Archivesに、タイトル別インデックス設置。全作品じゃないんだけど、ちょっとずつ入れていきます。お暇ならドウゾ。

『甲虫王者ムシキング』

第22話「星の記憶」

脚本:上代務 絵コンテ:大倉雅彦 演出:梅本唯 作画監督:浜津武広・米田光宏

 パサーに言われた事が信じられないポポ。森の守護者は、父さんは、森を守る者ではなかったのか? 守護者の証とはいったい? そんなポポたちに、またしてもグルムの甲虫が襲いかかる。

 総集編かと思ったらそうじゃなかった。

 ラスト、パムがなんかに目覚めて精神世界に行っちゃう展開はいきなりすぎて、さすがにちょっとついて行けなかったぞ。もしかして、昆虫宇宙飛来説か? いきなりSFなのか?

 っていうか、なんなんだよ、このニューエイジ臭いイメージの羅列は? 『アクエリオン』かと思ったよ。

 『ムシキング』はゲーム世界から遙かに飛来して、一体どこへ向かうのか?

★★½・・
【コロッケ五円之助】

『タイドライン・ブルー』

第3話「ドゥーラビーラ」

脚本:山田由香 絵コンテ:矢野雄一郎 演出:小山田桂子 作画監督:中路景子

 “ハンマー・オブ・エデン”以後、海の中に発生した高速の真水の流れ、“ドゥーラビーラ”。そこに入った者は二度と生きて出られないという。そして、ユリシーズはまさに、その流の中に入ろうとしていた。

 一応いろいろ説明されてたんだけど、なんだかよけい判んなくなってきちゃった。キールは、衛星軌道上にいたんで地上の様子をすっかり憶えてて、地図(海底図)のないこの世界では重宝な存在なんだよね。でも、ハンマーなんたらは、ちょうどキールが生まれた14年前じゃなかったっけ?

 未曾有の大洪水に新しい世界の創造。最近珍しい、神話的モチーフね。しかし、大海嘯後の世界状況の説明といい“新しい世界”のビジョンといい、具体的にイメージが浮かばないのはいかがなものかと。

 凍り付いた手を剥がすシーンは、この作品らしくて良かった。キャラは、何かと食ってかかる氷上恭子キャラがいいね。イスラは笑ってるだけなんで、キャラが掴めない。あの子の親は誰なんだ?

★★★・・
【コロッケ五円之助】

◆2005年8月30日

市やん「どうした佐武やん、うかねえ顔して事件かい?」
佐武「ああ市やん。実は『瓦版の朝日屋』がでっち上げの記事を載せやがってね」
市やん「そいつはいけねえな。客にウソの記事を売りつけちゃいけねえやな」
佐武「まあ書いたやつはそれがバレちまってきついお叱りを受けちまったがね」
市やん「へっへっへ実を言うと、あたしゃ『地球防衛家族』と『ののちゃん』毎日欠かさず読んでやしてね」
佐武「市やんも好きだねえ。って絵が見えるのかい市やん?」
市やん「へっへっへ、実はコレに毎日読んでもらってやしてね」(と小指を立てる)
佐武「かあ〜、やるねえ市やんも。だが女にゃ気をつけなよ」
市やん「な〜に、あたしゃウソとちょんまげは結ったことはねえもんでね。へっへっへ」
お後がよろしいようで……。

『妖怪大戦争』

監督:三池崇史 脚本:三池崇史、沢村光彦、板倉剛彦 撮影:山本英夫 音楽:遠藤浩二 原作:荒俣宏 プロデュースチーム「怪」:水木しげる、荒俣宏、京極夏彦、宮部みゆき 妖怪キャスティング:京極夏彦

 両親が離婚し、今は母の故郷・鳥取に住んでいる主人公タダシ(神木隆之介)は、ある夏祭りの夜“麒麟送子”に選ばれる。一方、魔人、加藤保憲(豊川悦司)は機械と妖怪を合成した新種の悪霊“機怪”を生み出し人間界を滅ぼそうと行動を開始していた。

 いきなり出てくる妖怪が“クダン”というところがにくいです。ハムスターのような“すねこすり”もかわいいし、とにかくいろんな妖怪が実写で登場してくるのが楽しいです。“目目連”“雲外鏡”“ぬらりひょん”“川太郎(河童)”“小豆洗い”、おおっ“一反木綿”に“ぬりかべ”も出ている。あの有名なカラスに吊り下げられて空を飛ぶシーンまで実写化されているじゃないですか。

 有名人も大勢出ているんですが誰が誰やら……。詳しいキャストは公式ページを見てください。妖怪達の代表格“猩猩”の赤い爺さんは近藤正臣ですね。お色気満点の“ろくろ首”の三輪明日美って、ひょっとして『ラブ&ポップ』に出てた娘なの?成長したねえ(しみじみ)。そういや、やけに女妖怪が色っぽいなあ。“鳥刺し妖女、アギ”(栗山千明)の胸の谷間や“川姫”(高橋真唯)のフトモモ(濡れてるところがマニアック)などは子供にゃ目の毒でっせ。

 ラストあたりで3,000体の妖怪が踊り狂うシーンがすごいです(気のせいかガメラもいたような?)。このシーンだけでも一見の価値ありです。魔人、加藤の操る“機怪”はザケンナーみたいだったなー。

 水木しげる御大も登場しますが、あの出し方はどうやろなあ(まあいいか)。あの有名なセリフも出ます。「戦争はいかんです。腹が減るだけです」。とにかくストーリーやテーマは二の次で、ひたすら妖怪の出てくるサービス満点の映画でした。

★★★½・
【アルデンテ有森】

『BLEACH』

第47話「仇討つ人たち」

脚本:高橋ナツコ 絵コンテ:下田正美 演出:熨斗谷充孝 作画監督:鈴木奈都子

 雛森が読んだ藍染隊長の手紙には、意外な人物が犯人として挙がっていた。一方、3人の脱走を知った日番谷(朴ろ美[ろは王へんに路])は、雛森が市丸のもとに向かったと確信する。

 全体的に説明というか、セリフの多い回だったなぁ。

 いっつも下から脱ぐ夜一さんってのが笑った。「(裸で)あぐらはないだろう、あぐらは!」(by一護)。

 でも、なんだかんだ言いながら、ラストの日番谷と市丸と雛森クンとの三つ巴は、なかなか緊張感あるシーンになってたよ。

 関係ないけど、あの世にも関西弁とかあるのね。

★★½・・
【コロッケ五円之助】

『宝島』

第25話「潮風よ、縁があったらまた逢おう」

脚本:篠崎好 絵コンテ:さきまくら 演出:竹内啓雄 作画監督:杉野昭夫

 ついにフリントの宝が見つかった! イギリスに帰る船上、シルバーはすっかり負け犬に成り下がっていた。

 思いっきりオリジナルストーリー。

「シルバーにとって、一番大切なモノはなぁに?」(byジム)
「今は、お前が入れてくれたこの一杯のコーヒーさ」(byシルバー)

 出ました、名言! その後のセリフが、もう出崎哲学を煎じて熱湯で抽出したような人生観。いや〜、コレだよコレ。コレを聞きたいがために観てきたようなもんだ。人生はやっぱり旅なんだ。いつかは、自分が本当に大切にしたいものが見つかることを夢見て、人は旅をするのだ。宝探しは、その確認作業に過ぎない。

 ジムはともかく、グレーまでシルバーの人柄に惹かれてんのね。静かな中にも叙情がにじむお話でした。

★★★½・
【コロッケ五円之助】

『宝島』

第26話(最終話)「フリントはもう飛べない」

脚本:篠崎好 絵コンテ:さきまくら 演出:高屋敷英夫 作画監督:杉野昭夫

 宝をひと箱持ち出し、シルバーはさよならも言わず立ち去ってしまった。そして、イギリスに帰ったヒスパニオラ号は、英雄さながらの出迎えを受ける。それから10年の月日が過ぎた。

 豹のベンボーがデカくなってる! 怖い!

 前のシルバーの妻といい今回のジムのお母さんといい、出崎さんの女性観が表れてるね。

 みんなのその後の話がこれまたイイ。グレーがアイルランドで祖国を守って死んだ話なんて、ドラマを感じるねぇ。シルバーの話も、なんか大人になって観た方が沁みるものがあるね。たまらんカッコエエ!

★★★★・
【コロッケ五円之助】
・総評

 このあまりにも有名なお話を、とくにラストの話をすっかり別の話にしちゃうのは、さすが出崎さん。『家なき子』のときもそうだけど、出崎さんは、何を撮っても出崎作品にしちゃうくらい自分の世界があるんだねぇ。

 作画も、杉野さんのキャラの魅力が存分に楽しめた。ジムの丸っこいデザインと、シルバーなんかのいかにも男臭いキャラとの併存が良いね。

 大橋学さんのオープニングとエンディングのアニメが、色使いも独特で面白かった。

 世の名作が、時を隔ててなお古びずに読み継がれていくように、出崎さんの作品も今なお古びていない部分を多く持っている。たしかに、いろいろ古くなってるところもないではないけど、出崎作品は核の部分がしっかりしてるんで普遍な面白さが残ってると思う。

 出崎さんの他の作品に比べて、知名度が一段下がるかもしれないけど、内容は引けをとらないんで、興味のある人は是非ドウゾ。まだまだ、レンタル屋にも置いてると思います。

総合評価
★★★★½


◆2005年8月29日

『タイドライン・ブルー』

原作:小澤さとる・飯田馬之介 監督:飯田馬之介 シリーズ構成:山田由香 キャラクター原案:山下明彦 総作画監督・キャラクターデザイン:滝口禎一 アクション作画監督:野口寛明 美術監督:白石誠 音楽:斉藤恒芳 アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム 作品公式サイト

第1話「浮上する亡霊」

脚本:山田由香 絵コンテ:飯田馬之介 演出:小山田桂子 作画監督:滝口禎一

 “ハンマー・オブ・エデン”からこちら、人類はわずかに残った陸地に暮らしていた。そんな島の一つ、ヤビツに住むキール(坂口大助)は、新国連と潜水艦との戦闘に巻き込まれる。ショックで産気づいたイスラ(わくさわりか)。そして、キールは意外な人物に出くわす。

 飯田監督コンテ回。原画に、友永和秀さん。

 期待しつつも、失望しないようにそれを抑える心がもう一方にあったんだけど、実際観てみたら期待以上の出来だったよ。

 何の説明もナシに打ち込まれるミサイル、戦火の中赤ん坊を生む少女、おろおろして何も出来ない少年、そして運命の再会。30分の中に、みっちりドラマが仕込まれてて、ひさびさにTV釘付け状態。出産シーンが、「んがああぁぁっ!!」と力むシーンとか破水とか、思ってたよりちゃんと真っ正面から描かれてたので、観ててちゃんとハラハラ出来たよ。ツカミはOK!

 作画は、テレコムらしく古臭さはあるんだけど、この作品内容にはバッチリハマっててむしろプラスになってるくらい。『双恋』を最初観たときは、正直どうしようかと思ったけど(笑)。冒頭の、水兵との追っかけのシーンとか、まぎれもない漫画映画の世界。懐かしい〜。『サヴァイヴ』にはなかった、アニメートの楽しさも味わえる。あ〜、でも、煙をCGでやってたのはいただけなかった。爆発はちゃんとテレコム爆発なのに。手で描け!

 よしよし。なかなか楽しみなシリーズになりそう。「本日の送信、終わり」。

★★★★½

初見印象

 『青6』の小澤さとるさんと『おいら宇宙の探鉱夫』の飯田馬之介が組んで本格海洋モノを、となると期待しない人はいないよね。

 ホント思ってたよりちゃんと面白かった! って書き方すると、オマエは一体どういう風に思ってたんだって言われそうだけど(笑)。

 作画も、マンガっぽさはあるものの、動きの楽しさがちゃんとあるのが嬉しい。演出も、飯田さんらしい、次から次に事件が起こる息をもつかせぬ展開がスバラシイ。もっと枯れた感じで来るのかと思ってたんで、元気いっぱいの出だしにビックリしてしまったくらい。

 いや〜、舞台設定からキャラから作画から、最近珍しいくらいド直球の海洋冒険モノに仕上がってたよ。子供の頃ワクワクしながらそういうの観てた感覚が、じわっと甦ってくるね。この調子で老舗スタジオの意地を見せつけて欲しいです。

【コロッケ五円之助】

『タイドライン・ブルー』

第2話「裏切者」

脚本:山田由香 絵コンテ:友永和秀 演出:小山田桂子 作画監督:八崎健二

 イスラのためにティーンとの待ち合わせ場所の桟橋に急ぐキール。しかし、当のティーン(浪川大介)は新国連軍に捕らわれてしまう。そうするうちに、島の山頂の空母が真っ二つに折れ、斜面を滑り始める。

 キールとティーンは双子のだったのね。しかし、この街は『マクロス』みたいだな。っていうか、ホントにあの町は富士山頂だったのか!? ビックリだ。

 空母が撃沈(?)するシーンは、波作画も良かったし、観ててカタルシスがあったよ。こうじゃなくっちゃね。

 イスラの授乳シーンで、キールが鼻血出しちゃうのは、いかにもマンガっぽいなぁ。それが良いんだけど。優秀な兄(ティーン)に不肖の弟(キース)ってのも定番定番。なんか、観ててミョーに落ち着くなぁ(笑)。

 とりあえず、世界の状況とかキャラの背景とかまだよく判らないんで、説明待ちってことで。

★★★½・
【コロッケ五円之助】

◆2005年8月28日

 日が暮れてからがずいぶん涼しくなって、過ごしやすい。

 『かみちゅ!』のオーディオコメンタリーを聞く。

 相変わらずの雑談っぷりが嬉しいね。女性ゲストがいないせいか、舛成監督のテンションがちょっと低めだったかも?(改めて聞いたら、そんなことなかった) 「祀のお弁当」は、最初観たときはてっきりダイエットメニューだと思ってたよ。ちなみにメニューは、にんじんスティックにマヨネーズと、おにぎり1コだけ。あと、「ゆりえ役のMAKOの声は『キターーーー!』って感じだった」って話も面白かった。

 追加カットも加わって、なるほど話も自然な流になってた。

『創聖のアクエリオン』

第21話「紅い道」

脚本:高橋ナツコ 絵コンテ:山崎たかし 演出:KIM YOUNG CHAN 作画監督:LEE JONG HYUN

 シリウスは、美しい花園で妖しい白い手に迎えられる夢を見る。アポロは、夜空に匂い立つ“紅い道”の存在を感じ取る。それらは、頭翅(トーマ、声:森川智之)によるディーバへの意趣返しの罠だった。

 前回に引き続きシリアス展開。今回は、シリウスの苦悩にスポットライト。

 んでさあ、結局シリウスが“太陽の翼”なの? その辺、まだハッキリさせてないのはやっぱり伏線なのかしら。ディーバのメンバーに前回のイヤな結末の余韻が残ってて、そのままシリウスの奔走に繋がるっていう流れは自然だった。麗華が一度さしのべた手を思わず引っ込めるあたりもちゃんと上手い。

