ五円之助】
・『アイシールド21』

第2話「アメフトやろうぜ!」
脚本:岸間信明 絵コンテ:西田正義 演出:筒井義明 作画監督:加藤寛崇・加藤剣


 なんだかんだでアメフト部に入っちゃう瀬那。勢いづいた蛭魔は、瀬那と栗田に明日の試合に出るため選手を集めてくるよう命ずる。

 瀬那は、40ヤード4.2秒。なんかステップも天然で上手い。やっぱ天才じゃん。あとはボールのハンドリングくらいか?

 キャラに慣れたら、割と普通のスポーツ青春モノしてる。ちゃんといじめられっ子ってのも定番でイイね。しかし、オープニング見てもホントに統一感ないキャラデザインだな。同じマンガの登場人物とは思えない。

★★½・・

【コロッケ五円之助】

2005年4月12日

 そういや、月曜の朝日新聞に「知日派増やせ 「アニメ外交」」ってな記事が出てた。なんでも、ODAで放映権購入の支援をするそうな。

 なんか、胡散臭げな話だなぁ。だいたい海外で受けてるアニメって、それこそ『ポケモン』とか一部の大作だけでしょ? 先進国での市場開拓が一通り終わって頭打ちになったんで、途上国向けにってことなんだろうけど。ホントに市場として成熟するには、大作より中堅の作品を支持してくれる分厚い中間層(マスとコアなファンの中間)が出てこなきゃ無理っぽい。

 インテリ層狙って、研究者とかライターとかそっちの方にばらまいた方が、後々のアナウンス効果があるかも?

・『エレメンタル・ジェレイド』

第2話「運命の同契(リアクト)」
脚本:荒川稔久 絵コンテ:うえだしげる・孫承希 演出:孫承希 作画監督:今井雅美 メカニック作画監督:桝田浩史


 同契(リアクト)により武器に変わるレン。しかし、船はお頭(加藤精三)ともども沈み、クーたちとアークエイル御一行も地上に墜落する。

 「男なら、何があってもその子を守り通せ! それが出来たときお前は一人前だ!」(byお頭)。いや〜、定番定番。

 リアクトして武器になったときに、肩の上に乗っかってるのが背後霊チックでちょっとカワイイね。

 アークエイルたち、すっとこ3人組がマヌケでいいなぁ。お腹が空きすぎて仲間が肉に見えるってギャグ、ひさびさに見たよ(笑)。絶滅危惧種A。いちいちポーズつけて喋るシスカも相変わらず笑える。ああ、ベタなギャグに癒される〜。

 レンが行きたいのは、“エディルガーデン”っていう、伝説の場所らしい。レンは人間嫌い。エディルレイドみたいな強大な力を手に入れた人間がロクでもないことを考える、ってのがテーマになるのかしらね。コレまた定番。手堅い展開でまあまあ好感。

★★★・・

【コロッケ五円之助】
・『BLEACH』

第27話「必殺の一撃を放て!」
脚本:十川誠志 絵コンテ・演出:小柴純弥 作画監督:河村明夫


 攻勢に出る一角の前に防戦一方な一護。「こっちはアンタの攻撃にようやく目が慣れてきたところだ」(by一護)。

 一護と一角の決着がついたシーンの、水墨画っぽい劇画調の感じの止め絵はいい雰囲気出してた。檜山修之さんの演技も熱いし。とくに理由はないけど強い一護、ってのが「ジャンプ」らしい。血はドバドバ出るけど、死んじゃわないってーのも少年マンガらしい決着だね。

 今回も前回同様、全編バトル。しかし、瀞霊廷って広いなぁ。死神隊は13番隊まであるらしいけど、1個隊に何人いるんだ?

 エンディングの絵は毎回違うのね。今週は三番隊。

★★★・・

【コロッケ五円之助】

2005年4月11日

 「アニメージュ」5月号で、『舞-HiME』に続編制作決定な記事が。本当にやるんだ。やっぱりあざといじゃん(笑)。

 最終回のラストの、なつきがフレームアウトするカットで、後ろにいたカメラ目線の女の子はやっぱり次の主人公らしい。「だれだろう?」とは思ってたんだけど。

 ここまで来たら、とことんまで悪魔に魂を売って欲しいです。

・『うえきの法則』

第2話「バトル開始!! の法則」
脚本:川瀬敏文 絵コンテ:葛谷直之 演出:秦義人 総作画監督:堀越久美子 作画監督:小松信・原田峰文


 「いよいよ今日からだぞ植木のヤツ。選ばれし中学生どものバトルゲーム…」(byコバセン)。

 というわけで、第2話にしてさっそくバトル。バトル的状況をまず描いて、説明の方は追い追い小出しにして行くみたいね。

 神候補として中学生を戦わせるのはいいとして、神様になったら一体何が出来るんだろうね。現神様(小杉十郎太)は、なんかハーレム的な生活をしてるみたいだけど。

 今回は、火吹く能力のヤツとの戦い。能力も使い方によっていろいろ応用があるみたいね。うえきの能力もいろいろ発展してくんだろうね。小桜エツ子声の神候補の名前が、ラファティ。ラファティって、電気工事技師のほら吹き爺さんじゃないのか?(ラファティ違いです)

 元気のいい川上とも子声が引き続きイイね。その他は普通にバトルモノかなぁ。悪くはないです。全編、画面に春霞みたいなフィルターがかかってるのがちょっと気になる。

★★½・・

【コロッケ五円之助】
・『エルフェンリート』

第11話「錯綜」
脚本:吉岡たかを 絵コンテ:あべたつや 演出:草川啓造 作画監督:武藤技闇・阿部達也


 ルーシーを葬るため、最強最悪のディクロニウス35番、マリコ(川上とも子)を使う決定をする蔵間。マリコが唯一心を許す母親代わりの女性研究員、斉藤(山本麻里安)にコントロールさせようと試みるが…。「お母さん…? じゃない」(byマリコ)。

 斉藤さん、予想に違わず吹っ飛ばされちゃいます。容赦ねーなぁ。斉藤さんは、最後まで任務を捨てませんでした。敬礼! マリコは蔵間室長の実の娘でした。途中からずっと、蔵間の娘はナナかと思ってたよ。騙された。

 ああ、ナナ(松岡由貴)が癒される〜。ナナの“はじめて”シリーズ、お風呂編も。

 海岸のゴミ拾いしてる坂東(中田譲治)。やっぱりいいヤツ? いや、たぶん来るべきディクロニウスとの戦いに備えて、まわりに投げるものがないようにしてるんだろうね。ナナんときにそんなこと言ってたような。

 蔵間室長が独自に動き出して、坂東と接触。家族の幸せを知ったナナがそれを守るために出て行って、ユカがにゅうに嫉妬しちゃって飛び出してっちゃう。そして、封鎖される江ノ島。ここに来て、楓荘を取り巻く微温的な疑似家族風景に歪みが…。クライマックスって感じがビンビンで良かったよ。作画も良かった。

