『陰陽大戦記』
第52話(最終話)「巡る節季の中で」
脚本:岡崎純子・菱田正和 絵コンテ・演出:菱田正和 作画監督:榎本勝紀
リクたちの式神への信頼の深さを知り、ウツホは自分と式神との関係がどういうものだったのかに思い至る。そして、四大天は復活した。
結局、ウツホ様は言葉だけによる救済って感じで、やっぱり薄っぺらく感じてしまった。
でも、後日談はちゃんとリクと両親との関係、お爺ちゃんとの再会、マサオミ(=ガシン)と姉ウスベニ、などなどきちんとフォローされてて、後味が悪くなかったのは良かったね。リクが、平安時代に戻らずに現代に留まったことが良かったって思える、良いラストになってた。
とくに、和歌のあたりはホロッと来そうになったよ。消えてない式神との絆や両親のリクへの想いを、面と向かってじゃなく、巡る季節や和歌を使って間接的に判らせる手法は抑えが効いてて上手いと思ったよ。こういうのは好き。コレの後だからこそ、リッくんの素朴な「ありがとう」が心に響く。
「待ってよ、リッく〜ん。3歳の頃からの幼なじみでしょ〜!」(byモモちゃん@ゆかな)
最初は、モモちゃんの妄想シーンを楽しみに観てたんだけど、途中からはバトルのテンションの高さやドラマの盛り上がりに引き込まれてしまった。
陰陽五行を元にした、八卦の印を切るコマンドも和風で新鮮だったし、バトルそのものの作画も毎回迫力あるモノに仕上がってた。
ドラマ的にも、式神との絆を中心に、<式神=自然の節季>という軸がぶれなかったのも、安心して観ることが出来た要因。そして何より、今までレビューで何回も言ってきたけど、ドラマとバトルとが有機的に結合してたのがいい相乗効果になってた。
ただ、惜しむらくは、ラスボスのウツホ様との対決を上手く盛り立てることが出来なかった点。もしかしたらラストの方は考えてるスケジュールがなかったのかもね。でも、リクと両親のことや式神との絆をキッチリ見せきったのはかなり好印象だったよ。
玩具ありきのバトルアニメとしてのフォーマットをきちんと守りつつ、キャラたちのドラマをたっぷりと堪能させてくれる良作になってました。
1年間全52話、飽きることなく楽しませていただきました。
『タイドライン・ブルー』
第5話「攻撃」
脚本:笹野恵 絵コンテ:矢野雄一郎 演出:辻泰永 作画監督:馬場健
穀倉地帯で繰り返されているテンゲルと魏の国との紛争。食糧問題を解決するため、核の力を脅しに使いその紛争に介入するユリシーズ。そして、キールは単身魏に上陸する。
グールドは、あれか、『沈黙の艦隊』(byかわぐちかいじ)をやりたいのね。んで、新国連のアオイは、理想を同じくしつつも、グールドの武力(核)を用いた手法には反対してる、と。んで、キールは故郷を破壊された体験から、素朴にグールドの戦争に反対するのね。なんとなくそうだろうと思ってたところに、きちんとした説明がされた。
しかし、説明がされたとはいえ、相互に複雑に作用し合うカオス状態の現代の社会システムを知る身(?)からすると、あまりに古くさく寓話的に思えてしまうのも確か。ま、その分判りやすくはあるけどね。
とはいえ、キールの古典的なバカで真っ直ぐな主人公像ってのは、観てて意外に憎めないんだよね。今回の、考えても分かんねーから踊っちゃえ〜、ってのも結構好き。この辺のほのぼのした人物描写は観てて癒される〜(笑)。
『タイドライン・ブルー』
第6話「K2」
脚本:笹野恵 絵コンテ:飯田馬之介 演出:小山田桂子 作画監督:末永宏一
紛争を調停させることに成功したユリシーズ。だが次は、駆けつけてきた国連軍の艦隊を、海流の入り組んだK2付近で迎え撃たなくてはならない。そして、ティーンはアオイから、世界の地図に関するある事実を告げられる。
飯田監督コンテ回。原画に友永和秀さん。
「本日の送信終わり」の人は、ティーン&キールのお父さんだったのね。
潜水艦モノらしい本格的な艦隊戦。でも、なんだかユリシーズ(もしくはグールド)がスゴいってより、新国連軍がショボいって印象しか受けないなぁ。潜水艦モノっぽい緊迫感もなかったし。
里山艦長じゃないけど、ユリシーズにはぐらかされたって感じ。
昨日『The Laughing Man』のレビュー書いたけど、ちょうど『ユリイカ 詩と批評』で「『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』特集」。おお、シンクロニシティ! 神山健治×東浩紀、神山健治×押井守、神山健治×上野俊哉などなど。
最初の、東浩紀さんと神山監督との対談しか読んでないけど、東さんは『2nd GIG』より『ファースト』の方が好き、と。あと、神山さんの、「“個別の11人”の著者、パトリック・シルベストルは、最初、三島由紀夫でやるつもりだった」って話がサイコーに面白かった。ぜひ三島バージョンで観たかった! 説得力が全然違うよ。
この対談読んで、神山さんの視点は常に現代に向けられてるんだなぁって思ったよ。
『フルメタル・パニック! The Second Raid』
第10話「ふたつの香港」
脚本:山本寛 絵コンテ・演出:吉岡忍 作画監督:池田和美
香港で頻発する謎のASによるテロ鎮圧のため、宗介の部隊に偵察任務の命が下る。しかし、肝心の宗介は上の空で作戦どころではない。
能力者だ戦闘のプロだと言っても、宗介がまだ十代の若者に過ぎないっていうところを描写。マオ姐さん(根谷美智子)の、「若い頃、挫折も味わった」上で自分を笑える大人の余裕と対比することでその辺が上手く出てた。
主人公不調の間にも、刻々と事態は進んでいくっていうのも定番定番。
今回は、おもに(根谷さんの)セリフの説明の回だった。こういう丁寧すぎるくらいで丁度いいのかも。誤読される可能性がほとんどないくらい丁寧な脚本が好印象。
『極上生徒会』
第25話「その声は風のにって」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:転房圭二 演出:高島大介 作画監督:大木良一・冷水由紀絵・柳伸亮・大河原晴男 総作画監督:川田剛
神宮司家へ向かう極上生徒会のメンバー。隠密の琴葉たちや、久遠、その他一回限りのゲストキャラたちの力も借りて、りのは奏会長のもとへ向かう。
「そうとうの覚悟が要ることになる」場所への潜入って奈々穂さんが言ってた割りにはマヌケなSPたちってギャップがギャグなんだろうけどねぇ。普段からこんなだから、ギャップになってないよ。
まあ、こういうヌルさはまさに『極上』らしい味わいなんだろうけど。大人が観てオモロイかというと、また……。
奏会長とかりのの“能力”ってのも、結局良く判んないよ。単なるテレパシー? いや、それだって普通に考えたらスゴいけど、そういう話じゃないでしょ?
え〜、ウィンドウズ版IE6を使ってる人に出ていたと思われる、このサイトのヘッダー(上の「立喰いレビュー」って書いてある青い部分ね)が消えちゃうバグ、直しました。一応、これが本来のあるべき姿です。
『甲虫王者ムシキング』
第26話「夕日の輝き」
脚本:吉田玲子 絵コンテ・演出:岡佳広 作画監督:松川哲也・小岩雄之
たとえ使命がつきても、ポポたちの絆は以前と変わらなかった。行く先に漠とした不安を感じながらも、ポポたちの旅は続く。そんなポポは森で、今まで戦った甲虫たちが今は穏やかに過ごす、まるで甲虫たちの楽園のような場所を発見する。
ソーマがダークサイドに堕ちるお話。ムシキングとポポへの嫉妬を心の底でぶつぶつと醸成し続けるソーマがステキ。
パムの心の平穏を描くことで、嵐の前の静けさみたいな雰囲気が上手く出てた。こういう静かなダークさは、『ムシキング』らしい良さと言っていいよね。逆に言えば、子供向けバトルアニメらしからぬ雰囲気とも言えるわけだけど。
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』
原作・協力:士郎正宗
監督・シリーズ構成:神山健治
脚本:菅正太郎・櫻井圭記・佐藤大・藤咲淳一・寺戸信寿
絵コンテ・演出:河野利幸・若林厚史・松本淳・中村隆太郎・吉原正行・山本秀世
作画監督:後藤隆幸・佐藤雅弘・浅野恭司・前田明寿・山口賢一・植村淳
キャラクターデザイン:下村一
美術監督:竹田悠介
音楽:菅野よう子
アニメーション制作:Production I.G
作品公式サイト
トグサは、警察時代の元同僚の刑事で今は「笑い男事件」の捜査本部にいる山口という男から、警察上部の不審な動きについて相談したいことがあると電話を受ける。会う約束をしたその日の夜、山口は高速道路で事故死する。後日、山口の妻から受け取った写真から、トグサは重大な事実を発見する。が、その先にある闇は、トグサや荒巻課長が思っていたよりも、より深くより危険な闇だった。
TVシリーズとして放送された『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』全26話の中から、「笑い男」に関するエピソードを抽出・再編集したのがこの『The Laughing Man』。ストーリーとかセリフ、キャラなどは、ほぼオリジナルに準拠。
個人的に、前にDVDで観てからイイ感じに時間が経過してるのもあって、かなり楽しく観させてもらったよ。こういう風に、判りやすく再編集されてるのもあって、ファーストシリーズが良くできてるってのが改めて良く判った。人物の繋がりもきちんと理解できたし、「笑い男」に関する“オリジナルと模倣者”ってテーマも改めて興味深かった。今さらだけど、やっぱ面白いよ、コレ(笑)。
前に「ファーストよりセカンド(『攻殻S.A.C. 2nd GIG』)の方が好き」って書いたけど、今回観て、ファーストシリーズのストーリーの完成度の高さってのを、再認識させられたよ。「笑い男」っていう“社会現象を描く”って言うところが、本当に上手くいってると思った。事件の発端から、現象がどんどん大きくなるあたりの盛り上がり、そしてあのラストまで、ホントに良く出来てる。今思うに、どっちかって言えば、(ラストの方は特に)セカンドの方が情緒で押し切っちゃった感が強いよ。
前にファーストシリーズ観た人で、「細かいところが良く判んなかった」って人にはとくにオススメ。かく言うぼくも、もういっぺんファーストこと『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』が観たくなったよ。
ただ、尺が2時間40分と長いんで、一気に観るとさすがに疲れるね(笑)。
アニメの新作の本数が多すぎるのか、(大きめの)TSUTAYAにさえ入ってこない新作アニメが結構出てきた。前から言ってる『かみちゅ!』はまだ入れてくれないし、『苺ましまろ』も入ってこない。
本放送の少ない地方都市で、レンタルがないのは見られないってのと同じだからね。そういう意味でも、あんまり作品数が多いのも考えものかなぁ。ま、今んとこ、他の店とも掛け持ちでなんとか補完できるけどさ。
『BLEACH』
第51話「処刑の朝」
脚本:吉村元希 絵コンテ:小柴純弥 演出:小高義現 作画監督:Kim Seoung beum・城島和也
ルキア処刑の日、それぞれの人々がそれぞれの思いを胸に動く。瀞霊廷内を疾走する剣八たちは、七番隊隊長の狛村(柳田徹)と九番隊隊長の東仙(森川智之)たちと鉢合わせる。
あ〜、登場人物多いよ〜。一護たち旅禍(りょか)をどうこうするより、いつのまにか護廷十三隊内の内紛になってきてますよ、ってお話。っていうか、次回のスペシャルへのつなぎ回。
やちると一角との掛け合いが良かったな。やちるのよだれが……。
『焼きたて!! ジャぱん』
第47話「ヴィクトリー!! パン業界に革命を!」
脚本:下山健人 絵コンテ:大森英敏 演出:太田知章 作画監督:西山忍
決勝戦第2試合は河内。河内が負ければ、すでに一敗している日本チームの負けが決定する大事な試合だ。しかし、河内はやる気も起きずアイデアも浮かばない。
南東京支店の面々、ひさびさに登場の巻。こいつらが出てきただけでなんかオモロイ。月乃の演技も相変わらずだし(笑)。
今回は、キャラ作画が顔・肉体含めてエライ濃かった。似てないんだけど。でも、この濃い作画が河内の泥臭い熱血さとバッチリ合ってて、コレはコレで良かった。やっぱり、天才の和馬より、凡才の河内がじたばた頑張る話の方が面白いよ。
河内の家族がやる気なくてイイんだ(笑)。おかっぱメガネの妹(白石涼子)がまたイイ。
「世界大会や言うから気合い入れて来たのに、コレやん? 気ィ抜けるわ」(by河内妹)
『ジャぱん』、来週は1時間スペシャル。
パリのクリスマス、橋の上で向き合う千秋とのだめ
千秋「もうおれ達は終わりだ。とてもお前にゃついていけん」
のだめ「え〜?何で?何で終わりなんですか」
千秋「お前は音楽に真剣に向き合おうとしない。ふざけた妄想ばっかだ」
のだめ「……」
千秋「じゃあな(これでいいんだ。あいつにはこのくらい言ったほうが)」
のだめ「むきゃーああぁぁっ!」
いきなりとび蹴りをかます
千秋「な、何をする?」
のだめ「そげなケツの穴のちいさか男こっちから願い下げたい! わかった。もう先輩に振り回されるのはたくさんたい。プリごろ太のほうがずっとよかばい。アニメキャラと一緒に生きていくたい。コミケにも行くたい。別れましょう先輩! さようなら」
千秋「(オレはアニメキャラと同格かよ……)」
『仮面ライダー響鬼』
第32話「はじける歌」
脚本:井上敏樹 監督:高丸雅隆 アクション監督:宮崎剛
新しい童子と姫を作る怪しい紳士(村田充)と淑女(芦名星)。嵐のように登場した吉野の武器開発部長、小暮(布施明)。新兵器アームドセイバーを持ってきたのだが、実はそれには困った欠点が?
