「SFマガジン」7月号に冲方丁さんとGDHの村濱さん、ソエジマヤスフミさんの鼎談が載ってた。
アニメ版『マルドゥック・スクランブル』の話も。監督はソエジマさんなんだ。『巌窟王』のデジタルディレクターしてた人ね。普通の人にも観てもらえるよう恋愛要素に着目、ってなことを言ってた。カジノシーンは、アニメでやっても面白さが再現できるか判んないからねぇ。ウフコック(ネズミ)は、ぜひカワイく描写して欲しいです! アクションシーンもがんばってね。
っていうか、『雪風』最終巻まだ?
第34話「夜明けの惨劇」
脚本:高橋ナツコ 絵コンテ・演出:有冨興二 作画監督:砂川則博
恋次を倒した一護は自らも倒れ、地下水道で花太郎の治療を受ける。一方、恋次が倒された護廷十三隊に、戦時特例が発令。
普通人な(?)雛森副隊長(佐久間紅美)の視点で見ることで、護廷十三隊がなんかとんでもないことになってるってのを描写。
バトルも何もないけど、先の展開を知らないぼくにとっては何かが起きつつある緊張感が楽しめた。とくに、ラストの藍染隊長にはビックリ。どひゃー。
エンディング含めて全編、雛森くんがカワイかった。
第32話「これぞ世界レベル!! 嵐を呼ぶルーレット!」
脚本:川瀬敏文 絵コンテ:山本恵 演出:秦義人 作画監督:吉川真一
前回のロダンで2点減点出のスタートとなった日本代表。第一次予選は、小麦粉・水以外の食材をルーレットで決めるという。しかし、当たった食材は…。
卵ばっかりで砂糖も塩もナシでパンを作るって話。「ジャぱん21号じゃ!」(by和馬)。出た〜!
で、どんなパンなんやろうと思ってたら、ヤマザキのジャぱんシリーズのCMで本編より先にネタばらしされた。アホボケカス〜! (前ローソンでジャぱんの亀パン買ったけど、普通のあんパンだった。騙された感じ)
ところで、司会のピエロが関智一さんなんだけど、演技がノってる。実に嬉しそうだよ(笑)。
「(ピエロの)あの意地悪そうな目ェ、きっと変態や」(by河内)。『ジャぱん』には変態しか出てきませんよ(笑)。
◆ 2005年5月30日
第3話「恋のキューピットだよ! ドクロちゃん!」
第4話「ニューシネマパラダイスだよ! ドクロちゃん!」
脚本:水島努(A型) 絵コンテ・演出:常磐一郎(A型) 作画監督:山内尚樹(A型)
友達の恋のキューピッドになる話と、静希ちゃん(川澄綾子(B型))と映画館デートする話。
話の基本がコテコテのラブコメなので、多少ハチャメチャなギャグをやっても軸がずれないのが安心。前回ほどキャラの顔の崩しがないからか、作画も普通に良かったような。撲殺も、ワンパターンにならないように工夫してる。
第3話はゲストキャラの能登麻美子さん(O型)にあの単語を読ませるのがメインで、第4話はサバトちゃん@釘宮理恵(B型)のオモロイ演技がメイン。桜くんが普通にヒドい目に遭うより、サバトちゃんがヒドい目に遭う方がウレシイ(笑)。
グレゴール・ザムザとか、映画館の携帯とか、繰り返しギャグが効いてる。こういうくだらないの好み。
ところで、OP・EDのスタッフロールで、スタッフの血液型が表示してあるのは笑った(中国の下請けスタッフも全員)。意味わかんないけど。今回はA型らしいキッチリした仕上がりでした、とでも書いとこうか(笑)。
第2話「CODE:202 ROLL OUT」
脚本:高山カツヒコ 絵コンテ:もりたけし 演出:久保太郎 作画監督:藤澤俊幸
下地島に帰ってきた美風(かかずゆみ)たち4人。身分は晴れて正規パイロット。だけど気分は学生のまま。そんな中、基地に新型メテオスイーパーが配備されることになる。
新型とか言いながら、MiGがベース(メカ紹介)。『Aika』のときもMiG出てこなかったか? 相変わらず渋いなぁ。
なんかこのシリーズ、ストーリーがどうとかって言うより、飛行機と女の子と下地島が出てくる環境ビデオみたいになってきてる(笑)。
今回は、ちゃんと出撃シーンがあるんで、(環境ビデオとしては)文句はないけどね。構図としては一応、血の通わない新型の無人コメットブラスター(メカ紹介)と、有人の古いMiGベースのメテオスイーパーとを対称的に描いていくんだろうね。
最初のTVシリーズ目標が「宇宙へ行きたい!」だったのは気のせいかなぁ? あこがれがなくなっちゃた分、OVAシリーズはちょっとテーマがぼやけちゃった。
◆ 2005年5月29日
昼間はもう暑い暑い。
アニメわん&わんわん(編集長メモ)。さっそく聴いた。
90年代以降のアニメなんで、だいたい観てる。『ガンダムSEED』のOP「あんなに一緒だったのに」がすでに懐かしい(笑)。ちょっと前の曲の方がずっと前の曲よりなんか懐かしく感じるね。『無限のリヴァイアス』とか、もういっぺん観たくなってきた。
第8話「はじめてのがったい」
脚本:岡部雅子 絵コンテ・演出:田中孝行 作画監督:鷲田敏弥
“合体”は気持ちいいものだと聞き、興味津々のつぐみ(日笠山亜美)。しかしつぐみには、みんなには知らせていない特異な体質があった。
やっと、正面から“合体”テーマを取り上げてくれた。っていっても、テーマとかメタファーとかっていうより、“そのまんま”なんだけど(笑)。
「だめェ…、来ちゃう」(byつぐみ)
「つぐみさん、もう少しこらえて!」(byジュン)
わっはっは! バカだ。
新人ふたりのデビュー戦としては合格点かな。笑えたし、BGMも良かったし。よけいな描写なしで、つぐみの「あぁ、しあわせ…」でスパッと終わったところがお見事!(笑) 敵のケルビム兵のデザインもカワイかった。
しかし、つぐみの体質は戦いに有効なのが判ったけど、麗花の不幸は戦いにどう生かされるんだろう? 敵もろとも心中するとか?
第7話「アブソリュート・デフィート」
脚本:菅正太郎 絵コンテ:宮地昌幸 演出・作画監督:伊藤秀樹 メカ作画監督:大塚健
禁固を解かれたレントン。そんな彼に、危険な極秘任務が任せられることとなった。「やります。っていうか、オレにやらせてください!」(byレントン)。
オープニング明けが『パト2』だ。
月光号恒例の新人いぢめのどっきりイベント。ベタなネタだけど、レントンのマジメっぷりが微笑ましくて、いぢめたくなる気持ちもわかる。ムーンドギー(宮野真守)の意外なキャラも笑えた。「見せてもらおうか、笑いの神がどっちに微笑むかを」(byストナー@松本保典)。レントンとドギー兄さんの天然合戦、たっぷり見せてもらいました。
レントンがちゃんと子供として描かれてるのがイイんだよね。思春期ってのは、恥ずかしくてカッコ悪いもんだっていうのがさ。まあ、この辺の距離感がどこか醒めた印象を与えてるのかも知れないけど。でも、格好悪さの中にレントンの(恥ずかしいほど)純な主張を織り交ぜたりしてるところが絶妙だと思う。
レントンが月光号に(子供として)それなりの居場所を作っていくってのがじっくり描けててイイね。ちゃんと仲間って感じがしてきたよ。
でも、おかげでデューイ中佐(辻谷耕史)の三賢人&コーラリアン(?)の話がすっかり霞んじゃったね。
第17話「どうする!? 悩めるほのかの研究発表会」
脚本:羽原大介 絵コンテ・演出:山吉康夫 作画監督:河野宏之
科学部の発表会のテーマの決を採るほのか。しかし、新入部員たちは積極的に意見を表明しない。
化学部じゃなくて科学部なのね。山吉康夫さんコンテ回。
ほのかの心情描写がきちんとフォローしてあって好感。ふだん自分からやりたいことを主張したりすることのないほのかだからこそ、たまに科学に対する情熱を見せられるとグッと来るよね。ゆり子がやられそうになって怒るほのかも。
いい歳して『プリキュア』にグッと来るのもいかがかと思うけど(笑)。
いつも言ってるけど、新シリーズになってからバトルと本編とがちゃんと絡み合ってるのがイイ。さりげなく(?)新製品の宣伝もやっちゃってるし。ベテランらしい手堅い仕上がり。
◆ 2005年5月28日
第2話「月読天文台とオカカ婆あ」
脚本:伊藤和典 絵コンテ:望月智充 演出:木村隆一 作画監督:堀内博之・渡辺浩二
歩は夢を見る。夢で見た“どっしる”の謎を知りたくて深山美玖(斎藤千和)を探してまわる。一方、亮介(斎藤泰央)もオカカ婆あを探し続けている。
「そーしつかん…、か」(美玖@斎藤千和)。
徹底して子供たちの視点で群像劇っぽいのをやる気配が濃厚。サブタイに“月読天文台”って出るけど、爺さんの説明もなにもなし。まあ、この爺さんと美玖とが“あっちの世界”との通訳みたいな役割になっていくんだろうね。
清水愛のキャラは、田舎には馴染んでやるもんかって感じのキャラ。歩がちょっとウザったそうにしてるのがリアル。この辺の会話だけのやり取りで、いろいろ想像させるのが面白いね。
第1話同様のスローテンポで説明レスな展開。セリフは思わせぶりだったり、何かありそうな雰囲気だけはあるんだけどね。個人的には、この雰囲気作りの上手さが好きだったりするんだけど。地味は地味だよなぁ。
それはそうと、足ナメとかへそナメとか、フェチっぽいカメラワークが実に良かったな。地味だけど、作画も演出もレベル高いです。
第9話「宝石の国☆おもちゃの町においでよ」
脚本:福嶋幸典 絵コンテ・演出:玉川達文 作画監督:竹内ももこ
チラシで見た人形の町にやって来たファインとレイン。知り合った人形の女の子の案内で、壁の向こうにある寂しげなエリアにやってくる。
なんか、スピルバーグの『A.I.』みたいな、なんかフリークスな哀しみが漂う話だなぁ(笑)。玉川達文さんコンテ回。
冗談はさておき、前回言った「佐藤順一監督に求められているちょっとエエ話」ってのをちゃんと実践してていい話だった。いや、魔法自体はいつも通りなんか偶然って感じなんだけどね。憂鬱を忘れてお笑いロボットになるってのは笑った。
夕暮れの遊園地、捨てられたロボットの哀愁(怨念?)と、舞台設定が好みだったのと、ちゃんと感動できるエエ話になってたのが好感。コンテのテンポも良くて、笑ったり怖かったり感動したり、30分キッチリ楽しめました。なにげに夕日の町とかの美術も良かった。
今日のダンスは、へとへとダンス。「へとへとへとへと、へっとへとと〜」。
◆ 2005年5月27日
森達也『ドキュメンタリーは嘘をつく』(思草社)、読了。
オウムドキュメンタリー『A』『A2』、『放送禁止歌』(知恵の森)の人ですね。
世間的には、「ドキュメンタリーは真実を写し取ったものだ」って事になってる。ぼくだって、なんとなく定義としてはそうだろうと思ってた。でも、森達也さんはそういう幻想こそがドキュメンタリーをダメにしたんだと。
マイケル・ムーア監督の『ボーリング・フォー・コロンバイン』『華氏911』を、「ドキュメンタリーに対する愛がない」、「価値観を単に反転させただけだ」と。
森達也さんらしい、生真面目で真っ直ぐなドキュメンタリー論がイイ。すべての映像は撮る者の作為から逃れられない事を前提にして、撮る者は撮ることの恣意性に対して自覚的であるべきだと。そのことと向き合えず、自分たちは真実を客観的に記録しているとの万能感に酔っている者には、真に心に響くドキュメンタリーは作れない、と。
「表現行為とは?」、みたいなところに興味ある人は必読。
第34話「龍虎再び」
脚本:本田雅也 絵コンテ:井内秀倫 演出:西山明樹彦 作画監督:榎本勝紀
リクはこないだの戦いのことをまだ整理できずにいる。一方、マサオミは伏魔殿の出口を前にしたユーマの前に立ちふさがる。
ソーマユーマのお母さんは生きてたんだっけ? ミカヅチも実は単純な悪者じゃないってな感じの描写だね。ミカヅチの一連の四鬼門解放も、何か考えがあってのことなんだろうか?