 作画・演出処理が韓国スタッフだったけど、キャラ作画がチョットあっさり目だったくらいで、キチンとした仕上がりだったよ。何年か前までよくあった、“明らかな捨て回”って感じはまったくしなかった。

★★½・・
【コロッケ五円之助】

『交響詩篇エウレカセブン』

第19話「アクペリエンス・2」

脚本:野村祐一 絵コンテ:京田知己 演出:佐藤育郎 作画監督:松島晃 メカ作画監督:長谷部敦志

 月光号の修復も終え、いざ出発というときに、エウレカがニルヴァーシュで坑道に向かって走り出した。エウレカを追い、レントンは坑道の最深部へ向かう。

 京田監督コンテ回。原画に、中田栄治さん、吉田建一さん。

 前回に引き続き、鬱展開だね。みんなピリピリしてるし。演出・作画がいい出来なだけに、その分観ててカタルシスを拒絶する展開がツライ。子供向けっていっても、中学生とか思春期向けなのかしら? でも、やっぱり感情移入できないように作ってるとしか思えん。

 エウレカがなんかエラいことになっちゃったけど、これについても未ださっぱり判らず。コーラリアンとかデューイ大佐の方の話も、もちっと並行して進めて欲しかったなぁ。いろいろ判らなさ過ぎ。登場人物もいっぱいいるけど、イマイチ上手く扱い切れてないような。レントン、エウレカ、ホランド、タルホの4人だけでても進む話じゃん。

 別に暗いなら暗いでも良いんだけど、もうちょっとハッキリと物語の方向性を示して欲しいなぁ。

★★★・・
【コロッケ五円之助】

『ふたりはプリキュア Max Heart』

第27話「残った宿題片づけろ! 梨と嵐とザケンナー!!」

脚本:羽原大介 絵コンテ・演出:矢部秋則 作画監督:青山充

 なぎさは、自由研究のネタと夏休み最後のレジャーを兼ねて、アカネさんからの梨園への誘いに乗る。

 久しぶりの、青山充さんによるひとり原画。

 せっかくの夏休みなのに、季節ネタ消化ばっかりで、ちょっとヌルい展開が続いたなぁ。ザケンナーの坊っちゃんの話も、七夕のニアミス事件以来さっぱり進まないし。まあ、このユルさが本来の『プリキュア』らしいといえばそうなんだけどさ。

 来週あたりに、ちょっと動きがありそう。

★★・・・
【コロッケ五円之助】

◆2005年8月27日

『ケロロ軍曹』

第73話「冬樹 198X 僕たちの夏休み」

脚本:駿河幸雄 絵コンテ:カトキハジメ 演出:阿宮正和 作画監督:しんぼたくろう・高橋真一

冬樹とケロロたちは虫採りの途中、カミナリで暴発した“ジンセイガニドアレバ銃”の影響で、'80年代にタイムスリップしてしまう。

 カトキさんコンテ回。お話自体の感じも'80年代風ジュブナイルSFっぽい感じだった。っていうか、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』?(しまった、四文字熟語じゃない!)

 原宿で若いママと出会ってって展開で、「もしや、冬樹のお父さんは冬樹自身!?」みたいな話になるかとドキドキしたよ(笑)。いや、ちゃんと普通にエエ話でしたよ。

 しかし、こないだまで'70年代ブームかと思ってたら、今は'80年代ブームなのね。

★★★½・
【コロッケ五円之助】

『シュガシュガルーン』

第9話「レディな気分のバカンスデート」

脚本:吉田玲子 絵コンテ:今千秋 演出:富田浩幸 作画監督:中澤勇一・吉田徹

 ピエールとメンバーズたちは、海の別荘へバカンスに行くという。ショコラはピエールのハートを奪ってやろうと、誘いを受け同行することに。

 魔界通販グッズで、ショコラがアダルトタッチに! 見た目はボイ〜ンなのに、中身がツンデレ少女なショコラちゃんが思いのほかカワイかったです。ギャグもテンポが良くて結構笑った。

 ピエールの二つ名“氷雪の貴公子”って最初聞いたとき、“剽窃の貴公子”って字が浮かんだ。パクリの神?みたいな〜。ショコラちゃん、もうピエールに萌え萌えなんだけど、ハート奪われちゃうのかしら。メンバーズの黒いハート(嫉妬?)の人といい、いよいよ恋愛モノのカラーが前面に出てきたかな?

 ギャグっぽい場面の作画に元気があって、コミカルな内容とバッチリ合ってた。作画監督補佐に、GAINAXがクレジット。

★★★½・
【コロッケ五円之助】

『絶対少年』

第14話「拮抗する二つの力」

脚本:浜崎達也 絵コンテ・演出:高橋滋春 作画監督:村上勉

 希紗は、拾った“ブンちゃん”を、数少ない友人、小早川成基(こばやかわ・しげき、声:櫻井孝宏)に見せる。が、成基にはブンちゃんが見えていないようだ。希紗は、成基の手を取り、ブンちゃんに触れさせる。

「目に見えるモノがすべてじゃないさ」(byはな婆さん@渡辺美佐)

 田菜編のラストから繋がる“見えないモノを見る”ってテーマ。相変わらず、セリフ劇の面白さがちゃんと出てる。あらすじで書いたシーンも、見えなかったモノが見えるようになる瞬間ってのが、ドキドキして面白かった。

 りえぞーは下町で家族や近所のおばあちゃんにあたたかく見守られてるのに対して、希紗は家族ともまったく会話もなさそげ。靴とか昼用のカップ麺とか、一応家族の影は見えるけど姿は見えない。中学とか高校の頃って、学校と家庭が“世界のすべて”だから、その2カ所で疎外されるとどこにも居場所がなくなっちゃうのね。希紗は、その狭い世界で迫害されてる立場なわけだ。成基は、奨励会で一足先に大人の“社会”に出てるから学校じゃなくてもいい(世界が閉じてない)。

 成基やマッキー(甲斐田ゆき)含めて、やっぱり出てくるキャラたちがみんな愛おしいね。名前が濁らない“あの人”も横浜に颯爽と上陸。キャストは揃った。話はやっぱり、「アーバンフォークロア」(都市伝説)なのね。楽しみ。

★★★½・
【コロッケ五円之助】

『ふしぎ星の☆ふたご姫』

第22話「生意気アルテッサ☆ピンチでいやいや〜ん」

脚本:中瀬理香 絵コンテ・演出:室谷靖 作画監督:丹羽恭利

 アルテッサのお茶会に乱入したふたご姫、そしてアウラとソフィー。アルテッサは、腹を立てて会を中座する。ふたご姫は、アルテッサに謝ろうと地下の特訓場へ向かう。

 白鳥に化ける大臣の手下とか、ソフィーの言霊使いっぷりとか、細かいネタが面白かったよ。

 アルテッサと、同じく水橋かおり声のロゼッタ(@『カレイドスター』)とキャラがかぶる。今回、ふたご姫に命を助けてもらっても、素直にお礼を言わないアルテッサがステキ。一応、アルテッサなりに感謝の念は表明してたけど。

 火事があったりモグラメカが出てきたりしたけど、ソフィーとアルテッサのしゃべくり漫才が一番面白いポイントだった。なぜなぜダンスで終わったのも、ワケ判んなくって良かったよ。

★★½・・
【コロッケ五円之助】

◆2005年8月26日

 夏始まりのアニメのレンタルリリースがラッシュです。

 ウチのようなテレ東以外の深夜枠が弱い地方ではレンタルは必須。いっぺんにいろいろ見るのは、なかなか骨が折れるよ。しかし、『かみちゅ!』のレンタルがどこにも置いてないってのは、いったいどういうこと?

『陰陽大戦記』

第47話「四大天の猛攻」

脚本:江夏由結 絵コンテ:菱田正和 演出:工藤寛顕 作画監督:鈴木幸江

 リクの前に現れたマサオミは、ヤクモの伝言をリクに伝える。そして、リクの問いに応じて、ウツホを巡る事の次第を語りはじめる。

 総集編っぽく話の整理と、千二百年前からのウツホと天流地流の因縁話。銀河万丈さんのナレーションで一気に説明しちゃうのは、なかなか強引な力業(笑)。ウツホは、アバンのナレーション通りホントに民草の救世主だったのね。まあ、だいたいが、今まで聞いた通りの内容だったけどさ。

今回の妄想モモちゃん@ゆかな:
「あの秘密のことも言いたいけど、こんなこと言ったらリッくん絶対怒っちゃうだろうしぃ。ああ〜、ダメよ〜ッ! それを聞いちゃダメ〜ッ!!」

 ひさびさに妄想モモちゃんが見られたのが嬉しかったなぁ。思えば、最初の頃は妄想モモちゃんが見たいがために『陰陽大戦記』見てたんだよなぁ。はるばる来たもんだ。

 福山潤さんは、リッくんといい『巌窟王』のアルベールといい、人のいいお坊っちゃん役がハマるよ。

★★½・・
【コロッケ五円之助】

『ぱにぽにだっしゅ!』

第8話「熊に山椒、鯉に胡椒」

脚本:金巻兼一 絵コンテ:田所修 演出:大沼心 作画監督:伊藤良明・大田和寛

 ベホイミ(門脇舞)は、自称魔法少女。しかし、まわりはどいつもこいつもキャラ立ちしまくりの人間ばっかりで、クラスでもすっかり埋没気味。そこで、決意も新たにキャラを売り込むことに。

 ちょっと飽きてきたかなぁ、と思ってたら、とたんに面白くなった。なにげにコスプレとかして、キャラ作画もサービスしてたし。動きも、クルクルとカワイく描けてた。なにより今回は、ギャグの密度の高さがテンポを阻害してなかったのも良かったよ。作画が良くて、コンテのテンポが良けりゃ、あとは何もいらないッス(それが難しい?)。

 画面の端っこのギャグが始終無意味に徹してたのが良かったね。ラストがちゃんと魔法少女らしいオチになってたのも、なかなか洒落が効いてたよ。エンディングも魔女っ子風味。しゃらんら〜♪

★★★★・
【コロッケ五円之助】

ゆりえ「私今日から神様になりました。よろしくお願いします」
金日正「アメリカに我が国の核保有を認めさせたいんだがね」
ゆりえ「それはちょっと……」
プーチン「チェチェンでテロを繰り返す武装勢力を一掃したいんだが」
ゆりえ「それもちょっと……」
小泉「郵政民営化法案を国会で通過させたいんだがね」
ゆりえ「それはあきらめたほうが……、あ、いえ、その」
石原都知事「君はそれでも神様かね。しゃんとしたまえしゃんと!」
ゆりえ「せ、専守防衛!」
石原都知事「……」
ゆりえ「ふえ〜ん」

『佐武と市 捕物控』

第14話「荒野の魔犬シャマイクル」

脚本:阿部桂一 演出:村野守美 作画:杉野昭夫・森田浩光・沼本清海

 江戸、雪の正月。市(大宮悌二)は佐武(富山敬)にある話を語り始める。それは、シャマイクルと呼ばれる一匹のアイヌ犬と出会った話だった。

 珍しいビデオが手に入ったので、今回は『佐武と市』をいってみたいと思います(レンタル店からは消えてしまって見られないんです)。この「荒野の魔犬」は昔から『佐武と市』の代表的なエピソードとして語られることが多い作品ですが、実際に見てみると、どちらかといえば異色作といったほうがいいかもしれない作品でした。

 「あたしにとっちゃ生涯忘れられないやつに巡り会った話なんだ」。目を治すための金を手に入れるため蝦夷の地、長万部の近くにやって来た市やんは、エゾオオカミの群れに襲われるが、そこに現れたのが魔犬と呼ばれたシャマイクル。かけられた賞金は五百両。それを狙って多くの浪人が集まってきていた。

 飢えたエゾオオカミの迫力、欲望をぎらつかせた浪人たちの面構え、一人で市やんがシャマイクルと相対した時の緊迫感、作画枚数がすごく少ないと聞いたのですが、とてもそうは思えないほど良く出来ています(一説によると800枚)。

 アイヌの人たちが住んでいるハウチカラコタンの村の描写も止め絵を使っていますが、なかなか雰囲気が出てました(真崎守かな?)。この村に伝わるというコタンの財宝を狙って松前藩が村人を皆殺しにするのですが、どうもこのあたりのシーンが後になって差別的だとか放送禁止だとか問題になったようです。最後に生き残った裏切り者の老人が市やんに、シャマイクルを殺して楽にしてやってくれと頼むシーンが胸に迫るいいシーンでした。

 実験的な画面作りやダイナミックな作画などが注目される『佐武と市』ですが、脚本が毎回きちんとしているのに驚かされます(時代劇専門の脚本家に頼んでいたそうです)。小林昭二のナレーション(いいねえ)や山下毅雄のBGMも含めて本当に「ちゃんとした時代劇」を作ろうとしているところが感心させられます。ビデオやDVDが手に入る機会があったらぜひ一度見てみることをお勧めします。

★★★★・
【アルデンテ有森】

◆2005年8月25日

 デザイン変えてみました。基本的な構造は変わってません。変なところがあったら、BBSかメールで教えてください。

 西日本はゆりえ様のおかげで(笑)台風の影響はほとんどなかったんだけど、夜まで蒸し暑くてしょうがない。

 それはそうと、感想率調査の季節です(概要)。夏は終了作品評価のみ。今回からは、DVD後追いの人用にも対応してるみたい。締め切りは9月4日の夜中まで。

『フルメタル・パニック! The Second Raid』

第7話「とりのこされて」

脚本:武本康弘 絵コンテ・演出:吉岡忍 作画監督:米田光良

 突然の帰還命令を受けた宗介。情報部と作戦部の駆け引きがあったらしいが、末端の兵士である宗介は命令に従う以外選択肢は残されていない。

 かなめのルンルン気分が後半一気に暗転していくあたりの落差は、丁寧な演出で効果的だった。雪野さんの、いかにも浮かれた演技ってのも上手かったよ。

 「宗介ひとりでかなめをちゃんと守れるのか」とか「組織(ミスリル)にとってのかなめの価値」とか、作品の弱点に自分でツッコミを入れていくあたり、今回の本気度がうかがえるね。前回の美容院の一件とか、宗介が日常の危機に過剰に対応してしまうところにちゃんと理由があったってのも笑った。

 この辺を、影の男との携帯電話でのやり取りでやったのは、上手かった。こういう説明のシーンって、得てして退屈になりがちだから。

 しかし、こうして学園生活のギャグが成立する退路を自ら断っちゃって、今後ずっとシリアス路線で行っちゃうんだろうかねぇ。スキがないのは良いんだけど、あんまりキツキツに詰めて作っちゃうのも、それはそれで不安ではある。

★★★½・
【コロッケ五円之助】

『極上生徒会』

第20話「アユちゃん、アイドルになる」

脚本:黒田洋介 絵コンテ・演出:鈴木洋平 作画監督:大木良一・藤井昌弘

 りののクラスメイトの桜梅歩(仙台エリ)が、アイドルのスカウトされる。りのや生徒会メンバーに応援され、レッスンに励む歩だったが、彼女には隠された素性があった。

 っていうか、この学園には隠された素性がない生徒はいないんじゃないかと。とはいえ、ヘンに重い話にならなかったのはまあ良かった。

 キャラ作画がカワイく描けてたし、話自体もエラくあっさりしてたんで、これはこれで罪がなくてアリかと。オチがなんともトホホな感じなのは、『極上』らしい味か? っていうより、どっちでもいい?