布施明が実にユニークなキャラで登場! 何せバイクに乗ってて検問で止める警官に向かって「年上の者にその口の利き方は何だ!」と警策でケツをひっぱたきます(笑)。迎えるおやっさん(下条アトム)らも戦々恐々。どうやらみんな小暮さんのことは苦手のようです。
新兵器の音劇増幅剣・アームドセイバーが登場しますが実はこの剣、普通の鬼が使うと鬼に変身できなくなってしまうという困った物。ダンキとショウキも苦情を言いに来ますが逆に「鍛えかたが足らんのだバカ者ども!」と小暮さんに怒鳴られる始末。実は剣の放つ波動が強すぎて人間の力では出は同調できず無理に同調しようとすると体力を消耗してそれで変身出来なくなるらしいのですが「それならオレが」とトドロキ君が申し出ますがあっさりダメだしされてしまいます。
なんといっても傍若無人に周りの人を怒鳴りまくる小暮さんのキャラが最高です。「お前らに本当の歌を教えてやる!」と歓迎会で「月の砂漠」を歌っちゃうお茶目さも大笑い。うっかりアームドセイバーを使ったために変身できなくなったヒビキとトドロキ君の運命は? そして明日夢の周りをうろつく少年、京介(中村優一)の目的は何か?
『仮面ライダー響鬼』
第33話「装甲う剣」
脚本:井上敏樹 監督:高丸雅隆 アクション監督:宮崎剛
スーパー童子とスーパー姫にアームドセイバーを持っていかれてしまうヒビキとトドロキ。変身出来なくなった二人は小暮さんに特訓を受けるが、いきなりやらされたのは発声練習? そんな時、巨大魔化魍カマイタチが現れる。
脚本とプロデューサーが変わってどうなるかと思いましたが、今のところはまだそれほど大きな変化は無いようです。ただ、小暮さんといい京介といい、やたらと攻撃的なキャラや挑発的なキャラが出てきたのが少し気になりますが……。あまり他人の欠点をあげつらわないところが『響鬼』のいいところだったんですけどねえ。
新兵器のアームドセイバーですが、とうとう楽器でない武器が出てきてしまいました。ずっと楽器で通してほしかったんですがやっぱりスポンサーから何か言われたんですかねえ? 「もっとオモチャにしやすい武器にしろ」とか。
特訓の成果でついにアームドセイバーを使いこなし、全身にディスクアニマルを装着し“ヒビキ装甲”になったヒビキがかっこいい! 小暮さんが昔、鬼をやっていたという事実にはびっくり。しかも1日に10体の魔化魍魎を倒したとか。トドロキ君(実は音痴であることが判明)は素直に感動。最後はまたしても自慢の歌声を披露。サンタ〜ル〜チ〜ア〜。いやあ小暮さんやっぱりすごいッス。ザンキさんもケツひっぱたかれてたぞ。また出るのかな?
『佐武と市 捕物控』
第10話「地獄の掟」
脚本:鈴木生朗 演出:小島英夫 作画:甲藤征史・後藤静夫
江戸を騒がす稲妻小僧(青野武)は、大名旗本大店から盗んだ金を貧民にばらまく義賊。しかし、ある大名の江戸屋敷お留守居役(高塔正康)が、公金使い込みを稲妻小僧のせいにしてしまおうと企む。
スタジオ・ゼロ回。
今回は、割とスタンダードに動画で殺陣を表現してた。そのせいか、稲妻小僧がやられるあたりは、バッサリとって感じじゃない分なんかミョーに痛そうだったよ。お留守居役が、市やんに斬られて死ぬときに「か、金、金〜」って言いながら死ぬのが、判りやすい悪者してて笑った。
あと、市やんの仕込み杖が、(『あずみ』の刀みたいに)柄の方にも刃がついてたのにはビックリ。
稲妻小僧こと新吉役で青野武さん、番頭の庄之助役で井上真樹夫さん。
『佐武と市 捕物控』
第11話「うらみの天保銭」
脚本:大原清秀 演出:吉良敬三 作画:飯野皓・津野二朗
佐平次親分(北村弘一)の幼なじみの瓦職人が屋根から落ちて死んでしまう。親分の名代で葬式に出た佐武は、その死に様を見て、事故ではなく殺しとの確証を得る。
スタジオ・ゼロ回。
今回は、お話が良かった。娘を廓から買い受けるために殺しまでするようになってしまう儀助(宮内幸平)ってのがね。下手人を挙げながら後味の悪い事件で、佐武やんが世の中の世知辛さの一端を知ってちょっと大人になるってお話。
元武家の娘役で、増山江威子さん。ラストの方の「お父さま〜ッ!!」の泣きの演技が、真に迫るものがあったよ。
捕まる前の義助の姿が、さながら銭に憑かれた餓鬼のようで迫力あった。折り鶴の実写映像も効果的に使われてた。
「どうだい、初めての酒は?」(by市やん)
「苦え……、おいらこの苦さを忘れねぇよ」(by佐武やん)
今日は昼から気温が低くて、夕方以降は寒いくらいだった。
それはそうと、やっとやっとでアクセス数が10万の大台に乗りました。って、この手のサイトとしてはかなり少ない方ですが……(笑)。
とにかく、ありがとうございます。ご祝儀もなにも出ませんが、今後ともご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
『創聖のアクエリオン』
第25話「決戦!! アトランディア」
脚本:大野木寛 絵コンテ・演出:菊地康仁 作画監督:渡部裕子
戦いの舞台はアトランディアへ。シルヴィアは捕まり、アポロはシリウスと対峙する。そして、ついに頭翅の口から1万2千年前の真実が語られるときが来た。
バトルも盛り上がってたし、1万2千年前の真実もちゃんと語られてたし、ラス前らしいまとめ方。いつものハッタリで押し通す感じより、どっちかっていうと無難にまとめようとする方向性がより感じられる回だったけど。
キャラ作画も、ちょっと顔の作りに大味感があったけど悪くなかったし。原画に、うつのみや理さんが。
次回のラストに期待。
『交響詩篇エウレカセブン』
第23話「ディファレンシア」
脚本:菅正太郎 絵コンテ・演出:阿保孝雄 作画監督:堀川耕一・小森高博 メカ作画監督:杉浦幸次
チャールズたちの運び屋の仕事に同行したレントン。今回の“荷物”は、昏睡状態のヴォダラク信徒の女の子。両親は、余命幾ばくもない娘の最期を、ヴォダラクの聖地で静かに迎えさせたいと願っていた。
いつものレントンの青臭いところにフィーチャーした話だったんだけど、今回は素直に感動してしまったよ。レントンの切なさと、自分勝手を恥じる後悔がちゃんと伝わってた。やればできるじゃん。
一方の、エウレカの“恋”の自覚も良かったし、ホランドが、“レントンを一番理解してるが故に”レントンに過剰に自分の青さを見取ってしまう、ってのも判りやすく描いてた。思春期ものやるなら、こういう演出の細やかさはやっぱり必要だよね。今までのままじゃ、ホランドが単なる乱暴者にしか見えなかった。
欲を言えば、ヴォダラクと一般市民との距離感とか、テロがどのくらい身近な世界なのかっていう背景の部分を、もうちょっと前もって描いてればなぁ、って思いました。
『ふたりはプリキュア Max Heart』
第31話「バルデス復活! チームワークでギリギリ突破!!」
脚本:清水東 絵コンテ・演出:座古明史 作画監督:高橋任治
ラクロスのリーグ戦が始まった。初戦は、フィジカルを鍛えて体格差で優位に立つ格闘館。しかも、ベローネは戦い方を徹底的に研究されていた。
スポーツの話ってのもあって、バトル含めて全体的に熱い話になってた。どさくさにまぎれて、ひかりまで強くなってたし。
マキとめぐみは、せっかくのゲストキャラなんだし、もうちょっと活躍させても良かったんじゃないかな。そっちのが、最初の「仲間を信じて頑張る」ってテーマに沿ってると思うけど。あと、サブタイの「バルデス復活!」だけど、単に復活しましたってだけで、バトルには来なかった。
作画が、全体的に丁寧な印象を受けました。
図書館の本をなくしちゃって、一週間くらいずっと探してたんだけど、昨日本の柱の間から出てきました。ああ、弁償せんで済んだ。よかった〜。
虫プロ Complete DVD BOX登場。いいなぁ、コレ。『悟空の大冒険』とか『どろろ』とか、この価格はちょっと魅力的。
関連して、WEBアニメスタイルでいろんな人の書く「虫プロ Complete DVD BOX」レビュー記事特集やってます。氷川竜介さんの『バンパイヤ』のレビューが熱くて濃い!
『絶対少年』
第18話「十七歳の出会いと絶望」
脚本:川崎美羽・伊藤和典 絵コンテ:小林治 演出:根岸宏樹 作画監督:乙幡忠志
今日は希紗の17歳の誕生日。期待はしていなかったものの、ブンちゃん以外は誰も祝ってくれない。ひとりガード下にたたずむ希紗に、ある青年が近づき、不思議な光についての話をし始める。
小林治さんコンテ回。『Paradise Kiss』の方じゃなくて、亜細亜堂の小林治(小林おさむ)さんだよね?
希紗は人間嫌いなんじゃなく、ホントは人と交わりたかったんだね。普段無表情な希紗だけに、はじめてみせる涙が沁みるよ(泣)。
っていうか、歩と希紗が出会うラストの展開はビックリ! どっしるしっしんがあんなに凶暴だったなんて。ブンちゃんのことを分かち合える人間と出会えたと思ったのもつかの間、その出会いは決して幸せなものではなかったのね。田菜と横浜のキャラが入り乱れてのラストは、なかなかの盛り上がり。希紗の血走った目は、『絶対少年』らしくなくて怖かった。
「イヤ〜〜〜ッ!!」(by希紗)
♪チャララ〜、チャララ〜 平成19年12月某日、寒色組々長ブンちゃん(本名、広能昌三)死亡。この殺傷事件をきっかけに、横浜を血に染める一大抗争事件に発展していくのである。
冗談はさておき、本当にどういう展開になっていくのか想像がつかなくなってきたね。都会的な個人主義が寒色系で、田舎(もしくは下町)的な共同体主義が暖色系?