バトルも、ユーマ&ランゲツが強くなってるってのが良く判る。マサオミの凶悪な顔もイイね。前回、リクに謝ってたけど別に改心したワケじゃないんだ。
しかし、ユミ先生はスゴイね。妖怪なみの執念(笑)。
いろいろ核心のところが明らかになってきそう。ストーリーも楽しみ。
「トラしゃんのポーズ」(byリナ@能登麻美子)
「にゃ〜ご!」(byボート部みんな)
第20話「学園祭にて」
脚本:新宅純一 絵コンテ・演出:西村博昭 作画監督:大河原晴男
梢と珠実の高校で学園祭が開催される。隆士はじめ鳴滝荘の面々も招待され、模擬店に展示にと楽しむ。
ああ、ここに来てキャラの来歴に言及してきたね。桃乃さんのピアノはともかく、沙夜子さん(藤原未央子)のバイオリンはビックリ。ふだん事件らしい事件が起きないアニメだけに、よけいにビックリ。っていうか、ビックリしたい(謎)。関係ないんだけど、記憶喪失のピアノ男を思い出した。
沙夜子が実は、って話になっていきそうなんだけど、こういう展開は意外と普通っぽい? 普通のドラマツルギーを避けてきたみたいに見えるんだけど、最後は普通にドラマに落とすのかなぁ、と。実は『ハレのちグゥ』だったのか。
とは言いながら、お母さんを誇らしく思う朝美ちゃんにちょっと感動した。普段がダメダメな母親だけに、やっと普通の子供らしくお母さんを尊敬できる機会が出来てさ。ただ、芸はかならずしも身を助くるにあらずってところが…(笑)。
◆ 2005年5月26日
第7話「おせっかいが好き」
脚本:黒田洋介 絵コンテ・演出:小林孝嗣 作画監督:氏家嘉宏・北村友幸 総作画監督:川田剛
会計のまゆら(沢城みゆき)に最近男が出来たらしい。しかし、相手は評判の良くない遊び人。副会長以下、極上生徒会メンバーたちは秘密作戦を実行する。
サブタイ通りのおせっかい話。まゆらがいいヤツってのは伝わってきた。
この作品世界では、男ってのは女の友情にひびを入れる異物でしかないって事なのね。りのが奏に洩らしてた「わたし、幸せになりたいです」ってのがこの作品のキーワードなのかなぁなんて思ってみたり。奏会長は、なにかそういう“みんな(女の子?)が幸せでいられる楽園”を作ろうとしてるんだろうね。ひとりの(個人的)理想のために集められ教育された集団。う〜ん、ヒトラーユーゲントか紅衛兵か(笑)。
駅のホームで「私も私も」って、みんなが出てくるところは良かった。もうちょっと30分の中でメリハリが欲しいところなんだけどね。キャストは豪華なのに、いまいちキャラ立ちが弱い気もするなぁ。最近のファンには、話もキャラも隙がある(ユルい)方が好まれるのかな?
第20話「XX時間目」
脚本:大河内一楼 絵コンテ:まつもとよしひと 演出:栗原ひばり 作画監督:加藤雅之・竹谷今日子
修学旅行で京都に来たネギたち2-A一行。封眼寺派が跋扈する京都。ネギとカモは、クラスメイトの桜咲刹那(小林ゆう)の行動を怪しく思う。
「♪かんさい〜呪術ほ〜あんきょ〜かい」(参考)。いえ、言ってみたかっただけです(笑)。ネギくんのキンタマがピ〜ンチって話。
この辺の魔法合戦みたいなところって、元の原作ではどのくらいメインの話になってるのか知らないけど。個人的には、作品内のでの魔法のリクツとか日本の呪術と西洋の魔法の違いの描写(もしくは説明)ってのが知りたいなぁ。ま、その辺マニアックに踏み込むとやっぱり“売れない”んだろうなぁ(笑)。
んで、石田彰はやっぱりああいう感じの役なのね。
作画は悪くなっかった。
第23話「エヴァの告白」
脚本:中村龍 絵コンテ・演出:佐藤雄三 作画監督:あべたくじ
すべてを失って、酒浸りの自暴自棄のエヴァ(小山茉美)。ホテルも追い出され行く当てもないところに、ロベルト(勝部浦之)という男が現れる。
エヴァ@小山茉美のやさぐれた演技がスバラシイ。浮浪者の酒瓶奪い取って呑んじゃうのもスゴいなぁ。「太ももの内側にホクロがあるの」って辺りの演技も必見。
作画も、エヴァの美人だけどやつれた顔っていう難しいニュアンスが上手く描けてる。開き直ったときの笑い顔も、ちゃんと怖い顔になってるしね。数年前の回想シーンの顔がちゃんと今よりやつれてないってのがスゴイ。この辺も、小山茉美さんの演技と一体になってるんで観る側の脳内補完かも知れないけど(笑)。
話的には、テンマがはじめて成長したヨハンに会う現場に、じつはエヴァもいたのでしたってのが明かされる。まあ、定番だからいいか。
◆ 2005年5月25日
特撮ファンA「ついに『響鬼』に3人目のライダーが出てきたな」
特撮ファンB「轟鬼やね。ギターで相手をぶった斬るのがすごいわあ」
特撮ファンA「音を武器にするライダーだから、ギターってのは予想できたけどね。この後も二人くらいは出てきそうだな。どんなのが出てくるかな?」
特撮ファンB「カッコよくいこう思ったらアルトサックスかな? それとも意表をついて津軽三味線とかどやろ?」
特撮ファンA「う〜ん、無いとは言えんな」
特撮ファンB「ほいでもって後二人、ギターとキーボード入れて七人で演奏すんねん。さあーっ、いっちょうブワーッといくかあっ!」
特撮ファンA「それじゃ『クレージーキャッツ』だろが! それにボーカルはどうすんだ、ボーカルは!」
特撮ファンB「『アタックNo.1』の猪熊コーチはどや! あれも鬼コーチやで」
特撮ファンA「テレビ版のは、“鬼”というよりヤクザだぞ!」
第16話「轟く鬼」
脚本:大石真司 監督:石田秀範 アクション監督:宮崎剛
ザンキ(松田健二)と戸田山(川口真五)は、怪童子と妖姫を追い詰める。その前に出現する巨大な魔化魍“ヤマアラシ”。引退を考えるザンキは戸田山に「お前に任せる」と告げるが…。
ついに登場する3人目のライダー「轟鬼(トドロキ)」! 武器に使うのは音激武器“烈雷”(ギター)。“轟”をセットして弦をビュワワーンと、かき鳴らすシーンが、しびれるほどかっこいい! いきなり『BECK』が始まったかと思っちゃいました(笑)。「音激斬、雷電激震!」。
一人の鬼が去って行き一人の鬼が誕生する。ザンキと戸田山の師弟関係がいいですねえ。厳しい師匠、ひたむきな弟子。引退のとき、お互いのことを思い自立しようとする二人、「俺とのこの2年間を忘れろ」「お前は俺に頼りすぎなんだよ」「今考えると俺はお前とやってて楽しかったのかもしれんな」。くうう〜、いいですねえ。
ザンキが自分の名を譲ろうとするときの戸田山のセリフがまた泣かせます。「免許皆伝は受けます。でもザンキさんはザンキさんでいてください」。ザンキをやってる役者さんも、なかなかいい感じなので、この後も続けて出てほしいもんですな。最後に戸田山が変身を全部解いてしまったときに全裸になってしまうのも大笑い!(女性ファン大喜び?)
ヒビキの方も、はじめて明日夢に対して弟子のことを考えてしまいます。何かを期待させますな。久しぶりに『響鬼』を見て興奮してしまいました。
第8話「のこされた言葉」
脚本:吉田玲子 絵コンテ:御神崎海 演出:矢崎しげる 作画監督:岩佐裕子・蔵田敏弥・小岩雄之・岡野幸男
クワガタの攻撃を避けて穴に逃げ込んだポポたち。その穴は、塔の内部に繋がっていた。塔には膨大な書物が収められていた。「館長と呼んでくれ」(byマグ@丸山詠二)。
本ばかり読んでると、おしりに根っこが生えて木になっちゃいますよ、って話(違います)。
ちょっとヤバい館長なんで、もっと怖い話になると思ってたら、意外とエエ話になってた。あの館長は本を偏愛してて、「息子は本の中で生きている!」とか叫びながら本と一緒に塔が倒壊して、ってラストを予想してた(←『R.O.D』の見過ぎ!)。
もひとつついでに意外だったのが、あの光がまやかしじゃなくてホントにグリの魂だったって事。グリの話と本の話があんまり繋がってないのはちょっとマイナス。
とはいえ、こういう個人レベルの話の方が感情移入はしやすいね。
◆ 2005年5月24日
読もう読もうと思いつつ、いつの間にか文庫版が出ちゃってた野尻抱介『太陽の簒奪者』(ハヤカワ文庫)、読了。
水星から投射された資源を原料に太陽のまわりにリングが形成される。地球では日照量の減少による異変が起き始めた。一体誰が何の目的でこのような巨大なリングを建設しているのか?
いや〜、面白かったです。ファーストコンタクトテーマです。リングのガジェットの描写も面白いし、コミュニケーション論みたいなところも現代風のファーストコンタクトらしい考察。この辺の描写は、ハードSFらしい読み応え感たっぷり。
語り自体は結構淡々としてるんだけど、その分控えめな心情描写が効く。主人公の亜紀が心の底に持つ、宇宙への素朴な希望ってのがいいんだよね。野尻さんの作品は、『ロケットガール』シリーズにしろ『ふわふわの泉』にしろ(っていうか、それしか読んでないけど)、宇宙へのあこがれと科学文明に対するポジティブな信頼感ってのが底流にあるんだよね。それが、読後感の爽やかさに繋がってる。
稲葉振一郎さんの解説のハードSF論もたっぷり読めてお得。
第33話「奇跡! 謎の新ヒーロー」
脚本:大久保昌弘 絵コンテ・演出:今千秋 作画監督:大西雅也
現世の空座町では妙な事件が多発している。一護の妹の夏梨(釘宮理恵)と遊子(桜川朝恵)は、空から降ってきた仔猫を保護する。
ひさびさの現世。瀞霊廷編がずっと続いてたんで息抜きの回。ドン・観音寺(千葉繁)再登場。戦隊モノのレッドの座を賭けて闘う釘宮キャラと本田貴子キャラの掛け合いが笑える。
ひさびさにお気楽な話で見てて和む。抜きの回かと思ってたら、なにげに作画も元気あったし、ラストはエエ話になってたり、サービス満点だったよ。
カラクラなんとか、って決めポーズの作画がミョーに気合い入っててカワイかったし。あと、ラストの遊子が泣くシーンでハナミズ垂らしてるのが良かったね。
笑えてちょっとホロッと来てスッキリできる、いい息抜きでした。ボッハッハッハッハ〜ッ!!
第31話「一触即発!! 禁断のロダン作戦!」
シナリオ:川瀬敏文 絵コンテ・演出:佐藤照雄 作画監督:竹内進二
ついにモナコ入りする和馬たち日本チーム。河内には、賭けのオッズを引き上げるために冠が考案した作戦を実行する使命があった。
わっはっは! ロダン作戦! ベタだけど、笑いが止まんない。アホくさすぎ! 「このまま漏らしてしもたら、お食事時の番組として、その未来はどうなんねや〜!?」(by河内)。中学生レベルの笑いに乾杯!(笑)
前回みたいな取って付けたようなガンダムパロディより、こういう回みたいなベタなのが『ジャぱん』らしくて面白いよ。
大会の司会役のピエロに関智一さん、アン王女(笑)に川上とも子さん。アン王女は、今後も出てくるのかな?