★★・・・
【コロッケ五円之助】

2005年8月24日

 レントンの部屋の前、たたずむエウレカ。
エウレカ「レントン、今日はありがとう、ニルヴァーシュを救ってくれて」
レントン「……」
エウレカ「やっぱりニルヴァーシュはレントンに任せたほうがいいのかもしれないわね」
レントン「……」
エウレカ「ねえ、聞いてるのレントン?」
 ドアを開けるレントン
レントン「前から気になって気になって仕方がなかったんだけどさ」
エウレカ「何?」
レントン「エウレカってさ、ミニスカなの? キュロットなの? 頼む、教えて!」
 ドガッ! ドアを蹴りつけるエウレカ
レントン「姉さん、エウレカがまた口を利いてくれなくなりました……」

・『地球防衛軍』

東宝 1957年 カラー ワイド 88分 製作:田中友幸 脚本:木村武 監督:本多猪四郎 音楽:伊福部昭 特技監督:円谷英二 撮影:有川貞昌、荒木秀三郎 美術:渡辺明 合成:向山宏 メカデザイン:小松崎茂

 突如、富士山麓に半球型のドームを建造し地球の女性を要求してきた遊星人ミステリアン。超兵器を駆使する地球防衛軍との一大攻防戦が始まった。果たして勝利するのはどちらか?

 『宇宙戦争』もまだ見てないのに、また古い映画を見に行ってしまいました。1957年の作品ですから、ざっと48年前です! 日本のSF映画の古典とも言うべき作品ですが、これが意外に面白い。『スター・ウオーズ』などの新作を見た後の目にも面白く映るというのは、どういうもんなんでしょうか?

 シネマスコープを意識して広がりを感じさせる構図、ミステリアンのドーム対マーカライトファープの正面から光線を撃ち合うガチンコ勝負、歩くだけで妙に存在感のある巨大ロボット・モゲラの魅力、なぜか印象に残る盆踊りのシーンの貝がら節、白川由美の入浴シーン(おっと)、アルファ号、ベーター号の重量感、など見所いっぱいの傑作です。

 特撮で感心したのは、ジープがモゲラの怪光線を浴びて炎上するシーン。なんとジープに燃える炎を合成しているのです。CGもない時代に凄いもんです。避難民が逃げている橋に洪水が覆いかぶさっていくシーンもありました。まさに東宝特撮の黄金期、乗りに乗ってるという感じが画面に出てますなあ。出演者の数も多いし本当にこれは大作として作られたんですねえ。

 ミステリアンのデザインなどはさすがに古さを感じてしまいますが、線画で描かれたマーカライトファープ(正式名はマーカライト・フライング・アタック・ヒート・リジェクション)の熱線やミステリアンドームの怪光線は力強くて個性的で、現在のCG作品と比べてもこれだけは勝っているんじゃないかと思います。

 自衛隊(作品中では「防衛隊」といっている)が展開するシーンなどはさすがに本物、迫力がありました。なんでも、御殿場の陸上自衛隊富士学校に協力してもらい、正式な命令書に基づく演習を撮影させてもらったとか。出てくる火炎放射器もホンモノで炎の長さは50メートル、スゲーッ!

 まあなんといっても宇宙人対地球人の大激闘をみんな真剣に、大真面目に演じているのがとても好感が持てます。余計な小細工なし。向こうが超兵器を出してくるならこちらも超兵器で迎え撃つ。地球のピンチなので世界の国々がみんな手を結ぼうという理想主義や、宇宙時代の到来など、古臭いといえば確かにそのとおりなのですが、シンプルな分熱気とパワーがあふれています。『宇宙戦争』や『スター・ウオーズ』などがヒットしている今、あえてこの『地球防衛軍』と見比べてみるのも面白いんじゃないでしょうか?

★★★★½

【アルデンテ有森】
・『甲虫王者ムシキング』

第21話「黒い森」
脚本:吉田玲子 絵コンテ・演出:山内重保 作画監督:岩佐裕子


 セランが黒い森を発見する。木々は枯れ果て、赤茶けた土がむき出しになっていた。そこに、聞き覚えのある声が……。

 パサー(長島雄一)再登場。しぶとい! 山内さんコンテ演出回。

 ポポの父さんが守護者の証によってパサーの故郷であるこの森を枯れさせたって、パサーは主張してるんだけど、コレまた本編中ではその真偽含めた謎は明らかにされないのね。そっちよりも、ポポとパサーの一見会話風な内省的なセリフのやり取りに終始してたのが、これまた山内監督らしい。

 とはいえ、過剰なセリフ回しはハッタリが効いてるし、キャラ作画・レイアウトともにビシッと決まってて、見応えのあるフィルムになってたよ。この辺はさすが山内節って感じ。カッコイイ!

 ただ、パサーの暗黒面を受け止めるには、宮原永海さんのシリアス演技はチョット足りない。テーマ的に、ポポと同じように親を助けたかったパサーは暗黒面に堕ちて、一方のポポは“森の守護者”として輝きの中にいるっていう対比がポイントだからなおさら。

 ポポとパサーの肉弾バトルのアクション作画もイイ感じで、空中コンボの気持ちよさがちゃんと描けてたよ。

★★★★・

【コロッケ五円之助】

2005年8月23日

 WEBアニメスタイル、名コンビが手がける日常的ファンタジー『絶対少年』 伊藤和典×望月智充インタビュー(後編)

―― わりとシリアスな話なんですね。
伊藤 うん、そういうところがあって。ただ、そこを抜け出した後は、奇跡的な着地を決める最終回まで、わりとパタンパタンと進むんですよ。だから、田菜編でさえ、わりと観る人を選ぶアニメという部分はあったけれども、横浜編になると、もっとそうなるのかなっていう危惧は多少あったり(苦笑)。でも、ちゃんと終わるから! 放り出さないから! 着いてきて!

 伊藤さん、「だまって俺についてこい」ってことですね!(それは別の脚本家です) 横浜編はやっぱりキツい話になるのね。りえぞーといっしょにいた眼鏡コンビは容赦なさそうだったもんなぁ。『キャリー』みたいになったり?(笑)

・『BLEACH』

第46話「実録! 死神の学校」
脚本:大久保昌弘 絵コンテ・演出:有冨興二 作画監督:三好和也


 それぞれの決意を胸に牢を出る恋次(伊藤健太郎)、吉良(櫻井孝宏)、雛森(佐久間紅美)。そもそもこの3人は、死神学校時代からの級友だった。

 3人の過去話。なんか、みんながみんな幼なじみとか級友だったのね。あの世も、なんだか思ってたより狭いんだなぁ。まだ幼さの残る髪型の雛森クンがカワイかった。

 割と普通の学校生活じゃん、とか思ってたら、終盤でエラいことになってた。いよいよピン〜チってときに現れた藍染隊長(速水奨)が格好良すぎ! コリャ、雛森クンじゃなくても惚れるよ。

 型どおりではあるんだけど、キチンと魅せどころを心得てる演出がニクいね。普通の学生っぽかった昔の無垢な雛森クンと、その手を血に染める覚悟を秘めたラストの現在の姿との対比も上手くいってた。

 作画も、他のシーンは普通だったけど、市丸(遊佐浩二)の“神槍”のシーンが格好良かったよ。

★★½・・

【コロッケ五円之助】
・『焼きたて!! ジャぱん』

第43話「栄養たっぷり!! スポーツパン対決!」
脚本:下山健人 絵コンテ:佐藤照雄 演出:根岸宏樹 作画監督:芳川弥生


 制限時間20分前に和馬が会場に現れた。和馬は、モナコ国王の助けを借り、制限時間以内でパンを完成させていたのだ。そして、ついにピエロによる審査が始まる。

 今回は、まあまあ面白かったよ。個々のネタは小粒だったけど。

 諏訪原のパンの決定的な欠点って、赤ワインが入ってるっていう印象が、F1ドライバーに受け入れられないって点だったんだけど、カイザーのパン食った河内は完全にトリップしてるぞ! アレはエエのんか!? 自動車免許の筆記でも、「麻薬を服用して車を運転しても良い」はペケだろ。

 なんか、スポーツパンは良いとして、目とか抗酸化作用に効く素材を何でもかんでもぶち込んだもん勝ちみたいな大ざっぱな勝負だったなぁ。ま、そうじゃなきゃ『ジャぱん』じゃないけどね!

 カイザーも、中田譲治声だっただけで、ちょっとハッタリ倒れだった。ラストのピエロのリアクションも汚いよ! 地味だし。やっぱり、リアクション王は黒やんやなぁ。

 作画は全体的に結構良く描けてた。和馬が諏訪原に負ぶさって「うお〜〜っ!!」ってなるところなんかも、面白い絵になってたよ。

★★★・・

【コロッケ五円之助】

2005年8月22日

 WEBアニメスタイル、名コンビが手がける日常的ファンタジー『絶対少年』 伊藤和典×望月智充インタビュー(前編)

 なるほど、カット数が少ないのね。あのリズムは、ぼくにとってはスゴく心地良い。ウチとしては『絶対少年』は、この夏イチオシなんだけど、一般人気はどうなんだろうねぇ。

・『劇場版 ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君』

原作:CLAMP 監督:川崎逸朗 脚本:後藤みどり・藤咲淳一 キャラクターデザイン:菊地洋子 作画監督:菊池洋子・浅野恭司 美術監督:篠原理子 音楽:梶浦由記 アニメーション制作:Production I.G

 サクラ姫(牧野由依)の記憶の羽根を探しに“鳥かごの国”にやってきた小狼(入野自由)たち。出会った少年によると、その国の知世姫(坂本真綾)は、叔父である現国王(中田譲治)にその身を狙われているという。

 はい、上映順にまず『ツバサ・クロニクル』から。監督は、『L/R』の川崎さん。

 こっちは、TVシリーズも進行中ってことで、お話もシリーズ中のエピソードの一つって感じ。ちなみに、こっちの知世姫は、黒鉄のいたニホン国の知世姫とは別人。

 TVより作画とお話がスケールアップした、“TVシリーズのバージョンアップとしての劇場版”っていう印象。尺も、30分そこそこと短いんで、良くも悪くもTVシリーズのまんま。

 作画・演出・美術・音楽も、あんまり変なことはしてなくて、極めてスタンダード。あ、原画に大平晋也さんがちゃんといました。たぶん、洪水みたいなシーンの数カット。

 あと、入り口でビニールのペンケースみたいなのもらいましたよ。

★★½・・

・『xxxHOLiC 真夏ノ夜ノ夢』

原作:CLAMP 監督・絵コンテ:水島努 脚本:櫻井圭記・藤咲淳一 キャラクターデザイン・総作画監督:黄瀬和哉 美術監督:平田秀一 音楽:斉藤恒芳 アニメーション制作:Production I.G

 四月一日君尋(わたぬき・きみひろ、声:福山潤)は、“アヤカシ”を引き寄せてしまう体質。“アヤカシ”関連の煩雑さを引き受けてもらう代わりに、壱原侑子(大原さやか)にパシリとして使われる毎日。そんなある日、壱原のもとに招待状が送られてくる。

 監督は、『ハレグゥ』『ドクロちゃん』の水島努。キャラデザインが、『パトレイバーWXIII』『お伽草子』の黄瀬和哉。ちょっと、変わった組み合わせ。

 こっちは、初めての映像化ってこともあってか、思ってたよりずっとずっと楽しめたよ。

 まず、話がちゃんと面白かったのが良かったね。ミステリ仕立てで、奇妙な屋敷に取り込まれてグルグル虚実の中をさまようっていう趣向がなかなかに面白かったし、蒐集家の執念っていうダークな部分も良いスパイスになってたよ。結末も、実に爽やかでした。

 黄瀬さんのキャラデザインも、ほどよくデフォルメされてて、手足の異常な長さも『ツバサ』より違和感を感じさせないデザインになってたよ。顔のバランスの歪んだ感じもちゃんと再現されてた。水島努っぽいハイテンションセリフにも、キャラが(絵が)ちゃんと対応してたし。キャラ以外の作画・美術も見どころがたくさんあって、映像的にも充実した内容になってたよ。こっちにも大平晋也さんがいた(うさぎのシーンの数カット)。

 ラストの盛り上がりのシーンも、意外と言っちゃあ何だけど、侑子の見せ場がちゃんと格好良く仕上がってましたよ。尺は、ちょうど1時間くらいだけど、実際の時間以上にたっぷりした見応え感があったね。話も作画も演出も、水準以上の一級エンターテインメント。オススメ。

 水島監督は、今回みたいに他の人にキチンとした脚本を上げてもらってコンテに入った方が実力を発揮できると再確認したよ。

★★★★・

【コロッケ五円之助】
・『かみちゅ!』

第4話「地球の危機」
脚本:倉田英之 絵コンテ:こだま兼嗣 演出:小坂春女 作画監督:長町英樹


 ゆりえのもとに神様協会からお願い事集配チーム“しあわせ”が派遣される。そして、第1号のお願い事は、総理大臣(宝亀克寿)からだった!?

 オープニングアニメが正式版に。日常シーンの中にテロップが紛れ込んでるっていう、カワイくて洒落てる感じが石浜真史さんらしい。

 すわ、『宇宙戦争』か!? また無理してでっかい話にならなきゃイイなぁと思ってたけど、杞憂だった。ちゃんと卑近でマヌケでカワイイ、いつもの『かみちゅ!』だったよ。一番良かったのは「専守防衛!」(byゆりえ)。わっはっは! そこらの閣僚よりよっぽど法律リテラシーがあるよ(笑)。そのあとの、「やだ、見ないでください、エッチィ!」でだめ押し。この一連のシーンはホントスバラシイ。

 『かみちゅ!』はまぎれもない女子中学生アニメだけど、女子中学生なら火星人でもカワイイってのがスゴイね! 女子中学生は、種族を越えた!(謎)

 どっかで見たことある総理大臣もイイなぁ。「私はいつでも合衆国の味方だよ」(by総理)。そりゃあなた、なにせロン、ヤスの間柄だもんね(笑)。って、誰も知らねーか?