『ふしぎ星の☆ふたご姫』
第26話「大変大変☆プロミネンスできな〜い」
脚本:福嶋幸典 絵コンテ・演出:玉川達文 作画監督:石橋有希子・野口孝行
エクリプスとシェイドが同一人物だと主張するファイン。真相を確かめるため月の国のお城に忍び込んだふたご姫。月の国の大臣はふたりが来ることを知り、はかりごとを巡らせる。
玉川さんコンテ回。ついにプロミネンスの力を奪われるってお話。しかし、この星の王族たちは簡単に他国の中枢にまで踏み込んでいくなぁ。
細かいギャグが面白かったし、ラストのシェイドのアクションシーンも緊迫感あった。前々回あたりからブライトがなぜかアイデンティティ・クライシスに陥ってると思ったら、一応伏線だったのね(?)。大筋の話が、ようやく動き出したよ。今後に期待。
合間のCMで、『LOVELESS』の宣伝してた。『ふたご姫』観てるお子様たちに高河ゆん変態ワールドを勧めるとは! 「ママ〜、エクリプスの声の人が、メガネのお兄ちゃんに変なことされてるよ〜!(泣)」
WEBアニメスタイル、「フリクリのナマコメ」レポート。
榎戸「4話で衛星爆弾が落ちてくるのは、冒頭でハル子の打った場外ホームランの球がぶち当たったからなんですけど、分かりましたか?」といった、あまりに難易度の高い仕掛けなども明かされたりした。
スミマセン、今の今まで分かりませんでした(笑)。
『陰陽大戦記』
第51話「終焉の対極」
脚本:樋口達人 絵コンテ:戸部敦夫・菱田正和 演出:工藤寛顕 作画監督:佐久間信一
リク、ユーマにつづき、マサオミも加わってウツホ封じの戦いは続く。そして闘神師の信頼に応えるかのように、コゲンタたち式神はもう一段階の進化を遂げる。
式神が、なんかウルトラマンっぽい外見になっちゃった。
今回もやたらとウツホ様がグダグダとグチをわめき散らしてるだけで、内容のないモノになってる。セリフだけに頼るようになると、一気にダメダメになっちゃうね。薄っぺらい。
悟りきってる式神たちの前にしてのウツホの「お前も、お前も、どいつもこいつも!」みたいな演説が寒いってのも演出なんだろうけど、観てるこっちまでなんか醒めちゃうんだよね。
ラスボスのはずのウツホ様は、ちょっと小物感が否めないなぁ。うらみつらみだけで思考がネガティブだしさ。ミカヅチ様がご健在なら、あるいは……(笑)。
『ぱにぽにだっしゅ!』
第12話「人に高下なし、心に高下あり」
脚本:高山カツヒコ 絵コンテ:佐伯昭二 演出:西村博昭 作画監督:大河原晴男
なんでもできちゃうベッキーには、将来の夢がないという。そんなこんなしているうちにベッキーたちは、なぜか姫子の夢の中に迷い込んでしまう。
佐伯昭二さんコンテ回。脚本もよかったし、コンテのテンポも良かった。とくに、麦人の宇宙船のパートが銀河面白かったよ。
夢の中の異様な世界を探検するってのは、ありがちな話だけど、みつはしちかこだったりちびくろ・さんぼだったり、相変わらずビミョーな元ネタがウレシイ。
メガネベッキーが、ちょっと秋っぽく大人の装いで良かった。ベホパパ・ベホママも笑った。
葉月「お兄様、葉月となぞなぞ遊びをしましょう」
耕平「ごめん、今そんな気分じゃないんだ」
葉月「作ってからいくら時間が経っても、ずっと新しいままの食べ物はなーんだ? 葉月はすぐわかっちゃいました」
耕平「俺の大好きだった安達祐美ちゃんが妊娠2ヶ月だなんて……。俺は明日から何を信じて生きていけばいいんだ」
葉月「フル、フル、フル、フルムーン! お兄様、答えをどうぞ」
耕平「うるさいな、ほっといてくれって言ってるだろ!」
葉月「あんな生身の女より、アニメの美少女のほうがずっといいですよお兄様(問題発言)」
耕平「うるさい! このブリっ子バンパイア、貧乳、いつも似合わないネコ耳つけやがって! 何が『うにゃにゃん』だ、俺は、俺は祐美ちゃんが……、うわああああ〜ん!」
葉月「あ、お兄様どこ行くの? 私のシモベ〜!」
(なぞなぞの答え:サラダ)
『宇宙戦艦ヤマト 劇場版』
製作・原案:西崎義展 監督:舛田利雄 脚本:山本暎一、藤川桂介 設定デザイン:松本零士 作画監督:芦田豊雄、白土武、小泉謙三 デザイン協力:スタジオぬえ (1977年 130分)
西暦2199年、ガミラスの遊星爆弾で赤く干上がった地球を救うため、宇宙戦艦ヤマトは飛び立った。往復29万6千光年、マゼラン星雲のイスカンダル星へ行き放射能除去装置を持ち帰ることができるのか? 残された期限はあと1年しかないのだ。
アニメブームの原点となった作品を、劇場で見てきました。
上映されている倉敷東映へ行くと、松本零士先生から応援FAXが来ていてびっくり!(沖田艦長のイラスト、倉敷東映の公式サイトで見ることができます) 『ヤマト』を劇場で公開するのは今では珍しいことみたいで、東京や九州から新幹線で見に来た人もいたようです(著作権の裁判とかでゴタゴタしてたからかな?)。
やはり大きなスクリーンで見る『ヤマト』は素晴らしい! 夕日を浴びて死んだように沈黙しているヤマトを見たときは、泣きそうになっちゃいました。25年ぶりくらいに見たのかなあ。反射衛星砲は大画面のほうが迫力あるな、やっぱり。1作目はとにかく沖田艦長の魅力に尽きます。テレビ版の再編集版ですが、なかなかうまく編集してあって、ヤマトの活躍シーンをたっぷり楽しめます。
舞台を宇宙にしたこと、メカなどのSF設定の斬新さ、松本キャラの魅力、全編を貫く悲壮感、どれもがそれまでの作品にはないものでした。それになんと言っても宮川泰の音楽が素晴らしく、ムードを盛り上げていました。この音楽の功績は大きいと思います。第1作目は、やはりその後の続編とは違う雰囲気ですねえ。やっぱりアニメは愛とロマンです!
『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』
監督・脚本:舛田利雄 脚本:藤川桂介、山本英明 アニメーションディレクター:勝間田具治 絵コンテ:安彦良和 総作画監督:湖川滋 作画監督:小泉謙三、荒木伸吾、芦田豊雄、宇田川一彦、落合正宗 SF設定協力:豊田有恒 音楽:宮川泰 (1978年 151分)
西暦2201年、宇宙は白色彗星帝国の脅威に見舞われていた。だが、地球はまだそのことを知らずにいた。宇宙のどこかから送られてくる謎のメッセージ。テレサという美女の正体とは?
テレビシリーズから3年たって公開されたこの劇場版ですが、作画が格段にレベルアップしているのがわかります(森雪の顔とか見れば違いは歴然)。クライマックスの都市帝国との戦闘シーンなどは、今見てもパワーにあふれてて手に汗握ってしまいます。本当によくできたSF戦争アニメだと再確認してしまいました。
しかし、この作品の問題はラストシーンです。武器もエネルギーも尽きてしまった古代は仲間達を降ろし、ヤマトで敵巨大戦艦に特攻をかけるのですが、それがやたらと美化されるのです。「君は愛するもののために死ねるか」がキャッチコピーだったわけですが、やっぱりこれは行きすぎでしょう。格好悪くても生き抜く手段を考えろよ!と当時も強く思い、見終わった後になんだかえらく後味が悪かったのを思い出しました。
このラストさえ除ければ本当に戦闘アニメとして楽しめるんですけどねえ……。でも久しぶりに見た戦艦アンドロメダの雄姿は良かったなー。アンドロメダのテーマって結構好きなんですよ。彗星帝国の、パイプオルガンを使ったテーマも重厚で迫力あったなー。
『フルメタル・パニック! The Second Raid』
第9話「彼女の問題」
脚本:志茂文彦 絵コンテ・演出:北之原孝政 作画監督:池田晶子
宗介から学校へ退学届けが送られてきた。もう宗介は戻ってこないのだ。自らの身を守れるのは自分だけと、かなめは護身用の武器を手に家を飛び出す。
いつも宗介の護衛をやりすぎだと殴ってたかなめが、いざ自分でやってみると半分ノイローゼみたいになっちゃうのがスゴいね。状況を反転させて、ギャップを際立たせるところなんて、さすがに上手いなぁ。全編お約束的シーンで固められてるとはいえ、緊張感もよく出てたよ。
かなめが、プロを相手になんとなく渡り合えちゃうのは、“ウィスパード”能力者だからなんだよね? 細かい設定忘れたけどさ。
ちゃんと理由があってのサービスシーン(衣服の発信器)ってのも、割と自然な流でナイス。他のアニメも、見せるなら見せるで、コレくらいの芸当はやって欲しいよね(笑)。
今回はラストの、かなめの弱さと強さが同居した感じの、雪野五月さんの演技がとっても良かったです。
『極上生徒会』
第24話「あなたに会いたくて」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:佐々木守 演出:水無月弥生 作画監督:飯飼一幸・中島美子 総作画監督:下谷智之・川田剛
体育祭を明日に控え盛り上がる宮神学園。しかし、奏のもとに神宮寺家当主である祖父の訃報がとどく。体育祭当日、開会式の挨拶の壇上で奏は宮神学園を退学すると宣言、生徒たち間に衝撃が走る。
せめてみんなが楽しみにしてた体育祭を平穏に楽しませたれよ、奏さん。もうわやですワ、ホンマ(無茶苦茶ですよ、本当に)。
んで、りののお母さんと奏との間柄が説明されてたね。別に想像通りだったんで、オドロキも何もなかったけど。自らの手で苦境から拾ってもらった生徒会メンバーはともかく、なんでそんなにみんな奏会長が好きなのか判んない。“自分を魅力的に感じさせる能力”だったりして。ま、その辺あんまり考えちゃダメな作品なんだろうね。
後半の、場所もわからず奏を探しに行こうとしちゃう生徒会メンバーたちってのは、『極上』らしい軽いノリで良かったな。
そういや、こないだ仲秋の名月だったけど、今読んでる『陋巷に在り』の8巻の尼丘山でのバトルがちょうど仲秋の名月の頃のお話。
だからなんだと言われると困るんだけど(笑)。いや〜、盛り上がってて面白いんだよ。
『甲虫王者ムシキング』
第25話「揺れる絆」
脚本:田村竜 絵コンテ:福田道生 演出:岡嶋国敏 作画監督:二宮常雄
チョーク(木内レイコ)と対峙するソーマは、チョークが自分の母親だと知る。チョークの巧みな言葉に、ソーマの心はひどく揺すぶられる。
ソーマの母親話。
みんなが死にものぐるいで戦ってる中で、ひとりでいろいろ計算してるソーマがすごくドライでイイなぁ。ポポへの嫉妬から、「定められた者選ばれた者のみが力を持つことを許される」っていう考えに妄執するようになるソーマってのが、(恐ろしいことに)ごく自然に描かれてた。
前回良かった反動か、アクション作画はちょっとタルかったなぁ。
『かみちゅ!』
第7話「太陽の恋人たち」
脚本:倉田英之 絵コンテ:こでらかつゆき 演出:浅野勝也 作画監督:金子ひらく・千葉崇洋
夏休みってことで、ゆりえたちは海水浴へ。混んでる浜辺を避け、今は寂れた浜辺へ向かう。今は使われていない海の家で見つけた古い写真に写っている若者たちに、ゆりえたちはあれこれ想像を巡らせる。
今回は、水着姿の裸体がスゴい! みんなエライ肉感的。とくに腰から下腹、太ももにかけての肉の付き方は生っぽい。完全にオッサンの視点だよ!(笑) 生っぽさを消す方向に働く通常の“萌え絵”とは対極だよね。とくに光恵ちゃんが、胸もおしりもスゴいよ。必見。
お話の方は、もの凄くベタなんだけど、なんか『かみちゅ!』だと「カワイイ話」って感じで許せちゃうんだよね。もう、想像通りの展開。ノスタルジーが売りのアニメらしい、ド直球の内容だったよ。
そっちよりツボだったのは、夕食の食卓のシーン。のろける両親に照れて突っ込む章ちゃん、日焼けが痛いゆりえ。もの凄くマヌケな絵だなぁ。マヌケ好きにはタマラン。
会長進呈の新・神様コスチュームも、祀の着せるバカっぽいニセモノに比べるとさすがにカッコイイね。あと、祀が「外人」っていってたサーファーは、祀のお父さんかしら?
ラストシーンは、『ココロ図書館』でもやってた『フィールド・オブ・ドリームス』っぽいノリ。自分の代わりに光恵ちゃんに「ちゅっ!」をやらせるゆりえは、なにげにヒドイ(笑)。
「ゴメン、光恵ちゃん」(byゆりえ)
二ノ宮知子さん『のだめカンタービレ』(講談社)第13巻買ったら、キャラしおりが初回オマケで付いてた。で、ぼくの買ったのには、チェロの菊地くんが……。男キャラかよ!? しかも女癖悪いし。
内容は、相変わらず面白いですよ。
『BLEACH』
第50話「よみがえる獅子」
脚本:横手美智子 絵コンテ:ワタナベシンイチ 演出:畠山茂樹 作画監督:高木弘樹
ドン観音寺(千葉繁)は、最近落ち気味の人気を回復するため、“カラクラスーパーヒーローズ”再結成をもくみ黒崎邸を訪れる。
っていうか、ルキアの死刑まで20ン時間なのに、いきなりの番外編。コンいぢめのお話。
テンション高いなぁと思ったら、コンテはナベシンさん。ラストはやっぱり夏梨(釘宮理恵)とジン太(本田貴子)の意地の張り合いになったね。いや、単体で観たら、コレはコレで単純に楽しかったし笑えた。
作画も、番外編のくせにミョーに気合いが入ってたのは、いかにも『BLEACH』らしいというか。前の“カラクラ”の番外編の時も作画が良かったんだよね。今回はとくに、遊子(桜川朝恵)の微妙な胸のふくらみ加減が絶妙だったよ(そこかい!?)。
『焼きたて!! ジャぱん』
第46話「ピエロ護送!? 愛がぎっしり詰まったパン!」
脚本:大和屋暁 絵コンテ:近藤信宏 演出:佐藤照雄 作画監督:橋本貴吉
決勝戦第1試合、ふたりとも焼成を終える。モニカは飴細工のバラをあしらったパン、諏訪原はドライフルーツを宝石に見立てた王冠パン。さて、注目の判定は?
久しぶりに『ジャぱん』らしい面白さに溢れた回だったよ。
ピエロのリアクションもムダに凝ってたし、パンの説明も割と工夫が感じられるようなモノだったし。理屈でどうってより、今回はモニカのママの愛情ってところにフィーチャーしてたのが良かったね。
あと拘置所で諏訪原が、モニカの職人らしく荒れてしまった手を「美しい」って言ってたのも、いかにもバカバカしくてイイ! 釘宮声と相まって、モニカが俄然カワイく思えてしまった(←術中です)。
こういうバカバカしい笑いとキャラのベタな泣きドラマの、渾然一体となった泣き笑いなところが『ジャぱん』の魅力だよね。
『タイドライン・ブルー』
第4話「役割り」
脚本:山田由香 絵コンテ:富沢信雄 演出:小田原男 作画監督:山縣亜紀
ユリシーズ内でも、キールは自堕落な生活を続ける。そんなキールは、グールドに仕事を与えられるが、自分が磨いているモノがヤビツの街を襲ったトマホークミサイルだと知る。
寝起きのキールの顔がインパクトあったな。
新国連のアオイと、グールドの世界の構築に対するビジョンの差ってなんだろうね。その辺まだ説明されてないし。とりあえず、目下エネルギー確保が最優先事項みたいね。
なんか、1クール終わりの話の割りに、展開がゆっくりな気がするけど。でも、なんか憎めないところがあるんだよなぁ、このアニメ。
『季刊S エス』の「アニメ原画の世界」に、『かみちゅ!』の原画が紹介されてました。解説するのは、舛成監督と千葉崇洋さん。
原画は、第1話冒頭の「光恵ちゃん、わたし、神様になっちゃった」のカット、祀の「今、神様の話してたわよね、一橋ゆりえさん」のカット、二宮くんの「ちっが〜う!!」のカット。観た人はわかると思うけど、いずれも動きが面白いカット。ちなみに、第1話の総作画枚数は、8千枚だとか。派手なアクションがいないとは言え、意外と少ない?