 にゅうが自らコウタの妹のカナエになりきってコウタを許すってシーンが象徴的。にゅうによって赦されるコウタなんだけど、にゅうの本性(=ルーシー)はコウタにとっては決して許されない存在っていう二重性がイイね。

 「楽しくなりそう♪」(byマリコ)。


今回の名言:「大丈夫、必ず帰ってくるよ。だってナナ、そうめん食べたいもん!」(byナナ@松岡由貴)

★★★★・

【コロッケ五円之助】
・『エルフェンリート』

第12話「泥濘」
脚本:吉岡たかを 絵コンテ・演出:渡辺純央 作画監督:深澤学・服部憲知・細山正樹・森田実


 マリコの圧倒的な強さの前に為す術もないナナ。マリコはナナを、子供らしい残忍さでもてあそぶ。「やだ、もう痛いのいやだよう!」(byナナ)。

 ああ、松岡由貴キャラが川上とも子キャラに…。ヒドイことするなぁ(笑)。

 前も言ったけど、コウタがそもそもの原因なのね。カナエもユカも、んでルーシーも、みんなコウタのことが好きで、んで当のコウタの八方美人な態度がみんなを傷つけちゃってる。もちろんコウタには、悪意もなにもないんだけどさ。マユが言ってるように、楓荘にみんなを受け入れて仲良くってのも、自分のついた些細な嘘のせいで悲劇が起こったってのを(無意識に)判ってるからなんだろうね。

 返り血を浴びたルーシーの口ずさむ“LILIUM”が、良いタイミングだったね(オープニング曲です)。ルーシーが生涯の中で唯一楽しく過ごせた大切な思い出、思い出したくなくて封じてきたコウタの悪夢。その2つが交わった一瞬ってのが、観る側にとっては待ってたけど来て欲しくなかった一瞬。うんうん。

 でも、そのあと倒れたふたりが見つめ合って「ポッ」ってなるのは、さすがにいかがなもんかと思ったぞ(笑)。

 とっても大事なシーンのはずなんだけど、坂東が闖入してきて一時中断のおあずけ状態。最終回へ続く! だあぁ、はよ見せろ! あ、あと、橋から逃げるルーシーと追う坂東は、あれはギャグの動きでしょう?(笑)

 ちと食い足りない感じが残ったね。次回の最終回に期待。


今回の名言:「何言ってんだ、友達だから殺さなかったんじゃないか」(byちびルーシー@小林沙苗)

 「もうやめてよ!」ってコウタにガンガンされてるルーシーが悲しげな表情だったのがポイントかと。

★★★½・

【コロッケ五円之助】

2005年4月10日
・『創聖のアクエリオン』公式サイト

原作:河森正治・サテライト 監督:河森正治 副監督:ところともかず シリーズ構成:大野木寛・河森正治 キャラクター原案:金田榮路 キャラクターデザイン:藤川太 美術監督:太田大 CGIディレクター:小林謙一 CGIアニメーション監督:井野元英二 音楽:菅野よう子 アニメーション制作:サテライト

第1話「天翅の記憶」
脚本:河森正治 絵コンテ:河森正治 演出:ところともかず 作画監督:入江篤・藤川太


 11年前の大異変により地上はほぼ壊滅状態。アポロ(寺島拓篤)はそんな地上で仲間と保存食を盗んで生き延びる、たくましい半野生児。そのアポロの元に、ふたり連れの男女が現れる。「うぇ〜、何アレ? 汚らわしい。あんなケダモノが私たちと同じエレメント候補生だっていうの!?」。

 『地球少女アルジュナ』の河森正治監督最新作。今度は、転生モノ?

 TVのスポット予告編観て、もっと安いアニメを想像してたら、結構クオリティは高くてビックリ。CGは、一昔前っぽい感じがしないでもないけど。作画・美術はイイ感じ。キャラの表情もギャグっぽいところとか、ちゃんと面白かった。アクションシーンも、パースの付け方がヘンで面白い。

 話自体は正直、なんのこっちゃさっぱり判らん。でも、Bパートの飛田展男と石塚運昇のやり取りとか見てたら、「とりあえず今は笑って観てたらOKなんだ」って判ったんで、気にしない気にしない〜(笑)。

 “合体”も、期待通りバカバカしくてナイス。「創聖合体、GO! アクエリオン!」「ウソ…、気持ちいい〜」。

 いきなり能力に目覚める主人公、その後ろに現れるアポロン神(?)、謎の予言をする車いすの美少女、突然現れるハッタリ効きまくりの謎の司令官、驚くだけが取り柄のインテリ型副指令。道具立てがどれもこれも典型的なのが、狙ってるよね。いや〜、笑えるなぁ。こういうの好きですよ。ま、お気楽に観られそうで、ひとまず安心。

 ところで、かかずゆみ声のキャラ、『おジャ魔女』のももちゃんと同じ髪型だね(どうでもいい)。

★★★★・

【コロッケ五円之助】
・『ふたりはプリキュア Max Heart』

第10話「パニック寸前! 甘くて危険な見学実習」
脚本:川崎良 絵コンテ・演出:山吉康夫 作画監督:河野宏之


 今日は、クラスでケーキ工場の見学。なぎさは、タダでケーキ食べ放題とはしゃぐ。

 敵の屋敷でもちゃんとケーキ食べてたりするところは面白いね。なぎさの妄想も良かった。

 ひかりが仲間との調和(ハーモニー)を考えてるところとケーキ工場の作業のハーモニーと繋がってるところもちゃんと定番。こうなると、もう一押し欲しいところだけどね。前シリーズ観てるときには感じなかった欲が出てくるよ。

 ひかりがプリキュアにパワーを送るときに、衛星軌道上の(?)ハート形の巨大構造物が出てきたところは笑った。それはそうと、ひかりを「クイーン」ってハーティエルに呼ばせてネタばらししてたけど、そのごひかりもプリキュアもそのことにまったく触れないのはなぜ?

★★½・・

【コロッケ五円之助】
・『おねがいマイメロディ』

第2話「勉強が出来たらイイナ!」
脚本:山田隆司 絵コンテ:森脇真琴 演出:高林久弥 作画監督:一川孝久


 天才バイオリニスト、柊恵一(置鮎龍太郎)に出会ったクロミ(竹内順子)は、メロディ・ボウとメロディ・キーの本来の使い方を思い出す。クロミはさっそく、勉強が出来るようになりたいという谷口くんの夢につけ入ることに。

 谷口くんの頭がパソコンに! 「OA仮面参上!」(笑)。いや〜、思ってたよりハチャメチャなアニメになりそうね。

 しかし、マリーランドの王様(木内秀信)はとんだ暗君だな。人間界のTVに毒されてるらしいし。マイメロよ、失道した愚王を弑たてまつるのだ!(笑)

★★★・・

【コロッケ五円之助】

2005年4月9日

 『ダ・ヴィンチ』に連載の山岸凉子さん『舞姫 テレプシコーラ』が、やっぱり面白い。

 六花がバレエに真剣になってくのと、千花の膝がどうもダメっぽいってのとがオーバーラップしてきて、新たな展開に入っていきそう。六花が、感性にテクニックを装備して、一気にレベルアップしたりする展開期待してます。まあ、月刊連載だし話のテンポもかなりゆっくりなんで、カタルシスはだいぶ先になりそうだけどね。でも、楽しみ。

