暴言・極言・迷言
 
   生体/整体/斉体/精体/せいたい/の歩き方
 
  達 者 で 100 ま で
 
 
 
 
 
    1 痛みを考える
 
 プロローグ    
 皆さんに質問します。
 (骨には神経があるでしょうか)
 さらにもっと直接的にお聞きします。
 (骨は痛みを感じるでしょうか)
 わたしは、現代医学を勉強したことも、深く探求したこともありません。まして、整形外科などに専門的な知識もありません。しいて言
うなら、そこを拒否するところから始めようと考えました。常識に囚われない、常識を鵜呑みにしない、素人の(なぜ)を大切にしてきま
した。そうしなければ、現代医学に置き去りにされた患者さんの、お役にはたてないのではないかと考えたからです。
 もしかしたら、専門的に医学を勉強した人が、骨には神経があるとおっしゃられるかも知れません。骨も痛みを感じるとおっしゃるかも
知れません。ですから、わたしがこれから書こうとしていることは、暴言であり、極言であり、迷言であることをまずおことわりいたしま
す。その上でお付き合いください。
 
 もし骨に神経があり、骨そのものが痛みを感じるのだとすれば、たとえば、骨を折ってしまった時、その骨がつながるまで、堪え難い痛
みが続くはずです。でも、ギブスをして安静にさえしていれば、痛みはそう感じません。痛みを感じるのは患部を動かしてしまった時だけ
のはず。それこそが骨には神経がない、なによりの証拠です。
 痛みに対して、現場の医療は、本当に患者さんを救っているのでしょうか。患者さんは本当に、それで満足なさっているのでしょうか。
勿論、折ってしまった骨を、簡単に、、元通りに、瞬時に、回復、させることなど、誰にも不可能です。不可能を可能にしようというので
は決しありません。わたしはむしろ、痛みというものを目の当たりにした時、違った視点、さらには違ったアプローチが必要なのではない
かと考えました。
 そしてそれは、わたし自身の経験と現場体験に裏打ちされた考えであることも、会わせて申し添え、これからの論を進めます。 
 
  膝痛は太り過ぎのせい?
 
 
 
 膝痛で治療をなさった方は多いでしょう。その時、どんなことを言われたでしょう。
 曰く
 「太り過ぎですから、体重を落としてください。」
 あれ?膝痛になる人は太った人だけ。痩せている人は膝は痛まないの。
 いえいえ、痩せている人でも膝痛の方はたくさんいらっしゃいます。痩せている方には別のことばがちゃんと用意されています。
 曰く
 「半月板が損傷していますね。」
 曰く
 「軟骨がすり減っています。」
 今日では、それだけでは説明できなくなったせいなのか、コラーゲンやヒアルロン酸の不足なども言われるようです。お医者さんがして
くれる説明は、おおかたそのあたりに集約されるのではないでしょうか。
 声には出しませんが、その説明にはこんなことばが暗に含まれます。
 (だから、しかたありませんね。)
 そして、親切、ていねいに
 「一生仲良くつき合っていきましょうね。」
 と、言ってくれます。
 本当なのかな?
 診断。病名の決定。とは、痛みを改善するための前提としてなされなければなりません。ところが、病名の決定が
 (だからしかたありませんね。)
 と、いう使われかたをしているように感じるのは、うがった見方でしょうか。
 患者さんにとってみれば
 「だめ」
 と言うのは、死刑宣告です。どんなことばを駆使し、それこそ、親切、丁寧に説明してくれても、死刑宣告に変わりありません。
 逆に、痛みが自分自身が悪いところを回復させようとしている姿であることを正しくつたえていただけたのなら、そう説明していただけ
るなら、それだけでも救われるのではないでしょうか。さらに、治療の前提としての検査が
(だからしかたありませんね。)
 という使われ方をするのではなく、また、痛み止めという対処療法に陥るのでもなく、なんでも、切った、はったの手術に向かうのでも
なく、検査それ自体が治療の前提としてなされ、真の医療が実現するなら、たくさんの患者さんが救われます。
 
 
 膝だけでみれば、たしかに太った人よりは痩せている人のほうが負担は少なくてすみます。そう考えればいっけん整合性があるように聞
こえます。でも、太った人でも、膝に痛みなどない人もいます。まして、膝痛に苦しむ人は太った人だけではありません。すでに矛盾が生
まれます。
 半月板の損傷、軟骨の磨耗、ヒアルロン酸の不足等が膝痛の原因だとすれば、女性患者よりも、むしろ活動的に動き回る男性患者にこ
そ、膝痛で苦しまれるる方が多くなければなりません。別のところで詳しく書かせていただきますが、男の人よりも、圧倒的に膝痛で苦し
んでいる人が、むしろ女性に多いことと矛盾し、何の説明にもなっていません。
 膝の痛い人が、例えば80歳だとします。そして、膝以外には何の問題もなく、頑張ってこれた方だとします。そういう方にでも、委細
かまわず
 (体重を落としてください)
 のごせんたくが出されます。膝だけに特化すれば負担が少ないほうがいいに決まっています。でも、その80歳の方が現在まで、膝以外
何の問題もなく生活してこれたのだとすれば、その方にとって、それがベスト体重だとはいえないでしょうか。
 ご高齢になっての過度とまでは言わないにしても、無理な減量は本当に必要なのでしょうか。
 わたしは内臓的に健康で問題がないなら、減量は必要ないし、すべきではないと考えます。なぜなら、体重を落とさなくとも、痛みから
の解放は可能だと考えるからです。
 
  半月板損傷
 
 
 膝痛の原因として、半月板の損傷、軟骨の摩耗、などが挙げられます。また、この頃ではヒアルロン酸の不足なども挙げられ、コラーゲ
ンの注入なども行われています。
 しかし、骨に神経がないのであれば、半月板が損傷してようが、軟骨がすり減っていようが、ヒアルロン酸が減少してようが、痛んでい
るのは骨ではないことになります。痛みが骨由来でないとするなら、損傷した半月板を回復することはできなくとも、摩耗した軟骨を修復
できなくても、たとえヒアルロン酸が不足し、骨がゴツゴツ音をたてていてさえ、痛みから解放することは可能なのではないでしょうか。
 結論から先に書きます。痛みは筋肉の硬直からきています。筋の畏縮からきています。そうであれば、筋肉の硬直、筋の畏縮がなくなれ
ばいいことです。
 患者さんご自身の、直そうとする、直ろうとする力を引き出し、後押しして差し上げることが、患者さんから求められる医療の姿です。
 先日、テレビを見ていると、(痛み)を取り上げ(痛み)だけを特化した、専門の病院ができたことを報じていました。でも、そこで行
われる医療の中心は痛み止めなのだそうです。痛み止めが効かない場合は、モルヒネを使うこともあるといいます。さらに、それを、一生
続けることもあるそうです。
 
 患者さんが病院に痛みを抱えて行く時、その、痛みをどうにかしてほしくて通院します。そして、そこでは、当然のように痛み止めが処
方されます。緊急やむを得ない場合、緊急避難的に痛み止めが施行されることまで否定しようとは思いません。しかし、それは緊急避難的
処置であって、痛み止めが継続的、慢性的に使用されることには反対します。
 患者さんは本当に痛みだけをなんとかしてほしくて通院しているのでしょうか。半月板損傷という原因は変わらなくとも、症状そのもの
を改善してほしいがために、通院しているのではないのでしょうか。症状が改善され、その結果として、痛みから解放されたいのではない
のでしょうか。
 痛み止めは、症状の改善には、何の役にも立ちません。
 筋肉の硬直、筋の畏縮を改善するには、時間も、手間も、技術も、それ以上によくなってほしいという思い入れが必要です。何時間待ち
の三分診療という現状では、そこまでの要求はどだい無理なのかもしれません。
 無理は承知であえて書きます。痛み止めは治療ではありません。お医者さんご自身の肉親に痛み止めを打ち続けることはできますか。ご
自分の肉親にできない医術を治療とは言いません。
 
 
  
 
 膝に水が溜まる 
 
 
 「膝に溜まった水は抜かないほうがいい」
 と、言ってくださるお医者さんが、少なからずいらっしゃいます。しかし、残念ですが、多くの医療機関で治療の名目で水抜きが行われ
ています。
 なぜ、水を抜かないほうがいいのか。
 「癖になるから」
 と、言う説明はお聞きになったことがあるかも知れません。でも、なぜ癖になるかまでお聞きになった人はあまりいないのではないでし
ょうか。
 癖になる。なぜ、癖になるのでしょう。癖になるとはどういうことでしょう。
 膝は、歩く時、立ち上がる時等、体を大きく動かす時に、腰とともに重要な役割を果たします。膝はそれだけ酷使されています。動けば
動くだけ、働けば働くだけ、そこには熱が製造されます。熱が出るだけで済めばいいのですが、働きが過重の場合、筋肉そのものに炎症を
起こします。また、膝にわずかでもズレが起きれば、筋肉に付加がかかり、それも炎症につながります。
 膝に出る水はその炎症を冷やすために出る、必要な水なのです。必要な水だから抜かないほうがいいのです。症例は膝に多く出ます。で
も、条件さえ整えば、それは肘でも、手首にでも起こりえます。
 