リップシンクロっぽいところは、場所によっては録音監督からデータもらって合わせたとか。コメンタリーで言ってた、「好きです」のところかな?(本物のリップシンクロは、セリフを先に録って、どのコマが「あ」とか「い」とかタイミングをシートに写して、それを元に作画します)
『ふたりはプリキュア Max Heart』
第30話「頑張れルルン! 未来を紡ぐ光の力!!」
脚本:羽原大介 絵コンテ・演出:山吉康夫 作画監督:生田目康裕
先の戦いの時にルミナスを包んだ光はなんだったのか? なぎさは、ルルンの世話で疲れたひかりを励まそうと、ひかりを遊園地に誘う。
さっそく販促キャラらしく、新しいアイテムを販促販促!
ラストのプリキュアがパワーアップしてからのアクション作画が格好良かった。原画に、山田起生さんに冨田与四一さん。踏ん張るサーキュラスも、やたら格好良くかけてたし。『プリキュア』にしては、ひさびさに気持ちの良いアクション作画見せてもらった。
ルルンを守ることでルミナスが闘志を燃やすあたりの展開も、なかなかの盛り上がりだったよ。
話自体は、新アイテムが出た以外は大した動きはナシ。
『佐武と市 捕物控』
第8話「魔の当たりくじ」
脚本:迫間健 演出:吉良敬三 作画:飯野皓・石山卓也
湊川神社再建の富くじが評判を呼んでいる。一等賞金はなんと一千両。最後のくじを買ったふたり組がみごと一等を引き当てた。しかし、ほどなくふたりは何者かに殺されてしまう。
オープニングのアニメが微妙に更新。曲は同じだけど、微妙なアレンジ変更でハミングが女性に。やっと、スタジオ・ゼロ回に作画のテロップが出るようになったよ。
デザイン的な構図があったり、結構作画が頑張ってた。斬られた腕がぼとりと落ちるカットの腕がハーモニー処理(?)で、やけにリアルだったり。ラストの殺陣のシーンもカッコイイ。作画だけじゃなく、演出との連携がきちんと出来てたのが良かった。
殺された親の子の役で、清水マリさん(アトム役で有名な声優さん)。
ああ! エンディングも変わってる。っていうか、歌詞が付いてる! 面白いんで引用。「涙が燃える」ですぜ、旦那?(笑)
強く生きてゆこうよ 明日を信じてどこまでも
人の、人の情けを 絡めて取れば
見ろよ真っ赤な 朝焼け空に
佐武と市との 涙が燃える
『佐武と市 捕物控』
第9話「恐怖の島送り」
脚本:迫間健 演出:村野守美 作画:杉野昭夫・森田浩光・沼本清海
佐武が引っ捕らえた佐渡常(滝口順平)は、佐渡金山で人足たちに暴動を起こさせたリーダー。厳重な警備を引き連れた囮を先にやり、本物は目立たぬよう佐武が護衛を引き受けることに。
オープニング・エンディング、ともに前のバージョンに戻りました。
この回が噂の、動画枚数1,200枚の回。そうは見えない。初っぱなの、佐武のロープワークとかよく動いてたし。構図がバッチリ決まってるんで、動かなくても画面が保つんだよね。キャラの顔も濃くてイイ。
佐武やんの屈託のない優しさが、佐渡常の荒んだ心を次第にとかしていくっていう人情話。いやあ、佐武やんはいい男だねぇ。佐武の身の危険を虫の知らせ(碁石が割れたってだけ!)で知って、いつもの襦袢一枚で冬山まで駆けつけてくる市やんの一途さも泣ける(笑)。
「佐武やんぐれえの年頃にゃあ、誰でも信じられるんだねぇ、なんでも美しく見えるんだ。いいこった……。出来ることなら、大人の汚ねぇ裏を見せたかねぇもんだよ」(by市やん)
この一言に、『佐武市』の(ドラマ部分の)すべてがつまってると言っても過言じゃないよ。佐渡常役の滝口順平さんの演技もナイス。
『BSアニメ夜話』第5弾決定(公式サイト発表)。
- 10月24日(月)23:00〜『ほしのこえ』
- 10月25日(火)23:00〜『劇場版 少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』
- 10月26日(水)23:00〜『うる星やつら』(TVシリーズ)
『劇場版ウテナ』キターーーーッ! いや〜、楽しみ。ひさびさに、見直してみようかしら。
『絶対少年』
第17話「それは関与できない問題」
脚本:浜崎達也 絵コンテ:下田正美 演出・作画監督:今泉賢一
須河原の乗った観覧車が止まる。須河原は2年前と同じ“なにか”を、今の横浜に感じていた。
やっぱり望月コンテじゃない回は画面のフェチ度が下がるね。とはいえ、独特の雰囲気はちゃんと継承されてる。
「かくれんぼうだね、お前たちのは」(byはな婆さん)
今回は、はな婆さんのときみやを緩衝にして、少年少女たちのそれぞれの青春群像を描き出してた。真っ正面から向き合え、と。前回が全編携帯電話だったのを受けたテーマかな。
観ててキャラの愛おしさが滲み出てくるような感じが『絶対少年』らしいね。照れてひじ鉄かます希紗とか、やけにカワイかったな。あと、観覧車降りてきてレポートジャックする須河原が格好良かったよ。ああ、やっぱり『絶対少年』は、キャラたちが愛おしい!
やっぱりりえぞーは、幸せに真っ直ぐ育ったんで希紗とか成基とかのドロップアウト組のビミョーな気持ちがわかんないのね。
『創聖のアクエリオン』
第24話「天空のゲート」
脚本:高橋ナツコ 絵コンテ:山崎たかし 演出:鹿島典夫 作画監督:鷲田敏弥
雪が降っている。しかし、それは人間のプラーナを収穫するためアトランディアから飛来した神話獣だった。
人間冬虫夏草。シルヴィアの話かと思ってたら、つぐみ(日笠山亜美)がメインのお話だったのね。
シリアスな展開が進んでるんだけど、お話が暗く沈んじゃわないのが『アクエリオン』の良いところ。今回も、前半は可笑しみと暖かさが漂う展開で、後半は盛り上がりつつちゃんとバカバカしい感じが出てた。
ラスト、つぐみの眼鏡が「パリ〜ン!」ってなるのは、観てて爆笑。いや、笑えるしちゃんと感動も出来る。三体合体で「ひとりじゃない」(by司令)ってテーマをここ数話、再三にわたって提示してるね。判りやすくてイイよ。
副司令が、今回ハンサムな最期(?)を遂げていたのが一番意外だった。あの後どうなったのかフォローはなかったけど(笑)。
作画も、キャラ作画がちゃんとカワイくて良かったです。
『交響詩篇エウレカセブン』
第22話「クラックポット」
脚本:佐藤大 絵コンテ:寺東克己 演出:伊藤秀樹 作画監督:水畑健二 メカ作画監督:前田清明
ゲッコーステイトを去ったレントンはあてもなく彷徨う。そんなレントンは、公園でチャールズ・ビームス(小杉十郎太)という男に出会う。
この新キャラ夫妻、チャールズ&レイってのか(笑)。
久しぶりに鬱じゃないお話。エウレカとレントンが距離を取って、お互い久しぶりになんとなく心の平穏みたいなのを感じてる、っていう雰囲気がちゃんと出てた。
小杉十郎太のキャラは、見た目だけじゃなく、中身も大人の男の余裕ってのを感じるね。でも、レントンくん、チャールズが敵(ドロボー)をぶっ殺すのはOKなのか? もう前のトラウマを忘れてるのか、このお子様は? この辺のキャラの視点の定まらなさってのが、なんか作品全体をヒドく雑なモノに感じさせる要因なんだよね。ちゃんと各話脚本のすり合わせってやってるのかね?
作画は、キャラの細かい芝居が良かった。
しかし、今回チャールズも言ってたけど、LFOをわざわざ外付けのボードの上に乗っける必然性ってないような。
WEBアニメスタイル、平松禎史の「ココロの棚」第10回、第11回。『シスタープリンセス Re pure』の春歌のイラスト多数です。
平松さんの絵はイイなぁ。ファンの方は、平松さんの個人サイトのトビラ絵、お絵かき日記も要チェック。
『陰陽大戦記』
第50話「絆をかけて」
脚本:樋口達人 絵コンテ:戸部敏夫 演出:わたなべぢゅんいち 作画監督:榎本勝紀
ヤクモが命を賭して残した柱だけが辛うじて世界を支えていた。ウツホを再び封印すべくリク、ユーマは伏魔殿を走る。
ラスト間近らしい、緊迫したバトルが続くね。ここに来て、レギュラー級の式神たちがバンバンやられていくよ。ナズナは、ちょっと色っぽすぎるだろ。テルとムツキはやっぱり手と手を取り合って最期を迎えてた。花のない絵だけどさ。
とりあえず、ラストにマサオミが登場して、続く。
『ぱにぽにだっしゅ!』
第11話「人間万事塞翁が馬」
脚本:金巻兼一 絵コンテ:福田道生 演出:鈴木卓夫 作画監督:田中穣
いつもマジメで穏和な、6号こと鈴木さやか(阪田佳代)。しかし、そんな6号がみんなに隠れてスポーツカーの男と夕暮れの中をドライブしていたという。
オープニングが、「黄色いバカンス」に戻ってた。しかも、メインボーカルが雪野五月さんのバージョン。
麦人の艦長が言ってたとおり、『ぱにぽに』にしては「なんか普通にいい話」。まあ、別にエエ話って言うほどじゃないんだけどさ。
ベッキーが(ちょっと)先生らしくしてたし、五十嵐先生(大原さやか)も普通にエエ人になってたし、玲や姫子たち友達連中もなんかやけに素直だった。この辺は、6号の人徳のなせる業なのだろうね。
『フルメタル・パニック! The Second Raid』
第8話「ジャングル・グルーブ」
脚本:賀東招二 絵コンテ:三好一郎 演出:石立太一 作画監督:門脇聡
帰還命令を受け本隊復帰した宗介は、珍しくテッサに苦言を呈する。しかし、逆にテッサから、日頃の不満や秘めた想いをぶちまけられてしまう。
宗介たちの隊に、新しいボス(小山力也)がやってくるってお話。アーバレストの出自、宗介の弱点などなど、セリフでキッチリ説明してるのは、まあ親切ともいえるかな。
内容自体は、なんか典型的な軍隊モノの体育会系ノリだったよ。ベタですらある。でもまあ、こういうのはお約束だからね。
作画演出ともに良好なんで、観てて退屈しなかった。手堅いね。
『極上生徒会』
第23話「怪傑少女探偵団」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:上原秀明 演出:安藤健 作画監督:桜井木ノ実・山沢実 総作画監督:川田剛・下谷智之
プッチャンは、管理人さんこと久川まあち(こやまきみこ)の謎を暴くため、“怪傑少女探偵団”を結成する。しかし、管理人さんは探偵団の尾行をあっさりと巻く。
探偵団の面々が、そろいもそろってバカばっかなんで、観ててそこそこ笑える。あと、魔法ステッキ(自作!)の持ち主が奈々穂さんだったってのは単純に笑った。
後半の方とオチはまあどうでもいい感じ。泉んちは、(借家だろうけど)一軒家庭付きじゃん。「私の家には庭がなかったわ……。でも、あいつらの家には庭があった」(by金谷みり@『忘却の旋律』)。しかし、ほっといたれよっていう話やと思うけどなぁ。
夕方から急に冷えてくる。半袖でバイク乗ってると寒いくらい。
『甲虫王者ムシキング』
第24話「旅の終わり」
脚本:山口亮太 絵コンテ・演出:大平直樹 作画監督:青木哲朗
パム(宍戸留美)は、何者かに使命を負わされた“端末”だった。使命を負えたパムは消え、後には何も憶えていない普通の女の子が残された。パムを守るビビたちの使命も同時に終わったことになる。旅は終わったのだ。
パムとビビたち漂泊の民には、秘密があると思ってたけど、まさかSFだとは思わなかった。説明がなかったけど、ビビたちは、使命を終えて本来の記憶(故郷とか)を取り戻したってことね。
今回は、キャラ作画が異様に濃かった。ドラマの内容も濃密で、濃い作画に負けてなかったのも良し。アクションの作画も、エフェクト関係が良く描けてた。ここぞという回にふさわしい、堂々とした仕上がり。
ビビたちが戦いの中で、使命とは関係なく仲間は仲間なんだと確認し合うところは、ちゃんと格好良かった。
残るは、ソーマのドラマとクライマックス。この調子で、キッチリ締めくくって欲しいね。
『佐武と市 捕物控』
第6話「死を呼ぶ子守唄」
脚本:迫間健 演出:真崎守・りんたろう 作画:村野守美・杉野昭夫・沼本清海
市は、死に神っ子と呼ばれる子(山本嘉子)を川で助ける。実はその子は、材木問屋の木曽屋の坊っちゃん。その子を可愛がったものは、程なく謎の死を遂げるという。父が無実の罪で投獄中に、悪い男(納谷悟朗)が母に取り入ってお店の乗っ取りを謀っていた。
冒頭の、死に神っ子がFollowで延々と歩き続けるカットが面白い。
今回は、虫プロ回だけど、いつもの映像美で魅せるってより、動画や背景引きでアクションのスピード感を出してるシーンもあったりしてちょっと新鮮。カメラを真上から構えてみたり背景動画を使ってみたり市の刀に子供を写し込んだり、いろいろ凝ってた。
市やんの殺陣シーンは、材木(Book)のマルチ手前ボケで市をフォローしてるカットがちょっと格好良かったよ。
話自体は、あんまりヒネリのないストレートな人情モノだった。市の「おっかさんが欲しいと思ったこと、ないかい?」との問いに、佐武、「おいらにぁ、市やんがいるからな」。
『佐武と市 捕物控』
第7話「涙の逆手斬り」
脚本:阿部桂一 演出:りんたろう・真崎守 作画:村野守美・杉野昭夫・沼本清海
近頃、医者ばかりが狙われる殺しが江戸を騒がしていた。佐武を手伝って密偵をしていた市は、町医者の北岡(小林修)に「その目は手術をすれば見えるようになる」と告げられる。御典医の横井抱庵(大塚周夫)の口利きもあり、市は手術を受けられることに。
市やんの目が見えるようになるかも、ってお話。ああ、エエ話や。泣けるよ。
泣けるんだけど、市やんが、自分の目が見えるようになったときのことを夢想するシーンは、ちょっと乙女チックで泣き笑い。市やんも、心の底では仔犬と追っかけっこしたり恋をしたりしたいんだね。
「市やんのバカッ!!」(by佐武)
「そうかも知れねぇな」(by市)
市の佐武やん萌えが、ここに極まれりってーお話でございました。
いちいち、「めくら」ってセリフを無音にしちゃってるのがちょっと興醒め。DVDではどうなってるんだろう?