 “しあわせ”のイノシカチョウもカワイかった。福圓美里声がカワイイね。ぷるぷるの宇宙船もカワイかった。

 学校でTVを見てゆりえの心配をしつつちゃっかり弁当食ってる祀たちといい、追われてるのに火星人ちゃん(望月久代)と好きな人の話したり、全体に漂う楽園のようなマヌケ感はタマランものがあるね。ラストシーンも、またホロッと……。

 作画は、ゆりえが総理大臣に隔離部屋へドンと突き飛ばされるカットが良かった。

★★★★・

【コロッケ五円之助】

2005年8月21日
・『創聖のアクエリオン』

第20話「天翅の翅音」
脚本:高橋ナツコ 絵コンテ:山中英治 演出:友田政晴 作画監督:武本大介


 徒に翅なしを狩る双翅(川上とも子)。ディーバでも、そのあまりに邪気のない子供のような破壊行為に、メンバーの間に恐れと動揺が走る。

 今回はエラくシリアスだった。いつ笑える展開になるんだろうと身構えてたんだけど、ラストに行くにつれ、逆にヘヴィに。

 堕天翅たちが、自分が生きるために“まるで家畜を屠るように”人間を狩っているってのが改めて説明されてる。この辺の“食う者と食われる者”って関係性(倫理性)が、やっぱり河森監督の最大のテーマなんだね。

 今回のアポロの選択が、結果的に子供である双翅に残酷な結果をもたらしたのね。つまり、被害者であり復讐の御旗を掲げて戦ってきたアポロたちディーバが、双翅との関係で単に“狩る者”に回っただけだった、っていう逆説にアポロたちが気付くわけだ。ついつい、マジメに解説しちゃった。

 あ〜、あと、ディーバは末端の戦闘部署で、上部にちゃんと新国連とかあったのね。

★★★½・

【コロッケ五円之助】
・『交響詩篇エウレカセブン』

第18話「イルコミュニケーション」
脚本:菅正太郎 絵コンテ・演出:村田和也 作画監督:倉島亜由美 メカ作画監督:前田清明


 リフレクションパネルを張り替える作業も後3日程で終了という頃、坑道の奥からひとりの老人(石塚連昇)が姿を現す。「スカブから出て行け!」(byブリタニ爺さん)。爺ちゃんあしらいの上手いのレントンは、自然にブリタニに近づく。

 ああ、まだこの坑道から出ないのか? 話の方もなんか救いがないよ。ホランドは、思ってた以上に青春の残滓を引きずってるし。そういう意味では、『エウレカセブン』らしいエピソードだった。

 農園の叔父さんの回と同じように、レントンの夢を追いかけるって行動がまわりの大人を不幸にしちゃったってお話。大人が勝手にひとり相撲でコケてるだけって言っちゃえばそうなんだけど、レントンがあまりに無自覚なんでレントンの頑張りとか前向きさがすべて相対化されるんだよね。視聴者が素直にレントンに感情移入できない構造になってる。これって、ホントに子供向けに作られてるの?

 ちょっと“思春期の苦さ”ってのをマジメに追求しすぎかも。

★★½・・

【コロッケ五円之助】
・『ふたりはプリキュア Max Heart』

第26話「負けるななぎさ! みんな悩んで大きくなった!!」
脚本:清水東 絵コンテ・演出:岩井隆央 作画監督:河野宏之


 志穂やアカネさんの将来の夢の話を聞き、自分には未来に対する明確な夢がないと気付くなぎさ。そのことが気になり、せっかくの夏祭りなのに、なぎさは心から楽しむことが出来ない。

 志穂は映画監督志望なんだ。アニメの演出じゃないのね(笑)。まず、東映アニメーションの制作として、つら〜い下積みを……。

 最近の『プリキュア』のテーマは、“未来への希望”なのね。新しいブレスの決めゼリフもそうだし。スポンサーの重役を騙すために、「今の子供たちは未来への希望を抱けないでいる」とか言いながらでっち上げたんだろうなぁ(笑)。テーマ先にありきな分、お話はちょっと取って付けた感が否めないね。

「どうか、私たちの進む先に、絶望を置かないでください」(byシロツグ・ラーダット)

★★・・・

【コロッケ五円之助】
・『おねがいマイメロディ』

第21話「マイメロになれたらイイナ!」
脚本:山田隆司 絵コンテ・演出:金崎貴臣 作画監督:小泉初栄


 クロミのあまりにヒドイ扱いにたまりかねたバク(前田登)は、クロミのもとを飛び出し、夢野家にかくまわれる。一方のクロミは、柊に「バクを連れ帰るまで家に入れない」と言われ、しかたなくバクを迎えに行く。

 クロミとバクの純愛の物語。ラスト、クロミにシバかれて喜ぶバクは、ナチュラル・ボーン・下僕なのね。

 今回のクロミとバクの騒動って、なんか倦怠期の夫婦がワザと他人を巻き込んで夫婦関係の危機を作り出して、お互いの嫉妬心を性生活スパイスにしてるみたいな、そんな歪んだ愛情劇の趣があるね(笑)。さすが『マイメロ』、朝から濃いぞ!

 あと、いつも大量の黒音符を吐き出す城山くんは、柊様なんて相手にならないくらいにアブナイと思うな。やっぱり、萌えオタ(城山くん)の暗黒面は底が知れないってことなのか?

 作画は、スタジオライブ回。元気があって良かったです。

★★★½・

【コロッケ五円之助】

2005年8月20日

 BS2の『まるごとガンダム』、頑張って録画成功。

 岡田斗司夫さんが出てたコーナーだけ、リアルタイムで観たけど、本チャンの『アニメ夜話』のときより面白かった。やっぱり、『夜話』はこぢんまりまとめるよりも、熱く語り倒す方が『夜話』らしいよ。

・『シュガシュガルーン』

第7話「ショコラ、女王候補失格!?」
脚本:金春智子 絵コンテ:ユキヒロマツシタ 演出:今千秋 作画監督:大西貴子


 ショコラは、ブランカからショコラのママはショコラに似てイヤなヤツだったと言われ、腹を立てる。ショコラはママのことを知りたくなって、こっそり魔界へと帰る。

 ショコラのママの秘密がもう明らかに!? と思ったけど、んなことなかった(いや、先のストーリー知らんけど)。普通にエエ話。

 “緑の瞳を持つならず者”って言われてるわりには、ショコラちゃんはそんなに無茶苦茶はしないのね。もちっと派手なイタズラとかしてこっぴどく怒られるキャラかと思ってたんで、ちょっと肩すかしだったんだよね。

 それはそうと、このシリーズ前半の善意いっぱいのお話は、後半ひっくり返されるのを期待していいんだよね? 昔の魔法少女モノは、たとえば『魔女っ子メグ』とか、もっとハードなエピソードがあった気がするんだけど。

 作画は全体的に良く描けてました。

★★½・・

【コロッケ五円之助】
・『絶対少年』

第13話「谷川希紗と見慣れぬ存在」
脚本:川崎美羽・伊藤和典 絵コンテ:望月智充 演出・作画監督:今泉賢一


 季節は冬、舞台は横浜。谷川希紗(小林晃子)は不登校の女子高生。友人の理絵子(佐土原智子)の心配もよそに、人と交わろうとしない。そんな希紗はある夜、道で機械のような生き物ような不思議なモノを拾って帰る。

 今回から、横浜編。美紀を置いて急いで田菜から帰ってきた歩は、無事SF大会(横浜)とコミケに行けたのか!?(笑) 紙袋持ったホームレスっぽいおじさん、まさかあれが歩ってことはないよね? 浦島太郎じゃあるめーし。

 冗談はさておき、これまたどういう話になるのかまったくもって判んないけど、雰囲気は相変わらず何か起こりそうな予感に充ち満ちてるね。

 田菜のときはいちいち「♪鎮守の森だ、夜閉まりそうなコンビニだ」と喜んで観てたけど、舞台が都会に移ったんで(個人的に)ずいぶんと落ち着いた。っていうか、体感的にリアリティを感じるのはこっち。りえぞーの友達の眼鏡コンビが、都会らしいドライな人間関係を象徴してるんだろうなぁ。

 谷川希紗は、人がいっぱいいる都会にいながら(いるから?)、人と交わろうとせずに機械のオブジェに埋め尽くされた部屋にいる。人間嫌いの希紗が、マテリアルワールド(?)に行ってしまおうとするのを、りえぞーたち友人が止めるってお話になると予想。もちろん、都市伝説が絡んでくるハズ! あの硬そうな外殻を持ったフェアリーは、傷つきたくない希紗の心だったり?

 脚本演出作画美術ともに好調。引き続き期待大!

追補:NHKBSは、パンツ絶対禁止!ってワケじゃないのね。

★★★★・

【コロッケ五円之助】

2005年8月19日

 WEBアニメスタイル、『ONE PIECE ―オマツリ男爵と秘密の島―』 細田守インタビュー(4)(5)

小黒 「細田守・作家への道」に期待してますよ。
細田 作家なんですか?(笑) 作家じゃないですよ、ただの一演出ですよ。でも、一演出としてやる事は、ちゃんとやりたいな、というふうに常に思ってますけど。

 「一演出」……、カッコエエのォ。

 細田さんの仲間観、監督観なんかが聞けて、他ではないような(笑)面白いインタビューだった。ああ、なんかもういっぺん『オマツリ男爵』観てみたくなったよ(術中)。


 全然関係ないけど、佐藤竜雄さんも『ナデシコ』『ステルヴィア』の続編企画がダメになったり大変みたいで(サトウタツオ通信内日記)。今後の新作に期待してますよ。『ムリョウ』みたいなチャレンジングな作品、待ってます!(『ムリョウ』は、当時はウェブサイトやってなかったけど、毎週楽しみに観てた作品だった)

・『陰陽大戦記』

第46話「さらばヤクモ」
脚本:本田雅也 絵コンテ:信天翁経堂 演出:安川勝 作画監督:榎本勝紀


 ガシンはウスベニと共にヤクモ征伐に当たるが、闘神師に直接攻撃することをもいとわない姉の闘い方に違和感をおぼえる。

 ガシンのダメダメッぷりが明らかになってきた。

 ウスベニの正体が明らかになったり、ヤクモが一世一代の勝負に出たり、大いに盛り上がってきたよ。ウツホ様が単なる逆恨みの修羅になっちゃったんだとしたら、アバンタイトルのナレーションと齟齬が出てくるような。もう一段ドンデンがあったりするのかな?

 ヤクモのラストの、五行相生の技はなかなかハッタリが効いててナイス。さて、お爺ちゃんの出番はあるでしょうか?(笑)

★★★½・

【コロッケ五円之助】
・『SHUFFLE!』

第7話「恋愛スクランブル」
脚本:鈴木雅詞 絵コンテ・演出・作画監督:後藤圭二


 ある男子から告白を受けた亜沙先輩。相手は亜沙と引けをとらない好男子だが、当の本人は嬉しくなさそう。

 いつもは『SHUFFLE!』はながら観状態だったんだけど、今回はちょっと見入ってしまった。と思ったら、後藤圭二さん担当回。芝居付けが第1話と同等レベルで細かかったよ。演出との連動の上手さは今回のが上かも(コンテ・演出も後藤さんだからだろうけど)。

 亜沙が照れた表情を連発するのが、らしいなぁと。まあ、話がちょっと小っ恥ずかしい感じも含めて、らしいかなぁってね。

 いつものスチャラカした話よりはよっぽど面白かったです。

★★★½・

【コロッケ五円之助】
・『ぱにぽにだっしゅ!』

第7話「吉凶は人によりて日によらず」
脚本:金巻兼一 絵コンテ:大沼心 演出:木村卓司 作画監督:甲斐泰之・田中穣


 先生同士のじゃんけんに負けたベッキーの命で、居残りプール掃除をやらされるC組のいつもの6人。一方、D組の犬神(神谷浩史)は一条の妹を拾う。

 スクール水着祭り。サービスシーンが多かった。ネタ的には一通り出ちゃった感じで、ちょっと予定調和的になってきたかなぁ。

 エンドカードが、『宇宙賃貸サルガッ荘』のTAGROさんだった。絵も宇宙服着てて、まんま『サルガッ荘』みたいだった。(ちなみに、『サルガッ荘』の5巻は、地元の本屋にも紀伊國屋にも丸善にもなく、アニメイトにもゲーマーズにもなく、なぜかメロンブックスの(商業誌)新刊コーナーに平積みしてあった)

★★½・・

【コロッケ五円之助】

友華「なぎささん、今日はラクロスで勝負しましょう」
なぎさ「は、はい! よーし思いっきり行きますよ、先輩」
友華「なぎさ、滝の音が聞こえて?」
なぎさ「はい? いえ、聞こえませんけど」
友華「私は青春の幻影、過ぎ去りし日の青春の思い出……」
なぎさ「あの、先輩……?」
友華「さあ、行くわよ! 私のこの手が真っ赤に燃える、東方不敗は王者の拳よ!」
なぎさ「ひえ〜〜っ」
ほのか「なんだかわからないけど、なぎさが押されてるわ」
友華「すべてはビッグファイアーのためにぃぃぃ!」
ミップル「あれれ、先輩倒れちゃったミポ」
メップル「大変、貧血だメポ」
志穂「てゆーか、てゆーか、てゆーか夏休みだからってアニメの再放送見すぎですよ、先輩」

・『仮面ライダー響鬼』

第27話「伝える絆」
脚本:大石真司 監督:石田秀範 アクション監督:宮崎剛


 バケネコと激闘を続けるヒビキ。たちばなを訪れた努(渋谷謙人)は明日夢と再開する。一方、ザンキは謎の白装束の男ークグツと遭遇するが……。

 久しぶりにたちばなを訪れて、みどり(梅宮真紗子)と会った努が明日夢と出会い、ヒビキとまるで師弟のような関係になっているのを聞いてうらやましく思っているシーンがいいですな(今までのライダーだったら絶対何か問題起こすキャラだよね)。

 長話をしていた明日夢が、あきらに首ねっこ捕まれるシーンもほほえましいです。努は一体誰の弟子だったんでしょうね? 親の反対に会って鬼になるのをあきらめたようですが。ヒビキじゃないみたいですね。今回はディスクアニマルが大量に壊されちゃって、ああ痛々しい。

 今回はザンキさんが白いクグツと遭遇したり、ヒビキに「お前弟子を採るつもりはないのか?」と聞いたり、結構目立ってましたね。「オレ的には、もう採ってるつもりなんですけどね」と答えるヒビキさん。おっ! ちょっと前とは変わってきたじゃないですか。

 トドロキ君もバチ捌きが堂に入ってきたし最後はみんなで浴衣でスイカ食べながら花火見物です。このゆとりがあるところが見ていてホッとするんですよねえ。和服を着た謎の男女二人組も気になるしね。

★★★・・

【アルデンテ有森】

2005年8月18日

 そういや、福本伸行さんの『アカギ』がアニメ化されるみたいね。

 原作のキャラを忠実に再現する能力が異様に高まってきてる現代日本アニメが、あの福本キャラをどう立体化するのか!? あのスゴイ横顔と正面の顔の、中割を是非見てみたい! 振り向きとか描けるのか?