 必要として出ている水ですから、いくら抜いても、快復力があればあるほど、また、出てきます。だから、抜かないほうがいいのです。
だから、癖になるのです。それを癖とは言いません。患者さん本人が、内部から直そう、直ろう、としている自己治癒力です。水を抜くと
いう行為は、その直ろうとする力を妨害しているだけです。
 そこで行わなければならない治療は、ひざのズレを直すこと。炎症を起こしている筋肉を沈静化ることで、水を抜くことでは決してあり
ません。
 これは、私見です。暴言、極言、迷言のたぐいです。
 正当な医学がどう捉え、どうしようとしているのかは解りません。系統立てた理論が実はあるのかも解りません。医学は学問です。で
も、医学は患者さんのためのものでなければなりません。つまり、医学と医療はイコールのものでなければならないと思います。どんなに
系統立てた理論構築がなされようと、水を抜くという療法は、どこか違っているのではないでしょうか。
 わたしは、決して医療機関を揶揄するためにこの文章を書いているのではありません。毎日、毎日、たくさんの患者さんを抱えて、大変
ご苦労なさっていることも承知です。お一人、お一人に十分な時間を裂くことができないでいるからこそ、わたしなども存在できます。
 しかし、難しいことを言う前に、もっと単純な(なぜ)が必要であり、患者さんのための医療が求められています。
 

 

椎間板ヘルニア

 
 
 骨と骨との間に緩衝剤として、ゼラチン状の物質があります。そのゼラチン状のものが突出した状態がヘルニアです。それが、腰でおき
た時、椎間板ヘルニアと言います。
 痛みはそのゼラチン状の物質がはみだし、神経に触ることで発生すると考えられてきました。
 アメリカのある大学で実験が行われ、特に腰に痛みのない学生500人を対象にレントゲンを撮ると、約半数の251名にゼラチン状の
突出が認められたそうです。つまり、腰痛がなくとも、ゼラチン状の突出は存在したのです。学生ですから、無理な運動などを重ねること
で、ゼラチン状の突出が発生したと考えられますが、突出だけでは痛みを伴うことはありませんでした。
 厳密に言えば、痛みは伴います。ただ、回復力を持つ若い人の場合、一晩ゆっくり睡眠を取ることで回復します。つまり、一番の問題
は、原因はヘルニアであっても、回復力があるかないかだとも言えます。回復力がないから、疲れ、つまり、筋肉の畏縮の上に畏縮を重
ね、結果、痛みが表面化したのではないでしょうか。
 痛み、とは、物言わぬ身体からのコミニヶーションです。何を訴えたいのか。何をどうしてほしいのか。身体からの声なき声に真摯に向
き合うことが大事です。
 
 腰の痛い人をレントゲン撮影をしてみると、突出が認められた。だから、それが神経などに触れることで、痛みを生んでいるのではない
かと考えた。それを、椎間板ヘルニアと呼んだ。その辺が本当のところなのではないでしょうか。
 ゼラチン状の突出を手術で取り除いても、痛みが改善しないばかりか、何の効果もない人が多いことから、今日ではレーザーでの治療な
ども試されています。
 また、遺伝的な影響まで取りざたされ、タンパク質が変異し、軟骨の成長をさまたげることで腰痛がおこると主張する人もいます。
 学生が実験した結果のように、約半数にはゼラチン状の突出が認められました。と、いうことは、約半数にはゼラチン状の突出は認めら
れませんでした。同じように、医院を訪ねる腰痛患者の約半数には、ゼラチン状の突出はありません。さあ、そこでどうするか。
 「腰椎の◯番目とィ番目が潰れています。」
 それまでも椎間板ヘルニアだと言ってくれます。
 ヘルニアとは突出したことを言います。逆に言えば、突出していないものをヘルニアとは言いません。それなのに、見せられても何のこ
とか分からないレントゲン写真を前に、骨と骨との間の間隔が少し狭まっていると称するものについても、推間板ヘルニアだと断定しま
す。
 まだ良心的なお医者さんはそれを推間板ヘルニアとは言いません。その変わりに(◯◯狭窄症)とか(ィィすべり症)とかの病名をつけ
てくれます。でも、それって何。
 現在、一部のお医者さんは、椎間板ヘルニアそのものが存在していないのではないかと主張し始めています。
 椎間板ヘルニアが存在するのかどうかは別としても、ヘルニアと呼べない症例にまで、平気でヘルニアと言ってしまえることに憤りを覚
えます。でも、患者さんにとっては、それすらどうでもいいことです。患者さんは病名をつけてもらいに医院を訪ねているのではありませ
ん。実は病名などはどうでもいいのです。だから、ダメなんだと言う言い訳とは違う、納得のいく説明と、症状を好転させてほしいがため
にこそ、仕事を休んででも、足を運んでいます。 
 
 
 
 
座骨神経痛  
 
 実は、この項を書くことを少し躊躇しました。
 わたしは、長い間、座骨神経は腰から膝の後ろまでの神経で、それでも、体の中で、一番太くて、長い神経だと思い込んでいました。
座骨神経が腰から足先まである神経だと知ったのは、つい最近のことです。
 そんなわたしの無知は無知として晒すことで、見えてくる真実があるのでないかと考え、恥を晒した上で書き進めます。
 一番の原因はそこにあったのだと思いますが、お医者さんに座骨神経痛と診断された方の約60%は、わたしにとって座骨神経痛とは認
められませんでした。ここ最近を例にすると、座骨神経痛と診断され、手術を勧められている方、18名が、連続で座骨神経痛とは思えま
せんんでした。
 座骨神経痛かどうかなど、触ってみれば判ること、触れることもしないで診断するから、そんな間違いを犯してしまう。と、内心なじっ
てさえいました。座骨神経痛でない人を座骨神経痛と診断し、あまつさえ手術をしようとすることに憤りを感じてさえいました。その手術
とはいったい何をするのかとも思っていました。自分自身の不明を恥じるばかりです。
 わたしの無知を正当化しようとしたり、強弁するつもりはありません。
 でも、そのことを知ってさえ、わたしにとって、座骨神経痛とは、そのほとんどが、腰と膝との間でおきているような気がしてなりませ
ん。いまになって考えても、それ意外の箇所でおきた、それはふくらはぎでしたが、座骨神経痛と容認してもいいのではないかと思える症
例は二例だけです。
 さらに、もっと本音を書けば、手術も、いい解決策とは思っていません。
 
 座骨神経痛は連続して長時間寒い場所にいる人、重労働を続けた人に多く見られる症例です。また、なぜなのかは知りませんが、医学的
には正式な病名ではないのだそうです。
 フィリピンから嫁いて、日本に永住している方で、座骨神経痛で来院なさった方に、フィリピン語で座骨神経痛は何と言うか尋ねまし
た。
 あっさり
 「ない」
 と、言われてしまいました。現実にないのかどうかは知りません。でも、あったとしても、症例は非常に少ないはずです。
 
 寒い外で作業をすることもない。そんなに重労働をすることもない女性にも座骨神経痛があるのはなぜでしょう。
 ここで、突然ですが、家相のお話です。部分を取り上げて全体を論じることはできません。真剣に家相を研究なさっている人には、あら
かじめお詫びをしておきます。
 わたしは、家相とは常識の範疇だと捉えています。わざわざ北向きに家を建てる人はいません。また、水廻りを南向きにする人もいませ
ん。キッチンなども西向き、もしくは北向きではないでしょうか。そのキッチンの位置関係が、女性の座骨神経痛患者の原因のひとつだと
考えています。つまり、女性が多く時間を費やすキッチンという場所は、日の差さない、暗い場所なのです。そうしないと、食品の保存に
は適さない場所になってしまいます。だから、もともと、家のなかでも比較的寒い場所なのです。
 家相まで持ち出すこともないのですが、キッチンは火を使うので一見暖かそうです。ところが、その実、足下から体全体を冷やしてしま
います。一日三回、特に冬期間の朝などは底冷えのする寒さです。ストーブなどを焚いて、たとえそれが、汗が吹き出すほど熱くしていて
も、熱い空気は上にだけに溜まり、足下は冷えたままです。体の表面は温かくとも、足下からの冷えが、体の内部を冷やしてしまいます。
それを毎日続けていれば、座骨神経痛になる女性の方がいらっしゃることも、納得いただけるのではないでしょうか。
 
 横道ついでに、もっと横道に逸れてしまいますが、家を新築なさろうとしている人に、必ずアドバイスすることばがあります。
 「ひと部屋少なくなってもいいから、全館床暖房にしたほうがいいですよ。特に、キッチン。バス。トイレ。ここを落としてはいけませ
ん。若いうちは何とも感じませんが、年令を重ねるにつれて、そのよさが実感できます。特にお年寄りにとっては、それがなによりの健康
法です。」
 建築会社のまわし者では決してないのですが、床暖房をお薦めするのは、特に女性の方の健康には、体を温めることが一番だと考えるか
らです。また、その為には、足下から温めることが、効果的です。このことについては、別の項でも触れたいと思います。
 さらに、床暖房の利点は、温めても、室内の湿度を変えないことです。冬期間の乾燥は、お肌にだけでなく、健康にも大敵です。
 では、それを望めない場合はどうするか。
 キッチンにホットカーペット等を敷いて足下を暖かく保つ。座る場所でもホットカーペットに乗り、お尻から暖をとる。自分でできる改
善法としても、予防法としても効果的だと思います。
 
 60%の人が座骨神経痛とは認められなかった。と、書きました。その人達のためのエクササイズです。
 詳しくは、これも後にゆずりますが、かかとに座骨神経痛のつぼがあります。座骨神経痛と診断、または判断された方の多くは、そのか
かとにしこりがありました。
 座骨神経痛だからつぼがしこっていたのではなく、つぼがしこっていたから、太ももの後ろに張りが出ていたのです。それを座骨神経痛
と見過ってしまっていました。
 正確な場所はなかなか分からないでしょうが、つぼ押しの棒で、かかとを直角に押していってみてください。痛い場所が座骨神経痛のつ
ぼです。特にお風呂上がりがいいのですが、時間帯はこだわらなくともいいと思います。ただ、これから書く、自分でするエクササイズの
いずれの場合も、明記はしませんが、ゆっくりお風呂に入り、上がった後、しばらくして、落ち着いてからが一番効果的です。
 かかとの痛い箇所を中心に、やみくもで結構ですので、押してみてください。その場所の痛みが感じなくなるのと同じように、いつの間
にか、太ももの張りも忘れているはずです。
 また、つぼ押しの棒は100円ショップで売られています。
 