 単行本の新巻も買わなきゃ。

・『学園アリス』

第22話「ベアと王子様☆」
脚本:島田満 絵コンテ・演出:松本淳 作画監督:三井寿


 学園でもっとも恐れられている存在、ベア。そのベアの生みの親、園生かなめ(小林沙苗)が病院から一時退院して戻ってくる。

 ベアにこんな感動的なバックグラウンドがあったなんて。泣ける。アカン、こういう話は弱いねん(泣)。

 普通じゃない力で他人に優越感を持ったり逆に重荷に思ったりしてる生徒が多いんだけど、かなめ先輩みたいにアリス能力で初めて世間との接点を持てて、人に喜んでもらえることが生き甲斐になってる人もいる、と。アリス能力も一概に悪いワケじゃないってのがバランス良くてイイ。それを温かく見守る安藤先輩やベアってのがまた泣けるね。

 「愛しくてたまらない、そばにいてやりたい。ベアはぼくに命を吹き込んでくれたんだ」(byかなめ@小林沙苗)。

 「そばにだれかがいてくれる」かなめ先輩や蜜柑と対照的に、自分ひとりで暗黒面を背負い込もうとしてる棗がまた切ないね。

 話も演出も作画も、バランス良くまとまってた。『アリス』の中で一番の出来かも。

 ところで、ひとだまってのは天ぷらにすると美味いんだよね、蛍さん(笑)。みんなの秋物の私服がちゃんとカワイくて良かった。

★★★★½

【コロッケ五円之助】
・『ふしぎ星の☆ふたご姫』

第2話「メラメラの国☆はらぺこのプロミネンス」
脚本:中瀬理香 絵コンテ:佐藤順一 演出:奥野耕太 作画監督:佐藤寿子


 ファインとレインは、低いプリンセスレベルを上げるべくさっそくメラメラの国へ。しかし、メラメラの国のみんなは元気がない。

 「やっちゃう?」(byファイン)
 「やっちゃう!」(byレイン)
 「やっちゃお〜う♪」(ハモって)

 今回のプーモ(こおろぎさとみ)の能力制限設定語りのおかげで“大まかカバー”(笑)できたんで、今回はストーリーに集中できた。

 自分のために力を使っちゃダメとか言っときながら、ひとりで自分のためにも使える“ひとりプロミネンスの力”なる便利なモノもあるそうな。う〜ん、まあいいか。

 犬のしっぽに火種がついてたから、その火種で火山に再び火を入れるってオチかと思ってたんだけど違った。メラメラ編は続くみたいだし、ニヒルなエクリプス(皆川純子)もヒント与えてたし、もちっと様子見。エクリプスは、やっぱりテニスの国の王子様だったり?(笑)

 星の小瓶チェ〜ック!

★★★・・

【コロッケ五円之助】
・『ツバサ・クロニクル』公式サイト

原作:CLAMP 監督:真下耕一 脚本:川崎ヒロユキ キャラクターデザイン:芝美奈子 美術監督:渡辺紳 音楽:梶原由記 アニメーション制作:ビィートレイン

第1話「必然のデアイ」
脚本:川崎ヒロユキ 絵コンテ・演出:守岡博 作画監督:芝美奈子


 クロウ国の王女サクラ(牧野由依)と子狼(入野自由)は、お互いを想い合う幼なじみ。ある夜、サクラは遺跡からの音に呼ばれるように引き寄せられる。

 アバンタイトルからして、すでに真下さんらしさが出てたね。ガラス越しに寄り添うふたりを観て、『スタートレック』映画のスポックとカークを思い出した人も多いでしょう(多くねえよ!)。

 真下さんの世界って個人的にちょっと苦手だったりするんだけど、今回、本編はキャラの心情も分かりやすいし話もちゃんと判った。まあ、ストーリー自体がありがちな異世界ファンタジーなんで、誤読のしようもないんだけどさ。

 スターシステムも、とくに意義を見いだせないんで、声優がどうとかも大して気にならないです。キャラデザインは、(とくに主人公ふたりが)幼い顔にミョーにヒョロッとしたきしめんみたいな手足が伸びてて、ちょっとバランスが悪い気がする。つーか、気持ち悪い。この辺はあくまで個人的趣味だけど。

 小狼くんのラストの叫びが『セカチュー』だったのが笑った。いや、こないだ『ジャぱん』でもパロディ見たばっかりだったしね(笑)。

 一連の真下作品とくらべて、そんなにクセは強くなかったけど、グッと来るポイントも見いだせなかったな。まあ、引き続き観ます。

★★・・・

【コロッケ五円之助】

2005年4月8日

 WEBアニメスタイルで、『鋼の錬金術師』の水島精二監督インタビュー(その1)

 やっぱり『ハガレン』は、原作ファンでアンチアニメのファンって結構いるんだねぇ。ところで、『巌窟王』は、全話オールカラーでカッティングというスケジュールを守ってたらしい。

・『陰陽大戦記』

第27話「季節狂乱」
脚本:樋口達人 絵コンテ:中村憲由 演出:工藤寛顕 作画監督:佐久間信一


 大鬼門のせいで、真夏なのに雪が止まない。ひとまずリクはソーマを連れ天神町に帰ることに。

 ああ、マサオミさんの説明で総集編になるのね。話してる相手は神流のエライさん?

 と思ってたら、ああちゃんとバトルもあるのか。相手は妖怪、土蜘蛛。

 と思ってたら、「ん? さっきと同じカットの使い回し?」って、モモちゃんとリナが闘神師に!? え〜〜っ!!

 モモちゃんの式神、豊穣のネネの登場シーン、胸が揺れたりおしりが弾んだり縄跳び跳んだり(謎)、今までの式神の中で一番凝った登場シーンだった(笑)。その後の展開も無茶苦茶だぁ。わっはっは!