 って、盛り上がって見せたところで、ウチの地方じゃたぶん放送やらないんだろうけどさ……。ケッ!(笑)

・『フルメタル・パニック! The Second Raid』

第6話「エッジ・オブ・ヘブン」
脚本・絵コンテ・演出:山本寛 作画監督:池田和美


 ブルーノの自白により、敵対組織の名が“アマルガム”と判明。ミスリルの戦略も大幅な見直しを余儀なくされようとしていた。もちろん、宗介も例外ではなかった。

 ブルーノの尋問(拷問)に立ち会って嫌悪感を示すテッサ艦長を描写したり、ちょっとした演出がピリリと効いてる。いかにもライトノベル的なキャラ配置であっても、こういう演出のやりよう一つでグッとリアリティが出るってもんだよ。上手い。

 今回の白眉はやっぱり、かなめによる散髪シーンね。『イリヤの空、UFOの夏』のお株を奪うような、叙情とほのかなエロスが漂うサイコーのシーンだったよ。

 こういう静の演出ってのは、結構勇気がいるもんだと思うけど、作画と演出との連携の良さが良い結果を生んだね。もちろん、雪野五月さんの演技もイイ。『ふもっふ?』とはひと味違ったオトナな感じに仕上がってたよ。

 褒めてばっかでは何なので、重箱の隅ツッコミもしておくと、歩道橋のシーンでの、欄干の影の落ち方が明らかにおかしかったです(「家寄ってかない?」のカット)。

 前回のときも言ったけど、シリーズの根本に関わる「かなめの護衛が宗介じゃなきゃいけない(宗介の)理由」とか「10代の女の子が作戦指揮を執ると言うこと」とかに突っ込んでいくお話になっていきそうね。

 作画・演出も良いけど、お話の方もちゃんと面白い。こういうのを本来の意味での“普通に面白い”って言うんだろうね。

★★★★½

【コロッケ五円之助】
・『極上生徒会』

第19話「さらば愛しき友よ」
脚本:黒田洋介 演出:転房圭二 絵コンテ:清水一伸 作画監督:樋口聡一・田村正文 総作画監督:川田剛


 香(斎藤千和)は町でプッチャンに似た人形を拾ってくる。名前はランス。プッチャンとは旧知の仲らしい。

 ランスが斎藤千和をメロメロにするあたりは面白かった。話自体は、意外にもシリアスっぽい方向に行ったね。まあ、プッチャンにもやっぱり秘密があったみたいってーお話。

 あのランスの声は、それぞれ着けてる人が担当してるのか?

 ここでも、楽園創造のことに言及されてたよ。こうなるとりのにも何かしらの力があるとみて良いんだろうね。そろそろ、シリーズまとめのお話に入っていきそうな予感。ラストは、りのが「イヤ〜〜ッ!」って叫んですべてがドッカ〜ンと……。ああ、本当にそうなったらイヤだな(笑)。

 まあ、面白いかどうかは微妙な回だったなぁ。前回のお母さんネタと比べたら、今回の人形の話の方がよっぽど感動できたけどね。

★★★・・

【コロッケ五円之助】

2005年8月17日

 アニメともマンガとも全然関係ないんだけど、『本の雑誌』9月号の「親父ドリーム雑誌12誌読み比べ」(p94)って記事が面白かった。斎藤美奈子先生も、どっかでずっと前にやってたけど。

・『甲虫王者ムシキング』

第20話「甲虫コレクター」
脚本:高橋ナツコ 絵コンテ:井上栄作 演出:高橋順 作画監督:松川哲也・小岩雄之


 周囲を柵で囲まれた森にやってきたポポたち。とりあえず中を調べてみることに。そこには、甲虫を保護し育てている穏和そうなホビー(飛田展男)という男が住んでいた。

 ひさびさに、おかしい人が出てくるお話。飛田展男さんの、物静かな中に狂気を隠した演技がイイんだよね。

 甲虫を守っていると言いつつ甲虫に依存してコレクションしてる男って、なんかこれは、偉大な自然の賜物であるはずの甲虫たちが、まったくの商品として流通している昨今の甲虫ブームへの当てつけなんでしょうか? いやあ、スゴいなぁ。自己批判だよ、自己批判(笑)。

 とはいえ、本筋の話にはとくに関係のないエピソードだった。でも、説教じみてるところとかも含めて『ムシキング』らしいお話で、ある意味楽しめたよ。あのラストも、フォローになってるのかなってないのか……。

★★★・・

【コロッケ五円之助】
・『かみちゅ!』

第3話「そんなつもりじゃなかったのに」
脚本:倉田英之 絵コンテ:こでらかつゆき 演出:畑博之 作画監督:大河原晴男


 ゆりえの飼ってたネコのタマがいなくなった。一方、八島様の神様通信によると、町には貧乏注意報が発令されていた。ゆりえたちは、貧乏神の厄を少しでも中和しようと頑張る。

 このアニメでは、人間じゃなく、神様やネコが大志を抱いて町から飛び出そうとするみたいね。

 タマがうちに来た日の思い出のシーン、観ててついつい目を細めてしまう。もう、心はマシュー(@『赤毛のアン』)だよ。「そーさのー」。

 『かみちゅ!』観てると、神様信じたり奇跡を信じたりっていうのもいいもんだなぁ、なんてふだん絶対考えないことを考えたりしちゃうね。もちろん、『かみちゅ!』の根底には、今回の神社での追っかけシーンみたいな、「どうせ、嘘っぱちのマンガですから笑って観てやってください」ってな冷静な視線がかいま見えるんだけどさ。でも、個人的にはシリアス一辺倒感動一辺倒なお話より、そういう照れを経由した“あえてするベタさ”が好きだったり。いやはや、大人ってめんどくさいね(笑)。

 作画は、大河原晴男キャラになってたし、芝居も普通レベルになってるけど、お話は面白かった。セリフ回しから貧乏対策、そしてアクションまで、すべてがマヌケなのが良かったよ。マヌケ万歳! その分、ラストの感動が引き立ったよ(←こういうのを、「ひいきの引き倒し」と言います(笑))。

★★★★・

【コロッケ五円之助】

2005年8月16日

 WEBアニメスタイル、『ONE PIECE ―オマツリ男爵と秘密の島―』細田守インタビュー(1)(2)

細田 そうなんだよね。要するに、そうなんですよ。『オマツリ男爵』という映画は、なんの映画かというと、僕のジブリ体験がね、基になってるの!(苦笑)
(中略)
そういう意味では、僕にとってブリーフってのは、すしおさんであり、久保田君なの。

 アカン、このインタビュー、オモロ過ぎる(笑)。ぶっちゃけ過ぎ。っていうか、細田さんにとってはギャグじゃないんだろうけどさ。ブリーフってのは、映画のゲストキャラの名前ね。

 そうか、あの映画のダークなところは、その辺から出てるのね(笑)。これから、DVDで観る人は、その辺の大人の事情も踏まえて観ると面白さ倍増!

・『BLEACH』

第45話「限界を超えろ!」
脚本:吉村元希 絵コンテ:斉藤哲人 演出:清水明 作画監督:猪狩英憲


 斬魄刀の最終形態、卍解(ばんかい)を会得するため、斬月(菅生隆之)を呼び出す。斬月は、多数ある斬魄刀の中から本物を見つけ自分を倒せ、と。

 なんか、『アクエリオン』の修行みたいとか思ったり、いや、『アクエリオン』が修行もののパロディなんだけどさ。

 花太郎も捕まり、チャドや石田も入院(?)。今までのキャラたちのその後が描写されて、クライマックスへの準備が始まったっぽい雰囲気。

 倒れたチャドたちも隊長たちの口添えでちゃんと保護されてるみたいだし、護廷十三隊内部の一部勢力の暗躍を阻止せよ!ってな話がメインになっていくのかしらね。なんか、他の隊長連中とナチュラルに馴染んでる織姫見たら、やっぱり天然は強いなぁと(笑)。

 バトルとバトルとのつなぎエピソードでした。

★★½・・

【コロッケ五円之助】
・『焼きたて!! ジャぱん』

第42話「奇々怪々!! カイザーの正体!」
脚本:川瀬敏文 絵コンテ:山本恵 演出:福本潔 作画監督:平塚知哉


 和馬はジャぱん51号の改良に行き詰まっていたが、諏訪原のアドバイスで何かを思いつく。再び王宮に食材を取りに行ったものの、試合の時間が始まっても和馬は現れない。

 カイザーの正体、中田譲治さんでした! エエ声〜。相変わらず声優陣は豪華ね。

 っていうか、手が以上に発達したカイザーは、やっぱり超人クラスだった。“太陽の手ギガントス”とか、何のてらいもないベタなネーミングセンスが、これまた『ジャぱん』らしなぁ、と。

 相変わらず、ネタを引っぱるなぁ〜。っていうか、どのパンもあんまり美味しそうに見えんぞ。

★★・・・

【コロッケ五円之助】

2005年8月15日

 雨が降ったせいで、夕方からはずいぶんと涼しくなったね。

・『かみちゅ!』公式サイト

原作:ベサメムーチョ 監督:舛成孝二 脚本:倉田英之 キャラクター原案:羽音たらく キャラクターデザイン:千葉崇洋 プロダクションデザイン:okama 音楽:池頼広 アニメーション制作:ブレインズ・ベース

第1話「青春のいじわる」
脚本:倉田英之 絵コンテ:舛成孝ニ 演出:舛成孝ニ・畑博之 作画監督:千葉崇洋


 「私、神様になっちゃった」。というわけで、普通の中学生一橋ゆりえ(MAKO)は、ある日突然神様になった。でも、自分が何の神様なのか判らない。そこで、友人の四条光恵(峯香織)、神社の娘、三枝祀(森永理科)とともに、ゆりえが何の神様なのか調べることに。

 「神様が降りてきたんじゃなくて、本人がいきなり神様になるのか?」とか多少気になるところはあるものの、そんなことはすぐに気にならなくなるくらいに良く出来てた。

 冒頭の教室のシーンは、本当に劇場レベルの芝居だったよ。微妙にリップシンクロしてるし。日常芝居そのものが目的ってより、キャラの可愛らしさを最大限に引き出すための手段としての芝居付けってのがイイよね。

 屋上でのハズカシイゆりえとか、ハシゴで二宮くん(宮崎一成)と接触してああ〜んとか、神社でのちょっとサイズが大きい巫女の衣装とか、寝坊してショックなゆりえとか、挙げるときりがないけど、とにかくカワイイ。仕草が、ちゃんとどんくさくてカッコ悪いのがまたカワイイ。

 ストーリー的にも、ゆりえ台風の襲来から片思いの二宮くんを救うところまで、意外にもドラマ的な盛り上がりがちゃんと用意されてて、エンターテイメント作品としてのサービス精神を忘れてないのはさすが。あからさまなオマージュつーかパクリもあったけど、まあご愛敬(笑)。

 今後のストーリーがどうなるか気になるけど、とりあえず及第点を大きく上回る出来でした。

追補:教室の後ろの方で、読子さんが本読んでた。あと、主要キャラの名字に、一〜四の字が入ってる。

★★★★・

・初見印象

 『R.O.D』チームの最新作。前の『R.O.D -THE TV-』も好きだったんだけど、壮大な話の“あまりに地に足がついてない”のが気になってて、感想でも「魔法少女モノみたいな、町内10キロ四方くらいが舞台の日常話をやったらいいんじゃないかな?」って書いてる(2003年8月13日の“『R.O.D -THE TV-』総評”より)。その願いが通じたのか、こんどの『かみちゅ!』は尾道(っぽい町)を舞台にしたエブリディマジックっぽい話になった。OK、OK!

 最初雑誌で記事を見たときは、ストーリーが良く判んなかったのもあって、過剰な期待はしないようにして、放送開始後も他の感想サイトの記事にもなるたけ目を通さないようにしてたのね。でも、実際観てみてら、これが予想以上に自分の趣味にハマった作品だった。

 まず、舛成監督が好きな日常芝居へのこだわりが、キャラのカワイさを最大限に描き出すっていう目的を得て、ますます磨きがかかってたことがスバラシイ。この、キャラ萌えと日常芝居の融合ってのは、今までのリアル系芝居とはまた違った新たな境地を開いたんじゃないだろうか? “芝居でカワイイ”アニメ。

 今日日的な萌えについて行けないぼくみたいな“萌え落伍者”であっても萌えることが出来る、とっても貴重なアニメになりそう。なにせ、祀の口癖が「心の友よ」だもんね(『赤毛のアン』)。押しつけがましいサービスシーンがないのもまた良し! MAKOさんの演技も、イイ感じに朴訥でナイス。

 '80年代テイストってのも、あんまり押しつけがましくなくて、あくまで背景に徹してて良し。

 このまま、“爆裂ハートフルアニメ”街道をばく進して欲しいね。


【コロッケ五円之助】
・『かみちゅ!』

第2話「神様お願い」
脚本:倉田英之 絵コンテ:舛成孝二 演出:高島大輔 作画監督:藪野浩二


 自分のことを調べるはずが、なぜか祀の実家、福来神社再興のために一肌脱ぐことになってしまったゆりえ。しかし、当のご神体の八島様は、3ヶ月前から行方不明だという。

 祀の妹、みこ(野中藍)は見鬼(けんき)なのね。祀はどっちかってーと経営者タイプ。んで、光恵が憑坐(よりまし)。わっはっは! とりあえず、八島様みたいな神様も、中学生の神様も、その辺の付喪神も全部同列みたいね。あんまり神道的にどうとか、見るこっちもあんまり気にしない方がいいみたい。

 神様(ゆりえ)と見鬼(みこ)には見えて、祀たちは神様であるゆりえが作ったお札をつけると見えるとか、一応ルールはあるみたいね。これはこれで、ちゃんと判りやすいよ。

 八島様とゆりえとのバンドがどうのとか、なんともトホホなやり取りは舛成アニメの真骨頂だよね。こういうのはタマランなぁ。犬に説教されるなよ、八島様(笑)。

 縁側のだらけた3人とか、「蚊よ」のシーンとか、みこの涙ポロポロとか、これまた“芝居でカワイイ”シーンてんこ盛りだったよ。

 1話んときよりも、やりたい方向性がハッキリ見えてきた。ホントに、「爆裂ハートフルアニメ」(byTVCM)だったよ。ホンワカと和む。“ゆりえちゃん祭り”もバカバカしくてイイ(“第2回読子杯”みたいな)。

 エンディングアニメも、舛成調ヘタウマな、ピョコピョコ動くカワイイアニメだった。音楽にリズムがキチンと合ってるのも、こだわりがかいま見える。

★★★★½

【コロッケ五円之助】

2005年8月14日

 今日は、『エウレカセブン』はお休み。

・『創聖のアクエリオン』

第19話「けがれなき悪戯」
脚本:大野木寛 絵コンテ:こでらかつゆき・うつのみや理 演出:菊池康仁 異世界設定・キャラクターデザイン・美術ボード:うつのみや理 作画監督:高橋裕一・うつのみや理


 アポロたちの乗ったベクターマシンとシリウスが、作戦中に突如消えた。目覚めたアポロたちは、自分たちの変わり果てた姿に驚愕する。

 目が覚めると、そこはうつのみや理ワールドだった。キャラだけじゃなく、美術も含めてうつのみやワールド。

「世の中には、見ない方が幸せってこともあるものよね」(by麗花)