『アニメージュ』10月号にプロモーションDVDがついてたんで、いくつか紹介。
- 『銀色の髪のアギト』
- キャラデザインがどうかと思ったけど、動いてるの観たら悪くなかった。エフェクト作画も良さそげ。あとは、CG部分がどうかってところかな?
- 『あらしのよるに』
- ギサブローさんの童話アニメ。美術の美しさが目を惹いた。中村獅童さん成宮寛貴さんの声がどうか?
- 『BLOOD+』
- I.G初のTVシリーズ。期待度注目度はナンバーワンだけど、内容に関しては未知数。
- 『IGPX』
- こっちもI.G。プレビュー観た感じだと、結構王道っぽい感じ。昔、少年マンガとかでよくあった感じのノリ。燃えそう。
- 『Ergo Proxy』
- 村瀬修功×マングローブ。ビジュアルの格好良さはさすがって感じ。
- 『地獄少女』
- 収録のプレビューは具体的な映像がなくて、さっぱりワカラン。紙媒体に乗ってたビジュアルは、ちょっと良さそげ。
- 『SoltyRei』
- コンセプトデザイン原案に、園田健一、村田蓮爾。全体的に手堅そうな作りね。
- 『ノエイン もうひとりの君へ』
- 雑誌に載ったときから、四角い目のキャラが気になってた。キャラデザインは、『lain』『アルジュナ』の岸田隆宏さん。作画のぶっ飛び度では、今回の中では一番だったよ。意外と期待できそう。
- 『はっぴぃセブン 〜ざ・テレビまんが〜』
- あ、あざとい!(笑)
- 『Paradise kiss』
- 矢沢あい原作、小林治監督、結城信輝キャラ、マッドハウス制作。鉄板でしょ。観たいけど、田舎なんで観られない!(たぶん) くやしい!
- 『びんちょうタン』
- ホントにアニメになるのか……。ラストは当然、真っ白な灰になるんだよね?(笑)
- 『舞-乙HiME』
- もうお前のやり口はわかってる! でも観ます。
『BLEACH』
第49話「ルキアの悪夢」
脚本:大久保昌弘 絵コンテ:斉藤哲人 演出:藤本穂高 作画監督:ふかざわなまぶ
死刑を明日に控えたルキアの頭に昔の記憶が甦ってくる。ルキアが入隊した十三番隊隊長の志波海燕(しば・かいえん、声:関俊彦)は、気さくで優しく頼りがいのある、ルキアにとって兄よりも兄らしい存在だった。
志波海燕が、一護に瓜二つってのは、やっぱりなにか関係があるってことなのかしら。先にもう一話くらい使ってルキアと海燕たちとの話を描いてたら、ラストのルキアのトラウマも、もっと効果に伝わったかも。都(島本須美)の、お母さんッぷりが素晴らしかった。
ホロウの、大塚芳忠さんといい、今回はキャスティングの良さが効果的にでてました。
『焼きたて!! ジャぱん』
第45話「裸・裸・裸!! 華麗なるパン勝負!」
脚本:大和田暁 絵コンテ:まついひとゆき 演出:小倉宏文 作画監督:しんごーやすし
第1回戦の諏訪原の対戦相手は、無名無冠の若い娘(釘宮理恵)。と思いきや、実はこのモニカはパティシエの元世界チャンピオンだった。意外にも手応えのある対戦相手に、諏訪原の闘争心に火が灯る。
とりあえず第1回戦開始。
釘宮娘の水着姿でツカミOK! 半裸でパン作るふたりのビジュアルが、なんだか異様な雰囲気。なんか、食欲なくすなぁ(笑)。
モニカのママが、玉川紗己子さんだった。ところで、釘宮理恵のキャラは、自分のこと名前で呼ぶキャラが多い気がする。気のせい?
とりあえず、つづく。
ルキアを救出に来た一護は懺罪宮の前で白哉と対峙する
一護「おうルキア、助けに来たぜ! 何だよその情けないツラは」
ルキア「バカ者、なぜ来た!? 来るなといったのに……」
白哉「人間、悪ふざけはそこまでだ。死んでもらうぞ」
一護「ふん、やれるもんならやってみな。だがその前にてめえにひとつ言っておきたいことがある」
白哉「何だ?」
一護「ルキアをこんな格好で牢に押し込めやがって、何考えてんだてめえ!」
ルキア「一護、もういい、やめろ」
一護「着物なんか着せやがって、どうせ着せるんだったら何で制服にしなかったんだバカヤロー」
ルキア「言いたいのはそっちのほうか! この愚か者」
一護「イテ! なんだよいいじゃねえか。そっちのほうが萌えるんだよ」
夜一「制服がいいとは、おぬしも青いのお一護。本当の女子の魅力というものはの……」
一護「いちいち脱ぐなーっ!」
『ウルトラマンマックス』
第11話「バラージの預言」
脚本:尾崎将也 監督・特技監督:金子修介
突然街に磁力怪獣アントラーが出現した。アントラーの発する強力な磁場のため街のシステムは大混乱、DASHの攻撃さえままならない。アントラーの弱点、青い石とは何か?
さすがは『ガメラ』の金子監督だけあって、冒頭のアントラーが街を襲うシーンは良くできています。アリジゴクの怪獣なので、建物が陥没するシーンや地中から噴出した土砂が車を押し流すシーン、住民が避難するシーンなど、“怪獣映画に無くてはならないポイント”をきちんと押さえていて、思わずうならされました。
ファンサービスなのか、かってバラージを研究していた学者の娘、由里の役で藤谷文子(『ガメラ 大怪獣空中決戦』)も出てました。冒頭で子供がおもちゃで「ゴジラ対ガメラだーっ」って遊んでたシーンもちょっと笑いました(アンドロイドの隊員エリー(満島ひかり)が、磁場の影響で台詞が途切れ途切れになるのもいいね)。
ただ、特撮は頑張っていたものの、脚本の方は、初代ウルトラマンの「バラージの青い石」と比べると少し弱く感じました。アントラーが自然を破壊する文明を襲う怪獣であることや、4,000年前のノアの神との関係など、由里が全部説明してしまうのはまあいいとしても、肝心の青い石をあっさり出してしまったり、それをすぐさまDASHの新兵器と合体させて使用するところなどはちょっと安直です。
「青い石」のときは、科学特捜隊が中近東の幻の街バラージに行きアントラーに襲われるわけですが、そこにウルトラマンそっくりの像があり「ウルトラマンの祖先は5,000年前に地球に来ていたのか」という台詞を聞いたとき、子供心にヘエエと思ったもんです。せっかくアントラーという魅力的な怪獣を出したのだから、もう少しストーリーに工夫が欲しかったところです。
WEBアニメスタイル、スタジオジブリの短編フィルムを多数収録 DVD「ショートショート」が11月に発売。
コレは、いろいろ入ってて楽しみね。『ポータブル空港』は、劇場でいっぺん観た。
『イリヤの空、UFOの夏』
第6話(最終話)「イリヤの空、UFOの夏」
脚本:横手美智子 絵コンテ・演出:伊藤尚住 作画監督:志田ただし
お祖母ちゃんの家にたどり着いた浅羽と伊里野。しかし、居間でふたりを待っていたのは、やつれ果てた榎本(井上和彦)だった。
最終話です。
ラストまでの話のつなげ方とかドラマの見せ方は、混乱がなくてとっても親切に作ってあって感心感心。ちゃんと判りやすいよ。っていっても、ディテールはかなり忘れてるんで、アレなんだけど。
演出も、淡々と描いてるところが良かったよ。ラストの、園原の日常風景の美術も気合い入ってたよ。
今さら言うのも何だけど、後半のこういう苦い青春っぽい話になっていくと、どうしてもいかにもアニメっぽいキャラデザインとドラマとの乖離が気になって来ちゃうのも確か。実は、原作小説読んでるときも、イラストは意識的に頭から排除しながら読んでたんだよね。
いや〜、萌え絵だとシリアスドラマに入っていけないってのは、ぼくもまだまだ修行が足りないね〜(笑)。
評価の高い原作のアニメ化って割りには、あんまり話題になってなかった気がするんだけど、どうでしょ?
