クロス探偵物語プレイ日記
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| 10/23 プレイ日記第7弾は「クロス探偵物語」。セガサターン版では、非常に高い評価を得た推理アドベンチャーだ。当初、9月発売予定だったが、約1ヶ月遅れてようやく発売になった。 まずは、第1話「名探偵誕生」。 この物語の主人公は、黒須剣。高校を卒業したばかりの18歳。母親を自分が産まれてすぐに、そして父親を7年前に交通事故で亡くしている。以下、俺=黒須剣ということで。 俺は、父の墓前に、自分が探偵になる決意をしたことを報告に来ていた。刑事だった父を見て育った俺は、刑事になることを夢見ていた時期もあったのだが、集団行動が苦手なこともあり、探偵への道を選んだのだ。冴木達彦という超一流の探偵の弟子になり、一流の探偵になってみせる…。 そこへ、父の知り合いだという女性が現れた。美樹夏子と名乗ったその女性は、俺の父が亡くなったのは、事故ではなく殺されたからだと言い放った。自分が死ぬことを予期していたかのように、亡くなる3ヶ月前に多額の保険に入っていたのはおかしいというのだ。もう少し、当時のことを思い出したほうがいいと言い残し、夏子は帰っていった。 そういえば、父が亡くなったとき、部下だった大川さんがカタキは自分が取ると言っていた。どういう意味だろう…。 俺は、冴木達彦の弟子になるべく、冴木探偵事務所に何度も通っていた。先生は弟子は取らないと、事務員である西山友子に言われているのだが、そんなことで諦めるわけにはいかない。冴木に会わせてくれと友子に話していると、依頼人がやってきた。ここは一つ、自分の探偵としての才能を、冴木に認めてもらわなければ。勝手に自分を冴木探偵事務所のエースと名乗り、依頼人の話を聞くことにした。 依頼者は、川崎亜紀。青山大学英文科の2年生。自分は狙われていると言う。話を聞くと、昨日の夜中2時頃、自宅であるマンションで寝ているところに、何者かがしのび込んできたらしい。帽子を目深にかぶっていたうえ、部屋が暗かったので顔はわからなかったが、夢中で投げつけた目覚し時計が相手の股間に当たり、もだえながら逃げていったので、侵入者は男だろうということだった。他にも留守中に、下着や男と一緒に写っている写真がなくなっているとのこと。まずは、依頼者のマンションに行ってみることにした。 部屋を調べる。事件が起こったとき、ドアの鍵はちゃんとかけていたとのこと。ただ、ドアチェーンが壊れてしまっている。越してきたときから壊れていて、直すようには不動産屋に言っているのだが、まだ直してくれないらしい。窓の鍵もかけてあったとのこと。まあ、この部屋はマンションの8階なのだが。 調べを進めると、盗聴器が2つ見つかった。1つは、コンセントから、もう1つは電話の受話器から。どうやら犯人は、この部屋で亜紀の様子を盗聴していたらしい。 クローゼットの中には、亜紀の下着が入っている(らしい…見せてくれないのだ)。盗まれた下着は、クローゼットの中や、洗濯カゴの中に入れておいたものだということだし、盗聴器も仕掛けていることから、犯人はたびたびこの部屋に侵入してきているようだ。部屋の合鍵のことを亜紀に聞いてみると、ボーイフレンドの晶二と健一が持っているとのこと。引っ越すときに鍵は取り替えたらしいので、後考えられるのは、ここの大家だが。そのことを聞くと、このマンションの管理はすべて不動産屋がやっているので、鍵を持っているのは不動産屋だろうとのことだった。 犯人は、この部屋の合鍵を持っている可能性が高い。不動産屋に鍵を取りかえる許可をもらいに行くことにした。 不動産屋で、亜紀のマンションを担当している小林に会う。亜紀が昨夜襲われたことを言い、鍵を付け替える許可をもらおうとすると、マンションのオーナーの許可が必要だとのこと。その場でオーナーに連絡を取ってくれ、許可をもらってくれた。ただし、新しい鍵を2本、持ってきてほしいと言われた。不動産屋とオーナーで鍵を管理しているようだ。明日の夕方には、鍵を取りかえると言い、不動産屋を出た。 喫茶店で、亜紀に話を聞く。鍵を明日取りかえるというのはでたらめなのだが、まあ考えがあるのだ。合鍵を持っているオーナーと2人のボーイフレンドの住所を聞き、3人に会ってみることにした。以下、聞き込み結果をまとめてみる。 