◆ 2005年5月23日
なんか最近、やたら外出先で『エウレカセブン』のエンディング曲を聴くなぁ。
二ノ宮知子『のだめカンタービレ』12巻(講談社)、相変わらず面白い。売れてるみたいだし。このまま“変態の森”に突き進んで欲しいです(笑)。
第16話「丘の上の墓標」
脚本:吉田伸 絵コンテ:須永司 演出:迫井政行 作画監督:李時目文 メカ作画監督:ねこまたや
対のいない世界に絶望したイヴォン(入野自由)は自らの命を絶つ。が、リナクスであるイヴォンは死なずに、ある女性(笠原弘子)の元に舞い降りる。彼女、ジェシカもまた、家族を失って絶望していたのだった。
イヴォンは死んでなかったのか。
イヴォンがジェシカに喜んで抱きついたり、そういうスキンシップがいやらしくなく描けてるのは『KURAU』らしい爽やかさ。こういうところが好き。
ラストの展開も、これまたリナクスの対っていうもののあり方が良く判る話になってた。イヴォンはとことん救われないね。
第17話「霧の中」
脚本:吉永亜矢 絵コンテ:寺東克己 演出:北村真咲 作画監督:堀川耕一 メカ作画監督:ねこまたや・神戸洋行
GPOによって発信装置をつけられた少年イヴォン。アヤカ(甲斐田裕子)はGPOの秘密主義に疑問を抱きはじめるが、ウォン警視正(古澤徹)は何も話さない。
「♪ホ〜ットホ〜ットチョコレート、あったかあったかチョコレート」(byクリスマス)。クリスマスの歌がひさびさに! 癒される〜(笑)。
イヴォンくん退場の回。アヤカがクラウから、イヴォンのことについて聞かされるってのが展開上のポイント。
クリスマスからリナクスの光があふれ出して、それをクラウが頑張って(自分の体を通して)元に戻すってのが前にも何度か描写されてたけど、いまだにどういうことか明かされないね。そろそろ説明が欲しいところ。
とりあえずヤマを引っぱったまま次回へ続く。
第18話「来訪者」
脚本:吉永亜矢 絵コンテ:須永司 演出:笹木信作 作画監督:佐々木敦子 メカ作画監督:ねこまたや
ウォンたちによって捕らえられたクラウとクリスマス。ウォンはアヤカを呼び、クラウにGPOの真実を話し始める。
アバンタイトルで出てきた、人型のたい焼きの型みたいなのが、人為的にリナサピエンを生みだす機械なのか。形が思わず笑いを誘うよ。
アヤカの父の死、GPO内部の謀略、リナサピエン研究の秘密、この辺がだんだんひとつに繋がってきたね。やっと本筋に入っていきそう。
逃げるだけじゃなく積極的に目標が出来てってところで“つづく”なんだけど、これはこれで判りやすすぎてちょっとつまんないかもとか思ってみたり。でも、ちゃんと話を収束させようとはしてるみたいなんで、どう決着をつけるのか楽しみ。期待してます。
◆ 2005年5月22日
あれ、『雪の女王』ちゃんと録れてない。最近こんなんばっか。
飯食いながらチラッとだけ観たんだけど、杉野キャラらしくキャラの顔が濃いなぁ、と(それだけ?)。
第7話「深紅の薔薇の騎士」
脚本:大野木寛 絵コンテ:ところともかず 演出:工藤進 作画監督:渡部裕子
美を知り美を尊ぶ王子、シリウス。トーマは、美を解する翅なし、シリウスに本当の美を知らしめるべく神話獣を送り込む。
いつにも増して良く判んない“美の理論”が、河森アニメらしいと言えばらしいよね。これまでのギャグキャラ扱いと違って、滅びゆく王家の孤高の王子っていう感じは良く出てた。
本日の至言:「嫉妬は人の魂が欠片を呼ぶ声、即ちエネルギィィーッ!」
解説:人の心は正しいもの美しいものだけで出来ているわけではありません。嫉妬や憎しみもまた人の心なのです。それを認めてはじめて、自分の心をコントロールできるのです(笑)。なむー。
負の感情が剣に変わるってところは笑った。やってることはタママ二等と変わんないんだけどね(笑)。
第6話「チャイルドフッド」
脚本:大河内一楼 絵コンテ:難波日登志 演出:松尾慎 作画監督:田中将賀
ちびっ子3人組は、レントンに執拗ないぢめを繰り返す。でもエウレカの手前、ガツンとやることも出来ない。
ホランドたち大人の側でもないけど、ちびっ子たちほど子供でもない、エウレカとは同じ年代だけに意識してしまう。そんなレントンのビミョーな立ち位置が面白いね。毛ェも生えてないし(笑)。
ひさびさにはっちゃけたレントンを見てると、こっちもスカッとしたよ。イタズラのデカさで格の差を見せるってのも、子供らしい理屈でとっても判りやすかったし。営倉でのちびっ子との和解のシーンも丁寧に見せてて、ちゃんと感動できた。世間的に真っ当な大人とは思えないホランドたちが、無理して大人の役割を果たそうとしてるのも微笑ましくてなんか好感。
ラストの営倉入りは、なんかツッコミ待ち?(笑)
第3話の時もチラっと書いたんだけどさ、軍のKLFって有人機だよね?(公式サイトの設定でも“操縦”って書いてあった) だったら、ニルヴァーシュで人を殺してるっていう事にレントンがまったく頓着してないのが何とも不自然では? この手の思春期ドラマでそこに触れないのは片手落ちかと。
第16話「なぎさノリノリ! ラッキーカラーで絶好調!!」
脚本:成田良美 絵コンテ・演出:川田武範 作画監督:飯島秀一
占いによれば、なぎさは今週は絶好調。八百屋でメロンが当たったり藤P先輩に会ったり、たしかに運がいいみたい。なぎさは占いを真に受けて、ろくにテスト勉強もしない。
校庭の“明日の像”がザケンナーになるってのは単純に笑った。ちゃんとポーズ取るのがカワイイ(判りやすくプレートが付いてるし)。普段、教頭にあの像の前でお説教食らってるせいもあってか、プリキュアの像への攻撃もいつにも増して激しかったよ(笑)。
髪で攻撃ってのも面白かったんだけど、アクション作画が弱いのが残念。
あの坊ちゃんが早く成長して、めいっぱい黒い面を見せるようになって欲しいな。
第8話「カワイくなれたらイイナ!」
脚本:平野靖士 絵コンテ・演出:政木伸一 作画監督:野田康行
カワイイもの全般が苦手な真菜(杉本ゆう)。そんな真菜の家に天敵、カワイイ物好きのハルミ親子がやってくるという。
「やめぇ、気色悪るぅ! そのカワイイ声、脳みそ沸騰しそうやねん〜!」(by真菜)。なんか、自分とこのスポンサーの存在意義を否定するようなこと言ってないか?(笑)
クロミちゃんが来てからもいつも以上にドタバタしてたし、取って付けたような教訓的なラストもいいなぁ。「これがホンマの自然の美や。生きとるもんはみんな美しいんや」(by真菜)。やっぱり、スポンサーを否定する方向にしか聞こえない(笑)。
こういうスポンサーアニメとしての狙いからはズレまくってると思うけど、やっぱり見てて笑える。
◆ 2005年5月21日
監督:望月智充 シリーズ構成:伊藤和典 オリジナルキャラクターデザイン:戸部淑 造形デザイン:佐藤眞人 キャラクターデザイン・総作画監督:関根昌之 美術監督:針生勝文 音楽:七瀬光 アニメーション制作:亜細亜堂
第1話「憂鬱で奇妙な夏の始まり」
脚本:伊藤和典 絵コンテ:望月智充 演出:根岸宏樹 作画監督:川口博史
逢沢歩(豊永利行)は、父の暮らす田菜(たな)という町にやってくるが、田舎の人々にいまいち馴染めない。町では、今年の夏はちょっと変だとみんなが口をそろえる。そんなある夕方、山の沢で歩は不思議な少年(竹内順子)に出会う。
『ふたつのスピカ』の望月監督最新作。実は今季の隠れた期待ナンバーワンクラスの作品だったり。
期待してたとおり、キャラデザインと色の感じ(美術含む)がイイ感じ。スタッフ見たら、色彩設定の一瀬美代子さんって『スピカ』と同じ人なのね。『スピカ』の色は、原作の味わいをスポイルしてて好きじゃなかったけど。
オープニング(藤森雅也さん)の色使いとポップなデザイン感覚はスバラシイね。音楽もイイし、見てて気持ちいいよ。
さてさて本編だけど、エラく地味に始まったね。BGMもセリフあんまりないし、説明らしきものもまったくない。でも、夏の田舎のゆったりした時間の流れがよく出てる(ちょっと退屈なところ含めて)。
テーマ的には、平五郎さん(宝亀克寿)の「逢魔が時は境界の時間、世界の皮膜が薄くなる」ってセリフに集約されてる。生き返ったと噂のおかか婆ぁ(ネコ)、父さんの語る“常識”のビミョーさ、ラストで飛んでた生物とも無生物ともつかないモノ。キーワードは“境界”ッスね。橋も古来から境界のひとつとされてきた場所だしね。現代風妖怪譚みたいな話になるのかしら。文明社会の“向こう側”をかいま見た少年&少女が、今までとは世界を見る目が違ってくる、って感じにさ(『トトロ』みたいな?)。
ちなみに、ネコがやたら出てくるのは、伊藤和典さんがネコ派だからだろうね。
キャラデザインも好みの感じだし、ストーリーも(予想通りなら)好きな感じになりそうなので、次回からも期待。絶対少年黙示録!(違う)
第8話「ゴージャスが決め手☆デコールの戦い」
脚本:高橋ナツコ 絵コンテ:河本昇悟 演出:筑紫大介 作画監督:塩川貴史
「お母さまのようなステキなデコールが作りたい!」ってことで宝石の国にやって来たファインとレイン。その宝石の国では、デコール職人のセリアス(川津泰彦)とミセス・バタフライ(寺田はるひ)が派手な争いを展開していた。
河本昇悟さんコンテ回。
いやぁ、このアニメにはめずらしくちゃんと教訓のある話になってた。なんだかんだ言って、こういう話の方が観てて落ち着く(笑)。一般に佐藤順一監督に求められてるのって、こういう“楽しくてしかもちょっとエエ話”だと思うんだけど。
新しいダンスはなかったけど、セリアスさんと一緒に「輝いてこそデコール!」とか叫ぶところがカワイかった。ラスト、水橋かおりの姫がヒドい目にあってオチってのも、定番でイイね。優等生なブライトは、ちょっと鼻についた(笑)。
◆ 2005年5月20日
『トリニティ・ブラッド』前半録り逃しました。
WOWOWのノンスクランブルアニメはなんで毎回時間が微妙に違うんだ?
第33話「時を越えた再会」
脚本:加藤陽一 絵コンテ:菱田正和・藤田陽一 演出:藤田陽一 作画監督:佐久間信一
マサオミ(竹若拓磨)は、天流宗家のリクの弱点を揺さぶる作戦を思いつく。当のリクは学校の授業参観を控えて沈みがち。その一方、地流もリクを罠にかけるべく動く。
冒頭の「TVを見るときは〜」が変わってた。ソーマくんがカワイイ。
前半、ひさびさに妄想モモちゃん。ついでに妄想ユミ先生も。なに気に見逃しそうになったけど、リナちゃん魔法使いガウン! リナママもスゴイな(笑)。
後半は打って変わって、いろんな人の思いが描かれててお腹いっぱい胸いっぱい。リクの暴走はストーリー展開の必要上って感じで、ちょっと取って付けた感じがするけど。マサオミさんがリクに頭を垂れて謝るところがグッと来たよ。裏でリュージの家族関係もちょっと描写されてたりして。「塩っぺえぜ…(泣)」(byリュージ)。いやいや、熱いです。ラストの授業参観場面は思わずジーンとなったね。
天流地流(+神流)の話と、リクの両親との家族テーマと、闘神師と式神の絆なんかのテーマがそれぞれちゃんと繋がってて、キャラの相関関係込みでスッと理解できるんで判りやすいね。良くできてる。
第19話「みんなの一日」
脚本:あみやまさはる 絵コンテ・演出:又野弘道 作画監督:小山知洋
学校で学んだ作品テーマについて考える隆士。友人A(時田光)のいう表と裏から、鳴滝荘の面々にも自分の知らない裏があるのではと考える隆士。
それぞれの一日を追って行くってだけの話。なんだけど、やたら構成が凝ってるよ。それぞれの時系列に微妙に接点があったりして地味に面白いね。のぞき見感覚でちょっと好きかも。
っていうか、あのバカな友達、まだ役名が友人Aなのね(笑)。ところで、“ディクショナリー・アタック”って、パスワード破りの手法じゃなかったか?
BGMがそれぞれのキャラに合ってて、それも良かった。
◆ 2005年5月19日
今日も天気で紫外線が目にしみる。っていうか、夜、照明落とした部屋で過ごしてるせいか、昼間の日がやたらまぶしい。夜ならベトコンなみに夜目が効くかっていうとそうでもない。
今日のNHKの『クローズアップ現代』で日本のコンテンツ産業の特集やってた。主に資金調達の話。
見てて、アニメも現場のアニメーターから監督、そして今後はプロデューサーへと比重が移っていくのかなぁと思ったり。最近注目されてるのも、ジブリの鈴木さんだったりI.Gの石川さんだったり、プロデューサーが多いし。
第6話「大恐怖! プッチャンの呪い」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:三芳宏之 演出:武藤公春 作画監督:林哲也 総作画監督:下谷智之
プッチャンの暴言にいい加減腹を立てる隠密メンバー。よく考えたらあの人形はりの自身の腹話術じゃないかと気づき、りのからプッチャンを取り上げる。
デカ乳メガネ? メガネに異論はないけど、デカ乳だったのか?