 「リッくんが悪いんだからね…(中略)あたしずっと待ち続けていたら、心配で心配で…、大降神出来きるようになっちゃったじゃないのよ〜〜ッ!!」(byモモちゃん)。

 作画も、動きまくって面白かった。コゲンタとかリクの崩した顔がまた笑える。夢オチとはいえ、こんなハチャメチャなのもアリなんだ、このアニメ。中村憲由さんコンテ回らしい暴れっぷりでした。

 天気予報のおじさん、アレは福井さんのマネなのか? 新オープニング、カッコいいね。エンディングはしっとりモモちゃん。

★★★★・

【コロッケ五円之助】
・『まほらば Heartful days』

第13話「鳴滝荘のタカラモノ」
脚本:山田靖智 絵コンテ・演出:長井龍雪 作画監督:佐野英敏


 隆士たちは、物置で宝の地図を発見。恵は喜び勇んで、さっそく宝探しをはじめる。

 コレまたベタな宝探しのお話。

 パラレルで梢ちゃんの曾お祖父さんの話になってて、このアニメらしくほっこり。白鳥くんと梢ちゃんが出会ったお葬式は、この曾お祖父ちゃんのお葬式だったのね。

 桃乃さん、ジョニーと話するときに、ちゃんと手の犬の方を向いて話してるのがなんか改めて笑えた。昔の写真見たときも「ジョニーもいるよ」(by朝美)、って本体の灰原はみんなしてほったらかしなのね。これって優しいのかそれとも冷たいのか…(笑)。

 ホンワカとノスタルジーな感じが今の流行なのかなぁ、と。

★★★・・

【コロッケ五円之助】
・『ケロロ軍曹』

第53話「ケロロ お宝侵略駄作戦! であります」「アンゴル・モア 花見でモアモア〜 であります」
脚本:笠原邦暁 絵コンテ・演出:福本潔 作画監督:中山初絵・糸島雅彦


 冬樹がケロロと古代遺跡巡りする話と、モアちゃんが桜を咲かせる話。

 枠移ってから、ケロロがペコポン心機一転、侵略に熱心になってるのがなんか可笑しいね。

 モアちゃん再降臨(?)。モアちゃん、制服のデザインが変わってる。タママの嫉妬とか、なんか久しぶりだなぁ。っていうか、原点回帰?(能登麻美子声で)

★★½・・

【コロッケ五円之助】
・『イリヤの空、UFOの夏』公式サイト

第2話「ラブレター」
脚本:横手美智子 絵コンテ:伊藤尚住 演出:中尾幸彦 作画監督:古瀬真弓


 水前寺部長から浅羽に、伊里野を新聞部へ入部させるためまずはデートに誘えと命令が下る。

 浅羽の妹、夕子(高野直子)登場。浅羽と伊里野のデートなんだけど、水前寺と榎本がふたりして(別々に)「そこだ浅羽、チュウだ〜!」ってのはなんか笑えた。バイクのチェイスは、ちょっとタルかった。いかにもなBGMもちょっとダサいし。

 妹の「お兄ちゃんは変態じゃないも〜ん!」は良かったね。良かったシール2枚だ!(笑)

 Bパート後半、伊里野が浅羽に自分の秘密を喋って、秘密を共有するってエピソード。もうちょっと、伊里野の素っ気ないんだか気があるんだか判然としないっていう、恋のシーソーゲームみたいな(笑)ところを出して欲しいなぁ。

★★½・・

【コロッケ五円之助】

2005年4月7日

 なんか、一気に暖かくなってきた。夜はまだ意外と冷えるんで、腹の調子が悪くなったりしてイカンね(笑)。

・『BECK』

第26話「America」
脚本・絵コンテ・演出:小林治 作画監督:日向正樹


 BECKを復活させようと奔走するコユキ。依然竜介は行方知れず。竜介がいないまま、BECKはアメリカツアーを開始する。

 ラストのラストで、コユキが積極的にメンバーを誘ってBECKを復活させるってのがなかなか泣ける。思わず泣いちゃう千葉くん、子細も聞かずOKする平くん、駆けつけるサク。相変わらず静かな描写なんだけどじんわり効く。

 アメリカツアーを、写真(小林治さん(?)のイラスト)と、コユキと真帆のコメントで紹介するのも良い。ホントに友達から話聞いてるような気分になっちゃうね。上手い!

 竜介に再会するところも、直接描かずに、ライブの音(曲は、“Slip out”)だけで聞かせるところもナイス。そのライブの感じがアットホームだったのも、最後までBECKらしいよね。

 ああ、じんわりとした味わい。

★★★★½

・総評

 人気マンガのアニメ化ってことで注目も期待も高かっただろうけど(だよね?)、監督の個性が物語の方向性と上手いことマッチして、なかなかに幸福な巡り合わせとなった作品と言える。

 とくに、最初の方の思春期のもやもや感はたまらないモノがあったし、中盤以降はライブシーンの雰囲気の上手さが光った。グレイトフルサウンドの盛り上がりも、アニメでは難しいと思われるライブっぽい現場の雰囲気のノリでのテンションの盛り上がりみたいなところが上手く表現できてたし。

 作画が回によってクオリティにばらつきが出たりしたけど、全体的には同じトーンの演出でキッチリ統一されてた感じがあったんで、あんまり気にならなかったな。竜介や真帆の英語がちゃんと帰国子女っぽかったのも、細かいけどポイント高し。竜介のぶっきらぼうな感じも、結構キャラに合ってたと思うよ。

 監督の趣味があまりに前面に出すぎると、気負いすぎてコケたりするもんだけど、地に足のついた感じの演出がそう感じさせない余裕みたいなのを醸し出してたね。アニメっぽくない(とアニメファンが言っちゃうのもなんだけど)キャラのリアリティ・生活感みたいなところがホントに上手かった。高畑勲的リアリティでもなく、一連のI.G路線の感じともまた違う、今の空気感を上手く掴んだ新たなリアル像を提示したかも(いや、根っこは結構高畑的か?)。

 とにかく、(セカイ系とかじゃない)思春期像を描いたストレートな青春アニメだったところが良かったな。

総合評価
★★★★½

【コロッケ五円之助】
・『舞-HiME』

第26話「shining☆days」
脚本:吉野弘幸 絵コンテ:小原正和 演出:太田雅彦 キャラクター作画監督:竹内浩志 メカ作画監督:大塚健


 ついに開いた封架の宮。そして、柱の前でプログラムを発動した深優。「だれかの思い通りの世界なんて気持ち悪いだけ! そんなの、私要らない!」(by舞衣)。

 いやいやいや〜、やっぱりこうなるのね? 萌えに始まって燃えに転じ、昼メロ並のドロドロになって、ラストはまた表層的な萌えに着地した。まあ、舞衣と楯とのラブストーリーとしてみたら、このラストでも正しいとも言える、かな?

 ラストに黎人さんから、もやもや〜っと悪いモノ(黒曜の君の本体?)が分離して「愚かな…」とかいいながらチャイルドを発動させるところとか、甦ったHiMEたちがビューンと飛んでくところとかみてると、もうこれは確信犯なんじゃないかと。分かっててやってるんじゃねーかと。

 ワザとみんなが騒然とするようなふざけたラストで話題をさらおうとする、このアニメらしいあざとさなんじゃねーかと。深読みしすぎ? このアニメの手練手管っぷりからすると、ありえないことでもないと思うけど。ギャグっぽいノリとか見たら、もうわざとでしょ? いずれにせよ、自作品に対する愛のない感じは否めないなぁ。「堪忍なっ♪」(by静留)。

 あんまり乗ってやるのも癪なので、多くを語りませんが(語りすぎ?)。あ、舞衣と命のバトルは迫力あって良かったよ。

★★★・・

・総評

 ノリノリの第1話で掴みはオッケーってな感じで楽しく見てたこのアニメ。この何とも言い難いポカーンなラストも、端から手練手管アニメとして割り切って観てたぼくとしてはそんなにショックでも怒り心頭でもなかった。