 さらにさらに余談ですが、かかとの座骨神経痛のつぼの外側、かかとの外周部は、痔のつぼになります。座骨神経痛のつぼがしこりを出
すことで、そばにある痔のつぼにも影響を及ぼしているのではないかと疑っています。
 わたしは研修生がいる時意外はひとりで施術しています。そのために痔の直接的な施術だけはお断りしています。症例が少なくなんとも
言えないのですが、かかととの因果関係を少なからず疑っています。
 座骨神経痛があり、痔がある人はとにかくかかとの後ろ、もしくは痛いところを中心に、しばらくつぼ押しを続けてみてください。
 
  
 
腰痛  
 物事には、すべからく、原因があって、結果があります。
 冒頭の膝痛を例にすれば、半月板損傷が原因になります。痛みが結果です。損傷してしまったものは、とかげの尻尾のように、修復する
ことはありません。原因を変えることができない時、では、どうするのか。
 原因と結果の間に起因があります。起因とは、原因と結果を繋ぐ掛け橋です。起因が結果と同じ箇所で起ることもあります。でも、その
多くは、原因とも、結果とも、違った場所で発生しています。原因そのものはどうにもできなくとも、その、起因を動かすことで、痛みか
ら解放することが可能なのではないだろうかと考えました。それは、原因療法とは言えません。でも、原因に、より近い療法ではありま
す。
 いずれの療法であっても、まず、原因療法でなければなりません。そして、その原因が動かしがたい時、せめて、起因療法であるべきで
す。
 現在、多くの医療機関で行われている療法とは、ですから、結果療法と言わざろうえません。痛みと言う結果だけをを問題にしたがゆえ
に、痛み止め、と、言う療法にたどり着いたのです。痛み止めをすることで痛みがマヒし、血液の循環がいくらか良くなり、快方に向かう
こともありえることまで否定はしません。ただしそれは、適切な箇所に適切な処置をした場合に限ります。適切な場所とは、原因、起因と
なった箇所で、痛みの出ている場所ではありません。痛みが出ている、結果としての場所に、痛み止めをしても、痛みすら押さえることは
できません。
 膝痛を含め、ほとんどの場合、筋肉の硬直、筋の畏縮が起因にあたります。
 
 腰痛の原因は色々です。
 体全体がバランスを崩して起きる場合。脊椎による歪み。下顎のズレ。頚椎の歪み。アキレス腱及びかかとの異常。内臓の不具合。コン
タクトレンズ。骨盤内うっ血。仙腸関節のつまり。尿路結石。揚げていけばきりがありません。そして、それがいくつか複合していること
がほとんどです。そのひとつひとつを、丹念に探り当て、原因に対する療法が求められます。
 長ったらしい説明になってしまいましたが、その原因は無限大でも、起因の多くは、腰痛の場合、お尻、太ももに表れます。
 痛みは腰にありますが、起因はお尻、太ももにあります。ご家庭でお子さんなどに、腰を踏んでもらっても、そんなに効果はないと思い
ます。こんどから踏んでもらう時は、とにかく、やみくもでも結構ですので、お尻と太ももを踏んでもらってみてください。痛んでいる腰
を踏んでもらった時より、必ず、効果がある、かもしれません。いいえ、効果が実感できるはずです。
 
 
五十肩
 
 
 俗に言う、五十肩ですが、わたしはむしろ、五十肘と呼ぶべきではないかと思っています。四十肩とも言いますが、その年代に多いこと
から、そう呼ばれますが、勿論、二十代でも、七十代でも起きます。
 痛みは肩から、上腕部に集中します。上記で言う、結果と起因はほぼ同じ場所で起きていることになります。治療は当然、肩、上腕部が
中心になりますが、原因は肘にあります。
 原因は肘ですが、手首から始まることもあり、その場合、手首は誘因と言えます。
 痛みは原因があり結果がある場合。原因と結果の間に起因がある場合。原因の前に誘因があり。結果がある場合。また、その間に起因が
ある場合などがあり、それぞれが独立して起る場合も、一部が複合して起きる場合もあります。
 五十肩は、手首と言う誘因がある場合もあり、肘という原因があり、肩、上腕部というほぼ同じ場所の起因と痛みと言う結果が表れま
す。
 難しいことはさておき、肘の狂いが原因と考えていただければいいと思います。
 
 五十肩は、その多くは利き腕とは反対側の腕に起きます。利き腕で起きる場合は、より重症です。
 利き腕はいつも使っています。いつも使っている腕ですから使い勝手ができています。また、少々の無理にも対応することができます。
五十肩は、普段しない動作、やりなれない作業をしたような時に起きます。たとえば、両手を使って物を持ち上げるとか、それを運ぶなど
両手でしなければならない作業の後で起きることが多く、普段しない動きが、あまり使うことのない、利き腕でない腕に無理をさせてしま
います。そのことで、肘に負担がかかります。利き腕でない腕は、普段あまり使わないことで、要領ができていないことから、むしろ、力
任せになってしまい、それが狂いとなって表れます。利き腕で起きる場合は、かなりの無理をしてしまった証拠であり、ですから、より
重症なのです。
 
 五十肩の場合、ある日突然、何の痛みもなくなってしまう方が、割と多くいらっしゃいます。治療の成果と考えがちですが、残念ですが
思い違いです。唐突に痛みがなくなってしまったのであって、治療との因果関係は認められません。それがなぜなのかは、悲しいかな浅学
ゆえ判りません。ただ、治癒のポイントはそこにこそ隠されているのではないかと思っています。
 肘の歪みすらなくなってしまっている人もなかにはいますが、若干の狂いが残っている人が大半です。その狂いの残りが、大きければ大
きいほど、再発して、再度、痛みだす確率が高くなります。
 痛みを感じなくなった人の多くは、朝、目覚めた時、気付かれた方が多いようです。つまり、寝すんでいる間の、寝返りなどの自然な動
きが、自然治癒力として、狂いを是正してくれるものなのかも知れません。
 その場合でも、一ヶ月を過ぎて、突然、痛みから解放されるようなことは、あまりないようです。自然に痛みを感じなくなるのは、その
初期の段階に集中するようです。
 
 当初、わたしは、肘の狂いを一発で矯正する方法を取り入れていました。その方法は一瞬ですが、とんでもない痛みを伴います。歯の治
療中、治療器具が神経に触ってしまった経験はないでしょうか。ちょうど、そのような痛みだと、ご理解いただければよろしいのではない
でしょうか。施術後、しばらく、丸まっている人が何人もいました。
 それでも、それ一回で、肘の狂いが是正できればいいのですが、最後のところまで押し込むことができなかった場合、途中で抵抗されて
しまった場合など、むしろ、かえって一旦痛みが増す人もおりました。一発矯正には好い方法ですが、現在はその方法は封印しています。
 時間をかけてゆっくり改善する方法であたっていますが、それでも、割と痛みをがまんしなければなりません。もっとおだやかで、そん
なに負担を感じなくともいい方法を、さらに、模索しています。
 
 自分でできるエクササイズを記しておきます。
 お風呂あがりが一番適しています。そう言うと、お風呂の中でなさる方がいらっしゃいますが、あくまで、お風呂から上がってからで
す。なぜかを簡単に説明すると、血流の問題、そして、一番は姿勢の問題です。
 
 ◯ 両足を肩幅に開いて、自然に直立してください。
 ◯ 痛む腕ではないほうの腕から始めます。
 ◯ その腕の側腕部で、肘を使って、できるだけ大きく、さらに、ゆっくり円を描いてください。 
 ◯ 前回しが10回。後ろ回しが10回です。
 ◯ 肩は水平を保ち、上体、肩などは動かさず、肘だけで行うことがポイントです。
 ◯ 次に痛みのある腕で同じように、前回しを10回、後ろ回しを10回行います。
 ◯ 繰り返しになりますが、肩を水平にして、少し無理をなさるくらい大きく、そして、ゆっくり、です。
 ◯ しばらくの期間続けてみてください。
 
 お試しあれ。
 
 
 
   2 女性特有の症状を考える 
 
 
 
 最初のなぜ    
 〈生体〉を始めて一番最初にぶつかった疑問は、女性に関することでした。
 横道にそれてしまいますが、なぜ、整体ではなく、生体と名乗っているのかの説明を少しいたします。わたしの基本となる、整体の考え
方をご伝授くださった吉田先生が、生体と言い習わしていたのが初めです。わたしも、体を整えるというおこがましい考えでなく、常に、
生の体を触らせていただく畏怖を持ってあたらせていただくことを忘れないよう、いましめを持って生体といわせていただいています。
 