感想サイトをざっと見ると、プッチャンに「いまさら突っ込むのか!?」って意見と「もうネタバラしか!?」って意見があるみたいね。どっちにしても、今回は明確な答えは避けた感じだったけど。
プッチャンが話の鍵になりそうなのは明らか(かなぁ?)。まあ、あんまり乗ってやるのもハラ立つんで(笑)あんまり突っ込みませんが。
話自体はホラーっぽいノリでそこそこ楽しかったよ。
プッチャンがミスタースレイブに変わる日まであと○○日。
第19話「XIX時間目」
脚本:大河内一楼 絵コンテ:いわもとやすお 演出:孫承希 作画監督:高見明男
60年前から2-Aの地縛霊をしている相坂さよ(白鳥由里)は、今の騒がしいクラスが大好き。報道部の朝倉(笹川亜矢奈)は生徒名簿の謎の生徒相坂さよに目をつける。
あの色カーボンの幽霊(さよ)は、クラスメイトたちには見えてなかったのか。
白鳥由里のひとり喋りがこそばゆいなぁ。話も途中までは(『ネギま』にしては)エエ話やんって思ってたんだけど、ラストのラストで『ネギま』っぽく普通のクラスの仲間にされちゃったの見てちょっとげんなり。幽霊は幽霊らしく、そぉっとしといたるのが風流っちゅうもんやろが!
さよの妹が節子@『火垂るの墓』だった。
作画は前回に引き続き良かったね。美術も頑張ってたよ。
第22話「ルンゲの罠」
脚本:筆安一幸 絵コンテ:善聡一郎 演出:宮本幸裕 作画監督:嶋津郁雄 総作画監督:津幡佳明
ハンブルクで中年夫婦が殺害される事件が起こる。ルンゲ警部(磯部勉)は、テンマが現れることを確信して、記者に一連の連続殺人と関連があるとの情報を流す。
ルンゲが殺人現場でプロファイリング(じゃないか?)する話。「私は犯人だ、私は犯人だ…」(byルンゲ)。なんかアニメで見るとちょっとコミカルだね。磯部さんのマジメな演技がまたイイ味。
ルンゲのテンマ萌えがここに極まれり。後半のルンゲがテンマを追いかけていくところなんてホラーだよ、これじゃあ(笑)。
いつも豪華なゲスト声優、今回はジーベル役の谷口節さん。『スタートレック・エンタープライズ』のアーチャー艦長だ。
いやぁ、いつも感心するけど、このアニメはホントに原作の再現性が高いね。原作もそのままでドラマとして面白いってのもあるだろうけど、それを過不足なくアニメ化してるのはさすが。キャストも、ベテランを多用してて演技に厚みがあるよ。(アニメファン以外の)大人の鑑賞にもちゃんと堪えられるアニメだね。
◆ 2005年5月18日
蛍「蜜柑、今まであなたに貸したラビット、今すぐ払ってちょうだい!」
蜜柑「ええ〜! うち、お金なんてあらへんわ」
蛍「返せないんだったら体で払ってもらうわ」
蜜柑「ひええ〜! 蛍、あんたミナミの帝王よりきっついなぁ」
蛍「あきれたわね。アリス学園で毎週『漫画ゴラク』をチェックしてるのあんたくらいよ」
蜜柑「そういう蛍やって、こないだうちが読んだあと見てたやんか〜」
蛍「私は『女帝』がいいわね。タイトルが気に入ったわ」
棗「お前ら、とても女子小学生の話とは思えないぞ」
委員長「ぼくは、やっぱり普通に、『りぼん』や『なかよし』がいいなあ」
棗「お前は逆に似合いすぎてるからやめろ!」
第29話「幽声〜コーリング」
脚本:村井さだゆき 監督:根本実樹 特技監督:菊地雄一
キャンプ場から人が消える事件が発生。メモリーポリスの瑞生は自分の失敗で記憶をなくした少女のことを気にかけるが…。
なんと生きていた溝呂木! 激しい戦いで記憶を失い森をさまよいつつ、自分と同じ境遇の少女、理子(小池彩夢)と出会い言葉を交わしますが、理子の両親を殺したのは溝呂木自身…。う〜ん、新たな悲劇の予感がしますなあ。
本来ビーストの記憶だけを消すはずが、今までの記憶のほうを消してしまった瑞生(宮下ともみ)は「もう理子ちゃんにビーストを目撃させたくない」と心配します。どうも2回記憶を消すのはヤバイらしいのですが(1回でもヤバイだろう)、優秀そうに見えて意外とドジっ子なのかな?
ビーストはどうやら振動波でお互いに情報を伝え合っているという設定が出てきたり、すでに溝呂木を捕獲する部隊が出動していると聞き、自分たちに連絡しないで動く上層部に和倉隊長が不信感を持ったりするところなど面白いのですが、どうもいろいろ怪しい部分の多いTLTです。こんなに信用できない防衛チームも今までに無かったですねえ。そのうち反乱でも起こったりして。
第30話「監視者〜ウオッチャー」
脚本:太田愛 監督・特技監督:八木毅
のっけからネクサスVSビースト。ネクサスは腕の光のナイフでビーストを粉砕するが、バラバラと地上に落ちたビーストの細胞片を拾い集めるTLTの回収部隊(やっぱ怪しいよお前ら)。
「俺がプロメテの子って知ってんの?」といきなり憐(内山眞人)に言われ、どぎまぎする孤門。TLT北米本部で進行していた(現在は一時休止)謎のプロメテウス計画とは何か? 憐は複数のDNAのフラグメントの組み合わせで生まれたハイブリッドの新生児だそうですが、何のためにそんな子供たちを?
どうも主人公たちはビーストだけでなく巨大な組織の闇の部分と向かい合うことになりそうですねえ。自分がなぜ光の力をもらったのか考え続けるウルトラマン。ウルトラマンの力を研究して利用しようとする防衛チーム。今までのシリーズでは描かなかったウルトラ世界の影の部分を見せようというのは面白いと思うんですが、これは諸刃の剣かもしれませんねえ。
憐を見張る謎の監視者。孤門や凪はどうするのか? ムムム、ラストが近づいてきましたなあ。
第7話「使命と宿命」
脚本:山口亮太 絵コンテ:川口敬一郎 演出:川口敬一郎・平尾みほ 作画監督:伊本龍守・永田正美・斉藤かずや
カマキリに襲われるポポたちは、老人の手引きで穴の中に逃げこむ。その穴は、繁殖期の凶暴なカマキリを避ける為の避難生活用の村だった。
カマキリ、森の民含めて、生きとし生けるものの生への執着ってのが描かれてる。生への希望と死の絶望ってのとが表裏一体ってことを伝えたいんだろうけど、ちょっと上滑りしてるような。っていうか、いきなり本質に迫りすぎなんじゃない? もうちょっと抜きの軽いエピソードも挟んだりして欲しいな。ちと不安。
パサーは、ポポのお母さんのことをロマンチストって言ったけど、たぶんパサー自身がそうだったんだろうね。草むらでパサーがポポに襲いかかる辺りの作画が良かった。
◆ 2005年5月17日
第7話「併唱謳(オブリガーズ)への決意」
脚本:高山カツヒコ 絵コンテ:葛谷直之 演出:高橋順 作画監督:高橋晃
クーたちの前に無人の空賊艇が墜落。クーはそれを修理してエディルガーデンへ行こうと提案する。
完璧主義者のローウェン(うえだゆうじ)がはっちゃける話。
敵はカオスクワイアって組織(?)らしいね。直接は見せてないけど、人が殺されてるってのを描写。なんとなく厳しいところを匂わせつつ、そろそろ本筋に入っていくのかな〜って感じたり。
もうちょっと、世界観なり社会構造なりバックボーンの描写もして欲しいなぁ。
第32話「星と野良犬」
脚本:吉村元希 絵コンテ:阿部記之 演出:木村卓司 作画監督:鈴木奈都子
一護に斬られた恋次。倒れながら恋次は、ルキアと一緒に育った流魂街のことを思い出す。
阿部監督コンテ回。
恋次の思い出話(子供恋次の声:木内レイコ)。前も言ったけど、死んで来た先が流魂街じゃああまりに浮かばれないよな。死んだ先で貴族ってのも良くワカラン話だけどね。
死神の学校で貴族の朽木家に養子に入るまでの話なんだけど、これまでも語られてきた話だったんで、とくに新たなオドロキってのはなかったけど。ラストの恋次の感情が吐露されるまでの前振りとしてはかなり有効だった。
最後まで観たら意外と熱い話で、恋次のルキア(と朽木隊長)に対するちょっと屈折した苦悩と、一護の単純な動機ってのが対比される形になってて面白かった。恋次は、一護の真っ直ぐさがうらやましくもあり妬ましくもあったんだろうね。回想シーンのモノローグかと思ってたら、ずっと一護に話しかけてたのね。
恋次のおでこの刺青(?)がだんだん増えていくのが気になったり。
第30話「いざフランス!! 目指せモナコカップ!」
脚本:山下健人 絵コンテ:近藤信宏 演出:小倉宏文 作画監督:しんごーやすし
和馬、河内、諏訪原は黒崎と一緒にフランスへ。修業先での教官はソフィ(水樹奈々)。ソフィはなんとあの人の妹だった!
オープニング・エンディングが一新。前のマツケンダンスとくらべたら、いたって普通。
「100億のためには、200倍近い倍率が必要だな」(by冠)。ええ!? じゃあ5千万近く突っ込む気か? どひゃー!
新キャラ、ソフィ・バルザック・霧崎は水樹奈々声。元気があってイイね。
パンの本場フランスにもなると“太陽の手”はデフォルトらしい。常人にはない指の柔らかさ“女神の手”! って、相変わらずアホくさい(笑)。くねくねの指作画が見てて気持ち悪いよ。
このままアホくささでバトルを見せて欲しいね。
◆ 2005年5月16日
WEBアニメスタイル、「2005年春・この新番組がすごい!(……といいな)」対談 藤津亮太×小川びい。
新番組がほぼ網羅されてる。『エウレカセブン』の評価が分かれてるのが面白い。『エウレカセブン』のあの距離のある視点は、やっぱり照れというか作り手の資質だろうね。『マンガ夜話』的に言えば“手塚照れ派”(反対語は“梶原一騎照れない派”)。2話のレントンの鼻水なんて、ベタな感動が苦手っていう照れだと思う。そういうところが好きなんだけどね。
デザイン・ストーリー・監督:マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット 音楽:ノルマン・ロジェ、ドゥニ・シャルラン
アカデミー賞短編アニメーション部門受賞はじめ、多数の賞を総なめにした作品。劇場(35mmフィルム)で観る機会があったんでレビュー。
以前から、泣ける泣けるとの評判は聞いてたのね。観てみたら、ある日海に旅立っていった父を娘がずっと待ち続けてっていう、いかにも日本人の琴線に触れそうな泣ける話だったよ。いや、実際グッと来るモノがあるんだけど、ちょっと反則気味というか「これで泣かな人間じゃない」と言われてるみたというか。ま、誰が見てもエエ話だからさ。
とはいえ、アニメーションの手法はペンシルと木炭で描かれたモノクロ世界で、ピアノ曲と相まっての素朴な味わいがスバラシイ。ほとんど日本の水墨画のよう。少ない線で、奥行きや質感まで表現してる。女の子が雨の中、風の中、雪の日に自転車を漕いでく様子なんて、お見事としかいいようがないね。この辺の表現の上手さは実際に見てもらった方が早いけど。
こういう表現自体を研鑽して先鋭化させて見せるってのは、短編アニメならではの楽しみ。日本のアニメってどうしてもドラマ中心だから、たまにはこういうのもイイよね。 表現方法への挑戦っていうのは、『雲のむこう〜』なんかにはないものだし(それが悪いってんじゃないよ。その分『雲のむこう〜』は誰にでも伝わるポピュラリティをもってる)。
DVDも出てるんで、興味のある人はドウゾ。
併映でドゥ・ヴィット監督の、今作より前の短編2つが上映されてたんでそれぞれ短評。
『掃除屋トム』"Tom Sweep"('92)3min.
通行人が捨てるゴミをゴミ箱でキャッチするっていう話。
線は今よりざっくりしてて、キャラもマンガチック。動きがコミカルで面白い。音楽とシンクロさせてるのが気持ちいい。
『お坊さんと魚』"The Monk and the Fish"('94)6min.
『掃除屋トム』と同じく、魚を捕まえようとするお坊さんの動きのコミカルさがイイ。音楽とのシンクロもより洗練されてる。
一方画面は『掃除屋トム』が平面的な画面構成だったのが、奥行きのある構図に。影の付け方とか立体の取り方が『岸辺のふたり』に繋がる手法が見られる。昼から夕方、夜になる時間経過とかも、光の感じで上手くやってる。水面の波紋っぽい揺らぎはデジタル?