それはそれとして、アニメ版を観終わってみると、意外にも原作の青春モノならではの敗北感とか喪失感とか、そういった苦い部分を忠実に描こうとしてたのが意外だった。この辺はきちんと評価しておいてもいいと思うよ。
でも、前半部分の夏休みの楽しさの描写が、ちょっと寒かったのがいただけない。前半だけ観たら、なんかフツーの良くある学園ものなんだよね。後半とのギャップをねらってってのもあるんだろうけど、面白くないって意味での“フツー”はイカンでしょ。
まあ、原作に思い入れがあるとこの辺の評価はどうしても厳しくなっちゃうんで、その辺割り引いて読んでもらってもいいんだけど。
作画・演出ともに普通の出来だったのも、OVAクオリティを求めてた人にとっては肩すかしだったかも。そういう意味では、アニメで観る意義ってのをあんまり積極的に見いだせなかったのも事実。声優のキャストからなにから、読者の想像の域を超えるところがなかった。
というわけで、原作とアニメ化との関係の難しさを改めて感じる一本でした。
『かみちゅ!』
第6話「小さな決心」
脚本:倉田英之 絵コンテ:こでらかつゆき 演出:高島大輔 作画監督:大河原晴男
祀が企画した“ラブラブ占い相談室”が好評を博す。その相談者の中に、あろうことか二宮のことが好きだという一年生(広橋涼)がいた! ゆりえは、突然の恋のライバル出現に、珍しく対抗心を燃やす。
レイアウト作監に、千葉崇洋さん藪野浩二さん。
今回は、ゆりえ様よりも広橋涼ちゃんのゲストキャラ(能登きよみ)がカワイかった。もちろん、柄にもなく対抗しちゃうゆりえもカワイイ。「いっしょに書道部に入ってあげる」って言うときの、“悪い女の顔”がまた似合ってなくてイイんだ。
一応、恋の話になるんだけど、変人の二宮くんに惚れちゃうようなマヌケふたりなんで、いつもにましてマヌケさに磨きがかかってた。校庭走るシーンなんかサイコー。「バカにつける〜」「薬はな〜い」。なんか、庭で仔犬が自分のシッポ追いかけて目を回すのを見て「バカだな〜」って目を細めるみたいな、そんなほのぼのした可愛さが『かみちゅ!』のいいところ。
この回なんて観ると、やっぱり舛成さん倉田さんは、“神様”じゃなく“中学生”の方を描きたいんだなぁってわかるよね。とはいえ、神様を恋のライバルにしてしまう運命に巡り会ったきよみちゃんは、荒ぶる神々の気まぐれに翻弄されるしかない人間の卑小さや人生の不条理さを学んだことでしょう(笑)。
あ〜、夜蒸し暑いのはしんどいなぁ。
『創聖のアクエリオン』
第23話「翼、儚く」
脚本:大野木寛 絵コンテ:ところともかず・殿勝秀樹 演出:ところともかず 作画監督:山崎秀樹
ディーバは、人間に堕天翅の羽根を移植し、強攻型アクエリオンを操らせていた。しかし、不動司令は強攻型アクエリオンが何体いても勝てないと言い切る。
ところともかずさんコンテ回。
はじめてアクエリオンが3体合体であることの意義が、(なんとなく)語られたような気がする。シルヴィアもはじめて兄離れしたし。クライマックス間近らしい盛り上がり。
ちょっと恥ずかしくなるような“夢”なんてテーマを真っ正面からやっちゃうのは、いかにも『アクエリオン』らしくて良いんじゃない? カタルシスあるラストだったし。
作画が良かったんで、ドラマから醒めることなく没入できたのもナイス。CGのアクションシーンもキチンと格好良かったしね。
『交響詩篇エウレカセブン』
第21話「ランナウェイ」
脚本:大野木寛 絵コンテ:寺東克己 演出:森高登 作画監督:佐々木敦子・石田可奈 メカ作画監督:ねこまたや
ヴォダラクの高僧の儀式によりエウレカの魂は戻ってくる。一方レントンは、自分が荷担してきた“戦い”が、人を殺す戦争と同義だったことに気付き、激しい自己嫌悪に陥る。
エウレカさんの眉毛が……。『スタートレック』に出てくる異星人みたいな外観になっちゃった。
う〜ん、やっぱりこっちの鬱々路線が、本当にやりたかった路線みたいだね。でも、やっぱり、レントンが“戦い”の本当の意味に直面ってのは、もうちょっと早い目にやるべきでしょ。今さら「戦争なんですよ!?」って言われてもなぁ。ゲッコーステイトの“戦い”の目的も良く判んないし。
暗いなら暗いでいいんだけど、もちっと話の進む方向性をハッキリさせて欲しいよ。タルホさんがイライラするのもさもありなん。ま、デューイ大佐殿もようやく出張って来て、新キャラふたり(小杉十郎太&久川綾)も出てきたし、今後のストーリー進展を見守りしましょう。
作画は、小杉十郎太が輸送機を落とすシーンが良かった。
『ふたりはプリキュア Max Heart』
第29話「ウソマジホント? ポルンの子守り大作戦!」
脚本:清水東 絵コンテ・演出:川田武範 作画監督:東美帆
ポルンは、甘えん坊のルルンの相手で精も根も疲れ果てる。が、ルルンはまだまだポルンにかまって欲しそう。
んで、この話、いったい何が言いたかったんだ? 販促用のキャラは出し過ぎると収拾がつかなくなるから、ほどほどにしましょうってこと?(笑) 兄妹愛のようなポルンとルルンの仲ってのをやりたかったんだろうけど、人間の兄妹をだしたことでかえってドラマの焦点が分散しちゃったね。
今回は、いつにも増してひかりがウラガノスに追いつめられて困ってたんで、個人的にはひとまずOK(なにが?)
『おねがいマイメロディ』
第24話「ナイスバディになれたらイイナ!」
脚本:山田隆司 絵コンテ・演出:江島泰男 作画監督:本田辰雄
今日は授業参観日。歌のクラスメイトの優香(伊藤茉莉也)は、ナイスバディでクラスを騒がせるお母さんに比べて、ちんちくりんな自分の体にコンプレックスを抱く。
実に『マイメロ』らしい、ぶっ飛んだお話。スバラシイ! 優香のペチャパイと歌の普通サイズの胸を交換して、んでそれをボインの先生と交換して、あ〜もうワカラン!
背がちっちゃくてくせっ毛でって、別にカワイイじゃん。イケますよ(なにが?)。
お蝶夫人クロミとかパパのオヤジギャグとかの細かいネタも笑ったし、作画も元気があって良かったよ。
WEBアニメスタイル、アニメスタイル読者なら必見! 『劇場版×××HOLiC 真夏ノ夜ノ夢』公開終了まであとわずか、『劇場版×××HOLiC 真夏ノ夜ノ夢』水島努監督インタビュー (1)「なぜ僕が呼ばれたのか」を考えました。
いや〜、『劇場版 xxxHOLiC』面白かったですよ(当サイトレビュー)。話も面白かったし、作画も美術も見どころあったし。あんまり話題になってないかな、どうかな? ちなみに、ぼくが行ったときには、客はぼく入れて2人(どっちも男)でした(笑)。
『絶対少年』
第16話「目に見えない巨大な何か」
脚本:伊藤和典 絵コンテ:望月智充 演出:篠崎康行 作画監督:牛島勇二
歩は横浜から田菜の美紀に電話をする。美紀が言うには、須河原は横浜でマテリアルフェアリーを追っているらしい。直後、歩は自宅の車庫でやつれ果てたオカカ婆とふたつの光を見つける。
今回はスゴいね。全編、ず〜っとセリフばっかり。しかも、全部携帯越しの会話なのよ。これぞ『絶対少年』って感じの回。たっぷり聞かせる会話がウレシイなぁ。
望月監督コンテ回。美紀は声だけのシーンでも肌を露出させてるのね(「今、バスタオル一枚」by美紀)。あと、須河原の部屋に干してあるブラとパンツに気をとられて、話の内容が……(笑)。
それよりなにより、ビックリしたのは、須河原の部屋着! 美紀の腹巻きに次ぐヒット。あの格好で、下の食堂で平気でカキフライ定食食ってるのがさらにビックリした。リラックスしすぎ! やっぱり、根は田舎ものなのか。
それはそれとして、あの光には暖色系と寒色系があったのね。違いにはさして気をつけてなかった。確かめてみたら、ブンちゃんは青でどっしるしっしんはオレンジ。やっぱり、前に言ったみたいに都会対田舎の対立構図みたいなのが鍵になってたりするのかしら。さてさて、エエ感じに先のワカラン話になってきたね。楽しみ楽しみ。
ラクス・クラインがテレビでメッセージを語っているとき、突然画面に違う画像が現れた。
市民「おおっ! ラクス様がもう一人!」
グラディス「こ、これは一体?」
アーサー「なぜオーブのカガリ代表と一緒に? どちらが本物なんだ」
レイ「だまされるな! われわれは議長を信じていればいいんだ」
ルナマリア「どういうこと? ねっ、キラはどう思うの?」
キラ「やっぱり胸の大きいほうが……、あっいや、わかんないよ、オレだって!」
アスラン「キラ、君はやっぱりわかっていない。胸はほどほどの大きさがいいんだ」
キラ「うるさいんだよ、アンタはーっ!」
デュンランダル「やめるんだキラ、君はミーア(ニセモノ)のほうがどうも好みのようだが」
キラ「何で議長までチェックしてるんだーっ!」
『海底軍艦』
1968年 94分 シネマスコープ 原作:押川春浪 製作:田中友幸 監督:本多猪四郎 脚本:関沢新一 特技監督:円谷英二 音楽:伊福部昭
突如、世界中でおきる怪現象。1万2千年前、太平洋に沈んだ幻の王国、ムウ帝国がついに復活、世界中に向けて宣戦布告したのだ。さらに「神宮司大佐の海底軍艦、轟天号の建造を今すぐ中止させよ」というメッセージ。海底軍艦とは一体何か?
またまた古い特撮映画を見てきちゃいました。ご容赦ください。
今になって見直してみると、いろいろと昔気がつかなかった点が見えてきました。まずは神宮司大佐(田崎潤)率いる“轟天建武隊”の危なさ。戦争が終わってからも18年間も万能戦艦を作り続けていたわけですが、大体ムウ帝国が現れてくれたから良かったようなものの、そうでなければこの人たち轟天号を発進させて世界中に再び「復活した日本海軍の武力」を見せつけるつもりだったんですから、下手すりゃ自分らがムウ帝国みたいになっていたわけです。くわばらくわばら。
考えてみりゃ、この作品の主役は轟天号じゃなくムウ帝国のほうで、滅び行く帝国の悲劇を描いた映画だったんですねえ。今見てもやはりムウの女王様(小林哲子)は最高です。勝気で傲慢でプライドが高く妖艶。作品は古びても女王の魅力は永遠ですな。この人の存在が光っているからこそムウ帝国は存在感があり、滅びるときもその悲劇性が際立つのです。
丸の内ビル街が陥没していくシーンの特撮は今見てもすごいですし、轟天号が試運転で湖面から浮上していく場面は、特撮と音楽の相乗効果で重量感あふれる名シーンになっています。
ああ、それにしても年のせいか、敗れ去るムウ帝国のほうに感情移入しちゃったなー。すごいプライド高い生意気な女王が、戦いに敗れて追い詰められていくのが、かわいそうでかわいそうで……。
しびれるような名セリフが多いのも、この作品の特徴です。
「閣下、轟天建武隊はいまだ降伏せずです!」(by神宮司大佐)
『ぱにぽにだっしゅ!』
第10話「名馬に癖あり」
脚本:高山カツヒコ 絵コンテ:福田道生 演出:江島泰男 作画監督:実原登
夏休みは終わり学校が始まり、クラスでは自由研究の発表が行われていた。そのころ、メディア(松来未祐)とベホイミ(門脇舞)は、屋上で怪しげな箱を見つける。
前回のレビューで言った「ラストの引き」は、一応今回に繋がってたのね。とくに深い意味はなかったけど。
オープニングが、曲・アニメともに更新。今度のメインボーカルは、斎藤千和さん(だよね? 追記:一条さん@野中藍でした)。曲もアニメも、前の雰囲気を受け継いでて、すんなり受け入れられた。カラーになった踊るベッキーのカワイさがバージョンアップ。イイ仕事です。
新しいオープニングにつられたからそう感じたのか、本編も面白く感じてしまった。やってることは変わんないんだけどさ。ストーリーとか別にないんだけど、一応ちゃんと季節イベントとかキッチリ消化してるね。
金閣寺ネタはベタで笑った。
『佐武と市 捕物控』
第5話「女スリを追え」
脚本:鈴木生朗 演出:小島英夫 作画監督:----
佐武はタチの悪い女スリを捕まえるが、その女、実は佐武の幼なじみのお京(坂井すみ江)だった。お京は佐武の情けに触れ心を入れ替えるが、スリの親分はお京がスリ稼業から抜けることを許さない。
スタジオ・ゼロ回。
みどりちゃん含めて、出てくる女の人が男以上にステレオタイプなのが、いかにも時代劇らしい感じ。今回のみどりちゃんは、完全にお京ちゃんの引き立て役だった。ラスト、佐武に「(お京に嫉妬した)私のこと、怒ってる?」なんて聞いたりする。
『佐武市』は、さすがに萌えこそはないものの、たまに着物からのぞく足の描写に強いこだわりが感じられるよ。今回もお京ちゃんの足が艶めかしかったです。
佐武やんの十手アクションが、かなりスゴいことになってた。映像美のセンスで殺陣を見せる虫プロと違って、今回のゼロはアニメ的なケレンが強く出てた。
テニスの全米オープンで、WOWOWのノンスクランブルアニメがお休み。
今、ゆっくりと酒見賢一さんの『陋巷に在り』(新潮文庫)読んでます。
孔子一門のサイキックな活躍を、「一を聞いて十を知る」で有名な弟子の顔回を中心にして描いていく長い小説(全13巻中、いま2巻目)。カバー絵は、『孔子暗黒伝』の諸星大二郎先生。呉智英さんの『現代人の論語』(文藝春秋)と併せて読むと、漢文でならったあの堅苦しい孔子、儒教の印象ががらりと変わるよ。
『極上生徒会』
第22話「極上札決闘」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:川口敬一郎 演出:大関雅幸 作画監督:山川宏治・中田薫 総作画監督:下谷智之
無尽蔵に思える生徒会費は、学園が展開する様々なビジネスから生まれていた。その中でも、極上生徒会トレーディングカードが人気だという。しかし、そのカードに記されている自分の数値設定に、奈々穂や小百合、りのたちが意義を唱える。
んで、カードのごたごただからカードで対決。ま、『極上』ですから。
これまた、どうでもいい感じが『極上』らしくて良いんじゃないかな。え〜、また気のない感想だけど……。
ただ、カードのルールがその場限りの例外が多くて、ゲームとしてどうやねん?とか思ったけど、突っ込むだけなんか虚しいから突っ込むのはやめておこうっと。あと、ゲームのラストが、りのの隠された能力と何か関係あるって展開に繋がるかと思ってたんだけど、そんなのは一切なかったね(だから、虚しいだけだと)。
こういうどうでもいい話の方が罪が無くていいけどね。劇中じゃなく現実のコナミの『極上』メディア戦略は上手く行ってんのかね?