 今では死語になってしまっているのかも知れませんが、
 (戦後、靴下と女性は強くなった。)
 と、よく揶揄されたものでした。
 まさか、それを鵜呑みにしていたわけでもありませんが、来院される六割五分から七割は女性で、男性と比較した時、解釈の仕様もな
く、女性のほうが、圧倒的に、体力的にも、精神的にも弱い。では、その弱い女性が、強いはずの男性より、長生きなのはなぜか。それ
が、わたしの最初の疑問でした。
 ここからはわたしの推論です。
 しばらくの間、その疑問から抜けだせずにいました。そんなある日。でもまてよ。(逆も真なり)もあるのではないか、と、重い至りま
した。糸口が見つかるとあとは一気果敢でした。
 逆も真、つまり女性は弱いからこそ長生きなのです。
 女性は弱いからこそ、ささいなことが、必要以上に感じてしまうのではないのか。だからこそ、初期の段階のうちに手当てがされる。重
くなる前に手当てが行き届いているから、長生きなのではないか。
 一方、男性は強い。強いから、少々のことは我慢してしまう。我慢をすることができるから、症状を重くし、手当てが遅れてしまう。よ
うやく手当てをする時は、手遅れで重篤な症状になってしまっている。結果として、女性より平均寿命が短い。
 わたしはそう解釈いたしました。そして、その考えは、今も変わっていません。
 
 蛇足を付け加えるなら、女性の弱さも男性が考える弱さとは異質です。ささいなことで、くよくよ、めそめそ、します。しかし、そこか
ら脱却すると後戻りしません。いつまでも引きずってぐずぐずするのは、むしろ男性のほうです。そうしなければ、生まれた家を出て、他
家に嫁ぎ、他家の家の人になることは不可能です。
 具体例を上げるなら、男性の場合、つき合いがあり、別れた後であっても、つき合いのあった女性とは、どこか他人ではありません。個
人差はあるでしょうが女性の場合は、気持ちの整理がつけば、まったくの他人になりえます。極端な話し、昔つき合いのあった男性がどこ
でのたれ死にしようが、一般的な可哀想という感情はあっても、それ以上に意に介すことはありません。男性は夢に生き、女性は現実を生
きる。男性は明日に生き、女性は今日に生きると言えるのではないでしょうか。女性が長生きできる要因の重要なひとつだと思います。
 
 
 男性が手当てが遅れるもうひとつの原因があります。実はえらそうなことを言っても、とんでもなく小心者なのです。既婚者の男性で自
分ひとりで来院される方はほとんどいません。そんなことまで書いてもいいのかどうか、ひとりでいらっしゃる人は、わたしのもともとの
知り合いか、お婿さんか、夫婦仲があまりよろしくないか、そのいずれかです。どなたかに勧められても、よっぽど我慢できなくなるまで
来院しませんし、来院する時は決まって奥さん同伴です。この小心と、我慢が可能だと言うことが、手当てを遅らせる要因となっていま
す。
 女性の場合、少しの疲れでも食欲が減退します。人によっては、食べると吐いてしまう方までいます。一方、男性は、食べたくない、食
欲が湧かなくとも、食べれば入ってしまう。これが疲労などからきている場合は問題ありません。ゆっくりと休む時間を作ってあげれば済
みます。ところが、内臓などの疾患からきている場合、当然、病気の発見が遅れてしまいます。つまり、体力があること、小心であること
が災いとなっています。
 
 1では、(原因のない結果はない)と、それぞれの事例をあげて書きました。さらに、原因にはそれを誘発する誘因があり、原因と結果
の間には起因も存在することも記しました。男の方ですとそれでほとんどが説明可能です。ところが女性の場合、それだけでは説明不足で
す。女性の方は、原因、もしくは誘因の前に、それを引き起こす(元)があり、元を引き起こす(元の元)が存在します。それが、女性と
いう別項を設けた理由です。だんだんと説明がややこしくなってきましたが、実はそれはひとつの流れであり、だからこそ、その流れを変
える、もしくは、逆に回転していけばいいことで、決して小難しい理屈を並べようというものではありません。おいおいお分かりいただけ
るはずです。
 元とは、血の流れ、腹部がそれにあたります。
 元の元とは、その多くがストレスからきています。さらには、ストレスを引き起こす要因もまた無数に存在しています。
 
 元の元。ストレスからご説明します。
 「病は思いからなるものです」
 患者さんにそう言いますと皆さん
 「病気になろうと思ったことはない」
 と、おっしゃいます。その通りでしょう。病気を望む人はいません。でも、病気でいたい人は少なからずいらっしゃいます。
 「体中がたがたです」
 そう訴える方がいます。ところが、当人が訴えるほど悪くはない。そういった方に、症状として重くないことを申し上げると、ほとんど
の方が、二度と来院することはありません。その方がお帰りになってお友達などにどう言っているか、だいたい想像できます。
 (これだけ体が悪いのに、問題ないだって。あそこは大したことないわね)
 こういった方の場合が、病気でいたい人の典型です。わたしは体がこんなに悪い。こんなに体が悪いのに頑張っている自分が愛おしい。
もしくは、それを認めてほしい。また、そんな自分に注目してほしい。心配してほしい。意識、無意識は別として、そういった方がいるの
はまぎれもない事実です。そういった方は必要以上に悪く見立ててくれる所を見つけて通い続けます。安心を得る、ということからすれ
ば、それはそれでいいことなのかも知れません。
 
 問題はこのような例ではなく、ごく普通の人が陥りやすい罠です。
 足が痛む時、
(このまま歩けなくなったらどうしよう)
 胸が少しムカムカする時、
(癌じゃないだろうか。もし癌で寝込むようになったらどうしよう)
 頭がぼーっとしている時、
(脳溢血じゃないだろうか。倒れたらどうしよう。)
そう心配しませんでしたか、と、尋ねますと、皆さん、心当たりがある。へたな考え、休むに似たり、そうなったら、そうなった時考えよ
う、とは決して思わない。また、テレビ、新聞などで不安を煽るような情報だけが意図的に流される。そうした情報発信の多くは、不安を
煽ることが利益に結びつく情報源から発せられているにも関わらず、まんまと乗ってしまう。困ることに、その情報が嘘かと言えば、偏っ
た情報、もしくは自分の利益に結びつく都合の良い情報のチョイスではあっても、一部の真実を含んではいる。結果として、その心配その
ものがストレスを生んでいます。
 そして、たとえば癌が発見された。ほら、やっぱりな。と、妙に納得してしまう。
 
 ニール ドナルド ウォルシュという著者が書いた『神との対話』という本があります。
 著者は結婚、離婚を繰り返し、事業も失敗の連続でした。その彼は、神様に、恨み、つらみの手紙を書いていました。ある日突然、神様
が手紙に答えだしました。
 神様は言いました。
 (わたしはあなたに全てを与えてある。与える前にすでにそこにある。あなたの今はあなたが選択した、そして望んだ今だ)
 要約するとこうなります。
 詳しくお知りになりたい人は、本を読んでもらうこととして、少なくともわたしは、それが真実だと感じています。
 心配した未来、その心配そのものが、心配した未来を引き寄せています。そして、心配した未来を現実のものにしています。
 
 心配がストレスを生みます。身体的ストレスというばかりでなく、生い立ちというトラウマであったり、ものの見方、捉えかた。現在置
かれた環境。社会そのもの。なにが正しく、なにが間違っているのかさえ定かではない情報の反乱。副作用について、ろくな説明もないま
ま処方される薬。対処療法でしかない薬を、継続して取らされ続ける身体。無数の不条理。矛盾。それらがさらには単独ではなくからみ合
い、多くのストレスを生む原因になっています。それが、肉体的にも、精神的にも、弱い女性を襲います。それこそが、女性の慢性的な不
具合の正体です。
 女性は長い間、家庭の中にいました。外で働く旦那さんの帰りを待ち、舅、姑に使え、子供達を守り、閉鎖された家庭という社会に閉じ
籠っていました。男性ひとりの稼ぎでは十分な生活がままならず、男女平等の美名のもと、好むと好まざるとに関わらず、社会という荒波
に放り出されました。女性の不具合の元をたどっていくと、そうしたこととも、決して無縁ではありません。
 ストレスだけで全ての病気を論じることは勿論できません。でも、たくさんの要因が重なってストレスが生まれることも、まぎれもない
事実です。
 
 たとえば会社で仕事が終わったとします。その時、あなたは気持ちのなかで、どう思っているでしょうか。
 終わったと言って明るくなれるでしょうか。また、明日も仕事が続くのかと憂鬱になるでしょうか。たったこれだけの違いが積み重なる
ことで、大きな違いとなって体を蝕みます。
 環境そのものが変わらなくとも、思いひとつが変わることで、体に対する圧力はまったく違ったものになります。
 具体的に病名を上げてお話させていただきます。
 
 
ひざ痛
 
 
 
 ここまで(元の元)(元)(原因)(起因)(誘因)(結果)などについてみてきました。現実にはその間にも(原因1)(原因2)
と、並べていくとキリがありません。ただ、そこで言いたかったことは、痛みが出ている場所が全てではなく、ひとつの痛みを捉えるに
は、体全体を看ていかなければならないということです。大きな流れを読み解かなければなりません。つまり、部分にこだわれば、全体が
見えてこなくなります。
 ここからは、原因、結果など、それが何かについては、却って解りずらくするので省きます。興味のある方は当てはめてみてください。 
 
 弱い女性はたくさんのストレスにさらされています。そのストレスが、骨盤内のうっ血を生みます。骨盤の表側はお腹。お腹の血液の循
環が悪くなり、低体温になります。
 既婚者ですと経験があるでしょうが、二人で寝む時、男性の足がとっても暖かく感じたことがあると思います。それこそが女性が低体温
であることを雄弁に物語っています。さらに、女性はお腹の皮下脂肪が男性より多い。つまり、冷たく感じる足よりさらに、お腹の中では
男性と比較すると二度近く低体温になってしまいます。それが女性特有の不具合の元になってしまいます。
 後で健康法を詳細しますが、ですから、女性の健康法はとりもなおさず基礎体温を上げることに終始します。
 