 うつのみやさんの絵柄の違和感を生かして、別世界を構築するってのは、やり方として面白いね。『サムライチャンプルー』で、湯浅政明アニメでトリップした視覚ってのをやってたけど(カット数は少なかった)。ベクターマシンの3DCGの質感まで変えてたのは笑った。アクションシーンの、土くれの描き方が良かった。

 この伝でいけば、沖浦啓之ワールドとかもやって欲しいな。
「か、体が思ったように動かねぇ」
「ここは、沖浦ワールド。物理法則に反する動きや解剖学的に正しくない動きは一切許されない」
「なんて不自由な世界なんだッ!?」

 冗談はさておき、話が、ちゃんといつもの『アクエリオン』になってたのはエライ。

★★★★・

【コロッケ五円之助】
・『ふたりはプリキュア Max Heart』

第25話「ひかりの夏の日さなえの思い出」
脚本:川崎良 絵コンテ・演出:山田徹 作画監督:飯島秀一


 ザケンナーとの戦いでいつも足を引っぱってばかりだと思い悩むひかり。ひかりは、相談のためほのかを訪ねるが、なぜかなぎさとおばあちゃん(野沢雅子)と、公園へ行くことに。

 この時期になると、おばあちゃんの昔話が聞けますよ。なんだけど、ひかりとの絡みをもうちょっとたっぷりやって欲しかったなあ。おばあちゃんの話自体も、前回のダイジェストだったし。

 新しいグッズのテーマ、“希望の大切さ”をおばあちゃんに教えられるってお話でした。でも、敵をやっつける役目はやっぱりプリキュアのふたりなんだよね。

★★・・・

【コロッケ五円之助】
・『おねがいマイメロディ』

第20話「星をいっしょに見れたらイイナ!」
脚本:江夏由結 絵コンテ・演出:政木伸一 作画監督:稲田真樹


 柊先輩に招待された歌たち。そのころ、クロミによって執事のセバスチャン(西村仁)の夢の扉が開かれ、島は大変なことに。

 お盆ってことで(?)、冥界の扉が開いて死者がよみがえるってお話(ホントよ)。お嬢様が甦るときのVFXが、『ハガレン』の錬成陣が光るエフェクトと同じだったし。

 セバスチャンの50年前の姿とのギャップってのが、なんかミョーに面白かった。そばかすの跳ねっ返りお嬢様(那須めぐみ)も、思いのほかキャラ立ちしてたし。『マイメロ』は、オッサンいじりの話のときにこそ本領を発揮するね(笑)。ベースがとことんバカバカしくてハチャメチャなだけに、たまにエエ話が出てくると効果絶大。ちょっと泣き。

 夜型のお父さんとか、オバケが苦手なクロミちゃんとか、細かいくすぐりも効いてた。作画も、動きに元気があって良かったよ。

 マイメロのずきんデザイン募集の告知も(詳細)。

★★★・・

【コロッケ五円之助】

2005年8月13日
・『創聖のアクエリオン』

第18話「魂のコスプレイヤー」
脚本:河森正治 絵コンテ・演出:鹿島典夫 作画監督:米本リョウ


 やっぱり息の合わないアポロ、シリウス、シルヴィア。「相手の身になりきる」ってことで、お互いのコスプレをする特訓をはじめる。

 それよりなにより、ディーバに(ジュンの仲間の)隠れレイヤー仲間がこんなにいっぱいいたってのがオドロキだよ(笑)。

 コスプレによって、みんなの隠された欲求があらわになっていくって展開が笑える。不動司令のコスプレは反則だ〜。笑いすぎた。みんなマジメにやってるのがバカバカしくてイイなぁ。

「大きい……」(byリーナ)

 司令の示す正解ってのも相変わらず判んねー。っていうか、そっくりになりきるのが目的じゃないのは最初から判ってんだろ!? でも、面白いからOK。

 あ、そうそう、オープニング曲が替わってたよ。

★★★½・

【コロッケ五円之助】
・『シュガシュガルーン』

第6話「ハートを狙え! 恋のフェンシング」
脚本:池田眞美子 絵コンテ:岩永彰 演出:篠崎康行 作画監督:高木信一郎


 TVで観た格好良くて強いフェンシング選手は魔女だった。ショコラはマネしてフェンシング部に入部しようとするが、部長はあのピエール。ピエールとの試合で1ポイントでも取れれば入部できることに。

 相変わらず、ちゃんと道徳的な内容が続いてる。観ててもそこそこ面白くできてるんだけど、毎回そんなに成長のお話にせんでも、と思っちゃう。もちっとハチャメチャさがあってもイイかな? ラストの、みんなが拍手って展開は爽やかで良し。

 やっぱり、展開的にはショコラがピエールにハートを奪われそうになってピ〜ンチって話になっていきそうね。今んところ、ショコラ応援モードで観てます。

 原画が韓国だったけど、結構きちんと仕上がってたよ。

★★★・・

【コロッケ五円之助】
・『絶対少年』

第12話「猫おどりの空に舞う」
脚本:伊藤和典 絵コンテ:望月智充 演出:根岸宏樹 作画監督:加来哲郎・乙幡忠志


 わっくんの警告通り、小学校の校庭は土砂崩れで埋まる。わっくんと歩は手を取り合ってその場を去ろうとするが、美玖の一喝がそれを止める。

「“あっち”と“こっち”は、混ざりつづけたらダメなんだ」(by美玖)

 いや〜、なんだかもう、このまま最終回でもOKってくらいのカタルシスでしたよ。すべてが説明されたワケじゃないけど、ストンときれいに収まった感じ。

 世界はこの世界だけで閉じきってるワケじゃなく、他に通じる可能性を秘めていた。自分の中だけで完結して閉じていた歩の心の世界も、他人に対して開いくきっかけを掴んだ。いつも寂しくふれあいを欲していた潮音は、自分を見守っていた存在に一瞬心通わせることが出来た(気がした)。この夏の体験を、少年少女たちは大人になっても忘れない。

 劇的に何かが変わった訳じゃないけど、以前とは少し世界が違って見えるようになった、って話になったね。ほのかな情緒への訴えかけが、バランスの良さを感じさせるラストでした(続くけど)。ジ〜ンと来たよ。

 来週からは、横浜編になるのかしら? オープニングに出てた未登場キャラたちも何人かいるし。どう続くんだろう? 次は都市伝説と絡むと見たが、どうだ?

★★★★・

【コロッケ五円之助】
・『ふしぎ星の☆ふたご姫』

第20話「海の流れ星☆誰も知らないもうひとつの国」
脚本:高橋ナツコ 絵コンテ・演出:奥野耕太 作画監督:西位輝実


 前々から行きたかったコーラルタウンへ、リゾート修行に行くことになったふたご姫。願いを叶える流れ星を待つが、その日はあいにくの雨。そんなアンハッピーなふたりを誘う声が……。

「ハ〜イ! パール貝のプリンセス、パールちゃんで〜す!」(byパールちゃん@宍戸留美)

 原画に、馬越嘉彦さん。話も作画も(そこそこ)元気があってよろしい。

 パールちゃんの歌が「♪ルーラ、パルーラ、ルーパルーラー」と、ふしぎ系の変な歌だったのが笑えた。ラストのパールちゃんの涙も、意外としんみりしてたし、玉手箱のオチも良かったよ。

★★★・・

【コロッケ五円之助】

2005年8月12日

 WEBアニメスタイル、『かみちゅ!』倉田英之×舛成孝二インタビュー(4)若い原画マンに、ある程度の暴走を許す(5)ぶっちゃけ、本編の一部を抜いてますわ

舛成:『R.O.D』の時からそうだけど、色々オマケとつけたりとか、結構無理な事をやっているんです。まあ、少しでも楽しんでもらおうと。

 「あとでDVDでリテイクするからいいや」ってワケじゃないのね。売るからにはサービスをってのは、大事だよね。お金出して、ショボいブックレットとかだったら悲しいもんね。

 あと、コメンタリーってのは、他の作品でもバンバンやって欲しい。アニメの監督含むスタッフは、もっと自分の作品について、自分の言葉で語るべきだよ。もちろん、聞いてても面白いし。

・『陰陽大戦記』

第45話「燃えろ! ソーマ」
脚本:岡崎純子 絵コンテ:菱田正和 演出:わたなべじゅんいち 作画監督:佐久間信一


 ナズナは、ヤクモが伝えようとしていることにつき、ウスベニから厳しい責めを受ける。一方、ガシンも、ウスベニが本物かどうか疑問を持ち始める。

 責めを受けるナズナとホリンが大変ヤラシイ事になってる。ナズナは結ってた髪がほどけて、エロさ倍増。これだけで、もう眼福眼福。

 あと、ナズナをラブパワーで追っかけるソーマが、これまた“燃え”ならぬ“萌え”。ひとりになって、半ベソかいてるソーマがカワイイんだよ。再会のシーンも、なんか初々しくてタマラン。ナズナのツンデレ度が、もう極めレベルにまで達してるよ。

 ブロークンハートなテルは、やっぱりあのメガネのホモ闘神師とくっつくんだろうか?(←ドラマの主題を読み間違ってます!)

 冗談はさておき、ちゃんとドラマとバトルが連動してて、毎度のことながら盛り上がるね。スバラシイ。

 ヤクモを封じるには、やっぱりガシンの力も必要って展開になりそう(?)。

★★★★・

【コロッケ五円之助】
・『ぱにぽにだっしゅ!』

第6話「藪をつついて蛇を出す」
脚本:金巻兼一 絵コンテ・演出:尾石達也 作画監督:守岡英行


 学校に研究室を作る許可をもらったベッキーは、橘たちを伴って与えられた空き部屋の掃除をすることに。

 画面構成や色使い、演出のリズムなんかに、独特の面白さが見られた。と思ったら、オープニングディレクターしてる尾石さんコンテ演出回。内容はいつもと変わらず、つかみ所のないモノだったけど。

 『バカボン』『必殺仕事人』などなど、毎度使ってるネタが古いのはイイ。

★★★・・

【コロッケ五円之助】

ケロロ「ついに劇場アニメ化決定であります!」
タママ「軍曹さん、スゴイですぅ。これでまた一歩ペコポン征服計画が進んだですぅ」
ギロロ「同時上映で第2次大戦中の戦争ニュースを流すってのはどうだ」
クルル「クックックッ! 洗脳電波を、こっそり流すっていうのも面白いぜ」
ドロロ「拙者は大島渚監督の『忍者武芸帖』を見たいでござるな」
冬樹「いやあ、やっぱりここは『ノストラダムスの大予言』がいいと思うな」
夏美「まーた、くだらないことばかり言ってるわねボケガエル!」
冬樹「だって姉ちゃん、映画だよ映画。姉ちゃんの顔だってスクリーンにアップになるんだよ」
夏美「(!)そ、そうか。案外悪くないかもね」
ケロロ「いやあ、しかし夏美殿が出るとなると、女優がブスばっかのホラー映画か、作画が激しく崩れた回の昔の『マクロス』みたいになってしまいそうですなあ……、ハッ!」
夏美「いいアイデアを思いついたわ。アンタをぶちのめしてシャツに貼り付けにして、『ピョン吉軍曹』ってのはどう? 大ヒットするわよ」
 ボグッ!
 ケロロは星になった。

・『仮面ライダー響鬼』

第26話「刻まれる日々」
脚本:大石真司 監督:石田秀範 アクション監督:宮崎剛


 「たちばな」を手伝っていた明日夢はイブキから助っ人で、あきらが、そちらへ行くと告げられる。ヒビキと日菜佳は夏の魔化魍『バケネコ』の出現を聞いて出動するが……。

 魔化魍には、「黒い謎の男から作られる大きな魔化魍」と「白い謎の男から作られる、人間と同じ大きさの魔化魍」がいることが判明。白い方のは夏になると出てきて分裂もするので厄介なんだそうです。蚊のようなもんですな。

 たちばなを手伝いにきたあきらちゃんの着物姿がいいですな。みどりさん、包丁持って歩き回ると危ないですよ〜。香須美さんはイブキといい感じだし、日菜佳はヒビキと名コンビ。トドロキ君はザンキさんと……(えっ違ったっけ?)。

 夏ということで出てくる魔化魍はバケネコです。どうやらヒビキさんは夏の魔化魍担当ということになっているようです。害虫退治にゃやっぱり「火」がいいのかな。ところで最近の子供で「化け猫映画」を見たことある子って何パーセントくらいいるんでしょうね?

 女性陣が生き生きと描かれているのが『響鬼』のいいところですが、果たしてどのカップルが最後まで続くのか? はたまた意外なカップルが誕生するのか? 戦いとは別に気になるところです。

★★★・・

【アルデンテ有森】

2005年8月11日

 『SAMURAI7』、野伏せりやっつけた後も続くのか!? 「また負け戦だったのう」で終わりじゃないのか!?

 コリャ、ちゃんとレビュー書かなきゃダメかねぇ。作画的な見どころも多いし。一応、意地で全話録った。他のアニメはVHSデッキ2台を動員。

・『フルメタル・パニック! The Second Raid』

第5話「うるわしきシチリア」
脚本:志茂文彦 絵コンテ・演出:武本康弘 作画監督:池田晶子


 学校に戻ったと思いきや、中間テストを受ける間もなく、再びブルーノ捕獲の任務に駆り出される宗介。一方、ミスリル上層部でも、今回の裏切り問題で会議は紛糾する。

 ミスリルのパトロン(?)、マロリー卿の声が大塚周夫さんだった。

 ミッションとミッションとの合間のエピソードだけど、宗介の学生生活と軍隊生活の二重性が上手く描かれてた(携帯でのやり取り)。緊張(シリアス)と弛緩(ギャグ)のバランスも、お見事。

 ここに来て、宗介の二重生活の限界ってのが提示されてたね。かなめの警護が宗介じゃなきゃいけない理由が、少なくとも“作戦上”は存在しないっていう、作品の本質に直結する設定へのツッコミ。この辺見ても、今度の『フルメタ』は結構本気だね。

 作画は、さすがに第1話2話に比べるまでもないけど、演出のテンポがいいんでそんなにマイナスにならない。っていうか、普通に比べると十分作画レベル高いんだけどさ。

★★★½・

【コロッケ五円之助】
2005年8月10日

 清水マリコ『ゼロヨンイチナナ』(MF文庫J)、読了。

 ゼロヨンシリーズ(って言うのか?)、第2弾。第1弾は『ゼロヨンイチロク』。

 夏休み、作家志望の高校一年生、明智(自称ペンネーム)は、映画館の前で年上のお姉さんに声をかけられ、一緒に“三つの謎”について調べることに。

 第1弾も面白かったんだけど、この第2弾は、少年の夏休み、年上のお姉さんとのほのかな初恋の(ような)話ってのがなかなかにツボだった。こう、身をよじりたくなるような、甘酸っぱさが(笑)。描写もプレーンで丁寧だし、文章も読みやすいし。突飛な話やぶっ飛んだキャラ設定に免疫のない人でも普通に読めそう。イラストも、どっちかってーとリアル系だし。

 都市伝説的な話も、“ちょっと不思議”くらいでとどめてるのが丁度いいのかも。世界の話にまで飛ばないのもナイス。個人的には、もうちょっと突出した何かがあった方が好きだけど。

・『甲虫王者ムシキング』

第19話「母なる河」
脚本:吉田玲子 絵コンテ:入好さとる 演出:岡嶋国敏 作画監督:二宮常雄


 ポポたちの飛行船は、またまた墜落。川の上に浮いているボートハウスを壊してしまう。でも、持ち主のフラウ(川上とも子)は、気にせずポポたちをもてなしてくれる。

 母親がテーマ。水泳大会やるんだけど、パムやバビの水着姿より、ポポのフンドシ姿の方がインパクトあったよ(笑)。

 母親の話だから当然チョークが出てくるんだけど、まだ本当の正体は明かされないのね。ソーマはすっかりポポと馴れ合っちゃって、幸せな善人に。これって、後々にひっくり返されることを期待していいのかな? パムたち、流民の秘密もまだ放りっぱなしだし。伏線、回収する気、あるよね……?