『陰陽大戦記』
第49話「夢の終わり」
脚本:岡崎純子 絵コンテ:菱田正和 演出:藤田陽一 作画監督:佐久間信一
マサオミは、幼少の頃よりお互いをよく知る仲のタイザン(鳥海浩輔)と対決する。そして、リクはライホウ(矢部雅史)の作り出した夢の中で両親に再会を果たす。
今回は、バトル・ドラマともにちゃんとカタルシスのある、いつもの『陰陽大戦記』になってた。
とくにタイザンの最期は、前のミカヅチ様の最期とタメを張るくらい格好良かった。タイザンの式神、オニシバ(天田真人)のミョーに芝居がかった感じが、感動的な場面に意外にもハマってた。リクも、今度こそちゃんと立ち直ったっぽいしね。ああ、良かった。
今度は逆に、ウツホ様のキャラの薄っぺらさが際立って来ちゃったな。単なる恨みってのは、救世主にしちゃ、ずいぶんとケツの穴の小さいことで。
夏の感想率調査、結果発表ですよ。毎度お疲れ様です。
1位は、『まほらば Heartful days』。全体が低調な中で堅実さが光ったか。結構本気で泣いてる人もいっぱいいるみたいで。個人的には、そこまで思い入れはないです。
2位が『エマ』で3位が『LOVELESS』。レビューは書いてないけど、『LOVELESS』面白いよね。笑える。でも、コメント見たら、「笑える」って書いてる人はあんまりいないなぁ。何かと話題になった『ネギま!』は、やっぱり厳しい結果(18作品中12位)。
あと、今回から出来た“追加番組”編も。みなさん、それぞれに懐かしい作品を見て書いてらっしゃいます。『KURAU』を、土壇場で追加したのは私です(笑)。
『甲虫王者ムシキング』
第23話「生命のはじまり」
脚本:上代務 絵コンテ:松園公・山内重保 演出:藤瀬順一 作画監督:松田正彦・松本龍守・松岡秀明・をがわいちろを
“遺跡”はポポたちの頭の中に直接イメージを送り込み、記憶を甦らせる。そして、ポポはこの星の生命のはじまりを知るのだった。
前の回のレビューで、「もしかして、昆虫宇宙飛来説か? いきなりSFなのか?」って書いたけど、ホントにホントだった! SFだよ、ビックリだよ。昆虫がって言うより、地球の生命自体が宇宙由来ってことね。いや〜、しかし『アクエリオン』よりスケールがデカくなってきた。大丈夫か?
絵コンテが共同で山内さんだったけど、回想シーンのビジュアルなんかがまんま山内さん。
どうやら、ソーマが裏切りそうね。ラストのパムの倒れ方は、ヒロインってよりギャグの倒れ方だろう? (勝手に)予想するに最終回は、「もう、ぼくらは地球の住人なんだよ」ってな、『ナディア』みたいなオチになるのかしら。
動きの遅い台風だけど、この辺は思ったよりヒドくないです。風はあるけど、雨はあんまり降ってないなぁ。昨日のが雨はヒドかった。
藤崎慎吾さん『ハイドゥナン』(早川書房)上・下、読了。
音に色を感じる共感覚の持ち主、伊波岳志は、ダイビング中に「助けて」と女の声を聞くようになる。与那国のムヌチ(巫女)の血を引く後間柚(こしま・ゆう)は、「りゅうきゅうをすくえ」という神の声を聞く。政府レベルでも極秘裏に、経済水域の海底資源をしたたかな近隣諸国から守るべく、調査機関が立ち上がっていた。
判りやすくいえば、『絶対少年』とか『かみちゅ!』のハード版って感じ?(自分で言ってて、すごく間違ってる気もするけど) ま、入り口はそんな感じ。
微生物学とか地質学とか、個々のパーツは(たぶん)ちゃんと科学的なんだけど、それらが組上がって出来たISEIC理論ってのは、かなりトンデモ度高し! こういうスケールのデカいウソは好きですよ。“情報雲”っていうネットワークの系の話は、とっても今日日的だなぁ。
派手なサイキックウォーズみたいな描写はないけど、一見地味な深海調査なんかの描写はハードで痺れる。“しんかいFD”とか、メカの描写がタマラン魅力的。お話自体も、ちゃんとスペクタクルあるしね。近未来の描写と、前近代な感じを残してる与那国の描写との対比がスバラシイ。ああ、行きたくなってきた。
『BLEACH』
第48話「日番谷、吼える!」
脚本:中瀬理香 絵コンテ・演出:小柴純弥 作画監督:石川智美
倒れた雛森を見てついに刀を抜いた日番谷冬獅郎(ひつがや・とうしろう、声:朴ろ美[ろは王へんに路])。応えて市丸ギンも斬魄刀を抜く。
松本副隊長が止めに入って、今回は収めちゃいました。な〜んだ。しかし、松本のチチはデカいなぁ。
あとは、一護の修行に余裕がないってのと、ルキアの処刑の時間が27時間後に早まったって話。つなぎの話だけあって説明セリフが多い。抜きのギャグも今回はナシ。
「ギン、アンタ一体どこへ行こうとしてるの?」(by松本)
ギンちゃん、やっぱり最後は派手な階段落ちをしちゃうんだろうか?(それは違うギンちゃんです 追記:っていうか、階段落ちはヤスの方でしたね)
『焼きたて!! ジャぱん』
第44話「音速の脅威!! ゴぱん97号!」
脚本:高橋哲子 絵コンテ:加瀬充子 演出:政木伸一 作画監督:佐久間健
優勝候補フランスを破って決勝に進んだ日本チーム。次の決勝戦の相手は、アメリカチーム。ホコー以外はザコだと高をくくっていたが、黒柳によると、一見目立たないシャドー(青山稔)の作った準決勝のパンは、和馬のパンをもしのぐという。
シャドーは、名の通り霧崎オーナーの完全コピーなのね。判りやすいネーミング。
今回、F1チャンピオンの談話で幼なじみのいじめっ子が出てくるんだけど、ジャイアン似のそいつの声が、ジャイアン役のたてかべ和也さんにそっくり! 完全コピーだ! こっちのがよっぽど“シャドー”じゃん!ってビックリしてたら、声、たてかべさんご本人でした(笑)。『ジャぱん』って、なんでこういう無意味なところに凝るかね? いや、笑ろたけど。
エンディング曲・アニメが変更。
『かみちゅ!』
第5話「ひとりぼっちは嫌い」
脚本:倉田英之 絵コンテ:島崎奈々子 演出:三瓶聖 作画監督:島田英明
“ザ・お悩み相談リターンズ”の最中、ゆりえは熱をだして倒れてしまう。次の日もゆりえは学校を休む。
「神は死んだわ……」(byクラスメイト@福圓美里)。ニーチェかよ!
ただ学校を休むってだけの話なんだけど、お母さんにタクシーで迎えに来てもらったり、プリンねだったり、ディテールの描写がなんかリアルというか懐かしいというか。
幽体離脱しちゃっても、ただ二宮くんの顔を見に行くだけ。そんだけなんだけど、自分のいない学校のクラスを見に行ったら友達も普段のままでちょっと寂しいとか、そういう細かい描写が実にイイ! 小学生の頃ってそんなこと感じてたよなぁ、っていうさ、甘酸っぱい感じがするわけよ。こういう細部にこそ神は宿るのだよ。
作画は、Aパートはキャラも芝居も普通かな。チームしあわせの、腰の振り方が甘い! けっ飛ばされたシカくんがタマにぶつかるところは良かった。布団の中にタマがいるところも、ミョーに可笑しみのあるシーンになってたよ(「元気出してください、ゆりえ様」のカット)。カワイイ。
ところで、章ちゃん(津村まこと)とみこのカップルは、カワイすぎる。あと、祀の「心の友よ」は第1話以降はまったく言わないよね。祀らしく、現金な感じがしてイイなぁ。
谷川希紗は、ある日不思議な物体を拾った。
希紗「あなたの名前はブンちゃんね。ブーンと鳴くからブンちゃん」
ブンちゃん「……」
希紗「ブンちゃんの体から蛍光灯のヒモみたいなものがぶら下がっているけど何かしら?」
ブンちゃん「……」
希紗「ああ何だか無性に引っ張ってみたい! でも引いたら何か大変なことが起きるかも……。う〜ん。ああ、もう我慢できない!」
ついに希紗はヒモを引いてしまった。ピカッ!
希紗「ブ、ブンちゃん?」
ブンちゃん「おう! ワシの名前はブン太じゃ。広島生まれじゃけんよろしゅうな。道に迷うとったけん助かったわー。あ、牛乳はもうええからビール一本もらえんかのー。おう! そういや今日はBSで『広島阪神戦』と『仁義なき戦い』があったんじゃ。くうーこたえられんのお。すまんがテレビつけてもらえんかのー」
希紗「……」
次の日、希紗はブンちゃんを捨てた。
『雪の女王』
第16話「吟遊詩人ラギ」
脚本:十川誠治 絵コンテ:出崎統 演出:濁川敦 作画監督:斉藤浩信
炭鉱の街にやってきたゲルダ(川澄綾子)と吟遊詩人のラギ(仲村トオル)。ラギはこの街で青銅のイノシシの像を探す。ラギは炭鉱のヴィロム(玄田哲章)という親方に激しくののしられるが・・・。
久しぶりに見てみたら面白くなっていたのでビックリ! 何だか始めの頃は魔法使いなんかが出ていて別世界の旅の話みたいだと思っていたら、今回は激しい人間ドラマが展開されていました。昔の戦争で隊長だったラギが自分の息子を見捨てて殺したと思い込んで詰め寄るヴィロム。「何でてめえが一人だけおめおめと生きてやがるんだ!」(玄田哲章の声が迫力)。
まだまだ秘密がありそうなラギですが、今回の話は往年のアニメファンの目から見るといろんな過去の作品を思い出すようなシーンがいっぱいありました。ラギとヴィロムの殴り合いのシーンは、おおっ『あしたのジョー2』! 炭鉱のシーンは、おおっ『家なき子』! ラギがたたずむシーンは『ベルサイユのばら』みたいだし。
ゲルダが可愛いのはいうまでもありませんが、こういう風に旅の途中で出会う人の生活をきちんと描くことによってゲルダの旅にも重みが出てきます。う〜ん、これからはもう少しちゃんと見ることにしましょう。それにしても、あの焼きリンゴは美味そうだったなあ。
『佐武と市 捕物控』
第3話「般若」
脚本:阿部桂一 演出:りんたろう・真崎守 作画:村野守美・杉野昭夫・沼本清海
江戸の夜を血に染める般若の辻斬り。下手人を挙げるため佐武は、馴染みの八巻双心流道場に通う。
虫プロ回。「道場のお嬢さんに会いたいからなんでしょ」ってふくれるみどりちゃん(松島みのり)がカワイイ。
『佐武市』といえばコレ!という、実写の般若の面を動画に張り込んだカットが有名なのがこの「般若」の回。ああ! 本当に、実写の面が動いてる。動画に合わせてちゃんと面が振り向くのね。アナログな面白さ。あと、冒頭の将棋のシーンも、盤面と手のカットが実写だ。
お話の方も良かった。人間の残酷さを説く市やんのシニシズムが、後半のやるせない展開を予告しててナイス。それに対する佐武の若さってのも。
定型といえば定型なんだけど、かなりアダルトな感じの話になってたよ。ラストも、ハッピーエンドって感じじゃないのがまたイイ。話もちゃんと判りやすいし。
『佐武と市 捕物控』
第4話「大江戸暮色」
脚本:鈴木生朗 演出:黒川文男 作画:----
大名火消しの加賀鳶と町火消しのは組とが、消し口を巡って火事場で諍いを起こす。その場はなんとか収まりをつけたが、加賀鳶の源次(立壁和也)が殺され、は組の小吉(峰恵研)が下手人として捕らえられる事態に。
「辰巳芸者の心意気、情け深川小いなの涙、市の心がふと揺れる」(byナレーション@小林昭二)
小林昭二さんの七五調のナレーションが、耳に気持ちいい。声に出して読みたいナレーション(笑)。え〜、スタジオ・ゼロ回です。作画のクレジットがないです。
芸者の小いな(来宮良子)にほのかな恋心を寄せる市やんの描写がイイね。市やん、意外と惚れやすい(笑)。惚れると自分を卑下した物言いになるのがカワイイんだよ。「あたしゃ、めくらですから、ヘッヘッヘ」みたいな。
芸者の小いなを巡る横恋慕から、加賀屋敷の公金横領にまで繋がる話の流が、まったく不自然じゃなくきっちりまとまってた。ラストの、ほのかな恋心が破れる市やん、萌え〜。
『創聖のアクエリオン』
第22話「見えない翼」
脚本:大野木寛 絵コンテ・演出:殿勝秀樹 作画監督:入江篤
シリウスの裏切りのせいで、ディーバ内の空気は重い。ソフィア(玉川紗己子)は、ディーバとアリシア王家との関わりについて、不動司令に問いただす。
「ついてきなさい、真実を知る覚悟があるのなら」(by不動司令)
やっと1万2千年前の話と今のディーバの話が繋がったね。アリシア家の罪深い因縁は判ったけど、アポロは? もう一つ二つドンデンがありそうな予感。
今回アポロが、麗花を励ましたりシルヴィアを引き留めたり、主人公らしい役割をキチンとこなしてたのが印象的。あと、めそめそする子林沙苗さんの演技は、いつ聞いてもグッと来るなぁ(笑)。
バトルの方も、新型が来てきたりして、いよいよ佳境って感じ。最初の数話で退場したグレンが、今になってストーリーに絡んでくるとは。
「見るがよい。人が天翅に何をしたか、自分たちの仲間に何をしたか……」(byシリウス)
『交響詩篇エウレカセブン』
第20話「サブスタンスアビューズ」
脚本:大河内一楼 絵コンテ:宮地昌幸 演出:金子伸吾 作画監督:小平佳幸 メカ作画監督:大塚健
ホランドは、エウレカを船内の医務室に留め置いたまま、ヴォダラク高僧の軍刑務所からの奪還作戦を請け負う。レントンは、そんなホランドを激しく非難する。
ここ数話のうっぷんを晴らすかのような激しい展開。いや、ドラマ内のうっぷんは溜まっていく一方な感じなんだけど、今回ほど底が抜けちゃうといっそ気持ちいいね。ホランドも、レントンを殴る蹴る。ひでーオッサンだ。始まったころも書いたけど、ホランドは全然大人じゃないのよね。でも、エウレカを思う気持ちだけは、人一倍強いみたい(それはそれで、気持ち悪いんだけど)。
んで今回、ニルヴァーシュで人を殺してしまったってのを、レントンがやっと自覚してくれた。やっぱ、こうじゃなくっちゃ。っていうか、レントンがホランドを救出に来てハッピーエンドなラストかと思ってたら……、っていうのがいぢわるだね(笑)。
もしかしてLFOってのは、エヴァみたいな生体ロボットなのかしら? 血ィ出てるし。
リアル思春期ドラマらしい煮詰まったドロドロ感が出てきた。やるなら、今回くらいとことんやって欲しいね。作画も良かったです。
『ふたりはプリキュア』
第28話「ベローネパニック! わんぱく王女のお化け退治」
脚本:川崎良 絵コンテ・演出:小村敏明 作画監督:川村敏江
学校では、“ベローネのルリ子さん”の噂で持ちきり。志穂と莉奈もそのルリ子さんに出くわしたという。
夏も終わりというのに怪談話。川村敏江さん作監回。原画に、山田起生さん、川村さんも。あと、サブタイが……。
というわけで、作画がキャラ、アクション共に良かったです。ホラーの部分はあんまり怖くなかったけど。川村さんのキャラ作画は相変わらずイイなぁ。サーキュラスも、書き込みが細かくて迫力あったよ。
っていうか、今頃新キャラ登場かよ!? 名前はルルン(谷井あすか)。ひかりの負担が倍増するだけじゃないの。次は、ムップルかモップルか?
