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2005年7月16〜17日、パシフィコ横浜にて「第44回日本SF大会HAMACON2」が開催された。
テーマは(ヴェルヌの見た夢)である。開会式で星雲賞発表。詳しい内容は大会のホームページで見てもらうとして、メディア部門を受賞したのはアニメ版の『プラネテス』でした。おおっ! これで原作とアニメの両方が星雲賞もらったことになりますな(原作は2002年コミック部門受賞)。
それにしても、受付の時にタイムテーブルをもらえなかったのには参りました(開会式終了後、順次配ってましたが)。さあ、今年もシール屋さんでシールを作ってスタートだ! クレーターをバックに白地で「父ちゃんはSF3級だったんだ」。いや、別に深い意味はありません。
まずは「SF寄席〜原子怪物ガニラVS蠅男」。上方講談界のニューウェーブ、旭堂南湖が語る紙芝居『原子怪物ガニラ』(酒井七馬作)。純一少年を乗せ北の海を進む蟹獲り船(っていうのかな?)。いきなり前方の氷山に異変が! 「あっ、ガニラだ〜!」。はい、今日はここまで、続きは来年のSF大会でね。って、そ、そんな〜。続きが見たいよ〜。講談でよみがえった海野十三の『蠅男』も珍しい。
「押井守『立喰師列伝』を語る!」。監督の知り合いを総動員したとのことで、牛丼の牛五郎は樋口真嗣氏だとか、『星界の紋章』の森岡浩之氏が牛五郎の手下で鼻輪をつけて出ているとか、テキヤの半分は雑誌の編集長だとか興味深い話が聞けて満足満足。メイキング映像が、秋発売の「アニメージュ」付録DVDに収録されるそうです。
「野田昌宏が語るテレビ裏話」、ゲストはノッポさんこと高見映氏。プロ同士の火花散る対談で、テレビ界の裏話というより、高見氏の凄さをたっぷり聞かせてもらいました。ノッポさんのタップダンスまで見られてびっくり! 「これだと思う相手に会ったら、そいつとトコトン仕事をやれ!」(野田氏)。
2日目は、「門倉純一のAVショー」でスタート。1978年のSFブームの時NHKが作った、超恥ずかしいSFバラエティ『宇宙最前線』を見る。エモモ姫(山口百恵)、バイブレ王子(郷ひろみ)、カスレゴーエ(森進一)。うわあ、こりゃ2度と再放送できないわ。しかし、当時SFブームとかいいながら、世間のSFの認識ってこんなもんだったんだろうなあ。水前寺清子や千昌夫が出てきてSFだって言われても困るよなあ。あなたは地球防衛軍隊長、五木ひろしの姿を想像できるか? 第1回SF大会のレポートを流した『奥様午前10時です』(1962,TBS)ってのもあったなあ(なぜそんな番組に?)。
「クイズ! SFヘキサゴン」は久美沙織先生が堂々の2連覇達成! もう誰も彼女を止めることは出来ない。ホ〜ッホッホッホ。「空想音楽大作戦2005」田中公平氏の熱い音楽が鳴り響く。『エクスカイザー』『ガオガイガー』『トップをねらえ!』……。『キングゲイナー』の時はまさかあんな絵がつくとは思わず家で見たとき呆然としたとか。仕事の予算を取るための奔走した田中氏の名セリフ、「俺はアニメ屯田兵だ!」。
「前田建設ファンタジー営業部」、今回は『銀河鉄道999』の発射台だとか。いくらかかるんだ? 「コミケットの部屋」、「商売っ気がないからコミケやってけるんですよ」とは米澤代表の弁。シール集めの少年は、なんと4冊目に突入! 彼はいったいどこまで行くのか? 「クラシックSFを語る部屋」「矢野徹の狂乱酒場」「萌え萌えガイドライン」「「指輪物語トンデモ本の世界」「「サクラ対戦〜桜坂洋VS桜庭一樹」「携帯電話の自作着メロで伊福部マーチを作ろう」「「大いなる誤訳、遥かなる珍訳」。まだまださまざまな催しが行われたが、時間が重なっているのでほとんど見られなかったのが残念。そんな時はイヤでも半分だけ見て途中で抜け出し、よそへ移動するしかないのである。ああ自分に分身の術が使えたら!って、なんか毎年おんなじこと言ってますね、私。
さあ、来年は宮城県の「ずんこん」、そして再来年は、そう「ワールドコン」が待っているのである!