 低体温であることで血液の循環が鈍くなります。血液の循環が鈍くなることで、下腹部にある婦人化系統に不具合が出やすくなります。
婦人化系統のつぼが内股にあり、さらに女性が一番最初に弱る筋肉が内股だといわれています。後述しますが、もうひとつの要因が重なる
ことで、内股を外側に開いていきます。お年寄りががに股で歩いている姿を目にしたことがおありだと思います。あの姿こそが究極の行き
着く先です。内股が外側に開けば、当然の帰結として、ひざに負担がかかることは火を見るより明らかです。ひざだけをいくら眺めても、
全体の流れが明らかにならない限り見えてこないものがある。と言うのはこのことを指します。
 
 納得いただけだでしょうか。
 次にエクササイズです。
 歩くと良いと言う人がいますが、悪いひざに余計に負担を掛けることがあります。外側に足が開いてしまっているのですから、むしろ余
分な負担をわざわざ掛けてしまっています。歩くなら子供が行進するように、手を大きく振り、ひざをできるだけ高く上げて歩くことが必
要です。歩くというのは、足を上げずに引きずって前進することが可能です。それではむしろ、悪化させてしまいます。筋力を高めるため
の訓練を言う人もいますが、筋力は高めるのではなく柔軟にすることが肝心で、訓練することは必要ありません。(毎日、四キロ歩いてい
る)などと自慢する人がいますが、それでひざ痛がなくなっているのであれば問題ありませんが、決して直ったとはいえないのではないで
しょうか。むしろ悪化させてしまっている人までいるのが現実です。
 お風呂あがりで体の芯まで暖まった状態で、血液の循環が良い時が理想です。どこかに捕まってでも結構です。その場で足踏みをして
ください。それだけです。
 ひざをできるだけ水平まで上げます。3回でも、30回でも、決して無理をしないでください。毎日続けることが肝要です。
 なぜ足踏みかといいますと、歩くのは足を引きずってでも歩けます。足踏みはひざを上げなければ足踏みになりません。足踏みをするこ
とで、硬直したひざの筋肉に血液を循環させることで、緊張を解く働きを促すのが目的です。また、下腹部の中にある、足を動かすための
筋肉も使用できるようになります。
 
 
  肩こり  
 
 
 
  肩こりがひどくてマッサージなどを受けても、次の日には元の黙阿弥という経験をなさった方は多いと思います。
  肩こりも、凝った肩に原因はなく、どんなに上手にマッサージしていただいても、時間の経過とともに、その効果は薄れてしまいます。
つまり、くさいニオイは元から断たなければダメ、という訳です。
 肩こりの原因も元を正せばストレスにあります。ストレスそのものは、ものの捉え方、気持ちの有り様に大きく依拠しますので、ここで
は立ち入ることをしません。ここでも問題になるのが、ストレスの結果として起きる低体温、さらにその先で待っているのが血流の悪さと
いうことになります。肩こりの直接的な原因はお腹になります。原因はお腹ですから、お腹の血流の改善なくして肩こりの軽減はありませ
ん。痛い肩をたとえ毎日揉みほぐしても改善がみられないのはそのためです。
 肩口にたくさんの湿布薬を貼っている人がいます。どうしてもがまんできない時、一時的に湿布薬を貼ることまでも反対はいたしませ
ん。しかし、湿布薬を恒常的に貼ることはどうでしょう。
 お風呂上がりに肩こりが楽になっている経験はないでしょうか。肩こりの症状を持っている多くの人には、思い当たる伏しがあるだろう
と思います。肩こりは暖めることが症状の改善につながります。一時的な使用は別として、患部を冷やす効果のある湿布薬の継続的な使用
は、筋肉の萎縮を招き、改善を遅らせるる原因になるとわたしは考えます。
 
 お風呂あがりが効果的です。
 まず、あおむけに横になってください。
 両足を体のほうに引いてひざを立ててください。そうすることで、腹筋に緩みがでます。
 次に、両手を手の甲のほうで背中合わせにし、指先をそろえて立ててください。
 その、立てた指先で、みぞおちを押します。ゆっくり。1.2.3.4.5まで数えてください。
 お腹から指先を離します。
 この、押す、離すの繰り返しを5回続けます。これだけです。
 ここでの注意点は押すことが目的ではなく、離すために押すということです。
 
 少し説明を加えますと、うっ血のある腹部が押されることで一時的に血の流れが止まります。止まった血の流れが手を離すことで、一気
に流れだします。一気に流れだした血液がうっ血を取ってくれます。ですから、離すために押すのです。お風呂上がりで、少しでも血液の
循環が良い時が、より効果があるのはお分かりいただけるはずです。
 
 
 
頭痛(耳なり)
 
 
 
 頭痛、耳なりも女性に多い症状のひとつです。
 直接的な原因は、そのほとんどが肩こりです。肩が凝れば首筋が張っていきます。その張りが耳の後ろにしこりを出した時、頭にうっ血
が溜まります。そのうっ血が頭痛として現れます。左右の首筋に沿っておき、特に片側に集中的に痛みが出る場合を片頭痛と呼びます。つ
まり、痛みが出ている側の肩が凝っていて、首筋にもしこりがある、と言うことに他なりません。そのしこりが、耳の後ろに入っていなけ
れば、頭痛は起きません。頭痛が出るか、でないかの違いはそこにあります。また、一部の方には頭痛として症状が現れるのではなく、耳
なりを起こしている方も見受けます。ただし、耳なりの場合は内臓疾患など、違った側面もありますので、いちがいには言えません。
 脊椎に沿った真ん中の首筋が凝っている場合は、頭痛と言うより頭全体がモヤモヤするような感覚で、鈍痛の症状を持つ方もみられま
す。この症状は、低血圧、高血圧とも関係しますので、その項に譲ります。
 
 足を出して座り、どなたかに頭の両側面を手のひらで挟み込み、中央に向かって締めてください。
 締めるのは腹部と同じように、ゆっくり1.2.3.4.5、また、締めすぎることがないように。
 締める。離す。を、5回繰り返します。
 締めることで血液の流れを止め、離すことで、一気に血液を流し、頭痛の原因になっているうっ血を散らす効果があります。
 ただし、これで全く効果が表れない場合、頭部については生兵法は禁物です。お医者さんに行かれることをお勧めします。 
 
 
 
 
 
低血圧
 
  
 
 低血圧も女性に多い症状です。
 肩が凝れば、筋肉が硬直します。筋肉の硬直をぬって血管が走ります。女性の多くは低体温から、元となる血液そのものの送り出しが弱
い。血液の送り出しが弱い上に、血管は筋肉の硬直に圧迫され、十分な血液を頭に送ることができません。その状態が低血圧です。
 成り立ちは頭痛と同じですが、頭痛は首筋の側面の張りからおきていますが、低血圧の場合は真後ろ、ぼんのくぼでの張りによる圧迫が
原因です。
 頭に十分な血液が送れませんから、頭の中でうっ血がおこります。頭がモヤモヤする。鈍痛がある。考えがまとまらない。夜寝れない。
眠りが浅い。十分な休養がとれていないので疲れがぬけない。朝起きるのがつらい。ついイライラしてしまう。
 低血圧がこれだけの症状を生み出します。
 さらに怖いのが低血圧とは、高血圧の予備軍だということです。頭にいつまでも絶対量の血液を不足させておくわけにはいきません。圧
を加えて頭に血液を流そうとします。低血圧から高血圧に除々に移行してくれれば問題がありません。それがある日突然起こります。血圧
の上げ幅、血管の状態によってはそれが命とりになります。上限の血圧が90だった人が160になれば、血圧がいっぺんに70上昇した
ことになります。その70の上昇に血管が堪えられるかどうかということになります。140だった人が160になっても上げ幅は20で
す。わたしはそういう問題だと捉えています。
 低血圧を改善するには、根本的な改善策は基礎体温の上昇だと考えます。直接的には肩こりにあり、肩こりの項のエクササイズを参照く
ださい。
 
 痛み、めまい、当人にすれば不快でしかありません。不快でしかないのですが、実は痛みも、めまいも、その他、だるいであるとか、や
る気力がないとか、あらゆる不調は異変を知らせる体からのシグナルです。そのシグナルを、正しく読み解き、適切な処置をすることが大
切です。痛みがあるから痛み止め。血圧が上がったから、利尿剤。一時的にはそれで結構でしょう。でも、痛みがあるということは、その
痛みを出す原因が潜んでいます。血圧を下げる。もしくは上げるには、その原因が必ず潜んでいます。これからの医療は、その原因療法が
中心にならなければなりません。
 
 
 
 
 
 めまい(立ちくらみ)  
 
 
 
 めまい、立ちくらは女性特有の症状とばかりは言えませんが、上との関係からここで書きます。
 寝ている間は体も休息しています。血液もゆっくり、おだやかに循環していますが、目覚めとともに、体も、血液の循環もフル活動を始
めます。その時、いろいろな理由から血液が全身に循環するのに、タイムラグが生じる場合があります。
 体の機能は、目覚めとともに必要な血液を速やかに全身に送ろうとしますが、肩こり、首筋のしこりなどがあれば、頭に血液をすぐには
送ることができず、頭部に必要量の血液を確保するのに時間がっかってしまいます。頭に絶対量の血液が不足している状態で動こうとする
時おきるのがめまいです。
 また、朝だけではなく、普段でも、頭に絶対量の血液が不足している人、さらには、座っている状態から、急に立ち上がった時などにも
めまいを感じます。
 静止した状態からいっきに活動しようとする時におきる、血液が循環するためのタイムラグが犯人です。
 めまいではありませんが、朝、動いてしまえばなんともないのに、しばらくベットから動きだせない人。しばらくすると何でもなくなる
のに、決まって手足にしびれを感じる人。そんな症状の人も、足、手、それぞれに血液の循環を阻害する、血流障害が潜んでいます。ま
た、血液の循環そのものを弊害する原因があるはずです。
 いずれにしても、あせったりせずに、おだやかに、ゆっくり動きだしてあげる必要があります。
 その他、目の異常、耳の異常などでもめまいはおこる可能性があります。
 ただ、特に頭部の場合、めまいが日常的におこる場合は注意が必要です。大きな不具合を体が知らせてくれているのかもしれません。素
人判断はさけ、そのままにせず、早めの手当をおすすめします。
 そう書かざろう得ないのですが、ほとんどの場合、血流障害であり、血の流れを正すことで解決がつきます。
 