 ポポが、フラウに母の面影を見てしんみりするあたり、もうちょっと宮原永海さんに演技力があればなぁ、と。

★★½・・

【コロッケ五円之助】
・『宝島』

第23話「翔んでる男! カモメのパピー」
脚本:山崎晴哉 絵コンテ:さきまくら 演出:竹内啓雄 作画監督:杉野昭夫


 ついにシルバーは捕らわれの身に。しかし、シルバーは、宝のありかを示すあぶり出しの謎を解けるのは自分だけだと言い張る。

 無麻酔手術、え〜と、何回目だっけ?

 シルバーのハッタリが気持ちいい。「騙しちゃいませんぜ、解けるのはオレしかいねえって言っただけで、もう解けたと言った覚えはないですぜ」(byシルバー)。(アニメの)一休さんが大きくなったら、こういう大人になる?

 ハッタリでリブシー先生たちに自分を高く売りつけたシルバーに対して、パピー(神谷明)の悲しいほどの凡人っぷりが、コレまた見てて気持ちいいね(笑)。まあ、こういうヤツが一番長生きしたりするんだけどね。

 シルバーを助けるため頑張るジムも、萌え〜。

★★★★・

【コロッケ五円之助】
・『宝島』

第24話「亡者の箱は満月に輝くか!?」
脚本:山崎晴哉 絵コンテ:さきまくら 演出:高屋敷英夫 作画監督:杉野昭夫


 雨季までもう間もない。次の満月までに、“フリントの館”を探さなければ、食糧を採ることも出来なくなる。

 この辺からもう、出崎オリジナルの話になってきてる。

 お目付役に啖呵を切るシルバーがカッコイイ! キャラも格好良かったし、望遠圧縮っぽく見える感じの大波のうねりも重々しくて良かった。肝心の謎解きは、なんか文章のまんまやんけ!って気もするけど、まいいや。

「オレは男として、オメエ(ジム)に敬意を表してぇんだ」(byシルバー)

 カッコエエのォ。この言葉が、『宝島』のすべてを物語ってるね。

★★★・・

【コロッケ五円之助】

2005年8月9日

 昨日(8日)の『SAMURAI7』の第7話「癒す!」、観ました? いや〜、作画がオモシロかったですね〜(原画:森久司、奥野浩行)。いやいや、頑張って7話まで観て良かった。

 最初の3,4話はDVDで見てたんで、ながら見してたんだけど、初見だった7話はついつい見入っちゃったよ。大平さんのような湯浅さんのような、っていうかまんま『THE 八犬伝』ッスね。タイミングの付け方も独特で、速いところはとことん速い(ちょっと速すぎ?)。カメラを横切る手とかが、(作画で)ビュッとぶれるっていうの、ひさびさに見たなぁ。

 関係ないけど、お風呂シーンは湯気多すぎるぞ!!(笑)

・『BLEACH』

第話「石田、極限の力!」
脚本:十川誠志 絵コンテ:西村聡 演出:白川巨椋 作画監督:大西雅也


 クインシー秘伝の術で立ち上がった石田。石田は、クインシーにならなかった父と、師匠である祖父のことを思い出す。

 前半、少年モノらしい、父との確執の思い出の話。この後すぐ、またもう一段階強くなるんで、その前説明的な役割もあったり。

 しかしこういう『ジャンプ』的強さのインフレの中では、なんでこうも100年にひとりレベルの強者が固まって出るんだっていう疑問がつきまとうよね。一護の強さには、なにかもう一つ隠された理由ってのがありそうな前振りもしてたけど。

 あと、釘宮理恵のひとは、もっとヒドい目にあってくれなきゃ。でも、石田に情をかけたから、帰ったらマユリ様にキツいお仕置きを受けてしまうッ!! ああっ!!(嬉)

 作画は、マユリ様の歪んだ表情が良かった。足削地蔵(字、こう?)が、どっか〜んと出てきたインパクトも、なかなかのモノだったよ。

★★★・・

【コロッケ五円之助】
・『焼きたて!! ジャぱん』

第41話「王様の質問!! 美味しそうなパンを最初に食べさせるのは?」
脚本:隅沢克之 絵コンテ:東海林真一 演出:山田徹 作画監督:澤田貴秋


 モナコ国王(小杉十郎太)の介入により、妨害工作の頭目、ラメ委員長(稲葉実)は去った。日本チームは無事、準決勝に進む。

 ライオンのマスクにひざまづくピラミッド。なんだ、この絵?(笑) フランス代表の長男の説明といい、だんだんパン職人が超人レベルになってきたぞ。

 サブタイにもなってるこの質問のエピソード、後々の伏線になってたりするんだろなぁ。

 霧崎オーナー(立木文彦)が、とりあえず悪役としてキャラが立ってきたんで、日本チームの勝負の行方も俄然盛り上がってくるね。バカバカしくはあるんだけど。モナコ国王も、声に小杉十郎太を配して万全の態勢(?)。

★★½・・

【コロッケ五円之助】

2005年8月7日

 月曜から木曜まで、BS2で『SAMURAI7』が全26話一挙放送されます(NHKサイト内告知)。

 なんか、ヤケクソのような放送スケジュールだなぁ。どうしても「BSアナログで放送しました」っていう実績が欲しいのかね? 他の番組とも重なるし、レンタルも出てるんで無理して観なくてもいい気もするけど、どうしよう……。

・『交響詩篇エウレカセブン』

第17話「スカイ・ロック・ゲート」
脚本:大野木寛 絵コンテ:もりたけし 演出:原口浩 作画監督:真庭秀明


 月光号を直すには大量のリフレクションフィルムが必要なことが判明。ケンゴー(大木民夫)は、馴染みのフィルム職人をたずねる。

 レントンとエウレカが、それぞれ男たち女たちから「お前らふたりどうしたの?」って心配される話。

 またしても、展開がゆっくりに戻っちゃった。まったく面白くないってワケじゃないんだけど、正直ちょっとじれったい。

 “絶望病”についても一言しか触れられなかったけど、本来ならこの回あたりで明らかにして欲しいよね。レントンがニルヴァーシュでスカイフィッシュ狩りをするあたりは、スカッとして気持ち良かった。

 一応仲直りしたっぽいラストだったけど、やっぱりもう一波乱あるんだろうね。

★★½・・

【コロッケ五円之助】
・『ふたりはプリキュア Max Heart』

第24話「青春全開! 友華先輩となぎさの頂上決戦!!」
脚本:影山由美 絵コンテ・演出:山吉康夫 作画監督:高橋任治


 今日からラクロス部と科学部は合同合宿。ラクロス部OGのアカネさんにひかり、そしてなぜか高等部の小田島友華先輩(飯塚真弓)を乗せてバスは出発する。

 なぎさに固執するマドンナこと小田島先輩、再登場。山吉さんコンテ回。

 なぎさと小田島先輩との、ラクロス一騎打ちとか面白かったよ。『プリキュア』は、小田島先輩みたいな極端なキャラってあんまりいないんで貴重種。でも、いじめっ子キャラとまでは言えない。

 久しぶりに『プリキュア』観たせいか、面白く感じたよ。東映少女アニメを観ないと日曜が来た気がしないってのは、成人男性としては激しく間違ってるんだろうなぁ(笑)。まあ、冷静に見ても、割と面白かったと思うよ。

★★★・・

【コロッケ五円之助】
・『おねがいマイメロディ』

第19話「ヒーローになれたらイイナ2!」
脚本:江夏由結 絵コンテ:夕澄慶英 演出:佐藤呂文 作画監督:飯飼一幸


 歌たちは、海水浴へ。みんなでこっそり個人所有の島にあるプライベートビーチへ行くが、そこは柊家の所有する島だった。

 奏姉ちゃんの彼氏、菊池(植木誠)が、またヒーローになって暴れる話。

 わっはっは! 白いギター弾きながら登場してる。アクションのとりこになった菊池に、意外にもっともなことを説教するガッツマン(小川輝晃)がナイス。西村知道声で喋るウサギのぬいぐるみも捨てがたいんだけど。

 意外とマトモだった分、ぶっ飛び度はちょっと低め。

★★½・・

【コロッケ五円之助】

2005年8月6日

 今日は、『絶対少年』は原爆投下60年特集でお休み。


 新たに創刊されたアニメ誌『アニメーションRE』(インデックス・マガジン)、とりあえず買ってみる。今んとこムック扱いになるのかな。

 BONES特集や『ファンタジックチルドレン』特集なんかの、たっぷりした特集記事が読めるのはイイね。 マニアックじゃないけど、普通にスタッフインタビューとか載ってるのがウレシイよ。『アニメージュ』と『Newtype』の読者の年齢層より、ちょっと上辺りを狙ってるっぽい? 『日経キャラクターズ』ほど上じゃない? インタビューとか、DVDとの連動企画も面白いね。

 あ、言い忘れたけど、『ファンチル』特集中の、声優さんのインタビューの顔写真が、やってるキャラの顔に激似だったのが笑った。絶対、キャラに似せて髪型とかセットしてると思う。

 次号はアニメ音楽特集。今後の誌面・企画の展開に期待。

・『シュガシュガルーン』

第5話「ドキドキハラハラ!! 家庭訪問」
脚本:長谷見沙貴 絵コンテ:美幌馬勇 演出:清水明 作画監督:山本佐和子


 バニラとアイスの授業態度は、人間界では規格外。そこで、担任の望月先生(中川里江)は、家庭訪問をすることに。その実、先生はロッキンロビンに会いたいだけだったりする。

 前半の占いとの繋がりが弱かったり、ちょっと構成の緩さが気になったけど。占いブックに聞いた「先生をもてなすには?」ってのは、答えも含めて全然占いじゃないよな。

 後半の、ブランカ&デュークが悪ノリする辺りは、普通に面白かった。でもロッキンロビンも、サービス精神旺盛だったり、割と普通にイイヤツなんだね。

★★・・・

【コロッケ五円之助】
・『ふしぎ星の☆ふたご姫』

第19話「しずくの国☆ミルロ結婚か?」
脚本:まさきひろ 絵コンテ・演出:玉川達文 作画監督:石橋有希子・野口孝行


 おひさまの国に、プリンセスミルロ(しきがら沙智)が婚約とのニュースがもたらされる。さっそく、ふたご姫はお祝いを言いにしずくの国へ。しかし、肝心のミルロの様子がおかしい。

 月の国の大臣の企みが明るみに出てしまうって話。玉川さんコンテ回(レイアウト(共同)も)。

 引っ込み思案なミルロの憂鬱がカワイくていいですな。絵を小道具に使ったドラマも上手い。ふたご姫の表情もクルクル変わって面白かったよ。魔法を使って大臣の二枚舌外交を露見させる方法も、無理がなくてなかなか手際よかった。お話的にもちゃんとカタルシスがあったし。

 『ふたご姫』は、玉川さんの回が抜きんでて面白いと思うよ。

「月の国に抗議の手紙を出すことにします!」(byヤームル女王@近藤真昼)
「いったい、どうなっているの……」(byムーンマリア@潘恵子)

 このアニメは、このままの陰謀策略が飛び交う王室外交政治劇になってしまうのか!?(笑)

★★★½・

【コロッケ五円之助】

2005年8月5日

 WEBアニメスタイル、『フリクリ』DVD-BOXオマケの、今石洋之さんのパラパラマンガ(フラッシュムービーも有り)。ああ、これ面白いよ!

 まったく関係ないけど、『宇宙賃貸サルガッ荘』(スクウェア・エニックス)の5巻がどこ行っても売ってない……。

・『陰陽大戦記』

第44話「紅い罠」
脚本:樋口達人 絵コンテ:戸部敏夫 演出:藤田陽一 作画監督:榎本勝紀


 ガシン(=元マサオミ)の姉、ウスベニ(岡本麻弥)が復活。ガシンと共に、伏魔殿に入ったヤクモたちを待ち伏せる。

 ここに来て、属性が同じ式神同士で、合わせ鏡の印を使う技が加わってきたね。っていうか、今まで活躍できなかったキャラたちの、“お買い得セット販売”みたいな趣ではあるんだけど(笑)。

 リクのブチ切れ大降神が炸裂! やっぱり、師匠もしくは父親みたいな役割のキャラがいないのがイタイね。マサオミは裏切り者だったし。

 流れとしては、ここらで(みんなすっかり忘れてる)お爺ちゃんが帰ってくるってのもアリだな。強大すぎる力に対してまだまだ未熟な精神面の修行をするのじゃ、リク! ユーマも“パウワァ”(byランゲツ)をもてあましてるみたいだし。

 ナズナ&ホリンの緊縛シーンが良かった。

★★½・・

【コロッケ五円之助】
・『ぱにぽにだっしゅ!』

第5話「用に叶えば宝なり」
脚本:金巻兼一 絵コンテ:寺東克己 演出:吉田徹 作画監督:中本尚子・中島美子


 桃月学園1年は、夏のキャンプ。班に分かれてカレーを作ることになるが、それぞれが好き勝手にあちこちでトラブルを起こす。

 相変わらず、細々したネタがごちゃごちゃと詰め込まれてて、それなりに楽しい。今回は、ベッキーが子供らしくてカワイかったし(イヤイヤイヤ〜(笑))。まあ、とくにツッコミどころとかコメントとかはないんだけどさ。

 顔が水木しげるキャラになるだけで、とっても幸せに思っちゃうのはぼくだけ?(星½プラス)

 雪野五月さんの次回予告、鼻行類だし(参照

 ところで、オオサンショウウオって美味しいって聞いたけど、ホント?