 なんだかんだいって、週1回30分結構楽しませてもらった。手練手管ってのも、いい風に考えると見てる人を楽しませてやろうっていうサービスなワケだから、一概に悪いとも言えないしね。個人的には、ここまでサービスたっぷりにやってくれるなら、多少あざとくても良いかな。

 何人もいるキャラの描き分けとか、それぞれのキャラにドラマを持たせて印象づける手法は、さすがにそつなくて上手かった。30分内でのドラマの盛り上げなんかも、毎回かなり練って詰めて、なかなか観ごたえがあったしね。

 まあ、26話かけて、命がやっとブラをつけるようになったってことで、ハッピーエンドとしましょうや(笑)。

総合評価
★★★½・

【コロッケ五円之助】

2005年4月6日
・『甲虫王者ムシキング 森の民の伝説』公式サイト

監督:山内重保 シリーズ構成:吉田玲子 キャラクターデザイン:馬越嘉彦  美術監督:坂本信人 音楽:和田薫 アニメーション制作:トムス・エンターテインメント

第1話「ポポの旅立ち」
脚本:吉田玲子 絵コンテ・演出:山内重保 作画監督:依田雅彦


 森の民の子ポポ(宮原永海)は、森で母さん(詩乃優花)と平和に暮らす。父さん(五代高之)はずっと前に、森の滅びを止めるため旅立った。そして今、森は異変に見舞われ、母さんは花に姿を変えてしまう。「ポポ、この森を出なさい」(by母さん)。

 第1話からバリバリの山内節だぁ。回想シーンも、いつもの山内さんだし。母さんとの別れのシーンも情感たっぷりで熱いよ。少年の旅立ちみたいなところを押さえててナイス。

 バトルシーンは3DCGで、ここは割と予想通りの出来。そこそこ迫力あるよ。ただ、セルアニメーションとのなじみ具合にちょっと不満が。CGのカブトムシに、手前のエフェクトだけが作画だったり。ま、分かってて(あえて気にせずに)そうしてるのかも知れないけど。

 馬越キャラはシンプルでカワイイし、作画もなかなか良好。カブトムシのバトルと、森を救う使命とがどう繋がるかが謎だけど、マスコットキャラのちいさいカブトムシ(TARAKO)も出てきたんで、その辺も次回辺りに語られるでしょう。意外とストレートな冒険モノになりそうかな。

 次回予告見たら、「ももちゃん(宮原永海)の次はおんぷちゃん(宍戸留美)?」、みたいな〜(笑)。

★★★・・

【コロッケ五円之助】
・『アイシールド21』公式サイト

原作:稲垣理一郎 漫画:村田雄介 監督:西田正義 シリーズ構成:岸間信明 キャラクターデザイン:高谷浩利 美術監督:柴田聡 音楽:大谷幸 アニメーション制作:ぎゃろっぷ

第1話「光速の脚をもつ男」
脚本:岸間信明 絵コンテ・演出:西田正義 作画監督:時永宣幸


 幼なじみのまもり姉ちゃん(平野綾)と同じ高校へ入学を果たした小早川瀬那(入野自由)。入学早々不良にいじめられる瀬那は、アメフト部の栗田(永野広一)に助けられる。

 原作未読。アメフト自体はときどき見る程度だけど、ルールはちゃんと知ってる。

 最初から才能があるってパターン。主人公の髪型とか、不良の描写とか、なんか古くさいなぁ。キャラデザインも、あんまり統一感ないし。

 演出も、ちょっとメリハリに欠けるかも。う〜ん、観てみてあんまり好きなところがないけど、もうちょっと観てみようか。

★½・・・

【コロッケ五円之助】
・『ストラトス・フォー A』公式サイト

原作:スタジオ・ファンタジア 監督:もりたけし キャラクター・メカニックデザイン、総作画監督:山内則康 美術監督:糸満昭 音楽:天野正道 アニメーション制作:スタジオ・ファンタジア

第1話「CODE:201 WAVE OFF」
脚本:もりたけし 絵コンテ:藤澤俊幸 演出:阿部達也 作画監督:清丸悟


 美風(かかずゆみ)たち4人がコメットブラスターの試験を受けるため下地島基地を去る。入れ替わりに新人メテオスイーパー候補3人がやってくる。世代交代にしんみりする教官たちだったが、予定のない機が着陸要請してくる。

 「落ちました」(by香鈴@折笠富美子)。

 なんだかんだで、3シリーズ目の『ストラトス・フォー』。『A』は“ADVANCE”のA。相変わらずマイペースな始まり。っていうか、前のOVAシリーズ、終わってたとは思ってなかった(笑)。話自体は前のOVAの続き。次からついに宇宙(軌道)が舞台だ、と思ってたらまた下地島基地が舞台なのね。

 んで、新キャラは、霧子(水橋かおり)、美麗(渡辺明乃)、磨奈(寺田はるひ)。新シリーズ第1話目なんだけど、出撃シーンも訓練飛行もナシ。ついでに、お風呂シーンもパンチラすらない。こんなんスタジオ・ファンタジア作品じゃねー、って感じ?(笑) かわりに、軍事評論家の岡部いさくさんがゲストキャラで出ます(嬉しくない)。

 今度こそ、スターシードの話とか終わるんだろうな? 今度のOVAは6話あるみたいだから、その辺も期待。

★★½・・

【コロッケ五円之助】

2005年4月5日

 レンタル屋のゲオに行ったら、『カードキャプターさくら』のDVDがレンタルリリースされてた。

 出てる1〜5巻はすでに借りられてたんでまだ見てないけど、画面はキレイにリマスターされてるんだろうか?

・『エレメンタル・ジェレイド』公式サイト

原作:東まゆみ 監督:うえだしげる シリーズ構成:荒川稔久 キャラクターデザイン:堀たえ子 美術監督:小倉宏昌 音楽:梶浦由記 アニメーション制作:XEBEC

第1話「空と風の謳」
脚本:荒川稔久 絵コンテ・演出:うえだしげる 作画監督:堀たえ子


 空賊団、“レッド・リンクス”の半人前、クー(石田彰)。今日も気合いだけが空回り。(自分が獲ったんじゃないけど)獲物の箱を開けると、そこには美少女(高橋美佳子)が入ってた。