『おねがいマイメロディ』
第23話「カレと踊れたらイイナ!」
脚本:平野靖士 絵コンテ・演出:大久保政雄 作画監督:松本勝次
今日は柊先輩のお屋敷でパーティ。クロミは、身長差があり過ぎて柊と踊れないことに気づき落ち込む。が、バクがメロディーキーに自分に魔法をかける方法が書いてあるのをを発見する。
人間になったクロミちゃんが、思った以上にカワイかったよ。GOTHなファッションもナイス。
バクの下僕っぷりが泣けるし、柊様と踊れただけで幸せなクロミちゃんの薄幸っぷりがコレまた泣ける(泣)。ラストの屋根の上のシーンは、不覚にも感動。この薄幸コンビはタマランね。演歌だよブルースだよ哀歌だよ。これからも、不幸せでいてね、クロミちゃん(笑)。
なんだか、まだまだ蒸し暑いね。
石田敦子さんの『アニメがお仕事!』(少年画報社)の3巻買ったら、オビ文が「『夕凪の街 桜の国』のこうの史代先生推薦!」だった。ま、広島出身繋がりってことで。カバー裏のイチ乃の「もんもん」も、要チェック!
『シュガシュガルーン』
第9話「緑のハートがくれたもの」
脚本:高橋ナツコ 絵コンテ:岩永彰 演出:松本マサユキ 作画監督:Kim Yoon-Houng
アキラんちの犬、ひろしがいなくなってしまった。ショコラは、アキラのハートを奪うチャンスと、ひろし捜索を手伝うことに。
ナチュラルにハートを集めちゃうバニラに焦って頑張るショコラが、対象に感情移入しすぎて、っていういつものパターン。ショコラって根がイイヤツで不器用なんだね。憎めないキャラ。
でも、全体的に割と平板な感じの印象の回だったなぁ。もちょっと感動できるように盛り上げて欲しかったなぁ。
『絶対少年』
第15話「アーバンフォークロア」
脚本:川崎美羽 絵コンテ・演出:木村隆一 作画監督:渡辺浩二
不動産屋である理絵子の父が、はなばあさんちの2階に、ある下宿人を斡旋したという。その下宿人は自称ジャーナリストで、『妖精たちの夏 〜マテリアルフェアリー〜』という本を書いた人物だという。
美佳姉が「おととしの猫おどり」って言ってたから、横浜編は2年後なのね。
だんだん“光る球”の噂が広まってきた。今度のは写真に写る。“フェアリー”な部分より、“マテリアル”な部分が強くなってきてるとか?
りえぞーと希紗にふられたマッキーは、須河原(松本美和)とタッグを組んで、希紗はりえぞーにも距離を取って、ブンちゃんにどっぷりでますます孤立。りえぞーは、なんの屈託もなく真っ直ぐに育ったんで、隠し事とかされるのが許せないのね。いろいろ複雑な希紗からすれば、その屈託のなさが多少無神経というかうざったく感じるんだろうね。とりあえず、ドラマを動かすための人物配置は終わったって感じ。さあ、どんと来い! 「Trust Yourself!」
須河原の下宿3畳間とかりえぞーの部屋(6畳くらい?)とかのレイアウトが、ちゃんと狭く描けてるのがエライ。アニメでは、たいがい部屋が広すぎる。
前、『佐武と市 捕物控』のビデオレンタルがなくなっちゃったって書いた(7/23)けど、こないだ別のところで全巻見つけました。前置いてあったレンタル店の別の支店に回ってましたよ。
つーわけで、怒濤の『佐武市』全52話レビューをやってみようかと(わたくし、五円之助が)。
まずは、いつもの『ぱにぽに』から。
『ぱにぽにだっしゅ!』
第9話「八歳の翁百歳の童」
脚本:金巻兼一 絵コンテ:YUKIHIRO 演出:石踊宏 作画監督:野田康行
M.I.T.時代の恩師から請われ、南の島に発掘調査に赴くベッキー。途中で、助手のメディア(松来未祐)、そして例によっていつもの1-Cの生徒たちも合流。
まだ新キャラが出るのか。
いつも通り小ネタがてんこ盛りだったんだけど、チラッとベッキーの過去の話が出てきたのが意外に効いてた。なんとなくホンワカとした気持ちになりました。斎藤千和さんの照れる演技がカワイかったし。
その他は普通かな。ラストの引きは、ちゃんと来週に繋がるんだろうな(笑)。
『佐武と市 捕物控』
原作:石ノ森章太郎 監督:林重行 監修:松田定次 脚本:鈴木生朗・迫間建・阿部桂一・大原清秀・辻真先 音楽:山下毅雄 アニメーション制作:虫プロダクション、スタジオ・ゼロ、東映動画
第1話「反逆者」(VHS版に依拠)
脚本:---- 演出:鈴木伸一 作画:----
あん摩の松の市(大宮悌二)は、魚河岸で浪人から子供を救ったことが縁で響京之助(広川太一郎)と知り合う。その頃、江戸ではスリが次々と斬られる事件が起きていた。下っ引きの佐武(富山敬)は、下手人捜しに奔走する。
スタジオ・ゼロ回。テロップに、クレジットが出ない(汗)。
関西ではこの「反逆者」が放送第1話だったそうで(WEBアニメスタイル、『佐武と市 捕物控』の新事実?(後編)より)。
実験的な映像が有名な『佐武市』だけど、今回も釣りの場面で本物の水面に絵を映して、池の写り込みを表現してた。今回の殺陣は、作画がどうと言うより、情緒に徹してた演出をしてたのが良かった。
お話も、ちゃんと時代劇で、市やんのつかの間の友情が破れてしまう悲劇をしっとり描き出してた。この話、明るい佐武やんが何も知らずに手柄を立てて、市やんだけが影の部分というか哀しさを引き受けるってのがポイントね。ふたりの関係が、ちゃんと最初から確立されてる。お見事。
設定から話から、ちゃんと時代劇。スリ役で永井一郎さんがいたり、京之助の手下で小林清志さんがいたり、今見るとすごいキャスト。
罪は憎いが憎まぬ人を 斬るも縛るも人のため
闇を切り裂く男意気 おぼろ月夜の佐武と市
有名なこのナレーションで始まるこの作品。最初に思ってたより、ホントにちゃんと時代劇だった。佐武やんの十手に分銅がついてたりしてるくらいで、マンガチックなところは意外にもほとんどないんだよ。市やんも普通の仕込み杖の居合いだし。
スタンダードに徹したのが良かったのか、今観ても意外なほど古びてない。っていうより、今はこういう劇画タッチの作画って絶滅しちゃって久しいから、逆に新鮮な感じで観られたりするんだよね。
話の内容も、脚本に時代劇やってた脚本家を招いてるおかげか、ちゃんと面白い。しかも、大人が観てもしみじみ味わえる人情話になってたりする。
そんなわけで、軸はキチンとエンターテインメントしてるのが安心。
『佐武と市 捕物控』
第2話「三匹の狂犬」(VHS版に依拠)
脚本:鈴木生朗 演出:りんたろう・真崎守 作画:村野守美・杉野昭夫・沼本清海
嵐の夜、茶屋が三人の島破りに襲われる。盗む犯す殺すと、そのあまりに残虐な手口に、佐武の若い心は大いに傷つく。
虫プロ回。今回は、ちゃんとテロップがあった。作りとしては、こっちが第1話って感じだね。ちゃんと冒頭で、佐武と市のスゴ技がさらりと紹介されたりしてたし。
肝心の内容だけど、なんか今回はスゴかったよ。まず、線の荒さが生々しい作画の迫力がスバラシイ。ゲストキャラの三人組たちもスゴい造形。映像主義的な画面構成も、イイ緊張感を出してたよ。カッコイイ! 残虐シーン(のイメージシーン)も堂に入ってた。
市やんの殺陣のシーンも、静的なロングのカメラワークが効果的に使われてた。間が良いね。
話は、佐武やんの若さ(18だっけ?)と、その純粋さを守るために汚れ役を買って出る市やんっていう、定番のお話。ハードなお話と裏腹に、市やんがコメディリリーフ的役割をしてたのが意外だったよ。
話作画演出と、三拍子揃った迫力の回でした。
WEBアニメスタイル、『かみちゅ!』羽音たらくのキャラクター原案、『かみちゅ!』千葉崇洋のキャラクター設定。
スバラシイ! 見たいものをちゃんと載っけてくれるアニメスタイル! 羽音さんのキャラは“見てカワイイ”キャラで、千葉さんのキャラは“動かしたい”キャラって感じ? いや、ぼくはアニメーターじゃないんで判んないけど。千葉さんの祀の、足の無防備さがイイなぁ。「エッチィ、見ないでください!」のイメージボードも!
相変わらず、『かみちゅ!』はレンタルが入ってこないですよ。TSUTAYAにもゲオにも地元チェーンにも入らない。なんでかね。放送から間もないから、宣伝が追っついてないのか、マニア以外にはまったくノーマークなのか。友達録画してもらってて良かった。
『極上生徒会』
第21話「晴れの日はいつもレイン」
脚本:黒田洋介 絵コンテ:山内東生雄 演出:上田繁 作画監督:清水博幸・谷川政輝 総作画監督:川田剛・下谷智之
朝起きると、極上寮の前に赤ん坊が捨てられていた。なぜか角元れいん(松岡由貴)になつく赤ん坊。ひとまず生徒会メンバーで、母親探しをすることに。
話自体はいつもの浪花節というかベタな感動話だった。でも、他人の幸せにまでどん欲なりのと、その純粋な思いに触発される生徒会メンバーっていう基本パターンだし、まあ無難にまとまってるし、そんなに悪くない出来。
っていうか、松岡由貴の親子話には、条件反射で感動しちゃう回路が脳内に出来てるのかも知れない(笑)。「あいこ〜、お父ちゃんが悪かった〜!!(泣)」「お父ちゃんのアホ〜!(泣)」
ラストに、あいこ……、じゃなくてれいんがお父ちゃんに会わないままなのも、いつもベタな『極上』にしては抑えの効いたラストだった気がする。
ん〜、あと、特殊能力っぽいのが絡んだ話も一応続いてるのね。
『陰陽大戦記』
第48話「宗家の資格」
脚本:加藤陽一 絵コンテ:中村憲由 演出:西山明樹彦 作画監督:榎本勝紀
ヤクモの犠牲により生まれた“天を支える柱”を守るべくタイザンと戦う闘神師たち。そこにユーマも合流するが、ユーマはランゲツを降臨させることが出来ない。
中村憲由さんコンテ回。
なんだけど、今回はセリフばっかり。ユーマの立ち直りも、なんだか薄っぺらな言葉の羅列に過ぎない感じがしちゃう。リクの方もなんだか、口先ばっかりのやり取りに始終してた。
今までちゃんと人物のドラマとバトルとが有機的に融合してたのに、ここに来てなんかフツーの子供だましな薄っぺらさに堕ちちゃったよ。ああ、なんかスゴくもったいない。ウツホ様も、本当に恨みだけが動機なんだったら、ちょっと大ボスとしては薄っぺらいんじゃない? 面白かったシリーズなんで、ラストまでキッチリ締めて欲しい。
リナちゃん(能登麻美子)の意外な活躍は面白かった。「名とはな、呪(しゅ)なのだよ、博雅」(by安倍晴明@『陰陽師』)