★★★・・

【コロッケ五円之助】

2005年8月4日
・『フルメタル・パニック! The Second Raid』

第4話「デイライト」
脚本:賀東招二 絵コンテ・演出:三好一郎 作画監督:門脇聡


 まんまと敵の罠にはまった突入部隊。テッサ艦長も通信内容が敵に漏れていることに気づき、そのことを前提に味方だけに本当の司令を伝える、ある方法を思いつく。

 アクション作画、演出ともに好調。赤い非常灯の中で対決するマオと双子の片割れも、イイ動きしてたよ。

 “嘘つきのクレタ人”がここで生きてくるのね。割と定番のお話ではあるけど、なかなかカタルシスある逆転劇になってた。判りやすいように、テッサの司令(ホント)と、カリーニンの通信(ウソ)セットにして見せてたのも親切設計。

 大塚芳忠の人が罠に気付かないのは、こういう情報戦みたいなのには向いてないってことなのか?

 一区切り見終わって、学校シーンも戦闘シーンも、それぞれきちんとレベル高いみたいなんで、このままがんばって欲しい。第1シリーズは、なんか、ギャグもシリアスもどっちも微妙に食い足りなかった覚えがある(遠い記憶だけど)。とくに、ラスボスの最期がちょっとあっけなかったんで。

★★★½・

【コロッケ五円之助】
・『極上生徒会』

第17話「嘘をつきとおせ!」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:上原秀明 演出:安藤健 作画監督:松岡謙治・桜井木ノ実 総作画監督:川田剛


 シンディのママが学校にやってくる! でもシンディは、学校生活について嘘に嘘を重ねて、にっちもさっちもいかなくなっていた。そこで、生徒会はシンディのために一肌脱ぐことに。

 コレまた良くあるお話。それよりも、シンディママのキャラが立ちまくってたんで、そっちが面白かった(声は川上とも子?)。「生きていやがったか、この野郎」。毒蝮三太夫かよ!?

 シンディは、とくに暗い過去を持ってはいないのね。

 バカバカしいけど、メイドになってノリノリの奏会長(正統ビクトリア風、メガネ付)とか、ボーイフレンドに扮する奈々穂さんとか、キャラの可愛らしさが出てて良かったよ。フラダンス踊るシーンが、一番バカバカしくて『極上』らしいと思ったよ。

★★★・・

【コロッケ五円之助】

2005年8月3日

 WEBアニメスタイル、『かみちゅ!』倉田英之×舛成孝二インタビュー(1)「神様は中学生」ではなく「神様で中学生」(2)「ディープ・ブルー」の女子中学生版!?

 『ディープ・ブルー』って、あの海洋映画の? 『絶対少年』も、かなりの“のぞき感覚”アニメだし。のぞき、流行ってるのか?(笑) っていうか、“より高度な萌え”についての議論ですね。この辺の志の高さには、激しく同意(笑)。

 今回のインタビュー、まんま『R.O.D -THE TV-』DVDのオーディオ・コメンタリーのノリだよ。わっはっは! そういや、『かみちゅ!』にも全話コメンタリーが収録されるらしいね。楽しみ。

・『甲虫王者ムシキング』

第18話「子供たちの王国」
脚本:上代務 絵コンテ・演出:大平直樹 作画監督:阿部志孝


 またしてもポポたちの飛行船は墜落。墜落現場で、ポポたちは子供たちの(カワイイ)襲撃を受け捕まってしまう。そして、ポポたちの処遇は、子供たちの王様、ヴィゴ(くまいもとこ)の判断に委ねられることに。

 オープニングアニメが、微妙に更新。

 お話的には、圧制者ヴィゴを倒そうとする革命(になりそうでならない)話だった。大人は敵だっていってるヴィゴが、内に対しては圧政をしいてるっていう、オーウェル的状況。ラストは、ちゃんと友情で終わったけど。

 くまいもとこの、子供の王様が小憎たらしくて良かった。こういう役やらせると天下一品。対して、他の小さい子供たちはカワイく描けてたよ。革命側のニールの声の演技がド下手だったんで、夏休みの見学者の子供にでもやらせたのかと思ったら、Kiroroの人(金城綾乃)だった(電撃オンライン記事)。

 派手な人物アクションとかはなかったけど、作画が久しぶりに良かった。ピンチにムシキングが現れるシーンの、ハッタリの効いた盛り上げ方も良かったよ。

★★★・・

【コロッケ五円之助】

かなめ「バカ宗介ーっ、学校の屋上にこんなでかい機械を置くなんて、何考えてんのよーっ!」
宗介「単なる索敵用の大型レーダーだ。これでいかなる敵の接近もキャッチできる。問題ない」
かなめ「大有りよ。みんな大迷惑してんだから!」
宗介「性能に不満があるのか? テストはしている。問題ない」
かなめ「みんなのケータイやパソコン全部だめになったんだから。あ〜! 何スイッチ入れてんのよ!」
宗介「とにかくお前の警護は任しておけ。む……、あれは何だ?」
かなめ「何か飛んでくる……て、あれスペースシャトルじゃない? 宇宙飛行士の野口さんが乗ってるっていう。なんか様子がおかしいわよ。あっ、ひょっとしてあんたの機械のせい?」
宗介「う〜ん、そこまでの機能があるとは思わなかったな。しかし、これは貴重なデーターだ。さっそく軍に報告しなければ」
かなめ「うだうだ言ってないでとっとと機械を止めんかーっ!」

・『忘却の旋律』

第23話「世界を貫く矢のように」
脚本:榎戸洋司 絵コンテ・演出:大畑清隆 作画監督:加藤裕美、和田崇


 暴走した4号の操る宇宙船ヴィンターライゼが、ミトラノームと、マホロバを攻撃し始めた。ボッカ達は最後の攻撃を仕掛けるが、そのとき地球に異変が。そして、チャイルドどらごんはサイレント作戦の正体を語り始める。

 サイレント作戦の真の正体とは、宇宙にボッカ達をおびき寄せ、抹殺することだった。地上では光が輝き、“少年メロス同盟”(そんなのあったんかい!)は全滅。勝利を確信し、チャイルドどらごんの歌う「てのひらの光」が宇宙に響き渡ります。変な歌だなあ(笑)。

 クライマックスだというのに、相変わらず奇妙なシーンの連続には参ります。美少女牧場でモーモー泣いてる美少女たちの乳搾りは、ちと悪乗りしすぎかな? ついに本来の機能を取り戻したミトラノーム。人間の姿に戻ってしまうアイバーマシン。みんなの犠牲によってひとりだけ地球に向かうボッカ君。

 今回の名セリフ「いいかい? 君は選ばれたわけじゃない。選ばなきゃいけない。そして選ぶのは覚悟がいる」。そう、すべては自分が選んできたこと。その選択の果てに目の前に現れるのは一体何か? まさにラストに向けて弓を思い切り引き絞ったような回でした。

★★★½・

【アルデンテ有森】
・『忘却の旋律』

第24話(最終話)「それでも旅立つ君の朝」
脚本:榎戸洋司 絵コンテ・演出:錦織博 作画監督:長谷川眞也


 砂漠に落ちたボッカは、そこで以前迷宮で会ったソロに再会する。ついに地球の中心にある「旋律劇場」にたどり着いたボッカは、そこで忘却の旋律と顔を会わせるが……。

 ついにラストです。いろいろ今まで謎だったことが明かされます。そうか、忘却の旋律は今のモンスターキングが作った幻だったんだね。いきなり出てくるボウリング場。モンスター“たまころがし”。やっぱり最後まで訳わかんないですね。

 たまころがしの攻撃にピンチのボッカに弓を渡す謎の少年。あっ、君はエランヴィタールなの? こんな顔だったのか。一瞬誰かと思ったよ。やっと正体を現したモンスターキングソロモン3世は、ボッカに自分の胸のうちをぶちまけます。「誰か一人でもいい。僕の孤独を知り、僕を知ってくれる者がいないとおかしくなってしまう」。やっぱりこの奇妙な世界は、個人の勝手な思い込みが作り上げたものだったんですか。どこか『ウテナ』と通じるものがありますねえ。当然、ボッカ君は「子供を食ってるやつらのいうことなんか信用してられない」とソロを拒絶します。

 最後の戦いも勝利したボッカ君。再び小夜子とともに旅立ちます。少し成長した顔立ち。なかなかさわやかに締めくくってくれました。うん面白かったよ。

 ところで、アルコトナイコトインコがソロの腹話術だったってのはすごい不満だぞ! そりゃないよ。知能の高い言葉をしゃべるインコでいいじゃないか! プンプン。

★★★★・
・総評

 モンスターに支配された偽りの世界を開放するために旅立つ少年ボッカ。メロスの戦士、黒船を追う少女、小夜子。二人の旅を描いたこの作品、ガイナックス作品としては珍しい“旅もの”の傑作になりました(他には『ナディア』くらいか?)。

 白夜岬、猿人湾、鼠講谷などの奇妙な土地。そこを支配する欲望にまみれたモンスターユニオンのエージェント達(どいつもこいつも個性あふれてて最高や!)。戦いを続けながら戦士として男として成長していくボッカ。「女性によって男は影響を受け、成長していく」というのはガイナックス作品では繰り返し語られるテーマですが、『忘却』ではそれと並行して「今生きている世界の複雑さ」も描かれていました。

 欲望に負け、モンスターに支配されることを望んで受け入れている人々。実は彼らは、それで満足しているのではないのか? それを破壊しようとするメロスの戦士の行いは間違っているのではないのか? しかし、子供を食い物にするモンスターの行為は、やはり見過ごすわけにはいかない。胸に疑問を抱きつつボッカは最後の戦いに勝利し、小夜子というパートナーを得て戦士としての旅を続けます。彼は理想化された恋人“忘却の旋律”より生身の彼女を選んだのです。

 走り続ける主人公、そう止まらないのが青春なのだ。いい作品でした。

 それにしてもラストでもう一度あの“心の矢”の先生に会えるとは思わんかったなー。

総合評価
★★★★½

【アルデンテ有森】

2005年8月2日

 BSアニメ特選が、国会中継で放送時間変更になってます(BSアニメ特選タイムテーブル)。予約してる方は変更を。

 っていうか、さっそく月曜の朝の分、録り忘れてたり……。

・『エレメンタルジェレイド』

第18話「偽りの同契(リアクト)」
脚本:川崎ユキヒロ 絵コンテ・演出:菱川直樹 作画監督:大木賢一


 フィロ(半場友恵)は実はスティンレイドだった。シスカたちは、フィロに警戒心を抱く。

 「あたし、どうでした?」(byフィロ)。いっぺんリアクトしただけでもう女房気取りかよ? やっぱり、この眼鏡ッ子は敵の刺客だったのね。判りやすすぎ。話の展開も、もの凄く判りやすかった。

 あと、レンが嫉妬の感情をゲットした。

 話はいつも通りな感じだったけど、作画がちょこちょこ動いてて、割と楽しかったよ。ラストの怪物との戦いも、作画が頑張ってた。

★★½・・

【コロッケ五円之助】
・『BLEACH』

第43話「卑劣な死神」
脚本:横手美智子 絵コンテ:高橋資祐 演出:小柴純弥 作画監督:高橋資祐


 酔った隊員が、死神になりすました石田と織姫の所属を問いただす。そんな石田たちは十二番隊の隊員に助けられるのだったが……。

 十二番隊隊長、涅マユリ(くろつち・まゆり、声:中尾隆聖)登場。中尾さんの演技通り、期待以上の気持ち悪さ。イイなぁ。三つ編み副隊長の釘宮理恵さんの無感情な演技も、なんかこう、嗜虐心を煽るね(笑)。なかなか変態チックな隊長副隊長コンビで、護廷十三隊中、キャラ立ち度ナンバーワン。ああ、楽しい。

「はぁ〜、(織姫を)早く捕まえて、どろどろになるまで調べたいねぇ〜」(byマユリ@中尾隆聖)

 師匠のお爺ちゃんの仇と知って、石田もレベルアップしたっぽい。「爺っちゃんの名にかけて、お前を殺す!」(言いません)。

★★★½・

【コロッケ五円之助】
・『焼きたて!! ジャぱん』

第40話「ピエロ大誤算!! 最後の晩餐、お味はいかが?」
脚本:隅沢克之 絵コンテ:南康宏 演出:秦義人 作画監督:吉川真一


 活気づけの嘘をついてみんなに希望を持たせたピエロだったが、実はカナヅチ。なんとか時間稼ぎをしようと、“魚を使ったパン”を作ってくれと頼むが、思ったより早く完成してしまう。

 いつもはみんなを困らせる立場のピエロが、逆に追いつめられて困るっていう図式が単純に面白かった。関智一さんの演技もコミカルだったし。

 和馬は、勉強はダメだけど、暗算とかは得意なのね。「あんたはレインマンかいッ!?」っていうピエロのツッコミもナイス。

 ダジャレも脱出の顛末も、バカバカしくて良かった。結局ダジャレなんだけどね(笑)。ラストに、申し訳程度にソフィの水着姿があったよ。

★★★・・

【コロッケ五円之助】

2005年8月1日

 Specialsに、アルデンテ有森さんの「SF大会HAMACON2レポート」をアップしました。

・『宇宙戦争』公式サイト

原作:H・G・ウェルズ 監督:スティーヴン・スピルバーグ 脚本:デヴィッド・コープ、ジョシュ・フリードマン 音楽:ジョン・ウィリアムズ

 ニューヨーク近郊に住む港湾労働者のレイ(トム・クルーズ)。この週末、彼の家に、離婚した妻が連れて行った娘と息子がひさびさにやってくる。ギクシャクした再会の時を過ごしている最中、突如空はかき曇り尋常でない雷鳴がとどろき町へ稲妻が走る。その町へ息子を探しに行ったレイが見たものは……。

 地球に宇宙からの侵略者がやってきて、トム・クルーズと子供たちが逃げまどう。お話はそれだけ。でも今回、スピルバーグの怖がらせテクが爆発! ちゃんと怖い! いや〜、2時間近くある上映時間、めいっぱい楽しませてもらったよ。

 今回、トムくんはホントに逃げまどうだけ。港でクレーン操縦の仕事やってるから、絶対ラストはクレーンで対決だと思ってたら、それさえナーシ。娘をボストンの母親の元に送り届けたい! ただ、それだけ。アメリカ映画らしからぬ普通の人っぷりがイイ。っていうか、普通どころかまったくのダメ親父だし。単なる車オタクで、サンドイッチ一つ作ってやれないんだよ(笑)。

 あと、良かったのが娘役のダコタ・ファニング。この子の恐がりっぷりがまたリアル。最初の方の、車の中で金切り声上げるあたりなんて、サイコーだった。あ、言っとくけど、萌えとかないですよ。息子も含めて、変に小賢しかったり大人顔負けの活躍したりしないのがまたイイ。

 いらん理屈とか体制批判とか教訓めいたエピソードとか、そういうハンパなものは一切省いて、恐怖描写に徹底したのがスバラシイ。大統領演説も、USAコールもナシ。なんか、ラストのラストも、ビミョ〜な感じでトムくんが救われないのもいぢわるだなぁ(笑)。黒スピルバーグ、バンザ〜イ!

★★★★½

【コロッケ五円之助】