 『ラピュタ』みたいなファンタジーな世界。美少女は、“エディルレイド”っていう種族で、人間と同契(リアクト)することで武器に変わるってー設定。

 エディルレイドを回収に来た保護官シスカ(水樹奈々)が元気でいいキャラ。

 話は割とベタな感じだけど、テンポは悪くないね。作画も、ちょっとだけ面白い動きがあったし(シスカが弾切れになる前後数カット)。まあまあ期待できそう。

★★½・・

【コロッケ五円之助】
・『BLEACH』

第26話「結成! 最悪のタッグ」
脚本:十川誠司 絵コンテ:阿部記之 演出:木村卓司 作画監督:鈴木奈都子


 瀞霊廷に浸入を果たした一護たちだったが、一護と岩鷲、チャド、石田と織姫、夜一と、バラバラになってしまう。

 さっそく一護&岩鷲コンビのバトル勃発。別にコンビで戦うワケじゃないんだけど。バトルになっても、ちゃんとユーモアが残ってたんでホッとしたよ。

 一護の相手の檜山修之声の死神、名前が斑目一角…(笑)。副官補佐レベルの上位隊員でもこのクラスの声優使ってるのね(岩鷲と戦う方が、福山潤さん)。なかなか贅沢。

 アクション主体の回だったけど、作画は普通だったなぁ。とはいえ、バトル自体は三節根とかいろいろ出てきて面白かった。

 あと、オープニング・エンディングが刷新。デザイン的な格好良さは、前のオープニングの方が上だったな。

★★★½・

【コロッケ五円之助】
・『焼きたて!! ジャぱん』

第25話「なんやて!! 河内、漢の猛特訓!」
脚本:高橋哲子 絵コンテ:近藤信宏 演出:山田徹 作画監督:澤田貴秋


 新人戦は和馬が優勝。次は河内と諏訪原の3位決定戦。河内は、故グラハム神父の娘、シスター真子(根谷美智子)との勝負に負けたことにより、フランスパンの新たな可能性に気付いたのだった。

 根谷美智子さんの河内いぢめの演技が笑えた。『世界の中心で愛を叫ぶ』をバカにしたようなパロディもナイス。「助けてくださ〜い!」(by河内)。

 「こんにちは、ボク、アフロくん。アフロ行きま〜す! 父ちゃんにも殴られたこと無かったのに」(byシスター真子@根谷美智子)。わっはっは! 根谷さん、オモロイなぁ。あ〜、笑った笑った。

 んで、奇しくも諏訪原が作るのもフランスパン。河内の唄うフランスパンと諏訪原の踊るフランスパンの対決!(来週へ引き!) うんうん、こういうアホくさい方が『ジャぱん』らしいよね。

★★★★・

【コロッケ五円之助】

2005年4月4日

 『トップをねらえ2!』が、東京国際アニメフェア2005で、オリジナルビデオ部門で、優秀作品賞を受賞したそうな(GAINAX公式サイトより)。

 まだ2話だけなのに? いや、好きだけどね。

 ちなみに、『トップ2!』でバスターマシンのデザインの一般公募やってるみたいです。採用されると、エンディングロールに名前がクレジットされるらしいよ(笑)。

・『うえきの法則』公式サイト

原作:福地翼 監督:わたなべひろし シリーズ構成・脚本:川瀬敏文 キャラクターデザイン:田頭しのぶ 美術監督:岩瀬栄治 アニメーション制作:スタジオディーン

第1話「植木耕助・正義の法則」
脚本:川瀬敏文 絵コンテ:大上相馬 演出:今千秋 総作画監督:堀越久美子 作画監督:友岡新平 動作一原:松竹徳幸


 中学生の植木耕助(朴ろ美)は、ゴミを植物に変える能力を持つ。その能力は、神候補のひとり、中学校の担任小林先生(森功至)から授かったのだ。

 ヒロインの森あいが、川上とも子さんなもんで(笑)。小林先生(通称コバセン)の顔とか気持ち悪いんだけど。能力は『ハガレン』の植物版みたいな〜。他にもいろんな能力があるっぽい。

 原作も読んだことないし、ストーリーもまだ良く判んないんだけど、画はよく動いてた。とくに後半のバトルシーン。動作一原って役職で、松竹徳幸さん。たぶん、アクションシーンでダダーっとラフ原画を描くんだろうね。

 石田彰キャラは、またしても電柱の上とかで訳知り顔して語るにやけ顔の二枚目ってなキャラ。ホント、こんな役ばっか。

 主人公の植木が、自分なりの正義を示したってーところで第1話終了。

 とりあえず、川上とも子さんの声と作画に期待。

★★★・・

【コロッケ五円之助】
・『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』(*ネタバレ注意)

第25話「楽園の向こうへ THIS SIDE OF JUSTICE」
脚本:神山健治 絵コンテ・演出:松本淳 作画監督:中村悟 メカ作画監督:寺岡賢司・玄馬宣彦


 衛星から、米帝の原潜に核攻撃の準備を見て取ったタチコマたち。少佐はついにクゼと接触するが、そこに海自のミサイル攻撃が開始される。

 明らかに戦後史のカリカチュアとして描かれてる今回のTVセカンドシリーズなんだけど、やっぱり最後は核にたどり着くのね。まあ、ある意味ここ以外にたどり着く結末は無いのかもね。

 クゼの“革命”ってのが本人の口から語られるんだけど、判ったような判らんような。言葉通りの意味だとすると、意外とベタな内容だ。「人の上部構造への移行、硬化したシステムを捨て、人とネットとが融合するということだ」(byクゼ)。

 僕が予想したのは、逆にネットや電脳を介さない生の共同体の再評価みたいなところに落とすと思ってたんだけどね。結局クゼの出発点は、人間の心の弱さというか流されやすさへの落胆だったのね。

 「どうだ、オレと一緒に来るか?」(byクゼ)。

★★★★・

【コロッケ五円之助】
・『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』(*ネタバレ注意)

第26話「憂国への帰還 ENDLESS∞GIG」
脚本・絵コンテ:神山健治 演出:吉原正行 作画監督:西尾鉄也


 クゼの案を容れた少佐は、出島の難民たちのゴーストをネットに避難させる指示をタチコマに与える。「ねえみんな、難民の記憶をネットに上げたところで、本当に難民のゴーストが保持されていると思う?」(byタチコマ)。

 「クゼ、お前鶴を折れるか? それも左手だけで…」(by少佐)。少佐とクゼとが、孤独だった過去という共通点を持ってることが描かれてる。クゼが鶴のことから少佐を思い出したかというと、どうも違うっぽいんだけど。

 タチコマといいバトーくんといいプロトくんといい、みんなリリカルだぁ。とくに、少佐(とクゼ)がこんな一面を見せるってのは、『攻殻』ファンにとってはかなり意外。とはいえ、このリリカルさこそが、神山『攻殻』たる証だと思うな。今だから判るけど。見終わった印象も、なんだかもの悲しい喪失感が漂う。でも、悪くないです。予想してたラストとは違った印象だったけど、こういうのも味わいがあってイイね。しんみり。

 あと、今までお飾り首相だった茅葺首相が、ラストのラストで格好良かったのが救い。愛国を騙る売国奴は連行され、茅葺首相の目指す一国独立はいばらの道だ。

 ラストの桜の24時間監視は、マンガ版へのオマージュ。

★★★★★

・総評

 第1シリーズの成功を受けて、満を持してのセカンドシリーズ。

 日米安保とアジアでの労働搾取によって築かれてきた日本の平和と繁栄、外交をアメリカに丸投げしてきたことで、アジア問題を外部化してきた日本のツケ。渋い舞台設定だねぇ。本当の愛国は、自国に対する根拠のない自信を育むことじゃなく、問題点を直視する批判的精神にこそ宿る。