話も、ラストの展開が意外で良かった。
◆ 2005年5月15日
『エウレカセブン』のオープニングテーマ「DAYS」の初回限定版に、オープニング原画集(24p)が付くそうな。
これはウレシイね。とりあえず買い〜。
第6話「想い彼方へ」
脚本:河森正治 絵コンテ:山中英治 演出:友田政晴 作画監督:谷口守泰
今日の訓練は、イメージの遠隔投影訓練。「頭の言葉だけでなく、魂を揺り動かせ!」(by不動)。
アールの谷口さん作監回。
なんだか、不動師父の潜在能力開発講座(ニューエイジ系)みたいな感じになってきたね。今日の至言:「距離も時間も、人の心の迷いが生みだす幻に過ぎん」。
冗談はさておき、前の『アルジュナ』でもそうだったように、“禅問答アニメ”の様相を呈してきたってのはホント。師の問いかけ(公案)に対して弟子がいろいろ迷いながら悟りに導かれていくって言うアレね。『アルジュナ』のラストなんて見事な悟りアニメだったんで、個人的には結構笑えて好きだったんだけどね。
シリウスの心の矢が麗華のハートを貫いたってところは笑った。
「どうだ、先生の矢が見えたか!?」(by二又一成声の先生)
「はい、先生の心の矢が的の中心を貫くのがハッキリ見えました!」(by生徒)
ラストの月面パンチも無茶苦茶。もうワケわかんねー! アポロだけに、月までひとっ飛びってか?(ダジャレかよ!?)
カッコばっかりで今一歩足りないシリウスは、結局麗華のハートも射抜き切れませんでした(このラストはとっても判りやすかったよ(笑))。
第5話「ビビット・ビット」
脚本:野村祐一 絵コンテ:野村和也 演出:横山彰利 作画監督:水畑健二 メカ作画監督:大塚健
ニルヴァーシュのデータ録りの最中にゲロ吐いてしまったレントン。エウレカにカッコ悪いところを見られたと落ち込む。しかも、タルホに恥ずかしいセリフを聞かれて、それをネタに強請られる。
レントンのキャラが、『ハレのちグゥ』のハレみたいになってきた(笑)。レントンはいぢめられキャラだったのか。
それはそうと、根谷さんのタルホが良かった。ホランドにかまってもらえないのに拗ねて、子供なレントンいぢめて遊んでる姿がなんかカワイイよ。酔いつぶれて寝ちゃうところの顔も良かった。いぢめられてるレントンも、いちいちリアクションがまじめでカワイイね。
ラストは、ダメダメだったレントンがちょっとはカッコいいところ見せて、月光号の仲間として(ちょっとだけ)認められたかもって話。綺麗に終わると思わせといて、最後のゲロ吐きオチも気が利いてるね(笑)。なんか、普通に面白かったです。
第15話「あこがれの先輩は大親友!?」
脚本:川崎良 絵コンテ:立仙裕俊・西尾大介 演出:大塚隆史 作画監督:高橋任治
ひかりはクラスメイトの奈緒(菊池こころ)と美羽(水沢史絵)に誘われてフリーマーケットに出かける。ふたりは、なぎさとほのかにあこがれているという。
今回は、ちゃんと面白かったよ。こういうのでいいんだよ。
なぎさとほのかのマネをする奈緒と美羽がカワイかった。なぎさとほのかの名コンビっぷりもバッチリ描写できてたし、ひかりの友達を持つことの嬉しさってところもしっかり描けてたね。
こういうゲストキャラの描写の上手さは、前シリーズに足りなかったところ。バトルも、ひかりの友達を守りたいっていう動機がハッキリ示されてたんで判りやすい。敵もちゃんとハーティエルを気にしてるのがナイス。
キャラ作画もカワイく描けてたし、なぎさのリバウンドシュート作画も良かった。ちなみに「1点返した」って言ってたけど、フィールドゴールは2点ですよ。
ひかりは驚いたり笑ったり、表情があった方が断然カワイイね。
◆ 2005年5月14日
「創」6月号に、『鋼の錬金術師』の作者、荒川弘さんインタビュー。
印象的だったのが、荒川さんの実家が北海道の酪農家で、生と死の両方に携わる仕事だったと、「愛情かけてそだてた牛が、次の日には肉になって自分の胃袋に入る、そういう生活です」というところ。
なるほど、この人の作品にある肉体に対する即物的な視点って、そういうところが影響してるのね。生死観とか食物連鎖的な話に説得力があるのも、身を以て体験してることだから当然なわけだ。納得。
編集部はほとんど口出しせずに、ご本人の自由に描いてもらってるらしいです。売れてるしね。荒川さんの話では、今出てる10巻でちょうど折り返しくらいってことなんで、ぜひとも頑張って完結させてください!
第26話「友情は☆エンドレス」
脚本:花田十輝 絵コンテ:うえだひでひと 演出:大森貴弘 作画監督:吉本拓二・清水博幸・服部憲知
学園は平和を取り戻したものの、蜜柑は学年末試験で追試。しかし、蜜柑は蛍が海外に留学してしまうかもと聞き、追試どころではなくなる。
ああ、やっぱり前回で事件は全部終わってんのね。
鳴海先生の演説も、なんだか言い訳っぽく聞こえちゃうのはぼくだけ? まあ、言ってること自体はマトモなんだけどさ。
第1話のエピソードをなぞる感じの最終回で、蜜柑と蛍との関係を改めて描いて〆。オチはまあ読めちゃうんだけど、ほのぼのギャグっぽく終わってくれたんで後味は悪くない。
蜜柑が、「蛍のおるところ、ずっと追いかけていくんやろか? それが親友なんやろか?」と、ハタと気づくところが良かったよ。蛍のテストの予想問題のところとか、シャーペンの芯とか、その辺の心理描写は上手い。
ベタな感動だけにせずに笑いで落としたところが『アリス』らしくて好感でした。
自分の意思とに関わらず授けられた才能。人と違うことが出来るが故に、ある者は増長し、ある者は苦悩する。そして、学園によるアリス能力の管理(と搾取)。その辺のテーマについては、イマイチ踏み込みが足りずに正直食い足りない。原作では、どうなってるんだろう?
とはいえ、蜜柑と蛍、そしてクラスのみんなと仲間になっていくっていう描写は上手くいってたし、そこがこのアニメの魅力になってた。大上段なテーマより、そういうミニマルな人間関係に重点を置いたのは正解かも。でも、棗、流架との恋愛方向にはあんまり行かなかったね。
22話の「ベアと王子様☆」の話が成功例だったね。ちゃんとアリス能力と向き合う話だったし情緒的な見せ場もバッチリ。
作画も、キチキチに管理されてるワケじゃなかったけど、ユルめの作画も含めてカワイさに繋がってて良かった。オープニング・エンディングの曲もカワイかったし。その辺含めて“判ってる”作り。演出では、ユキヒロマツシタさんの回が心情描写に優れてた。シリーズ全体でもギャグの話とエエ話との話数のバランスも良かったしね。
声優も、植田佳奈さんの関西弁の面白さと釘宮理恵さんのクールな演技が名コンビだったよ。
玲央はどうなったんだとか、蜜柑のお母ちゃんはとか、棗の寿命はとか、あの3校長は結局何者とか、おじいちゃんはたぶん孤独死してるはず(←個人的予想)とか、気になるところはいっぱいあるんだけど、「まあ、カワイイからいいか」と許せちゃうような、そういう作品でした。
第7話「お城に帰れな〜い!☆ここほれラビラビ」
脚本:土屋理敬 絵コンテ・演出:奥野耕太 作画監督:佐藤寿子
プロミネンスパワーがなくなり帰れなくなったファインとレイン。次の日、いつまでたっても来ないプーモを置いてふたりは星の泉へ。
今日のダンスはありがとうダンス。「♪ありありがっとう、ありがと〜う」。
プリンセスのふたりが露天掘りの穴で強制労働させられるのっていう驚愕の展開にビックリ。しかも、理由が「みんなラビラビ言っててカワイイ」と言ったからってのがスゴイ。
あの食肉花は走れるのか。相変わらずの脈絡のない展開に癒されるラビラビ(笑)。
今後、<レイン→ブライト→ファイン→エクリプス>っていう4角関係になっていくのか?
◆ 2005年5月13日
“『BLOOD+』制作発表in東大”レポート(その1)、(その2)(byたまとわさん)
アニメ誌にも記事出てますね。『SEED』『ハガレン』のヒット枠で、あの『BLOOD 』のTVシリーズってもにもビックリ。
監督は、押井塾出身の藤咲淳一さん。『攻殻S.A.C.』のノベライズも書いてる人で、主に脚本でのクレジットが多い。
小夜のキャラデザインは、カワイイ現代的な感じになってる。でも、『BLOOD』の基本は、“翼手”(ヴァンパイア)を日本刀でぶった斬る話だからね。まあ、『ハガレン』の例もあるんで流血シーンはある程度問題ないんだろうけど。“戦争”ってのを描き込んでいくって言う話(ホント?)なんで期待。
ちなみに、押井さんの手による『BLOOD』の外伝、『獣たちの夜』(角川ホラー文庫)も面白いよ。学生運動の話だし(またか!)。
第3話「The Star Of Sorrow 1.City Of Blood」
脚本:富岡淳広 絵コンテ:斉藤哲人 演出:千葉大輔 作画監督:江森真理子
ナイトロード神父が赴任したイシュトバーン。そこはヴァンパイアのジュラ(乃村健次)が支配する国だった。
やっぱり淡々とし過ぎてるなぁ。原作で読んだことあるエピソードに入って気付いたんだけど、街の描写が綺麗すぎる。アレじゃ20世紀以降の現代の街にしか見えない。19世紀辺りの暗くて汚くて狭くて治安の悪いロンドンみたいな感じじゃないと。
まあ、そこ抜きにしても淡泊すぎるんだけど。敵のジュラにしても、もっと人外の迫力なり魅力なりを見せてくれなきゃ。お話的にも、市民が全然迫害されてる描写(もしくは説明)がされてないじゃん!
第1話から丁寧に作ってはいるんだけど、その分引っかかりのない平板な出来になっちゃってる。こういう話って、バイオレンス描写にしろキャラ造形にしろ、ちょっと過剰なくらいがちょうどいいんだよ。
第18話「にゃーにゃーにゃー」
脚本:新宅純一 絵コンテ・演出:伊藤真朱 作画監督:大木良一
日曜日で鳴滝荘は梢と隆士を除いてみんなお出かけ。梢は、迷い込んだ仔猫を見つける。
とくにストーリーがあるワケじゃないけど、梢ちゃんの人格が5人分入れ替わり立ち替わりってー話。
早紀ちゃんになったときの、テーブルの下でしゃがんでるときの太ももが眼福。なんかもう、「ああ、こういう人もいましたね〜」みたいな感じで、梢ちゃんの他の人格がすでに懐かしいキャラになってる(笑)。「コレクト!」の人は、忘れてたのもあって、コスプレネコがぐったりしてるの見てもう一度笑ったよ。
ネコ5匹と梢ちゃんの人格となんか関連づけてオチがあるのかと思ったけど、別にそうじゃなかったね。梢ちゃんの人格分裂の話は、シリーズラストでちゃんと何かしらの決着がつくんだろうか?
少年レントンは、謎の少女エウレカに導かれ月光号に乗って旅立った。
ホランド「とにかくオレたちゃ金が無い!いろいろやらなきゃならんわけだ」
レントン「だからって密輸までしなくたっていいじゃないですか!」
ホランド「アホゥ、金儲けに綺麗も汚いもあるかい! がたがたぬかすんやったら、今すぐ月光号から降りてもらうでェ」
エウレカ「そやでレントン、うちら気張って稼がんといかんのや」
レントン「え…、なんでみんないきなり関西弁に?」
ホランド「次の寄港地はジャパンのオーサカエリアやさかいな。言葉も変えたほうが気合が入るんやあぁぁ!」
レントン「いや、それでも作品の雰囲気というものがですね…」
エウレカ「うっさいなぁ! ほら、アンタもこのタイガースのはっぴを着るんや。そんで闇で仕入れたレアもの阪神グッズを売って売って売りまくるでェ!」
レントン「姉さん、僕はえらい船に乗ってしまったようです…」
第19話「二十世紀戦争」
脚本:榎戸洋司 絵コンテ:橘秀樹 演出:松本佳久 作画監督:佐野英敏
武装演劇集団チェンタウロは、総理大臣(渡部猛)を人質に取りホテルに立てこもった。宇宙船“マホロバ”のある場所を聞き出すためである。総理の語った二十世紀戦争の真実とは?
初めて語られた二十世紀戦争の様子。モンスターキングを殺したのは誰だったのか? なぜ世界中のモンスターが動き出したのか? 忘却の旋律を解放すればモンスターは滅ぼせるが、変わりに人類は何も考えない“猿人”になってしまうのは本当なのか?
ソロがメロスの戦士だったのには驚きました。そして戦いの果てに下した苦渋の決断も。果たしてボッカはソロと違う道を選ぶことができるのか? 小夜子のことはどうするのか? 今回は登場するキャラがみんな、進む道の選択を迫られており、緊迫した展開でした。総理の青春時代のシーン、もっと見たいと思ったのはワタシだけか?