マンションオーナー三橋節子:60歳。女性。マンションの管理はすべて小林に任せている。趣味はガーデニング。亜紀には会ったことがない。部屋の鍵は金庫に保管してある。ドアチェーンの話、聞いていない。 不動産屋小林:ドアチェーンの件。節子はケチで評判。平気で嘘もつく。 加藤晶二:亜紀は、さんざん貢がせた挙句、好きな人ができたと言われ別れた。今は真由美という新しい彼女がいる。昨夜2時頃はビデオ屋に真由美といた。合鍵はとっくに捨てた。 石井健二:亜紀は僕の女神。たくさんプレゼントをした。いきなり会うのは止めようと言われ別れたが、今でも亜紀を愛している。昨夜2時頃は友人の山田と電話をしていた。山田は0時50分頃までこの部屋にいた。合鍵は今でも持っており、返してもらう。 〔補足〕石井の部屋から亜紀のマンションまでは、車で30分。部屋で電話を掛けていたのであれば、犯行は無理。山田は0時50分まで石井の部屋にいた。1時に石井から山田に電話をしているため、その間に亜紀のマンション近くまで移動するのは無理。 全員に、明日鍵を取りかえると嘘を言っておいた。 亜紀に調査報告をする。加藤のアリバイは、ビデオ屋の店員に確認を取った。ただ、鍵を捨てたと言い、返してくれなかったのは気になるところだ。石井についても、電話をしていたというアリバイが一応ある。合鍵も返してもらえたのだが…。 ここで、妙なおじさんが登場。合鍵の合鍵を作っていたかもしれんぞ…と言い、去って行った。 そう、そういうことも有り得るのだ。 オーナーの三橋はおばあさんだし、アリバイは聞くまでもないだろう、寝ていたと言うに決まっている。 石井と電話をしていたという山田に、亜紀に電話をしてもらう(山田と亜紀も知り合いだ)。山田は確かに0時50分まで石井の部屋にいて、自分の部屋に戻った途端、石井から電話があり、2時までずっと電話をしていたとのことだ。ただ、電話の向こうから、車のエンジン音がしていたのでそのことを聞くと、テレビでF1を見ていると言ったらしい。昨夜は確かにF1は放映されていたのだが…。 亜紀は石井が携帯電話を持っていることを思いだし、車で移動しながら電話をしていたのではないかと石井を疑い始めた。石井の持っている携帯電話のことを聞いてみると、駅前の電気店でタダでもらったもので、データ転送が32kと速いこと自慢していたらしい。 これで、犯人の目星はついた。後は、犯人に罠をかけるだけだ。俺は、亜紀にあることを頼むと、今日は部屋に戻るよう彼女に告げた。 予想通り、犯人は再び亜紀の部屋に忍び込んできた。寝る前、亜紀に今日は睡眠薬を飲んでぐっすり寝るという嘘の電話を掛けるように言っておいたからだ。もちろん電話に仕掛けてあった盗聴器はそのままにしておいた。 犯人は、不動産屋の小林だった。部屋を借りにきた亜紀に一目惚れし、亜紀が引っ越してくる前にドアチェーンを壊した上で、何度もしのび込んでいたわけだ。 消去法で考えれば、犯人が小林であるということは容易に見当がつく。オーナーの三橋はおばあさんだし、亜紀と一面識もない。亜紀の部屋に忍び込む動機もない。加藤にはアリバイがあるし、今は新しい恋人もできていて幸せそうだ。石井は、持っている電話がPHSと考えられることから、移動する車の中で電話をすることは無理だし、亜紀を女神と奉っているくらいだ、彼女を襲うことは考えにくい。 亜紀の寝顔が見たかっただけだとう小林を、亜紀は許すことにした。なかなかいいとこあるじゃんと思っていたのだが、亜紀はそんな生易しい女ではなかったようだ。可哀想な小林…。 1つの事件を解決し、報酬も受け取った俺だが、友子は、まだ雇うとは言っていないと、相変わらずのつれない態度だ。そこへ、1枚のFAXが送られてきた。冴木先生からのものだが、どうやら暗号になっているようだ。俺は、その暗号文を解き明かしたことで、晴れて冴木探偵事務所の一員として認められることになった。 暗号は比較的簡単だろう。「大きな卵」と「遠くが見えない鳥」の2つがポイント。「大きな卵」は英語に直すと、ある建物の愛称だし、「遠くが見えない鳥」というのは、近視の鳥、近視鳥…。 それにしても、冴木先生が、喫茶店であった変なおじさんだったとは…。もっとハードボイルドな渋い男を連想していたのだけれど…。 |
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