 
 
 
 
 
 冷え性(ほてり)
 
 
 
 
 
 全ての原因として言えることですが、低体温が根底にあります。
 低体温で、快復力がありません。少しの疲れが、回復することなく長引き、そればかりか、疲れに疲れを重ねます。血液が順調に流れな
いことで、食欲の減退、不眠などが起き、ますます快復力を失くします。回復力がないひとつの表れとして、腎臓の機能を低下させます。
腎臓は、体から出る老廃物をおしっこなどで処理、除去してくれる役割を果たしています。その腎臓の機能が低下することで、処理される
べき老廃物が体内に取り残されてしまいます。その老廃物もまた、血管を圧迫します。その状態で、少し無理をしただけでも、体には必要
以上の付加がかかります。老廃物はまた、その疲労と連動し、使用した筋肉に反応します。それがむくみです。
 足先の冷えは、腰の疲れが取れず、そのしこりが血管を圧迫しています。それでなくとも血流が悪い体に、血管の圧迫が加わり、さら
に、要要、節々で血流を悪くします。簡単に言えば、全然とまでは言えませんが、足の先端にまでなかなか血液が届きません。それが冷え
性と言われるものの正体です。手先の場合も同じで、肩こりが手に行く血管を圧迫します。手先まで行く血流の絶対量が不足することで手
先の冷えとして表出します。
 それとは逆で、足先、手先のほてりもあります。まったく違っているようですが、冷え性と同じです。足先、指先への血行障害に違いあ
りません。血液が先端まで届くことはできても、戻ることができない状態がほてりです。
 細かいことをどうのこうのと言うより、根本からの体質改善が必要です。基礎体温を上げることが重要で、それには入浴がもっとも適し
ています。20〜30分、半身浴で結構ですので毎日の積み重ねが重要です。
 腎臓の機能を回復させるのは、どんな高価なお薬でも無理で、わたしは膵臓にしかできないと考えています。基礎体温を上げるというこ
とは、とりもなおさず、膵臓の機能を高め、腎臓の機能を回復させる、一番の近道、言い過ぎを許していただけるなら、一本道だと思って
います。
 
   
 
 
 
 
手足のしびれ
 
 
 
 しびれも冷えと同じように血行障害がその原因だと考えています。基本となる原因は同じなのですが、似て非なるものがあります。さら
に、手と足を同列に論ずることができません。
 足のしびれを訴える人は、女性には割と少なく少数派だと思います。むしろ男性に多い症状で、普通に歩行ができなく、ちょこまか、ち
ょこまかしか歩けなくなってしまってる人。自分の意識と足の送りに齟齬があり、体だけが前のめりになり、つい早足になってしまう人。
体の動きより、意識が先行してしまい、その意識に合わて中心をとろうとするので、足が追いつかず、前のめりに転んでしまう人もいま
す。
ただ、症状とすれば重いのですが、血行障害であることに変わりありません。足に絶対量の血液が流れ込むことが肝要で血流が改善するこ
とで回復します。
 もうひとつは糖尿病からくるしびれです。糖尿病からくるしびれはそのまま放置すれば、足の切断という重篤な結果を招きかねませんの
で、充分な注意が必要です。
 足のしびれは結果です。そういったお薬があるかどうか知りませんが、もし、足のしびれを忘れさせてくれる薬があったとしても、それ
は対処療法であり、治療とはいえません。もし、それだけを続けるようなことがあれば悪化させるだけです。しびれることで糖尿病を教え
てくれているのですから、糖尿病の治療が必要です。さらに、自分ができることは自分がするという姿勢が、なによりも大事ですし、求め
られます。自分ができることとは何かといえば、体を温め、血行を良くし、筋肉を柔軟に保つということに尽きます。詳しくは糖尿病の項
に譲ります。
 
 手先のしびれは肘か鎖骨に原因があります。言葉を変えるなら、それ以外の原因はないと言ってもいいぐらいです。
 五十肩のエクササイズをお試しください。あともうひとつ、手をダラーンとさせて力を抜き、ブラブラ揺すってみてください。即効性は
ありませんが、続けることで効果がでます。地道な毎日の積み重ねが肝要です。
 肘、鎖骨に問題がないにも関わらず手先にしびれがある場合は少し大変です。自分の体の問題というより、外的な影響が大きいと考えら
れます。
 簡単に結論付けると、薬の副作用の影響が考えられます。そして、その大部分が血圧の薬の副作用です。
 副作用の影響をできるだけ押さえるには、さらなる努力が必要です。努力と言ってしまうと間違いを犯す人が非常に多い。努力と無理は
違います。飽きずに継続する努力が必要だという意味で、むしろ、無理は禁物です。
 エクササイズは上記と同じです。汗をかくことも大事です。額に汗がにじむくらいまで、半身浴で結構ですのでお風呂で体を温め、基礎
体温を上昇させる努力が必要です。
 
 
 
 
 
更年期障害(自律神経失調症)
 
 
 わたしはよく
 「更年期障害はない」
 と、お話させていただいています。
 女性が閉経を迎え、体が大きく変わろうとする時、個人差はあれ、その影響がないはずはありません。にも関わらず、そう言い続けてい
ます。
 更年期障害という言葉だけが一人歩きして(更年期障害だからしょうがない)という使われかたがよくされます。更年期障害と言われた
ほうも、それで納得し、あきらめてしまっているのが現実です。
 更年期障害と言われる中身は多岐に渡ります。なんとなくやる気がない。イライラする。頭痛。手先、足先の冷え。それとは真逆で、手
先、足先のほてり。不眠。めまい。食欲不振。それらを全部ひっくるめて更年期障害と呼んでしまいます。
 しかし、比較的若い方でも、同じような症状になる方はたくさんいらっしゃいます。まさかその方に更年期障害とは言いずらい、まし
て、閉経という根拠となる変化もない。それを称して自律神経失調症と言う。わたしはそう解釈しています。
 時には、若い方にも更年期障害と言ってしまうことがある。その場合は、
(若い人でもこのごろは更年期障害を持つ人も出ているんですよ。)
 との説明が加わります。
 若い人の場合は、より深刻な人が多く、鬱、現在は躁鬱という呼び方はせず、統合失調症と言うのだそうですが、そこまで追いつめられ
ている方がたくさんいらっしゃいます。
 医学的な見地からすると、更年期障害と自律神経失調症には明らかな差異があるのかも知れません。それぞれに、身体的に明瞭なよりど
ころとなる根拠があるのかも知れません。それであっても、たくさんの人が苦しんでおられる現実はどう説明できるでしょう。
 わたしが、
 「更年期障害、自律神経失調症はない。」
 と言い切る根拠は、患者さんおひとりおひとりの症状に合わせた改善策が必要だと思うからです。
 (頭が痛い)
 と、言えば脳波の測定。CTスキャン。
 (胸が苦しい)
 と、言えばレントゲン。それぞれに検査、検査、検査。
 それでも不具合が見つかればいいほうで、時には
 (何でもありません)
 のご選択。何でもない人が何しに病院まで行くというのでしょう。
 体は全体があって体です。残念ですがバラ売りはしません。どんどんどんどん細分化し、ミクロの世界まで突き詰めていくことも大事で
す。しかし、ときには、体全体をマクロで捉えることも必要なのではないでしょうか。マクロで捉えた上で、それぞれの症状を捉え直す必
要があると考えます。
 体全体をマクロとして捉え直した上で、それぞれの症状に合わせた改善策を講ずることが求められています。
 わたしが一番大事だと考えるのは、血流の改善であり、直そう、直ろうとする意志。自分の病は自分自身が治せるという自浄能力だと確
信しています。それを引き出してあげる。さらには、足りない部分を補う。応援することこそがが医療の本質だと考えます。
 
 
 
 
 
股関節脱臼
 
 
 
 股関節脱臼は産道異常との関連でみなければなりません。
 産道異常が股関節に亜脱臼を起こし、放置することで股関節脱臼になります。産道異常を先に改善していかなければ、股関節脱臼が直る
ことはありません。常識とかけ離れた、相容れない考えかたです。産道異常と、股関節の亜脱臼との相関関係をわたしは知りません。この
説はわたしの師である吉田先生からお教えいただきました。相関関係は知らなくとも、現実の実践の場において、先生の説を踏襲していま
す。それで十分なのではないでしょうか。
 手術はしたけれど、経過が思わしくなく、さらに、もう一方の股関節の手術をした方も多いのではないでしょうか。
 股関節脱臼は婦人科由来の結果であり、産道異常、ここでも、血流との関係の結果と言わざろうえません。女性に多い不具合が、低体
温、血流の異常と関連付けて説明が可能であることは驚くほかありません。
 
 
 
 
 
 生理痛・生理不順
 
 
 