総理のセリフが身にしみるのは年のせい? 「君たちは若い、私たちはやつらに飼われて生きてるんだ」。
第20話「太陽が君を呼んでいる」
脚本:榎戸洋司 絵コンテ:増井壮一 演出:橘秀樹 作画監督:中山由美
ついに判明した“マホロバ”の場所。電気羊たちが操るロボット怪獣を倒せば始動させることができる。そして、小夜子はひとつの決断を。
心の迷いから、ずっと環状線を回る電車の中にいた遠音がついに決断するシーンがよろしい。「あなたを飛ばないスカイブルーにはしない。あなたの翼のために行く!」。優柔不断のボッカ君も、心を決めかねていた小夜子も、ついに次のステップに進むことを決意。二人がそれぞれに送る手紙の文面。ああ、切ないねえ。答えは、とっくに出ているんだけど、なかなか行動には移せないもんなんだよねえ。
ラストの別れのシーン。ウエディングドレスで走る小夜子。敬礼をするメロスの戦士たち。ううう〜、盛り上がるよおぉ。小夜子が駅のホームに現れたとき、そこにいた忘却の旋律が消えてしまうのが印象的。彼女はボッカ君の幼さの象徴だったのかな?
いよいよ舞台は宇宙だあっ!
◆ 2005年5月12日
「本の雑誌」6月号の吉野朔美さんの連載で、本屋さんに「あの、吾妻ひでおの…」と聞くとソッコーで「ああ『失踪日記』ですね」って出してくれたって話が。
やっぱり本屋さんの間でも話題なんだろうか。つられて、昔買ったとり・みきさんの対談集『マンガ家のひみつ』(徳間書店)を引っ張り出してきて、吾妻ひでおさんとの対談('95年)を読み直したり(なかなか見つからなくて、何本も立ってる本の柱の一番下から出てきた)。
対談の中でとりさんが、ちゃんと「そういうのマンガにしたらいいのに」って言ってる。あと、吾妻さんが毎回マンガ描く前に「マンガという表現はこれでいいんだろうか? まだなにかやれることがあるんじゃないかと考える」って話が印象深かったよ。
第5話「華麗なる対決」
脚本:白根秀樹 絵コンテ:狩生笠 演出:久久保英一 作画監督:菅原浩喜 総作画監督:川田剛
出費がかさみ予算がヤバい極上生徒会。遊撃も隠密も予算枠を譲らない。そこで奏会長は、カレー作りによる予算争奪戦を提案する。
あ〜、なんか『極上』らしいユルい話。しかし、こうして奏さまの気まぐれで対決しちゃうってのは、やっぱり奏さまの趣味で作った生徒会らしいテキトーさだね。
演出も作画もユルいし、まあどうでもいい感じ。
カレー三姉妹とか唐突に現れるインド女とか、こういうテキトーな話なら、やりようでもっと面白くできそうな話ではあるんだけどなぁ。
第18話「XVIII時間目」
脚本:大河内一楼 絵コンテ:小坂春女 演出:浦田保則 作画監督:加藤はつえ
明日菜はのどかに触発され、今年こそ高畑先生に告白しようと誕生日ケーキを作る。
本人は否定してるけど、やっぱり高畑先生への愛は父親の代わりなのね。
今回は、ひさびさに作画がマトモだった。緑のケーキ作るところとかの明日菜の動きも面白かったし、ハルナが「ラブ臭」っていうところの唇のアップもナイス。
っていうか、ハルナの声、石毛佐和さんだったのか!? 『おジャ魔女』のぽっぷとか『ドッコイダー』のタンポポとかの子供声のイメージしかなかったんで、(個人的に)ちょっと意外だったよ。
話自体も割と爽やかだったし、毎回これくらいが最低ラインレベルならイイのになぁ。
第21話「幸せな休日」
脚本:林政宏 絵コンテ・演出:高橋亨 作画監督:高岡淳一
フォルトナー夫妻を殺害した刑事のミュラー(幹本雄之)は、今は南仏で妻子に囲まれ優雅な暮らしを送っていた。しかし、今の彼の揺るぎない幸せな生活が、実はだれかによって意図的に作り出されたのではとの疑念が頭から離れない。
『MONSTER』レビューはじめました。田舎なんでメチャクチャ遅れての放送ッスけど、あしからず。
ニナ(能登麻美子)が復讐に来る話。
信じてたボディガードのロベルト(勝部浦之)の豹変ぶりが、ちゃんと怖く描けてて良かったよ。こういう脇キャラの造形って、ホント浦沢マンガの真骨頂だよね。んで、元刑事は改心した端から死んでいく。「言っただろう、オレはこう見えても元刑事だって…」(byミュラー)。
ニナも、最初はもっとはきはき喋るキャストの方が良いんじゃないかと思ったけど、慣れたらこれはこれで良いね。今回も、激昂するシーンの無理してる感じがかえって良かった。
第32話「渚のゴールドラッシュ」
脚本:江夏由結 絵コンテ:中村憲由 演出:工藤寛顕 作画監督:榎本勝紀
テルの呼び出しにより海に着いたリクたちは、なぜか海の家のバイトをしていた。テルが世話になっていた店主夫婦は、どうやら妖怪、邪宝船に呑まれたらしい。
ああ、なんか最初っからテンション高い高い。「あれ見てみろよ」っていう普通のシーンまでテンション高い(笑)。狂ってる。もちろん中村憲由さんコンテ回。
しかし、テルは本気でナズナ殿ラブなのな。これを愛と呼ぶのがはばかられるのはなぜ?(笑)
バトルも、テルが怒りのパワーで大降神するんだけど、こっちがまた輪をかけてテンション高い。しかもベースがギャグ入ってるんで、見てると頭おかしくなりそう。作画も異常で、勢いありすぎて歪んでる。TVが壊れるかと思ったよ。
あ、あと、先生のルパンダイブが面白かったんだけど、そんなことが些末に思えるほどスゴかったよ。いや〜、堪能しました。
◆ 2005年5月11日
黄砂が舞ってるのか、コンタクトの目がツライ。
第6話「希望の実」
脚本:高橋ナツコ 絵コンテ・演出:甚大塚 作画監督:添田直子
グルムの通った後には破壊と死のみが残る。枯れ草ばかりの村で老人たちに出会ったポポたち。老人たちは、たったひとつ残った赤ん坊の実に最後の希望を託していた。
人(じゃないけど)は、命を繋いでいくことで希望を未来に託す存在だって話。次回のカマキリの話ともリンク。
前回同様、人の営みは自然と必ずしも親和的ではないってのを描く。それでも人は命を繋がずにはいられない存在ってこと。グルムもまだ里心が残ってるのかな?
前回もそうだけど、なかなかこれといった結論のでないテーマに踏み込んでいってるね。
あ〜、こらこら、キメラとかいっちゃダメだよ(笑)。
第3話「十八時四十七分三十二秒」
脚本:横手美智子 絵コンテ・演出:中村健治 作画監督:志田ただし
学校は文化祭の準備で大わらわ。伊里野はめっきり学校に来なくなる。
晶穂(千葉紗子)が伊里野にムカつくって話。
学園祭の楽しさがあんまり伝わってこない。浅羽父(山崎たくみ)と水前寺部長のフーファイター談義がなかったのが残念。すべてがすべて原作通りじゃなくてもいいけど、このエピソードは必要でしょ!? ディテールをおざなりにしてるのは、やっぱりいただけないね。
なんか、アニメ版は原作の濃縮還元みたいな感じになっちゃってるなぁ。やっぱ13話くらい欲しいかな?
今回の、いよいよ大規模な戦闘が(どっかで)始まったってのはイイね。もちょっと普段から日常と非日常のミックスのバランスを見せて欲しい。自転車のシーンは、夕日の街の美術が良かったよ。ラストのブラックマンタとのダンスはまあまあ?
あ〜、なんか原作のエピソード、結構忘れてるなぁ。ざっと読み直してみるか?
◆ 2005年5月10日
桜坂洋『All You Need Is Kill』(スーパーダッシュ文庫)、読了。
機動ジャケットに身を包んだ歩兵。キリヤ・ケイジはその初年兵。初陣で彼の隊はほぼ全滅、生き残った彼も虫の息。しかも残弾はゼロ。そんな絶望の中、赤いジャケットに身を包んだ“死神”が舞い降りた。
カバーイラストが安倍吉俊さんで、オビ文が神林長平さん。
あんまり書くとネタバレしちゃいそうなんだけど。主人公が孤独の中で生き延びる術を探っていく辺りの描写がイイ。中盤そしてラストの展開も「おおっ!」って感じで面白かった。描写はあくまでハード。そんな中にかいま見える感情がイイ味。敵の正体にちゃんと言及してるのが、なんか律儀な印象。
正しい軍隊モノかつSF。
第6話「同契者(プレジャー)を見つめて」
脚本:高山カツヒコ 絵コンテ・演出:孫承希 作画監督:今井雅美
シスカに特訓をつけてもらうクウ(とレン)。しかし、同契者(プレジャー)ではないシスカとの特訓は、イマイチ要領を得ない。
エレメンタルジェレイドと同契者との関係が、恋人同士のようなものだってキーアに教えてもらうって話。まあ、そうなんだろうとは思ってたけど、そうも真っ正面からいわれると小っ恥ずかしいモノがあるね。
キーアの前の同契者の思い出の回想シーンが判りやすくて良かったよ。判りやすすぎるって話もあるけど。
見所は湯上がりバスタオルレンに寝間着レンね。
第31話「斬る為の覚悟」
脚本:高橋ナツコ 絵コンテ:斉藤哲人 演出:水野和則 作画監督:小木曽伸吾
一護は恋次に追いつめられながらも、死中に活を見出す。しかし、渾身の一撃はむなしく空を切る。
一護が浦原との特訓を思い出して、覚悟完了する話。
前回に引き続き熱い。作画も熱かったよ。恋次とのバトルも良かったけど、とくに浦原との特訓シーンの回想(新作)が迫力満点。
話も作画と連動して熱かったよ。ちゃんと“覚悟”が斬魄刀を通して霊気みたいに見えるのが判りやすいよね。
ぴえろの地力の強さを感じる回だった。
第29話「迫撃!! ブラックジャぱん誕生!」
シナリオ:隅沢克之 絵コンテ:加瀬充子 演出:山田徹 作画監督:澤田貴秋
雪乃が九州から呼び寄せたMS乗り、じゃなくてパン職人、その名も“黒い三連星”! 和馬は、米ぬかを使ったジャぱんを提案するが、この時期に新鮮な米ぬかはない。「米ぬかの代わりに、これ使えんやろか?」(by河内)。
黒い三連星、ローラーブレードはいてる(笑)。リアクションシーンは、BGMまでガンダムだよ。なぜか月面だけど(かぐや姫とかけてるらしい)。原画に大森英敏さんが。
ジェットストリームアタックとかまんま出てきて嬉しかったけど、パロディとしては意外と工夫がなくてマイナス。まあ、来週からのモナコ編との合間のつなぎネタだね。
しかし竹炭の入った黒いパンってのは、やっぱり食う気になれんなぁ。
◆ 2005年5月9日
おかゆまさき『撲殺天使ドクロちゃん』1巻(電撃文庫)、読了。水島努アニメ版を先に見てたんで、前後逆だけど。
最初の方は結構辛いけど、後半は結構笑って読めた。原作って、アニメ版ほど下品じゃなかったのがオドロキ。あの下品さは、水島監督の仕業だったのか(笑)。
あと、アニメ版は主題歌がイイ! 「♪ぼくさつてんし〜、血しぶきどくどくドクロちゃん」。キャラの可愛さは、原作の方があるかも。
原作・脚本・監督:新海誠 キャラクターデザイン・総作画監督:田澤湖 美術:丹治匠・新海誠 音楽:天門
北海道と本州が分断統治されてる日本。青森からは、蝦夷(北海道)にそびえ立つ塔がよく見える。そんな田舎の高校でふたりの男の子とひとりの女の子が秘密を共有することになる。それは、廃駅の倉庫でこっそり組み立てている小型ジェット飛行機だった。いつか自分たちの飛行機であの塔に行く。しかし、その約束は守られなかった…。
遅ればせながら、DVDでやっと観ましたよ。
正直言うと、『ほしのこえ』も積極的に好きではなかったし、今回の『雲のむこう〜』もストーリー聞いて「やっぱセカイ系かよ」と思ってたのね。映像に関しても、美術はキレイだし光の感じや空気感についてはこだわりが見えたけど、正直、新しいとか今まで見たことないって感じは全然しなかったんだよね。とくに、<絵が動く=アニメーション>という意味では、まったく評価してなかった。
んで今回、実際観てみても、美術は写実よりで映画的なんだけど、前の乗ってるのは典型的なアニメキャラだし、顔が真っ赤になるって演出でまんまマンガチックに真っ赤になったり、結構既存のアニメ文法の中にどっぷり浸かってたりする。映画っぽい映画っぽいって言われてることについて、個人的に違和感感じるのはこの辺にあったりするのね。
が、しか〜し! 結論から言えば、結構良かった。いやいや、ちゃんと感動できたよ。
なんだかんだ言って、お話が結構良かったんだよね。国境の向こうの塔、ふたりの男の子の進んだ道と再会、女の子との約束、そして並行宇宙論(!)。この辺の話がちゃんと繋がっててドラマの盛り上がりと一体になってる。青臭い話ではあるんだけど、嫌味無く爽やかに仕上がってた。飛行機ってのが良いんだよ、開放的でさ。
たぶん、新海誠監督の良いところはやりたいことがハッキリしてるってところだろうね。あと、自分のできることできないことに自覚的なところがエライ。だから、必要とあらば何でも使っちゃう。手垢が付いたアニメ的文法だろうと、どっかで見たことある画面だろうと、ね。
新海監督が作りたいのは、自主アニメーションでも実写映画でもなく、新海作品なんだろうね。アニメだったのは、なじみのある表現だったってのと、画面を自分でコントロールできるってところで(半ば必然的に)選ばれた表現だったんだろうね。
そして、今回はそれがドンピシャでハマったってわけ。画面からストーリーから演出から、隅々までひとつの美意識でコントロールされてるってのは、それだけで観てて気持ちが良いモンだよ。個人的には、電車の車中のクロームメッキを流れる外の光とか、遠くの積乱雲の中の稲光って表現が綺麗で良かったな(些末です)。あ、あと、原画に細田直人さんがいたり。
ついでにもう一言。新海アニメって最初から表現(アニメ)は手段だから、“良くできたアニメ”になればなるほど、どんどん“普通のアニメ”になってちゃうんだよね。その辺のジレンマを乗り越えて今後、新海アニメの独自性っていうのが本当に試される時期だと思う。
◆ 2005年5月8日
こたつをしまうタイミングがつかめない。朝夕はまだ寒い日もあるし。
第25話「学園を取り戻せ☆」
脚本:横山雅志・大森貴弘 絵コンテ:大森貴弘 演出:岡崎幸男 作画監督:土橋昭人・水川弘理・武内啓・清水博幸・服部憲知
サーカスの猛獣が学園内に逃げ出した。パニックに乗じて、声フェロモンで生徒たちを洗脳しようとする玲央。
いよいよクライマックス! あんまりハードな展開にはならなかったね。本気でそういうのを期待してたワケじゃないけど…。
学園の裏の全体像とか蜜柑のお母ちゃんとか、なんか回収されてない伏線が多すぎる気がするけど。来週もそんなに大きい動きもなさそう?