 戦後史テーマは押井さんっぽさが出てたけど、人間ドラマ的には各話レビューで書いたとおり、結果としてかなりエモーショナルなラストになってた。これぞ神山節って感じ。今回は、英雄の孤独感というか、天才の孤独感というか、そういうところの哀しさってのがポイントね。常に人を引きつけるカリスマを持っていながら、誰ひとりとして根っこの部分では解り合えない。

 作画は、アクションシーンに不満のあったファーストの欠点を『イノセンス』組が埋めてくれたんで、全方位で文句のない出来だったね。キャラ作画も、セカンドの方が良くなった気がする。あと、西尾鉄也さんが担当したオープニングアニメもかなり格好良かった。

 『ライ麦畑』なファーストも好きだったけど、より政治色が強くなって、より現代への視点が強調されたセカンドはかなりの意欲作だと思う。こういうの大好きなんです。あと、大事なことだけど、きちんとエンターテイメントとして面白いってところがエライ。

総合評価
★★★★★

【コロッケ五円之助】

2005年4月3日

 新番組がぞろぞろと。とりあえずも含めて。

・『おねがいマイメロディ』(公式サイト
 サンリオアニメ。マイメロディの黒目が、じっと見てると虚空に見えて怖い(笑)。星2つ。

・『MAR メルヘヴン』(公式サイト
 異世界魔法ファンタジー。キャラも演出もファンタジーの道具立ても、ちょっと古くさい感じ。星1つ半。


 そういや、昨日書き忘れたけど、『BSアニメ劇場』のお姉さんがかかずゆみさんになってたね。

・『ファンタジックチルドレン』

第26話「終焉 そして始まり」
脚本:三井秀樹・なかむらたかし 絵コンテ・演出:なかむらたかし 演出補佐:鏑木宏 作画監督:長沼範裕・北山修一・佐久間康子


 心変わりしたデュマによりリングは止められたが、ヘルガの魂はゾーンとこの世の“狭間”に入ってしまう。トーマはヘルガを呼び戻すため、単身(?)“狭間”に入る。

 「セス、死んでも償いにはならない…」(byヘルガ)。前世の罪を理由に今の生から逃げるのは簡単なこと。そして、今の生をかりそめのものとして乗り捨てることもまたしかり。受け継がれた記憶もたしかに自分の一部だけど、今この体でこの時代に生きていることを否定することは間違いだ、と。

 ヘルガにトーマにアギやソレトたちが、前世の因縁から解き放たれて、今の生を肯定するっていう、ホントに真っ当なところに着地してくれてとても良かったです。うんうん。

 ラストのエンディングテーマもバッチリハマってたし、アギたちが宇宙船をバックに去っていくカットなんかも格好良かった。いや〜、感動感動。

★★★★½

・総評

 転生モノと聞くと、今のイケてない自分はきっと何かの間違いで、どっか遠い国の王子様だったり聖戦士だったりするホントの輝かしい自分がいるはず、ってな現実逃避的なイメージがあったけど、この作品は違ってたね。思ってた以上にまともなテーマだった。

 ともすれば大風呂敷広げただけになりがちな話を、キッチリ最後まで描ききってくれたなかむらたかし監督に脱帽。時空を超えた二つの人生と、生と死っていう大テーマを、観念論に陥ることなく見事に消化してくれた。

 半径5メートルの些末な日常話や、自我と世界の存亡とが直結した話ばっかりが流行ってるなか、こういう大きなテーマをドーンと真っ正面からやってくれたのはウレシイ。演出はあくまでスタンダードに、作画もシンプルなキャラで抑えが効いてた。そして何より素晴らしかったのが、山本二三さんの背景美術。この美術のおかげで、ドラマにズンと重みが増したよね。

 ゾーン、閻魔なんかのオリジナルな設定も面白かった。めちゃくちゃ斬新ってわけでもないけど、手垢の付いた“いわゆるアレ”にならないように気を遣ってる感じがイイよね。

 TVシリーズでこういう小難しい設定を作ると、たいてい途中で破綻が来るもんだけど、このアニメはちゃんと伏線も回収してドラマを構築してテーマを語ってと、ホントにお見事としか言いようがないね。堪能させて頂きました。もう一度最初から観てみたい作品。

総合評価
★★★★★

【コロッケ五円之助】
・『ふたりはプリキュア Max Heart』

第9話「邪魔させない! ほのかの一番大切な日」
脚本:清水東 絵コンテ・演出:川田武範 作画監督:飯島秀一


 今日はほのかの誕生日。そして両親が年に一度、日本に帰ってくる日でもある。

 化学部でちょっと人間関係に悩んでたりしたんで、今回も丁寧な心情描写を期待してたんだけど、今2歩くらい足りなかったなぁ。キャラ作画もちょっと…。

 ほのかの両親のエピソードも、案外あっさり終わっちゃったね。ここで泣ける話しなきゃ、どこでやるんだよっ!?

 んで、また敵キャラ増えてるし。敵キャラ枠は、残りひとつ?

 なぎさが作った刺繍入り白衣は笑ったけどね。

★★・・・

【コロッケ五円之助】

2005年4月2日

 前に中学生くらいの男の子2人がエンディングを唄いながら歩いてたと書いた、あの『魔法先生ネギま!』の宮崎なぎさ監督が途中降板だそうで(赤松健公式サイト日記帳3/31より)。

 今さら監督替えたからって、良くなるもんかねぇ。毎回レビュー書いといて何ですが、個人的にはそもそもあの作品自体がそんなに好きなわけでもないんで、どっちでもいい感じ。

 こんな展開をあの純真な中学生ファンが聞いたらどう思うんでしょうか? 胸が痛みます(笑)。

・『学園アリス』

第21話「目指せ☆優等生賞」
脚本:島田満 絵コンテ:植田ひでひと 演出:岡崎幸男 作画監督:武内啓・山本勝也


 学園祭も(やっと)終わって、期末試験。優等生賞受賞者には1週間の里帰りが認められるとあって、蜜柑は気合い入りまくり。

 蜜柑の頑張りがクラスのみんなに感染していって良い雰囲気になるってのは、まことに『アリス』らしいお話。なんだかんだ文句言いながら手伝う蛍とか棗とか。

 パーマ(斎藤千和)が、頑張るクラスから取り残される感じでいじけてたんで、里帰りする家庭がもうないとかそういう暗い展開になるんかなと思ったら、家庭科が苦手ってだけのカワイイ理由だった。な〜んだ。

 ペルソナ(三木眞一郎)、素顔で登場。黒バラ背負ってるし(笑)。棗にとっては、蜜柑という弱点を曝しちゃった結果に。

★★½・・

【コロッケ五円之助】
・『ふしぎ星の☆ふたご姫』公式サイト

原案:バースディ 総監督:佐藤順一 監督:河本昇悟 シリーズ構成:中瀬理香 キャラクターデザイン:数井浩子・小林明美 美術監督:東潤一・大橋由佳 アニメーション制作:ハルフィルムメーカー