 生理痛・生理不順についてはお腹の血流はいわずもがなですが、足首との関連を一番に考えています。
 足首については当療法の一番の根幹でもあります。さらにこれも、師である、故吉田先生の根本的なお考えを踏襲させていただいており
ます。
 わたし達、整体に携わっているものにとっては重要な根幹に関わることであっても、皆さんにとっては別ですので、足首についての詳し
い説明は省略します。
 何らかの理由によって足首に不具合が生じ、生理痛、生理不順の原因のひとつになっている、とお考えください。
 その結果、足首を硬直させます。硬直が外くるぶしでも起きていると、生理痛、生理不順になります。
 外くるぶしを暖めてあげること。また、外くるぶしの周りを押し棒などで押してみてください。押してもあまり痛さを感じなくなった
り、外くるぶし近辺に暖かみを感じるようになれば、いやな生理痛、生理不順から解放されるはずです。
         便秘(痔)
 
 
 
 来院する学生さんに冗談のように、よく言うことばがあります。
 「毛糸のパンツでも履いてな」
 でも、それは冗談でもなんでもなく、真実をお話させていただいているつもりです。
 若い女の子が、冬でも生足に短いスカート、ご丁寧にへそまで出して歩いています。そうではなくとも、確実に薄着になっています。体
温が高く、抵抗力のある若いうちはそれでも済みます。しかし、その無理が確実に体をむしばんでいます。わたしからすると、飛び込み自
殺をしているようにしか見えません。何年か後の同級会で、お決まりのように、話しの中心になるのは病気自慢です。その光景が目に浮か
ぶようです。
 「毛糸のパンツを履いていれば、ダサイと、今は笑われるかも知れない。でも、20年、30年後、同年代が体の不調を訴える横で、そ
の話しを人ごととして聞いてあげることができるよ。その時は、あなたが勝利者だ。」
 これが真実です。20年、30年を待つこともなく、低体温の女の子は低年齢化し、小学生でも、結果としての肩こりを訴えるお子さん
が増えています。
 
 結果のひとつが便秘です。
 便秘の結果の痔です。
 出産後に痔になったお母さんがたくさんおります。つまり、出産時に赤ちゃんを産み落とすために力みます。その力みがお尻の肛門付近
にうっ血を生み、うっ血が痔を生みます。便秘の人も同じように、糞が出ないことで、日常的にトイレで力んでしまいます。その力みが痔
の原因です。便秘だからと日常的に下剤を服用している人がいます。恒常的に服用を続ければ続けるほど、症状を悪化させるだけです。体
質改善という根本治療が必要なのであって、下剤が必要なのではありません。
 
 便秘の結果としての痔ですから、便秘が改善されれば、痔も改善されます。その上で注意すべきことは、大便の時、できるだけ力まず、
時間がかかっても自然に糞を出してあげること。できれば、ウォシュレットなどがあれば好都合ですが、排便の後、肛門を洗ってきれいに
してあげることです。
 さらに、ご夫婦だと都合がいいのですが、つまようじを20本ほど束ね、女性の方は四つんばいになってお尻を突き出します。束ねたつ
まようじで、肛門の周りにあるうっ血の部分を、無理のないようにチャカチャカ差していきます。患部に新しい血を入れてうっ血を散らす
ことが必要で、何度か繰り返すことで改善されます。
 指サックなどを用いて肛門内部に指を入れ、腸壁を直接刺激する方法もありますが、経験のない人にはちょっと無理だろうと思います。
 
 
 
     頻尿(膀胱炎) 
 
 
 
 
 頻尿も血流との関係で捉えることができます。
 血流が悪ければ、内臓に十分な血液が供給されません。その結果、内臓そのもの、ここでは特に膀胱が活性化されません。活性化されな
いとは、ズバリ、おしっこを溜める絶対量のキャパシティーが不足するという意味です。膀胱に絶対量のおしっこが溜められないばかりで
なく、淀んだ血の流れが膀胱を外側から圧迫もします。その状態が頻尿です。
 同じ症状は人為的にもおこります。おもに血圧のお薬を飲んでいる人です。
 血圧のお薬は利尿剤です。簡単に言うと、腎臓の周りに働きかけ、おしっこを積極的に出してあげ、体を活性化することで、相対的に血
圧を下げる働きをしています。おしっこを出すお薬を飲んでいるのですから、それは頻尿になるのが当たり前で、むしろ、ならないことの
ほうが不自然なのです。
 頻尿のもっとも効果的な改善策は、(がまん)することです。我慢することで、膀胱のキャパシティーが改善されることが実証されてい
ます。ただし、ここで問題がひとつ生まれます。我慢をしても、何も変わらない人がいる一方で、我慢をすると、膀胱炎になってしまう人
がいるという事実です。
 膀胱炎の原因は大腸菌でした。大腸菌は糞に多く含まれます。構造的に、お尻と位置関係が近い女性に比較的に膀胱炎が多いのはそのた
めです。おしっこを我慢することで、尿道を湿らせた状態にしてしまいます。そこに入り込んだ大腸菌が尿道の側壁に炎症をおこしてしま
う、膀胱炎の完成です。
 頻尿の改善策は我慢すればいい。我慢すると、膀胱炎になってしまう。膀胱炎になったらどうするか。水分をできるだけ取って、おしっ
こと一緒に大腸菌を流してしまえばいい。つまり、おしっこをどんどんしなさい。どうどうめぐりの改善策です。さらに、いくらおしっこ
をしても改善しないばかりか、お腹にまで痛みが出てしまう、日常生活までままならなくなってしまう人がいます。間質性膀胱炎です。大
腸菌が膀胱内部まで侵入し、膀胱内部に炎症を起こします。
 何度も書きますが、小手先だけの改善策、人頼みの解決策ではなく、皆さんがそれぞれにお持ちの自浄作用、さらには、それを引き出す
ための基礎体力、血流の改善、低体温からの脱却が、何にも増して必要です。
 
 尿漏れ、にも少し触れたいと思います。
 膀胱と出口までの距離が短い女性の場合、尿漏れは、まず、あたりまえのことだと定義しています。ストレス。低体温。血流不全。など
があれば、比較論になりますが、他の人と比べれば尿漏れは深刻になります。
 あたりまえ、とした上で、さて、どうするか、です。
 おしっこの途中でおしっこを止める訓練をすることが、より、効果的だと考えます。尿道内部を筋肉と言っていいものかどうか知りませ
ん。なんとか筋とか名称があるのでしょうが、知りませんので筋肉と呼ばせていただきます。わたしは、その筋肉の問題だと思っていま
す。その筋肉をおしっこを止めることで訓練してあげるのです。そんな簡単な問題ではない、と、横やりが入りそうですが、事実、効果を
上げています。
 最初はおしっこの途中でお尻の穴をすぼめようとしてみてください。除々に意識を前に持っていきます。止めようと思えば、いつでも、
おしっこが止められるようになれば成功です。成功したら終わりなのではなく、その後も、時々は繰り返してみてください。
 わたしは、尿失禁にしても、ごく単純に尿道内部の感覚麻痺だと思っています。麻痺させる処まで行かせないためにも、普段使う事もな
い、尿道口を動かせてあげることが、尿失禁の予防にもなります。
 詳しくは省きますが、おしっこを途中で止める訓練をすることが、下世話なことで申し訳ありませんが、夜の夫婦生活の一助にもなりま
す。
 
 
 
 
  不妊
 
 
 
 
 人は神にはなれません。
 死を迎えようとしている人を、どんな状態であれ、瞬時に助けることなど誰にもできません。それができるのは、そして、その決定権を
持つのはひとり神だけです。
 赤ちゃんをよく(さずかりもの)と言います。まざにさずかりものであって、赤ちゃんが生まれるかどうかも、神の手にゆだねられてい
ます。生死は神の範疇に由来するものです。
 
 少し横道に逸れます。お付き合いください。必要ないと思った方は飛ばしてくださって結構です。
 私事になりますが、いまでこそ100キロを超える、ただの中年デブですが、わたしは、8ヶ月の早生児で、体重も1,800グラムし
かない未熟児でした。誕生の時は担当医から
 「三ヶ月持つかどうか。もてば、何とか助かります。」
 と、言われたそうです。
 途中、骨髄炎で片足切断の危機などもありましたが、何とか乗り越えることもでき、成人し、3人の子供たちに恵まれました。しかし、
その3人ともが陣痛が来ず、陣痛促進剤で、それぞれが1週間遅れでようやく誕生できました。長男などは、仮死状態の誕生でした。わた
しが未熟児であったから、子ども達の誕生に影響があったとは思っていませんが、そんな時に、ある疑問を持ちました。そして、その疑問
は現在に至るまで解決していません。これからも答えは見いだせないままなのだろうと思います。
 動物はよくハーレムを築きます。強いオスの子種をいただいて、強い子供を産む。つまり動物は、本能的に自分の遺伝子をより後生に伝
えるために、メスは強いオスを求めます。強いオスの子種を宿すことで、自分の遺伝子をより後世に伝えれることを、本能的に察知してい
ます。そして、強いオスは、結果としてより多くの遺伝子を残します。それがハーレムの本質であり、種の優勢遺伝、つまり、種の保存で
す。
 わたしの家族を例にするなら、現代の医学でなければ、最初の出産で、母子ともに死んでいただろうと思います。まさに現代医療のお陰
で、三人の子供に恵まれたことになります。ただし、それは、弱い子供を世に送り出すことでもあります。さらに、視点を変えると、種の
保存、ということでは、弱い親から弱い子供が生まれる連鎖を生み出していることでもあります。それが可能なのは唯一人間界だけであ
り、種の保存、継続から逆行した行為です。それははたして、理に叶っているのでしょうか。
 (それではおまえには子供がなかったほうがよかったのか)
 と、問われれば、反論のしようもありません。わたしにとって子供たちが何にも代え難いものであることは論を待ちません。
 