結局結論としては、アリスも自分の授かった能力なんだからそれも自分らしさのひとつだと。言いたいことはわかるけど、ちょっと端折りすぎの感が否めないなぁ。やっぱり連載中の作品だからしょうがないかな?
玲央と鳴海先生との関係に収斂させた感じ。その辺の描写は上手かった。
第5話「地下迷宮の王」
脚本:大野木寛 絵コンテ:OH SHEUNG HYUN・ところともかず 演出:KIM YOUNG CAHN 作画監督:LEE JONG HYUN L/O監修:柳野龍男
アポロはひとりでバロンを助けようと、ベクターを探し基地の地下に潜る。不動は、特訓と称してエレメント候補生たちにアポロ捜索を命じる。
小林沙苗のひとは、ずば抜けた不運がその能力なのね(笑)。よく見たら、公式サイトのキャラのプロフィールにも書いてあった。
「バカな、この私が“罠よけ”を助けてタイムロスするとは!」(byシリウス)。 「罠よけ?」(by麗華)。
敵と戦うには仲間と協力しましょうってな話。毎回、話のテーマがひとつに決まってるのは判りやすいね。アポロの動機も判りやすいし。サッカー小僧も意外にハートの熱いいいヤツだったし。
「ジグソーパズル!?」「欠けた月が満月になる」、この辺は判りやすすぎる例ね(笑)。
第4話「ウォーターメロン」
脚本:佐藤大 絵コンテ・演出:阿保孝雄 作画監督:真庭秀明 メカ作画監督:飯田悟・前田清明
あこがれの月光号に乗ったレントン。しかし、その内情はあまりにも退屈でショボい日常だった。「最悪だ…」(byレントン)。
エウレカさんが2話で「あなたじゃなきゃダメなの」て言ったのは、その前に「ニルヴァーシュが」ってつくんじゃねーかと思うんだが、どうだろう? 今んとこ、レントンの期待は報われそうになさそう。根谷さんにも見透かされてるし。
アミタドライヴってのは、あのミーシャ博士(沢海陽子)が言うように、人の心でもって環境(外界)をコントロールするって技術の一環なんだろうか? なんか『金枝篇』とか読んでる中佐(辻谷耕史)も登場。
ラストのリフのシーンは一応カタルシスあった。やっぱり、レントンの単純な子供っぽさがイイんだよね。
第14話「藤P先輩ガンバ! なぎさ気合いの応援旗」
脚本:清水東 絵コンテ・演出:小村敏明 作画監督:生田目康裕
久しぶりに出会った藤P先輩。一年生ながら、今度のサッカーの試合に出るという。なぎさは、先輩のために応援旗を作る。
人を好きになる気持ちをひかりが知るってお話。今回は派手さはないけど、細かい心の描写を積み重ねていく感じが良かった。バトルも、ザケンナーとプリキュア、サーキュラスとひかりっていう2本立てで変化をつけてたし。
なにより、藤P先輩ラブラブななぎさがちゃんとカワイく描けてたのが良かったね。ラストの「GO! GO! ベローネ!」ってところの盛り上がりもナイス。
◆ 2005年5月6日
中華料理店鉄人屋に今、嵐が吹き荒れようとしていた。
新見「親方ァ大変です。えらいやつが来ましたぜ!」
如月十郎「んバカやろうぅ! お客に向かってやつたあなんでえ。伊里野、晶穂嬢ちゃんたちが、再度挑戦にでも来たのか? あーん」
新見「それが、人間じゃあねえんですよ」
如月「何だとおっ!」
そこにいたのは白装束のオバケだった。頭のてっぺんに毛が三本…。
如月「オバQ、やつがこの店に…。ふっふっふ、いつかこの時が来ると思ってたぜ」
新見「ど、どうしましょう」
如月「んバカやろう! オバケだろうと挑戦者に代わりはねえ。堂々と受けてたちゃあいいんだ!」
死闘は始まった。鉄人ラーメンを15分、鉄人餃子を19分、鉄人中華丼を21分で平らげたオバQは、申し訳なさそうにこう告げた。
オバQ「あの…、お代わりもらっちゃだめ?」
鉄人屋の完敗であった。
新見「また来るって言ってましたよ。どうします親方ァ!」
如月「犬でも借りてくるか…」
監督:ムトウユージ 脚本:ムトウユージ・きむらひでふみ 絵コンテ:ムトウユージ・榎本明弘・増井壮一・きむらひでふみ・原恵一 作画監督:原勝徳・大森孝敏・針金屋英郎・間々田益男 アニメーション制作:シンエイ動画
突如時空のゆがみから怪獣が現れた。掛け軸の裏から出現したミライマン(村井国夫)と名乗る時空調整員は、「これから3分後の世界へ行き、ヒーローになって怪獣を倒し元の世界へ返してください」と言う。戸惑いながら戦うことになる、しんちゃん一家だったが…。
いつもの“大人も楽しめるしんちゃん映画”を期待していった人はちょっと戸惑うかもしれません。今回は敵のオトナ集団は出てきません。オカマキャラもいません。カスカベ防衛隊も活躍しません。あくまで、しんちゃん一家がスーパーヒーローになって戦うという話です。
ミライマンが乗り移った怪獣人形シリマルダシ(ゴジラ?)に言われるままにひたすら怪獣と戦うというシンプルな展開に、「そういや、『クレしん』ってもともとくだらないギャグを連発する作品だったんだよなあ」と思い直しました。すると今回の作品は原点回帰? ある意味これが正しいしんちゃん映画と言えるのかもしれません。
続々出てくる怪獣や、変身したひろしやみさえ(プリティミサエスがいい!)の活躍も楽しいし、応援にアクション仮面、カンタムロボ、ぶりぶりざえもん(しゃべらないけど存在感あるなあ)もやってきます。ヒーローをやる快感に酔ったひろしやみさえが次第に子供の世話を忘れていくあたりは妙にリアルでした。
物足りない感じも正直ありますが、ナンバー2の怪獣ゴロドロに立ち向かうしんちゃんを見ているうち、ひろしとみさえも立ち上がる場面などはやはり盛り上がります。エンディングに怪獣がキチンと名前入りで出てくるのも楽しいです。
第2話「WITCH HUNT」
脚本:富岡淳広 絵コンテ:小島正士 演出:原田孝宏 作画監督:田中孝弘
アベルとトレスは、吸血鬼同士が壮絶な殺し合いをした現場を検分する。そこでアベルは、ある女の子(川上とも子)に出くわす。
川上とも子さんの声の接触テレパス。跳ねっ返りキャラが、とぼけたナイトロード神父と好対象。
お話もキャラも、第1話同様ちょっと薄い。もっと濃い癖のあるキャラが出てきて、重厚で暗いゴシック世界で血ィドロドロのやり取りをする、ってーのを期待してたんだけど、普通にエエ話を指向してるのか、全体的にユルい印象。
ナイトロード神父は軽い感じで良いんだけど、これって背後の世界が重厚だからこそ活きるキャラでしょ? あと、ナノマシン発動後の変身も、もっと劇的にベタに盛り上げてもらわなくちゃ。
トレスの二丁拳銃の、マズルフラッシュの閃光で吹っ飛ぶヴァンパイアがストロボ撮影的に見えるって演出はちょっと良かった。二丁拳銃は止まったままじゃなくて、(ウソでも良いんで)いろんなポーズつけて格好良く撃って欲しかったけど。
まったくダメダメってわけじゃないんだけど、マイナス面ばっかり目についちゃうね。
第17話「そらのいろ」
脚本:滝晃一 絵コンテ・演出:上原秀明 作画監督:大木良一
茶ノ畑珠実(堀江由衣)は何事も小器用にこなす分、何に対しても感動というものとは無縁の醒めた人間だった。でもある日、梢というちょっと変わった子に出会う。
ああ、なんか普通にエエ話やね。昔の珠実ちゃんの方が見た目はカワイイ。堀江由衣のモノローグ聞いてると『フルバ』の記憶(主に泣き)が甦るよ。
この頃は梢ちゃんは、“ひとりだけ”だったんだろうか? 珠実ちゃんは、普通に家族と暮らしてたんだろうけど、いつからどういう経緯で鳴滝荘に移ったんだろうか? いつから「ですぅ」口調になったのか? いろいろ気になるけど、まあその辺はどっちでもいいんだろうね。
今のあの珠実ちゃんを見るにつけ、人間、頭が良すぎるのも考えものだなぁと(笑)。
第57話「ドロロ 逆襲するは我にあり であります」「巨大カエル 対南海の大怪獣 であります」
脚本:横谷昌宏 絵コンテ:誌村宏明 演出:北村真咲 作画監督:追崎史敏・中山初絵
バイパー兄(飛田展男)が復讐に来る話と、南海でみんなが巨大化する話。
「左手は添えるだけ故、とくに添えなくても問題はござらん!」(byドロロ)。そりゃそーだ(笑)。
Bパートは、ワケ判らずみんながデカくなっちゃって、みんながみんなイカの触手にあれ〜と絡め取られるって繰り返しギャグがミョーにハマった。
◆ 2005年5月5日
今さらながら、WEBアニメスタイル、「アニメ様の七転八倒」第13回 『ファイトだ!! ピュー太』なら100万円まで出せる。
♪山を越えれば 山がある シェイイェイェイ!
ぼくもビデオ化されてる「南太平洋 メチャクチャ 大戦争」の回だけ見たことあるんだけど、ちょっとスゴイよ。とくに後半は、ワケ判んない。
しかし、こんな作品までDVD化されるんだなぁ、スゲえなぁ。
第4話「素晴らしく冴えたやり方」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:岩崎良明 演出:山崎茂 作画監督:山川宏治 総作画監督:下谷智之
奏にあこがれる和泉香(斎藤千和)は、奏の愛を一身に受けるりのが憎い。が、香はりのの世話役を命じられる。りのと構内を見回る香は、とある事件に遭遇する。
奏にあこがれる香の想いの純粋さが描かれる回。根は悪いヤツじゃないのね。でも、奏さまがそこまで尊敬される人物だって納得できる描写を見せて欲しいよな。あと、生徒会の遊撃ってだけで、人形劇部の部長(高等部の生徒)よりエラそうにできるんだ。
人形劇部のミステリ的事件も、最後まで観たらちょっと気の利いたエエ話になってるんだけど、途中の演出があまりに平板すぎてタルいなぁ。
しかし、奏さまは親のない子ばっかり集めて何を企んでるんだろう? エヴァにでも乗せるのか?