第1話「とびきりスマイル☆ふたごのプリンセス」
脚本:中瀬理香 絵コンテ:佐藤順一 演出:河本昇悟 作画監督:丹羽恭利


 おひさまの国のふたごのプリンセス、ファイン(小島めぐみ)とレイン(後藤邑子)は、「ふしぎ星はじまっていらいもっともプリンセスらしくないプリンセス」と評判の元気なお姫様。第1回プリンセスパーティが開かれる今日も、大人たちの心配をよそに大暴れ。

 ハルフィルムで佐藤&河本コンビ。

 舞台のふしぎ星は、ダイソン天球なのね(笑)。

 プリンセスで魔法で変身でと、もの凄くスタンダードな内容。スポンサー付きのお子様アニメだしね。

 第1話なんだけど、展開がやたら早い。初回でいきなり変身して人助けしちゃう。伝説のプリンセスグレイス(皆口裕子)が現れて、ふたりに力と試練を授けるんだけど、この辺はもうちょっと丁寧に描いて欲しかった。

 第1話で主人公にマスコットキャラに王子様に意地悪そうなライバル、黒い王子様(?)と、ひととおりキャラが出そろった形。でも、最初なんだから主役キャラのふたごの性格の描き分けとか、そっちをじっくり押さえて欲しかったなぁ。全体的にちょっとトバし過ぎかな。

 それぞれのキャラの個性が走り始めたら面白くなるかも。今後の伸びに期待。

★★・・・

【コロッケ五円之助】

 HiMEたちの戦いはついに最終局面へ。舞の前に立ちふさがったのは…。
命「兄上の邪魔をするなら、お前を倒す!」
舞衣「やめて命、あなたとは戦いたくない」
命「来ないのなら、こっちから行くぞ、ウオオオオーッ!」
舞衣「そんなことするのなら、もうラーメン作ってあげないわよ」
命「う、舞衣のラーメン…」
黎人「何をやってる命、ラーメンと兄の頼みとどちらが大事なんだ!」
命「あ、兄上、私は…」
黎人「媛星の力を手に入れたら世界一のラーメンを作ってやる。名づけてうめえ星ラーメンだ。なんてな、……うぐっ!」
(命の剣に貫かれる黎人)
黎人「な、なぜだ、命」
命「オヤジギャグを言う兄上なんて見たくない…」
黎人「(しまった…)」

・『仮面ライダー響鬼』

第8話「叫ぶ風」
監督:石田秀範 脚本:きだつよし・大石真司 アクション監督:宮崎剛


 新たに現れた仮面ライダー、その名は威吹鬼(イブキ、役:渋江譲二)。襲ってくる空飛ぶ魔化魍イッタンモメン。ヒビキに会うため山に迷い込んだ明日夢は偶然、イブキとそのアシスタントのあきら(秋山奈々)と出会う。

 最近の『仮面ライダー』を見ていない人は、「今度のライダーは口から火を吹くこともあるよ」といっても多分信じないでしょうねえ。今度のライダーは改造人間ではなく、自然の中で体を鍛え上げ、特殊な音波によって自分の肉体を変化させる“鬼”なのです。

 今までの息詰るような戦いではなく、余裕を感じさせるように戦うのが今度のライダーの特徴です。新登場したイブキの武器は、なんとトランペット型の“音撃管・烈風”(銃にもなります)。清めの音を怪物に送り込んで倒します。ライダーキックとは、まったく違う倒し方に感心しました。ヒビキが最初、怪物の背中に音撃鼓を埋め込み2本のバチ(音撃棒)でドンドン叩き始めたときは目が点になっちゃいましたが…。

 イブキのアシスタント、あきらも初々しくていい感じです。明日夢も、この先ヒビキのアシスタントになってあきらといい感じになる、…のかな? “鬼”はどうやら全国に何人もいるようだし、魔化魍が2005年になぜ大発生しそうなのかまだ不明だし、先の展開が楽しみです。

 大人のライダーと少年の交流という新しいテーマには興味をそそられます。

★★★・・

【アルデンテ有森】

2005年4月1日

 番組改編期で、予約録画の設定し直しとかやんなくちゃです。とくに、シリーズ初回の録り忘れはやる気をそぐこと甚だしいので要注意です。

 エイプリルフール? とくにネタはありません。

・『コゼットの肖像 特別編』

監督:新房昭之 脚本:関島眞頼 キャラクターデザイン:鈴木博文 プロダクションデザイン:okama 音楽:梶浦由記 アニメーション制作:童夢

 骨董店“香蘭堂”でバイトをする倉橋永莉(斎賀みつき)は、最近様子がおかしい。古いグラスの中に美しい少女(井上麻里奈)の姿が見えるのだ。他の人には見えないその異国の少女に永莉は次第に惹かれていく。

 全3話のOVAを一本に再編集したのがこの“特別編”。

 新房監督の『The SoulTaker 〜魂狩〜』は、映像は面白かったんだけど、観ててイマイチ乗れなかった。話自体は、敵が出てきて変身して戦うっていうベタな構成なのもあって、映像の実験性“だけ”が浮いちゃってた感じがあったのね。

 んで、この『コゼット』なんだけど、結果から言えば、とても面白い作品に仕上がってた。映像の面白さが話の内容とマッチしてて、ちゃんとひとつの世界を造り上げてる。作画演出脚本が、まさに渾然一体になってる感じ。これぞ、映像体験としてのアニメの面白さ!

 幻の少女とその少女に恋をする画学生。背徳的で美しくグロテスクで残忍な、こういうアニメって意外と無かったなぁ。“ゴスロリ”ってのとは違う気がするんだけど、ゴシックでかつロリータ(萌えに非ず)って意味では正しい作品。しかも血ィドバドバのホラー。コゼットの肖像画の作者、マルチェロとコゼットとの因縁話も面白い。コゼットの要求する理不尽な“血の契約”と、それでもコゼットに尽くす永莉って構図がまたイイんだ。「ワタシのしもべ〜」、って感じ?(違う)

 okamaさんが担当した、プロダクションデザインも良かった。アール・ヌーヴォーな趣味で固められた骨董店もイイ感じ。

 あと、話も思ってたよりは難解ではなかったかな。まあ、こういうタイプの話だから、多少難解っぽさがあったほうが雰囲気が出るってもんだけどね。

 レンタルでは出てないんで、こういう形で観る機会が出来たのは良かったな。

★★★★・

【コロッケ五円之助】
・『ケロロ軍曹』

第52話「ケロロ 再び大地に立つ! であります」「タママ 黒いタママ であります」
脚本:山口宏 絵コンテ:山本祐介 演出:米田和博 作画監督:追崎史敏


 軍曹がケロボールを取り戻して悪くなる話と、タママが西澤家を侵略しちゃう話。

 放送枠変更第1回目。ちゃんと、初めて観る人にも判りやすいようにキャラとか設定を紹介し直してた。

 話自体も、第1話のアレンジ版みたいな感じ。もちろん、夏美は縛られて吊されていや〜んなことに(笑)。

 作画も演出もテンション高くて面白かった。Bパートの、池澤春菜の演技が面白かった。

★★★½・

【コロッケ五円之助】