 なぜ、赤ちゃんは産まれてくるのでしょうか。
 (赤ちゃんは前世の借りを持って産まれてくる。)
 そう言う人がいます。その借りを返すために、この世に生を受けるのだそうです。
 「誰も産んでくれってたのんで、生まれたわけじゃない。」
 そう言われてしまうと、親としては悲しい気持ちにさせられます。親に一番言ってはならない言葉だと思いますし、親にとっては、一番
言われたくない言葉です。ところが、本当は、その両親を意図的に選んで、人生修行の場に立つのです。さらに、自分の借りばかりではな
く、その一族が持つ、因縁をも背負い、因縁納消を使命として生を受けると言います。借りを返す。一族が持つ因縁を納消する。そのため
にこそ人生があると言います。つまり、大きな使命を持って産まれてくるのです。だからこそ、どんな逆境にあっても、喜びとともに生き
るのです。むしろ逆境をこそ喜びとしなければいけないのです。
 それが、赤ちゃんが産まれるということであり、人生が修行、もしくは果たしの場である道理です。
 
 では、赤ちゃんが産まれないとは、どういうことでしょう。
 その家系が持つ因縁は果たされたと言うことであり、因縁納消が行われたことで、借りを返す赤ちゃんの誕生が必要なくなったというこ
と、本当は実に喜ぶべきことです。
 現在、政治家の世襲が問題になっています。でも、政治家になるとは、持って産まれた借りが大きい人で、借りが大きいからこそ、政治
家になって、国のため、国民のために尽くしなさい、と、いうことです。ところが、自分の都合のための政治しかできなければ、さらに、
ほこりを積むこと、借りを増やすことにしかなりません。ほこりを積み、借りを増やすからこそ、政治を続け、ほこりをはらいなさい。借
りを返しなさい。それを世襲と考えたらどうでしょう。政治に携わる人自身にとっても、国民にとっても批判の対象にしかならない、世襲
問題が違ったもの見えてきませんか。
 
 生死は神の範疇です。そして、赤ちゃんが産まれるには、意味も意義もあります。少なくともわたしはそう考えています。ただ、お子さ
んの誕生を待つ人にとってみれば、書き連ねたことはへ理屈にもなりません。ですから、求められれば不妊のお手伝いをさせていただいて
います。
 でも、
 (お手伝いさせていただいて、本当にいいのだろうか。)
 と、言う、疑義と
 (神の御技の範疇に足を踏み入れているのではないのか。)
 と、言う、畏怖を常に持っています。いいえ、持っていなければいけないと思っています。
 自分なりに、
 (神は本当にいけないことであれば、お許しにはならないだろう。許していただける範疇、でお手伝いをさせていただいているだけなの
だろう。)
 と、結論付けています。しかし、疑問と恐れを持ち続けることが重要だと思っています。
 
 ようやく本題です。
 わたしのところで不妊治療を考える人、年間4〜5例しかありません。まったくない年もありますので、症例としては非常に少ないと言
わざろおえません。また、妊娠を待望しているたくさんの人に、安易に希望だけを振りまくことはどうかと考えます。あくまで、少ない症
例であり、いままでは、と言うことで、これからの責任は負えません。
 結論を言うと、旦那さんに問題がなかった場合、不思議なのですが、血流さえ改善すれば、ほとんどの人が妊娠しています。
 (この状態なら受胎可能ですよ。)
 そう話して、妊娠しなかった人はいません。
 ここでも、女性の低体温、血流が問題になります。わたしはまだ遭遇していませんが、低体温、血流に問題がなくとも、妊娠できない人
はいるのだろうと思います。すくない症例ですが、現在までを勘案すると、でも、むしろ、そのほうが少数派のような気がしてなりませ
ん。
 悩んでおられるご夫婦に安易な吹き込みはどうかと思います。でも、希望を持ってお二人で体質改善に励んでみてはいかがでしょう。
 この問題は非常にデリケートです。
 (解ったようなことを書くな。)
 (寝た子を起こすようなことをするな。)
 いっぱいお叱りをいただくだろうと覚悟しています。でも、この文章を書くことで、少しでもお役に立てば、お叱りは甘んじて受け、ひ
とりでも、ふたりでも喜んでくれる人ができることを期待します。
 
 
 
 
逆子
 
 
 この項を書いている本日、13年目で初めて妊娠することができた、あるご夫婦に、帝王切開で赤ちゃんが誕生します。わたしは普通分娩
での出産とばかり思っていましたが、逆子だったので、帝王切開での出産になったようです。
 詳しいことはよく解りませんので、解らないまま論評することもどうかと思うのですが、逆子を直したりせずに、帝王切開のほうが良い
という判断だと聞きます。
 はたして、その判断が、彼女だけのための判断なのか。それとも広く一般化しているのか。その病院特有の考えかたなのか。産科全体が
逆子は直さず、帝王切開をする方向に動いているのか、残念ですが、解りません。
 逆子を直す方法はあります。わたしの知る限り、しばらく前までは、産院でも、逆子を直す指導をしていました。今回のその産院の判断
は、無理をすることで、胎児の首にへその緒が巻き付いてしまったりすることが多いので、帝王切開のほうが安全だという判断のようで
す。逆子が直らず、母胎への影響も考慮して、帝王切開ならうなずけます。でも、鼻から逆子を直そうとするのではなく、自然にまかせ、
逆子が直らないから帝王切開というのは、違和感を覚えます。
 逆子が自然に直る割合はいくらで、運動などの療法で直る割合はどのくらいあって、その内、へその緒が首に巻き付くような症例はどの
くらいあって、その中で、赤ちゃんの生命、及びその後に重大な問題が提起されたのはどの程度あって、そういったひとつひとつを勘案し
て、最後の選択としての切腹なら理解できるのですが・・・
 医学的な見地とはまったく関係なく、わたしの独断を書きます。
 んんーん。どうでしょう。わたしは医学界に口出しする立場にありません。でも、帝王切開に限らず、手術は、緊急の時、さらに、他に
方法がなく、ばんやむおうえない時に限るべきと考えます。そのケースが上記に合致しているのかどうか、いずれにしても、詳しいことは
解りませんので、上記の帝王切開がそうだと言うつもりは、まったくありませんが、手術が、少し安易に行われ過ぎてはいないでしょう
か。内臓はできるだけ生で空気に触れさすべきではないというのがわたしの考えです。
 素人が解ったようなことを言うなと言われそうです。もっと深くお知りになりた人のために、ここでは(人はなぜ治るのか・アンドルー
ワイル著 日本教文社)を紹介するに止めます。
 
 
 
 
 
 
 
 
減量
 
 
 
 
 わたしの療場では、減量には対応していません。結果としての減量はあっても、目的としての減量はしません。たまに、通院している痩
せた方を御覧になって、来院する方がありますが、全てお断りしています。減量などは自分でできることで、それよりも、させていただか
なければならない人はたくさんいる、と、考えるからです。また、わたし自身が100キロを超えるデブで、説得力がないということもあ
ります。
 女性の方は脅迫観念のように、減量願望を持っています。でも、それは本当にいいことでしょうか。昔の掘り出された遺物にしても、絵
画にしても、女性を象ったものは、ほとんどが、豊饒を願い、表し、現在で言えばデブです。男性にとって魅力的なのは、永遠の美女と言
われるマリリンモンローを持ち出すまでもなく、どちらかと言えば、肉感的で、ふくよかな人です。飲み屋さんでも(デブ専)はあっても
(瘠せ専)はありません。なにゆえに減量願望が蔓延するのか理解できません。さらに、減量願望を口にする多くの女性が、わたしからす
ると、むしろ、瘠せ過ぎです。女性に多い不具合の元も、ここにこそ隠されているような気がしてなりません。
 ですから、わたしどもでは、積極的に減量には対応しておりません。
 
 減量するための、色々なアイテムが氾濫しています。わたしは、それもどうかなと思っています。
 ちょっと乱暴な括りでお許しいただきます。減量するためには、基本的に食べない。食べなければ栄養が取れない。取れない栄養を補う
という減量薬。太るのは、女性の便秘が原因としての、下剤を含んだ減量薬。寝ている間に代謝を高め、知らぬ間に痩せるという減量薬。
お薬と言っていいのかどうか、たくさんの種類の減量薬が存在し、悲しい事故、詐欺まがいの製品まで横行しています。
 そればかりか、ついこの間まで流行ったバナナダイエットなど民間療法が加わります。
 儲かれば何でもありの資本主義。商業マスコミに踊らされ、意図的なすりこみを容認する消費者を垣間見てしまうのは穿ちすぎでしょう
か。
 
 わたしが減量のために必要なことは、特に女性の場合、まず、基礎体温の上昇だと考えます。基礎体温が上がることで、代謝がよくなり
ます。代謝がよくなれば、必要のないもの、余分なものは、排除してくれます。減量に必要なのは、一にも二にも、基礎体温の上昇です。
 それともう一点。就寝する4時間前からは何も取らないことです。胃の中を空っぽにして眠ることが最も効果的です。休む前にしか食事
が取れない方は、思い切って、食事を取らないことです。その分、昼食、朝食を豪華にする工夫をされてみてはいかがでしょうか。
 わたしはそんな思いまでして痩せたいとは思いませんが、どうしても気になる方は、お試しになる価値はあります。
 
 
 
女性特有の症状 まとめ  
 
 
 
 
 
   
 
 
 

 

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