第17話「XVII時間目」
脚本:大河内一楼 絵コンテ・演出:榎本明広 作画監督:高橋晃
前回のキス未遂事件以来、ネギを意識してしまう夕映(桑谷夏子)。しかし、ネギを想うのどかを見て、のどかを応援することを再決心する。
能登麻美子さんのもじもじした演技が良いね。とはいえ、30分ずっとだと、いい加減腹立ってくるんだけどさ(どっちやねん)。
やっぱり作画が…。まあ、詮ないことだからもう言うまい(笑)。
第31話「重なる想い」
脚本:樋口達人 絵コンテ:菱田正和 演出:安川勝 作画監督:榎本勝紀
伏魔殿をさまようユーマとミヅキ。彼らの前に神流の闘神師が現れる。
白虎のランゲツって信頼を司る式神らしい。一応そういうのがあるのね。
「闘うって、何のために闘うのよ!?」(byミヅキ)。ユーマが、闘う理由を見失って迷う話。並行して、弟ソーマの口からミカヅチに倒された両親の話が出るんだけど、こういう構成はなかなか上手いね。ユーマも、地流のため(ミカヅチのため)じゃなく、目の前のミヅキを守るって理由見つける、と。
ランゲツの信頼を改めて得てレベルアップしたバトルも、いつも通り迫力あった。ミヅキも、改めてユーマにポッて。ユーマのお母さんの声がミヅキと同じ根谷美智子さんなんだけど、ユーマは亡き母の姿ををミヅキに重ねてるのかもね。
尼さんが出てきてリクに声をかける辺りは、ちょっとホロッと来たよ。
◆ 2005年5月4日
今日やってた『NARUTO』の若林厚史さんの回(第133話)観た。
スゴイ、スゴイ! 松本憲生さんのアクションシーンがスゴすぎる。アクションそのものもスゴく良いんだけど、水の描写がまたスバラシイ。いや、良いモノ見せてもらいましたよ。眼福眼福。
作画だけでこんなに興奮したのは久しぶり。いや、話自体も熱いんだけどね。
第5話「果実の里」
脚本:山口亮太 絵コンテ:西沢信孝 演出:岡嶋国敏 作画監督:二宮常雄
パサーに迫られたポポが川に落ちる。目が覚めたポポは、里長のセレス(葛城七穂)に助けられていた。一方パムたちは、グルム(上別府仁資)という虫好きの男に出会う。
上半身裸で寝るポポのあらわな肩に不覚にもドキッとしてしまった。ああ、鎖骨が〜(笑)。セレス様、村長ってより(プロの方の)女王様だな。
文明(村)と自然(虫)っていう、『ナウシカ』的テーマだね。アゲハの卵を焼き払うところもそのイメージ。この森の民たちも100%自然と調和して暮らしてるワケじゃないんだ。
「森の民は命の儚きを知る。しかし、その命をいつくしもうとはしない。この世界など守る価値もない、滅びるべき存在なのだと思い知れ!」(byパサー)。
前回もそうだったけど、このアニメは結構本気で自然との関わりとか命のつながりとかやってくみたいね。ゲームで虫戦わせるカタルシスってのとは真反対だけど、こういう子供向けでかつテーマ持ったアニメは好きよ。やりすぎると鬱陶しいけど。
第13話「守るべきもの」
脚本:鈴木やすゆき 絵コンテ:横山彰利 演出:佐藤育郎 作画監督:伊藤岳史 メカ作画監督:ねこまたや・神戸洋行
月のGPO本部から脱出したクラウとクリスマスだったが、月軌道基港はGPOの検問が厳しい。しかし幸運にも、クラウはある懐かしい男と出会う。
貨物船船長のホセ(小村哲生)再登場。クラウとクリスマスのちょっと温めの冷たい方程式ってな話。
クラウも運がいいのやら悪いのやら。海賊(藤原泰浩)が、いかにも殺されてもOKですみたいな狂った悪人なのがちょっと…。でも、定番っぽさが安定感にはなってるかな。
作画は良かったです。とくにメカ関係が。
第14話「昨日・今日・明日」
脚本:吉永亜矢 絵コンテ・演出:阿保孝雄 作画監督:児山昌弘・石田可奈 メカ作画監督:ねこまたや
(当然のように)地球のスイスについたクラウたち。フランク夫妻(野島昭生&島本須美)は、クラウが父と別れたときお世話になっていた親類。
う〜ん、コレまた典型的な平和なアルプスの山小屋。でも、こういう家族が出てくる話ってのは『KURAU』らしくて良いね。もちろんダグとテディも出ます。家族話の象徴だ。
クラウはこの叔父さんの影響でエージェントになったのね。力を恐れずにいいことに使えと。
作画は、最初の頃の仕草や表情からすべてが伝わるってほどのレベルからはほど遠いけど、判りやすい話と平易な演出でカバー。家でDVDで数話まとめて視聴するには、このくらいのウスさが、のんびり観られてちょうど良かったり。
第15話「アゲハ蝶の不安」
脚本:吉田伸 絵コンテ:寺東克己 演出:粟井重紀 作画監督:重松しんいち メカ作画監督:ねこまたや
クリスマスのことを“対”と呼ぶリナクスの少年(入野自由)から逃れてきたクリスマス。このリナクスの少年イヴォンは、ただのリナサピエンではなかった。
そろそろウォン警視正が、GPOのリナクス研究の真相に迫りつつあるのかな?
またまた平和な生活は長続きしないって話。イヴォンは、なかなか化け物っぽくて良いね。クラウとの格闘シーンもそこそこ良かった。
リナクスは本来“対”さえいれば幸せなんだけど、人間界ではどうしても他者との関係が生まれて、必ずしもそれが良いモノばかりとは限らない。では、対をなくしたリナクスは? って、こうなるしかないのか。
◆ 2005年5月3日
この時期になると、原付に乗ってると紫外線で目がしぱしぱする。目にはさぞ悪かろうて。
第5話「あの日の落涙(ティアドロップ)」
脚本:小山田風狂子 絵コンテ:木村真一郎 演出:うえだしげる 作画監督:津能健徳
分かれ道で二手に分かれた一行。クウはレンとシスカと道を共にするが、その途中で山賊に遭う。
エディルレイドを単なる武器(道具)として見ることが出来ない、ある意味不器用なクウそしてシスカ。一本筋が通ってるのは、観てて判りやすいよ。
エディルレイド自体が、武器として同契(リアクト)することに幸福を見出してるのか苦痛と思ってるのかが謎だけど。その辺の描写をしないのは、構成上の配慮なのかそれとも念頭にないのか。
シスカがマントと帽子を取ったバトルモードになるのがイイね。銃だけじゃなく体術もなかなか。一枚脱いだだけでこんなに好感度が上がるなんて、我ながら単純(笑)。
目新しさとかとかはないけど、話は判りやすいね。
第30話「たちはだかる恋次」
脚本:大久保昌弘 絵コンテ:高橋資祐 演出:小柴純弥 作画監督:高橋資祐
花太郎の案内で地下水道を進む一護と岩鷲。花太郎は、ルキアと交わした現世の話について一護たちに話す。
久しぶりにルキア(折笠富美子)が喋るのを聞いた。すっかり毒気が抜けて、まるで死刑を目前にした囚人のような趣。って、死刑を目前にした囚人なんだけどさ。
Bパートは打って変わって、恋次(伊藤健太郎)との再バトル。グルグル回り込むカメラワークといい、迫力のある対決シーンが見応えがあったよ。瀞霊廷に入ってからレベルの高い演出作画が続いてたんだけど、同じような通路での対決にちょっと飽きてきたところだったんで、なかなかいいタイミングでの舞台変更。
「今のオレの力は5倍」(by恋次)ってのも、バトルモノの定番でいいなぁ。次回予告での「オレはその100倍」「んじゃおれはさらに1万倍!」って掛け合いも、判っててナイス(笑)。
第28話「百億の男!? パンタジア存亡の危機!」
脚本:大和屋暁 絵コンテ・演出:政木伸一 作画監督:佐久間健
南東京支店に越してきた冠によれば、サンピエールと共謀した雪乃はすでにパンタジア株の40%を取得済みだという。そこで冠が打ち上げた秘策とは!?
第三者割当ての新株発行じゃ!(ウソ)
番組内で自己言及してたけど、河内がいないとイマイチ説明の場面のリズムが悪いなぁ。河内の絶妙のタイミングのツッコミ(orオドロキ)がないとなぁ。それはそうと、河内のアフロはカツラか。今さらどっちでもエエけど。
次のバトルの舞台は、モナコの世界大会になるのかな? 冠の企みを陰で聞いてるのがクジャクの影ってのが笑った(当然あの人だ)。
次回予告が、黒い三連星!? って、この予告どこまで本当なんだよ? 「君は、生き延びることが出来るか」。
◆ 2005年5月1日
BSでやってた『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』の特別編を録画。4時間近くあるんだけど、観る機会があるだろうか?
チラッとだけ観たんだけど、TVで観るともの凄く小さいね。
第4話「はだしの戦士」
脚本:河森正治 絵コンテ・演出:田中孝行 作画監督:神戸洋行
エレメント候補生たちを集めてはだしになれと命令する不動。不動は足を見ただけで体のバランスから癖、心理状態まで見通す。
「最高ですかッ!?」「最高ですッ!!」。いや、なんかそういうのがあったな〜って思って。
トンデモ気功というかなんというか、とにかく河森節炸裂! 『アルジュナ』でご披露した独自の生態系論みたいな〜。
車いすのリーナ(佐藤裕美)には、世界がああいう風に認識されてるのか。
独自の足裏理論が全編に貫かれてて、(理論の是非はともかく)これはこれで面白かったよ。とくに、「奴ら(アポロたち)は、赤ん坊と同じ」とか「地面の上に立つに非ず!」とか、よく考えるとさっぱりワケ判んないんだけど、力業で納得させられる。
あとアポロの体は、『焼きたて!! ジャぱん』でいうところの“太陽の手”ならぬ“太陽の体”なのね。
いや〜、期待通りの面白さで笑いが止まんないよ。このまま突っ走って欲しい。
第3話「モーション・ブルー」
脚本:佐藤大 絵コンテ:京田知己 演出:佐藤育郎 作画監督:小平佳幸 メカ作画監督:大塚健
空軍により月光号が停泊するベルフォレスト空港が封鎖される。ホランドは、“ドロップイン”を敢行することに。レントンは、エウレカと共にニルヴァーシュに乗り込む。
「だってオレは、爺っちゃんの孫なんだぜ」(byレントン)。
今回は、レントンがはやる気持ちとは裏腹にまだまだ子供だってことが繰り返し描かれてる。エウレカさんにとっても子供。キャラ作画も心なしか幼く見えるよ。
エウレカさん、バンバン撃墜しちゃってるけど、軍用のKLFって有人機なの? 月光号、クリンゴンのバード・オブ・プレイそっくり(誰も知らない)。ホランドの先導で月光号がトラパーの波に乗るところは、見てて爽快感あるね。作画も良かった。
最初の爺っちゃんとの感動の後のハズしとか、ラストの電光掲示板の文字が流れるタイミングとか、こういうの好きだなぁ。レントンも、主人公なのに奇跡を起こしたのに、まったく特別扱いもされなけりゃ好かれも嫌われもしない。「キャラ弱えぇ〜」で終わり(笑)。
姉さん、このアニメ面白いです、好みです。
第13話「なぎさ親子で大バトル? 母のココロ子知らず!?」
脚本:羽原大介 絵コンテ・演出:矢部秋則 作画監督:東美帆
いろいろ注意してくる母親をうるさく思うなぎさ。なぎさを心配してのことなのだが、当のなぎさはそのことを理解しない。
親子のお話。珍しく子安武人のお父さんがいい役どころだ。なぎさは、小さい頃は病弱だったのね。
ひかりは“クイーンの命”らしいんだけど、なぎさが言った「ひかりはひかりでいい」ってのはとってもイイね。敵も、ひかりやハーティエルについて少しずつ知っていくっていうパターンはなかなかいいんじゃない?
第2シーズン目に入って良くなってきたんで、がんばって欲しい。ただ、ラストのコーンがどうのこうのってのは、正直ついて行けないセンスだった(笑)。
第5話「優勝できたらイイナ!」
脚本:平野靖士 絵コンテ・演出:大久保政雄 作画監督:松本勝次
サッカー部のゴールキーパー、内田先輩(蟹井康介)は花形選手。しかし、試合を前にケガをしてしまう。マネージャーの高橋先輩(水野理紗)は手製のチアリーダー人形に願をかける。
願かける人形がなんか怖いよ。試合相手に呪いがかかって次々に不戦勝になるってお話。
マイメロの解決方法も、なんかもの凄いな。選手みんな(男)が、チアリーダー姿に。混乱のなかでひとり試合を続行してた敵の選手アッパレ。話自体は、なんか感動モノの乗りなのに、チアリーダー姿。
「サッカーの神様が授けてくれた試練かも知れない」(by内田くん@チアリーダー姿)。
やっぱり、このアニメ変だ(笑)。